友達がぶりっ子な件

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43:優香:2017/01/08(日) 14:59

冷たい空気の中、七夏ちゃんは続けて言う。

「私はぁ茜ちゃんのこと友達だなんて思ったことないよ?」

その時だった。

「おい!!そこの生徒!もうすぐ授業始まるぞ!教室に戻りなさい!」

先生の怒鳴り声。

それを聞くと、七夏は黙ってこの場を去っていった。

「はぁ」

なんでこうも上手くいかないのだろうか。

七夏のあの言葉…。

”友達”…か。友達ってなんだろう。

そう考えてると、頭が痛くなってきた。

「とりあえず、教室に戻らないと…。」

‐教室‐

教室に戻ると、皆が笑顔で話していた。

そんな皆を見ていると、自分はバカなんだな、と思ってしまう。

そんな風に考えていると、

キンーコンーカンーコンー。

チャイムの音がやかましいぐらい大きな音を鳴らした。

※次回は、七夏目線です!


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