怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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243:岡子◆qw 学年末オワタなのだ〜:2017/01/29(日) 15:34 ID:XRw

2.転校生 〜アスカside〜

月曜日、学校に行くと実咲からこんなことを聞いた

実咲「ねえアスカ、今日ね、転校生が来るみたいだよ」

アスカ「転校生?なんで知ってるの?」

実咲「さっき生徒会の用事を終わらして鍵を返しに職員室に行ったんだけどね、金色の髪の見たことの無い生徒がふたり先生と話してたの。しかも担任の先生と話してたからこのクラスに来るかもしれないよ」

優月「あ、そのふたりなら私も見たよ」

ちょうど優月も登校してきた

アスカ「あ、優月おはよー」

実咲「おはよう」

優月「おはよう」

私たちがあいさつするとにっこり笑って返してくれた

優月「それでその転校生がだけどね、このクラスと水夏ちゃんのクラスらしいよ。さっき朝練終わりの水夏ちゃんと会ってね、職員室で先生たちがそう言ってるのを聞いたんだって」

そうなんだ
いったいどんな人が来るんだろ

そして予鈴が鳴って先生が入ってきた

先生「今日は転校生が来ている」

先生がそう言った途端、クラス中がざわついた

先生「入ってきなさい」

皆の目が扉に向かう

入ってきたのは金色の髪に紅い目の女の子だった

?「リリス・ルーンです。<リリ>と呼んでください」

そう言って女の子は微笑んだ

先生「じゃあ席は〜、そこが空いてるな」

そう言って先生が示した席は私の斜め後ろ
ちょっと緊張する

女の子が私の横を通るとき、一瞬だけ私を探る目付きで見た気がした

ーすっ飛ばしてお昼休みー

転校生らしく?休み時間は皆に囲まれていたリリスはお弁当を一緒に食べないかと誘ってきた

てっきりあの囲んでた女子たちと食べるのかと思ってたんだけど、実咲と優月もOKしたから一緒に食べることにした

そこで出た話題はもう一人の転校生だ

実咲「そういえばもう一人の転校生って知ってる?」

リリス「ええ、彼はわたくしのいとこですから」

優月「そうなんだ〜。何て名前なの?」

リリス「クルス・ルーン、わたくしは<クル>って呼んでいますわ」

アスカ「どんな感じの人なの?」

リリス「ん〜、見た目はなよなよした感じですが、芯はしっかりした感じですかね〜」

なんかケイみたい

リリス「そういえば、紅月さんって紅月君と同じ名字ですわよね。双子とかいとことかですか?」

アスカ「え?あ、うんケイとはいとこだよ」

いきなりその話題に飛ぶとは思わなかった

リリス「ふーん………」

リリスは何か考え込んでいるようだった

リリス「やはりこのふたりが美華子さんの言っていた………?(ボソッ」

何か呟いたが、よく聞こえなかった
ただ、美華子さんって聞こえた気がする

アスカ「リリス?」

リリス「いえ、何でもありません。それと、<リリ>で良いですわ」

アスカ「そう………」

でも私は気付いていた

リリスが私とケイに探るような目を向けていることに

それにしても、どこかで会った気がするんだけどな〜

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3話は放課後の話になるぞ

ところで美華子さんの字はこれであってましたかね


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