季節は春。
ほんの少し開けられた窓から、柔らかい風が吹き込んでくる。
見栄えのためか、校内に沢山植えられた花の華やかな香りが風にのって届く。
聞こえるのは、チョークのカツカツという音と花粉症の生徒の鼻をすする音。なんというかそれは御愁傷様、というやつではあるが。
窓側の席の物事の責任を感じ、そっと窓を閉めてやりつつ、お行儀悪く机に肘をつく。
こういう日になると新導クロノは思う。
「(5時間目の保健はやめてくれよ.....)」
率直に言おう。眠すぎる。
ギーゼの案件が終わり、平和になった世界を取り戻した。
世界滅亡の危機、さらにそれをカズマの体で成し遂げられてしまうかもしれないという事実にピリピリしていたせいか、平和になった今異常に眠気に襲われるのだ。
この状況で寝ないやつなんて、人間ではない。
クロノは人間である。よって寝る権利が有るだろう、とかいう無茶苦茶な理論をたてているうちに、まぶたは重くなり、意識はだんだんと薄れていった。
・・・思い出すのは、つい先日のこと。
一人で、カズマの病室へ訪れた時のことだった。
>>103 あ、物事治ってないですねw ゲット!ヒールトリガー!「物事」を「者」にダメージ1回復!
【今のところまとめ】
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【その言葉に意味があるなら】
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