これは、『暗殺教室〜もうひとつの物語〜Part5♪』の続きです!
荒し&なりすましダメ!
雑談&SSの感想OK!
一応スレ作成者は私ですが、もしこちらのスレに入りたい場合は『葉月 美桜』の方に聞いてみて下さい!
皆で楽しくやっていきましょう!
書きま〜す!
糸成「よし。完璧だ。」
糸なはカチャカチャと物音を立てながら何かを作っていた。
正義「ってか大丈夫なのかよ?これ。」
指をさした先には「糸成番外編」と書かれたラジコンが。
糸成「寺坂がやられたのは想定内だが、磯貝が負けるのは想定外だ。」
糸成のいつも毒舌には変わりないが、そこには焦りの声色を伺えた。
正義「・・・・糸成」
正義も「糸成番外編」を見つめた。
正直これで勝てるとは思えない。
しかし・・・・、ちょっとでも時間稼ぎになればなって。
二人は何かを感じ取り、ばっと上を見た。しかし何もない。
正義「なんだよビビらせんなよ・・・・。」
正義が、ほっと一息をついた瞬間。
どんと背中に衝撃が走った。
桜「つーかまえたっ!」
桜をパッと見ると「糸成番外編」が綺麗にリメイクされている。
「それかっこいいね!今度私に作ってよ!」
さくら先生は満面の笑みを浮かべていた。
「あ〜。やばいね、これ。」
業が笑みを浮かべていても、冷や汗をかいているところから、相当な焦りの色がうかがえる。
渚は、身を引き締めた。
二人はある作戦を実行しようと考えていた。
捕まったみんなは唾を飲み、見守る。
殺せんせー「ヌルフフフフ。面白い先生が入ってきてくれましたねぇ〜。さて生徒たちはどうするか。」
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
書きまーす!
森の木が、さわさわと揺れ焦りを増量させる。
業「せんせー。もう鬼ごっこなんてやめてさー。戦わない?正々堂々と。」
業が森に向かって叫ぶ。
やまびこが広がり鳥が勢い良く飛び立った。
桜「いいよ。」
森から出てきたのは、桜先生本人だった。
業(余裕ってわけね・・・・。)
渚と業がザッと後すざりする。
しかし、その空気が通じてないのか桜先生からは焦りの色がうかがえない。
桜「さぁ、どうする?」
桜先生の澄んだ声が広がる。
渚は構えをやめ、桜先生にザッザッと近づいていった。
何も考えていないように。
スゥと通学路を歩くように。
桜先生は、まだわからないのかそれともすべてわかっているのか。
ニコニコと笑い、まだ構えをしようとしない。
パンッ!!!!
桜先生に、思いっきりの音をぶつける。
いくら空きのない桜先生でも波長はある。
その数ミリを見分けて、渚は打ったのだ。
しかし、少し後ろに下がっただけで未だ笑みを浮かべている。
しかし、途端に後ろに振り向いた。
そこには業がいたからだ。
「アチャ〜。気付かれちゃったか・・・。」
しかし、業は思い切りナイフを振り上げる。
それを桜先生は華麗に避けると、少し後ろに下がっている。
背を向け、通常の姿勢が取れていない桜先生。
渚(今がチャンス!)
渚は隠し持っていたナイフを振り上げ桜先生に降りかかろうとしたその時・・・・。
「はい終わり!」
桜先生の声が響き、背を向けていた桜先生がいつの間にか渚の隣に立っている。
すると、業と渚はくるくるとリボンで巻かれ二人でしゃがみこんでいた。
そして桜先生は『対殺せんせー』のナイフで丁寧に二人の腕を切り込んだ。
殺せんせー「桜先生の勝ちですねぇ〜。ってことで、条件を皆さんは飲まなければなりません。」
殺せんせーの声にみんなは頷く。
さくら先生はあんなに動き回ったのに、汗ひとつかかずよほど余裕だったのだなということが頭に浮かんできた。
桜「ってことで、改めてこれからよろしくね。みんな!」