琴宮花音、15歳。
ただいまピンチです。
高校1年生の春。一番最初のテストに撃沈いたしました…。
第一志望だった、この私立五月宮高校に入学してから初の挫折。
はあ、とため息をついて横を見ると、数人のクラスメートの女の子たちが一覧表の前の方を見てたくさんの感嘆詞を上げている。
「どうしたんだろ。」
「花音〜!どうだったー?」
「わっ!あ、晶ちゃん…う〜、訊かないで…」
晶ちゃん。中学校から唯一、一緒の高校に来た女の子。すっごく可愛くて、頭もいい、大好きな子です。
「はは…だろうと思ったけどさ。」
「うぐっ。あ、それより、みんななんであんなに騒いでるの?」
「え?アンタ知らないの?」
「え?うん。」
「長月。一位だったって、ファンの子らが騒いでんのよ。」
「ああ…。」
長月秋桜くん。
実は、すごく気になってるんだよね。
もちろん、好きとかじゃなくって、なんとなく、不思議だなって。
たしかに、身長も高くて、顔も素敵で、誰にでも優しい。うわさじゃ、クラスの大半は秋桜君が好きだとか。
ちなみにこすもす、じゃなくて、しゅうおう、と読むらしいよ…という晶ちゃん情報。
「しゅうおうかー、名前もかっこいいねぇ。」
「あれ、アンタは好きじゃないの?」
「わたしはアイドルの追っかけが忙しいもん。」
それに、きっとすむ世界が違うもん。
どうも〜!今回は恋愛小説描いていきます。
温かい目で見守ってやって下さいね( ・∇・)
荒らし、特攻、成り済まし禁止。
初投稿
3: フォー:2019/04/14(日) 18:17 本編
楽しいことは 忘れてしまうけれど
悲しいことは 覚えているのは
何故なんでしょう
記憶は厄介なもので 覚えたくないものに限って 脳みそに深く深くシワをつくるのです
私は そうやって みんなとおなじように時を過ごして
いきます
厄介な記憶さんは 本当に忘れたくないことは 覚えてくれます
楽しいのか 悲しいのか そんなことはお構いなしに
この3年間は 楽しいのか 悲しいのか
愛おしいのか 哀しいのか
快かったのか 不快だったのか
そんなことはわかりません
わからないけれど
私はこの3年間を 決して忘れたくない
美しくも哀しい
�゙�翌スちのことを
ふと角を混ざった先に目を向けた。
(あれ、あんな子、いたっけ。)
そこには、長い茶色の髪を揺らす、脚の長い、背筋の伸びた少女が、優理の高校、葎花高校の制服を着ながら優雅に歩いていた。
(こんなのんびりした時間に、ここを歩いてるなんて、珍しい... 何年生だろう。昨日の入学式にいたっけ?...歩いてたら遅刻するんじゃない?知らないのかな。)
知らない人に突然話しかけることは優理にとっては特に恥ずかしいことだとは思っていない。
「あのーー!この時間なら、あのもう45分くらいだと思うんですけどぉー!歩きじゃ間に合いませんよー!駅そっちじゃないしー!!!」
その声に、振り向いた。
まさに見返り美人。端正な顔立ちに圧倒された。
そのため、�゙�翌フ表情が一瞬曇ったことに気づかなかった。
「...あら、ごめんなさい。1日遅れの入学なもので...。私、この辺の地理に詳しくないの。教えて頂けると助かります。」
「あ、いいです!いいですよ。全然。この角じゃなくて、あっちの角を曲がって〜」
「...成る程。ありがとう。助かりました。ご丁寧にどうも...。 まつもとゆうりさん、って言うんですね」
突然名前を言い当てられて戸惑った。
「え、なんで名前を!!!!」
そうすると�゙�翌ヘクスクスとキツネのように笑いながらカバンのストラップを指差した。まつもとゆうりと書かれたプレートを持つたぬきのキーホルダーがぶら下がっていた。
「私ばかり名前を知ってしまうのは悪いですね。私は大地優奈(だいちゆうな)。よろしくね。」
そんなやりとりがあったあと、もう優理は例の出来事の事はどうでもよくなっていた。
そう、どうでもよく。
不気味なほどに
心臓移植手術をしたあの日から、心にもう1人のあたしが棲むようになった。
【九島 春芽(くしま はるめ)】(17)
高校3年生。
幼い頃に心臓移植手術を受けてから、二重人格に悩まされている。
普段はギャル語を話すが、ある条件が揃うと、敬語で話す真面目な人格が現れる。
【網山 秀雅(あみやま しゅうが)】(17)
春芽のクラスメイト。
表向きはイケメン優等生だが、本性は腹黒いドS。
ギャル語を話す方の春芽に思いを寄せるようになる。
【桐平 夜月(きりひら よづき)】(19)
春芽がバイトしている喫茶店で働く大学生。
物腰柔らかで人当たりが良いイケメンで、王子と呼ばれるほど。
真面目な方の春芽に惹かれる。
***************キャスト***************
いじめられる側
・川上 �゙�潤iかわかみ なお)
普通の学校からお嬢様学園へ転校。
のちに罠にはめられ退学になる
・修倉 未南(しゅうくら みなん)
�゙�盾ェ転校後にできた最初の友達。
いじめによって自殺未遂に追い込まれる
いじめる側
・姫川 椿(ひめかわ つばき)
日本有数のお金持ちの一人娘。
未南の元大親友
・和田 萌奈(わだ もえな)
椿の親友。男子にモテモテ。
可愛くてお金持ちだが素行が悪い
・野村由香子(のむら ゆかこ)
姫川椿に忠誠を誓う家来のような存在。
父親は椿の会社の重役
(1)
「転校生を紹介する。川上�゙�盾ウんだ」
担任の先生が私を紹介した。
教室の女子生徒全員が私のことを見つめる。
「よろしくお願いします!!」
元気よく挨拶した。
その瞬間。
さっきまでザワザワと、にぎやかな
教室がシーンと静まりかえった。
うわ・・・・・。やっちゃった?
クスクスクスと静かな笑い声が聞こえる。
「え・・・・・・・・」
私の挨拶に誰も反応しないので
きっと失笑されたのではないかな?
「みんな、拍手」
先生がそれをフォローするかのよう
にみんなに拍手を促した。
そうすると、まばらだがパチパチと
拍手が起こった。
あれ?
なんだか、みんな嬉しくなさそう。
もしかして歓迎されてない?
そんなの気のせいだよね……。
「川上さんは親の仕事の都合で
転入してきました。みなさん
仲良くしてあげてくださいね」
挨拶が終わったあと。
先生から窓際の一番後ろ
の席に座れと言われた。
隣の席には、飛切りの美少女がいた。
びっくり!
まるでアイドルみたい!
うわぁー。かわいい。
この子と友達になりたいな。
そう思い。
ホームルームが終わるとすぐに
隣の席の美少女に話しかけた。
「川上�゙�盾ナす。よろしくね」
「あ、修倉未南です。よろしく」
急に話しかけられたからか
�゙�翌ヘ驚いた表情を見せた。
「この学校のこと何も知らないから
いろいろ教えてね」
私が、そう、お願いすると。
「うん、困ったことがあったら
何でも聞いて」
未南は、やさしくほほ笑んでくれた。
まるで天使のような笑顔だ。
かわいいだけでなく性格もいい感じ。
これは絶対、友達になるべきね。
「私のこと�゙�盾チて呼んでね。
ねえ? 未南って呼んでもいい?」
「いいよ」
「あとで私のこと、友達に紹介してね」
「あ……。私ね、いま、一人ぼっちだから」
未南は、小さな声で
そう言って顔を伏せた。
「え……。友達いないの?」
「いたよ。親友がね。でもいろいろあってね」
尋ねられた未南は表情を曇らせた。
「そっか。それじゃあ。私達、友達にならない?」
「うん、いいよ、私なんかでよかったら」
「ありがとう、すごく嬉しいよ」
「こちらこそ。ありがとう」
未南に笑顔が戻ったのがうれしかった。
やったね。
すぐに友達ができた。
友達ができなかったらどうしよう
という不安から一気に解放され
清々(すがすが)しい気分で
新しい学校生活が始まった。
気をとり直して新作を書きます。
今度は正反対な二人で凸凹感たっぷりな物語です。
色々調べていくことで�゙�翌熹゙も新しい知識を知る話です。
私が知ってる限りの知識を書きます。
本当に荒しは止めてくださいm(._.)m
あらすじ
主人公の�゙�翌ヘ人狼。人狼の�゙�翌ニのラブストーリー
キャラ
主人公
大和かい
(やまとかい)
心優しい彼氏、�゙�翌ェ人狼と知ったのは、付き合って、一週間
矢田紅菜
(やだくれな)
心優しい�゙�浴Bしかし人狼。見た目は可愛く、子供っぽいところはあるが、自分の意見をはっきり言える。
第1話
俺の�゙�翌ヘ、人狼。
それはつい最近知った。今は、付き合って二週間。そして、一週間前ある出来事があった。
それは遡ること一週間前…
そう、デートからの帰りのはなし
かい「そういえば、俺たち付き合い始めて、一週間たったな!!」
紅菜「えっ!!あっ!!そうだね」
かい『あれ?いつもよりも元気ないなぁ〜』
そして、分かれ道につき
かい「じゃあな、紅菜」
紅菜「うん、じゃあ…」
かい「やっぱり、元気がない」
俺は、そのまま帰ろうと行く方向を見た。そしてまた会える日を聞こうと
かい「ちょっと待っ…」
といいかけだが、もういない。
俺は紅菜の家の方向を少しいった。そして、紅菜の後ろ姿が見えた。
あれ?
紅菜は、家と逆方向に向かい山道に行った。
俺は、後ろをついて行った。もちろんストーカーじゃないぞ。
そして紅菜は、月を見た。この時春の午後8時だった。
すると目がギラッと光り、なんと狼になった。
かい「えっ!!!!!?」
俺はつい声を出してしまった。
紅菜「あれ?やっぱり、ついてきたんだ。ごめんね。かい。怖いでしょう?」
紅菜は、悲しそうな目になった。
かい「怖くないよ」
紅菜「そう…よかった、いつか話そうと思ってたの」
紅菜は自分のことについて話し始めた。
紅菜の両親は、人狼。それで、今日、元気がなかったのは、毎回、これぐらいの時期に彼氏にバレてしまい、別れることになることが多いこと。
紅菜「それで…かいと別れたくない…別れたいのならば、それでも私はいいよ。かいのためならば」
かい「ごめん、俺、紅菜と別れない!!
はじめまして、知瑚っていいます(*・ω・)ノ⌒☆
小説を書いてみようかなーと思いまして。
ぜひ、返信くださいd(・ω・*)
>>2 キャラ紹介
>>3 プロローグ
初投稿!!
頑張るのでよろしくお願いします!
�゙�翌ヘ毎夜そこを通る。
そこを通ると公園がある。
街灯纏う舗装道路、黄色い光に包まれ歩く。その左手には迷い子の森林、その右手には�゙�翌フ公園。
そこで�゙�翌ヘ立ち止まる。
その公園には何かがある。
緑の芝しかない公園、そこに何かが描かれる。
描かれるが出現する。
�゙�翌熄奄゚は怖かった。
初めは夏の夜だった。
ガコン
と何かが落ちる音でハッとする。
�゙�翌ヘ自販機の前にいた。
ゆるゆると怠そうにしゃがみこむ。自販機にぬめる手を差し込むとそのままジュースの缶を滑らせた。
帰路に着く。
どうにも気分が落ち着かない。
大きめのサンダルが�゙�翌フ足を煩わせる。
自宅に向かうと三本の道が現れた。影が揺れる。街灯に目が眩む。意識が飛んでいく。汗が落ちる。固まっていた足がほどける。
再び影が揺れる。
�゙�翌フ足は本来無いはずの右の道を指していた。
暗闇が�゙�翌「う。
�゙�翌ヘいつの間にか暑さを忘れただ足を動かすだけの意識になっていた。しばらく街灯のない木々の道が続く。
不意に�゙�翌フ足はコンクリートを踏んだ。
顔を上げると、�゙�翌フ目は茶色い壁に支配された。煉瓦の塀。�゙�翌ヘ眼球をギョロと右に動かす。煉瓦の塀。
�゙�翌ヘ左に体を翻す。街灯を連れた舗装道路。果ては無さそうに見える。
�゙�翌ヘ微かに頬を緩めながら前に進んだ。ちゃぽんちゃぽんとひっきりなしに缶が鳴る。
いつの間にか右手にあった煉瓦が途切れている。振り替えると煉瓦の壁は随分遠くにある。そのまま上に首を振るとそこには仰々しい館があった。�゙�翌ノとってそれは恐ろしいものにも思えたしとてもコミカルなものにも思えた。
�゙�翌ェ首をゆっくり戻すと視界にちらつく緑に気づいた。芝生。野原。街灯の灯り。公園。
ゆっくり、その中央に目をやる。何もない。暗い緑。さほど広くはない緑。
駆け出して一人遊ぼうかとも考えた。しかし実際に�゙�翌フ足が動かされることはなかった。
何かが少しずつ、�゙�翌フ目の中央に描かれ出した。徐々に出現する。複数が蠢きながらガリガリと。
�゙�翌フ全ては動くことを許されなかった。