怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(7)

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813:恋翔◆yo:2016/12/13(火) 22:04 ID:hzI

>>811(前)珊瑚「雑になって来たな…」(呆れ)
「珊瑚さん、自己紹介で、あたふた」
勿論、珊……lside

ドアの前まで来たのだが…もう帰りたい。
兎に角、五月蝿い。真面目に此処に入るのかと思うと…帰りたい。
もう仮病使って帰ろうかと考える程五月蝿かった。

「転校生が来たぞー」

担任が来るだけで余計騒がしくなるのを呆れた目で見る。
こいつら………阿保だ。いや馬鹿か?

「紅月 l。宜しく」

面倒くさいのでそれだけ言った。本当、殺る時はもっとやる気でるのに。
呆気に取られている奴らを呆れ顔で見る。

「質問しても良いですか?」

目立つ女が言った。今考えると関わるべきじゃ無かったんだよな…
いいとか言う担任も同罪だ。絶対後で殺る。(←え by作者)
色々質問が来た。家族構成とか好きな人とか言われた時は、マジで阿保だ、と思った。
高校生なら勉強しろよ。俺も暗殺してたのは認めるが。
漸く質問攻めから逃れられた、と思ったら、その目立つ女の隣だった。
ふざけんな。神がいるなら出てこい。全力で殴り殺す。

「僕は、清瀬 理央っていうんだ!宜しくな!」

その目立つ女___もとい、清瀬が言った。その後の清瀬の発言は、今迄15年生きてきて1番阿保だと思った。
あれは真面目に。

「怪盗部ってのを作ってるんだけど入ってみないか?」

……………………………………………唐突過ぎるだろ。
真面目に阿保だ。此奴阿保だ。でも案外楽しそうだと思ったのは嘘じゃない。
だからか、何故かこう言ってた。

「見学なら、行かせてもらおうかな?」

ー切りまーすー
珊瑚さんあたふたしてねぇーーーーーーー!!!!!!?????
ボツにしたあたふたシーンを此処に書く。

理央先輩「紅月って僕の知り合いにいるんだけど知らないかい?」
珊瑚さん「い、いえ知りません………?」
理央先輩「そっか、君髪白いんだね?」
珊瑚さん「も、元からです………」
理央先輩「怪盗レッドって興味ない!?」
珊瑚さん「え!?………き、興味ありますけど………」

これで満足!!
きっとこの時の珊瑚さんは「此奴殺りてえ」とか考えてたらいいな。


恋翔◆yo:2016/12/14(水) 16:11 ID:hzI [返信]

訂正!飛鳥達が中二なら理央先輩高二じゃん!という事でl、高二(16)です。
>>790>>811、 で出てきた零嶺財閥、過去編。
そして何気に初めての修鵺side

俺は従兄弟の家に来ていた。(唐突だなおい。 by糞作者)
零嶺財閥の本拠地とだけあってでかいな……その程度の感想しか無かった。
その従兄弟の家に来る前、父親はこう言ってた。

「兄さんの嫁さんは体調が悪いそうだから近付くな。それに従兄弟とも余り仲良くするなよ」

従兄弟なのに仲良くするなってどう言う事だ?と思った筈だ。……確か。
あの父親、面倒だからな。言われた事は守った方が良さそうだ。
その従兄弟と会うのにも、大人の付き添いという名の見張りがいた。
……面倒。

「l。宜しく」

俺の従兄弟は、あった時それだけで興味ない様にPCに向き直る少女とその少女を軽く殴り謝る少年の二人だった。
少女__lは俺以上に無愛想らしい。妹の莉捻がlに向かって怒っていたが知る必要もない。

「御免ね。姉さん、無愛想だから。僕は滋降、宜しくね」

少し笑って言う、滋降。弟らしい。こっちの方が遥かに好感度がもてる。

「私、莉捻!そしてこっちがお兄ちゃんの修鵺!宜しく!」

妹が二人分の自己紹介をしている。正直、自己紹介しなくて済むので、助かった。
lは、短めの白髪に少し怖く感じる紅い目。それに対して滋降は、短い黒髪に綺麗な蒼い目。
………此奴ら本当に兄弟か?本気でそう思う。

「聴いてる?」

lに対して怪しげな声を出す莉捻に、

「聴いてる。莉捻、修鵺だろ」

こっちを向く事なく答えるl。まあ、後ろ向かなくても聞こえるのはわかるが。
無愛想過ぎだろ。自分の事を棚に上げ、本気でそう思った。
そこから30分ぐらい談笑していた。まあ俺とlは聞くだけで基本的に滋降と莉捻しか喋ってないが。

「火事だーー!!」

唐突にそんな声が聞こえてきた。驚いた事に一番動くのが速いのはlだった。
小さく溜息を付いて、PCを閉じ、ドアを開ける。残念ながら、俺、莉捻、滋降はそんな速く動けない。

「行くぞ。………置いてっていいのか?」

lの呆れ声が聞こえて漸く我に返り、俺を含めた三人が動いた。
我先にとドアへ駆け出し、lに飛びつく。………俺はやらないが。

「よし、行くぞ」

頼りになる。普段は余り逢いたくないが、この時は別だ。
普通に歩き始めた時、lの顔が歪んだ。どうしたのか聞いても答えてくれなかった。

「こっから逃げろ。母さんを見てくる」

そう言われて俺と莉捻は逃げた。
暫くして、女の人の悲鳴が聞こえた。lの声では無い、誰かの声が。
突如、俺の隣の男の人が誰かの名前を言いながら泣き崩れた。
旦那様!と聞こえたので恐らく、この財閥の所長なのだろう。

「ねえ、l達、大丈夫かな?」

その声を聞いた途端、隣の泣き崩れていた人が驚いた顔になった。

「知っているのか?」

「ええ」

莉捻が答える。

「じゃあ忘れろ!彼奴らは、悪魔の子だ!!」

悪魔の子?そんなんじゃ無い筈。俺が見た限りでは、普通だ。
でも、剣幕が、ヤバかったので、頷くしかなかった。
その時。血に塗れたナイフが飛んできた。
そして隣の男の人に突き刺さる。投げられた方を見ると、嗤ったlが。呆れた滋降が。
こっちを見ていた。莉捻も見たみたいで、肩が怒りで震える。
lがその時火に襲われた。目元が燃え、痛い筈なのに嗤って。

「怖い」

俺はそう思った。

ー切りまーすー

はいはい、過去編終わり!
lと滋降の美華子さんと出逢うまでの話なら書くけど、一旦終わり。
次からは学園に戻っていきます。


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