くるくるつやつや黒電話 

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66: 楢館 つばめ ◆E2:2019/06/10(月) 22:40



 それ、昨日も言ってたよな、

 ( はあ、とため息をつき苦笑をすると、近くにあった椅子を適当に引っ張り、彼女の向かい側に腰掛けて。これ誰の椅子?まあいいや。机に頬杖をつき、机の表面を爪でかちかち叩く。そろそろ爪を切る頃合いだ、と思った。扉の上にある鳩時計をみると、あと五分で鳩がぽっぽこ出てくるような時刻になっている。お茶を注ぐ彼女の慣れた手つきを見ながら、これってデジャヴだ、と思う。この事務所にいると、時が立つのがやけに遅い。きっと、探偵なんて暇な方がいいのだけれど。 )

 雅子さ、爪切るやつ持ってる? 長くなってきちゃった

  >>49 雅子

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  はい…?

( ビラを見つめていると、突然指が視線を横切る。顔を上げると、見慣れない顔の、学ランを着た青年の顔だった。自分とそこまで身長も変わらない。人のビラに興味があるなんて変わっているな、と思う。ああそうか、と納得した。彼は、どうみても普通の青年だった。自分を見つめる彼の顔はどこか曇っていて、その焦げ茶色の瞳には吸い込まれてしまいそうな不思議な魅力すら感じる。そう、最近美術館で見た、有名な画家かの晩年の絵画みたいな…、そうそう、あの絵画に描かれていたのも、今日みたいな少し曇った空で…は、と我に返って彼にビラを手渡した。 )

  どうぞ、別におれが使えるもんでもないんで、欲しいならもらっちゃってもいいっすよ

  >>51 葛

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 ( あっ、そうなんですよー、ごめんなさいねー、通りまーす、と言いかけて、ちがう、そういう感じで話しかけたんじゃない、とふるふると首を振って。でも、自分が話しかけた彼女は、たしかに背は小さいけれど、どこにでもいそうな感じの子だな、と思った。改めて、彼女を上から下までぐるりと見てみる。自分と同じ年頃くらいだろうか、と思った。下手したら、年上なのかもしれない )

   あ、なんかこの探偵事務所に用とか、ありましたか? 依頼、とか

  >>52 ライ

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 あ、いや、違うんすよ。おれ、この辺で探偵やってて、

( やばい、犬が部屋の中でも荒らしていたら本当にやばい。がっ、と勝手に部屋の中を見回したが、犬は彼女に撫でられて幸せそうに笑っている ( ようにみえる )。ほんとごめんなさい、と付け加えて部屋の中へ入ると、撫でられていた犬をひょいと抱えて、その顔を見る。犬は間抜けな顔をして、ぼんやりと尻尾なんて振っている。呑気な生き物だ、と思った。ああ、と彼女に向き直り、ぺらぺらと自分の素性を明かして )

  >>53 リト

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 ( 何故か彼と自分の間に生まれた微妙な間に気まずさを感じつつ、依頼をしに来たわけじゃないのか、じゃあなにを…と考えて、突然噎せ出した彼に焦る。どうした、飴でも飲み込んだのか、とわたわたする。わたわたしてみて気づいたが、彼は自分より相当背が高い。あと、足も長い。すげー、なんて思いながら、彼の背中をさする。さすっていいのかはわからないけど、とりあえず声をかけてみたりなんかして )

  大丈夫?? は、え、どうした、大丈夫??

  >>62 茜



真夜◆dg:2019/06/10(月) 22:52 [返信]

>>66 つばめさん】
体勢を立て直し、正座をしていたら。この人は女の子じゃないと分かった。数分前の私をぶん殴りたい。「た、探偵さんだったんですか…!良かった…(詐欺師らしからぬ事を言ってしまった。情けない。)」『フゥーーー!』マイマイが犬に向かって威嚇している。とりあえずマイマイを無い胸に抱き、落ち着かせた。「すみません…家の猫が…」喉を撫でてやると、喉をゴロゴロ鳴らした。…単純だなぁ…


 蔓 ◆AE:2019/06/11(火) 16:20 [返信]





   ウン、ま、おもしろいよな

(  おもしろい、と言った彼に、けたけた、明るく響く笑い声あげた後相槌を打って。チビじゃない、か。に、と軽く微笑み、少し気取って右手の人差し指ぴんと立て  )

   てか、チビじゃなかったら、って言ったらあれだけどサ、

(  と、そこで一呼吸置き、空気を一瞬、僅かに重たく淀ませて。少し眉間にしわ寄せて相手の本性を見極めたいのか目を細めて顔を見、つい、と人差し指で相手指し  )

   お前さん、何者?

   >>52 : ライ



   … そう、ですか

(  彼女の声音に嘘はなく、おれは人違いをしたらしい。少し声が沈み、眉も気の抜けたように緩んで下がって。でも、この人とここでさよならしてはいけない気がした。ぱっと道路向かいの喫茶店指差しては下記述べ、小声で「 人違いのお詫びもしたいですし 」と付け加え  )

   出会ったのもなんですから、そこでお茶とか、しませんか?

   >>53 : リト



   わ、ホント?

(  飴をあげる、なんて言われれば、曇った不機嫌な顔からは一転、純粋にぱあっと顔を輝かせて。ポケットに何個か飴が入っているあたり、彼は飴が結構すきなのだろう。だったらあるかな、あれ、なんて、ここへ来た目的をすっかり忘れたまま、ぽんぽん弾む明るい声音で下記問い、相手の手のひらを覗き込むためにもう少し近づいて  )

   おれ、京飴のふわっとした宝石みたいな感じがすきなんですけど、あります?

   >>62 : 水科サン



   … 使えない 、?

(  ありがとう、とビラを受け取り、早速内容を読もうとしたところ、「 おれ 」が「 使えない 」と言う彼女に、ぴく、とビラに向いていた顔を上げて。不思議そうに目を開いては、あ、と小さく呟き。なるほど、珍しい、女装さんかあ、と頭を掻いては、まじまじと相手を見てしまう。ちら、とビラを流し読み、苦笑とも微笑ともつかない笑みを零して  )

   でも、お姉サン、?なら入れそう、

   >>66 : 楢館サン



 


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