カノキド小説+@ 2〜!!

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814:IA:2016/12/20(火) 07:46 ID:pQ2

>>812
え!?押し倒してる!?
それって小説の5巻!?漫画の5巻!!?


零乃◆XA:2016/12/20(火) 17:06 ID:hzI [返信]

小説5巻っすよー
>>815
お久しぶりでーす!あったよ!
キドさんとカノが喧嘩するシーンでね!
>>816
そやねー(←知らねーだろ!)
唐突に浮かんできたキドカノ(?)小説!
完全パラレル!超駄作!良いね?
よしどうぞー


僕は、昔からクズだったんだ。でも、幼馴染のキドは完璧。
だから比べられて、クズって罵られて、殴られて、それでキドが庇うから更に殴られて。
毎日、こんな感じだったんだ。それでも楽しかったし、キドが側に居てくれたからよかった。
でも、最近よく思うんだ。キドは僕といて、こんなクズといて、楽しいのかなって。僕の為に、無理してないかなって。

「ねえ、キド。僕って生きてて良いのかな?」

僕は、他人を欺く事しか出来ない。心が読めれば良かったのになぁ。
だから聞いたんだ。僕は、生きてて良いの、って。きっと、良くない。消えろって言われるのかな?
それなら、それで良いや。元々、僕は母さんが死んだ時に死ぬはずだったからね。
そう聞いたら、キドが手をあげる。殴られると思って目を瞑る。そうしたら、ふわっと包み込まれる。
驚いて目を開けると、キドに抱き締められていて、僕の肩から、嗚咽の様な声がした。

「っ…………生きてて良いの…なんて言うなよ…………カノ………」

泣いている様な声がする。僕が返答に困っているとキドはこう言いなおす。

「生きてて良いよ。…………カノ」

………嬉しい。僕自身、そう思ったのに吃驚した。僕なんて消えればいい、そう思ってたけど、
やっぱり生きたいと思っていて泣きそうになる。泣かない様にキドの肩に顔を押し当て、蹲っていた。
そうするとキドにもっと強く抱き締められる。僕がおずおずと手を伸ばすと、更に抱き締められる。
僕達は少しの間、抱き締めあっていた。
そしてキドが腕を離し、少し寂しいな、なんて思ってると腕を軽く握られる。

「いっ……………バレてた?」

「当たり前だ。………隠すのやめろって言ったのに」

キドが握った所、それは僕が殴られた所。良く欺いて隠すけれど、キドには全部お見通しだ。
なんで判るんだろうな。やっぱり、僕がクズで欺くのも下手だからかな?

「カノ、」

キドに呼ばれ顔を上げる。目の前にキドの整った顔があって吃驚したがいつの間にかキドに頬を固定させられていたので、
逃げることも出来ない。目線だけでも逃げようとするが僕の視線は動かない。

「…………好き」

え?えっ?ええっ?ええええええええ!!!!僕が?僕が!?僕なんかが!?
嘘………………………
僕の頭が絶賛したいほど混乱している状況で、キドは更に好きと言って見せた。
……………僕、人生危ういかも…
固まってる僕の前でキドは__________

ー切りまーすー
あれ、一話完結にするつもりだったんだけどな……………可笑しいなー


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