怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(3)

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658:神出鬼没 ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2016/05/15(日) 20:33 ID:oGs

>>634の続き 少し書き方を変えてみた

深夜ネット番組!追撃班!!〜生放送スペシャル〜


聞いてください、皆様
今日はなんと、怪盗達と中学生探偵があの差出人不明の人物と戦うであろう場所に来ています!
いや〜、生で怪盗達を見れるとは思いませんでいたね
とはいってもまだ見ていないけど…

ですが、必ず映像に残してみせます!
なので皆様、是非お楽しみください
しかし…沢山の警察が来ているね
おや?…パトカーから中学生探偵が出てきました!!
ということはもうそろそろ、怪盗達も来るでしょう
では、私達もこっそり戦う場所でもある屋敷に入りたいと思います

よいしょっと
てっきり、窓も鍵が閉まっていると思ったらと開いていましたね
というか、あっさり侵入できたんだけど…
しかし、この屋敷はやけに広いですね〜
しかも、どの部屋も鍵がかかってない!?
相手は…本当に挑戦するつもりがあるのでしょうか?

え?その前に侵入してもいいのかって?
バレなきゃ犯罪じゃないでしょ!
もう、視聴者さんたち心配しすぎ!!
と、思ったらこの部屋だけ鍵がかかっているな
なんでここだけ?まぁいいや

次は二階に行きたいと思います!
やめとけって?だが断る!!
二階もほとんどの部屋は鍵が掛かってないね?なんでだろ?
お?中学生探偵が入ってきた…!
これは、撮影のチャンス!
…って、あれ?一人だけ!?
他の警察は、いないの?待機なの?
まぁ、いいや…
とりあえず、中学生探偵は撮れたんだ
怪盗達も撮るぞ!!

あ…ここ、屋根裏か…
ステンドグラスが綺麗だね!
そして、机の上に置かれている鳥籠の中には、白いリンドウと…漆黒の涙じゃん!!
ねぇ、差出人不明のひと本当に捕まえる気があるの!?
というか、鳥籠壊せばすぐ盗めちゃうよ!!
もう馬鹿なの?差出人不明のひと馬鹿なの!?

ふぅ…まだ怪盗達を撮ってもいないのにすごく疲れた…
どちらにしろ怪盗達はここに来る可能性は高いな
隠れる場所も多いしここに隠れて待機して…

!?

誰か来た!?
怪盗?怪盗達!?絶対に怪盗だ!!
絶対に撮る…………え?

ナニコレ?

え?どゆこと?は…ね…が…
あれって………ニンゲン?
あの…人外とか聞いてないんですけど……

やば…………逃げ……
…あ!………ちょ………やめ……あ"ぁ

あ”ぁ”ァ”ァ”ァ”ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ………………


ふん、遊び半分でくる愚か者が…
ネット?生中継?何がやりたいんだが
まったく、メディアも同じように来るし、予定より時間がかかったんじゃねぇか
まぁ、響と警察を無理矢理引き剥がせたしいいか
ん?スマホか…って電源入っているな…
つまり、今も映像がネットに流れているのか…!
証拠消さないと…いや、せっかくだから一言いうか

さぁさぁ、皆さん
自分が差出人不明の正体です
は?顔を出せって?出すわけ無いだろ
まぁいい、とりあえずこれから怪盗達と探偵に挑みます
彼らは、無事に漆黒の涙と琴音を盗み助けだすことができるのでしょうか?
それとも…俺の手によって残酷な運命をたどる羽目になるのか?
え?どういう意味だって?そのままに決まっているだろ

それでは、皆様
これで深夜ネット番組、追撃班を終わります
また機会があればお会いしましょう?


神出鬼没:2016/05/15(日) 20:37 ID:oGs [返信]

>>658の続き
>>636喜べ、響がでるぞ!

「こんなもんかな?」

アーテルは、スマホのマイクから口を離した
これから、怪盗達と探偵を仕留めに行くのだ

彼が今回とった作戦
それは、誘き出すという単純な方法だ
長所は、自由に場所と誘き出す相手が選べれるところ
短所は、誘き出すものを手元になければいけないこと
だがそんな短所は、花里琴音という存在により解決している
ちなみに、漆黒の涙は一種のおまけだ

そして、人質の存在を利用し交渉という形で響と警察を引き離すことに成功
同時に、警察が勝手に侵入しないように能力【作り変える】をフル活用にして木々に姿を変えさせた
もちろん、メディアや目立ちたがりの一般人も木々となっている

「ここに居ましたか…」

アーテルの凛とした声が薄暗い屋敷に響いた
後ろを振り向けば、穢れ無き真っ白なコートを羽織り、曇りなき眼鏡から強い意思を持った瞳で見つめ返す少年がいる

「来るの早いじゃねぇか…中学生探偵白里響さんよぉ〜」

「それより、琴音さんはどこですか?」

あえて上から舐めるように言い放った言葉は通用せず、本題を響は切り出していた
挑発するつもりでいたが思ったより響は乗らない
ならば、とことん舐めればいいのだ

「琴音?そんなこと聞いたって無駄だろ?」

「えぇ、分かっております。ですが、一刻も早く救出したいのでね」

どうやら響も内心焦っているようだ
手掛かりなし誘拐
事件の真実を暴くヒントにならない意味不明な目撃情報
そんな最中に届いた挑戦状
探しても見つからない花里琴音
これが響の背中に石のように重なっている
大切な物が失えば誰でもそうなる

もっと言えば、冷静に考えることは難しくなるのだ
響の推理力は、多少だが鈍らせることぐらいは出来ている
花里琴音の存在はここまでの影響を出すとは…嬉しい誤算だ
心の底で喜びつつ、リンドウと漆黒の涙が入っている鳥籠を右手で持ち上げ
左手でカンテラに弱い光を灯し、腰に引っ掛けた

「なぁ響、夜は冷えるだろう?暖炉つけるから温まるか?」

「結構です」

「おいおいおい!お前、冷たすぎだろ!?せっかく、俺なりの慈悲を与えてやるって言っているのに断るとはね」

「僕は、そこまで寄り道している暇なんてないので、それでは」

特に闘うことはなく響は、アーテルの横を通り過ぎていく
小さくなっていく白い背中を見ながら思わずため息をついた
確かに推理力を鈍らせることには成功したが逆に挑発に乗ることはなかったのだ
あくまでも響の場合だが、少し予想外の結果

多分、レッドやファンタジスタもこの屋敷に侵入しているはず
とはいえ、それぞれ探索しているだろう
花里琴音がどんな姿になっているかも知らずに

「とりあえずこのスマホ、暖炉で焼いて喰うか」

先程まで人間の姿だったスマホの持ち主の木から枝をへし折りながらアーテルは呟いた


リンリン (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2016/05/16(月) 18:45 ID:tlE [返信]

>>651あ、そうだったのね。了解!(^o^ゞ
>>652コンビニって…(笑)爆笑
>>656そうなのか!
>>658,659面白ーい!飛鳥と響とハァンタジスタ、早く琴音を!
>>660急展開!?な、なんですと!(゜o゜)それに電話!?誰なんだー!


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