私は、小学生。そう。ただの小学生である。

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30:宮下:2015/02/28(土) 10:09 ID:s5E

オチじゃないんかいっ!!

ベシッ😱


少女匿名:2015/02/28(土) 12:13 ID:3Y. [返信]


アダっ!ww
コメントありがとうございます
それこそGのように、母から隠れて更新します


ーーー


それから、一週間…………


「いや〜……

今日もいい天気ですなぁ」


とかなんとかいいながら、笑う涼紀さん

瞳を閉じて、気持ちよさそうに寝そべっている


「………」


___もう、2月も終わりか


暖かな、春の日差し

いい感じに涼しい風


緑の中に、綺麗な桃色が混じり始めた桜の木の下で


「……………

ふむ、なるほどな」


一般高校試験問題集と格闘する私

気分はさながら、高校受験と戦う受験生といったところだろうか


自分でも思うが、雰囲気ぶち壊しだと思う




そして…………



「学校いけよ」


問題集から目を離し、この日差しと正反対の冷凍ビームを涼紀さんに当てる

この間は「でもでもだって光線」で返されたが


すると今度は


「学校行ったら俺死んじゃう」


と、真顔で抜かしやがった


クソ……


「それで……

なんで、私にこんなのさせるんです?」


ぐっと問題集を見せつける


「どれどれ………

おお、全問正解」


「まあね、私ですから」


ドヤ顔かましてやるが、以外と大変だったりする


「まあ、君になら解けると思ってたからね」


「………」


……そう、これは全て涼紀さんに押し付けられたものだった


ーーー


「ちょっと、これやってみて」


「………

何ですかコレ」


「一般高校試験問題集」


なんで私が

自分でやれよ


そう思った私が、「面倒臭いから嫌」と断ると……




「あ……そうだよね、君には難しいかぁ……ごめんね〜」


「寄越せ」


ーーー


………これを口車に乗せられると言うのだろう


クソ、情けない


「………ゔー」


そっぽを向いて、唸っていた

途中で、唸るのやめて呪いの呪文かけようかと思ったりもした


…………………………


「君は……」


「?」


あれ?


……涼紀さんが、悲しそうな顔をした

今にも泣き出しそうな、辛そうな………













「自分の名前は忘れるくせに、こういうのは完璧なんだね」


「…………」



次の日瞬間、私の飛び蹴りが涼紀さんの腹にクリティカルヒットした


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