飛雄にょた化!【ハイキュー(にょた影山総受け)】

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70:お香しゃちょー◆kk:2017/12/03(日) 00:51 ID:XNo

〜日向side〜

町内会チームのメガネの人のサーブを、縁下さんがレシーブで影山へ返す。

(ブロック…でっかい)

ボールは俺に飛んでくる。止められんのか、俺のスパイクは。

なんて少し、諦めていた。

「躱せ!!」

でも、影山の声にハッとした。

「それ以外にできることあんのか、ボゲェ!!」

急いで走り出す。

(打ち抜けないなら…)

「躱す」

飛ぶフリをして、一気に影山のトスが飛ぶ方へ走った。

(ブロック嫌だ。止められんの嫌だ…!!)

そして、スパイクを打つために誰よりも高く、速く、跳んだ。

(目の前にブロックが居たら、今の俺に勝ち目なんかない。
エースみたいな戦い方、できない。でも…)

“俺が居れば、お前は最強だ!”

そう言われたのが嬉しかったんだ。

俺は誰もいない、1番高い場所で、1番いいトスを受けて、スパイクを打った。

そのスパイクは、メガネの人のフォローを弾き飛ばしてコートに落ちた。

「お前は、エースじゃないけど!!
そのスピードと、バネと、俺のトスがあれば、どんなブロックとだって、勝負できる!!!

エースが打ち抜いた1点も、お前が躱して決めた1点も、同じ1点だ。

“エース”って冠がついてなくても、お前は誰よりも沢山の得点を叩き出して!だからこそ敵はお前をマークして!
他のスパイカーはお前の囮のお陰で自由になる!

エースもだ!!」

影山の言葉が、胸に響いた。

「ね!?」

「はっ、おうっ!?
おうおう、そうだぞ!お前の囮があるのとないのじゃ、俺たちの決定率が全然違うんだぞ!」

田中さんの言葉が、嬉しかった。

「それでもお前は今の自分の役割が、カッコ悪いと思うのか!!!」

影山はゼーゼーと息を吐いた。もしかしたら、こんなに大声を出した影山を見るのは、初めてかもしれない。

手が、ジンジンと痛んだ。

「…………思わない」

「あ?」

俺はその痛む手を、グッと握りしめた。

「思わない!!」

「よし!!」

すると旭さんに、

「今の一発、凄かった」

と言われた。

「あざす!」

「練習中断さしてスミマセンでした!!」

「あっうんっ、いやっ」

影山が大地さんへ頭を下げる。

「試合の続きーー…」

「「お願いします!!!」」





















ああ、影山。

俺、お前が好きっぽい。


凛茉◆Kc:2017/12/03(日) 13:39 ID:96. [返信]

とうとう、明日だよォォォォ!!!

www

>>70
ウオォォォォ!!!
日向ァァァ!


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