オリキャラを使って小説を書こう!

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132:弌川愛華:2017/01/30(月) 20:18 ID:0LI

儚い歌

「はぁ〜
今日もかっこいいな〜
でもこんな姿だし近づけないよ……」
私は人魚。
でも王子様は人間。
私達が繋がることなんて無い。
「はぁ〜
一言でも話したいよ……」
「もぅ〜リュナまた人間の事?」
「ねぇさん」
王子様に見とれてる私の横にいたねぇさん。
「それより祈りましょう?
私達の役目は海も守ることなんだから。」
「はぁ〜い。」
私達人形は海が荒れないように持ち前の美しい歌声で神様に海を荒らさないでって祈ってるの。

歌う事は凄くすきなんだけどたまには王子様の事考えさせてよ

「あんたは四六時中考えてるでしょ」
私の頭をぽこっと叩くねぇさん。
……聞こえてたか


「♪〜」
「♪〜♪」
「「♪〜」」
今日は天気もいいし歌うと気持ちいいな……
人魚は恋をすると歌声に不思議な効果がでるらしいけど……
なんだろう?


弌川愛華:2017/01/30(月) 20:29 ID:0LI [返信]

>>132続き


「……え?」
突然私の胸に走る鋭い痛み。

私が胸を見るとお腹まで流れる血。
自慢の蒼い鱗も私の血で染まっている。

私は驚きでいっぱいだった。
でも、
座る力もなく、
座っていた岩から海へと落ちる。

「リュナ!!」
私を呼ぶねぇさんの声も聞こえる。
「う……そ」
私は信じられなかった。
私を撃ち抜いた銃を私の恋焦がれる王子様が持っていた。
青い海から見えたねぇさんも、
銃に撃たれ私と同じように海へ沈む。

「あ…はは……
人魚なのに……
泳げないなんて……
母さんに怒られちゃうよ……」
なれた海の冷たさが私の傷の痛みを消してくれた。
泳ごうとしてもヒレが動かない。
「リュナ…」
ねぇさんは私の方に血を流しながらも泳ぎ、
私を抱き締めた
「リュナ……
大丈夫……

リュナは…
私が…
守るから」
そう優しく私を撫でてくれるねぇさんの腕は海よりも冷たくて
「ねぇさん……」
私は涙が溢れて来た。

懐かしい……
ねぇさんに抱き締められるの……
いつぶりだろう?

私は海の底に沈むと言うのに、
ねぇさんが守ってくれるから恐怖などなかった。


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