少し訂正。演技力に優れていました、ではなく、優れています。と、二年のこっくりさんをやったのは6人程です。
私はその時編み物をやっていて、途中、こっくりさんをやらないか、と誘われたのですが、危険である事を注意して、止めるように伝えつつ断りました。どうなっても自己責任でやれと、その時はそう言って放置しました。他の友達もそういった理由で断っていました。
私は断った友達と活動を進め、夢中になっていたからか、その後のことは詳しく知りませんでした。少しして、ふとそのこっくりさんをやりたいと言っていたAさんに用があったのを思い出し、途中でその子のいる席まで移動しました。肩を叩き、いつものように話しかけようとした時、3人から同時に引っ張られ、Aさんから離れる様に指示されました。最初は訳が分からず、どうしてかと理由を聞いていました。話を聞けば、こっくりさんを本当にやったのはAさん1人だけ、ほかの人は近くの席で見ていただけと言っていました。Aさんを見ればリラックスしているかのように椅子に座り、じっとこっちを見ていました。最初は演技だろうと思い、また話しかけに行ったのですが、また離れる様に言われました。その時は取り敢えず引き、どうなってこうなったのか話を聞くことにしました。