影虎作品集

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1:影虎◆Vs:2023/07/06(木) 12:20 ID:SnI

ここの板では初になります!!
本格的に近いのをそろそろ書きたくなってきたんで
二次創作書くことに決めました!
感想とかは気軽にどうぞ!ただし、荒らしとか
暴言はお控え下さいっ!!
じゃ、さっそく書きたいと思います!

201:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:19 ID:pKw

クヌート「入れ 昼ご飯の時間 か よし他の者は外へ
食事の時くらいは静かな方が良い」

見張りの兵士達はクヌートの部屋の外へ出た

アシェット「・・・・・・クヌート様 ご飯を食べる手助けも
します」
クヌート「見ない顔だな?新入りか?」
アシェット「はい」
クヌート「では 頼む」
アシェット「じゃあ こちらスープの方から・・・」

スプーンにスープをすくいながら

アシェット(この男が俺の父をっ!?殺したのか?)

間近で見るクヌートの顔

アシェット「クヌート様 とある奴からこういう話を聞いています」

202:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:25 ID:pKw

アシェット「アシェラッドという男がクヌート様の父を殺した
と そしてその男をクヌート様が殺したと」
クヌート「そうだ アシェラッドは元々私の仲間だったが裏切り
目の前で父を殺した 裏切らなければ殺さなかった」
アシェット「裏切った?では何故裏切ったのです どー考えても
その男は得をしていません!なのに裏切りますか?」
クヌート「そなた 何を言いたいんだ?つまりーーーー・・・」
アシェット「普通なら自分の立場が不利になると分かっていて
やりません 特にそのアシェラッドは頭が良かったなら
尚更・・・本当はアナタがそうする様に向かわせたのでは?」
クヌート「いやあれはアシェラッドが・・・ハッ!」

クヌートの目にはアシェットの後ろに佇むアシェラッドの姿が映る

クヌート「アシェラッド・・・何故ここにいる?」
アシェット「!何を言ってるんです?」

203:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:32 ID:pKw

「スッ・・・ヒュ スパァーーーン!!」

アシェット(今だっ!?)

隙をついてクヌートの首を斬るアシェット

アシェット「俺はっ・・・俺はっ!そのアシェラッドの息子
アシェットだ!」

「パリーーーンッ」

城の部屋の窓ガラスを割りながらアシェットは外へ出た
 
兵士達「追え追え〜〜クヌート様を殺した男だァーーーー!!
そいつを殺せぇーーーー!?」

アシェット「トルフィーーーーン」
トルフィン「!アシェット?」
アシェット「追っ手が着いて来た!この場で斬る!はぁはぁ」

「クル ズバァ ズシュ」

アシェット「よし 去るぞ!」
トルフィン「おう!!」

204:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:38 ID:pKw

こうしてアシェットの復讐は果たされた・・・

フローキ「あ あぁ クヌート様っ!?まさかそんな!?
スヴェン王様と同じ死に方をするなんてっ!?
まさか殺ったのは弟のアシェット!?くそっ!また何もかも
最初からやり直しだぁ!!何故こうも立て続けにっ!?」

次に王になったのはクヌートの兄 ハラルドであった

アシェットとトルフィンは その後も仲良く
ふたり旅を続けている

アシェット「復讐という名の目的は果たせたっ!」
トルフィン「良かったな アシェット・・・(クヌート・・・)」
アシェット「アテもなく彷徨うのみだな!」

ふたりの旅は まだまだ始まったばかりである



完結

205:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:44 ID:pKw

終わりましたーーーー!!
原作には登場していない、このアシェットと言う息子ですが
コッチの二次創作ではなかなか重宝しているキャラになっています!
実際の所、アシェラッドに子供はいないんですがねーーーー?
コアセンテンス的流れをウィンサガでも導入してみました!
いかがだったでしょうか?
次回書く予定も引き続きウィンサガですがこの「アシェット自伝」
と話が繋がっていますが主役はトルフィンになります!
二次創作を読んで少しでもウィンサガを好きになってくれる人が
増えれば嬉しい限りです!
ありがとうございましたーーーー!!

206:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 07:48 ID:pKw

引き続き、お題はヴィンランド・サガですが
アシェット自伝のその後の続きですっ!!
主役はトルフィンに変わっています。
では、始めまーすっっ!!

207:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 07:55 ID:pKw

【トルフィン自伝】

アシェット「目的は果たした事だし トルフィンどこか行きたい所は?」
トルフィン「ウィンランド」
アシェット「ウィンランド?聞かない名だな」
トルフィン「俺の故郷で小さい頃にレイフのオジさんや父さんから
聞いたんだ」
アシェット「!」
トルフィン「ここではない何処か なかなか行く機会のない場所
生きている間 一度でいいからこの目で見たい」
アシェット「なら そこへ行くか 付き合うさ」
トルフィン「ありがとう」
アシェット「もう俺もこの地に未練はない」

その頃 フローキはクヌートの兄 ハラルドと一緒にいた

ハラルド「フローキよ 何故だ?何故クヌートは・・・弟は殺された
?しかも誰に?」
フローキ「聞いた話によると何やら城の者に成りすましていた様で
あります」

208:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:03 ID:pKw

フローキ「見た者によると金髪で肩までくらいの髪の長さ 
一人だけ心当たりがあります」
アシェット「何と?」
フローキ「アシェラッドという男の弟 アシェットです」
ハラルド「知らぬ名だ」
フローキ「この男 アシェラッドはハラルド様の父であるスヴェン王
様を殺した男です」
ハラルド「何っ!?」
フローキ「クヌート様は裏切り者のアシェラッドを殺しています
つまり その件で今度は弟のアシェットがクヌート王を復讐として
殺したのでは無いか?と」
ハラルド「クヌートが殺される理由 他に無いな?ではフローキ 
その者 アシェットを全国で探し出せ!!
見つけ出したら死刑だっ!生かしてなるものか!?」
フローキ「はい!兄弟共に地獄へ叩き出しましょう!!」

その夜

209:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:08 ID:pKw

アシェットとトルフィンは疲れて寝ていた
トルフィンはと言うとユメを見ていた
それは過去のユメ・・・・・・

過去

「ポトッ(剣を落とす音)」

フローキ「クヌート様をお守りしろっ!そいつ(トルフィン)は外へ
出せ!」
トルフィン「アシェラッドーーーー!アシェラッドーーーー!?」

この時にクヌートは頬に傷をトルフィンにつけられている
外へ出されたトルフィン

トルフィン(何でっ?何で!?どうして・・・こんな事にっ!?
クソックソォ!ん・・・?)

210:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:14 ID:pKw

「ボワァーーーーーーーー!!」

先程の入っていた建物が・・・

トルフィン「も 燃えてるっ!?」
兵士1「フローキ様!外が燃えています!?」
フローキ「すぐにクヌート様とスヴェン王の遺体を外へ運び出せっ!」
トルフィン「燃えてる?嘘だろっ何でっ!?中にはアシェラッドの
死体がまだ・・・」
フローキ「何者だぁっ!?火をつけた どこの馬鹿はっ!?」
兵士1「分かりませんっ!」
フローキ「兵士達ではないだろうっ?見つけ出せっ!!」
兵士1「はい 今っ!」
中から出た兵士「フローキ様」
フローキ「ん?お前は誰だ 包帯で顔が見えんな」
中から出た兵士「先程 アシェラッドという男に切りつけられた兵士
です 深手を負いましたが憎きアシェラッドの死体は外へ出して
海へ放り投げました」

211:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:20 ID:pKw

フローキ「うむ!ご苦労だった あの男っ!!
死んでも許さんぞっ!?」
中から出た兵士「・・・・・・」
トルフィン「うぅ・・・アシェラッド!」

トルフィンは悲しみ泣いている

トルフィン「何でだよ〜」
フローキ「火だっ!まずは火を消せぇ!?」
兵士1「樽だぁーーーー樽に水を入れて建物にかけろーーーー?」

「バシャァーーーーブシャーーーー!」

兵士達で樽を運び火に水をかける
それからようやく 火は消えた・・・
兵士2「フローキ様!?大変ですっ!」
フローキ「今度は何だぁーーーー?次から次へとーーーーっ!?」

212:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:32 ID:pKw

兵士2「城へ来てもらえますか?こちらになります」
フローキ「なっ?これはっっ!?お宝を保管している
部屋じゃないか!まさか!?」
兵士2「はい そうです 中の内の10分の1
の宝が盗まれています 火を消してる間盗まれたのかと」
フローキ「何とっ!?」
兵士2「しかも城の船も一隻だけ盗まれてました」
フローキ「どこから入って来たドロボー猫だぁーーーー!
?捕まえろぉーーーー早くぅ〜〜〜!?」

城内に残っていたはずの兵士も鋭利なモノで
斬り殺されていた
火を消す兵士が多かった分 見張りの兵士の数が
少なかった

兵士2「はい!只今 見つけ出しに行きます!」
フローキ(何っという最悪な日なんだ・・・)

213:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:40 ID:pKw

現在

トルフィン(アシェラッドが死んじまったら今までの意味なんかねぇ
〜全部無くなった もう何もかも 父さんもアシェラッドも
俺にはーーーー俺にはもう何もーーーー・・・)

それから二人でウィンランドへ向かう最中魚を食べながら
生活して町へ行く機会はほとんど無かったがーーーー

トルフィン「魚ばかりにも飽きてきたなぁ〜」
アシェット「金ならある トルフィン好きなの買って来い
近くにここから左 村がある サライの村だ」
トルフィン「すごく詳しいんだな?俺なんか全然・・・」
アシェット「俺は親元から6歳で離れて色んな所で旅をした」
トルフィン「俺も6歳の時にアシェラッドと・・・アシェットは
何で6歳で離れたんだ?そもそもアイツ 息子いるとか言ってなかった
ぜ?」
アシェット「!」

214:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:47 ID:pKw

トルフィン「アシェラッドの仲間も息子いるなんて知ってなかった
何でそもそも隠してたんだ?アシェラッドはーーーー・・・」
アシェット(それは・・・言えるわけない 俺の母さんと兄の間に出来た子が俺だなんて・・・)

産まれてはいけない タブーの子・アシェット

アシェット「俺も誰が母親かは分からない」
トルフィン「そっか (村は襲ったりしてたけど アシェラッドが
女と恋仲になってた話すらない 何でそんな男に子供が出来んだ?)」

トルフィンの中では謎が深まった

トルフィン「金 あんがと 行ってくるよ!じゃあ」

サライの村

トルフィン(ん?パンや肉もある)

トルフィンはパン2つと肉と果物も買った

トルフィン(よし 何とか買えたな ん?)

215:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:54 ID:pKw

村の中央には 張り紙が貼ってあった
そこにはーーーー・・・

トルフィン(これ アシェットのイラスト絵か?
何で・・・ハッ!そうか ハラルド王がクヌートの件でアシェットを
探してるんだ だったら町をウロつくのはヤベェ 早く帰ろう!)

サライの村を離れてアシェットのいる船の元へーーーー

トルフィン「アシェットーーーー!」
アシェット「どうした?」
トルフィン「大変なんだよ!?町にアシェットのイラスト絵がっ!?
王側の奴らがお前を探してんだ!」
アシェット「クヌートの件でか じゃあ早めに海へ出よう!
こうなってくると俺は常に追われる身 いるべき場所は無くなったか
母親の元も危険だ・・・」

その頃 ウェールズ リディアの方ではーーーー・・・

216:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 09:03 ID:pKw

リディア「あなた達 何なのいきなりっ!?」
フローキ「アシェットは何処にいる?」
リディア「一度だけ会ってそれから戻って来てないわ」
フローキ「嘘を言ってないだろうなっ!?中を探せ!」
リディア「ちょっと待って下さい!知りたいのは
こちらの方です 何故?アシェラッドもアシェットも
二人はいないままなの?私の元へ二人は帰って来ない 
フローキ あなたは何か知ってるはずよ
アシェットは一度あなたの元へ行ってるんですから
何故教えてくれないの?」
フローキ「ならば教えてやろう?まずリディア貴様は
もう王側の者ではない 故にこちらの秘密は教えられん
!話を広められては困るからだ 同じ身分では無いん
だからな 貴様がアシェット等という弟を・・・
兄弟二人さえいなければ何もかもはーーーー」

217:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 09:09 ID:pKw

フローキ「少なくともアシェットトアシェラッドは罪人だ
(王を2名も殺したのだからなーーーー?)」
リディア「罪人っ!?それはどういう意味?何の悪い事をしたの?
二人は・・・(もう二人は帰って来ないの?)」

その頃二人は新しく船を組み立てていた

トルフィン「出来たっ!これで上に屋根がある!天気も雨でも
最高だなっ!?」
アシェット「行くか!」

海は嵐の日もあるーーーー・・・
イカリを海へ落とす

「バシャン!!」 

色んな天気がある中 二人はウィンランドを目指していた
リディアの方はーーーー

218:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 09:17 ID:pKw

リディア「あなた達は何故帰らないの?」
兵士1「アシェットがここへ来る可能性がある」
リディア「!?」
兵士1「フローキさんはここで 我々に待てと
その日までーーーー・・・」
リディア「ねぇ あなた・・・私は体を差し出すから
その代わりに王側の秘密を教えてくれないかしら?」

その後 何とか聞き出す事に成功したリディアは
フローキの元を訪れる

フローキ「何用だ?リディア・・・」
リディア「アシェットの犯した罪について 王殺しの罪
はこの母親である私が引き受けますっ!!
だからアシェットの命は・・・奪わないでっ!」
フローキ「!(何故話が漏れた?それより引き受ける
だと?この女 本気か?いや 本気だから来たのか)」
リディア「あの二人を産んだのは私のせい
二人の罪は私の罪よ これで分かった?」
フローキ「知られた以上は帰せんな・・・良かろう
母親の貴様に全ての罪と認めようっ!?」

リディアの公開処刑であったーーーー・・・

219:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 12:36 ID:pKw

>>217
間違い発見!!
フローキの「アシェットトアシェラッドは」の所が違う!
「少なくともアシェットとアシェラッドは罪人だ」
ですっ!

220:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 07:49 ID:X1Y

リディアの公開処刑に町人が見物に来る

町人1「まじか〜女が公開処刑されんのか?」
町人2「息子二人 王殺しの罪だってな?」
町人3「あの女はその息子二人の母親なんだと」
町人1「同罪か・・・」

フローキ「最後に言い残した言葉は?」
リディア「後悔なんて無いわ 息子の為に命を捧げれる
んだもの 私は二人の母で本当に良かったわ!」

最後に笑顔をみせるリディア
しかし そんなリディアに容赦なく剣が襲いかかる!

「ヒュ ボトッ」

リディアは・・・死んだ
こうしてアシェットの罪は全て母が受ける形となり
消えた
リディアの命と共にーーーー・・・

ハラルド「スヴェン王様 クヌート弟
ふん 母が全て罪を受けるだと?居心地悪いな・・・」

221:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 07:55 ID:X1Y

そんな事になっているとはアシェットもトルフィンも知らなかった
アシェットは母と関わらない様に振る舞う事で
守れていると思っていたからだ

こうして長い旅を重ね
ついに ついに二人はウィンランドの地へーーーー・・・

アシェット「ここが・・・」
トルフィン「ウィンランド?なのか」

「ザッザッザッ」

草木が生え放題でまるでジャングルへ来たかの様だった
そこにいた原住民と仲良くなった
そこで彼らは何やら自分達以外にも先に他の奴ら二人もこの島に
いるっと話した

トルフィン(俺等以外の奴?どんな二人だ?)

222:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:01 ID:X1Y

アシェット「この島に別の奴ら?誰の事だ 敵か?」
トルフィン「先に様子を見てくる」

「ザッザッザッ」

トルフィン(誰だ?あれか・・・ん?釣りをしている)
トールズ「ん?」
トルフィン「え・・・(と 父さんっ!?)」
トールズ「と トルフィンっ!?」
アシェラッド「お?遅かったな 来るの・・・」
トルフィン「なっ 何で生きてっ!?だって二人は死んでっ!?
何でっ?(幻か・・・?)」

トルフィンのいる近くへトールズは来た

トールズ「大きく・・・なったな」
トルフィン(嘘だっ!)
アシェラッド「変わってね〜な?」

アシェラッドも近づく

トルフィン「何だよっ!?どういう事だよ!?説明っしろよ!?うゔ」

223:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:08 ID:X1Y

アシェラッド「本当はなぁ トルフィン あの後トールズの死体
と一対一でいた時 俺は矢を引き抜く作業をしていた
一本一本引き抜いていた するとトールズの野郎が」

過去

トールズ「ぷはぁ!」
アシェラッド「息を吹き返しやがった!?なんっつー生命力だ!?
あんたを死なすのは惜しい・・・」
トールズ「しかし私が生きていてもフローキは納得せんだろう」
アシェラッド「いや?そーでもね〜ぜ?俺が誤魔化せば」
トールズ「何?」
アシェラッド「あんたと顔が似ている男を村から見つけて始末する
そいつをトールズだと差し出す」
トールズ「しかしっ・・・!?」
アシェラッド「そもそもあんたを殺し損なったのは俺側の責任だ」

224:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:14 ID:X1Y

トールズ「アシェラッドすまないっ!!命を助けてもらいっ・・・」
アシェラッド「だが この先あんたはどうする?」
トールズ「!私は・・・死んだままになって ウィンランドへ行く!
ここではないどこか トルフィン達には秘密にしてくれ
その方がいいんだ」
アシェラッド「ふーーん ウィンランド か 
よし分かった さよならだトールズ!」

トルフィン「は?何だよそれ・・・」
アシェラッド「あの時 俺がクヌートに殺されたのも演技だ
ありゃ本当は中に硬いの仕込んでた 中に刺さって心臓に到達する
前には刃は止まってたのさ
あの後の火災も俺が金で王側の兵士にやってもらった
金で裏切る奴はいるもんだぜ?」

225:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:52 ID:X1Y

アシェラッド「口から吐いたのも血じゃなくて
直前に呑んでたワインだ 火災後は皆中から外へ出る
だろ?俺はその間に隣で斬り殺した兵士の鎧や装備品
を奪って顔は包帯でグルグル巻きにした」
トルフィン「!」
アシェラッド「そんで上手くバレずに外へ出てフローキ
の元へ行くとアシェラッドの死体は海に捨てといた
と話した 負傷した兵士に成りすましたまま 城の宝
を盗んでオマケに船も盗んで去ったのさ」
トルフィン「何だよっ!?それ!何だよ!!じゃあ
俺は一体何の為にっ・・・今の今までっ!?」
トールズ「最初から敵などいなかったんだ トルフィン
やーいやーい泣き虫毛虫〜」
トルフィン「うゔっ・・・ゔ〜〜〜」
アシェラッド「気づかねーのはお前が馬鹿だからだよ
!」
トルフィン「何だよっ!うっせー!!」

226:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:02 ID:X1Y

トールズ「アシェラッドさんっ!?私の息子は馬鹿ではありません」
アシェット「トル・・・フィン?大丈夫だったか?一体どうし・・・
ハッ」
トルフィン「あ アシェット!?」
アシェラッド「何っ!?アシェットだと〜?何故二人がっ?
お前 あれから生きてたのかっ!?おい・・・」
アシェット「!な 何で・・・父さん(兄さん)が?死んだって
トルフィンもフローキも言ってたはず どうなってる?まてよ だった
らクヌート王を殺したのはーーーー・・・」
アシェラッド「何っ!!?お前今何って言った?クヌートを殺したっ?
王をっ!?何って事してくれたんだ!!」
トルフィン「アシェラッドを責めないでやってくれ!知らな・・・か
ったんだ 何にも 二人が生きてた事も!何にも知らないまま
だから復讐をって・・・止めなかったんだ」
アシェラッド「何つー事を・・・じゃあクヌート王の代わりは
誰がっ!?」
トルフィン「兄のハラルドだ・・・今はハラルドになってる」

「しぃ〜〜〜〜〜ん・・・」

アシェラッド「まぁ 俺も悪かったよ 何にも言ってなかったから
もう過ぎちまった どうこう言った所でどうにもならんな・・・」

227:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:08 ID:X1Y

アシェット「うゔっうゔっ・・・クヌート王・・・」
アシェラッド「どうして王つーのはこう命を失うもんかねぇ?
生きてんのは俺らで やれやれなもんだ」

繰り返された悲劇はアシェラッドとアシェットの
【王殺し】である

しかし 本当の更なる悲劇を4人はまだ知らないーーーー

ウィンランドでそれから4人は過ごしていたが・・・3年の月日が
経った頃

アシェラッド(せめて 叔父だけにはこっちの事を伝えてみるか あっ
ちはどうなってる?母親リディアは・・・)

アシェラッドは手紙を書きウィンランドに近い島 コタール町から
叔父に送った

228:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:10 ID:X1Y

叔父へ

驚かせてすまんな
誰にも言うなよ 俺もアシェットも無事だ
場所はコタールだ(嘘)
母親リディアは 元気かい?
母さんの事も ちと気になったもんでな・・・会って
伝えてくれ


アシェラッドより

229:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:16 ID:X1Y

それから叔父は返事をコタールへよこした
コタールの村人に金で払って住人の住所を借りて手紙がそこへ
くる様に一時的にしていた
そして叔父の手紙にはアシェラッドにとってショッキングな内容が
書かれていた!

「何故もっと早く伝えにこなかった!?
あのなぁ〜リディアは・・・リディアは死んだよ
お前ら息子二人の罪を償う為にっ!自らを犠牲にして!叔父より」

アシェラッド「何だとっ?母リディアが死んだ?そんなっそんな
はずはねぇ〜〜〜〜何故母さんが死ぬっ!?
王殺しの罪は俺ら二人のせいだろ!?」

二人を守ったのは母の愛ーーーー・・・

230:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:21 ID:X1Y

アシェラッド「アシェット・・・母さんはなぁ死んだよ」
アシェット「!」
アシェラッド「俺ら二人の為に・・・」
アシェット「何で・・・!?だってそんなっ!!?そんなぁー!
母さんっ!!」
リディア「アシェラッド アシェット」

幻聴かリディアの言葉が聞こえた
この先この二人が剣を振るう事は無かったというーーーー・・・
それ程リディアの愛が二人を変えてしまったのだ!!

トールズとトルフィンは二人で幸せに生活している
ウィンランドの地でーーーー・・・
対極的な再会を果たす事になった親子

いずにしろ もう剣を握る事はどちらも無さそうだ


完結

231:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:27 ID:X1Y

終わったーーーー!!
いかがだったでしょうか?お気に召してもらえたなら
嬉しい限りです!アシェット自伝とトルフィン自伝で
話が前編〜後編と分かれていたんですが
こんな感じのラストになりましたっ!
原作知ってる方ならお気づきだと思いますが、かなり
異なるラストになっています!!設定も一部変更してま
すからね!こんなラストだったら良かったなぁ〜と
いう読者目線のラストになりました。
原作知らない方はこれを機会にウィンランドサガに
興味を抱いてくれたら嬉しいですね!
ではまた次の機会に〜〜〜〜👋

232:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 14:51 ID:X1Y

次のお題はデスノートです!(懐かしい)
原作はかなり前になりますが、二次創作始めようと
思います!読む前の注意点は、所々の内容変更ありで
す、ただオリキャラは出ません!
では、始めまーすっ!!

233:からん◆CI:2023/08/01(火) 14:55 ID:CZc

デスノート…懐かしい…「乱入失礼()
頑張ってくださいね‼‼(^▽^)/

234:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:00 ID:X1Y

タイトル【デスノート】

デスノート それは書くと名前の相手が死ぬ
そんなノートを主人公 夜神 月(やがみ らいと)が拾う

「パサッ(ノートが落ちる音)」

月はそれを使い悪人の名を書いて【キラ】と名乗り次々と
殺し続ける

途中でキラ2も出て来たがアマネ ミサと言う名の女性だった
月とミサはその後 協力して犯行を続ける

月「このままだとマズイな」
リューク「何でだ?月」

リュークとはデスノートを拾った際にくっついて来た死神である

月「考えてもみろ リューク ミサがキラ2を名乗って犯行を
してる時にあまりにボロを出し過ぎだ 
これでは警察も早くもミサをマークして関わっている僕をキラだと
疑うだろう?」

235:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:01 ID:X1Y

>>233
懐かしいですよね!?からんさんも知ってましたか!
応援ありがとうございます!では、続けます(笑)

236:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:10 ID:X1Y

月「それじゃあ困るんだよ」
リューク「じゃあ どうするんだ?」
月「ミサにはノートの所有を止めてもらう」
リューク「いいのか?月」
月「あぁ 大丈夫だ 今はキラの信者 ミカミ テルがいて
そいつが使えそうなんだ その前にLの正体を知るべく
僕は警察になる!!」

次の日

ソウイチロウ「どうした?月 話しとは?」
月「父さん・・・最近 キラが目立って色々と殺しているだろう?
僕も警察になってこの犯人を父さんと一緒に捕まえたいんだ」
ソウイチロウ「!」
月「その為にこれから警察になろうと思う
父さんも協力してくれよ?」

237:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:18 ID:X1Y

ソウイチロウ「そうだな月 嬉しいよ 父さんの後を追ってくれるか
大きくなったな!」

月は既に先に警察官である父さんのコネもあってか?
予定より早く警察になれた
そして・・・・・・警察署 

ソウイチロウ「松田 モギ アイザワ 新しく入った私の息子 
夜神 月だ 仲良くやってくれ」
月「初めまして 夜神月です これから事件を追う側として
頑張りたいと思います!」

そして共にチームで

ソウイチロウ「月 今はなぁ 我々でキラ2の疑いで
このアマネ ミサを調べている所だ」
月(!やはり・・・既に警察にはマークされていたか)

238:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:23 ID:X1Y

月はミサに手紙を送った 差出人は不明にして・・・

ミサ「ミサ様へ?ファンかなぁ?」

「カサッ(手紙を開く音)」

そこには手紙でこういう内容が書かれていた

ミサへ
僕だ 月だ もう君とは会えない 警察にバレている
このままだと僕と君がマズイ 僕が今警察になってるのは知っている
だろう?だから分かるんだ 君と僕の今後の幸せを考えるなら
離れた方がいい こっちが良いとするまでは この手紙も読んだら
燃やしてくれ      月より

239:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:29 ID:X1Y

ミサ「(分かったよ!月・・・ミサ 月の為ならちゃんと我慢
する!!でもバレてるって?ミサ 悪い事してたかなぁ?
分かんないけど 月の言う事に間違いないよねっ?)」

何故ミサが忘れてるかと言うと 月が警察になる前ーーーー・・・
月 ミサ テルの3人で会っていた

月「ミサ・・・ノートの所有は無しにしてくれ
大丈夫だ 記憶を無くすとしても僕と君の付き合いは変わらない
二人の為でもある」
ミサ「分かった!淋しくなるけど 月の為ならっ!!」
月「レム その前に二人で話しがある こっちへ・・・」

レムとはミサに憑いてる死神である

240:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:36 ID:X1Y

月「ミサのノートはこれから僕が会わせるテルと言う男に
新しく拾わせてくれ いいか?でないと 僕のノートに今 ミサの
名を書いて死なせる 君には無視するのは耐えられないだろう?」
レム(夜神月・・・本気か?こんな男を何故ミサは・・・選んだ?
しかし私はミサを見殺しには出来ない)

月の言う通りであった

レム「いいだろう 夜神月 ミサの命の為だ」

そうしてデスノートはテルの元へ

「パサッ(ノートが地面に落ちる音)」

テル「神 これが神の使っている力ですか?」
月「あぁ そうだよ ミカミ それが神の力だ 共にこれから
この世界を変える為のーーーー・・・」

241:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:44 ID:X1Y

こうしてノートの所有放棄によってミサの記憶は消えていた
話しはまた警察署に戻り・・・

月「アマネ ミサへの容疑は今の所 キラ2についてだけですか?
キラについての手がかりとかは?」
松田「いやぁ〜そのキラなんすけど なかなか手がかりらしいのは
ねぇ(汗)我々だけじゃムリっすよ それこそ・・・」
ソウイチロウ「その件で話しがある Lの事は知っているな?
探偵L 顔も分からず 本名も謎の探偵Lだ
そのLがキラ事件で我々と協力して犯人を見つけたいと話しを持ちかけ
てきた」
松田「本当っすかぁ〜?」
ソウイチロウ「あの探偵Lの力も加われば 今より捜査は進むだろう」
月「!(あのLがっ・・・!?)」
ソウイチロウ「Lはこれまでも名を変え色んな事件を解決してきた
警察も今こそ協力の時だっ!」

242:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:52 ID:X1Y

そして警察とLは対面へーーーー・・・

L「バァーン!」
アイザワ「!」
松田「何だぁ!?」
L「皆さん 私が犯人だったら撃たれてましたよ 初めまして竜崎
です」
月(この男が・・・あのL?まだ 僕と同じくらい若いじゃないか?
嘘だろう!?)
ソウイチロウ「夜神ソウイチロウだ」
月「夜神月 よろしく」
松田「松田っす〜」
モギ「モギだ」
アイザワ「アイザワだ 思ってたより若いな」
月(今は キラの代わりはミカミにやってもらっている
ミサの頃はミサが勝手にやってたが・・・テルには僕から手紙を送り
悪人殺しを命じている)

243:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:00 ID:X1Y

月(ミサの頃は他人だとバレやすかったが テルは僕の言う通りに
やっているからキラ3だとは気づかれにくい
もちろん手紙の内容は読んだら燃やして捨てろと書いてある
いくらLでも気づかないだろう ミカミの件はーーーー・・・」
L「ではキラの件で話しましょうか 今回 キラ1キラ2
今は二人 犯人がいると思われます」
モギ「警察の方でもその件は同じです キラ2はアマネ ミサだと
マークしている所です あまりに証拠が残されていて 我々警察でも
たどり着けるほどで それがアマネ ミサでした」

キラ2として警察に送られた手紙には猫の毛がついていて
アマネも黒猫を飼っている アマネの親は悪人に殺されたが
その犯人をキラは殺している つまりミサにとってキラはヒーローだ
信者になってもおかしくないと思われていた

244:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:09 ID:X1Y

L「では そのミサミサの行動を調べていればやがて キラ1にも
辿り着くのでは?」
松田「そうっすよ それで今ミサのマークをしてるんすけど
ミサミサの交友関係を調べても今の所それっぽいのはいないっす
何せ アイドルやってる分 交友も広過ぎて・・・」
L「キラ1は男だとしたら ミサミサは恋愛関係になっている
点でいくと恋人は・・・?」
松田「ミサミサの恋人っすけど いる様子ないっすね アイドル仕事
で忙しそうなだけっすよ!?」
L「では ミサミサのファンがキラという可能性は・・・?」
松田「ファンってなってくると捜査範囲広いっすけど キラ1が男なら
アイドルのミサミサに惚れてるとかありえなくも無いっすね
ファンになってミサにレターで近づいて自分がキラだと名乗ったら
ミサミサはきっと好きになります!」
月(何をさっきから喋ってるんだ?僕は人を好きにはならない
ハズレ・・・だ)

245:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:18 ID:X1Y

月「いやいや それは無いだろう
万が一 そのレターをミサ以外のマネージャーがチェックしないとも
限らない 先に本人以外に読まれるリスクを考えると僕ならしない
バレたら一気に本名も手紙に書いていたら一発アウトだ
リスクが高すぎる」
松田「さすがは月君っ!分かってるぅ〜」
L「ではミサミサはキラ1に会っていないんでしょうか?それと
もう一つ気になるのはーーーー今のミサミサがもうキラ2として動いている様子が無い点です 今の裁きをやっているのはやり口から判断して
キラ1でしょう ミサミサが会っていないのに急に裁きを止めた
原因が不明なままです 何らかの方法でキラ1がミサミサに接触して
裁きを止めさせたと私は考えています」
松田「確かにそれも変なんっすよねぇ〜警察でも調べてるんすけど
今のキラは全くボロを出さないっすよ!?」

246:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:26 ID:X1Y

松田「ミサミサはもうキラ2の能力でも無くなったかの様っす」
L「能力そのものがなくなる?使える時と使えない時の2種類がある
のか?力が乗り移るのか?その割にキラ1の殺し方とキラ2の殺し方
は類似性が無かった 別々の能力でした
殺された悪人達の共通点から見ても情報として分かるのは名前や顔
ですから キラ1が名前で殺せていて キラ2は顔で殺せているか
の様でしたから その力が突然使えなくなるとしたら何故でしょうか?」

次の日
ミサミサの元に再び手紙が・・・

ミサ「(差出人不明?月かなぁ あれ?違う!え・・・君の秘密を
知っている?キラ2だろう バラして欲しくなかったらココに
電話をしろ?何この手紙!?ミサのストーカー?怖いっどうしよ!?
電話だけなら一回くらいはしてみようかな?一回ならっ・・・)」

247:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:35 ID:X1Y

出たのはLだ
そうこれはLがミサに仕掛けた罠だった

L「もしもし?」
ミサ「もしもし?ストーカーさんっ・・・こんなイタズラやめてっ!
お願いっ!」
L「(ん?ストーカー?キラ2の秘密を何で知ってるかの話しをしてこな
い??何故だ)
キラ2はお前だろう 分かっている」
ミサ「何言ってるの!?ミサ キラ2じゃないよ だってただの
アイドルだもん!?」
L「証拠も掴んでいる 猫の毛とキラをヒーローと思っている点と
猫の毛も送った手紙に付着してたのと同じだった」
ミサ「だから知らないって!いくらミサのファンだからってそんな
イタズラでミサと関わろうとするのやめてよっ!もうコッチに関わら
ないでっ!?ブツッ(電話を切る音)」
L「ミサの動きはどうだ?図星ならこの後 何かいつもと違う行動を
見せるはずだ 引っ越して逃げるか ミサの行動をマークするんだ!」

248:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:43 ID:X1Y

しかしミサは変わった様子は起こさず アイドルを続けていた

L(動きに全く変化が無い 図星ならもっと何か動揺があるはず
ミサには記憶が無いのか?
キラ2としての記憶を無くしている?この能力は何だ?)

その後 手がかりも掴めぬまま 新しく新人の警察が入って来た

テル「新人のミカミ テルです よろしくお願いします
捜査の協力の役に立てばと思います!」
月(よし よく来たミカミ・・・計画通り ニヤリ)
テル(神っ!アナタの命令のままに来ました!)
月「よろしくミカミ 初めまして夜神月だ」
テル「はい!ミカミ テルです!初めまして」
月(ミカミにはコッチに来る前に死神の目の契約を命じている
ミサ同様の顔だけで死なせる能力・・・さぁミカミ!Lを殺せ
チャンスだ!)

ミカミは視線をLの方へ向けた そしてーーーー・・・

249:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:32 ID:X1Y

L「うっ・・・」

「ドサッ」

L(急に何故だっ?本名はバラしていないはず
竜崎は偽名だ では顔で殺せる能力の方を使ったのか?
キラ2がいる?犯人は最初からこの中にいたのかっ・・・
くっ)
月「おいっ!竜崎!?Lっ?どうしたっおい!?」

月は倒れる竜崎を介抱する体制に入ったがLが上を
見上げ月の顔を確認するとーーーー

月「ニヤリ」
L(!わ 笑っている?ま まさかっ?月君がっキラ
だった・・・のか)

「パタッ・・・」

L 竜崎はこうして 死んだ
この勝負 月とミカミ 二人の勝ちだ

そしてそのLの代わりにニアと言う男が今度は
捜査官の前にやって来た
死んだLの敵を討つべく・・・

250:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:40 ID:X1Y

しかしニアは仮面をしたままで全く素顔を見せなかった

松田「あの〜何でニアってLとは違って顔を隠すんすか?
しかも一人だけ」
ニア「Lは本名を晒さずに殺された 相手は顔だけで殺せる能力を
使ったとしか思えない 念の為・・・です 
今までのLの捜査については死ぬ前にLは捜査日記を書き残して
いて こちらはそれを読んで大体の流れは把握済みです」
月(捜査日記?知らなかった)
ニア「そして 顔だけで殺せる能力を使ったとなれば
犯人はかなりの至近距離にいた計算になる
つまり この中にいる誰かでしょう?」
皆「えっ!?」
ニア「Lが死ぬ時 顔を見て殺せたのは この中にいた 月 ミカミ
松田 モギ アイザワ ソウイチロウの6人です
つまり この中です」
月(これはこれでマズイな・・・展開としては まさか後継人がいた
とはーーーー・・・)

251:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:50 ID:X1Y

ミカミはデスノートは今この場には持って来ていなかった
もちろん月も・・・

松田「待って下さいっすよ〜こん中って
俺は違うっすよ?もしキラだったらLの顔を見るチャンスなんて
いくらでもあった 前から 早く殺せるんすからぁ〜」
ニア「確かに何故 後からなのかが引っかかるんです
いつでも殺せたのに後なのかが・・・最初からキラはいた訳ではなく
後から入って来たからなのか?」
モギ「それなら一番最後は 新入りのミカミです」
アイザワ「!ま まさか新人の?タイミング的に・・・」
テル「待って下さい!それだけで疑うんですか?証拠ナシで」
ニア「いえ アナタをこれから監禁して様子を見させてもらいます
もし アナタがキラなら悪人が殺されなくなってピタリと犯行が
止まればクロ 仮に犯行が行なわれてもミカミが変な動きナシなら
シロにします」
月「ニア その間 僕達は?」
ニア「アナタ達5人も未だにグレーですから ミカミ同様 監禁して
置くことにします 同じくそれでも犯行が続いたなら・・・」

252:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:59 ID:X1Y

ニア「アナタ達 6人の中にもいないのでシロ 仮に6人の中で怪しいそぶりの者がいた場合 私はその人物をクロとします
皆さん 協力して下さいね」
月(6人皆 監禁だとぉ!?その状態では悪人は殺せない
それだとこの6人の中の誰かはキラだと確定される 犯行が止まれば
しかし断れば怪しまれる だがあのデスノートのルールには・・・
ノートの所有者は何十日以内に書き込まなければ所有者としての力を
失うとある それはそれでマズイ 僕とミカミの両方が力を無くして
しまう・・・)

絶体絶命のピンチに何を思ったのか?月はーーーー・・・

月「ニア 僕はミカミと初めて会った時 彼がLの顔をチラっと見た
のを確認した その後すぐにLは倒れた キラはミカミだ」
ミカミ「か 神っ!?」
月「何だ?神とは・・・」
ミカミ「神なら私を何故 見捨てるのです!?アナタは私の神では
なかった・・・」

253:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:07 ID:X1Y

ミカミ「そして信じた私は 間違っていた」
ソウイチロウ「ミカミ テル!逮捕する こっちへ来いっ!」
月「父さん よろしく・・・」
ミカミ「うゔっ」

ソウイチロウはテルをムショへ車で連れて行く

ニア「夜神月 さっきのミカミの発言アナタを「神」と呼んでいた」
月「それが?」
ニア「ミカミが信者 アナタがキラなのでは?でないと神とは使わな
いでしょう 普通は・・・」
月「僕を疑っているのか?ニア ミカミもミカミだ
いくらキラだと認めたくないからと 僕に罪を押し付けて
悪人はなすり付けたがるって言うしな?」
松田「そうっすよ!月君の父さんは警察っすよ?ありえない!」
ニア「いえ ミカミの言葉は嘘の様には思えませんでした
いつから知りたいだったのですか?隠していたのですか?」

254:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:14 ID:X1Y

ニア「初めて会ったばかりのアナタに何故 ミカミは神だと
呼びあんな言葉を言ったのですか?変・・・ですよね?」
月(くっ ミカミ!余計な事を!?)

自身がキラだと疑われ始めた月が次に取った行動は・・・

リューク(くくく 月どうすんだぁ?)
月「うっうゔ 心臓がっ苦しっ・・・」
松田「らっ月君!?」
月「まさかっ!?まだどこかにキラが?この中に?ミカミじゃ・・・
なかったのかっ・・・うぐぁ!」 

「バタッ」

倒れる月

松田「月君っ!?月君っ?」
月「・・・・・・」
ニア「苦しんで倒れてる演技です 起きて下さい」
しかし月も月で意地だ 全く動かない そのまま一時間〜2時間と
経ちはじめ・・・

255:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:21 ID:X1Y

松田「もう疲れてきたっすよ とりあえず月君を病院へ運ぼうっす」
ニア「演技なのでダメです」

それから更に一時間

モギ「トイレへ行きたくなってきました このままだと日が暮れます
ニア さすがに月君はせめて場所を変えましょう?
私が運びます」
松田「モギさんっ助かるっす〜」
ニア「・・・・・・」

しかし月はこの時を待っていた モギの腰にあった銃を奪うと

「バッ」

月「ハハハっ!引っかかったな ニア!?僕の勝ちだっ!?
リューク・・・死神の目だ 契約だ」
アイザワ「し 死神の目!?皆!ニア以外は顔を隠せっ!!」

が月は顔を隠した松田 アイザワの足を狙い銃を撃った

「パァーーンパン!」

見事に銃は二人の足にヒット!!

256:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:46 ID:X1Y

月「リューク!さっきのは嘘だ!」
リューク「嘘ぉ?もう少し遅かったら・・・本当に
契約する所だったぞぉ?月」
月「さぁ!モギっ一緒に外へ出ろっ!?でないと撃つ!」

月はモギを人質にとり 外へと出た

ニア(やはり・・・演技だったか とりあえず119に
電話しよう 怪我人がいる・・・)
松田「いてぇーーーーっ!!」
アイザワ「くっ・・・」

ニアはその後 外へ出たがモギも足を撃たれていて
月はもういなくなっていた

この後 月は全国指名手配されるが月がキラだと
告げられた父さんのソウイチロウはショックと己の責任
から自らを所持していた銃で撃ち自殺して死んだ

松田とアイザワとモギは怪我の手当てをして
怪我が良くなるとニアの元へ姿を見せる

松田「しっかし 変っすね 何であの時に月君はニア
だけを撃たなかったのか?死なすチャンスだったのに」
アイザワ「それは俺も思った」
松田「指名手配なら月君は今頃 林や森に潜伏してる
んじゃ?」
ニア「却下です 銃を持っていると言う事は 
人質をいつでも使える様に彼は人混みの中にいる」

257:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:53 ID:X1Y

ニアの読みは当たっていた
月は街中にいた

リューク「これからどうするんだ?月 銃のタマが少ない
警察と銃でやり合うの無謀じゃないかぁ〜?」
月「まぁそこで見ていろリューク 無ければーーーー奪えばいい」
リューク「?」

月は交番へ現れた

月「すみません 落し物拾いました」

「スッ・・・」

そう言いポケットの中から取り出したのは 銃だった

「パァーーンパンッ!」

警察官2名「うっ・・・パタッ」

月は二人の銃2丁と財布を奪い 交番を立ち去った
かなり大胆な襲撃だった
この様子は交番の防犯カメラにも録画されており 後日ニア達も
確認している

258:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:59 ID:X1Y

月はその後 とあるゴミ捨て場から捨てられていた服を
中から取り出した それに着替えて場所を変えながらミカミのいる
刑務所へとやって来た

そこのムショの中にいる看守にも最初はミカミの面会だと嘘をつき
近づくとすぐに銃で脅して・・・

月「ミカミ テルのいる独房に案内しろっ!?でないと容赦なく
撃つ!?」

恐怖に駆られた看守はミカミのいる独房へ案内する

月「鍵を早く開けろ!?」
ミカミ「か 神っ!!」

ミカミもすぐに月に気づいた

ミカミ「しかし 神はあの時 私を見捨てたはず・・・」
月「ミカミ・・・あれは初めからそういう計画だった 考えてもみろ
もし あの時ーーーー・・・」

259:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:08 ID:X1Y

月「あのまま ニアの命令に従っていたらノートの所有を
無くしていた ワザと君をキラに仕立て上げ 僕は逃げる
機会を伺っていた 現にそれで助けに来れた」
ミカミ「神っ!?分かりました!これからもアナタに従いますっ!」
月「そうだ ミカミ・・・僕らの敵は今やニアだけだ
始末すべきはーーーー・・・」

その後 深夜12時
警察の元へ とある物が置かれた   
そこには「ニアへ」と書かれていて月からだった
あの後二人は急いで刑務所からは出て 駆けつけた警察官達が到着した
頃には二人は消えた後だった 

警察署に物を置いたのは月本人ではなくミカミだった
その手紙の内容には次の事が書かれていた・・・

260:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:11 ID:X1Y

ニアへ


今から僕の言う事に全面的に従ってもらう
従わなければ市民の大量虐殺を行う
いいか?
待ち合わせ場所に仮面はナシで一人で来い ニア
来ないなら大量虐殺をするまで
自分の命より市民が大事なら出来るだろう?
それとも市民を見捨てる気か?


キラより

261:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:19 ID:X1Y

松田「ニアっ!?これはニアだけをおびき寄せる為の罠っすよ!?」
モギ「行かないで下さいっ!ニア・・・」
ニア「しかし それでは市民が それにもし大量虐殺の件が
公になれば大ダメージを受けるのは我々警察だ
信用を無くす それでは正義とは言えない・・・私は
行きますっ!!」

松田達は月達が顔を殺せる能力を使うだろうと先読みし
待ち合わせ場所の周囲に張り込み 顔を確認可能な所 全てに
スタンバイした
しかし何故か二人の姿は確認されず
待ち合わせ場所にいるニアの元へも二人は姿を見せぬまま
時間は過ぎてーーーー・・・

月「どうだ?ミカミ ニアの顔は見えたか・・・?」
ミカミ「はい バッチリと 神」
月「さらばだ ニア」

遠くの屋上の上からニアを双眼鏡で見ながらミカミはーーーー
死神の目を・・・使った

262:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:26 ID:X1Y

ニア「うっ!」

「ドクン」

松田「ニアっ!?」

車両の中から待機している松田達はニアの異変に気づく

ニア「Lっ・・・」

「トサッ」

ニア(私でも・・・夜神 月は・・・倒せ・・・なかった)

「パタッ・・・」

地面に倒れ込む
これがニアの最後だったーーーー・・・

アイザワ「何故だっ?何故ニアは死んだっ!?」
モギ「あの時二人の姿は近くになど無かった」
松田「顔で殺せる能力以外の力だとすれば・・・新しい
能力っすかぁ?」
アイザワ「Lに引き続きニアまでもとなると残された
のは我々警察官だけかーーーー・・・キツイな」

263:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 14:52 ID:X1Y

ニアもLも死に警察側は一気に無気力モードになった
二人が死んだ今 警察だけで果たして月とミカミに
勝てるのか?
そもそもどう勝つのか?
しかもこのまま月達がもしーーーーニアと同じ方法で
警察を呼び出して警察大量虐殺に繋がった場合は
この世界から警察そのものがいなくなってしまう

そうなれば全面的な警察側の崩壊を意味してしまう
それだけは避けねばなるまい
そこで警察側は衝撃のテロップをテレビ上で流す
そこには月達二人に対してこう書かれている

月「ん?ミカミ 観てみろ テレビから何か言葉が
表示されている 画面の上だ」
ミカミ「何ですか?」

内容を読むとーーーー・・・

264:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 14:59 ID:X1Y

月 ミカミへ

警察側はアナタ達二人をキラ容疑者から外します
何故なら今までのは 警察側の全面的な冤罪だったからです
どうかミスをお許し下さい
アナタ達はこれから自由です

警察一同より

265:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 15:06 ID:X1Y

月「見ろ ミカミ!?もう僕達の敵はこの世から
いなくなった!!」
ミカミ「神っ!?」
月「これからこの世界の神は僕とミカミ 二人だけだっ!
ハハハハハハ!新世界の神だっ!」

警察は身を完全に引いたのだ
そうでなければ全国から警察が消える
警察がいなければ他の悪人がやりたい放題
ますます町の秩序は荒れていく
それだけは避けねばなるまい
こうして その後も月達二人はデスノートで裁きをやり続け
悪人は殺され続けた

それから何日後・・・

ミサの元へ月が近づく

月「やぁミサ 久しぶり」

266:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 15:13 ID:X1Y

ミサ「月っ!?会いたかった!」

「ギュムっ!(月を抱きしめる音)」

月「テレビに流れたテロップは見てたかい?キラ容疑から やっと
解放されたよ だからこうしてミサとも会える」
ミサ「月 大変だったんだね?ミサは月を信じてたよ!!」
月「ありがとう ミサ 疑われていて本当に大変だったよ
何ったってキラ容疑だなんて最悪だ」
ミサ「これからはず〜っと一緒だね!?」
月「そうだ 一緒だ」

ミサは恋人らしく月の腕を握りしめる
その様子を見ていたリュークは月から離れて空を飛びながら

リューク「人間って・・・オモシロっ!!」

デスノート・・・この次はアナタの元へ
落ちるかもしれない



完結

267:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 15:20 ID:X1Y

はい!デスノート終わりましたーーーー!!
いかがでしたか?懐かしの作品です 原作とはかなりラストが
異なっているのは、既に知ってる読者ならお分かりですね?
正直、原作と異なる月の勝ち方っていうのを書いてみたかったんです!
そして、こうなりました!(笑)
次のお題も引き続きデスノートにして、主役も変えようかな?と
考え中です!
別の良さそうなバージョンが浮かんできました
お楽しみにっ!?

268:匿名さん hoge:2023/08/02(水) 18:08 ID:9hg

(二次創作だろうと)小説を名乗るならば最低限体裁は整えるべきでは?まずは御手元の小説を読んでみては如何でしょう。無いならば図書館でお借りになってはどうでしょうか。

269:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 07:18 ID:X1Y

>>268
最低限体裁ってどういう意味ですか?
二次創作をここで書くのは、からんさん同様初めて
なので、ちょっとずつの緩いステップアップを希望し
てます、ご意見ありがとうございます!!

270:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 07:21 ID:X1Y

後、訳あって図書館は借りる事出来なくなってるんです
すみませんっ!!

271:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:03 ID:X1Y

タイトル【デスノート〜L編〜】

デスノートを拾った月とミサ
そして二人は それぞれキラ キラ2として
悪人の裁きを始める
名前を書かれた者は死んだり 死神の目によって
顔を見ただけで殺せたり
二人の存在は 町にとっては称賛と脅威2つの意味合い
を持たせていた

探偵Lと警察の捜査官達はタッグを組み
キラとキラ2の容疑者は夜神月 アマネ ミサの
この二人が怪しいんじゃないか?とマークを
開始している最中であった

L(私としては この夜神月がキラなんじゃないか?
と言う疑念が消えない 他の者は疑いを持っていない
みたいだが・・・)

272:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:13 ID:X1Y

L(仮にもし本当に夜神月がキラだとしたら 捜査の情報からして
キラ2は 不自然にも犯行を停止している
こちらの憶測としては キラ1とキラ2の二人が既に接触を果たし
キラ2の裁きを停止させる事態になったからなんじゃないか?と
考えている)

そこでLが危険だと思ったのは この二人の関係は極めて
キラ1の方がキラ2を服従させてる と感じた点
対等な関係では決してないと言う事は仮にこのまま キラ2である
アマネ ミサをL達が追い込んだとして それを知ったキラ容疑者の
夜神月がどういう行動を取るか?の部分だった

L(今までの数ある事件の犯人の思考を拝見している私にとって
非常に危険なのはキラ2のミサミサよりキラ1の月だ)

273:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:22 ID:X1Y

L(こういう事件でありがちな複数人が犯人だった場合
罪の件が発覚したら大抵は なすり付け合いをするものである
この事からもキラ2のアマネを仮にこちらが先に捕まえたとして
犯行の発覚を恐れた月がキラ2であるミサミサを殺そうとするか?
或いは 何らかの捜査のかく乱をするだろう)

そうなってくると 捜査官側としてもマズイのだ
捜査の者達は被害者を出来るだけ最小限にしながらも加害者も死なす事
なく出来る事なら無事に逮捕したいからだ
そして罪を償わせる

しかし 仮にミサ2を捕まえて 自身がキラである事実をバレるのを
恐れた月がミサミサを殺してしまったらどうするか?
それだけに捜査は慎重に行なわなければいけなくなる

274:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:26 ID:X1Y

>>273

「仮にミサ2を」違ってた!
「仮にキラ2を」ですっ!!

275:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:44 ID:X1Y

Lは捜査官達を集めーーーー・・・

L「皆さんに話しておきたい今後の捜査の方針がある
んですが・・・キラ2より危険なのはキラ1です!
主導権を既にキラ2より握ってる点からしても
かと言って何もしないまま キラ1がボロを出すのを
待つだけでは犠牲者が増え続ける」
松田「そうっすね!」
L「そこで 主に私がワザとミサミサさんに電話で
接触をしようと思います!」
ソウイチロウ「!?接触?我々の正体を晒した状態でか
?」
L「いえ 違います もっと別の形でーーーー・・・」

Lは仲間である捜査官達には全ての捜査方針を
話した
そして その計画がついに始まるのであった

いつも通り ミサミサが家にいると・・・

276:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:51 ID:X1Y

ミサ「電話?誰からだろう?も もしもし?」
謎の男「・・・アマネ ミサだな?」
ミサ「・・・誰?」
謎の男「私は君の重要な秘密を知ってしまった」
ミサ「え?何の事っ!?」
謎の男「君がテレビで一連の騒ぎになっているキラ2であると言う
件だ」
ミサ「ドキッ(な 何で?この人知ってるの??)」

ミサは不安に駆られた
 
ミサ「アナタ 誰なのっ!?」
謎の男「私は・・・私は アナタのファンです!」
ミサ「ファンッ!?(って事はーーーー・・・)」
謎の男「アナタのファンになって随分 経ちますが あの手この手
を使って常にアナタを監視 盗聴していました それで分かってしま
ったんです アナタがキラ2だと」
ミサ「(え?この人・・・常にミサの行動を見てたって事??)」

277:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:02 ID:X1Y

謎の男「いついかなる時も欠かさず アナタの事を考えていました
最近アナタが 茶色の短めの年齢が近いとある人物と交友をはじめた
事も知っています」
ミサ「!(ら 月の事だっ!月の事も調べたって事!?)もうっ!
そんなの止めてよっ!!」
謎の男「ストーカーとして私を訴える気ですか?いいんですか
そんな事したら・・・逆にこちらもキラ2の件を警察に情報提供します
よ?アナタがバレたらマズイ情報を他にも知っているんですか

ミサ(どうしようっ・・・この事を月に伝えた方がいいかな?)
謎の男「因みにですが この私とアナタのやり取りを部外者には
伝えないで下さいね もし他の者にも話すならその時は・・・」
ミサ「情報提供するって事!?お願いっ止めてっ!?それだけはっ!」
謎の男「ならば こちらの指示に従って下さい
本当は私もファンだからアナタの嫌がる事はなるべく したくないん
です」
ミサ「・・・・・・っ」

その後ストーカー男からの電話は切れた

278:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:09 ID:X1Y

ミサ(どうしようっ!?どうしよう!?バレたらマズイ情報が
どこまでこのストーカーさんに知られちゃったんだろう!?
今もどこかで見張ってるのかなぁ?)

ミサは心配になって窓の外を覗いたり また電話がかかって来ないか?
と不安になった

下手に喋っても情報提供される為 月まで巻き込む事になるのが 
嫌だったミサは言えずにいた・・・

その頃 L達の方はと言うとーーーー・・・

アイザワ「どうだ?アマネ ミサは電話の音声こちらで録音している
が会話内容からして完全にキラ2である事実を認めていたな?」
松田「そうっすね〜ミサがキラ2に関与してるの明白っす
否定してなかったすからぁ〜」
ソウイチロウ「しかし このやり方 大丈夫なのか?」

279:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:18 ID:X1Y

L「ミサミサのストーカーのファンの演技の事ですか?
確かにやり方としては かなり犯罪まがいになりますが捜査としては
仕方ありません」
アイザワ「モギにはミサミサの行動監視を任せている!!
今も車使って家の前で様子見しているだろうっ!!」
松田「仮に逃走されたら危険っすからねぇ〜」
L「そうですね 引っ越す可能性もなくは無いんで早めに決着も
つける様にしなければなりません!」

別の日
再びミサの元にあの電話がーーーー・・・

ミサ「もしもし・・・?」
謎の男「ミサミサ?君のファンだから 君に直接会いたいなっと
思っている 従ってくれるなら情報提供はしない
二人で会おう!会って話したい事があるんだ」
ミサ「会って・・・?(ミサ嫌だなぁ・・・でも従わないと
情報提供されちゃう!!でもこの人どこまで信用したらいいの?
変な事されたらミサどうしたらいいのっ!?)」

280:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:28 ID:X1Y

精神的には相当 追い詰められてるミサ

ミサ(ミサっもうヤダよぉ〜グスグスっ(泣)月にも迷惑この件で
かけるくらいなら死んだ方がマシだよっ!?)

謎の男「ミサミサ?話し聞いてますか?」
ミサ「ごめんっ!ミサがアイドルの仕事で忙しいのストーカーさん
なら知ってるよね??だから会う約束するの長引いちゃう!」
謎の男「それなら 仕事の無くなった数時間の短い時でもいいん
です 一時間とか?」
ミサ「うん!考えておくね!今日はもうこのくらいにして!?」
謎の男「分かりました 待ってますよ?会えるのをーーーー・・・」
ミサ(もうダメだよ〜ミサ頭悪いから これ以上どうすればいいか
分かんないよ〜やっぱり・・・月の為に死のう!?それなら
月の情報だってバレないよねっ?)

ミサは何やら自殺を考えている事態になっている
レムは心配だからか?

レム「ミサ 夜神月には この件こっちが話しに行こうか?死神だから
こっちの動きはバレないと思う」

281:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:29 ID:X1Y

ミサはレムの問いに首を横に振った

ミサ(・・・ダメっストーカーさんとの件が月にも
分かったら もしかしたらミサは月に嫌われるかも
しれないっ!!)

好き過ぎるが故にミサは月に嫌われる事の方を過剰に
恐れた
確かにこのストーカーの演技をしているLとの内容は
下手したら月にとってもどれほどの情報を相手が握った
かによっては 取り返しのつかない事態になる
ストーカーの場合 滅多には自分側の情報を晒す事も
少ない
仮に相手が本名を名乗らなかったり 直接会うにしても
ストーカー側もテレビでの事件は知ってる訳だから
何らかの顔を隠すなどの対策は取ってくるかもしれない
そうなると なかなか月も相手を消しにくいだろう

ミサ(やっぱり・・・もうミサだけが犠牲になって
死んだ方がこのストーカーさんだって月には関わったり
しないよね?)

282:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:36 ID:X1Y

レム(それほどまでにミサは月が好きなのか?
自分を犠牲にしてまで?死神には分からない思考だ
だが・・・ミサの事を思うなら死ぬ事を邪魔しない
方がいいのか?)

レムもまた悩んでいた

決意したミサはカバンを持って家を出るっ!
そして外を見渡しながら足早に何処かへ・・・
しかし当然 見張ってるモギはミサの様子に気づいたの
でL達にも無線で知らせる

モギ「マークしているK2が外へ出ます!歩いて後を
付けます」
L「我々もそちらへ向かう」

ミサの予定の無い動きを警戒してか?モギは後を付ける

283:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:46 ID:X1Y

L「モギの話しによるとミサミサが辺りをキョロキョロ見渡しながら
出てきたとの事だったので周囲を確認したと言う事は何か周囲に知られ
たくない行動をこれからしようとしていると思います」
アイザワ「逃走か?」
松田「家出って事っすかぁ〜?ストーカーの執着に恐怖感じて何処か
にこのまま身を隠すつもりかもしれないっすね〜」

3人も車に乗り込み直ぐにモギの元へ向かう

ミサ(えっと・・・この辺に確か・・・高い屋上に通じる建物があった
よね?)

そこは古びた廃墟と化した建物で人の気配はほとんど無い

モギ「K2が人の気配の無い廃墟の外階段を上って上に向かっています
これはちょっと様子が変です」
L「死のうとしているかもしれないっ!?ミサミサが飛び降り様とする
のは危ないのでモギさん足止めして下さいっ!」

284:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:59 ID:X1Y

ミサ(さよなら・・・月 だけどもうっ こうするしか無いからっ!
一度アイドルの仕事してた時だって ミサは前にもストーカーさんに
殺されそうになってた!!一度は死ぬ命だったから今度はミサが
望んで死ぬの)
レム(ミサ・・・本当はミサには死んでほしくない)

レムは悲しそうな表情をミサに向ける

そこへモギがやって来た!!

モギ「ちょっと待って下さいっ!そこで何しているんですか?
警察です!」
ミサ「えっ・・・?何・・・で??」
モギ「ここの建物は基本的には不法侵入は禁止です
すぐに立ち去って下さい」

機転を効かせたモギは嘘の説明をする
何とかミサの飛び降りを食い止めようとしていた

ミサ「来ないでーーーーっ!」

しかしますます興奮状態になって動揺したミサは・・・

285:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:06 ID:X1Y

ミサ「もうっミサ・・・死ぬしかないのっ!!邪魔しないでっ!?」
モギ「落ち着いて下さいっ!不法侵入がそもそも禁止ですから
ここで死のうとはしないで下さい!」
ミサ「ううっうゔっ・・・ミサ ミサは殺そうと思えば殺せるんだか
らーーーーっ!」

死神の目を使われると感じたモギは手で顔を見えにくい様にする
そこへ仮面をつけたLが登場

L「もういいですよ モギさん ここからは私にミサミサと話し
させて下さい」
モギ「はい」
ミサ「・・・誰?」
L「探偵Lです 今ネタバラシするとあの・・・ストーカーの電話
本当は私がしていたんです 捜査の為に」
ミサ「何・・・言ってるの??」
L「既に警察の捜査ではアナタがキラ2だとマークしていたからです」

286:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:12 ID:X1Y

L「ストーカーの演技をする事でアナタがキラ2であると認める
証拠を掴んだり 捜査の証拠になればと思いしました」
ミサ「!」
L「なのでご安心下さい 偽ストーカーの件については・・・
そして本題に入ります ここから」
ミサ「?本題って・・・?」
L「アナタが死のうとせず もし偽ストーカーであった私と会って
いたらこう話しを切り出すつもりでした」
ミサ「え?」
L「私と捜査官達とでキラ2の容疑者はミサさん そしてキラ1は
夜神月君では無いか?と私は疑っています」
ミサ「ちっ違う!月じゃないっ!?」
L「・・・違う?何故アナタがそう言いきれるんですか?
月君じゃないという根拠でも知ってるんですか?」
ミサ「・・・・・・」

287:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:22 ID:X1Y

L「すぐに答えられないと言う事は根拠は無いんですね
分かりました」
ミサ「もういいのっ!ミサはここから飛び降りて死ぬからっ!!」
L「待って下さい 先を考えてみて欲しいんです 今アナタが
死ぬなら確かにアナタ自身は楽になるでしょう?しかし残された月君
はどうでしょう?」
ミサ「・・・?」
L「アナタがキラ2の罪からは死んで逃れても我々の捜査は今度は
月君に集中する事になります
私は捜査官とタッグを組んでいるのでこの先 キラ1である月君に
勝つ事を確信しています その時アナタは月君を助けたくても
死んでいたら無理なんですよ?」
ミサ「・・・・・・っ」
L「そこでです 条件付きで司法取引をこのケースのみで導入しよう
と思っています」
ミサ「司法・・・取引??」
L「もしアナタが飛び降りを止めるなら キラ2の罪を軽くします
3〜4年の刑期でどうでしょう?」

288:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:32 ID:X1Y

L「しかもアナタが嘘をつかずに全ての知っている情報を話して
くれるなら キラ1の罪も司法取引を導入して軽くしても良いでしょう」
ミサ(え?月の罪も軽くなるって事っ!?)
L「ただし 当然嘘をついてはいけませんよ?」
ミサ「・・・・・・」
L「どうですか?今ここで飛び降りするか 司法取引に応じるか
どちらが良いですか?」
ミサ「ミサ・・・ミサはーーーー司法取引に・・・応じ・・・る」
モギ「!?」
レム「ミサっ・・・」
L「応じるんですね?ご協力ありがとうございます」
ミサ(だって月の為だもん!刑が軽くなるなら この先 月だって
苦しまなくてすむっ!!)
L「では後は署の方でーーーー・・・」

こうしてミサの飛び降り騒動は終わった
ミサはソウイチロウの運転する車に乗せられ警察署へと来た
そこで事件の情報を洗いざらい聞かれる事となる

289:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:38 ID:X1Y

アイザワ「キラ1とは知り合い?」
ミサ「はい」
アイザワ「Lは夜神月がキラ1じゃないか?と疑っていたけど
キラ1は夜神月君で当たってる?」
ミサ「はい・・・月です」
アイザワ「どうやって今までの悪人殺しを行なっていたんだ!?
きっかけは?」
ミサ「信じてくれるか・・・分からないけど デスノートって
いうのを拾ったから」
アイザワ「で デスノートっ!?」
ミサ「うん」

ミサはカバンの中に入っていたノートを取り出す

ミサ「これですっ!!」
アイザワ「こっ・・・これはっ!?まさかーーーーこれが凶気なのか?」
ミサ「このノートに相手の本名を書けば死んで 死神と死神の目の
契約をすれば顔だけで殺せるの」

290:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:46 ID:X1Y

L「そのノート貸して下さいっ!」

Lがノートに手を触れるとレムの姿が見えた

レム「・・・・・・」
L「し・・・死神?そんなものを信じろと・・・言うのか?」

「ドサッ」

珍しくLが動揺している

デスノートのルールもチェックして書かれてある内容が本当か?を
調べる
予め 死刑の囚人を使い 本名を書くと死ぬかのチェック
本当に死んだ・・・・・・

L「このノートはこのままではまた悪用された時に危険です
燃やしましょう!」
松田「そうっすね!」
レム(ミサ・・・例えノートが燃やされるとしてもミサの為なら
喜んで死のう)

291:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:52 ID:X1Y

L達はノートを燃やす事にした
デスノートは燃えていく 最後の挨拶をする為かレムはミサの
元にやって来た

ミサ「レム!?」
レム「ミサ・・・お別れだ」
ミサ「レムはもう・・・消えちゃうの??」
レム「・・・死んでも構わないさ ミサが生きてくれるなら」
ミサ「!ありがとう・・・レム!!そしてさよならっ!!」
レム「あぁ さようなら ミサ」
ミサ「レムっうぐっひぐっ・・・」

泣きじゃくるミサを見ながらもレムは微笑んだ
その表情には安堵している様子が伝わってくる

ミサの幸せがレムの幸せだ
そう言い残しているかの様にーーーー・・・

ミサ「レムっ・・・!」

レムは消えた

292:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:00 ID:X1Y

そして司法取引の条件が成立した為 ミサの刑期も軽くなる訳だが
同時にキラ1である月の逮捕もしなければいけなかった

松田「月君の逮捕どうするっすかぁ?」
ソウイチロウ「私がやる 息子がキラだったんだ 警察である私が
ここは息子を逮捕する」
L「では局長に任せましょう」

キラ2が逮捕された情報は警察達がまだテレビで流さない様にしていた
月を刺激しない為だ
そしてミサの携帯を使い Lが月にメールでは嘘の情報でミサに成りすまし「今 旅行中!」と伝えていた

ソウイチロウは家に何事も無かったかの様に戻って来る

ソウイチロウ「月 二人で話したい事がある」
月「ん?何だよ 父さん・・・話しって??」
ソウイチロウ「手を見せてくれないか?利き手の方だ」
月「手がどうかしたのか?」

293:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:05 ID:X1Y

「カチャ・・・」

すかさずソウイチロウは月の手に手錠をかける

月「!?とっ父さん!?」
リューク「あ〜れれ?月ぉ?」
ソウイチロウ「月・・・キラ1の容疑で逮捕する」
月「!(ま まさか?何故?バレた?そこまで警察の捜査が進んで
いたのか?いやしかし・・・僕はボロなんか出していないはずだ
ミサとは違って・・・バレるはずがない)」

動揺して訳の分からないまま月はソウイチロウに連れられて
警察署へと来た

ソウイチロウ「月を連れてきた」
L「ありがとうございます 局長 見事です」
月「???お前はっ?」
L「・・・探偵Lです 月君 初めまして」
月「!コイツがLっ!?」
L「キラ2であったアマネ ミサさんが全てを話してくれましたよ」
月「!?」

294:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:16 ID:X1Y

L「今回だけは特別に司法取引を導入した事によってミサさんは
アナタがキラ1であると言う話しもしてくれました
嘘をつかない事も条件なので本当です 月君 アナタがキラですね?」
月(くっ!・・・ミサっ何故僕に何の相談もナシに勝手に!?)
リューク「・・・・・・」

怒りに震える月だが観念はしたかの様にソウイチロウ達の
取り調べに応じる

ソウイチロウ「月 アマネが言っていたデスノートという物を使って
裁きをしていたんだってな?お前のもあるはずだ
何処だ?」
月「・・・・・」

月は偽ミサとのメールのやり取りで少し不審さを抱いてはいた為か
デスノートをとある場所に遺棄していた

月「知らない そんなものは・・・」
L「月君?本当の事を話してくれませんか?ミサミサは正直に話し
ました でないとアナタだけ司法取引の件はナシにして終身刑にします
よ?」

295:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:25 ID:X1Y

リューク「おい 月ぉ?どうするんだよ ノートの件がバレたら
死んじまうよ 燃やされんだろう〜?」
月「考えてある」
L「ん?何が・・・ですか月君?」
ソウイチロウ「月!ちゃんと場所を言えっ!?」
月「僕自身のプライドがある 少しくらいは時間をくれよ」
L「・・・ちゃんと話しますか?」
月「心の整理がついたらな?」
L「?ここにきて何だ?月君のこの態度は・・・意味が分からない」
リューク「月ぉ〜」

チクタクと時間は流れーーーー・・・

月(もう少しだ ノートにはルールがあってノートの所有者は
何十日以内に書き込まなければノートの所有を放棄したものと
みなす とある だからその日までのギリギリまでは言うのを待つ)
L「・・・・・・?」

296:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:33 ID:X1Y

そうしてようやくその所有放棄の時間にタイムリミットが近づいて
きたその時っーーーー・・・!

月「言おう 場所は◯◯の山の◯◯な所だ 目印に土の上には
石3つと木の棒一つを立てている」
L「!」
ソウイチロウ「よし すぐそこへっ向かうぞ!I?松田?モギ?」
リューク「さよならなぁ〜月 所有放棄決定だ〜」
月(あぁ じゃあな?リューク・・・)
L「?月君・・・??」
月「あれ なんで僕はここにいるんだ?」
L「!?何を言っているんですか?月君っ??」
月「誰だ?お前ら・・・」
L(記憶が消えている?まさかーーーーそうか!あのノートの
ルールに確か何十日以内に書き込みしなかったら所有者は放棄した
ものとするっと書かれてあった と言う事は今 月君の答えた場所
のを掘り起こしてもノートは・・・・・・っ!?)

297:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:40 ID:X1Y

リューク「ハーハハハハハハ!自由だぁ〜自由だぁ〜
月とは別れる事にはなったが 死なずにすんだぁーーーー!
ハーハハハハハハ」

空を自由に飛び回るリューク
不気味な笑みで羽ばたいていった

ソウイチロウ達は月の指定した場所につき 目印を見つけて掘り起こし
たが・・・既にノートは もぬけの殻だった
確かにこの場所にもう少し早かったらデスノートはあったはずだった
のだが・・・・・・

Lの元へもソウイチロウ達は帰って来た

松田「なかったすぅ〜でも何かを埋めてた形跡は見つかったんで
月君が嘘を言っていた訳じゃなさそうっす」
L「皆さん お疲れ様でした 実はノートにはルールがあって」

Lはソウイチロウ達にも説明した

ソウイチロウ「そういう事だったか 月の罪はどうする?」
L「記憶も消えてるんで司法取引で刑期を軽くして出所しても
月君がまたデスノートで裁きをする事は無いでしょう」

298:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:49 ID:X1Y

こうしてミサと月二人には司法取引が導入される形となった

L(もう1冊あったデスノートの処理を出来なかったのは惜しいが
今世界はひとまず キラ1とキラ2の裁きは無くなって平和だ
もしこの先 第3のキラが今度は現れた時は犯人を逮捕する

そして必ずデスノートは処分する!!
 
それから3〜4年経って 今の所まだ第3のキラが現れてはいなかった
ミサと月の二人は無事刑期を終えて出所を果たす!

ミサ「何か・・・よく分かんない ミサ何で刑務所にいたんだっけ?」
月「分からないのは僕も同じだな 記憶が無いんだ」
ミサ「まぁいいや!久しぶりに会えたんだし どっか行こっ??」
月「そうだな?」

「ヒュウーーーーポト」

上からデスノートが落ちてきた・・・



完結

299:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:54 ID:X1Y

いかがでしたか?主役はLのが目立ってて
ミサも目立ってますが月は少なめになりました!
なのでL主役よりです(汗)
お題デスノートは今回で終了して次は別の作品に
取り組もうと思います!
読んでくれた方ありがとうございます!!

300:匿名さん hoge:2023/08/04(金) 06:52 ID:lqc

>>269あなたがここに書き込むのに使っているスマホだかタブレットだかパソコンだかに検索機能はないのですか?体裁の意味くらい自分で調べては如何でしょう。
それに形を無視した自分勝手なお遊びで上達など不可能ですよ。最低限の小説の書き方くらい学ばれてはどうです?検索なんて簡単なのですから。


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