怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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410:なっちい(´∇`):2017/03/21(火) 18:58 ID:CAU

>>396の続きなんとか書けた。
ちょっと捏造あるので注意。(響が公立中学校出身ってところとか)
あとオリキャラも出てきます。
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教室につくと僕はためらわずにドアを引いた。当たり前だけど、クラス全員の視線が一斉に僕に向き、教室はザワザワとした。まるで転校生がきたみたいな反応だなーとありきたりな感想を浮かべている間に、担任の先生(教科は数学かな、40代後半で既婚者、娘が一人いて、トイプードルと紀州犬を飼っていると推理)がパンパンと手を鳴らして生徒を静かにさせていた、お見事!
「おっようやく来たか白里、突っ立ってないでさっさと座れ。内田先生は僕の隣に」
「はい」
僕は自分の席へ座った。
「入学式に遅刻とか、さすがだよな〜」
と僕の前の席、同中出身の澤井僚太が笑いながら言った。
「寝たの6時だったからね、しょうがないさ」
「確信犯かよ」
「睡魔には勝てない」
ドヤ顔で言ったら、何が面白いのか爆笑する澤井。担任が釘を刺す。
「おーいそこ静かに、15分遅れのHR始めんぞ、ちょっと巻きでいくからなー」
担任の山崎先生は有言不実行でHRを進めた。ちなみに僕の推理は紀州犬ではなく北海道犬だったこと以外すべてあっていた。すごく惜しい。

結局HRは延びに延びて、他のクラスより25分遅れで終了した。山崎先生はごっめーん伸びちゃったテヘペロと謝っていたけど、おっさんのテヘペロなんて可愛くないし、逆にキモイ。澤井は中3の3月から付き合い始めた久代さんと制服デートなんだと聞いてもいないのに説明して、坊主頭の田島君にサヨナラを言ってダッシュで教室を去っていった。僕はタブレットをカバンから取り出して、フラワーヴィレッジ城の事件に関する報告書を書き始めた。

「ねえねえ恵美ちゃん。一緒に白里くんに声かけてみない?」
「でもなんかやってるみたいだし、それに話しかけにくいよ」
「確かに近寄り難いかも。澤井くんとは普通に喋ってたけど」
「澤井くんコミュ力高いもんね」

「なあ、お前話しかけてこいよ」
「ええームリムリ、なんか話しかけにくいし」
「でも澤井とは普通に喋ってたし」
「あれは同中出身だからだろ」

あちらこちらからザワザワと喋り声がする。澤井のコミュ力は相変わらずだなーもう名前覚えられてる。
それにしても騒がしいな。他のクラスの人もいるみたいだ。誰も話しかけてこないから、まあ、いっかと僕は報告書の方に意識を集中させた。

で、周りのことが見えなくなっていた僕は、澤井の席に座ったちょっと派手めな女の子、東野さんにいきなり声を掛けられて、冒頭に至るわけだ。

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やっと回想シーン終了、13巻読んで気づいたけど響って「僕」じゃなくて「ぼく」なんだ。
なんか可愛い。


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