「とりあえず、俺はこれからちゃんとした家を作るよ!その変わり、皆は他で遊んでたら?時間も有るだろうし……」
『はーい!』
「やったわー!ミッション、クリアよー!」
「さっきからももが静かだと思ってたら、ゲームしてたんだね……」
私達は元気に返事を返した。
って、ももはゲームをしてたのか……
全然気付かなかったよ。
私が思うに、ももはちょっとだけ影が薄い。
その後は解散して、私はすずかとだけ一緒になった。
もも達はゲームをしに、よもぎの家に遊びに行くらしい。
でも、すずかは特に用事とか無いから私に着いてきている。
「何してよっかー……」
「うーん……あっ!これ、ほのあが駅前に落としていたポーチ!これ渡して置いてって言われたんだよ!」
「ん?あぁ、ありがと……」
手に渡すのかとも思ったが、私の肩にポーチを掛けてくれた。
優しいなぁ、すずかは。
でも、こんなポーチ有ったっけ……?中に何か入ってたっけなぁ?
ポーチが偶然にも柔らかかったので、手でグサッと触ってみる。
すると、ガサガサ、と言う音がする。
袋みたいなのが入ってるみたいだ。
「何か入ってんの?」
「分からん……袋みたいなのかな?まぁ、とりあえず散歩でもしましょ!」
すずかにはテキトーに返事を返す。
暇なので、思い付きでそこら辺を散歩する事に。
それにしても、この村は空気が良いなぁ〜……
”空気が美味しい”とも言うね!美味しい美味しい!
そんなこんなで、空気をすぅーはぁーと吸いながら歩いていると、ふと青い屋根の家が目に止まった。
何で目に止まったかって言うと、物凄く清潔間の有りそうな家だって分かったから。
「あの家、何だか清潔間が有りそうだな〜……」
「おぉ!んじゃあ入る?私の友達ん家だし!」
「え、友達ん家ってマジか!」
じゃあ、私の友達でもあるね!
すずかの友達は私の友達!ってね!
……あれ、何でこんな事言ってんのかな?私。
私達は、その青い屋根の家に入ろうとした。
でも、インターホンが付いてないし、丁度鍵も開いていたので、直接扉を開けた。
これ、不法侵入にならないかな……?
でっでも!すずかが居るんだから、良いよねー?……
「お邪魔しまーす……誰か居ますかー?」
「おーい!すずかちゃんが遊びに来ましたよ〜?」
扉を開けると、そこは薄暗い道が続いていた。
窓も無いから、真っ暗って言っても良いくらい。
よく見ると、道が誰かが泥を付けた足跡がこびり付いている。
でも、それくらいは嫌と言う程綺麗だ。
誰かに汚されたのかな……?
その泥の所を踏まない様に、奥に進んで行く。
そんな道のりの途中、右の廊下から誰かが走ってきた。
「れいなちゃーん!あんこが来ているのに無視とは失礼だヨーグルト!隠れてないでさっさと出てくるの団子!」
「あ、あんこ!?」
「だ、誰!?」
キャンディ
ごめんね……
うん、ちょっとずつ頑張るね!
コメットタウンの小説も、頑張って!
>>12の間違えが……
「それくらいは」ではなく「それ以外は」でした。
誤字脱字酷いです。すみません。