私の恋の唄

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22:日向:2015/06/09(火) 20:05 ID:y/2

第1話『早すぎる展開』

「楓ちゃんっ♪」

「あぁ、虹架ちゃん」

「おはよ!元気ないね?」

・・・恋の病です。

「今日ねー、始音くんとデートなんだぁー!」

ほら・・・また切なくて苦しくて胸が張り裂けそうになる。

「・・・へ、へぇ!」

わざと明るく振る舞う。

「楽しんで来るね!」

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日向:2015/06/09(火) 20:06 ID:y/2 [返信]

第1話『早すぎる展開』

「楓ちゃんっ♪」

「あぁ、虹架ちゃん」

「おはよ!元気ないね?」

・・・恋の病です。

「今日ねー、始音くんとデートなんだぁー!」

ほら・・・また切なくて苦しくて胸が張り裂けそうになる。

「・・・へ、へぇ!」

わざと明るく振る舞う。

「楽しんで来るね!」

・・・別に、虹架ちゃんが嫌いな訳じゃない。

ただ、始音が好きなんだ。


「おい、楓」

「ん?」

「虹架ちゃんと顔見知りなのか?」

・・・え?

「待って、彼女のことちゃん付けするの?!」

「・・・うるせーな!」

「えー!」

ダメなんだけど、嬉しい!

虹架ちゃんはちゃんつけてんのに楓だけ呼び捨てしてくれてるって感じ!

・・・ま、自惚れだろうけどね。。。

「・・・なぁ、楓」

「どしたー?」

「もうすぐ花火大会じゃん?」

・・・え?!

「もうそんな時季?!」

「おう、今7月。」

「はっやー・・・」

始音は続けて言った。

「・・・一緒に行かねぇ?」

「・・・はっ?イヤだよ!カップルの間に割って入るなんて!」

「ちげーよ!」

「何が?!」

「2人で」

「・・・2人」

「おぅ!」

『虹架ちゃん裏切れないよ』・・・何て言えたらいいけど、、、

「・・・行く」

なんて答えてしまう。

このことを後で後悔するなんて思わなかった。


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