妖怪ウォッチ小説&雑談

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23:犬神:2018/04/07(土) 17:12 ID:RcA

「冬華ちゃん、大学生のお友達の名前は?」
「海ちゃんだよ。」
「ってことは、冬華ちゃんがふぶき姫で、海ちゃんがビーチ姫か。」ボソッ
「何か言った?」
「何にも。」
俺たちの頭の中は、?マークでいっぱい。
なぜ妖怪だったときのことを覚えているのか?
妖怪ウォッチも無いのに、俺たちのことが見えたのか?
だけど、嬉しかった。
「のう、ヒカリオロチ、椿の後を追ってみるのじゃ。」
椿のところへ行くと、ちょうど、どこかの事務所に入って行くところだった。
『歌手 夢咲椿様』
と書かれた部屋に入ると、鍵をかける。
「椿は、歌が上手だったからのう。」
目を細める百鬼。
椿は、誰もいないことを確認すると、
「ヒカリ、百鬼、久しぶり!」
「久しぶりなのじゃ!」
「元気してた?」
「ええ。最近、キュウビさんって方が、余計に話しかけてくるのだけれど、違和感を感じていたのは、妖怪だったからなのね。わたしもいつか、そっちに行くけど、2人は、帰ってもいいわよ。」
「ここにいるのじゃ!」
「ここにいるよ!」
「ふふっ。何か食べに行こうか。もちろん、冬華ちゃんも!」
その笑顔は、あの時と全く変わらないものだった。

〜変わらない笑顔、完結〜


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