怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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495:星月夜 杏里◆gg:2017/04/05(水) 10:24 ID:RaQ

ケン仝さんのお題「琴音さんの誕生日」




只今私―紅月アスカはとんでもない現場に遭遇しています。
いや、私だけじゃ無い。
今この場にいるケイ、実咲、優月、水夏、響、その他のお客さん、執事さんやメイドさん、そしてメインの琴音さんまでの全員。

それはさかのぼること……何時間前だっけ?
もうそれくらい、時間を見る余裕なんて無かった。
じゃあ何があったか現在進行形で話してあげよう!


今日は4月12日。
春が丘学園はみんな春休み。
ということで、琴音さんが誕生日パーティに誘ってくれたんだ。
珍しくケイも付いてきたんだよ。
今回は琴音さんがケイも誘ってくれたから、変装する必要は無かったみたい。

誕生日パーティが行われる会場は、パーティ用に建てられた、ある豪邸だった。
そこの庭でパーティは行われていた。
色々な料理を堪能した後、次はいよいよメインの、琴音さんの誕生日ケーキ!
そのケーキはとっても大きくて、パティシエの人が一から作ったんだって。
さっき琴音さんが説明してくれた。

そしてケーキが運ばれてきた。
やった!ケーキだー!

「「アスカ、どんだけ食べたら気が済むのよ」」

実咲も水夏もそんな声を揃えなくたって良いじゃん!
優月はあははと苦笑い。ケイは呆れ顔。
だって楽しい誕生日パーティだよ!ご馳走の後はケーキでしょ!
そうやって話していた時、私の危険信号が働いた。
見てみると、なんとあんな大きなケーキを執事さんが一人で運んできてる!
足もおぼついてるし、前もよく見えてないみたい。
あともう少しでテーブルなのに―

「あっ」

バランスを崩し、ケーキを持ったまま前に倒れていく。
人が沢山いたため、助けることはとてもじゃないけど出来なかった。
執事さんは顔面からケーキに突っ込んでいく。

ベチャ

一つ目のケーキ崩壊の瞬間だった。

一旦切ります!


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