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675:天川 咲歌元 射出恋 ◆JU:2020/03/28(土) 11:31




   イッ…オイ…るりか、!!?

   ( 跳ね除けられた腕は壁にぶつかりビリビリと痺れる。今度こそ反撃だと思っていたが瑠璃川の顔を見た瞬間全身の筋肉が硬直し、息が詰まる。瑠璃川のこの顔は、怒っているときの大人に似ている。威圧的で全く優しさ等無くて天川の苦手な顔だ。豪快に飛び散ったティーカップの破片は所々お洒落な金色の花がちらちら見え、高級な、芸術家な瑠璃川の好きそうな一品だったことが伺える。細かい破片は拾えないが大きい破片だけでも拾い集め直さなくては、と考えて屈み、膝を付き飛び散ったティーカップの破片を拾い集め始める。 )



痛ッ……うぅ……

   >>666 瑠璃川



   此処……開けるぞ…

   ( 重たい、血の匂い。扉を開ければむわりと濃い匂いが押し寄せ、この部屋で起きた悲劇がどの位の物なのかを物語っている。恐る恐る部屋に入れば壁にもたれるように眠る、ブロンドの髪の彼女と焼け焦げ、ボロボロの機械を見つける。慌てて部屋に入れば彼女を抱きしめ )



なんだ…こんな所に居たのかよ……

   >>667 星は爆発する物だ虚凛



   え、

   ( ぴた、と止められ質問の意図を考える。"楽園は何処にある"何と野暮な事を聞くのだろうか。彼の顔を見れば、冗談を言うときの人間の顔では無く、真剣に聞いている事が伺える。ぎゅっと鶴也の手を握り返し、微笑みながら答える )



お空の、上です、!さぁ行きましょう

   >>667 鶴也現離くん、?



   は、あはは、変なのぉっ…!

   ( ぐるぐると表情を変えながらカードの説明をする鶴也を見、思わず堪えていたものを吹き出してしまう。彼はヤンキーでもいじめっ子でも無い、ただの優しい青年だ。友達、だなんて久しぶりに聞いた。怯んでいた腰はもう大丈夫。力を入れて立ち上がり出来る限りの精一杯の笑顔を作り )



僕、射出恋三葉、!よ、宜しくお願いします………

   >>667 名前はなんていうの、?


( /遅くなりましたが自分も合流イベント、自分は大丈夫です
>>668


瑠璃川 かなめ◆u6:2020/03/28(土) 12:05 [返信]



やめろ
(  べちん、と音が鳴るほど強く破片を拾い集める彼の手先を思い切り持ち上げてから叩けば、先ほどまでは蒼白し切っていた顔を赤くしてポロポロ、とらしくもなく涙を零せば唇を悔しげに唇を噛み締め、“返せよ“と小声でぶつぶつと呪詛みたく言い続ける。これだから自分以外の芸術家は嫌いなンだ、とすっかり元々の敬語口調は崩れ果て、口角を無理やり上げて捨て台詞の様にこう吐き捨てる  )

…あ、貴方みたいなのが触ったら、手垢がついちゃうじゃないですか

  >>675/…

 


虚凛・鶴也・雨恋◆p/A:2020/03/28(土) 13:38 [返信]



 芸術家、なんて希望川君以外に話したことないからなぁ
( 今まで出会ったことのある人物を思い浮かべても、出てくるのは家族やクラスメイトのみ。今まで見てきたものの中や本の中ではそんなだったかな、と肯定とも否定とも寄らないフワフワとした返事を返せば )

…ありがとう!かな!
( 彼が壁を撫でる動作に目を動かしながら話を聞いていれば、うん、と上の空で相槌を返し。それから段々と意味を考えていけば眉間に皺を寄せ、少し冷や汗をかいて。俯いたり上を見たり、と忙しくなく腕を組み直せば、自分の中で決着がつき思い切り、お手本のような笑顔を作ってニコリと笑って )

>>674 たったひとつの冴えた瑠璃川君

( それを初めて目にした時、一番初めに浮かんだ感情は綺麗だな、と一つだけ。初めて彼女を見た者は人形だと信じて疑わないであろうほどぴたりとも動かない姿に誘われるよう手を伸ばしかけ。しかし、その姿に目を奪われてしまい遅ればせながら感じたのは鼻につく錆びた鉄のような、喉奥にまで侵入する血の匂い。それから目に入った、彼女の胸に刺さるナイフ、嘲笑うように散らされた手向けの花弁。目の前にあるものが死体だと認識した途端、その姿に )

…う、…わ
( こんな状況とこんな死体、他殺であろうその状況を作り上げたのは誰、なんて考えなくとも、死体を美しく飾り立てるなんて異常者に決まっている。その戯れにも等しい生命への侮辱は儚く、何処か神聖ささえも感じさせる“誰かに殺された、あまつさえ装飾された少女”の歪さにショックを感じながらも吐き気を耐え。まだ見ぬ少女だからまだ良かったものの、と隣にいた彼を見ようとするが、血濡れの少女に駆け寄り抱きしめた彼に一瞬、反応を遅らせては後ろからゆっくりと近づいていき。何かが詰まっているような喉奥から小声で名前を呼んでみて )

>>675 天川君


 …あー、…
( その答えを聞けば確信などすぐにでも持てる。ならば、ともう片方の手を彼女の小さな手に重ね、目を柔く細め微笑み )

それは俺だけでなければならないのだろうか。
( 首を傾げ、問うと言うよりも確認をとるように聞けば、“可愛そうな奴らが沢山いるんだ”と眉を下げ。じ、と彼女の黒い瞳を見つめて )

>>675 咲歌元くん

 射出恋くんか。俺は鶴也現離、気軽に呼んでくれ
( 初めはあれだけ怯えていた彼が笑顔を見せたことに徐々に心が満たされていく感覚を味わいながらも、悦に浸るように、安心するように少し息を吐いて。握手をしようとすればおっと、と言って先に適当に前髪をピンで止めて。今度こそ、と右手を差し出し )

>>675 射出恋くん!


 不気味で、怖いわね…
( 苦手な静寂が続く空間、声だけが無駄に響く廊下の中ぽつりと呟けば唇を噛み締め目を瞑って息を吐けば。どうしてかしら、と疑問を頭の中で浮かべながらも、やはり静かな場所は耐えきれないようで。ねぇ、と声をかけようと視線を柴田に移し )

>>673 武亮様

( >>673 / 了解です〜!! )
 
 


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