【もうひとりの少女】♯4 ガササッ―― 何かの物音がした。わたしは恐る恐る近づき まるで窓の役割を果たさない、四角い枠から覗いてみた。 ―?! なんとそこには少女....なのかは不明だけれど...とにかく女の子がいた。 驚きのあまり、口がぽっかりあいたまま塞がらない。