怪盗クイーン 〜怪盗の美学〜

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384:岡子◆qw:2017/02/26(日) 23:10 ID:Zuc

>>381の続き

〜まもなく10時〜

イブ「そろそろ動くとするか、ミア、シャドウ」

舞はイブニング・バンパイアになり、声をかける

ミア「はい、お嬢様」

シャドウ「任せておいて!“天才ハッカー”の名にかけて上手くやってみせるわ!」

3人は怪しく微笑み、イブとミアは部屋を出ていった

ボーン ボーン ボーン

会場から振り子時計の音が聞こえる
恐らくは10時になったのだろう

ドタバタ、ドーン!ガシャーン!

何かが割れるような音が聞こえてきた

イブ「お出ましか………(ニヤリ」

腰の日本刀を1本だけ抜いて笑う
そして………

ガチャッ!

会場の扉が開き、人影がふたつと大量とのふたつにわかれて出てきた
最初のふたつはクイーンとジョーカー、後の大量のは警備員だろう

そして、扉の外で待ち構えていたミアが、大量の人影の方を足止めする

イブ「クイーンの相手は、わ・た・く・し🎵ふふっ」

愉しそうに言うイブ
その笑顔は見ている者の恐怖を呼ぶ

クイーン「やあ、またあったね」

のんきに声をかけるクイーン

イブ「こんばんわ。早速で悪いのだが………」

笑顔で言うイブ
しかし次の瞬間

イブ「少し捕まってもらおうか………!」

殺気を出して切りかかった
その剣技はクイーンですら見切ることはできなかった

わずか10分でクイーンは喉元に日本刀を突き付けられた
これには誰もが驚いてた

???「さすがは舞!ちゃんと押さえてくれたわ!」

そこに響いてきた場違いな明るい声
間違いなく彩名だ

クイーン「彼女は?」

彩名「私、あなたの正体を聞きに来ました!神影 彩名です!」

イブ「漆黒の星返して?あなたが持つと危なそうですから」

若干舞に戻った口調で言うイブ

クイーン「何が危ないんだい?」

イブ「何でも良いでしょう。庭城を破壊するために必要なの」

RD【庭城?何の事だ?調べてみよう………?何の反応もでない。なら、彼女のパソコンに入り込んで………見つからない⁉それほどまでして隠したいものなのか?クイーンに関心を持たせてはならないもの?】

RDは“庭城”について調べたが、データが見つからず、驚きと疑問に満ちていた

クイーン「じゃあその“庭城”とやらに案内すればこれは返そう。何だか“庭城”に怪盗の美学を感じる」

このとき、イブと彩名、ちょうどこちらに向かってきたミアにはひとつの疑問が出てきた

イブ/彩名/ミア【怪盗の美学?】

ミア「お嬢様、終わりました。と言うかどうするんですか?興味を待たれてしまったじゃないですか」

少し怒っているようだ

イブ「ゴメン、それとお疲れさま。ちゃんと生かしてるよな?」

ミア「はい、意識を失っておりますが、すぐに目を覚ますでしょう」

なにげに怖いことを言うメイドさんだった

シュカッ!

突如ナイフがイブに向かって飛んできた
もちろんよけたが

???「破壊は困りますね」

彩名「誰!?」

???「ダーク・ビーストと呼ばれている者です」

イブ「ダーク・ビースト。闇の獣か」

ダーク・ビースト「はい。我が主は“庭城”の力を欲しています。どうか力を頂けませんかね?」

イブは少し恐れを浮かべていった

イブ「あの力は世界を滅ぼす。人間が持って良いものではない!」

ダーク・ビースト「ではどうすると?」

イブ「あの力は本来の持ち主に返す。そして、“庭城”は破壊する!」

ダーク・ビースト「そうですか………神にも匹敵する強大な力を封じ込める場所の破壊とは。どうやらあなたとは分かりあえないようです」

ダーク・ビーストはナイフを構えた
それを見て、イブは焦った
ここには彩名もいるのだ

イブ「仕方ない………(ボソッ クイーン!とある場所へ連れていってくれ!」

ミア「お嬢様⁉まさかこのふたりを」

イブ「そうするしか………取り合えず撤退するぞ!」

5人は逃げ出し、ダーク・ビーストは追いかける

クイーン「RD!トルバドゥールへ上げてくれ!」

RD「すでにコンテナを屋上へと下ろしています」

クイーン「屋上へ走れ!」

彩名「あ!ちょっと待って!抜け道があるの」

なんとか屋上にたどり着き、トルバドゥールに入った5人
どうやらダーク・ビーストは撒けたようだ

。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆。・゜゜。.:*:・'°☆
最後適当でゴメン


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