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ありがとうございます!
___下校中、三人組____
秋風「あいつマジで腹立つ!殺したいわ!」
皇「まあまあ」
如月「でも今回はあいつもう終わりだもんねー」
皇「次の玩具にはさらに厳しくしましょうか」クスクス
如月「そうしよっかー。「きまり」だもんね!」
ブブブブブ ブブブブブ
秋風「あっ!来た!」
如月「和葉〜どうかした?」
皇「なにかしてるんですか?」
秋風「ふふふ〜実はね…私大人の男の人に体を売って、お金もらってるの!」
如月・皇「「はあ!?」」
秋風「ほら、ロリコンっているじゃん?そいつらから金巻き上げてるの!
最高で…う〜ん二十万くらい貯まったかな♪」
如月・皇「「二十万!?」」
秋風「あっ!二人もやろうよ!一緒にお金貯めよう!」
皇「するわけないでしょう!?ふざけているのですか!?」
秋風「ふざけてなんかないよぉ〜そんな怒らないで♪」
皇「全く、危ない目にあったらどうするのですか!」
皇「日和!なんとか言ってやって!」
如月「……………やってみようかな」
秋風「ホント!?」
皇「日和!」
如月「いいじゃんいいじゃん!そんなクソ豚どもから体を売るだけで金巻き上げられるんだよ!?
めっちゃいいじゃん!」
秋風「さすが日和!いうことが違うわ!」
如月「ねえ〜弥生〜一緒にやろうよ〜」
秋風「うんうん!」
如月・弥生「「お願い!!」」
皇「うっ、なら…一回……だけなら‥‥」
如月・秋風「「やったー!!」」
秋風「じゃあさー……」
あははははは!!
小さい少女たちの笑い声が響き渡った
北風は彼女たちの頬を突き刺すように吹いていたが彼女たちは笑顔だった
本当にこれまで沢山の人を傷つけたのか、本当にこれから体を売るのか
疑いたくなるような無邪気な笑顔だった
___下校中、菖蒲___
菖蒲「いまの話、全部聞きましたよ」クスクス
私は寒さで身震いし、立ち止まった
菖蒲「小学生で売春だなんて、なんて下品なんでしょう」
彼女たちの背中を見ながら私はいった
菖蒲「はあ…どうして私の周りは「クズ」ばかりなのでしょうか」
私は静かに家を目指した
空から、しんしんとゆきが降っていた