・更新は非常に遅い
・文才は無い事に幾ばくか定評のある程
・やや一部キャラ贔屓や出番のバラつきなどが有る
・ノベル風に物語が進行する
弾丸論破に置いてオリキャラ視点で仲間達と愉快に不愉快に学園生活を過ごすだけの話ッス。77期生の方々は登場するかは不明なので、期待は程々にッス。
《 設定 》
《 名前 》咲季島春香
《 読み 》Sakisima haruka
《 超高校級の才能 》超高校級の選択力
《 年齢 》16
《 胸囲・身長 》83cm・172cm
《 出身校 》霧ノ森女学院
《 好きな物 》みたらし団子
《 嫌いな物 》規律、ルール
《 性格 》とある事情により常に一匹狼を貫いているが、基本的には善人。感情の起伏が少ない。どんな状況にも表面的には狼狽えないが、精神力自体は人並みなので後々思い悩む事もある。規律やルールが嫌いなのは素行不良だからではなく、行動を制限されるのを嫌うから。
プロローグ《 希望の学園と絶望の高校生 》
「 こんな物かしらね。 」
滑らかにペンを動かすと、完成した計画表を見つめる。
不備がないかと隅々までチェックすると、少し休憩とばかりに椅子の背に凭れた。
....私が予定を書き記している理由は、
いざと云う時のために慌てない為の常套手段として、私に定着しているからだ。
勿論今行っている計画表作りも「いざと云う時」の為にしている事だ。
「 あんな高校に入学するのだから、あらゆるアクシデントも想定しておかないとね 」
予め説明しておこう。
今年に私が編入するのは「私立希望ヶ峰学園」、
才能を持つ所謂『超高校級』の生徒をかき集めた、政府特認の超特権的な学園である。
正直、私に入学する資格があるとは思えない。
私が他人より優れている所と言えば、少し物事に対して慎重な事くらいだろうか。
だからこそあんな不明瞭な才能で入学する事になったのだろうが....
「 ....超高校級の選択力って何でしょうね 」
希望ヶ峰は特殊な才能の生徒も招き入れるとは言っていたが、
まさか此処まで懐が広いとは思わなかった。
確かに私はじゃんけんで負けた事はないし、四択問題でミスをしてしまった事もない。
だが、それならば『超高校級の幸運』や『超高校級の洞察力』で入学するというのが自然ではなかろうか。
「 これ以上考えるのはよしておきましょう。 」
「 明日入学式に行かなければいけないし、早目に寝て体を休めるべきよね。 」
私は一旦頭を落ち着かせると、歯磨きや入浴を終えて直ぐ様眠りについた。
《 追加説明 》
初期集中力 ★★★★★★
初期発言力 ★★★★★
《 選択力 》・・・咲希島固有のスキル、正しい選択肢を選んだ際の好感度上昇率が高くなる。
《 警戒 》・・・感情に左右され難く、感情による補正が掛かり難い。
超高校級の選択力があるのに正しい選択肢を選んだ際の好感度上昇率が高くなるだと!?
オリジンロンパっての見たことなくてすまんな
確かにそうッスね、ちょいと理屈的に可笑しいかもしれないッスね、すんません。
オリジンロンパは「ダンガンロンパ」という作品の二次創作なので、コレ自体が本家の改編という訳ではないッス。
《 選択力 》・・・咲希島固有のスキル、好感度上昇チャンスのある選択肢が出た場合、即座に適切な答えを把握できる。
いや、可笑しいと思ったわけではなく、感心してたんだよ
よくそんな設定思いつくなぁと
とりあえず期待してるゾ
センスが溢れてる
ちょっとダンガンロンパ見に行ってくるわ
ありがとうございまする、執筆は遅めですが期待に添える様頑張るッス!
10:匿名さん:2019/10/08(火) 21:12 ID:QMgクッ…小説家になろうには無かったか…
11:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/08(火) 21:17 ID:exU 《 希望ヶ峰学園 校門前 》
「 ある程度予想は出来ていたけど、それにしたって凄い迫力ね 」
計画表を作り終えた次の日、私は入学式の為に、希望ヶ峰学園へと足を踏み入れようとしていた。
予めネットで学園全体の画像を見ておいたのだが、やはり写真と実物ではスケールが段違いだ。
...この学園で、これから私は、同じく超高校級の人達と学園生活を送っていく。
その中で自分がどの様に成長し、やがてどんな人間になるのかには大いに興味がある。
「 勿体ぶった事を言っているけれど、とりあえず中に入ってみない事には始まらないわね。 」
私は決意と希望を胸に秘めて、校門を潜る。
そしてついに、校舎の中へと歩みを進めようとした瞬間、
視界が
ぐにゃりと
歪んで、
二次創作的なのはあったが…
13:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/08(火) 21:18 ID:exU >>10
元はゲームなので、ダンガンロンパで検索すれば内情が分かると思うッス!
ビデオゲームってことはわかったで
15:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/08(火) 21:20 ID:exU一応アニメもあります
16:匿名さん:2019/10/08(火) 21:22 ID:QMg 見たで
漫画もあるみたいだから…立ち読みしようかな(ザコ)
一章までならプレイ動画がYouTubeに載せられてるので、ソレを見たら何となく流れが分かると思います
18:匿名さん:2019/10/08(火) 21:25 ID:QMg明日にでも見とく
19:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/08(火) 21:35 ID:exU 《 教室 1−A 》
咲希島「 ……こ、此処は何処なの? 」
目を覚ますと、周りには目の痛くなる様なド派手な色合いの教室が広がっていた。
窓には鉄板が打ち付けられており、天井を見れば監視カメラがこちらを向いている。
咲希島「 確か急に目の前が暗くなって、それから…… 」
駄目だ、何が起きたのを思い出す事が出来ない。
あのまま倒れて、ソレを見つけた他のクラスメートが運んできてくれたのか?
それならば、何で教室に居るのかという話になる。
思考を巡らせていると、机の上に乱雑に文字の書かれたメモを見付けた。
咲希島「 ……えーっと、入学案内ですって? 」
そこには、八時までに体育館に集合!来なかった子にはオシオキ!と汚い文字で書かれている。
咲希島「 …此処が何処かは分からない、何をしたら良いのかは分からない、今は兎に角情報が欲しい。 」
やるしかない。
私は覚悟を決めて、教室を飛び出した。
《 廊下 1F 》
咲希島「 ……痛っ?! 」
「 む……むっ?! 」
廊下へ飛び出した瞬間、誰かとぶつかった。
目の前が衝撃で暫く真っ白になり、やがて視界が広がってくる。
そこには……
「 な、なんだ……君が此処から出てきたのだな…… 」
太い眉に、赤色の大きな瞳と清潔そうな刈り上げられた髪。眉間には深い皺が寄っており、【風紀】と描かれた腕章を掲げて堂々と起立している。
一言で言えば、正に【生真面目】を形にした様な人だった。
「 君っ!痛いではないか!いきなり教室から飛び出してくるなんて、キチンと前を確認してから飛び出したまえっ! 」
咲希島「 は、はぁ… 」
その人の言葉には妙な説得力があり、思わず頷いてしまう。
「 うむ、分かってくれたのならいい。……此処から出てきたという事は君は僕と同じ希望ヶ峰の生徒なのだろう? 」
私は再度頷くと、その人は満面の笑みを湛えて、続けて言葉を話す。
「 ならば挨拶をしておかねばならないな! 」
「 僕の名前は石丸清多夏、超高校級の風紀委員で、座右の銘は質実剛健!お互いに切磋琢磨して頑張ろうではないか! 」
……いきなりの登場シーンに気圧されてしまったが、とりあえず私も自己紹介をする。
咲希島「 ……私の名前は咲希島春香、一応超高校級の選択力と言われているわ。 」
石丸「 ふむ、咲希島春香……良い名前ではないか!ご両親に感謝したまえよ! 」
なんというか……暑苦しい人ね。
悪い人ではなさそうだけど……余り関わりすぎると面倒になるかしら。
石丸「 そういえば、体育館に行かなければならないのだったな!……咲希島くん、僕は校門を潜った時に気分が悪くなり、倒れてしまったのだ! 」
石丸「 そして教室で目を覚まし、そこで見付けたメモには体育館に行けと書かれていたが……一人では何か危険があるかもしれない! 」
石丸「 そこで体育館に一緒に行きたいと思うのだが、どうだね? 」
……私は現状を把握出来ていないし、学園に関する知識は殆どない。
ならば、今のところは二人で行動するのが最善策だろうか。
咲希島「 分かったわ、一緒に行きましょう。 」
石丸「 了解した!……む、でも男女が二人で一緒に行動……ふ、不純だぁ! 」
私が歩みを進めようとすると、急に石丸くんは泣き出してしまった。
……基準が厳しいのか、涙脆いのか、その両方なのかは分からないけれど。
咲希島「 二人で行動しないと危ないって言ったのは貴女じゃないの、早く行かないと置いてくわよ。 」
石丸「 ま、待ちたまえ!せめて間隔を開けて歩くべきだ! 」
騒いでいる石丸くんを尻目に、私は体育館に向かうことにした。
咲希島「 …… 」
辺りを見回すと…表彰状や表彰台が沢山飾られている、それだけでもこの学園の凄さが分かる。
目前には巨大な扉が鎮座している。…罠ではないのか、という考えが頭を支配しているけれど、
石丸「 咲希島くん!早く扉を開けたまえよ!ただでさえ遅刻していると言うのに、こんな所で時間を取られてしまっては… 」
咲希島「 …分かっているわ、入りましょう。 」
いつまでも立ち止まっていても仕方ない、そう思い、私は思い切り扉を開けた。
《 体育館 》
「 お、アイツらも新入生か? 」
「 これで十六人、ですか…他に人が来る様子もありませんし、これで全員ですかね。 」
「 何というか…全然見た目の印象の違う二人だべなー。 」
…辺りから様々な反応が飛び交っているけれど、とりあえず聞いておきたい事がある。
咲希島「 えっと、貴女達は…どうして… 」
私が問おうとすると、急に遠くから聞こえる機械的な声に遮られてしまった。
「 えーっ、注目!皆様方、前方に注目して下さい! 」
…従わなければ何をされるか判らない。
そう思った私は、隣に居る石丸くんと顔を見合わせた後に、言われるがまま前を向く。
…軽快な音と共に、何かが現れる。それは…この状況に似つかわしくない、クマの様な形の物体だった。
「 ……いやっほー!どうもこんにちは!モノクマだよ! 」
モノクマ「 キミ達の、この学園の、学園長なのだっ!…ヨロシクねっ! 」
よりにもよって、事情を聞いておきたかった学園長がこんなヌイグルミだなんて……
「 しゃ、喋った?!ヌイグルミが喋るなんて奇々怪々にも程があんべ! 」
「 落ち着けよテメェ、どうせ中にスピーカーでも仕込んでるんだろ? 」
各々がそれぞれあの物体に対する反応を見せていると、モノクマと名乗った物体が再度口を開き、
モノクマ「 スピーカーなんて古臭いモノ仕込んでないよ、失礼な!ボクにはね、高性能な遠隔操作ソフトが埋め込まれてるんだよ!…あっ、言っちゃった。 」
口許に手を当ててうぷぷと笑っているモノクマを見ると、言い様のない嫌悪感が溢れてくる。
モノクマ「 はー、面白かった…じゃあ早速本題に入るね! 」
モノクマ「 …高校生にして多大なる才能を有するオマエラは、正しく"世界の希望"に他なりません!…なので、そんな素晴らしい希望を保護する為、オマエラには…… 」
モノクマ「 …"この学園内だけ"で、共同生活を送って貰います! 」
咲希島「 …は? 」
モノクマ「 えー、そしてですね、その共同生活の期限についてですが…期限はありませんっ! 」
モノクマ「 つまり、キミ達には一生ここで共同生活を送って貰うのですっ! 」
主人公ののーりょくはどこら辺で出るのか!
匿名、気になるです!
>>23
自由行動時間で存分に出す予定ですので、程々に楽しみにして頂けると幸いッス!
モノクマの放つ不愉快な声色の言葉が体育館内で反響する。
私は拳を握り締め、冷や汗を垂れ流しながらも紡がれる言葉を聞いていく。
モノクマ「 とは言っても一生をこの学園で過ごすなんて、色々と欲望や野望が燻ってるオマエラからしたら退屈かもね! 」
モノクマ「 そんな子達でも健全な学園生活を過ごせる様に、ボクは… 」
モノクマ「 キミ達に《コロシアイ学園生活》を行って貰う事にしました! 」
…コロシアイ?今コロシアイと言ったの、あの物体は?!
「 殺し合い…ですって? 」
「 そ、そんな!いきなり何を言ってるんだ! 」
周りに居る生徒達もざわめき立っている。
当たり前よ、こんな展開を予想出来る人間なんて居る訳ない…!
モノクマ「 嫌なら別にしなくてもいいよ?此処なら食料も道具も不足する事はないし、怖いお外より中に引き籠ってたいってのは自然だよね。 」
モノクマ「 でもね…一生家族にも、友達にも、仲間にも会えなくなるけどね! 」
モノクマ「 まぁ要するに、誰かを殺しさえすればこの学園から卒業…もとい脱出できるんだよ!分かり易くて単純なルールでしょ? 」
その言葉を聞き終えた瞬間、私の体に衝撃が走り、自分でも思わず顔が強張っていくのを感じる。
石丸「 コ、コロシアイなんて不健全にも程があるぞ! 」
「 …突っ込む所はそこなのね 」
「 大丈夫だよみんな!こんなの犯罪じゃん、すぐに警察が助けに来るよ! 」
モノクマ「 …警察?キミ達、本当にそんなモノが助けに来ると思ってるの? 」
「 警察が助けに来ない?一体どういうことな… 」
「 おい、その前に…一つ貴様に言いたい事がある。 」
モノクマ「 ん?どうかしたのかなメガネ君? 」
「 …何故貴様は俺達にコロシアイをさせようとする? 」
モノクマ「 あー、それはねー… 」
モノクマ「 キミ達に絶望して欲しいからだよ! 」
その終わりの見えない問答に嫌気が差したのか、乱雑な足取りで一人の青年がモノクマの前へ歩いていく。
「 コロシアイをしろだのいきなり何だよテメェ…絶望だの何だの意味の分からない事言いやがって! 」
モノクマ「 ワケの分からないのはキミの髪型じゃないかな〜っ? 」
「 んだとぉっ?!どうせ中身は機械だろうが、バッキバキのボッキボキにしてやんよぉっ! 」
モノクマ「 が、学園長への暴力は校則違反だよー! 」
青年が拳を振り上げると、何かの音が鳴り始め、その音は段々大きくなっていく。
警告音とでも言うべき何かを知らせる様な音…私の勘が直感的に告げている。これは…
咲希島「 あぶ… 」
「 危ない!それを投げて! 」
私が声を上げるより先にブレザーを着た少女が危険を知らせる声を上げた。
「 …チッ、クソがぁっ! 」
モノクマが掴まれ投げられた瞬間、
大爆発が目の前で起こった。
衝撃で耳を震わす程の轟音が響き渡る。
「 マ、マジかよ… 」
モノクマ「 だから禁止って言ったのに! 」
明らかに怒りを顕して、爪を剥き出しにしているモノクマが別の場所から飛び出てくる。
モノクマ「 今回は警告で済ませてあげたけど、次はそうはいかないんだからね! 」
モノクマ「 電子生徒手帳もあげるから、校則はキチンと守ってよね! 」
モノクマ「 そして、入学式はここで終了!皆様直ちに解散して下さい! 」
入学式が終わりを迎え、始まってしまった学園生活。
思い描いていた理想とは一転、ここの学園生活は"誰かを殺して卒業する"か、"一生ここに留まる"の二択を強いるモノだった。
その現実への絶望感と脱力感に、私は怯える事しか出来なかった。
「 …あの、大丈夫かな? 」
「 さっきあんな事があったんですから、気分も悪くなりますよね… 」
…聞き覚えのない声が聞こえる?
すっかり俯きへたりこんでしまった私は、上から聞こえた声の主を確認するべく顔を上げる。
そこには柔和そうな顔をした少女と、パーカーを着たやや中性的な少年と…こちらに駆け寄ってくる石丸くんの姿が見えた。
…いつまでも座り込んでいる訳にはいかない。
そう思った私はよろよろと立ち上がると、先ず二人に最初に思った疑問を問い掛けた。
咲希島「 …貴女達はどうしてここに? 」
「 私はこの学園の校門を潜ったら意識を失って…こちらの苗木くんと一緒に行動していたんです。 」
少女が視線を向けると、向けられた少年が同じ様に自分達に何があったのかを説明する。
「 うん、僕も学園に入ろうとしたら眩暈がして…目覚めた時には空き教室に居たんだよ。それでそこの机に置いてあったメモを見て舞園さんと一緒に体育館に来たんだけど、まさかこんな事になるなんて… 」
少年が落ち込んでいる姿を見せると、舞園と呼ばれた少女がふと思い出したかの様に、最後辺りの言葉は濁しながらこう呟く。
「 そうだ!折角ですし自己紹介でもしませんか?…これから、色々と何かが起きそうですし… 」
咲希島「 自己紹介、確かに良案かもしれないわね。 」
そう呟くと少女は優しげな微笑みをこちらに見せたまま、軽やかな声で応対する。
「 そうですね、それじゃあ… 」
「 私の名前は舞園さやかです。超高校級のアイドルという才能でこの学園に招かれた筈なんですけど… こんな事になっちゃいましたね… でも、出来る限りの事をしましょう?ほら、希望は前に何とやらって言うじゃないですか。 」
長い睫毛に縁取られた藍色の瞳、端正に整った顔に滑らかな肌、艶やかな黒髪に女性らしいスタイル… 正しく「清楚美人」という言葉が相応しい風貌をしている。
「 ボクは苗木誠、超高校級の幸運って才能で入ってきたんだ。でも正直幸運って微妙な才能だよね… 」
もう一人の少年は、低めの身長にパーカーを羽織り、中性的な顔の造りをしている。
こちらは平均な高校生と言って差し支えなさそうね。
石丸「 君達、意志疎通を詳しく行うのはいいが時間を掛けすぎだ!自己紹介で一日の半分を潰す勢いだぞ!因みに僕は石丸清多夏、超高校級の風紀委員だ! 」
咲希島「 自然に会話に割り込んで来たわね…私は咲希島春香、超高校級の選択力よ。 」
いつの間にか隣に立っていた石丸くんの後に自己紹介を返すと、苗木くんが辺りを見渡しながら
苗木「 僕達はこの学園の探索をしに行くけど… 二人はどうするの? 」
石丸「 うむ!ならば僕は咲希島くんと他の超高校級の諸君に話を聞きに行こう!…こんな異常事態だからな、多少の不純異性交遊は…ううむ、やはり駄目だ!君達は探索を終えたらすぐに解散したまえ! 」
咲希島「 それってもしかして私達も含まれてる? 」
石丸「 当然だ! 」
咲希島「 …縛られるのは好きじゃないわ 」
ダンガンロンパのんびり見てるよー
アニメもあるんだね〜
>>30
見てくださって嬉しいッス!
アニメ版は原作でのシーンが削られたりしてるッスけど…ぬるぬる動くキャラが見れるのでお勧めするッス!
咲希島「 さてと、流れで私達は他のクラスメートから話を聞く事になったけれど… 」
周りを見渡してみると、見た目からして個性的なクラスメートが各々したい事をしている。
石丸「 うむむ… こんな状況下なのに誰一人協力を持ち掛けていないではないか!風紀が乱れているぞ! 」
咲希島「 …まぁ、それぞれのライフスタイルがあるって事でしょう。 」
よし、先ずはあのブレザーの女の子にしようかしら。
何となく私と似た様な雰囲気がするけど…流石にいきなり拒絶されたりはしないでしょう。
私は少しずつあの少女の居る方向へ歩みを進めていくと、恐る恐る声を掛けた。
咲希島「 あの、少しいいかしら…? 」
「 …私に話し掛けているの? 」
咲希島「 ええ、こんな状況下だし、少しでも話を聞いておきたいと思って。 」
「 わかったわ 」
その少女は此方に向き直ると、腕を組んだまま私の瞳ををじっと見つめてこう言った。
「 名前は…霧切響子… 」
ややツリ目気味の藤色の瞳、艶やかな長い髪をそのまま垂らしており、一房のみつあみが彩りを添えている。全体的に黒と紫の配色で揃えられている服装は、彼女の雰囲気にマッチしている様に感じる。
石丸「 む?霧切くん、才能を言い忘れては… 」
霧切「 別に言わなくても良いじゃない、仮に言わなかったとして何の問題があるのかしら? 」
石丸「 だが情報共有というのが… 」
霧切「 少なくとも、共有しておく程の情報だとは思えないわね。 」
余り多くを語らないタイプなのかしら…?
咲希島「 私も言っておくわね、名前は咲希島春香。才能は超高校級の選択力よ。 」
石丸「 むぅ、まだ納得は出来ていないが… 僕の名前は石丸清多夏!超高校級の風紀委員だ! 」
私達が自己紹介をし終えると、彼女は憂い気な表情を湛えたまま深い息を吐き、目を伏せながらこう呟く。
霧切「 そう… まぁ、気を付けておいた方がいいわよ。多分だけど、あのクマは目的達成の為なら何でもするわ。 」
ペンネームはこれでいくッス
ペンネーム…中二や…
エターナルフォォォスブリザードォォォォォォォ!
>>34
相手は死ぬ!!(遺言)
因みに元ネタはチェーホフの銃ッス!!
お前は…「ダンガンロンパ」とか言う面白そうなゲームで俺の時間を奪っただけじゃ飽き足らず…「チェーホフの銃」とか言うのでも俺の時間を奪うのかー!!
画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新