☆探偵チームKZ事件ノート小説&雑談3☆

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360:黄緑◆veI 久しぶりに小説書くぞぉ〜( ̄▽ ̄)ゞ:2016/05/29(日) 19:27 ID:IR6

>>291の続き

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「大鏡は知っている」


上「おい若武、冗談はやめてくれよ。」

そうだよ。

若「冗談じゃない、事実だ。」

黒「若武、おじさんが泥棒という噂はあったか?」

若「ない。」

小「若武、おじさんの情報教えて。」

若「OK。アーヤ、ノート出して。」

彩「はい。」

私はノートをとる準備をした。

若「言うぞ。おじさんの情報。まず、体つきがいい。相撲取りの一人や二人は

 軽々持ち上げられる。」

凄いっ!

若「次に、頼まれたらいつでも泥棒になると、いつでも言っていた。

 だから誰かに頼まれたんだと思う。」

翼「複数犯ってこと?単独犯の可能性は?」

若「あると思うがない。根拠はないけど自分の意志で動いたということは考えたくない。」

どっちやね〜ん!

若「そしておじさんの名前は若武美和。父方の叔父だ。以上。」

な〜るほど。

彩「美和って漢字は?」

若「美しい和で美和だ。」

小「女性みたいな漢字だね。」

小塚君の一言で、テーブルは爆笑の渦に巻き込まれた。

放『ピーンポーンパーンポーン』

なんだろう。

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ちょっと短めだけど今回は終わり(^^♪


黄緑◆veI:2016/06/04(土) 16:11 ID:IR6 [返信]

>>360の続き(*´▽`*)

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「大鏡は知っている」


放『立花彩さん、立花彩さん、お電話です。至急、事務室まで来てください。

 繰り返します。立花彩さん、立花彩さん、お電話です。至急、事務室まで来てください。』

また呼び出し〜。

前にも呼び出されたじゃん。

今度は誰から電話?

若「おい、アーヤ。電話みたいだぞ、行って来い。」

彩「うん。」

そう言ってカフェテリアを出た。

   *

彩「失礼します・・・。」

事「立花さん?お母さんからよ。」

またぁ。

そう思いながら受話器を受け取る。

マ『彩、大鏡は美術館に戻ってきたみたい。』

彩「ふぇっ!?」

マ『変な声出さないでよ。さっき美術館から電話があったのよ。まだ

 鑑定はしていないけど、大きさも重さも正確だったから美術館が本物と言っているわ。』

彩「鑑定しないの?」

マ『分からない。で、彩、ママは美術館でインタビューがあるから行くわね。

 じゃあ。』

📞『プツン』

電話、一方的に切られちゃった。

でもなんで一回盗んだのに返してきたんだろう。

捕まるのが嫌だったのかな?

そんなことを考えていたら、気づいたらカフェテリアについていた。

黒「アーヤ、どうしたの、ボーっとしちゃって。熱でもあるの?」

そう言うなり黒木君は私のおでこに手を当てる。

はははははは恥ずかしいっ!

私はうつむき、耳まで真っ赤になる。

若「くぅ〜ろぉ〜きぃ〜。」

なんか若武が怒ってる。

私がいない間に何かあったのかな?

上「黒木!立花からその手を離せ!今すぐだ!」

小「そうだよ黒木、ずるいよ。」

翼「一人だけいい格好しちゃって。俺にもやらせろ。」

ミナサンナゼソンナニオイカリナノデスカ?

トッテモコワイデス。

黒「しょうがないな〜。」

そして黒木君はやっとおでこから手を離してくれた。

はー。

良かったでも…。

若武たちが黒木君を取り囲んでいる。

なんか言い合ってるみたいだけど聞こえないや。

っていうか、カフェテリアにいる人が、こっちを見ている。

うわぁ、明らかに迷惑だよね。

となると、私がやることは一つ。

深ぁ〜く息を吸ってぇ・・・

彩「や、やめなさ―いっ!」

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