探偵暗殺スターズ!*暗殺教室

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1:葉月 美桜:2016/04/15(金) 19:08 ID:Jqw

美桜です!
今回は…探偵!
たくさんの謎を『暗殺スターズ!』が解決していくよ!

<暗殺スターズ!>のメンバー紹介!
リーダー
・潮田 渚
小柄な彼は潜入調査を得意とする。いろいろな経験を持ち…たまに状況によっては変装する。
何故か暗殺の才能を持っている。推理と情報収集どちらも担当。

・赤羽 業
悪戯好きな彼は戦闘を得意とする。大事(おおごと)になった場合はその悪戯好き頭脳で解決させる。推理担当。

・茅野 カエデ
演技が得意な彼女は渚とよく潜入調査をしている。人を騙すほどの演技力を持っている。
情報収集担当。

・磯貝 悠馬
イケメンというスキルでどんどん組織とかの中心までいけるという恐ろしい彼。たくさんのスキルをも持っている。情報収集担当。

不破 優月
・暗殺スターズ!の中でも一番すぐれる探偵。だが、少年漫画を読みすぎて現実と離れていく推理が多い。推理担当。

自 律
・機械で、たくさんの情報を持っている。防犯カメラや人の情報も知っている。依頼人の情報だけで犯人候補があがる。情報収集担当。

では、スタートします!


<プロローグ>

ここは椚ヶ丘市。
椚ヶ丘中学校の3年E組は暗殺教室。
その中から結成された…

(探偵暗殺スターズ!)

名前の通り探偵団。
椚ヶ丘では、たくさんのウワサが流れている。
例えば…

(音もなく犯人を捕まえる)

(抜群の運動神経に抜群の推理を持っている)

(まるで…殺されるようだ…)

(彼等は…
・・・・・・・・・・・・・・・・・
何時でも何処でも俺等を見ているんだ)


暗殺の訓練を受けた者が集まる探偵暗殺スターズ!だからだ………。

44:葉月 美桜:2016/04/27(水) 21:41 ID:Jqw

みゆき
なるほど…参考にさせていただきます!


じゃあさ、鈴と一緒に怪盗やっちゃう?
玲がいいなら、そう書くよー!

45:みゆき:2016/04/27(水) 21:44 ID:g/M

何故に敬語!?

46:玲 ce12:2016/04/27(水) 22:06 ID:emg

いいよ〜!!

あとみゆきっちにだけなんで敬語なのwwww

47:鈴原 杏莉◆jS.:2016/04/27(水) 22:15 ID:iFg

みゆ
リクの通り書いてくれてありがと!
続きがきになる!
玲と一緒に怪盗…楽しそう!

48:玲 ce12:2016/04/27(水) 22:26 ID:emg

みーちゃん
続き気になって仕方ない!!

49:葉月 美桜:2016/04/28(木) 18:07 ID:Jqw

あはは…ごめんね。
美桜はつい敬語になるときがあるの。
クセなんだよ〜…(T^T)
でもね、そういうときは敬語のほうがいいような?

50:葉月 美桜:2016/04/30(土) 22:22 ID:Jqw

NOTE:2<やる時は今だ>


事件現場である豪邸…桜木邸。
そこは桜の木で囲まれた家であった。

カルマ「こんにちはー!探偵暗殺スターズでーす!」

茅野「依頼を受けに来ましたー!」

不破「…あれ、留守かな?」

磯貝「そんなわけないだろ?」

渚「……」


「あれ、どうしたんですかー?」


皆「!」

カルマ「鈴原 杏莉さんですか?後ろにいるのは…桜木 響さんですね?」

杏莉「え、あっはい!そうですが…それがどうしたんですか?」

響「あ、もしかして依頼受けてくれるんですか!?」

カルマ「はっはい。そのつもりでやって来ました。奥さん…奏さんはいますか?」

響「……母は今、不在です。父のことで精一杯みたいで……」

渚「………」

茅野「ねっ。渚、いつまで黙ってるの?」

渚「……広い家が嫌だ。しかも前より広いからもっと無理。というか、この家自体…」

渚はここまで言うと言葉を曇らせた。
俯いて…何かを隠しているみたいに…。

杏莉「取り敢えず、中へどうぞ!事件について聞きたいんですよね?」

磯貝「あ、はい。お邪魔します」


杏莉「何について聞きたいですか?」

茅野「では、事件が起きた時何してたか教えてくれませんか?」

響「……昨日だから、日曜ですよね?昨日は杏莉の家に遊びに行っていたよ」

杏莉「はい、昨日は一日中遊んだり、勉強したり、お話ししたり…してましたよ」

不破「ふむ…なるほど…アリバイ成立か」

カルマ「……後は奥さんの奏さんと執事の北条さんとメイドの神姫さんか」

渚「……ごめっ…帰っ…」

茅野「渚?」

真っ青だ。

磯貝「大丈夫か?」

渚「嫌なの、僕みたいになってしまうのがっ」

杏莉「え?」

カルマ「渚、『僕みたいに』ってどういうこと?」

渚「っ…何でもない!!取り敢えずここは任せる!!」

ダッ

渚はダッシュで帰っていった。

茅野「…渚」

磯貝「過去のことは追求しないでおこう」





渚「何でこんなに似た事件が起きるの?嫌、あんな思いをしたくないっ!」

『やぁ、潮田 渚君。何でそんなに思い詰めてるのかな?』

渚「!何で貴方が…!」

『何って君を俺らのチームに入れるためだよ』

渚「何度も言った!入らないって!」

『じゃあ、君のチームのメンバーを痛めつける』

渚「!」

『それが嫌なら入ることだ!ハハハ!!』

その人物は去って行った。

渚「……もう会いたくない。貴方なんかに」

51:鈴原 杏莉◆jS.:2016/04/30(土) 22:58 ID:iFg

おお…私登場!
渚…自分も結構お金持ちでお父さんがお母さんが殺されちゃったのかな…?

52:鈴原 杏莉◆jS.:2016/04/30(土) 22:58 ID:iFg

事件、どうなるの…?

53:玲 ce12:2016/04/30(土) 23:00 ID:emg

続き気になって仕方ない!!!!!!

もう口癖だねー
「続き気になって仕方ない!!」がwww

54:葉月 美桜:2016/05/01(日) 09:00 ID:Jqw


渚の過去はまだ明らかになってないよ!
茅野ちゃん達も知らない過去が明らかになるのは、もう少し先かな?

55:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/01(日) 10:11 ID:iFg

みゆ
そうなんだ…

だねww

56:葉月 美桜:2016/05/01(日) 11:28 ID:Jqw

NOTE:2<幻>


捜査開始からすでに一時間たった。

杏莉「あ、響。お母さんって昨日は仕事あったっけ?」

響「え?…んーとなかったと思うよ」

杏莉と響は小さな声で喋っていたが、皆には聞こえたようだ。

磯貝「聞いたか?」

カルマ「ああ。仕事がないのはアリバイがないのと同じようになる!」

神姫「皆さん、お茶どうぞ」

茅野「あっありがとうございます!神姫さん」

不破「丁度いい!神姫さん!事件が起きた時何してたんですか?」

神姫「えっ?えーと…北条さんとお掃除してましたよ。ですよね、北条さん」

北条「はい、してましたよ」

何処からか、北条が出てきた。

律「メモしておきましたよ」

不破「ありがとう、律」

カルマ「やっぱり、奏さんに聞きたいよね」

神姫「奥様は今、本社にいますよ。旦那様の仕事を受け継いだのですから」

磯貝「…行ってみます。ありがとうございました」

杏莉「私と響も手伝える範囲で手伝います!」

茅野「うん!よろしくお願いします!じゃ!」

響「気をつけてください」


カルマ「渚の過去についても知りたいんだよねー」

磯貝「…それは同じだけど、今は情報を集めて渚に報告しないとダメだろ」

茅野「…渚はどうして豪邸が無理なんだろ…」

不破「過去に思い出したくないことでもあるんでしょ?」

律「きっとそうですよ、触れないほうがいいですよ」


『奥さんに用ですか?』

磯貝「はい、奏さんに聞きたいことがありまして…」

茅野「あのっ合わせてくれますか!?」

『どうぞ、今は休憩中なので』

磯貝「ありがとうございます!」

ここは潜入となるので情報収集担当の磯貝と茅野が行くこととなった。

カルマ「よろしくね〜」

茅野「まかせて!」


『奥さん、お客様です』

奏「え?ああ、探偵さんね。初めまして、桜木 奏です」

磯貝「初めまして、探偵暗殺スターズの磯貝 悠馬です」

茅野「茅野 カエデです!」

奏「事件当日のアリバイを聞きに来たんでしょ?」

磯貝「はい、話してくれますか?」

奏「えぇ、いいわよ。昨日は仕事してたわ。」

磯貝、茅野「!?」

おかしい…。

奏「夫が亡くなったから、仕事を早く片付けたくて…」

矛盾している。

茅野「響さんは、昨日は仕事がなかったって言ってましたよ!」

奏「……あぁ、そうよ。なかったわよ、でも私はここにきて仕事してたわ。管理人に聞いてみなさい」

磯貝「え」

奏「もういいかしら?忙しいの」


『奥さん?確かに昨日来てたよ。私はいなかったけど…」

茅野「え?なんでわかったんですか?」

『防犯カメラだよ、それで休みの時も撮っているんだ」

磯貝「見せてください!」

『どうぞ』

茅野「確かに来てる…あれ、30分しか経ってないのに出てきた!」

磯貝「いくら何でも早すぎじゃ…」

『奥さんは、社長と比べて仕事は慎重の割には早かったなぁ…』

磯貝、茅野「!」


カルマ「どうだった?」

茅野「怪しい人物は一応わかった」

磯貝「でもアリバイが成立している」

不破「事件現場は家の書斎。凶器は書斎にあった本。指紋は被害者の金尾さんだけ。犯人は手袋とかはめてたんだよね。でもさ、血痕が飛び散ってるハズ!だから、その手袋が見つかればっ」

カルマ「無理でしょ、証拠隠滅してるよ。それの方が調査を混乱されることができるだろ?」

茅野「じゃあどうするの?」


不破「簡単よ、自白させればいいのよ」

57:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/01(日) 20:51 ID:iFg

みゆ
続きが気になる!

58:葉月 美桜:2016/05/02(月) 18:04 ID:Jqw

NOTE:3<矛盾と真実>


ーーー夜


カエ「あーーもーーわからないーー!」

ユヅ「ここは私とカルの担当だよっ」

カル「うっさいよ、二人とも。ナギ寝てるんだから」

カエ、ユヅ「あ」

ユーマ「ビックリしたよ、帰ってきたら倒れてんだからさ」

リツ「脳とか心臓。その他も異常ないですよ」


ナギ「うん、確かにうるさいよ」

皆「!?」

カル「あ、起きてたんだ」

ナギ「さっき起きた」

カエ「!!ねっ皆!!さっき見れてなかったけど…これって!」

防犯カメラの映像を見ていたカエが突然大声で言った。

ユヅ「これはっ!会社に入っていく金尾さんじゃない!その10分後に奏さんがやってきてる…その30分後に奏さん……あれ…いつまで経っても金尾さんが来ない…」

カル「どーいうことだ?」

ナギ「何苦戦してるの?簡単じゃん」

ユーマ「ナギはわかったのか?」

ナギ「まーね。その会社って裏口があるんじゃない?」

リツ「はい、ありますよ」

ナギ「…やっぱり。これは単純なトリック。ううん、トリックでも何でもない。殺人現場は書斎というところから違ったんだ。本当の現場はこの会社だったんだ!」

皆「えぇーーー!?」

ナギ「見つかったのが書斎だったから、書斎しか調べなかった。きっと会社に行けば…調べれば出てくるはず。金尾さんの血痕が!」

カル「待って!確かに事件当日会社は休みだった。でも今日はあるんだよ?!その血痕が現れないのがおかしいって!」

ナギ「そんなの拭けばいいでしょ?血で汚れたのなんて処分さえすれば証拠隠滅できる。でも血液なんてそう簡単には消えない。血液はなくても…調べれば出てくるから」

ユヅ「じゃあ!何で金尾さんは会社から出てこなかったの?奏さんは何も持ってなかったよ!服も変わってないし…血もついてなかったよ!」

ナギ「金尾さんが出てこなかったのはわかってるでしょ、ユヅさん?裏口から車にでも運ばれたんだよ。……で、服も変わってないのは…簡単。同じ服があればいいんだよ。それなら変わってないのがわかるでしょ?」

カエ「確かに…でもそんな証拠ないよね?」

ナギ「よく見ればわかる」

ナギはここ…というと皆が注目。
あっ!と皆気づいたみたいだ。

ユヅ「スカートの形が違う!!」

色は全部同じだったが、会社に入ったときはタイトスカート。でも出てきたときはフレアスカートだったのだ。
タイトスカートはピチッとしているが、フレアスカートはフワッとしている。
何故気がつかなかったのだろう。

ナギ「人はこういうところに目はいかない。大事なのはアリバイ。その人が来てたかとかそういうやつ。だから気がつかないんだよ」

と、ナギは説明した。

ユヅ「これが証拠ね。いくら隠滅してもカメラまではいかなかったようね」

カル「じゃ、これで事件解決だね!」

ナギ「明日僕、ちゃんといるから」

カエ「え?無理しないほうが…」

ナギ「大丈夫。事件解決したから」

ユーマ「カエ、ナギが大丈夫って言ってるから大丈夫だろ」

カエ「うん。でも無理しないでよね!」

ナギ「………わかってる」

解決したのに解決してないものがあった。
でも気づくのは……明日だった。

59:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/02(月) 18:19 ID:iFg

次回で事件解決かな?

60:玲 ce12:2016/05/02(月) 18:55 ID:emg

*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...
続き気になって仕方ない!!
ってか渚天才すぎる!!
渚カエないかな??

61:ミッキー 20:59:2016/05/02(月) 20:59 ID:FtE

続きが気になって心がウキウキしてしまう〜

62:葉月 美桜:2016/05/03(火) 14:57 ID:Jqw

NOTE:5<悲しい…>


ーーーー次の日


杏莉「えぇ!?犯人わかったんですかー!?」

響「誰なんですか!?」

カルマ「それが結構残酷な推理なんだ…」

不破「何であの人は殺したのか…それはわからないの」

そしてカルマと不破は殺人現場の移動以外の調査結果を話した。
もちろん奥さんが一昨日会社に行っていたことも。

茅野「ねっもしかして前と同じじゃないの?動機ってさ」

渚「……」

磯貝「…だとしても、何で保険金とか…いらなくないか?」

響「…黙ってたんですが、実は…母は、父に暴力的行為をされていたと聞いていました」

杏莉「もしかしてそれが動機とかないですか!?」

いつの間にか二人も犯人がわかったみたいだった。

渚「その線あり」

渚はその一言だけ言った。

カルマ「それでいいの?渚は違ったら嫌なんじゃないの?」

渚「別に嫌ではない。ただ…探偵として申し訳がないだけ」

茅野「相変わらずクールなことで」

冷や汗をかくしかなかった。

律「皆さん、凶器についてどう説明するおつもりですか?」

皆「あ」

渚「はぁ…何してんの、皆?」

茅野「いやいやいや、渚がわかってるかと思ってたんだけど!」

磯貝「何で昨日教えてくれなかったんだよ!っていうか、以下同文!」

カルマ「どーすんの!?」

不破「律…一応ありがとう」

律「はい」

杏莉「あのっ移動したということですよね?」

え?と皆思った。
なぜなら…その調査結果を話してないから。

茅野「鈴原さんっ何で知ってるの?」

杏莉「あっ」

しまったという感じに手を口にかざした。

響「杏莉、どういうこと?」

渚「………見たんじゃないの?」

杏莉「!」

皆「ええ!?」

渚「現場じゃなくて、会社の裏口から出てくる金尾さんと奏さんを偶然見たんじゃないの?」

杏莉「………そうなんです。見たんです」

不破「ええ!?何で教えてくれなかったの!?」

杏莉「夢だと思いたかったの。奥さんがあんな…











血だらけの旦那さんを抱えてその奥さんも血だらけで…っ!あんなの夢だと思いたかったのに!!まさかっ…本当にそうだなんて!言いたくても言えないほど残酷だったんだから!」

響「杏莉…」

渚「………わかるよ、鈴原さん。僕だって…それは経験したよ。言えないよね、残酷なんだからさ」

杏莉「うっ…嫌だよっ!何であんなの見たんだろうっ!」

不破「じゃあさ、響さんに仕事ってあったのかを聞いたのは…」

杏莉「聞こえてたんですか?」

不破「うん」

杏莉「そうです、夢じゃないか、なんて考えたんですから。確認で…だからなかったと聞いた時安心したんです。でも皆さんの調査結果を聞いてあれは本当だったとわかりました」

残酷、悲しい真実。
これを皆の前で言うのは暗殺スターズも嫌だった。

63:ミッキー 22:28:2016/05/03(火) 22:29 ID:FtE

続きが気になる〜

渚君どうなるの?

64:葉月 美桜:2016/05/05(木) 09:25 ID:Jqw

NOTE:6<最悪>


カルマ「奥さん、あなたが犯人です」

奏「はぁ!?アリバイがあるでしょ!?」

渚「バカですか?カルマは。何も話さずにビシッて言うなんてさ」

不破「まあまあ。で、奏さん!アリバイは完璧に私達が崩しましたよ!」

茅野「これを見てください。会社の入り口の防犯カメラです!」

奏「これがなんなのよ」

しぶしぶ奏は映像を見始めた。
でも見た瞬間に顔色を変えて目を見開いた。

奏「これはっ」

磯貝「わかりますよね?あなたが会社に入る前に金尾さんが入っていき、その10分後にあなたが入っているんです。そして30分後にあなたは出てきている。金尾さんを殺したあとに!!」

奏「そんな証拠ないわよ!第一殺人現場はこの家の書斎でしょ!?なんで会社なのよ!」

カルマ「それは凶器と死体を一緒に書斎に持って行けばいいだけ!その証拠に防犯カメラは昨日まで見たが金尾さんは出て来なかったんですよ!」

奏「くっ…!」

奏は何かに気づいたようだった。

奏「だとしても殺ったという証拠がないわ。そしてもし会社が現場なら血痕が出て来ないのかしら?犯人が拭いたりしたの?」

渚「……あなたは墓穴を掘った」

奏「はぁ!?」

皆「?」

渚「僕らは『現場は会社だ』としか言ってませんよ。そして誰も『その血痕を拭いた』なんて言ってない。もしかしたらその血痕は社長しか入れない所にあるのかもしれないし、そのまま家具とかで隠したかもしれませんよ?なんで『拭いた』なんて分かるんですか?……言えませんよね?何故なら…






あなたが金尾さんを殺した犯人なんだから!」


奏「くっ!この野郎…」


シャキンッ


奏は何処からかナイフを取り出した。


皆「!?」

グイッ

渚「!」

渚の腕を掴み、引っ張った。

カルマ、茅野「渚!」

カルマはすぐに渚のほうに走ったが、間に合わず。
逆に磯貝に止められた。
渚は奏で捕まってしまったのだ。
そしてナイフを首元につけられてしまった。

奏「そうよ、私があの人を殺した!」

響「なんでだよ!母さん!」

杏莉「旦那さんを殺して何を得するの!?」

奏「それはね…」

65:ミリーヌ 14:50:2016/05/05(木) 14:50 ID:FtE

とても面白いです。

続き楽しみにしております。
葉月美桜様頑張ってくださいませ

66:葉月 美桜:2016/05/05(木) 15:40 ID:Jqw

>>65
えぇ!?
様ですか!?
私は様がつくほど偉い人ではないですよ!

67:葉月 美桜:2016/05/05(木) 20:23 ID:Jqw

>>65
今気づいた。
ミリーヌさんはミッキーじゃないですか!
ID同じ!!
気づかなかった……

68:ミッキー 6:10:2016/05/06(金) 06:10 ID:FtE

葉月美桜さん
正解でーす。

69:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/06(金) 07:40 ID:iFg

旅行行ってる間に更新されてる!
動機は何なの?

70:ミッキー 6:10:2016/05/06(金) 12:34 ID:FtE

妹がやりました。
ゴメンなさい

71:葉月 美桜:2016/05/06(金) 13:17 ID:Jqw

ミッキー
全然大丈夫!


旅行行ってたんだ!
動機は次で明らかになるよ!

72:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/06(金) 16:35 ID:iFg

うん!

73:ミッキー 15:15:2016/05/07(土) 15:15 ID:FtE

続き楽しみにしていま〜す

74:葉月 美桜◆hc:2016/05/07(土) 20:59 ID:Jqw

NOTE:7<動機>


動機は一体なんですか…ーー


奏「それはね…」


ゴクン


皆は息を呑んだ。
動機は何なのか…。

渚「っ!」

相変わらずナイフは渚の首元を離れない。
そちらは気になって仕方がない。

奏「簡単でしょ?私はあの人に暴力的なものを毎日のようにされていたわ。そんな理由で?なんて思わないでよ?やってもない浮気のことも突きつけられるんだもの。殺意でいっぱいになるわ!」

杏莉「そんな理由で?って言いたくなる!別に殺さなくてもいいでしょ?そんなことで!警察にでも言っとけば最悪それはなくなるんじゃない?」

響「杏莉に賛成。んなことで殺すんじゃない!!俺…一人になんじゃん…!」

響は泣き始めた。
でも現場は同じく泣き始めた人もいた。
悲しく、どこかからは家族の絆も消え失せるようや感じがあった。

奏「でも…貴方達の負けよ!」

皆「!!」

皆、忘れていた。
渚が人質になっていることに!!

渚「確かに負けですね……



















貴女が」


奏「え?」

クルッ

力が一瞬だけ弱まり、その瞬間に渚は抜けて、奏の方を振り返って…

パアアアンッ

猫だまし!!

奏「なっ!」

バタン

奏は倒れ、ナイフも転がり、渚は助かった。

茅野「久し振りに見たよ」

カルマ「そうだね〜」

不破「さっすが渚君!」

磯貝「猫だまし。まさかここで見るとはね」

律「出来も前より、良くなっています」

渚「……うん」

渚の凄いところは探偵でありながら、暗殺という特異な才能を持っているのだ。

杏莉「すっごい…奥さんをすぐに気絶させちゃった」

響「カッコイイ…」


その後、奏は警察署に連行され、事件は解決した。
でも事務所に帰ってきてから、カエはナギに聞いた。



カエ「ナギ…ナギはさ、過去に何があったの?」

ナギ「そんなの知って何を得するの?」

カル「仲間として、聞くことはいいんじゃない?」

ナギ「君達には、関係ない。何で教えないとダメなの?事件に関係あるとかそういうわけじゃないでしょ?」

ユーマ「でもさ、聞くだけでもナギのこと知れるわけだろ?俺らは知ることができるって思わないか?」

ユヅ「そうだよ、ナギ。知るだけでも損はしない」

リツ「私も知りたいです。ナギさんの過去を…」

ナギ「…うるさい!!!」

バタンッ

ナギは部屋のドアを勢いよく閉めた。

カエ「…悪いことしたかな」

ユーマ「いつかは話さないといけない日がくると思う」


桜もそろそろ全部散るだろう。
そんな春の終わりにはまた一つ事件が起きる。


第2章『豪邸主人殺人事件』終わり

75:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/07(土) 22:45 ID:iFg

そっか…暴力があったんだ…前にもちょっと書いてたね…ってかやってもない浮気まで突きつけてたわけ?生きて牢獄で一生を終えなさいよ!って感じ

76:葉月 美桜◆hc:2016/05/08(日) 07:57 ID:Jqw


書いた本人の美桜も思う。
だから、鈴のセリフで書いたくらいで…

77:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/08(日) 08:21 ID:iFg

そうなんだ!

78:葉月 美桜◆hc:2016/05/08(日) 15:20 ID:Jqw

>>34のみゆきのリクエストに答えまーす!
次の投稿からスタート!

79:葉月 美桜◆hc:2016/05/08(日) 15:46 ID:Jqw

第3章[探偵失踪事件]

NOTE:1<依頼>


春ももうすぐ終わり。
そんな日に、事件は起きる。


『最近世間を騒がしている【日本の政治家暗殺事件】は未だに解決しないようです』

『確か今、探偵musasiが調べているんですよね』

『はい、そうなんです。結構苦戦しているみたいですが…』


ユーマ「ニュースはコレばっかだな」

カエ「musasiってナギと同じくらい天才探偵なんでしょ?」

カル「本人は未だに部屋から出てきてくれないよね」

ユヅ「部屋に入ってみる?強制的に」

リツ「そうですね!」

ユーマ「いやいやいや、ダメだろ。前に怒らせちゃったんだからさ」

カル「だね〜…でも行くだけ損はない」


ナギの部屋の前まで行き、ノックが出来ずにいた。

カエ「入るよ!ナギ!!」

ガチャッ

カエが勇気を出して?開けた。
そしたらーー


カル「ナギ!!」

ユヅ「ウソでしょ…!?」

ユーマ「大丈夫か?」

ナギ「ぅ……あれ、皆…?何でいんの?」

カエ「それは置いといて、何があったの?」

ナギ「…………別に。依頼を受けてただけ。もう依頼人が来るハズだから」

皆「?」


ガチャ


事務所の扉が開く音。
カエが確認しに行った。

カエ「はーい」

「こっこんにちは…依頼のことで」

「潮田 渚さんいますか?」

カエ「…はい」

渚「miyukiさんとkaitoさんですね、お待ちしておりました」

みゆき「あっみゆきでいいです。オフなので」

かいと「俺も」

磯貝「依頼って?」

みゆき「musasi師匠を捜してくれませんか?」

茅野「えぇ!?musasiってさっきテレビで流れてたっ!」

かいと「それが、潜入捜査してたはずなんですが、帰ってこないんです。それで、師匠が言っていた【天才探偵潮田 渚】さんにお願いしに来たんです」

カルマ「そうなんですか。それで渚?コレを一人で解決しようと考えてたわけ?」

渚「……別に。もうあの時から、調べてたから。あの暗殺事件は10年前と同じ犯人だってわかった。手口が同じだから」

カルマ「10年前?」

不破「確かアレよ。財閥の主人(あるじ)が
暗殺されたっていう事件。犯人はまだ捕まっていないって…。その奥さんは主人の仕事をやっていく内にその犯人に殺されたっていうウワサ。息子もいたらしいけど、どうなったかはわからないって」

渚「その犯人は絶対に許さない。僕が捕まえる。僕がどうなろうとどうでもいい。犯人さえ捕まえられたらね」

茅野「ちょっバカ!!」

パチン

渚「…茅野?」

茅野は渚の頬を軽く叩いた。

茅野「バカバカバカ!!命を無駄にしないでよ!渚はどうでもいいって思っていても私達にとっては…!」

渚「……ごめん。でも君達を巻き込むつもりはない。だから…」

カルマ「バカかよ!!一人でできるわけないでしょ?忘れたの?5人揃って【探偵暗殺スターズ】だよ?一人で解決しようとしないでよ?」

渚「……わかった。じゃ、無理しない程度でよろしく」

みゆき「いなくなる前日の話もします!早く師匠を捜してっ!」

かいと「よろしくお願いします!」

今まで以上に大変になるだろうこの依頼は渚達は解決できるのだろうか。
春の終わりを告げる時に失踪事件は大きくなる。

80:葉月 美桜◆hc:2016/05/10(火) 21:49 ID:Jqw

誰かきてーっ!

81:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/10(火) 22:22 ID:iFg

うん、いるよ!
更新待ってる!

82:かたしょう:2016/05/11(水) 07:07 ID:XeY

ヤッホーかたしょうだよ〜♪ココでもよろしくね

83:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/11(水) 07:46 ID:iFg

しょう
うん、ここでもよろしくねー

84:岡子:2016/05/11(水) 16:20 ID:6y6

チャオ🎵
美桜来たで〜
小説おもろ〜い続き楽しみ〜

85:葉月 美桜◆hc:2016/05/11(水) 18:54 ID:Jqw

岡子
ありがとう!
他にもあるから、探してみてね!

86:葉月 美桜◆hc:2016/05/11(水) 20:23 ID:Jqw

NOTE:2<潜入>


今まで起きた事件を見直す為に潜入捜査を開始した。
もちろん行くのは…磯貝と茅野だ。

茅野「行ってくる」

渚「警察が多いと思うから、気をつけて。君達なら気配を消して余裕で行けるでしょ?」

磯貝「ああ。コレを調べればいいんだな」

磯貝は紙を見せた。
コレはチェックリスト。

みゆき「よくもこんなに…」

かいと「コレが本物か…」

みゆき「え、私達ニセモノ?」

かいと「は?」

カルマ「コレがないと始まんないよね?」

不破「うんうん!この暗殺事件、10年前の暗殺事件も解決してやるわ!」

渚「!………うん………」

渚は一瞬だけ悲しげな顔になったのをカルマは見逃さなかった。



磯貝「ここだ」

茅野「えっと…まずは、『死体の位置』ね」

磯貝「ここか…律、写真」

律「はい!」

パシャ

茅野「よしっ!次は『現場の状況』?」

律「このままズームアウトして撮ります」

茅野「ありがと。次はーーーー」

何回も何回もそのやりとりをし、残り1つになったとき。

『よし、中を確認して鍵を閉めよう』

茅野「嘘!」

磯貝「っ出るぞっ!」

こうして窓から出て、気づかれずに終わった。


茅野「渚、ごめん。あと1つできなかった」

渚「……最後の一番大事なのに」

なら、最初に書けよと皆思った。

渚「別にいいよ。『指紋』くらいよゆーで調べておくから」

カルマ「よゆーですか」

あっとカルマは声を出した。

カルマ「なんで10年前の暗殺事件のことになると悲しげな顔になるの?」

渚「わかった?」

カルマ「まーね」

渚「嫌なんだ。こうやって人が殺されるのが。でも理由はそれだけじゃないよ」

茅野「なんなの?理由って…」

渚「今はまだ。ううん、関係ないよ」

カルマ「じゃ、約束ね」

渚「……約束?」

カルマ「そ。今回の事件は俺らだけで解決する。渚はヒントだけ頂戴。もし解決できたら、





















渚の過去教えてくれる?」


渚「……わかった」


大事件の真相は、渚抜きでやるといい約束をした。
みゆきとかいとも協力してくれるという。
この結果はどうなるのでしょうか。

87:岡子:2016/05/11(水) 22:25 ID:6y6

>>85
了解!いってきま〜す

88:葉月 美桜◆hc (;`・ω・)つdice3:2016/05/11(水) 22:28 ID:Jqw

結構あるよ〜確か(笑)

89:岡子 ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2016/05/11(水) 23:03 ID:6y6

美桜も顔文字プラスサイコロになってる〜

90:さな:2016/05/12(木) 07:11 ID:BHM

面白い!めっちゃ続き気になるよー
頑張って!

91:葉月 美桜◆hc ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2016/05/13(金) 20:05 ID:Jqw

NOTE:3<推測>


約束し、渚は単独で調べることになった。

不破「こうなると、難しいわね」

みゆき「あのっ捜査にいく前日に師匠は何か話してたんです。電話で…でも部屋の外から聞いてたんで何話してたかは…」

カルマ「それも関係するかもね」

茅野「そーなると、10年前の事件のことかもっ!聞いたことあるんだ!10年前の暗殺事件もmusasiが調べてたっていうのを!」

かいと「そうなんですか?初めて知りました。俺らが弟子になったのは2年前ですから…」

磯貝「なら、わからないのが普通か…」

やっぱり、渚の過去が関係するんだ。と皆は思う。
きっとそれが"キーワード"になると推測する。

カルマ「あー、でもさ。過去を知るには、これを解決するしかない。こーなったら、やってやろーじゃん?」

皆「おーう!」


ーーーーーその頃の渚


渚は、"次の"現場に潜入していた。


渚「ここだよね。防がないと」


コツ…コツ…

背後に迫る怪しげな影。

渚「…………」

キョロキョロしつつも影には、気づかない。


バッ

渚「!?」

口をハンカチで塞がれ、きっと睡眠薬。
それが一気に体内にーーーー


バタン


油断し、殺られてしまった。
気絶だけだけど……殺った犯人はあの時と同ーーーーーーー

92:みゆき:2016/05/13(金) 20:23 ID:i02

ありがとう!みゆ!嬉しい!


渚大丈夫!?

93:さな:2016/05/13(金) 22:07 ID:BHM

続き気になるー!
サイコロってどーやんの?

94:葉月 美桜◆hc (ノ>_<)ノ ≡dice5:2016/05/13(金) 22:44 ID:Jqw

さな
mailのところに

#diceって打つのっ

95:さな (;`・ω・)つdice3:2016/05/13(金) 23:44 ID:BHM

こう?

96:さな (;`・ω・)つdice3:2016/05/13(金) 23:45 ID:BHM

できた!可愛い笑笑

97:かたしょう (;`・ω・)つdice3:2016/05/14(土) 06:30 ID:XeY

書いてみた

98:かたしょう (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/05/14(土) 06:40 ID:XeY

おーいいねー

99:かたしょう (;`・ω・)つdice3:2016/05/14(土) 08:31 ID:XeY

2!

100:かたしょう ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/14(土) 08:31 ID:XeY

1!

101:かたしょう (ノ>_<)ノ ≡dice5:2016/05/14(土) 08:31 ID:XeY

100おめー♪

102:葉月 美桜◆hc ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2016/05/14(土) 10:02 ID:Jqw

わーいっ!
100だー!
オメー!

103:岡子 (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/05/14(土) 10:22 ID:6y6

100おめー
やったね(*^ー^)ノ♪

104:葉月 美桜◆hc (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/05/14(土) 11:47 ID:Jqw

NOTE:4<危険>


背後に迫る怪しげな影。
それはーーーーー










プープー…

カルマ「あれ?」

茅野「カルマ君、繋がった?」

カルマ「…ううん。俺も繋がらないや」

磯貝「どーしたんだ?もう帰ってるはずだろ?」

カルマ達は1日目の調査を終了し、事務所に帰ってきていた。
もちろんーー

みゆき「いつもはいるんですか?」

かいと「心配ですね…」

みゆきとかいともいる。

不破「まだ何か調べてるのかしら?」

律「違うと思います。渚さんの携帯の履歴を見てみると、"強制的"に電源を落とされてました」

皆「えぇ!?」

不破「そうなると、渚君の身に何かあったということ?」

磯貝「大変じゃないか!律、電源を落とされた場所は!?」

律「○○ビルです!」

カルマ「は?なんであんなとこに…」

律「私には言ってくれました。





『次の現場に潜入してくる』





と」

皆「次の現場!?」

律「はい。わかったみたいでした。でも私に話しかける渚さんはどこか悲しげな表情でした」

茅野「そうとう過去が、辛いんだよ。悲しい過去なんだよ」

走りながら、話すのって意外とキツイ。
そうしながら、早くも○○ビルに着いた。


磯貝「ここか…」

みゆき「私達も行きますっ」

かいと「ここは俺らも助けられますっ!潜入は師匠の得意技です!」

カルマ「…よろしく!」









暗い、寒い。・・
そんな感じのここには渚がいた。


渚「っ…ここって……どこ?」

深い眠りから目を覚まして、周りを見渡す。

『起きたか』

渚「…貴方は……?」


『覚えてねーのかよ!俺はお前の父親を殺した奴だぜ!?」


渚「父…さ…ん…………を?」

『まさか、お前が生きてるとはな』

渚「…………許さないっ!」

『今は何もできねーだろ?手足を拘束させてもらったぜ?』

渚「っ!………くっ」

『潮田家はお前さえいなければ潰せたんだ。お前が俺の部下を












殺したからな』

渚「あっあぁ…言っ…………わないで……」

『お前が俺の部下を殺した。せっかく主人は俺が殺したのにな。お前は俺らの邪魔をしたんだ。覚えてねーのか?』

渚「あっ……やっ…何でそんなこと、思い出されるの……?」

『ここであったからには、お前を殺さなくてはならない。テレビで有名な割には見つけるのは苦労したぜ。前と同じ動きをすればここに来るって考えて正解だったぜ」

そういうとこの人はナイフを抜く。
ゆっくり…ゆっくりと。

渚「やっ….めて….」

『やめてはなしだあああああ!!!!!!』

その人はナイフを渚に向かって振り落とした!!!

























キイイインッ!!

105:みゆき ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/14(土) 21:22 ID:i02

続きが気になって仕方ない(・ω・:)

106:ミッキー 20:28:2016/05/15(日) 20:28 ID:FtE

続きが気になる〜
続き楽しみにしています。

107:葉月 美桜◆hc (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/05/15(日) 20:29 ID:Jqw

NOTE:5<渚の過去・その1>


その人はナイフを渚に向かって振り落とした!!!




キイイインッ



渚「……え?」


『なっ』


カルマ「大丈夫、渚君?」

渚「………カ…ルマ……?」

茅野「ちょっと!何、渚を拉致してるのよ!!」

渚「…茅野……」

不破「貴方は今回の暗殺事件の犯人でしょ?」

渚「不破さん…」

磯貝「お前が殺ろうとしていたのは、政治家でも何でもなく……









潮田 渚だったんだ」

渚「磯貝君…」

みゆき「師匠はどこ!?」

かいと「渚さんまで巻き込んでっ!」

『はっ。バーカ。証拠もないくせに逮捕すんじゃねーよ』

渚「っ」

『師匠ってのはmusasiか?』

みゆき「そうよ!!」

『あー、あいつは今は拘束してるさ』

かいと「そっそれが立派な証拠じゃねーか…」

『潮田 渚を殺すまでは逮捕されるわけにはいかねーよ!!』


ボフンッ


煙がまい、その人は姿を消した。
残った皆は事務所に帰って行った。



カルマ「渚!こうなった以上、過去を話してもらう!!」

カルマは渚の腕を掴みそう言う。

渚「…………そうだね」

皆「!」

茅野「話してくれるの?」

渚「こうなった以上。きっと僕の過去が関係するよ。僕の過去がないと、ハッキリはしないと思う」


こうして渚の過去が少しずつ明らかになる。




ーー当時

僕は『潮田 渚』。
潮田財閥の第一跡取りだった。
お金持ちの学校に通って、友達とよく、パーティやお泊まり会をしていた。

僕はこんな毎日でも楽しかったんだ。
でもそんな楽しい毎日にはすぐに消えた。





あの日は眠れなくて、部屋から出て家の中を歩きまわっていた。
家がとてもとても、大きく、廊下の端から端まで歩くのには10分くらい掛るくらい長かった。


ガチャン


渚《え?》

何の音だろう。そう思った。

渚《父さん?》

書斎の部屋のほうで音がしたと思ったから、その扉を開けた。

するとーーー


渚《………!》


そこには、血だらけで倒れている父と血だらけの男の人だった。
男の人はナイフを持っていて、そのナイフは血だらけ。
そうなるとーーー

渚《お前が父さんを殺したのか?!》

《……》

渚《何か答えたらどうだ?!》

《お前ら、殺れ》

《はい!!》

男の人の弟子達だろうか。
ナイフを持って僕に向かって走って来た。

渚《やっ》

カランッ

後ずさったら、何かを蹴ったみたいだった。
見てみると…

渚《ナイフ……?》



気づいたら、僕はナイフを手に握り弟子達の中の一人を刺していた。


渚《!!》

《っテメッ!!》

渚《あっ…!》

カランッ

僕はナイフを落とした。
怖くなったからだ。

ドクンドクン

何で刺したんだろう。
それしか考えられなかった。

《取り敢えず引き上げだ!!ターゲットは殺したから!!》

《はい!》

この言葉で思い出した。
父さんは…

渚《あっ、父…さ…ん………》

そこで実感したんだ。
父さんは死んだんだ…と。

渚《ああああああ!!!!!!》

泣き叫ぶしか、他にすることはなかった。
父さんはとても優しくて、優しくて…父さんがいなかったら、僕は存在しない。



翌日、父さんのお葬式が行われた。
知り合いや、仕事の部下とかたくさんの方が来てくださった。
そしてお葬式は終わって、僕は部屋のベットですぐ眠りに落ちた。

108:葉月 美桜◆hc (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2016/05/15(日) 20:31 ID:Jqw

ひゃー長いーー!
渚の過去はまだ続くよ!

109:鈴原 杏莉◆jS.:2016/05/15(日) 20:41 ID:iFg

渚にそんな過去が…

110:すず ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/15(日) 23:09 ID:ELw

入っていい?コソこそ見るのってあれだから。
ここでも、よろしく。

111:鈴原 杏莉◆jS. (ノ>_<)ノ ≡dice5 ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆:2016/05/16(月) 15:54 ID:iFg

すず
よろしく!

112:葉月 美桜◆hc ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/16(月) 18:49 ID:Jqw

すず
よろしくー!

113:すず (ノ>_<)ノ ≡dice5:2016/05/16(月) 19:53 ID:ECE

渚に、そんなことが・・・

114:ちづる◆sc :2016/05/17(火) 17:25 ID:U3w

入ってもいいですか?
面白かったので

115:葉月 美桜◆hc (;`・ω・)つdice3:2016/05/17(火) 17:43 ID:Jqw

ちづるさん
いいですよー!
ところで呼び捨てためオッケーですか!?
みゆはオッケーです!

116:ちづる◆sc :2016/05/17(火) 18:02 ID:U3w

OKです!
呼びタメさせてもらうね

117:葉月 美桜◆hc ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/17(火) 18:39 ID:Jqw

ちづる
よろしくねー!

118:橘 舞花☆赤髪の殺し屋◆Us:2016/05/17(火) 21:51 ID:p/I

ちづるs
初めまして!
呼びためOKですか?
私はOKなんで気軽に舞花とかあだ名付けて呼んでね〜♪
それではよろしくお願いします!

119:すず ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/17(火) 21:53 ID:BYY

宜しく〜!
ちづる!

120:ちづる◆sc :2016/05/17(火) 22:21 ID:U3w

>>118
>>119
ヨロシクね♪
呼びタメOKだよ!

121:葉月 美桜◆hc (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2016/05/18(水) 18:06 ID:Jqw

NOTE:6<渚の過去・その2>


次の日からは母さんは父さんの代わりに仕事をすることになった。
本来なら、次期会長である…あととりである僕がやるべきだけど、僕はまだ5歳。
そんなことできるという年齢ではなかった。

渚母《ごめんね、渚。母さんこれから…》


寂しい


と、いう感情は殺して言った。

渚《大丈夫。父さんが殺されてたんだ。このくらいなんともない…》

渚母《わかってるわ。でも私が帰ってくるまで家は出ないでね》

って言われても夜中になるだろう。
別に家の中歩き回るだけで退屈しのぎにはなるから…。

渚母《あ、でも別荘はいいわよ、近いから。でも太田さん連れてね」

太田さんとは、僕の使用人さん。
小さい頃からずっと一緒だった。


太田《渚様、別荘に行かれますか?》

渚《うん。あっちのほうが僕の本は置いてあるからね》

太田《わかりました》


ーーーーーーー現在

渚「あの別荘は僕が売った。その別荘は桜木邸になったんだ…」

茅野「あっだから、桜木邸に訪れたとき黙ってたんだ…」

渚「そうだよ。なんで?って思った。訳あり物件として扱われてたのにさ」

暗殺事件があったからだろうと皆は思った。


ーーーーーー当時


渚《………ぁ》

ふと時計を見ると7時だった。

渚《そろそろ帰ろっと……太田さーん!》

太田《……はい》

元気がない。
何かあったのかな…。

渚《あの、何かあったんですか?》

太田《…心して聞いてください。奥様が…















渚《え?》










奥様が暗殺されました》

渚《なっ何で!何で、母さんが!!》

太田《犯人は、潮田家を全滅される気でしょう。じきに渚様も危ない。逃げましょう》

渚《っ……やだよ…父さんと母さんの思い出の場所から逃げてたまるか!!》

太田《では、こうしませんか?》

渚《?》

泣いている僕の涙を太田さんは拭いてくれた。

太田《渚様が旦那様達を暗殺した人物を捜すんです》

渚《え?どうやって…》

太田《渚様の頭脳なら、10年後には見つけられます。私はそう感じます。そうしませんか?》

渚《10年後…?僕が…?》

太田《はい、かならずです。その頃は仲間もいるでしょう。そして依頼人とともに解決するのです。私の予想は外れませんよ》

渚《うん……わかった。捜す…10年後に解決する。その頃にも太田さんはいる?》

太田《……残念ながら、私はいません。遠い空の下で見守ってます》



それが太田さんとの最後の会話だった。
その後は太田さんは風みたいに消えて、他の使用人達には僕が
『1ヶ月に一週間だけ来てくれる?そして掃除をお願いします』
それだけ行って去った。


ーーーーーー現在

渚「…が、僕の過去。ちょうど先週がお掃除週間だったよ。ところで…僕の家、行く?」

磯貝「え、いいのか?」

カルマ「よく考えたら、事件の参考になりそうな過去があるじゃん」

不破「調べさせてもらうよ〜」

律「渚さんは、依頼人としてでも探偵として。どちらもありますね」

茅野「よく考えたらさぁ〜。その太田さんの予想はあってるんだよね」

みゆき「あっ確かにそうなりますよね!」

かいと「その太田さんって一体…」

渚「…僕もわからない。でも、予想をよく聞かされて当たっていたっていうのはよくあったのは覚えてるよ」

皆「おお〜☆」

この事件は大きくなりそうだ。
間違いだらけで真実だらけでこの謎を解くのは天才探偵潮田 渚を含む探偵暗殺スターズメンバーと探偵musasiの弟子達みたいだ。

122:岡子 (ノ>_<)ノ ≡dice5:2016/05/18(水) 19:21 ID:6y6

おっひさー

>>114
よろしくちづるさ………ん?
間違ってたらゴメン
もしかして、「なんか話そう。」のちづるさんやったりする??

123:ちづる◆sc :2016/05/18(水) 20:46 ID:U3w

そうだよ!
ここでもヨロシクね、岡子さん!

124:すず (ノ>_<)ノ ≡dice5:2016/05/18(水) 21:46 ID:dzk

太田さんって誰なんだろ?
気になるー!

125:岡子 (;`・ω・)つdice3:2016/05/18(水) 21:52 ID:6y6

>>123
わーい👋😆🎶✨\(^^)/
よろしく〜

>>124
確かに〜

126:ちづる◆sc :2016/05/18(水) 22:37 ID:U3w

太田さん何者なんだろう

127:岡子 おーい:2016/05/20(金) 18:31 ID:6y6

誰も来ーへん

128:ちづる◆sc *\(^o^)/*:2016/05/20(金) 19:09 ID:U3w

来たよ!

129:かたしょう (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/05/21(土) 05:13 ID:XeY

おひさのかたしょうでーす!
ちづるs初めまして呼びためいい?
ぼくはいいよー
よろしくね♪

130:ちづる◆sc:2016/05/21(土) 08:22 ID:U3w

>>129
かたしょうs
タメOKだよ!
ヨロシクねー(^o^)

131:すず:2016/05/21(土) 13:57 ID:H6.

よろー!
スレ作ったよ!来てー!
えーと、ファンクラブってとおこにある!

132:葉月 美桜◆hc 練習試合頑張ったー!負けたけど笑:2016/05/21(土) 21:05 ID:Jqw

NOTE:8<過去の捜査>


皆は、潮田家に来ていた。


渚「…ここ」

カルマ「わっ…でっか…」

茅野「こんなところに一人で…」

不破「そりゃ…心…開かないよね…」

律「でも先ほどの過去のお話で渚さんの心はほんの少しですが、ここにいるメンバーに心を開いたようです」

渚「!!!/////」

茅野「ホント!?渚っフレンドリーになる?」

渚「………君ほどにはならないよ」

腕で顔を隠しながら、顔を真っ赤にしながらそう言った。

カルマ「かーわい♡」

渚「〜〜〜っ!!!」

磯貝「怒ってんぞ、渚が。お前らいい加減にしろって」

不破「あー……ごめんね!渚君!」

渚「………別に」

律「先ほどのお話で心を閉ざしちゃいましたよ」

皆「ええーーー!?」

渚「ふんっ」

みゆき「でも確かに可愛いかも…」

かいと「それいったら殺される」

渚「……行くよ。置いてかれたい?迷うよ」

皆「嫌です」



ガチャ


渚「ここが父の書斎…。暗殺現場」

歩くこと5分。
ギシッという音とともに扉を開けた。

カルマ「あ、ホコリだらけだ…。掃除したてなんじゃ?」

渚「そうだよ。でもここは手を出させてない。警察の捜査もさせてない。僕が許さなかったからね」

茅野「えっ?じゃあ警察は解決できない…」

磯貝「茅野、それでいいんだよ。そうじゃないと渚は解決することができないだろ」

茅野「そっか」

こうやって渚はここを守ってきた。
10年後に過去の暗殺事件をも解決するために。

渚「……musasiが巻き込まれたなんて…今でも信じらんないから」

みゆき「はい。私達だって信じらんないです!何年も一緒にいたので…」

渚「拘束されてるんだよね。きっと….太田さんが言ってたことがわかれば…」

不破「!もしかしてさ、まだ言ってたことあったの?」

渚「……うん、そう。思い出せない…」

磯貝「キーワードとかは?」

渚「確か…」

ーーーーーーーー当時

太田《解決するとき、同時に大きな事件が重なります。そのときにーーーーーー》


ーーーーーーーーー現在

渚「これくらいしか…」

みゆき「大きな事件って政治家の暗殺事件?」

渚「…………」

渚は黙って頷いただけだった。

カルマ「つまりここには…あいつの証拠があるはず…」

渚「多分」


こうして夜も眠らずに捜査を始めた。
皆はもちろん。渚も見落としていた犯人の手掛かりを渚は持っていた…。

133:すず ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2016/05/22(日) 00:26 ID:H6.

手掛かり?見落としせいた?

134:すず (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2016/05/22(日) 13:32 ID:cD6

あっ!て→せに!

135:岡子 (ノ>_<)ノ ≡dice5:2016/05/22(日) 15:25 ID:6y6

>>131
了解!ファンクラブやね

136:岡子 (;`・ω・)つdice3:2016/05/22(日) 15:33 ID:6y6

ゴメン
わからんかったから、URL教えて😭⤵

137:ちづる◆sc:2016/05/22(日) 15:39 ID:U3w

ファンクラブに
「暗殺教室〜E組と、王様ゲーム〜」っていうのなかった?

138:すず (ノ ゜Д゜)ノdice4:2016/05/22(日) 23:28 ID:cD6

あっ、あと、「暗殺教室〜E組とオリキャラでお泊まり会」ってゆう、二次創作ってとこ、に、作った!

139:葉月 美桜◆hc 更新頑張るー!:2016/05/23(月) 20:33 ID:Jqw

NOTE:9<大きな手がかり>


大きな大きなこの豪邸は潮田邸。
かつては大きな力を持っていたと言われる。
その一人息子である潮田 渚は天才探偵。
探偵暗殺スターズと探偵musasiの弟子のみゆきとかいとは潮田邸に来ている…。


茅野「んー…なんかないかなぁ?」

不破「律、なんかある?」

律「いいえ、何も…」

渚「まだ…まだ思い出してないことが…?」

ポンッ

磯貝は渚の頭に手を置いた。

磯貝「焦るな。探偵なら焦ってもなんもわからないだろ。冷静に周りを見て、冷静に考えて、冷静に見直せばわかるはずだ」

渚「磯貝君…、うん。ありがとう…」

カルマ「…もしかしてさ、《渚君が使ったナイフ》とかあるんじゃね?」

皆「!!それだぁ!!」

カランッ

みゆき「えっ?」

みゆきは何かを蹴飛ばした。
それはーーーー

かいと「なっナイフ!?」

みゆき「ひゃああああっ!!血がついてるぅ!?」

みゆきはかいとにべったりくっつく。
かいとはなぜか迷惑そうだ。

かいと「…邪魔だ」

みゆき「へっ?あっわわっ….ごめん」

渚「僕が使ったやつじゃない。たぶん…父さんを刺したときのナイフ…だからあいつの指紋が…」

茅野「やった!証拠ゲットー!」

渚「これなのかな…僕が見落としていた何か。は…」

皆「え?」

窓から差し込む光は暖かく、でもどこか寂しげな光だった。

140:すず ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/23(月) 21:57 ID:r2w

みゆきの、おかげで、手がかりが!
マジ、みゆきに、感謝!

141:みゆき:2016/05/23(月) 22:10 ID:i02

私役にたったー!
あれ?かいとから嫌われてる?

142:葉月 美桜◆hc 更新頑張るー!:2016/05/25(水) 17:58 ID:Jqw

嫌われてないよー!
急にだったから、びっくりしただけ!

143:岡子 修学旅行から帰って来ました :2016/05/27(金) 22:27 ID:6y6

おっひさー🎵
思ってたよりかは進んでない‼Σ(゜Д゜)
でもちょっと安心(笑)


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