菖蒲「行ってきます」
ガチャン
菖蒲(なんだろう。朝からなんの感情もわかない)
菖蒲「はあ…入りたくない…」
私は思い切って教室のドアを開けた
すると
バシン!
私の頭に辞書が直撃した
私は頭から血を流し、しりもちをついた
クラスメイトは爆笑していて、三人組は上からクスクス笑っている
私はぼんやりする頭の中で考えた
菖蒲(なんでみんなは笑ってるの?なんでここまで残酷になれるの?
………………どうして………私は生きてるの?)
その時、私の意識は途切れた
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菖蒲「はっ!」
私が目を覚ましたのは保健室のベットの上で、頭に包帯が巻かれていた
外からは体育をしている低学年の声が聞こえる。
どうやら今は三時間目のようだ。教室には誰もいなかった
そして、ベットの隣のテーブルを見ると、私の遺影と菊の花が供えてあった
ガシャン! パリィン! パリパリ
私はそれは投げて、踏みつけた
菖蒲「いひひひひひ、あいつら絶対許さない
あいつらが自殺するまで追いつめてやる。あはははははははははははははははは!!
ひゃはははははははははははははは!!!」