日常の中の大きな闘い

1: abc:2018/04/02(月) 23:49

登場人物:奈央(なお)
場所:学校

日常生活で起きた、普通の女子である奈央の闘い

4: abc:2018/04/02(月) 23:53

「キーンコーンカーンコーン」
「はい、じゃあ今日はここまで」

奈央は何とかやりとげたのだ。

(終わったぁ。早く、トイレ)

奈央は急いで教室を出る。これで、お腹の苦しみともさよならだ。しかし、そんな奈央の期待とは裏腹に、教室近くのトイレの前には衝撃の光景が広がっていた。なんと、他の女子がそのトイレに入っていくではないか。休み時間なので、考えてみればあたりまえである。しかし、人がいるトイレで大きい方をすることは、奈央には無理だった。

(どこか、誰もいないトイレ…… そうだ、あそこなら……)

思いついたのは校舎の一番はずれにあるトイレである。あそこなら誰もいないはず。しかし、問題は、教室からは少し距離があることだ。今から行って間に合うだろうか。

(行くしかない)

そう決心した奈央は、必死に我慢して校舎の外れのトイレに向かって行った。

5: abc:2018/04/03(火) 01:19

「ギュルッ ギュルルル」
(ひーっ)

奈央は少しずつ階段を下りて、トイレへと向かう。しかし、あまりゆっくりだと、周りの人たちにトイレを我慢していることがバレてしまう。

(もう少し。あとちょっとだから。頑張れ私)

渡り廊下を渡っていくとトイレはもうすぐだ。やっと、やっとこれで本当に苦しみから解放される。そう思った時だった。

「あっ、奈央!何してるの?」
「ひやっ」

急に違うクラスの友人に声をかけられてしまった。

「ちょっと聞いて。さっき面白いことがあったんだけど」

いつもなら仲良く話をするのだが、今はそんな状況ではない。

「ご、ごめん…… 今、急いでて……」
「どうしたの?」
「えっと、せ、先生に呼ばれてて。本当にごめんまたあとで。ごめんね」
「え、うん、こっちこそ引き留めちゃってごめん」

本当の理由など言えるわけがない。奈緒は悪いと思いながらも、適当にごまかして先に急ぐ。そしてついにトイレの前へとやってきた。あたりを見回しても誰もいない。

(大丈夫かな…… バレないよね…… よし)

覚悟を決めた奈央はトイレへなるべく足音をたてないように、そっとトイレに駆け込んだ。

6: abc:2018/04/03(火) 03:41

これで全てが終わる。奈央は本当にそう思っていた。しかし、何ということだろう。トイレの中に入ると2つの個室が閉まっているではないか。どうやら、誰かが使っているらしい。

(うそ…… ここまで来たのに)

その瞬間、閉まっている個室から同時に水が流れる音がした。思わず奈央は空いているトイレに入ってしまう。今誰かに会うのは恥ずかしかったのだ。すぐにトイレのドアが開く音と、2人の女子の会話が聞こえてくる。

奈央はお腹を抱えながら、2人がトイレから出ていくのを待つことにした。

(ここさえ、ここさえ乗り切れば今度こそ……)

もうお腹は限界で、足もガクガクふるえている。奈央は和式トイレをまたぎながら、体をくねらせて、必死にこらえていた。しかし、外の2人は話に夢中でなかなかトイレから出て行かない。

(はやくして……)

額には暑くもないのに、変な汗をかいている。

「ギュルギュル」
(うっ、はや… く…)

お腹の中のものが、とにかく外に出ようと、奈央の体を刺激し続ける。

「それでさー 昨日のことなんだけど」
「え、なになに」
「いやさ、テレビでね……」
「ハハハハ 何それー」

「ギュルルルー」
(も、も、も、もう… だめ……)
「あぁっ」

もう奈央にはこれ以上耐える力は残っていなかった。すんでのところで、奈央はトイレにしゃがみこむ。

その瞬間、トイレ中に下品な音が大音量で鳴り響いた。おそらく、廊下まで聞こえただろう。同時に女子生徒が話し声がピタッと止む。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
(や、や、やっちゃった…)

外の2人はしばらく黙りこんでいたが、気まずそうに少し笑いながら、トイレから出ていった。あれだけバレないように気を付けてきたのに、結局奈央は、人がいる中で豪快にやってしまったのだ。

(なんで、なんでこんなことに)

トイレにしゃがんだまま、思わず泣き出しそうになってしまう。しかし、泣きべそをかいても、もう手遅れだ。幸い、さっきの2人に顔を見られたわけではない。しばらくすると、ついにずっと苦しかった腹痛がおさまってきた。

(はーっ、気持ちいい……)

今なら空も飛べそうなほどお腹が軽い。

しかし、その場にじっとしているわけにはいかなかった。もしかしたら、また誰かがやってくるかもしれない。その前に、トイレから出なくては。奈央は急いでお尻をふいて立ち上がった。

(うわっ、すごい量)

和式トイレの中には、奈央のお腹に溜まっていたものが、ドッシリと横たわっている。自分でしたとはいえ、奈央は恥ずかしくて目をそらせてしまった。そして、レバーを押すとすぐにトイレから退場した。

教室の近くまで来ると、ようやく奈央はホッと一息ついた。いろいろあったが、長い闘いが終わったのだ。

「あっ、奈央どこ行ってたの?」
「えっ、いやちょっと、他のクラスに」

元気になった奈央は友人と楽しく話し始める。クラスの生徒の中で、奈央がさっきまで何をしていたのか知るものは一人もいなかった。

終わり

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ある兄弟のハイ&ローな日常

1: 001:2018/03/17(土) 21:33

短編集のようなもの。温度差の激しい兄弟の話です。

ディプレッション……兄。17歳。大体の時間は「ゴミのように眠っている」らしい。常にローテンション。

マニック……弟。15歳。いつも目が冴えているので眠っていない。目の下にクマができている。常にハイテンション。

2: 001:2018/03/17(土) 21:53

OPEN&CLOSE



「ディップ!」
「なぁにマニー……」
「俺、今日空を飛ぼうと思うんだが!」
「流石に無理でしょ……」

ごろん、と転がされた死体。のような俺の兄は俺に背を向けたままひらひらと手を振った。その仕草すら力が抜けて枯れ草のように頼りない。普段であればここで口論が起こるが、何も俺だって本気で空を飛ぼうとしていた訳では無い。ちょっとしたジョークだ。

「冗談だよ!……ケホッ。ホコリ!ホコリが!おいディップ!ひどいホコリだ!窓開けるぞ!」
「君、さっきも同じこと言って窓を閉めたじゃないか……。そんなに開け閉め繰り返されたら僕の目が潰れてしまうよ……」
「オープン、ザ、ウィンドー!」

ディップを飛び越え、勢い任せに窓を開ける。鍵をかけていなかったらしい窓は銃のような音を立てて、ディップの部屋と外界とを繋いだ。サラサラと陽の光が入り込んでくる。

「この爽快感、レモン級!」
「ああ……。溶けちゃう……。溶けちゃう……」
「深呼吸!……ケホッ。ホコリ!風でホコリが!おいディップ!ひどいホコリだ!窓閉めるぞ!」
「もう好きにして……」
「クローズ、ザ、ウィンドー!」

ドラムのような音を立てて、ディップの部屋と外界とが遮断される。カーテンも閉めて、元の薄暗い部屋に戻った。ふと思い立ち、白いミノムシのようになっているディップを蹴る。

「ディップ!」
「なぁにマニー……」
「俺、今日空を飛ぼうと思うんだが!」
「流石に無理でしょ……」

ごろん、と転がされた死体。のような俺の兄は俺に背を向けたままひらひらと手を振った。その仕草すら力が抜けて枯れ草のように頼りない。

「飛べるさ!ライト兄弟は空を飛んだじゃないか!」
「彼等は飛行機を作って飛んだだけだよ……」
「飛行機を作ろう!ディップ!」
「無理でしょ……。やるんならマニー1人でやりなよ……」
「そう冷たいことを言うな!……ケホッ。ホコリ!ホコリが!おいディップ!ひどいホコリだ!窓開けるぞ!」
「君、さっきも同じこと言って窓を閉めたじゃないか……。そんなに開け閉め繰り返されたら僕の目が潰れてしまうよ……」
「オープン、ザ、ウィンドー!」

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結局、だいぶ日常

1: だらる◆ls:2018/02/15(木) 23:17

語彙力鍛える為にも一回書いてみたかった
数年したら黒歴史になるんだろうなぁ
あ、適当&恋愛要素0ですのであしからず。

2: だらる◆ls:2018/02/15(木) 23:57

#1 日常を見失った者

日常か。何のことだろう。
今の僕には、それが分からない。
過去の僕なら分かった。でも、もう分からない。頭の中がごちゃごちゃになろうが、どんなに考え疲れようが、考えてしまう。心のどこかの虚構を埋める為の答えを探すのに必死で。
それに…

「おい、優樹これ知ってる?」
「え?あ、ごめん 何の事?」
「また考え事してたのかよ
 最近お前変わったな」
「ああ、言われてみればそうだな」
苦笑しながら答える僕。
実際、変わっただろう。いや、多分変わったんじゃなくて変わろうとしているのかな。やっぱり、分からない。

海斗、君が出した問題はいつも解けないよ。いつもだったらヒントをもらえるけど、もうヒントなんて出してもらえないからさ。答えも、聞けない。

3: だらる◆ls:2018/02/16(金) 22:57

#2 考える事を諦めた者

痛い。体も心も痛い。けどもう慣れた。
いつまでこんな地獄の様な日々を過ごせば良いのだろう。
誰にも話せないけど、地獄の中にほんの少しだけある楽しさが壊れなければそれでいい。
でも、もう限界だ。心が鉛のみたいにに重たい。疲れた。めんどくさい。諦めよう。

じゃあね、優樹。ごめんね。
僕が出す、最後の問題だ。

4: だらる◆ls hoge:2018/02/26(月) 16:47

ダメだ飽きた
無いと思うけど要望あったら続き書く

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ばかちゃんの日常

1: しょゆでか:2018/01/11(木) 22:18

第1話「初め」
ばか「どうも!ばかです!」
あほ「だれだてめぇ調子乗ってんのか」
ばか「は?」
あほ「は?」
ばか&あほ「はははは〜wはははは〜w」
あほ「俺らなんなの」
ばか「うん」
あほ「こ」
ばか「おいくせぇぞこのやろう」
あほ&ばか「くせぇくせぇよ〜♪あほとばか〜♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ばか「なぁ」
あほ「なんだばか」
ばか「旅行いこうぜ」
あほ「どこ行くんだよ」
ばか「宇宙」
あほ「てめぇばかじゃねぇのw」
ばか「うん、ばかという名前です」
あほ「そっか」
あほ「で、どうやっていくの?」
ばか「飛ぶ」
ブォォォォォォンブォンブォォォオォォオン
あほ「飛びました」
ばか「なんか臭くね」
あほ「あっ俺おならしたよ」
ばか「くせぇよあほ」
あほ「俺の名前はあほだよ」
ばか「うん」
あほ「こ」
あほ「くさい」
ばか「やめろ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ばか「トイレ行きたい」
あほ「ねぇよ」
ばか「あ…やべぇ漏れる」
あほ「漏〜らせ♪漏〜らせ♪馬鹿野郎♪」
ばか「おい(チィー)」
あほ「キェェェェェェェ!!!!!!」
ばか「グワァハッ」
あほ「アホ野郎」
ばか「てめぇだろ」
ばか「俺はおしっこを許さない」
ばか「世界の中心に積めてやる」
あほ「宇宙で漏らせ」
ばか「なるほど」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
テレビ「今日のニュースにて、宇宙に黄色い液体がありました。」
あほ「おい見ろこのニュース」
ばか「俺のじゃん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第一話終わり

46: :(^U^):◆NY:2018/03/23(金) 16:56

参考になります

47: 乙女:2018/04/06(金) 10:54

おーい‼

48: 乙女 練習つらい:2018/04/09(月) 16:28

まだかい?

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  兎原女学院の何気ない日常

1:    へいと。  ◆1g:2017/12/02(土) 18:04


 このままでは、私はニート一直線になってしまう。何とか私の未来を変える…書き換えるには…
「そう! 学校に行かなきゃいけない!」
 ―――そんな理由で入学した人もいれば。

 どこでもいいから……、あたしは女子だけがいる学校に入りたい。男子なんて要らない…
「あたしの家から近い、女学校に行きたいの!」
 ――――こんな人もいるけど。

 とにかく、私は…私立の学校に行きたい。女子だけのとこでも、男女いる所でも、何でもいいからさぁ…
「私立に行きたいのよぉぉぉ‼」
 ―――なんて人もいる。

―――これは、こんな色々な人が集まった私立の中学校のある二年生の日常のお話…。

   ――キャラクターイラスト>>2
   ――登場人物>>3
 [>>2,>>3まではレス禁です。]

3:    へいと。  ◆1g:2017/12/02(土) 18:05


《登場人物》
 *由良木 柊夜 (ゆらぎ ひよ)一五五p
  とにかく何もかも普通の主人公。みんなに普通だね、とよく言われる。自分でも普通は自覚している。
 *冬野 雪音 (ふゆの ゆきね)一三八p
 身長が小さい。小さい分元気で無邪気。
 *雲母 望叶 (きらら もか)一五八p
生意気。しかし本当は優しい。
 *白川 櫻 (しらかわ さくら)一六二p
優等生で、常に敬語で喋る。しかし真の性格は超腐女子。
 *白兎 歩夢 (しろうさぎ ぽむ)一六六p
謎の女子。よく分からない。しかし家がデカい事から超お金持という噂がある。

4:    へいと。  ◆1g:2017/12/02(土) 18:07


あと一人、
*山口 彩乃
病弱で、特別養護学級に通っている。ほんわか系女子。

5:  へいと〜 ◆1g:2017/12/08(金) 17:11



      入学前。

 私、由良木柊夜ことひよは、何をやっても普通の結果しか出せない、感情も身長も普通の女子小学生である。

 学校のみんなとあんまり仲良くなれず、ましてはいじめられかけて私が、中学校でみんなと話したり遊んだり出来るわけがない。

そう考えた私は、私立の此処からかなり遠い、偏差値58(かなり低い…)ところに入る。
 
その学校は全寮制。つまり学校で寝泊り出来るって事。凄くそれは楽しみ。友達と泊まるとか…何か修学旅行ぶり! 超面白い。


 ……とにかく、だ。私は百合系が好きなわけではない。しかし何か……女の子たちだけがいる学校なんて…興奮しない⁉ いや絶対興奮するよね…⁉

 この妄想をクラスの誰かに聞かれたらホントに怖いけど…まぁもうすぐ卒業だしね、大丈夫。もう散々なクラスメイトと会う事はないし。




 入学試験も終わり、面接も上手い感じに終わった所で。私は兎原女学院という中学校に受かった。
 テストは案外簡単で、私でも解けた。面接もテキトーに答えて言ったら受かれた…。

 何はともあれ、受かったのだ。兎原女学院に‼ 素直に喜びたい。いや、喜ぶべきだよ。でもなんか…全然受かった感がしない………。

「お母さん、行ってきまふ! いっ、行ってきますっ‼」
「いきなり噛んでるけど大丈夫⁉ まぁ、行ってらっしゃい…」

 お母さんは矢張り心配そうな顔で私を見る。やっぱり…噛んじゃったのは失敗だったか……。

 バスに乗って駅まで行く事五分。電車で行く事二十五分。乗り換え後に三十分…約一時間乗り物に乗り続けた。すっごく酔いました……。

 電車から降りたら強く生暖かい風が、私の長い髪の毛をサーっと揺らした。周りの見慣れない風景を見て、改めて中学生だ…と実感した。

 スマホを片手に学院の場所を確認する。方向音痴だが、まぁきっと誰かと合流して行けるだろう。

     

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