こちら、幸福安心委員会です。 〜ミステリーお伽噺のオリキャラ小説〜

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1: アーヤ◆TQ:2018/01/13(土) 15:34 ID:pJ.

ミクオリジナル曲の《こちら、幸福安心委員会です。》のストーリーを書きます。

本作の重要人物
*サイレン女王様/オンディーヌ/翠川 初音

本作の主人公でヒロイン。
水の妖精でサイレン女王と一心同体だったけど……
初音にしか見えないオンディーヌが聴こえて見えちゃう。
親友の凜と仲良しで、漣が好きだけど引っ込み思案で告白出来ない。

*黄波 漣

本作の副主人公でヒーロー。
8年前に初音と初めて会ったときから気になりながら観察をしている。
幼馴染みの従姉弟の凜がいる。
仔猫みたいで、マイペース型だけど好奇心が目覚めたら興味深く探って真相突き止める。
クールっぽいところもある。

*黄波 凜

初音の親友で、漣の幼馴染みの従弟だけど実のところ漣に片想いしているけれど親友想いで初音のことを応援している。
初音と漣と同じく幸安委員のインターに入っている。

*青村 解/キューレボルン

青村芽衣子の弟で、高校生だけどバカふざけして芽衣子を怒らせる。
幸安インターに入っていてアイスが大好き。
キューレボルンに入れ替わった姿でもジョークを言いながらザいる。

*青村 芽衣子

初音の引き受け人保護者でありながらも大学生で正式幸安。
毎回解がやっていることで微笑ましいケンカをするから怒らせると怖い人。

〜オリキャラ〜
*黒見 未来(くろみ みらい)

サイレン女王様に二番目に近い存在でありながらも一番近い存在の初音との恨みと憎しみがあるため,密かに初音を狙っている。
そして不幸分子にスカウトされがちだけど…?
あと、能力を持っている。
《過去と未来を予言で分かる》と《時間を止めたりしている》とか《タイムリープで魂だけ戻れる》その3つの能力を持っている。


*緑鳥 透 (みどりとり とおる) 

不幸分子のボス緑鳥巡の弟は、初音と漣と凜と同じクラスで漣に対抗意識的なのを持っている。
仲良しな四人だけど、密かに初音を想っていて告白が出来ないツンデレタイプ。
巡はまだ知らないけど透は、初音の謎が気になるけど怖いって思って幸安インターに入った。

2: アーヤ◆TQ 初音side :2018/01/13(土) 16:11 ID:pJ.

〜プロローグ〜

私は夢を見ている様な漠然とした景色のなかで、何故か思い出せずにいる忘れないで欲しがった記憶があった気がする。
 
何故私は泣いているの?
私は誰が好きな人がいた気がするのは、目の前にいる透くん?
でも何かが違う掌の温かな体温だった。

夢の貴方は誰?
私はまだ生まれていない時から、ずっと漠然と想い続けてきた一人の男の子を名前は知っている気がした。
 
そう……『黄波 漣』と目の前にいるのは不幸分子の『緑鳥 透』だったんです。

3: アーヤ◆TQ サイレンside :2018/01/13(土) 17:22 ID:pJ.

第1章 運命的な出逢い@

ここは水辺の市国の中央電波塔の最上階が,私のくつろぎ部屋なんですけど今日は[ホワイト・オンディーヌ]又の呼び名[ブラック・オンディーヌ]の人の姿の表の名が黒見 未来を呼んであとから生まれてきた一人にも人気がある場所に立たせた方が良いと感じた。

「ブラック・オンディーヌ早速だけど、生まれてきたオンディーヌ達をつれて来てくれる?」
そうブラック・オンディーヌは不機嫌な時など、ホワイト・オンディーヌは機嫌が良い時などだから困るのよね。

「サイレン女王マイナンバー01様、何故ですかめんどくさくっていけれません」
ほらね、これだから私はさすがにキューレボルンを呼んで連れて来て貰ったんです。
 
よく似ていても同一人物と誰も思わせない様にしている。
オンディーヌ情報体には色々やって欲しいことがあるためそこのか弱そうなオンディーヌを外に連れ出した。

「あのオンディーヌもブラック・オンディーヌと同じくマイナンバーが二人とも一緒だったのは驚いたわ」
そこからブラック・オンディーヌの調子が変に見えてしまったんです。

4:アーヤ◆PY オンディーヌ(初音)said:2018/01/31(水) 21:10 ID:VeU

第1章 運命的な出逢いA

私は電子空間から出たのかな?
まだ漠然な感じに、目の前にいるもう一人の大人びた私が立っていた。

「貴女がオンディーヌ〈00-01〉なのね…?」
もしかしたら目の前にいる人が、サイレン女王様なのかな?
「私はこの国を支配している,サイレンです。
貴女はこれから外に出て市国民達を観察して来て下さい」

私が外に出るの?
「さあ、貴女が分からない事はこのブラック・オンディーヌに言ってくれると良いわ」
早速ブラックなのかホワイトなのかどっち付かずのオンディーヌちゃんと外に出て見た。

-電場塔の外-
私が外に出てから何時間経ったのかは、よく分からないけど不幸分子達がいてそれにオンディーヌちゃんはあそこに一人離れて私を観察しているんです。

「私アイスクリーム買いたいなぁ…、ねぇオンディーヌちゃんはってあれ居ない?」
私はアイスを買って探していると誰かが私に声をかけた。

5: アーヤ◆TQ オンディーヌ(初音)side :2018/02/04(日) 00:08 ID:IOc

第1章 運命的な出逢いB

私が振り返るとブラック・オンディーヌが、何気に仁王立ちをしていた。

「さあ、次回るわよオンディーヌ」
アイスを舐めながら、私は歩いた時に見掛けない一人が私を何故か見ていた。
「誰か見ている気がする?」
気になったから少しずつそこに向かって歩き進んだ。

「貴方は誰?」
でも返事がなかった、気のせいでもないけど翌日また探してみるとした。

-翌日-
早くまたブラック・オンディーヌと二人で観察をしに行ってみた。

「不幸分子達がこんなにいるって…………、アレブラック・オンディーヌが居ない!!」
もしかしなくても私は、迷子になっていた。
それに不幸分子の地域だから電波も悪いから、帰りたいけど帰れない……

「もう何で、私がこんな目になっているの……」
少し泣きそうに、涙目でいるとある少年が私に声をかけた。

6: アーヤ◆TQ オンディーヌ(初音)side :2018/02/04(日) 08:25 ID:G3I

第1章 運命的な出逢いC

「誰なの……??」
私はその少年に向かって見上げて言うけど、外見的に冷たそうで仔猫みたいで猫っ毛が可愛い。

「お前泣いているのか?」
「…………」
「もしかして迷子なのか?」
「なっ,何で私が迷子に……!?」
最初は黙っていたけど、少年の言葉に否定する感じに答えた。

「だったら、どこから来たんだよシンフォで地図を見たらすぐに分かることだけど分からないのか?」
少年の言っているシンフォは、携帯みたいなものなんです。

「バカにしないで欲しいわ」
「お前が馬鹿じゃあないんだったら、尚更シンフォを持っていないヤツってお前みたいなお金持ちのお嬢様だろう?」
さっきから馬鹿げた発言ばかりされて怒りたい気分だった

「馬鹿じゃあない,ちゃんと名前があるわよ!」
オンディーヌとでも言いたいけど秘密で、少し困った。

7: アーヤ◆TQ オンディーヌ(初音)side :2018/02/09(金) 22:17 ID:XCk

第1章 @運命的な出逢い4

「名前があるのか」
「私から言うの,レディーなのよ!」
少年はめんどくさく肩をすくめた。

「僕は漣。黄波 漣だ二回言ったから馬鹿じゃあないんだったら覚えろ!」
何でも上から目線の物の言いだけど、少年の名前漣と言った男の子の名前は響きがあるから素敵だった。

「私は……オンディーヌよ…」
「そうか,帰るのに地図を見た方が良いな」
「………何でなの?」
私と漣と言った少年の顔がくっつく感じに地図を見ていたのに、少し近すぎたから離れた。

「じゃあここら辺りかな、不幸分子の地域だから手を繋いだ方が良いなあ」
「…………」
無愛想で笑わないけど、一回ぐらい笑った表情が見てみたいってなんだか頬が熱い!?

私と漣のお互いに繋いだ手の感触が,温かい電波塔から初めての感情だった。
これが二人のお伽噺話の始まりだった。

8: アーヤ◆TQ 漣side :2018/02/11(日) 01:04 ID:UF.

第1章 @運命的な出逢い5

オンディーヌと言った少女は、か弱くてどこか気になる存在の少女に見えた。
「手を繋いでいるけど、そこ歩いていると危ないぞ」
僕が不幸分子がいる方を歩いて、遅い速度だけどゆっくり歩んだ。

「あっ、有り難う!」
「オンディーヌ探したぞって誰だか知らないけど、必要ない感情を入れてないだろうね?」
オンディーヌはそのキツそうな似ている様に見える一人の少女に引っ張っられて消えたけど、最後に聞こえたのが「ブラック……?」だった。 

そして僕も帰りながらあのオンディーヌがどこから来たのかってことを頭に残して置いていた。

9: アーヤ◆TQ サイレンside :2018/02/11(日) 03:02 ID:UF.

第1章 @運命的な出逢い6

何コレ!!?
《困惑/不安/警戒 ウィルス発生》 
黄色いリングが私の頭の辺りで言っているのと同士に、心臓がドキドキ鳴ってるのは変だわ!

ただちにその発生元からの感情を私のツインテールで黄色いリングを飛ばして、その感情がどこに行ったのかは誰も知らないけどキューレボルンが何かを言ってきた。
「何かをお忘れになられたのですか?」
私が何かを忘れてしまった……って何かを思い出せないからキューレボルンに逆に聞いた。

「私が忘れることがあるとしたらエラーよキューレボルン!」
「誠に完璧完全なサイレン女王様だから、全部お見通しですよね?」
私はキューレボルンの戯れ言には興味ないので寝室で私は寝る準備をした。

「今もドキドキして鳴ってるけど、何かを忘れているけど……だぶんどうでも良いことなんだと思うからまあ考えなくても良いわよね?」
その小さく言っていることに、キューレボルンが聞き捨てない様に聞いていた様に見えた。

10: アーヤ◆TQ オンディーヌ(初音)side :2018/02/18(日) 10:30 ID:XCk

第1章 @運命的な出逢い7

ー6年後ー
私は市バスの中に乗っていて、今は透君を観察してサイレン女王様に伝える任務をしているんです。

それに表向きは翠川 初音だけど、裏向きはオンディーヌなんです。
でもでも一番気になるのは、隣にいる漣君。

「何初音?」
「なんでもないよ!」
ふるふると首を振っているとツインテールが漣君の顔にかかってしまった。

漣君が私の片方のツインテールの髪を掴んで言った。
「そそっかしいなぁ……」
私はあわあわとして漣君に謝る。

「別にいいんだ」
そう言ってくれて私は透君を観察を今もした。

11: アーヤ◆TQ サイレン女王様side :2018/02/19(月) 13:50 ID:IOc

第1章 @運命的な出逢い8

不幸分子の緑鳥 透を観察しているのですか、もう一人透を観察している一人がいた。

《初音何か気になることがあるのか?》
《ううん……、何でもないってあっ……!!?》
少年少女が二人で会話していると透が何かを市バスに仕出かした!?

《どうした,初音!》
《なっ、何でも無いよ!》
何でもなくも無いって私には分かるんです。
「私がもうちょっと範囲を広がったらみれたら、透を死刑にさせるのに!」

私は本当に不幸分子が大嫌いなんです!!
《逃げられちゃう,だけど間に合う?》
《…………よく分からないけど、誰かが不幸ってわけだな?》
《!!?》

そう言われた時に、隠していたゴシックが拳銃になっていきなりのことだから事故になって漣君だけでも助けないといけないって願った。

私は、そこで乗り移して書き換えた。
引き換えに、私の記憶が無くなるのを感じた……

12: アーヤ◆TQ 初音side :2018/02/19(月) 14:10 ID:IOc

第1章 A引っ込み思案な私に……1

ー現在ー
私は翠川 初音です。
青村 芽衣子お姉さんが,私の今の保護者であり良きお姉さんなんです。

そして芽衣子お姉さんの弟の,青村 解お兄さんはからかったりすることが大の得意気。
「僕もやっても良いの?」
ドキっと胸が高鳴ったのには、隣に漣君が居て仕方ないんです。

仔猫みたいに気怠い感じは、本物の仔猫のペットの『ポテト』に似ている。
スイートポテトみたいな毛皮だから、名付け親の私はポテトと漣君を見て可愛らしい仔猫ってクスッと微笑んだ。

そしたら、微笑んだ私に年がら年中冷たい漣君が笑って優しく微笑んでくれた?
どうしても気になる?

13: アーヤ◆TQ 初音side :2018/02/23(金) 09:40 ID:tOc

第1章 A引っ込み思案な私に……2

なんで漣君優しく笑うの,戸惑った私は顔を隠す様にポテトにぎゅっと抱き締めた。

「漣がやりたいんだっていうなら,やって良いんだけどもう無いだろ?」
解お兄さんはアイスを食べ歩きながら、漣君に言っているけど芽衣子お姉さんの目付きには気付いてない…

「ねえ解,それ私のアイスじゃないかしら?」
「んっ、何が?」
芽衣子お姉さんが指差したのが,解お兄さんが手に持っているアイスだった。

「何がじゃないわよ!!」
芽衣子お姉さんが既に怒っていて、解お兄さんの耳たぶを強く引っ張ってやられている……
痛々しそうだけど、解お兄さんが悪いって思っていると漣君が私の心を読んで言う。

「僕も、解さんが悪いって思う」
私は漣君に心を読まれたから、驚いてしまって漣君が「何って」聞くからなんでもないって答えた。

そして結局シンジツ放送局に行って、初めての幸福安心インター活動で私と漣君はゴシックを貰った。                                                                         

14: アーヤ◆TQ:2018/03/24(土) 13:01 ID:B6Q

第1章 A引っ込み思案な私に……3

ゴシックを貰った次の日,私はどう扱っていいのか分からなくって弄ったのに分かりにくいんです。

アイコンがいっぱいあって、分かりにくい……
「何個もあって分かりにくいよ…」
ゴシックをつつきながら小さな声で言ったら、突然窓際で気だる気な漣君が私の片方のツインテールを軽く引っ張ってきた。

「ゴシックの使い方が,分からないのか?」
「えっ、うん?」
私は少し戸惑ってから、触れていた手が離れているけど漣君の掌の温かさが自然に感じた。

15: アーヤ◆TQ 漣side :2018/03/25(日) 08:11 ID:74Y

第1章 A引っ込み思案な私に……4

昼過ぎは妙に気だるくなって、ボーっとしていると初音の独り言が聞こえた。

僕は初音の綺麗なツインテールの片方の先っぽを,軽く引っ張った。
頬杖をつきながら初音とゴシックを見てから、ツインテールの先っぽを離し初音のゴシックに持ち変えた。
「ゴシックの使い方が,分からないのか?」
見ながら言うと,初音は頷きながら返事を返した。

「えっ、うん?」
驚いている様にも見えたけど、まあ別に興味ないから気にしなかった。
でも………、初音はどうして幸福安心インターに入ったのか気になってつい初音に言った。
「……初音はどうして、幸安インターに入ったんだ」

僕は初音の目を見てから言い、初音は僕の言葉に肩を揺らした感じだった。
「え………、迷惑だった…私が入ったの?」
迷惑とは思っていないことを,伝えた。

「迷惑とか考えて無いけど、本当にやりたいって思ってはいない?」
「な……何で?」
質問を質問で返されてしまったけど、僕は続きを言う様に言った。
「何でって初音が幸安インターに入りたかったってことは半分嘘,だけどその半分が分からないのは何だ?」

僕は考えながら初音を観察して推理をしてみた。

16: アーヤ◆TQ 初音side :2018/03/26(月) 18:32 ID:na.

第1章 A引っ込み思案な私に……5

漣君が平然と推測して、私は図星だけど誰かが《違うんです》と呟いて聞こえてきた。

私は誰の声なのか教室中見回して、漣君は私のゴシックを返しながら言った。
「記憶障害でまだ初音自身も、どう歩いて良いのか分からないのか……」

どう歩いて良いのか……?
「それに、今は幸せそうな顔をしている」
「えっ、私が?」
漣君がいつも無愛想な表情だったけど、今は少し微笑んだ様に見えた。

「うん,僕はそう思っているけど違う?」
違わないって思いながら首を左右に振り、ツインテールが大きく漣君の方に揺れた。

私の髪の毛が漣君の顔にかかってしまい、ため息をつきながら器用に摘まんだ。

17: アーヤ◆TQ 初音side :2018/03/28(水) 20:27 ID:bRM

第1章 A引っ込み思案な私に……6

漣君は何かを納得してからは、暇になったのかアンニュイになってきた。

「初音鳴ってる」
私は慌ててゴシックを出してみたけど違ったら、漣君が違うと言ってきた。

「ゴシックじゃなく,シンフォ」
シンクフォン略すと【シンいフォ】なんだよね、慌てて出してみるうちに漣君は立ち去って行く。

そして着信が【RIN】となっているから、早くに出た。
「もしもし凛ちゃん?」
小さく言いながら電話越しで、言葉を待っていると元気な声が聞こえた。

《初音、元気?》
「うん、でもどうして?」
凛ちゃんは電話なのに笑顔がいっぱいになっているのが分かる。

《あのね,もうすぐ初音に会えるよ》
私はビックリしたけど、外の世界に留学している凛ちゃんとはメールのやり取りでメル友達になっているけどなんだか嬉しく思う。

《私ね、初音にも会いたいんだけどねもう一人会いたい人がいるの》
凛ちゃんは私以外の会いたい人は、誰かは知らないけど「そうなんだ?」だけ言った。

《初音話しが変わるけど、バロックって知ってる?》
「……バロック?」
私は不思議な言葉に、無意識に呟く。

《うん、バロックって三回検索したら不幸分子になるらしいから気を付けて!》
私はビクッとなりながらも「………うん,分かった」としか言わなかった…………

そして着信を切ってから怯えは、少しだけして教室から出た。

18: アーヤ◆TQ:2018/03/31(土) 08:15 ID:aKg

第1章 A引っ込み思案な私に……7

私はオンディーヌ<No.01_00>と黄波 漣の二人を観察しているんだけど、何かと黄波漣はオンディーヌのことをバカ呼ばわりしているわ?

「漣君待っていたの?」
校門に背中を凭れて、ゴシックにイヤホンをしていたのを取り外して姿勢を正しく立った。
「待ってない……いや待っていた?」

オンディーヌ<No.01_00>は黄波漣の発言にどっちつかず首を傾げて、「えっ、どっちなの?」はてなマークが頭上に二三個あるように見えた。

黄波漣は歩きながらゴシックをつついていて、遅れがちに小走りするオンディーヌ<No.01_00>が走っていると黄波 漣が止まってからゆっくり歩き出していると躓いて転けそうになったオンディーヌ<No.01_00>を手で支えた。

「やるな、黄波 漣」
勿論これは当たり前みたいに、やったのかは知らないけど予想通りって支えた感じだった。

19: アーヤ◆TQ 初音side :2018/03/31(土) 11:32 ID:9QI

>>18は黒見 未来(ブラック・オンディーヌ)sideでした。

第1章 A引っ込み思案な私に……8
 
なんだか視線を感じてしまうんです……

漣君と帰っている途中だけど、凛ちゃんに私が【幸福安心委員会インターに入った事】と【私に彼氏か好きな人がいる話しをした】けど支えてくれたけど私は既に真っ赤になっていると思うんです……

「………あ,ありが…とう漣君」
「別に」
ようやく立ち起き上がれた私に向かって、漣君は素っ気ない態度で言い放った。

漣君は手を差し出してきたから何だろうと思って、漣君を見上げてみると「ほらっ!」とまたしても言いながら手を振ってみせるから私は目を大きく見開いて漣君の手と目を交互にみた。

「えっ、漣君もしかして……?」
私の予想が正しかったらなんだけども、首を上下して漣君の手を恐る恐る繋いだ……

私は漣君の手を繋いだ瞬間に、何かを思い出したかの様に前にもあった様に感じたけど気のせいかな……

ー自宅ー
漣君は家まで送ってくれるのは、毎日の事だけど今日は新しい幸福安心委員会インターのメンバーが入って来る予定みたい。

家に上がりロファーを脱いでから,リビングまで行くと既に解お兄さんはアイスを食べていたんです。
「漣君はどこでも良いから、テーブルの椅子に座って待ってて」

私は階段に上がりながらいると水妖姫であるミニ・オンディーヌが私の肩にちょこんと乗っていた。
「!!?」
《そんなに、驚クことでもナイわよネ?》

急いで部屋に入り着替えながら、オンディーヌはふてぶてしい笑顔で私が驚いたことを言ってきた。
《だからって、急に現れないで欲しいわ気配で感じ取るんだから》

私も内心で会話しているんだけど、もう着替えたから大事な用事だけ言って欲しいって思った。


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