告白実行委員会

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧キーワード▼下へ
16: アーヤ◆TQ:2017/04/28(金) 19:05 ID:7fc

[告白予行練習]

>>12-13(前後編)
4.気づく
5.(君のせい)

俺は飽きれ半分に何気ない感情的がある。
夏樹が走って逃げようとしていたのが少し見えた、何でだ?
少し夏樹の様子が走って行く時におかしかったから気になった。
「……俺何かしら夏樹を怒らせてしまったのか?」
そう思って俺は全力疾走で廊下を走った。

夏樹を見つけて声をかけた時に一瞬夏樹の肩がビクッとして立ち止まって顔をゆっくり振り返って見ながら俺を見てあたふたしながら言う。
「……何,優……?」
「…いや,お前の様子が少し変だったからよ……」
俺は首筋を指でかくようにして夏樹の顔を見下ろす。

「……えっ!,優もしかして私の様子が変だったから追って来たの?(クシュン)」
夏樹は俺の顔を見上げながら言ってくる言葉に俺は頷く。
「夏樹が無理している時に限って何かあるからな」
「……それって,どんな事?」
俺がイジワルな顔をしながら夏樹の顔を見て、夏樹も俺の言葉を聞きたいのかの様に見つめ返した。

「それはな、お前の顔を見て分かるんだよ」
俺は夏樹のおでこに人差し指を当てて言った。
そしたら、夏樹は怒ったかを見せかけながら頬を膨らませて訴えた。
「……それって,私の声とかも分かるの? 落ち込んでいるとか,怒ってるいるとかも全部優には分かるっていうの?」
「えっ?,いやいやそこらは何となくだよ! 幼馴染みの勘かなー?」
俺は頬を膨らませて言う夏樹に対して苦笑で言う。

「何それ,笑えないし〜」
夏樹は「もうっ!」って言ったつもりではにかんでいる表情が見えた。
夏樹が俺に告白予行練習したっていうことは、夏樹は俺じゃない男(好きな人)の事が好きって事だよな?
一体誰なんだよ!?

俺がそうこうにしてチャイムがなったから俺達は急いで教室に戻ったけど、夏樹が席に着いて座る同時に俺も夏樹の後ろの席に座っていると俺は誰かが夏樹の顔を見ている奴がいるって思った時に,綾瀬が夏樹の事を見ていた。
「榎本さんこの漫画面白かったです……」
夏樹が綾瀬の言葉を聞いて俺は何気のない感情が何なのか知った。

コレはいつまでも幼馴染みでいて気付かなかったのかもしれないけれど、この何気ない感情は【嫉妬?なのか?】って思った。
でもいずれは何気ないこの感情の正体を知るはずだって思った。
だから、夏樹に言った。
「今日は、アレやらないのか?」
笑いながら振り向かずにいた夏樹が肩をすくめて、俺の顔を見て言う。
「知らないし,今言う時!?」
俺はそんな夏樹にいつまでも君のせいだよ世話焼き夏樹。


新着レス 全部 <<前 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新