赤は夕暮れ時の色

暑いも寒いもその日次第と、私次第

『 … 何さぁ … 起きてんじャン 』

( __バツ悪そうに片頬膨らませてジト目の横目 )

　『 寧ろ ...起きる　当たり前 ... ...充電完了済み 』


　　( ジト目が黒機に対して向けられながら ...小さく頷いて )


　　____他 ...色んな所、 ....見て回る？

『 … ま、いーケドさ〜… …っ もー、行くよっ？

　　　 ___デートってことでしょ？ 』

( 頭掻きながら箱を置いて
開いた手のひら、差し出して… )

　『 ...周り 他の反応 ... 色々 見たい
　　城　回って ... ...クリスマス デート？ ...行く 』


　( ...色々見たい、知りたい、好奇心が久しぶりに働いて ...
　　黒機の手を掴んで、目を開く ...水色の瞳が輝いて )

　　　　　　『　…　行く〜　』


___一瞬で毒気は抜けて　…　骨抜きおおかみ



_____

　　　　　[Zzz Zzz Zzz ____ｶﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…]


( … 人としては間違った眠方をするハイン、…その様子は
　確実に一見の価値がある。___…まずは、"ベッドがない" )


ふわふわしたベッドなく、…止まり木のようなものが
ハンモックのように掛けられ、…そこに ___

: 鷹爪しっかり食い込ませ … 立ったまま眠る鷹人あり。
　… 腕組み、凛とした寝相。…夜中、ずっと仁王立ちで
　瞑想しているように見えるが、これでも眠っているのだ


____そして、…　昨日の宴に酒を浴びて …
　　酔いの苦しみは無くとも … 睡魔が強く

…　ずぅっと、…眠り続けている ___


[Zzz zzz Zzz]…

　　『 カロン　可愛い ...じゃあ　楽しも 』

　( ...羽ばたく様に向かって行く ... 昨日は皆んなで楽しむパーティ
　　_______今日はパートナーと 楽しむ日 )


_______


　　　[ ﾍﾟｼﾍﾟｼ ] ...ｲﾂ迄寝てるのかな、ハイン？


　　( ...夢魔に見つかれば、頭を軽く叩いては ...珍しく包帯無しにジッと目を向けられる
　　　宝石の様な目がギラギラと向けられて ...少しばかり呆れた様な物 )


　　　酒を浴びても中々強く ...酔った様子は全く無く
　　　...睡魔を抱えたままの鷹人に対してどう起こしてあげるかを悩んで　



　　　[ むにゅん ] ...起きようね、ﾊｲﾝ ...

　　　( 露出多めのサンタ服　___双椀を鷹人の頭に押し付けて )

[むにゅん]___ﾝﾌ?　…　…　

( … 声や感触を当てられれば __流石に意識が戻り )


　　　　　　…　くぁ　　[ 〜〜〜… ]


　　(おぉゝ欠伸 ___の…次に鷹爪に籠った力が緩む)

　　　　　　　　　[ｽﾞﾙｯ]　___ﾌｧ?


　　　　　　　[　コ"ｯ。　カ"！ン"ｯｯ　]

　　　　　　「　ん"　グ　ガ　ぁ　ッ！？　」



:　前から圧力→脚が緩む→後頭部から転倒→壁に強打。


　　　　　__ぁだだだッ！？[ｽﾞﾙｯ]　い"…っ

　　　　　　[　ボ！　　ム"！　ギ！　]

　　　　「　キ"ゃ"ｯｯ　…　フ　…ｯ!!!？　」


:　ついでに落ちて腰も強打!!




(critical　HIT！:−1200HP)


「 あ"ぃ…っででで…　[ぉっ]__プリン！

　来てたであります … か？…ぅうむ、昨日の…
　記憶がナイ、であります。…〖うぉっか？〗…
　とやらをグイグイっ…と勧められてから… ﾝ"〜ｯ? 」

( 頭をさすりながら __開脚状態で…ようやくお目覚め
夢魔を見上げる元気なカオ！…のあと、裏表ない悩み顔。)

　「 ...ﾅﾆしてるのやら 」


　　( 呆れ顔を浮かべて ...ゆっくりと鷹人の元へと降りて、手を差し伸ばす )



　　「 ﾋﾄﾂ言える事は、ハインにｻｹを飲ませてはいけないというｺﾄだね ...ワだけじゃ“飽き足らず”
　　　しっちゃかめっちゃかやりたいﾎｳﾀﾞｲ ...お触りしﾎｳﾀﾞｲ、ベロとかも ...

　　___ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ ...酔い覚ましにｲﾛｲﾛ、ｿﾄのｶｾﾞに当たりに行こっか？ 」


　( ...夢魔の揶揄いか、はたまた別か ...それがどうかを知るのは昨日の者のみ
　　　...面白そうに笑った後で、ふと脚元を指差して )

　　　「 ﾘｮｳｱｼ、閉じないと ...ﾐｴﾙﾖ 」

___夢魔が言う前半の間 …思考の海に溶ける…


・飲んだ直後喧嘩に誘われ楽しく暴れまわる

・気持ちよくなって〖うぉっか？〗を追加

・上流の方々まで数人混ざって乱闘に発展

・そのうち〖鬼？〗に気に入られ…

・飲んでは喧嘩を繰り返し

・金棒が脳天にクリーンヒット

___それ以降は　…　…　…ウヌ、思い…　出せぬ…　？


[ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ]…　「 やっ … それはｲｲであります … が 」

( 手を取り、… ぼやける視界が晴れて __やっと気が付く )


「 … ハインより、プリンのｶｯｺｳの方が重点であります
　 戦士！強靭に鍛えたカラダを晒す姿こそハインの憧れ！
　… ゆえに、プリンの … 我が、雌としてのカラダは

　___あんまし… 誰にも渡したくないであります… 」


( 言ってるコトはﾒﾁｬｸﾁｬだけれど、…真摯に言葉を紡ぐ )



　　　　____っ…　と


「 すっ … すぐに支度するでありますっ プリンっ！
寒いでありますし良ければ長布貸すでありますっ！ 」

[わたわたっ]___防寒着を探しにタンスを開いて …

　　「 ｻﾞﾝﾈﾝ その辺りは晒してもﾓﾝﾀﾞｲﾅｼ
　　　ワはそう思ってるし ...ﾀﾞｲｼﾞな所はハインしか知らない ...だから気にするﾋﾂﾖｳはﾅｲ
　　ｱﾄ、こう見えてもｿｺｿｺ強い ...だからﾅﾆも気にするﾋﾂﾖｳはﾅｼ 」


　　[ ﾄﾝﾄﾝｯ ] ...革製のブーツを履き直して、包帯を両眼部分に巻き直してから鷹人の方を向く


　　「 ___ｱﾝｶﾞｲこういうｶｯｺｳでも、ﾐﾀﾒよりﾀｲｾｲは強いしね 」


[ ★ きわどいサンタ服
　火・氷・風属性の耐性を50%上げる ]


　　　__夢魔の矢印みたいな尻尾がゆ〜らゆら

「 ぬっ … わかったであります __さぁっ！！
行くでありますっ … やっ ?…　プリン！
… この真っ赤なハコは … プリンのでありますか？ 」

( … プリンの言葉に、…柔らかなカラダを
　脳裏に浮かばせ __[ごくっ]、と喉鳴らし
　…つつも打ち勝ち、慌てて用意を整え…　て

__ようやく…止まり木の下にあるハコに気が付く )

　　「 ...... ？ ﾅﾆそれ、ワは知らないけど ...？
　　　ﾀﾞﾚかのﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ ...？ サンタ、からかな？
　　...まぁ、多分良いﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄになるんだろうけど 」


　　( ...医霊や魔女に負けず劣らずの柔らかく綺麗な身体 ...
　　真っ赤なプレゼントボックスにふと目を付ければ ... はてなの文字が頭に浮かびながら、問い掛ける ...
　　　鷹人の方へと距離を詰めながら、面白そうに観察を続ける ... )


　　___程々のサイズのプレゼント箱

(___興味が浮かぶと、…煩悩はすぐに振り払い…)


　「 さんた。…とは里の外で広まっている行事の？
　 これがハインへ贈られたモノなら … ふむっ！！

　 我が期待を沿ったモノか中々楽しみでありますな！ 」


( 挑戦的な口調！…若干、彼女もサンタについて曲解を
抱いてる可能性があるものの __わくわくしてハコを… )


　[パカッ！！]　　…　ややっ？

　　　( 箱の中には ...王道？それとも普通？

　　　　鷹人に見た目がぴったりな軍人的なブーツと ...
　　　　...騎乗する戦鷹様のスカーフと

　　　___二人分のお揃いマフラー )


　　「 ...サンタはどうやら、ｶﾅﾘのｵｼｬﾚみたい ..っぽいね
　...ｵﾓｼﾛｲじゃんか 良かったね ...ハイン？ 」


　( ...屈んで中身を見た後で、ニッコリと笑みを浮かべ )

　『　(靴？)　[・・・] ___ぁ、ぁぁっ！
　 よ、…良かったでアリマスな … …　』


　( … ブーツをじっと見つめる鷹人。…そして
　 交互に己の…　"人間大の鷹脚" そのものな

　　__恐竜の如き脚部を眺め … 微妙な反応 )


「 [ふぁす] … プリンも、着けるであります 」


___ただし … マフラーやスカーフは普通に嬉しい

( すぐに首に巻き、…もうひとつをプリンに差し出して
__思わず、無垢で凛とした … 鷹人の笑みが浮かぶ )

　　　[ ...ボタンを押せば一応、どんな形にもジャストフィットする様に出来ているが　__それに気付くはさておき ]

　　「 ...使わないならワが使うし ... [ ﾎﾞｿｯ ]
　　　...ん、ﾘｮｳｶｲ ...思ったよりも、ｱｯﾀｶｲね 」


　　[ するる ] ...マフラーを巻けば温もりに包まれて、和やかな笑みを浮かべたその後で ....鷹人に対して手を差し伸ばし


　　　「 じゃあ、行こっか ...ハイン 」

　　　___綺麗に　妖しく　色っぽく

「　これなら寒いのも平気でありますっ __なればっ
… 喜んで！__プリンと出歩いて回るで …あります　」

　　　　伸ばされた手を取り __満面笑顔。


　　　　__凛として　堂々と　格好よく



____________



　　[ ﾊﾟｷｯ　ﾊﾟｷｯ　___ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ　ｺﾞﾘｯ!! ]

　〖　_______[ﾒｷｬｯ …ﾊﾟｷﾊﾟｷ　…ｺﾞｸｯ]　〗


( __寒冷、…植物園の中ですら若干の影響を受け
　…尸龍は食欲旺盛な期間が続いていた。…今も__

　ヒノキ科の大きな樹木を引き倒し …ﾊﾞﾘﾊﾞﾘと
　咀嚼し、…細かく砕いては飲み込むを繰り返す… )


　　　　　　　[ﾋﾟｸｯ]　____❓️


　若干…　引く状況だが、…骨のドラゴンは何かに気付き
　鼻を鳴らして。…辺りを探り　___


〖プレゼントのハコ〗を見付け　…　[ﾄﾞｽ,ﾄﾞｽ]と近寄る…


　〖　………　❓️　〗

　「 ...ﾌｼｷﾞに、寒く無くなってｷﾀね、ハイン ... 」

　　( 身長の差、体格の差 ...あれども想う気持ちは全て同じ ... ... 一歩先を歩ませてあげながら ...
　　___デートを、開始する ...夢に溺れない様に、楽しむ様に！ )



_____________



　　[ ...残念ながら緑の女帝は現在、 ...ある部屋にて寝坊中
　　ストッパーもいなければ ...食べられるだけ食べられちゃって ]



　　　『 灰色のプレゼントボックス』


　___珍しい木の実やら ... ...熟れた果実がたっぷり詰まってて
　　芳醇な香りが箱の外からも溢れ出る ...

　　　　〖 ………… 〗


( 尸龍は …しばらくハコを見詰めて、…匂いを嗅ぎ
鼻先で突ついて …揺らすなどして、値踏みしたが…

___芳醇な香りに… 中身の検討が付くと直ぐ様 )


　　[ハ"リ❗　ハ"リ❗　ハ"リ❗　ハ"リ❗　ハ"リ❗]


______ハコごと行った。



___________

[ …　ぱち ]　___…ぐぐぐっ


( … お酒の騒ぎ、乱闘騒ぎに巻き込まれず … さっと
　引き際を見極め 子供達と帰った騎士は __なぁんにも
　後遺症はなく … 起きて、伸びをしてから …深呼吸__)


「 … (いい中身は用意してあげられなかったな…)

… ふぅ …(…もっと勤め先を増やすべきか？…しかしな…)」



____姉御から … 回して貰った"付呪(ｴﾝﾁｬﾝﾄ)"の仕事。
　　長年のブランクで、まだ軌道に乗らず… 子供達には
　　　… 良いﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄﾎﾞｯｸｽを用意できなかった。


「[ｺﾞｼｺﾞｼ] … (あの子達を起こさないと __朝食も…)」


___目元を擦って頬を叩いて！…騎士は寝床から起き上がる

　　　　　.....ぅ、えぇ〜〜〜 ...ぁ〜〜〜 ...っぷ、ぉえ ... あ、おはようお母さん .. ____遅かったね？

　　( 洗面台から現れた長女 ... ...甘酒を少し飲み過ぎたからか、少しばかり気分が悪そう ...
　　それでも、何故か母を見れば ...思わず面白そうに笑いを浮かべる ... ..視線で流しながら、騎士の背後に回って背中を押して ...
　　___指をさした先のテーブルに ...並べられた朝食 )


・ちょっとだけ焦げた柔らかい食パン( いちごorブルーベリーのジャム選択 )
・少ししょっぱいコーンポタージュ
・半熟気味なスクランブルエッグ
・切り込みが少しズレてるウィンナー
・...ほとんど完璧に出来たサラダ



　　( ...近くでエプロン姿、少し汚れながらも寝ている次女と三女 )


　「 サラダだけはシャラルがしたんだけどね ... ..それ以外はカーソウとトウリンがしてくれて ...

　　...少し不出来かもしれないけど .....成長してるって言うの ....見て欲しかった ...って言っててね ...こっそり夜更かしして ...___頑張った...



　　いっつもお疲れ様 ...ザラァークお母さん
____これが、シャラル達からの ...クリスマスプレゼント 」

「 わっ、シャラルッ…？___(この匂い…甘酒！？)

… そんなに私は寝て わっ　…　何　___を… 」


( 長女に色々と目が離せず、… 困った困ったと __
薄い笑みを溢しながら … 暖かい香りに遅れて気付く )


_____不揃いで　…　不器用で

_____それでも懸命に … 懸命に

_____…言葉なくとも __はっきりと伝わった


( … ふつうの品揃え、…ちょっぴり下手っぴなコック達
___以前の黒い…料理を思い出しながら … 彼女らが

「誰のために」…作ったのか。…分かっている騎士にとって

… そんな食卓を眺める瞳が __視界が …潤んで 歪んで

　____嬉しさで…内側が…いっぱいになって仕方がない。 )




　　[____っ]　…　〜…　っ　…　____ぅ〜〜〜…っ


( 気付けば __姉妹全員を抱き締めて …見えないように
啜り泣いて … 止めどない … 涙を納める術を探していた

___嬉しい … 嬉しい … 嬉しい　___子供達の努力に…

___申し訳ないが入る余地なんて、…なかった。)




　　　　　_____ありがとう…　っ


(精一杯に ___絞り出した言葉は … たったのひとこと)

…　何よりも感情を包み込んだ ___幸せの、ひとこと。





________

「R/ … 泣かせるね、私たちの祖先は __ 」

「r/ ねえ様っ！早く行かないとバレちゃいますっ 」


　___あぁ、…そうだね　…　アルスター。

　___…叔母へ贈るﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ、というのもおかしな話だが


(　…　忍び足の上手い、"子孫"らが窓の外
　___"４つ"の箱を置いて … 立ち去る間際　)


「r/ 悪い気なんかしませんよねっ！ 」

「R/ そう、…その通りだ。__では　行こうか 」




…　静かな雪景色に ___小さな影は消え去った。

(/ ...ふふ、喜んでくれて、良かった！ ....ちょっとだけ、次遅れちゃうから ...待ってて、ね？ )

(/…　分かった…　分かったよ …　ぅ…)

(/ ....そんなに泣かれるとは、流石に思って無かった )

(/… 嬉しいんだもの __ふふ、…さぁ　続けようか？)

(/ ...うんっ！ ...つぎは、誰に、するの？ )

　　　　[ぱち]　　　_____ぐァ？


　　(　…　久しぶりに、"付喪神"としての姿
　　__眼をごしごし … にゃんダルマが見せる
　　 気の抜けた感じが出ながら、目を覚ます…　)

　___…何処ぞの映画みたく 裸体で眠っていたらしい


　　『 ぉー、…偉く酔いに酔ったみたいじゃのぉ
　　　われとしたがなんたること。… ん ____ 』


:ネコらしくない伸び〜…をして __ベッドの下に
散乱する衣服を広い集めてはせっせと着直し …


　『 … はて、ハイラに絡んでおったハズじゃがな
　　あのボーヤは何処行ったかな？ … まー、アレの
　コトじゃ、ネコなど放って其処らにでも …　…　』


___ぱちぱち…　眼を醒ましながら辺りを見回し

　______..あァ〜〜〜 ....かッたりィ、ひッさびさに疲れたなァ ...


　　( ___部屋前にて壁にもたれかかっていたらしい
..眠そうに欠伸した後で、額から垂れる血を舐める .. )



　　　　___会場にて乱闘騒ぎが起これば
　　　　　当然この男はそれに乱入し ...


　　　　結果として血と雪による嫌な紅白の風景をそこに残して ...寝れずに結局、逹磨猫の部屋前まで ...


　　「 ...ィいぐしゅッ ...ッあァ〜〜〜
　　　....飯が美味かッたから、まァいいかァ 」


　　( ...当然衣服もそこそこ裂けて半裸に近く
　　...それでも披露された食が好みだったからか、今の自分の見栄えとかこの結果に対して___余り気にしてはいない、みたい )

　『 なぁんじゃ __…冬場にそぐわぬ格好をしよって 』


　( 扉を開ければ半裸の巨漢。__…正確には隣だけれど。
　 猫なで声 __ゆったりとして部屋から顔を出せば …
　 … 招きネコ、みたくゆらゆらと手招き ___… )


　『　入れ入れ __見てくれが寒ぅて敵いに敵わぬわ
　　坊やではなくわれが寒ぅての？…　かかかっ___　』


　　(しまいにゃ、…　ゆっくりと手を引いて)

　「 はッ ...戦果の証ッて奴だよ ...金棒だとか爪だとか剣だとか色々受けてこの程度ならよォ ...勲章もんだよなァ？ 」


　( ...額から流す血のみで済んだのは　やはり肉体の強度が鋼の様なもの ...
　　___巨漢の強さを現すにはそれで良くて、ネコの姿を見れば溜め息を漏らす ... )


　　「 はァ ...仕方がねェな？ ...入ッてやるよ、感謝すんだなァ ...？　___やれやれだ、 ッたく 」


　　　( ...手を引かれるまま、今は珍しい程の素直 )

　　[　省略 ___…　]


・ハイ坊の背丈へ合うに合うわこれ位での　…　

・われの部屋ゆえ、血赤を晒すはNGじゃ …

・腹の虫は収まっておるか？__…ま、作りに作って
　食いきれぬでな、手伝っては貰えぬかの？


____…　巨漢サイズのジャージを引っ張り出して
____…　座らせて流血や傷を消毒したり手当てしたり
____…　チキンカレーを大盛りで運んできた


[ｶﾁﾁﾁｯ　ボッ]

『 しっかし昨日の騒ぎはひどいにひどかったのぉ
誰彼、皆サケ飲んじゃァ殴り合い。…いやはや！ 』


( ストーブを点け … 巨漢の隣に座り ___
圧倒的背丈に寄り添うように身を寄せ…
…る、ようなかぶり。…キズがないか
　じぃっ、と眺めつつ ___ )

　______ 「 ...こンなにもてなされるとは思っても居なかッたなァ ...ま、助かるがよ、胚ネコ ... 」

　( ...戸惑いの色は隠さず、少しばかり遠慮しながら
　　...それでもゆっくり口角を上げて 感謝の言葉は述べておく )


　　[ ...ｶﾞﾂ、ｶﾞﾂ ] ( ...一口一口が大きい
　　　　　　　　...喋る時になれば飲み込んで、一応口元を押さえ )



　　「 ...はッ！俺様的にはアレが毎日続いたッて良いんだがなァ〜？ ..ま、偶にやるからこそあぁして盛り上がるんだろうなァ ...楽しかッたなァッ！？ 」

　　( 元々体躯に合わせて熱は高く、着込めば当たり前だがもう寒くは無い ...身を寄せられても気にせず、軽そうにしながら食べ進める )


　　　___...消えない古い切り傷が腕に残っているも、それは絶対に治させない

『 かかかっ__なに、… わが財のもちぬしなれば
下僕のネコがこの程度 恩も尽くすもありはせぬにせぬ。
… おう、おう。分かりに分かったゆえ、茶位飲めやに 』

( 麦茶、…ジョッキに注ぎながら__けらけら笑い )


:…体温に寄り添う感覚 __少しだけ、…懐かしさを思い出す
…巨漢、食べ進める間 …だけなら… その欲に傾いて ___

__甘えて眠る、ネコのように …頭をもたれてじっとする


『 ん〜？___なればまた手合わせでもするにするかの？
むろん、…カラダではなく [ｼｬｷﾝ] 此方の方が好みぞえ？』


____爪、…　伸ばしてみせて

　「 ...はッ、そうかよ ...にしても中々 飯美味ぇじゃねェか ...俺様の口に合うなんて、誇らしく思うと良いぜ？ ...なァ？ 」

　　[ ｺﾞｸﾞｯｺﾞｸﾞｯ ] ...直ぐに注がれたジョッキ麦茶を勢い良く飲み干す ...良い飲みっぷり


　　( ...ごつごつとしていて、頼り甲斐のある背中
　　...大きくて、...猫達磨に頭を乗せられても何も気にする様子は無い )



　　「 ...してェのは山々だが ____ねみィ 」


　　　不眠不休で ...戦闘をして、猫達磨の部屋へ来たのだから ...流石に少し疲れてる

『 なんじゃ__食い寝に眠るとな？かかっ、こりは
　いい御身分じゃな！… ま、夜遊びはほどに成せ？

　___遊びの返りじゃ、かのような時節にあり…
　"寝床"に飯まで都合する雌など滅多におらぬて。』


( どんぶりとジョッキを片付け __…座らせたソファの
背もたれ、足置きを__上下し、…簡易のベッドに早変わり)


『 __さて … 目覚めの暁にャ、幾つか頼みに頼まれよ
　　… 久しゅうに__　…ヌシに貫かれてみとうての。

　　気を悪くするにするでない そのあとしぃっかり
　　爪を研いでおいてやるでな？…かかかっ ___ 』


( … 掛け布団を引っ張ってくると、__隣に寝転がる )

　『 ま。…今はわれの二度寝に付き合いたもうて！ 』

(/ ... 眠気の方はァ、大丈夫かァ？ ...くァあ )

(/　平気じゃ。___大体、いつも出来ぬに出来ぬ
　面々はできたの、…次は明日にするかの？…今は
　少しばかり火照りがの… __これでは
　ハイ坊の言うところ、盛りネコじゃ …かかっ　)

(/ ...任せんぞ、妙に熱が高まッてはいるしなァ？
　　...あァ、でもバトルはやらせんじゃねェぞ、絶対に寝させねェ事になるからなァ ... )

(/__のどかなモノでは眠りがこけにこけてしまうのじゃ
　… ふむ、ひとつ … 先に治めてくれぬかえ？…かかっ)

____爪を舐め … 隣で身をすり寄せ

　(/ ...あァ？ ...何がしてェのか良く、分かんねェけど )


　　[ 荒々しく盃ネコの頭を撫でて ...ジッと視線が送られる ]


　　___今は、ゆッくりしようなァ ...はッ

『 … かかっ ___それもよいによい … 』

( __寝転がる巨漢の上で腹這い姿勢 …
　 柔らかみを全身で当て、__もにゃん、と
　 寝返り打ちつつ、…ゆぅっくり のんびり )

『 … 逆らえぬにえぬ、___かかっ…珍しき雄よな？ハイ坊。』

　「 ...あァ？ ...まァ、ぶっきらぼうつ〜か、粗雑な点で見たら確かに珍しいかもなァ 」

　　( ...軽く頭を掻いた後で、毛布を少し猫の方へと寄せながら ...自分の腕を枕にして寝転がり
　　...びっくりする位　体の柔らかさには無反応 )


　「 楽しめたかよ、昨日 ...つ〜か？今日はよォ 」

『　___ま…　妥当な感触じゃな。…明日も楽しみよ
　　…　頼み頼まれ、__ヌシとならやれそうじゃ　』

　(__ちょっぴり…残念がりながら __…眼を閉じる)

　　　　　___楽しもうなァ ...妁



　　　　( 眠る前 静かに　けれど確実に ...しっかりと、そう呼んで )

　　　　　　___あいよ、…灰


( 応じて呟く　___跡には沈黙…　長き、沈黙。 )

(/ ...じゃ、ねッか？ )

(/…にゃは)　___Zzz

　　　「 ……… 」


[ イメージトレーニング __ ]

( … パーティと片付けが終了して以降、…彼女の思考は

[受け入れられる]自分を、…造る方法で渦巻いていた
無論、彼女の事だ __ 今までの自分でダメなら、どう
変わって行けば良いか？… 考えなくちゃ、考えなくては…)



「 ……… 」

(/


　_____誰にするか、その選択は此方にあるけど、良いんだね？ )

(/___えぇ　…　その為の"選択権"にございます！)

　　　　____ふむ、自分の力 ...戦闘スタイル
　　　　　　強さに悩んでいる ...と言った所か ...白黒の旧神 ...


　　[ ﾇﾌﾟｩ ] ...背後から地面より上半身のみを出して現れる、土王 ...相変わらず黒々とした肉体で、眼は真紅色


　　...ちゃっかりサンタとして出向いたり、色々な設備の整えをしたのもかの王だ



　　『 ...そう孤独に悩み過ぎても良い結果は出まい
　　　我で良ければ相談に乗ろう
　　___孤独に書類と向き合ったり、面倒な外交には飽き飽きしていた所でもあるしな 』

　「 … 外面的な変化であれば、促すも要らぬ沙汰です 」


　　( 椅子で考える人のポーズ __…実際悩んでるし
　　　考えてるのだけれど … なんだか締まらない。)


　「 … あなた様のお手を煩わせるのも誉められた
　　　行いではありません __ですが、…内面の変化。
　　　　内側を変える為に … 己の努力だけでは　…
　　　　限界を感じていたのも事実にございます 」


　　___…　話せる人は大分、増えてきた。
　　　　義兄のメンタルケア … 赤猫のほぐし


　…　しかし本当に話したい … 一緒に居たい相手へ
　　傾ける時間は、むしろ減ったように感じてしまう

　　　…　面倒な性分、と自分で分かるからこそ
　　…　変えたいと願い ___努力…続けてるけれど


　( … 来客、ということで __紅茶の瓶を棚から出して )


　　「 … 簡単な紅茶しか出せませんが __どうぞ
　　　　ごゆっくりなさって下さいませ。… 」

　　『 ...いや、別に構わない ...
　　　寧ろ水分が多くなれば 我の中身が出てしまう故にな？
　　　最近の白黒の旧神の その悩み様には我も見ていて目に余る ...
　　　____どれ、解決相談でも聞こうか？ 』


　　　( ...寧ろ新鮮的な意見も取り込むべき、と言うのが土王の持論　
　　　...深く他人に踏み込みいらない、彼だからこそ ...また新たな発見が出来る ...かも？ )


　　『 結果を急ぎ過ぎても良いものは出来まい
　　どうなりたいか、どう変わりたいか ...それよりも先ず変わる方向性か？ ...まぁ、色々と聞かせて貰ってからだな、話をするのは 』

　 「 ……… 」

　( … 苦手だ )


______________


　「 … それは、お見苦しい所をお見せしました …
　… メンタルヘルスは義け…[こほん]… ザレッド様に
　 頼らせて頂いておりますが、…どうにも __私めの…

　　　　… 悩みは、持て余すばかりでして 」


　　　　　(__言葉の節々、物腰 …雰囲気)



　「 … 与太話になり得る可能性がございますけれど … 」

　　『 ...あぁ、この見た目が嫌ならば
　　　余り見せた事は無いが、中身を晒す事は出来るが ... その話とは関係無いか 』



___________


　　『 構わない、好きに話すと良い
　　　...我なりの解決策、と言う物でも良ければ聞かせよう 』


　　( 頬杖を突いて、聞く姿勢
　　　上半身のみ出ていて ...明らかに異質な野太い声だから、いかんせん___圧迫面接感が強い )

　　　　　( … 本当に、苦手だ )


　　　___優しい所、…案外低い物腰

___________

　　[___面影が被る … 違和感を感じない程に。]


「 … どうも、__私めの…求め過ぎる姿勢が良くないのか

　…　多くの時間を共に過ごしたい。… そのような子に
　… どうにも、避けられているような気を __抱いて…
　　持て余してしまうのです … 単なる、我が儘ですよ 」


( … じっ、と御姿を拝見して __畏まった姿勢で座る
　… 彼の __王たる風貌は彼女にそうさせるには充分だ )


　　「 … 寂しい、とでも言うのでしょうか 」

　　『 ...ふむ 成程、しかと聞き受けたな ...
　　　確かにそれは人の欠点と言えるかもしれない、我的にはウェルカムだが ... 』



　　　( ..真っ赤な瞳がジッと白黒を瞬きせずに認めて、口部分が緩くなる )


　　『 寂しいならば素直にその気持ちを言えば良い、だがその気持ちを伝えるには“不安”が付き纏う
　　　その考えは良く聞く物だ ...昔の『赤仮』がそうだったな
　　あの子の場合は寧ろそれをマイナスと捉えずに、___更に積極的にしていた

　　我もそれを見習えとは言わない ...だが、参考にしてみるのは良いかもしれない
　　何かその伝え方は口で無くても良い、仕草でも良い ...と、我は思う 』


　　( ありきたりかもしれない、それでも少しは助けになれれば良いと言う答えを告げる )

　「 …… ！」


( … 単純な事ほど、言われねば気付かぬもの

__かつて … 仮面へ捧げた言葉が山彦のように
　…回り回って…戻ったかのよう。…考えるばかり
　思うばかりで __不安を混ぜ込み、…プライドも
　邪魔して …　それを伝える努力を全くしなかった )


　それこそ…"ありきたり"な助言でなければ気付かなかった


　「 … (甘え、とは __人任せとは…そういえば…) 」



　　____…こんなものだと、ようやく気付いた
　　　… 避けられて当たり前だ __私らしくない



　「 … いえ、…助言としては満感を超えてありがたき
　　 お言葉にございます … ハッキリと…己を知れました 」

　　『 そうか、ならば良かった ...力添えになり、答えを見つける事が出来たのならば尚の事 ...
　　無論、其処から何をするかは自由だ ...何をしようと止めはしない、ただし___後悔はしない様にな、何をしても ...自分も、相手も満足出来る
　　その結果となる事を祈っている ... 』


　　( ...少なくともこの城の中での一番人生を経験している ...だからこそ、何時もは見掛けないが ...
　　時折現れた際には、何かの助けになる事は間違い無い ...だろう )


　　『 ___ふぅ、そろそろ良いか ...少し、暑苦しい 』


　　( 白黒の悩みも解決した様なので安心すれば ...ﾊﾟﾀﾊﾟﾀと手で仰いだ後に ...



　　　[ ﾊﾞｷﾝｯ❗️] ....土王の身体が、いや__鎧が割れる )

　　「 … 姉様も以前、似たような身体機構を
　　　　好んでいらっしゃいました。…何でも… 」

　　　　___居心地がよろしい、のだとか　…



　(　… 殻の剥けるような様子を __少し興味深く眺めて　)

　　___我の場合は、見た目的にも“舐められない方が良いから” ...“防御力”と言う点でも、纏っている方が理に適って居るのだがな


　　　( 声色が変わり　___幼く、高く ...女性的 )



　　　「 ___ふぅ、とは言え偶にこうして出なくてはな ...少々不便さを兼ね備えているのが、それもまた良いと言うものだが 」


　　( どんぐり眼の真っ赤な目 ...腰元まで伸びる真紅の髪　...100cm程しか無い身長、つるぺたすとん ...ぬとぬと粘液を纏いながら ...いわゆる、“幼女”と呼ばれる中身が出て来た )

　　「 ...あぁ、そう言えば始めて見るか？我の中身 ... 」


　( ...因みに服を着る事もしておらず ... 【スライム】だからと言って色々と惜しげもなく晒している )

　「 … 案外、我々と近しい生命だったのですね 」


　( … 元が元ゆえ気圧されはしないけど __珍しい
　　 タイプの体型に興味を惹かれ、…指先から触手を
　　伸ばし … 手元へするすると蛇のように寄せて… )

　「 …はい、これが初対面にございます
　　…そのお体の内側には…僅かながらに
　　私めが入り込んでいる筈なのですが …

　___不思議と… 接続することも読み取ることも出来ません 」

　「 無論だ ..だがこの見た目だと王としての威厳が限り無く薄い ...なのであの様な泥鎧を纏う事にした

　...現に中身が出ている状態だと、色々と劣る物もある 」


　　( ...触手に粘液が絡みながら、両腕を組んでも子供らしさは拭い切れず ...
　　白黒を見上げながら ...無い胸を張り、自信満々に言う )


　　「 それに対しては当たり前だ ...何せ既に消化している、跡形も無い程我が取り込んでいるのだからな！
　　　そして、分体に関してはとても感謝している ...その力があるお陰で生命力が延びているからな ...この中身 と言うか『本体』でも生活が可能になっているのだ
　　...残念ながら成長は著しいが 」

　「 人を滋養食品みたいに言わないで頂けません…？
　　義兄さ…[あっ …こほん]ザレッド様然り、誰しも
　　体力増強サプリ感覚で吸収しすぎなのです …もう 」

　( … 粘液を嫌がるように触手が蠢いて退いていき )


　「 … 姉様や蒼様のように、保ちながら晒す手もあります
　　維持も … 私めを吸収したのであれば可能と存じますが 」

　『 ...我はスライム　そう言う種族 ...ザレッドに関しては良く分からないが シンパシーが高いのかもしれないな？
　　とは言え一番復活への最善手になれたのも事実、改めてありがとうを言わせて貰おう 」

　　( ...何も着ないまま、少しばかりその場を歩く
　　　...足跡が残り　水音が動く度に響く )


　　「 ふむ、今度時間がある時に試すとしよう
　　..恐らく出来ないと思うが、我の身体構造上尚更 」

　[キュッキュッ]___…後を追うように雑巾で掃除。


　「 … 今となっては此方こそ、ですので
　　　これ以上を言うは止めておきます … 」

　( 台所を眺めつつ… )


「 … 姉さんの体組織とゼラチンを混ぜたら
　　激しい活動も出来るようになるやも … 」

　　「 ...別に構わないのだが　帰る時に吸収して帰るし ...何よりそれを一々気にしていたら大変だろう？
　　うむ、これ以上深入りして暗くなるのは互いに望まない、か 」


　[ ...ｺﾞｸ、ｺﾞｸ ] コップに水を入れて、飲んで ...満足そうな顔


　　「 なるほど、参考になるな ...
　　　我も力添えはしっかりとしていきたい、彼のサポートも ...尚更、な 」

　「 何を混ぜるでもなし __おかしな薬学を奉ずる
　　姉様にお頼みなされば一度に必要なパワーを得て
　 達成できるやもしれませんね … 値段は知りませんが 」

　　　(若干の軽口、…懐かしい感覚が身を覆う)


　　「 … 私めには充分なさって頂けました 」

　「 使う機会の無い札束や宝石、金塊を消費出来る良い機会と捉えれば良い
　　逆に言えばそうして強くなる事がまだまだ出来る、成長の余地が我にもあると言う事
　　　　___実に素晴らしい ...ふぅ 」


　　( 再び少し歩いた後で ...泥鎧、もとい外皮の中に入り ... )


　　『 ___地に向かって名前を呼べば即現れる
　　　何時でも呼ぶと良い、暇な時でも助けが欲しい時でも ...此処に白黒の旧神の敵は居ない


　　___誰もが味方なのだ、安心して過ごすと良い 』



　　　　　[ ...ﾄﾌﾟﾝ ] ゆっくり、再び地面の中に潜り込んでいく

　　　　　「 ……　[ぱたん] 」


___ソファにうつ伏せ　…___疲れた、眠い　

　　　　　いやぁー　…　やっぱ純金だな！

　　　清々しいくらいゴージャス。綺麗の王道！

　　宝飾品造りってのもやってみりゃ中々楽しい




　　　〖自分の金の像〗
　　　〖赤猫の金の像〗
　　　〖雪鬼の金の像〗
　　　〖緑帝の金の像〗
　　　〖ﾀﾏｺﾞの金の像〗



　　　　____　…　なんで像なんだい


「( 何したんだい…　昨日の ___おれはぁ〜〜ッ！？ )」



　___酔い潰れた眠りより目覚めた姉御 … そして眼前
　…　やらしいポーズで純金、等身大の限りなく無駄な像。


　( … 当然頭を抱えて"がっくし"オ〜ラがうごめいて )

　　______おぉ〜〜〜〜 ...！！！


　　( 姉御ががっくりしている所へ ...感嘆の声が聞こえる ...
　　...温そうなマフラーを首元に巻いて、マントを被りながら ...それはもうキラキラした眼差しが、金の像へと向けられる )


　　　「 すっっっごいかっこいいぞぉ〜 ...！！
　　　さっすがテホプ ...！！！綺麗で良いと思うぞぉ〜〜っ ...！！ 」

　　( いかがわしい視線なんか無くて ...寧ろすっごく、楽しそうに )



　　　___緑女は未だぐっすり夢の中で ...雪鬼は、血とか色々拭くためにお風呂中 ...

　　　　[　ｷﾞｷﾞｷﾞｸｩｯ!!　]　ぃ"。


( 困り果てた、所で背後から聞こえた"ネコ"声
　心臓が飛び出そうなくらい驚いて __ギギギ…と
　脳が勝手に効果音を補完する…ぎこちない振り向き )


　　「 そそそそ ッ　…　そ、…そっかぁ〜っ？…
　　　ハッ、…ハハハ … (逆に傷付くぞ…っ)…っ 」



(自己顕示欲の塊じみた黄金を誉められ、いたたまれない
___純金像と、この時点でナルシスト一直線なのだが
　　それに加えてあんなポーズである …恥ずかしくて
　　死にそうなくらい …顔が赤くなっちゃう)

　　「 ___特にこう言う所とか、テホプそっくりだしぃ〜 ...あ、でもボリューム的には本物の方がおっきいぞ ... 」

　　[ ぺたぺた ] ...無遠慮に金の像の上半身 ...特に、良く猫が噛んだり 頭が当たったりする実ったそれを遠慮無く触り続けていて ...
　　___少し悪戯猫な笑みを浮かべてみせる


　　「 んふふ、しっかし自分達のまで作るなんて ...テホプのすけべぇ〜〜 ... 」


　　( ...珍しく赤猫も、ここぞとばかりに弄っていて )

　　[💢]…

「 ____っっんの…ｽｹﾍﾞ猫ぉ…っ おれだって酔っ払うの
　　　　１回や２回あるのさっ！… んぁぁもぉっ！！
　　…　___ちょっと…　黙ってろっ！！[ぱふんっ] 」


( セクハラに等しい行いに恥ずかしさは最高潮 ___

頬いっぱいに膨らませて … 涙目に〜口。…
顔、真っ赤で __…御望みの豊かなそれに
ネコを抱き込み、… 有無を言わせず黙らせる )


　　[ぎゅぅ〜っ…]　___むにゅ…　

: …豊満な双椀。 産み終えてからも __いっそう豊かさが
　…たっぷりと増して、柔らかな左右からの圧は包み込んで
　___恥ずかしさで上がった体温 … 蒸れて、匂いもして


　「　…　〜っ　なんでこんなのっ…　っぐ〜〜っ…　」


　　___抱き込みながら全力で昨晩の愚行を恥じる

　　　　「 わぷ ...んふふ、もちもちぬくぬくだぞぉ〜 ...あ〜 ...
　　....にゃは、やっぱりこの匂い ...すうっごく落ち着くぞぉ〜 ...テホプらしいし、凄くあったかいし 」


　　( 赤猫からの体温は ...元々今の火照り気味姉御と同等の温度
　　　...豊満な双椀に包まれながら 舌出した笑みを浮かべて ...大人しくしてる )


　　　クリスマス当日 ..パーティー会場では、雪鬼と共に乱闘騒ぎの一員として名を馳せていたが ...それも終われば猫にとっては丸まる時期 ...



　　　　___だからこそ面白さたっぷりの刺激を逃さない ... ...尻尾をゆらゆら動かし脇腹ちょんちょん突っつきつつ

[…むに]

「 ん、のっ、レギぃ…狙ったね？__ったくこのｽｹｺﾏｼめ…！

いっちょ前に挙げ足取りに来てんじゃないよぉ？…おれぁ
恥ずかしいったらありゃしないんだ …んな金ぴかなぁ___」

( 上手いこと転がされて[ﾋﾟｸﾋﾟｸ]、眉間を震わせつつも
… 暖かネコ もふネコ、と落ち着いて撫で始める …そこに )



　　　　　___ちょんっ　　　[　は う っ　！　]



　「 …　[ぷしゅぅ…]__ん…のッ　…　んのッ___

　　　　…　ｽｹﾍﾞ…　ネコぉッ！…　!!![💢]　」


　( __落ち着く姿勢のネコに手を上げられずに
　　恥ずかし笑い同居な怒りでﾌﾟﾙﾌﾟﾙ、…恥じ気に睨んで )

　「 にゃはははっ ...いぃっつもテホプの掌の上で転がされてばっかだしなぁ〜 ...偶には自分だってこうして色々し放題も有りなんだぞぉ〜 ... 」

　　( 姉御の新鮮な反応がまた良くて ...ついつい何度もくすぐる様に尻尾を動かして ...腹部分に当て続ける
　　...睨まれても堪えた様子は無くて 寧ろ面白くて仕方が無いのか笑みは絶えず )


　　「 どぉするぅ〜〜？やかましい口、どうやって塞いじゃうぅ〜 ...？にゃはぁ〜っ .... 」


　　( 猫耳ぴょこぴょこ動かしながら余裕の表情
　　此方が優位に立っているからと ...金ピカ像を眺めながら温まり続け )

　「 れぎ？ … そりゃ当たり前さね… __おめぇは
　 おれのだんな様。…兼、…　ペットみたいなもんさ 」


　 豊満な姉御、…普段おとなしくて付き合いやすい姉御

　けれどもともと喧嘩腰。ノられ過ぎたら、ピリッと来て
　…普段から付きあい、見てるから __イタいところを責める


[ぎゅ、…ぅ]　…

( 片手で抱いて __根本から…ゆったりと撫であげてやる
… 背中から始まって、うなじを沿って __"猫耳"へ …

… すりすり、根本のネコ毛を弄ってから
　… 軽く包み __そろり…そろりと撫で上げて )


　____ここぞと…ばかりに椀を寄せながら抱き込み



　　　そぉだろぉ？　…　えっちな　__にゃぁ〜んこ　


　 　(___耳を食んで …妖しい声色が ___とろり)

　　　　[ ぷしゅう ] ...不意に頭から煙が出て、 ...より姉御の恵体へと顔を埋める


　　　「 ...そ、ういうのはこう ...ズルいと思う、ぞ 」

　　( 色っぽい声、猫の耳に直接注がれるから尚の事 ...鋭く刺さって、顔は思わず真っ赤に染まり ...
　　　...悔しそうに頬が膨らんでいく ...

　　...ぞくぞく、興奮の残り香がまだ自分を煽っている )

　___ネコの金の像は … ぐらびあ、みたいなポーズ


( __それを …見せつけるみたいに人形抱きにしたあと
　　…お腹を撫でながら、軽くネコの…膨らみを触って )


　「 そうかい？　…　じゃ、ズルいおれに赤ネコ様は
　　どう懲らしめてくれるんだい … なんもしないって
　　んなら __もーちょい、…良くしてやるとするかね 」


　( 顎をくいっと上げさせ …上向きに、キスを強制して )


　　　　　　　___っひひ…　ネコぉ〜？

(/ ...それ以上シたら

　　　___危ないゾーンになる、ぞ？ )

(/ …　んー __寝かせてくれねぇってことかい？ )

(/ .....止めるなら今のうちだし


　　　ヴェル達を乱入させるなら今のうちに ... )

___ベッドの縁に座って …


「 こぉんなになるまで、あんだけ シといて… ねぇ？
　おあずけされちゃ、…おかしくなっちまいそうだよ 」


　

　　「 ...自分はもっとテホプにお預けしちゃってても良いんだけどな〜 ...？
　　　強火で一気に攻めるよりも、弱火でじわじわの方が ...こういう事に関しては、大好きだぞ ...ふふ 」


　　( ...見上げながら、ペロリと舌を出して ...悪戯にゃんこ顔 )

　「 … じゃ、はやいトコ "こういう" 事ってのを …


　　[しゅる __ぷるん…]____


　… 仕込み上等の極上ボディーに教えちゃくれないかい？」



　　… 胸元のつなぎを左右に剥いて
　　はち切れ寸前の __肌着、緩めて

　… 張って張って …じわりと汗濡れた
　とぉっ…ても豊満な __果実が揺れる …

　　「 ...テホプってやっぱ、すけべだよなぁ〜 ...
　　こんな感じで誘ってくるんだもん ...まぁ、だからこそ



　　　___食べ甲斐があるんだけどなぁ〜 ...ふふ 」



　　　　[ かぷ .... ...んぢゅ ]


　　( ...歯を立てて、遠慮も無く吸い付く
　　　...鼻息少し荒く、熱い吐息が直に肌へと当たり続ける

　　...ジッと見つめながら、見上げながら
　　舌を垂らして ... ...くすりと笑み浮かべて ... )

　「 …ん♡　… あん… __れぎ達にゃぁ…堕とされるだけ
　　とっぷり … すけべにされちまったねぇ… ___って…

　　こんなおれが好みで…おまぇはどーなんだい… あ…ぅ♡ 」


　( 感覚は鋭く __熱い吐息がドキッと…椀を震わせて
　 吸いやすく 左右から寄せて、…とろりと乳が搾り出る )

　___固く、…歯が当たって…ｺﾘｺﾘと刺激がキて …吸われて
　　染み出る量 __…揺れるたび、搾れる量が良くなって


　　「　…　はん　…　あ__ふ…　…あはっ♡　」


　　___反応…度々、気持ち良さに笑みが溢れる

　　「 ...元から、テホプの事はぁ ...大好きだし
　　　こうして、実っちゃったテホプも ...当たり前だけど ...すぅっごく、大好きだぞぉ ...

　　　最近はリハビリも頑張ってくれてるしぃ ....
　　　何より抱き心地がふわふわで ...んっぷぅ ...

　　　....にゃはは、可愛いしぃ...最高なんだぞ、テホプぅ 」


　　( 徐々に頭が熱で蕩けて ... ...見上げる瞳も溶けてゆき ...わざと吐息を吐き当てながら ...何時もは強い肉食らしい食べ方も 今は甘ったるい程に優しく緩く ... )


　　[ かぷっ ... ...んむ、ちぅ ...んぷ、っぷぁ ]


　　口端から垂れる蜜 ...飲んでも飲んでも、止まらなくて ...ごくり、ごくり ...喉を鳴らして飲んではより夢中に ...

　　...薄らと瞳にはーとを浮かべて、愛する姉御を見詰める ...

　　[___ぁ…♡　…　あん、…あはっ]


( … 搾れる量 __もう…クチの中が甘ったるくて
　　いぃ…っぱになる …とろんと…搾り出て…吐息…
　　触れるたび __ぷるんと揺れて… __蕩けた笑顔 )



　[すり…]　___自分のお腹…撫でて じぃっとネコを見て



[にぃ__]

「 … [あぁ…ん]…しっぽ…出してみな？…クチ __してやる 」


(__クチ…銀の糸を引きながら __ゆっくりと…あけて)

(/ ...や、っちゃったぞぉ...っう〜〜〜 ... )

(/よぉ〜__据え膳みすみす逃がしたってやつかい？
　きひひっ…　眠子(ネコ)ってのはよく言ったもんだ)

(/ ...むぅう〜〜〜〜っ、...まぁ、逃したものは仕方がないから別に構わないぞ )

(/___可愛かったぞぉ？…　レギぃ…　きひひっ！)

(/ ...可愛いとか言われる立場じゃ無いんだぞぉ〜 ...！！？ ..テホプの方が可愛いぞ )

[もちもち]___頬擦りして

(/ うそこけ。…ちっこくてもふもふ、あったかくて
　こぉんなべっぴんなんだ … せめて可愛いだの
　言われないと損ってもんだ！…ほれほれ)

　[ すりすり ] ...猫らしいもちもちほっぺ

　(/ ...自分はカッコいいって言われたいんだぞぉ〜 ...
　　まあ、こうして甘やかされるのは凄く好きだけれどな〜 ...にゃはは )

(/… いっちょ、コロッセオで武勲でも挙げたらどーだい

　… わりっかし殴り合いで強そうなヤツが出場してんだ！)

(/ ...なるほど、それは中々楽しそうだぞ ....にゃはははっ！
...テホプは、まだ出れないのか〜〜？ )

(/　…　おォー？なんだい なんだい…そっちでも
　　　可愛がられたいってかい？…　キヒヒッ！！　)


[昔の笑み]

　(/ ... ...あんまり舐めてると、文字通り火を噴いてお見舞いしちゃうぞ〜〜〜っ？ ...とぉ〜〜〜〜っても強いんだからなぁ、なんてったってぇ！ )

[ 瞳が赤く光る ... ]

「 (なんてったって)__おれのだんなサマだってんだ

　腕ぷし強くて当たり前さ … 鈍ってないかチェック
　してやっからねぇ、__噛むでも引っ掻くでも… 来な？

　____ま。…受付が終わってからのハナシだけどね！ 」

[きひっ](笑ってからかい __後ろ髪を撫で撫で)

　「 ...最も今空いてるかどうかって言う話だぞ

　　...最近コロシアムが結構埋まってるみたいだし ...でももしやるんだったら、容赦はしないぞ〜 ...？ 」

　　( 胸を張りながら ...もふもふの髪を撫でられて気持ち良さそう )

[ちゅんっ]____おでこに。


「 そん時はそん時だ！… おれがちょ〜っぴり
〖お・ね・が・い〗してふたり分空けて貰うさ

__加減する方が腹立つからねぇ、…上等さ 」

　「 ...一緒に観戦するのも有りだけどなぁ ...にゃはは！面白そうな試合だったら見るのも全然 .. 」

　　( ...不思議と瞳に熱が戻っていく )


　「 ...どっちにしろ楽しめられれば万々歳だぞっ！ 」

「　　おめぇ本当に闘うのが好きだねぇ？
　 ヒヒっ！ホンット、いい牝捕まえたもんだ

…食わせて抱かせて __オマケに喧嘩も出来る
　ピッタリじゃないか … おれって牝はおめぇにさ？　」


____ゆったりと歩いて　…　件の場所へ　…

　「 ...テホプと付き合ってる自分と、ヴェルは特にそう言うことが大好きだぞ〜〜 ...？
　　...似たもの同士が集いやすいんだぞ、にゃはは！その点ダレットがブレーキになってくれてるんだけどな〜 ...

　　___偶にはカッコいい所を見せてくれても良いんだぞぉ？ ...テーホープッ 」


　　( 抱かれながら ...それはもう楽しそうに )


　　　____...姉御と赤猫の後ろからついてくる気配、二つ

　　___コロシアム。

　…あぁいや、字幕任されといてなんですが
　　もう紹介したので割愛すっけども　…　

_________




『 東から乱入枠で特別ゲストの登場だ〜っ！

並みいる有象無象を 自慢の腕力で大 粉 砕 ！

　　　　　 赤城きってのパワー派!!

　__鍛冶屋！テホプ・プラルナ　だ〜〜っ！！　』


______


　　[ポリ]　…　復帰戦、っちゃあそーだけどねぇ


　「 … えらく河岸変わっちまいそうじゃないか
　　__見世物の舞台、ってか。… 選手ってヤツを
　　　尊敬するよ こりゃあ緊張待ったなしだ __ 」


　( ___掛かった橋を渡り、…若干慣れない姉御が登場 )

　　　　[ ... ふぅうう ]


　　　テホプ・プラルナは知らない
　　　彼女が休養中の間、赤猫と雪鬼はこの闘技場へかなり出ていた事を_____。


　　　テホプ・ブラルナは知らない
　　　赤猫達が___どれ程強くなってるのかを

_______________
　　　　ちょっと失礼 ...ふふ、ここはあたいにさせてよ
　　　　　[ マイクが当然 ...乱入して来た雪鬼に取られる ]


　　　【「 ...あっあ〜、んっん ...よし！

　　　西から来たるは熱を纏い！地を焦がし！弱肉強食の象徴たる猛々しい獣！
　　赤の魔物のその一人！燃えたぎる闘志が今宵も舞う！

　　　　　___赤猫っ、メラー・レギオン！


　　...あ、今回はあたいは出ないよ ...流石に不公平だろう？二体一 ...ましてや、今のテホプにはねぇ〜〜？ 」 】

　　　　....よし、ありがと



　　_________________


　　[ ...ｼｬｷﾝｯ ]

　　___両手に ...目の前の鍛冶屋が特注で作成してくれた金銀爪を装着し ...
　　　吐息に火の粉が微かに混ざり ...寒さを全く感じさせず ...

　　...堂々と、歩いて登場する


　　「 自分はこの空気、大好きだぞ？
　　　...余りまだ見られるのに慣れては居ないけど、応援もされるし ...何よりあったかくて 」


　　( ...珍しく赤猫も、軽装とは言え装備をしていて ...お気に入りになったマントを結び )

　　　　[カキッコキッ]


　「 … 言ってくれるじゃあないか 鬼ん子がよォ… 」


( 布以上はあり得ない普段着一丁に両拳。… 牙爪、鱗や尾
成立しないステゴロスタイル … 恐竜の蛮力を滾らせる図体

この場に立った __事実はそれだけだ、言い訳から何だって
無駄口叩く気なんざ失せた。… "やる"んだ、それでいい )



「 おっし。早いとこ始めよう __そっちの方が合ってら 」




　__早くも…体熱急上昇。…血熱は泡立つ　…焔は湧き出す


「 … 此処に立たせてんだ　__呆気ないのは止しなよ？ 」





　　　　　　　　　　" レ ギ オ ン "






　　　　　V・S　:旧神三姉妹 蛮力無双次女:

　　　　　　　　　　テホプ・プラルナ



　　　　　　　　　　【 焼鉄大噴火 】



　　　　[　__… ｽﾞ ｽﾞ ｽﾞ ｽﾞ ズ　ズ　ズ　!!　]


　　【 __頬、首、胸に掛けて溶岩光の亀裂が広がり
　　… 鉄をも溶かす強烈な火炎噴流がチャージ …!! 】


　( 二の脚を踏み締め ___発射体勢。瞳は燃える石炭の如く )

　　　同じ属性　同じ熱　同じ炎 ...いいや


　　　 ... 力強さと言う点では恐らく、テホプの方が上


　　　だから赤猫は見た目に似合わない　　___扱い方をする ...！



　　「 テホプ相手なら最初から本気でやらなきゃあ ...駄目だよな、やっぱり ...よぉし 」


　　( 赤猫の周りの空気が変わる ...遠くから見れば少しばかり、赤猫が歪んで見える ....
　　吐いた炎が 背中に集中を始める ... )



　　　　　テホプこそ　___冷めさせないで欲しいぞ？


　　　　[ ﾎﾞｩｯ！！ ] 灼熱が集い、赤猫に両翼を授ける ！


　　　　　　　【 炎獄獣・朱雀翼 】


　　　見せ掛けの翼に見える ...が、それでも熱が強くなれば ...その勢いに乗り ...！


　　　　高く、舞い上がる ...熱した両爪を振るえば
　　　溜めた焔を 散らして___火炎の竜巻、巻き起こし

　　　[ ﾊﾞﾁｯﾊﾞﾁｯ ...ﾋﾞｭｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫｯ ...！！！ ]


　　無防備な隙だらけな程溜めている次女へと向かう___！！！

　　まだ溜める、まだだ…　___じれったいねぇ…っ


　　　[💡]　…　(溜めに、溜め…溶岩光は目映く)



　　___溜めきって溜めきって …今に爆発しそうな砲口、



　　　　　　　_____ｸﾙｯ　[後ろを向いて]


　　　　　　　【　背面カッ飛びブレス　】




　　　　　　ｽｯ__　　[　ボ"ｯｯゴ"ォッ!!　]

　【 砲撃寸前に軽くジャンプ __背後へ盛大にブレスを
　　炸裂させ …　爆発を[推進力]に __向かう先は…！ 】



　　　　　「　[ テッケンオラァッｯ！！ ]　」



　　[ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾌﾞﾝｯ!!]【　乱逆水平ギロチンキック　】


　【　赤猫一直線の反動ジャンプｯ!__中に回転を加えて
　　剛腱を凶悪なネックカッターに!!… 真横から襲来っ

　　　　____"胴体狙った所謂竜巻旋風脚"!!　　】

　　　「 ... _____甘いぞ、その程度....！ 」


　　　[ ｶﾞｷｨｨｯ！！ ] ...弾く、爪にて ...！
　　　　　　鍛冶屋特製だから和なるだろうが、___簡単には折れない ....金銀の堅爪！
　　　　爪は折れない、割れない ...若干両手が、痺れるが ...！！


　　　「 ...とは言え それでも　やっばりいったいぞ ...っ ...はぁあ〜〜〜 ...！！
　　　　だから　　お返しはさせて貰うぞ ...っ！ 」


　　　[ ﾒﾗｯﾒﾗ ... ...ｺﾞｫｵｵ ...！ ]

　　　“青くなった焔”が赤猫の両脚を包む ...
　　　近くまで ...距離はしっかり詰められた次女へ対して_____両脚で、蹴り倒す‼︎



　　　　　【 炎獄獣・青龍脚 】ぅ❗️



　　[ 腹部に ...ダイレクトアタック ....！！ ]

　　　[ｺﾞｸﾞｯ!!]____　…　効かないねぇ


　…　直撃。__しかし、…"滅茶苦茶に固い"感触に加えて
　　"柔軟に弾かれた" 感覚。みれば、着弾地点の腹部__

　なんと【恐竜】の質感が浮かび上がり…受け止めている…!!


「 … ブランクだ？弱体化だ？___んなこと承知の上さ… 」


　　　　　　____えｪ？　…　レギネコぉッ！！



　　　　　　　　　【 蛮力発揮:30% 】


　　　　　　[グワシッ！！]　___暴虐開始❗

　　【猫脚掴んで頭上に掲げて__ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ振り回す!!】



「 "カイブツモード"これっぽっちの力をちぃっ…と解放！
　弱くなったんなら代用ッてんだッ！！__そぉれぇぇっ！！ 」


　　[ブゥンッ！！]　___壁へガムめいて…投げ飛ばす！！

　　　　　____ｳﾆｬｧｧｧｧｯ！！？

　　( 何度も何度も振り回されれ ...残像的に丁度赤猫の身体が円を描いていた先に ... ... )



　　[ ﾄﾞｺﾞｫｫｵｵｵｵｵｵｵｵ"ッ！！ ]

　　　　( ...闘技場の壁に陥没する、赤猫 ...
　　　　　土煙が上がり、瓦礫の中に ...
　　　背中から ...炎の両翼が消えて ...


　　　_____赤猫の全身を炎が包む ...！！ )



　　　　「 ...わっるいぞ、心の中で少しだけ...躊躇してたかもしれないぞ ...でも、分かったぞ
　　　　そうだよな ...そんな事　失礼だったぞ ...



　　　　だから ...もっと、強火でいくぞっ！！ 」



　　　　　　【 炎獄獣・鳳凰愛 】


　　　( 爪を畳んで ...再び大きく ...先程よりも大きく翼が広がる ...！！！
　　___羽ばたくつもりでは、無い ...ただ ...！ )



　　　[ ｺﾞｫｫｫｫｫｫｳ ....!!! ]


　　　　ゆっくりと左右から“壁”として迫り来る ...！！！




　　　　当然赤猫本体も真正面から ...次女へと四つ足で突っ走る！！！

　… "ネコ"のみを見据え、"デスマッチ"の状況に微笑む



　　「 躊躇しちまうのかい？ __だったら朗報だよ 」

　　　　　"　イイモノ　"　…　見せてやるッ！！

　　　　　　

　　　　　　　　　__[コルルルッ…]

　　　【 … 両腕を防御姿勢のようにクロスし … 】


　　　　　( … danger。__脳裏が叫ぶ。
　　　　　　　warning。__腕の陰に燃える瞳
　　　　　… !!❗　…____灼熱の火球が身を包む!! )



　　　　　　【　蛮獣　モンスオブプラルナ　】　


　　　　　　　　　　___次の瞬間




　　[　カ"ル"オ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"
　　　ォ"オ"オ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ｯｯ　]



　　【　__火球を飛び出し … 【恐竜】と化した巨体!!

　　　　既に表面積がネコを遥かに越える "竜脚" が
　　　プレス機めいて真正面より迫ってきたァ〜〜ｯｯ！！　】

　　　「 ...成る程、それが ...それが　___テホプ、なんだな ...すっっごく、良いぞ ...！！！ 」


　　( 咆哮を聞き　恐竜を見て　鼻を鳴らして ...大きく口が、笑みに変わる ... )



　　　　これだ　　　求めていた戦いは


　　　これだ　　　　望んでいた力は


　　これが　メラー・レギオンの恋する テホプの強さ


　　　戻って来ている　帰って来ている　その力が ...本当に本当に嬉しい

　
　　　　「 ...だから 真正面から、ぶつかり合うぞｯ‼️ 」


　　　　【 炎獄獣・白虎爪 ____噴宴 】


　　　　[ 手足に炎が絡みつき
　　　　両爪本体の長さの数倍の炎が伸びて___


　　　　鋭い獣の爪に　更に凶悪な炎熱
　　　傷口に　更に火傷を負わせるもの ...最も次女の固さに効くとは思えない ..？ ]



　　　　いいや　　　違う ...【恐竜】は耐えられない一撃を負わせるのみ ..！



　　　　　[ ﾄﾞﾝｯ ...！ ]

　　　一瞬で地面を踏み込んで空高くへ跳び ...！
　　　両爪を交差させながら_____勢い良く、フライングプレスの如く ...!!!




　　　　　落ちて　　　　[ ｫｫｵｵｵｵｵｵｵオオオｯ❗️ ]

　　　　　　　　　　___来たッ！！！

　(__巨大ッ！！全長凡そ18メートル大の巨体は
　　筋肉の詰まった鱗なき"皮と筋"の鎧に覆われ

　… 常に火の粉を全身に散らし __火炎球じみた
　　灼熱瞳が熱波を伴って発光する…圧倒的存在感!!
　　___そう　…　存在、そのものが "説得力"。)



　　[　ガ"ｯｯ　ギィンッ！！　]____ ジ"ｭﾛ"ｫｯ!!



: 落下衝撃 __質量を増した空中突撃を "牙" が阻む！！

　 … ティラノサウルス型 "巨重" の顎が有り余る筋力を！
　岩盤をも噛み砕く牙並びを存分に活かし、"噛み停めた"のだ


　(___掴める炎、…となれば"噛んだ"竜が行うは１つ)



　[ブゥンッ！！]　　___ドゴォッ！！

　[ブゥンッ！！]　　___ガゴォンッ！！


　　　　　オ"ﾙ"ﾙ"ﾙ"ﾙ"_____ｯ



　　【 咥えて __ 捻って …　"引き千切る" 為に
　　何度も何度も何度も何度も__…　叩きつけるのだ！！ 】



　　　[ブォンッ！！]　___ｯ!！

　　　( ...焔は爪についている　爪は赤猫についている
　　　　つまり ...叩きつけるとは、そう言う事だ )



　　　　[ブゥンッ！！]　　___ドゴォッ！！



　　　　____っ ...がっ、ぁはっ、ぅぐ ...うっ、がはっ ...！

　　　　　
　　　　[ブゥンッ！！]　　___ガゴォンッ！！


　　　___げほっ ...ぐっ、がっ ...ぅぎぃっ



　　　( 赤猫　じわりじわりと　炎では無い赤へと染まる ....
　　闘技場の観客達も　言葉を忘れてただ静観する ... )





　　　　[ ...ﾊﾟﾁ、ﾊﾟﾁ ...ｯ ]


　　　赤猫全体から火花が舞い散り始める ...
　それは恐竜が乱暴に叩きつける度に ...より 濃く、ハッキリ ...

____…　どうしたよレギｨ…？　…　そぉら___っ



　　　[　ｸﾞﾘﾝｯ!　]　　カ"ル"ァ"ァ"ｯｯ！！

　【 振り向きッ…　戦場中心部へ向け捻り投げたッ 】




　　　　　　　【 全鎧(ﾌﾙﾌﾟﾚｰﾄﾒｲﾙ) 】

　　　　　[ﾄﾞﾛ ___ｼﾞｭｩｩ　〜〜〜〜…　ッ]


　【 __天へ吠えるような直立姿勢...…堂々たる姿
　　　しかし出てきたのは咆哮ではなく __"溶鉄"。

　　…朱く、溶けた金属が喉奥より溢れ、…全体を覆う 】



　　　　　[ ___ｼﾞｭｩｩ〜〜…　…　ｶｷｶｷｯ!! ]

　　 　　ﾊﾞｷｯ!!　ﾊﾞｷｯ!!　____ｼﾞｬｧ…　___ﾝ


　　【 … 冷え固まり ___"無理矢理"、間接を動かす！
　　　可動部の金属が割れ飛び、…鎧を纏った竜の様相…!!

　　　___更に…　尾の中程へ噛みつき…　"研ぎ澄ます" 】



　　　　　　 【　:蛮獣　__　斬竜フォーム:　】




　　　　　　[ｽﾞﾝｯ　__ｽﾞﾝｯ　___ｽﾞﾝｯ　____ｽﾞﾝｯ]　


　　(…何足ることか、__その姿、"斬竜"と瓜二つ __!!
　　朱く、…熱した巨剣を引き __巨獣が悠々と歩み寄る…！)


　　　　

(/ ....もぉ、むり、ねむけげんかいだぞぉ... ごめん、なぁテホプ ...連日こんな感じで )

(/ひひっ…　楽しかったかい？)

(/ ...うん！！！！ )

(/よぉしよし __…おやすみな？　れぎおん…)

(/ ...ごほ〜びとか、あげたいぞ〜 ...んっ )

(/…　[ちゅ]___…きひひ)

(/ ...大好きだぞ〜 ...んにゃはは )

　 こォぉやｧァつｩ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ！！！


『:わらぁわのｯｯ限定ホリデイプリンｯｯキサマｧッ！！
　　根こそぎ喰いおってｪーーーーーーｯｯ！！！！』

「 わたくしのギフトクッキー返しますことよぉ〜〜っ！！ 」


　　　『:暴力反t[ｺﾞﾎﾞｯ!!]…愚[ﾎﾞﾙﾎﾞｸﾞｷﾞｨｯ!!]:』


　　　　　　　　___ここは応接間。…


( 十字架に磔された__序曲は泣き叫ばれる怨嗟を受け続け
… 武器はハリセン。ゴムバット。メリケンサック。____

____黒、及び黄衣が連れだって暴行に及んでいた … )



『 [ｵﾛｵﾛ] …っ　(💦) 』


___入り口付近で砂姫、… 顔を真っ青にして惨状を見ている

　________....何アレ ...？

　　( ...砂姫に近付く仮面、 ...流石に困惑しながら
　　　ジッと序曲の方を見ながら ...少しばかり慌てた様子 )


　　「 ..ねぇ、イリカちゃん ...ね、ネーリアちゃん
　　　あ、あんな事になるまで何かやらかしたの？ ...さ、流石に不憫でしか無いんだけれど 」


　　　( ...やっぱり感性がまだまだまとも
　　　　...心配をして、手を伸ばそうとする ...所で )


　　___ よ〜っす、 ...何してんのかはこの際聞かないでおくとして ...誰かさぁ、俺のチョコ饅頭とかプレミアムチョコだとか...パフェ知らない？ ...久しぶりに奮発して買ったんだけどさ


　　( ___領収書片手に堂々と入って来た魔人
　　　...桁数が6桁になってる、お値段高めのスイーツ達の行方を探して ... )

[ｾﾞｪｯ…ｾﾞｪｯ　__ｾﾞｪｯ…]

『: …　セキカぁ…貴様にやるプリンも喰われてな…！ 』
「 だんなさまのチョコもですわ __根・こ・そ・ぎ 」

( ___大分、…やられた割りに序曲はケロッとしてる )


[けぷっ]
『: おくちの中が乾いてしょうがないんだ
　… 紅茶はない？できればアップルティー :』



[💦]___ね…ね　…　せき、…せきか…　ちゃん…

『 わ …わたし、パイ。…作ってみた、…から___…ね？ 』


(これ以上の惨劇を求められず __砂姫、…仮面の袖を
ぎゅっ、と引っ張り …救いを求めるように見上げて)

『: こんがりとしたおいもの味が悪くなかった :』


　　　____へ？


『: 腕、上げたんだね イリカ。…美味しかった :』


　　　　____ｯ　ガ〜ンｯｯ！！


(___自ら、…退路を切り飛ばした序曲に砂姫は青ざめる)

　　　____ ...ﾌﾟﾂﾝｯ
　　　...二人増える、キレる音 ....


　　　「 ネーリアちゃん　...太っちゃうよ？
　　　　そんなに食べると ... ...知らないよ？
　　...太っちゃったネーリアちゃんのお世話、しないからねっ ...
　　...次からネーリアちゃんが頼む料理は全部大盛りにして貰う様に言っておいてあげるから、ね！ 」

　　( 頬を膨らませながら ...思いつく限りの言葉を放つ ...砂姫を庇う様に ...と言うか背中を撫でて慰めながら、... ...ふと、思い付いた様に一言 )


　　　「 ___なら、今から一緒に作ろ？ ...イリカちゃんと！私とで！共同料理！ ... ...ど、どうかな？ 」


　　　___彼女なりの気遣い、優しさ ...逆に言えば此処から離れたさもある ...



　　　　( ...一方魔人は ...笑顔を浮かべて、...異臭を放つ飲み物を序曲へと差し出す )



　　「 ほら、喉乾いてんだろ？ ...飲めよ 」

　　　　　　　　『[おどっ]____… ひ …』

(__発された怒気に加えて、結構前の…"ﾒｼﾏｽﾞ"を思い出す
　…揺さぶられる恐怖心 __怯えるや否や、セキカの背後へ )


『: … キサマｧ… ___リバウンドが過ぎるわ…っ！
　 暇が続いたは認めよう…じゃが何じゃ最近は!?

　キサマ悪戯キャラではあっても迷惑・大食いキャラだの
　訳のわからぬ性分なぞなかったであろうなのじゃ!? 』

(突っ込みキャラへと変貌しつつある黄衣 __ハリセン片手)


　「 あらぁ〜 __だぁんなさまぁ？…わたくし
　 そぉんなコトより、もぉっとイイ や り 方...
　 … 存じておりましてよぉ？ ___きひひっ！！ 」

( ___魔人好みな…わっるぅ〜い笑みを浮かべる黒 )



　　『:　… あまり好きなにおいじゃないね
　　　　 砂漠メロンそっくり … 断っていい？　:』



『 …[ふるふる]____…せきか…ちゃぁん…っ 』

____今すぐ、此処から逃げたいと言わんばかり

　　「 ...よしよし、イリカちゃん ...早く、行こうね？
　　... ...後の事は任せておこ？ ...ね？ 」

　( 砂姫を一度ゆっくりと抱き締めた後で ...手を繋いで、半ば無理矢理 ...お仕置き支度している三人から離れる事にする )



　　　「 ...いや、無理矢理飲ませるけど？
　　　怪蟲『ゴクロムガシムディン』いりの100%青汁 ...まぁ、赤城の周りに居る寄生虫入りの飲み物ってだけだ ...なぁに、大丈夫大丈夫 ... っと

　　　へぇ、　....どんな事をするつもり？ナイア ...にひひ 」

____廊下 …　イリカセキカ



　『 [💧] うぅ、…色々ごめん セキカ…ちゃん 』

( これは、落ち着いたあとだ。…此処まで来るのに
　息をすって…吐いて、__ぎゅっとしてを繰り返して

　　　… ようやくいつものおどおどイリカ。)


『 … さっきの人が セキカちゃんが言ってた … えぇっと

【イニール・ザレッド】…さん、だよね？ … な、なんだか
　　　聞いてた話と… 違う、みたいだったけど …ふひ 』


　___セキカの手を…強く握ってる、…怖くなって
　　　普段よりもずぅっと頼りにしちゃってて …

　　　____ふぅ ... やっと、騒々しい応接間から離れる事が出来た

　　...彼処で何が始まるのかなんて...砂姫にとって多分見たらいけないコトだから ...


　　「 だ、大丈夫大丈夫！ ...気にしないでくれて平気だよ？ ...イリカちゃん？

　...あ、あ〜〜 ...そうだね、まぁ ...その、やっぱり自分の大好きな物が取られたらちょっと怒っちゃうでしょ？ ...だ、だからキレてたんだと思うよ ...多分 」


　　( ...ゆっくり背中を撫でてあげたり ...勿論手は繋いだまま離さないで此処まで一緒に来ていて ...
　　　少しばかり苦笑いしながら印象の改善を手伝いつつ ...一先ずゆっくり、砂姫と落ち着こうとしてる )

　　　　　　　　___応接間では　…


　　　　　　　 　[おお__見よ！]


　　　　　　・オーガニックな トロだ！
　　　　　　・　上等なショーユだ！

　　　　　　　　『: (ｺﾞｸｯ) :』



　…　見せつけられ、喉を鳴らして羨ましがる罪人！

( 瑠和に出前で頼んだ魚類のシャリ乗せ。…日本人の
　ソウルフードを序曲の眼下で、…旨そうに３人で食べる!! )

　　___緑茶！紅茶！…思い思いのドリンク付き…っ


【これぞﾆﾝｼﾞｬに伝わる雅な拷問 "メシ・トーチャリング"!】


　　『: … いくらなんでもシュミ悪いの、ナッちゃ 』
　　「 食べ物のウラミは食べ物で責めましてよ。… 」

　　[___甘エビ片手に、…黄衣ですら若干引いていた]


_________



『 … どうしよう…かな？ …すぐには、戻れそうにないや 』

( 落ち着きのため息、…セキカの実家訪問という状況だけど
あんなことになって ___今は予定外の "デート" 的に。)


『 ___うぅん…　そろそろ、大丈夫だよ？…ふひ
　　　　…ありがと、…セキカちゃん __… 』

　「 ...どんな拷問の仕方だよ、全くもぉ ...[ ﾊﾟｸｯ ]

　　...あ、程々の脂がこれ美味いな ...白米と合ってるし、 ....まぁ、ワサビ多めとかなら食べさせても良いんじゃ無い？ 」


　　( ...若干黒の対処法に戸惑い覚えながらも、それはそれとして良い機会だからかトロを食べつつ ...
　　折角だからか色んなネタを試す事に ... )


　　　______何故か炭酸系をこんな時でも飲むのは、魔人らしい


　　　___________

[ ぎゅう ]

　　「 ...私がイリカちゃんと、このまま手を繋いでたいって理由 ...駄目？ 」

　( ..不意に赤仮の方から握る手の強さが強くなって、首を傾げながら問い掛ける
　　...久しぶりのこうして二人きり、折角ならもう少し ...一緒に )

[ ___ぎゅ ]

『 … えへへ … セキカ…ちゃんも同じこと… 考えてた 』


( 握った手、…絡めた指から __暖かさが広がるみたいで
自然に心は暖かくなって … となりで、ふふと微笑んだ )


『 … 嬉しいな … ふひ、…なんだか __ﾄｸﾍﾞﾂって…感じ 』


[恥ずかしげに横目で頬を掻き、…となりに寄ってくっつく]

　　「 ...あ、で、でも！ ...へ、変な事に踏み込むのは駄目だからね？ ...って　...イリカちゃんに限ってそんな事あり得ないんだけど ... 」

　　( ...つい変な気分になれば、思わず溜め息吐いちゃって ... ...誤魔化す為にゆっくりと手を握って、優しく ...優しく、微笑み浮かべて )


　　「 ...でも、イリカちゃんと此処で過ごせるの
　　...すっごく、嬉しいや ...んひ、ひっ！ 」


　　( 寄って来た砂姫との距離を更に詰めて ...ぽかぽか気分で廊下を歩く )

(/…や、　…やほ)

(/ ...今年ももう終わるね？ )

(/…そうだね __なんだかんだ、…楽しかった …ふひ)

(/ ...ふふ、それなら良かったっ )

(/…まだ、いちにち　__あるし、…お仕事…おわったし)

(/… えっと、…　楽しもう……ね？__ふひっ)

(/ ...今日はどんな感じに、なりそう？
　　...流石に忙しいかな？ ...無理して欲しくは無いんだけれど )


　(/勿論楽しむつもりだし ...今年中に返信はぜ〜〜〜んぶっ！！ )

(/大丈夫…っ __やること…全部、終わってる…からっ…)

(/ ...にひひ、なら ...___どう、したい？ )

(/ … えっと …返信、して、わたしも…返して…
　…あとは ___一緒に…　新年…迎えたい、…かな？ )

(/ ...うん、考えてることは殆ど一緒だね！ )

(/…えへへ)

(/ だから、最後の日を ...楽しも？ )

(/ ___うん … ザレッドさん)

(/ ...あ、あ〜〜〜 ...赤仮、呼んでこよっか？ )

(/ 応！___でありますっ！)

(/ ...珍しいね？なんだかその ...えっと、はじめまして？ )

「 … やっ、これは "熾面殿" でありますか!?

　　___御初にお目を預かるでありますっ！
　　　この度、見廻部隊新入りとなりました！
　　　P(ﾌﾟﾗｲﾄﾞ)・ハインネイルでありますっ

　　以後！見知っていただきます！…であります 」


(びっ、と敬礼)

　「 ( ...なんかすっごくカッコいいあだ名ついてる ...んひひ、嬉しいかもっ )

　　　プライドちゃんだね！よろしくっ！
　　　えっと ...改めて私も名乗らせて貰うと ...面皮赤仮、だよ！ ...お見知り置き、を？ 」


　　( ぺこりと頭下げて礼一つ... )

「　"ツラカセキカ__？"…む、…む、…"熾面殿"…で

　 よろしいであります…か？ やっ！覚えづらいだの
　覚えづらいだの言うをではなく、決してなく！ただ
　　畏れ多くと存じ上げるでありまして ____　」

(わたわたと慌てて取り繕い)

　「 ...正直に言ってくれて良いのに、んひひっ ...

　　覚えづらいならその呼び方で大丈夫だよっ プライドちゃん！ ...なんだか可愛がりたくなるね、プライドちゃんは ... 」

　　( ...年下感がどうにも可愛く見えて
　　言動全てが幼く見えるからこそ ...ついつい甘やかして ...ふいに無意識に 鷹人の頭を撫でている )

[むっ]
「 失敬っ __…と、言う程でもないでありますが！
ハインにも選ぶ権利はあり、ゆえあって"ｶｯｺｲｲ"を
主張するでありますっ！ … うぬぬ、ﾌﾟﾘﾝやﾚｲｽﾞ殿に
留まらず…っ ハインはｶﾜｲｲではなくｶｯｺｲｲ！…であります 」

( 手を退かせること即ち不敬、と言わざるを得ない
撫でられる手に「ぐぬぬ」と鋭い上目。くやしそうな顔 )


「 (なにゆえ皆様はｶﾜｲｲとハインを扱うでありますか！
　 解せぬ、解せぬでありますっ __うぬ〜っ) 」

　「 ...そう言う所だと思うけどなぁ
　　プライドちゃんは可愛らしいし ...あっ 折角だし私のお下がりとか着てみる？可愛らしい服だけど似合うと思うよ？ ...
　　　カッコいいって言われたいなら身長とか伸ばしてみたら ....どうかな？ 」


　　( 少なくとも赤猫と同レベル程の低身長の時点で ...皆んなからしたら可愛がられるものだろう ...
　　...現に今もこうして ...若干笑われながら小動物扱い ... )


　　「 ...リアクションも、可愛いねぇ 」

「 ぬｧッ!!ぷ…ﾌﾟﾘﾝよりも過小評価が過ぎるでありますっ!?

… ぐぬ〜っ い、今に見て…下さいでありますからなっ！！
　今に…今にっ！ﾌﾟﾘﾝを抱き上げて得るに相応しきハイン！
　ｶｯｺｲｲを往くハインであって見せるであります！！…からな 」

( [ｶﾞﾙﾙｯ]と野生らしい黄土の虎眼を光らせてぷんすか )

　　___単純さが滲み出る上 …目上の態度に固執する…


「 うぎぎ…っぬぐぐぅ〜っ！！ 」

(/ ...どうする？寝ちゃう？...後は明日、と言うか今日楽しむ？ ...プライドちゃんのおまかせ！ )

(/…うぬ、…眠りの休憩を取るで、…あります
　___何たる屈辱…ｩ〜〜っ！！…)

(/ は〜〜いっ ...じゃあ、最後の1日を楽しもうねっ！ )

(/ .....にゃんっ！ )

(/ …　大掃除、模様替え、買い換え

　____みぃ〜〜〜んな終わった…っ！！ )

(/いま！…私はお夜食の用意も終えてゆぅっくりしているよ

___つまり？…　君との時間をたっぷり確保できたわけだ)

(/ ...模様替えとか，すっごく偉いねぇ ...にひひ、お疲れ様！ )

(/さて！…砂漠を返すとしよう、黒赤染まりもね！

　…新年を迎えるための課題だ。…真剣に取り組むよ)

(/ ...俺もだね、溜まってる分を全て返して ...最後まで楽しませて ...



　　良い年を、迎えよっか！ )

(/ ...ブラックレッドは、無しでも大丈夫だよね？


　　....あと、えっと ...狩りと言うか ...アレも返す？ ... ...空に光るうねりというか ...『森の異変』と言うか )

(/…ふむ、何処のことかね？)

(/ ... ...一応前の独り言でやってて、えっと ...ん〜〜と ...白黒と魔人で、少し展開しかけてたやつ ...？ )

(/ … あぁ、気になっていたのだね？__よかろう

　…あれも再開しよう、…"メインモンスター"
　お披露目の途中だったからね、…楽しみだろう？ )

(/ ...にっはは〜 ...いそ、がしいって良いねぇ！ )

(/ ...ありがとっ！ )

(/ 蜘蛛、結構強いよぉ？ )

(/ ...砂姫を守る為だから当然と言えば当然なのかな？
　___さて ...どう、どうっ！？ ...後は危険度だけ、かな？ )

(/…　よろしいっ！！)

(/…いい反応、助かるよ __将軍、結構凝りたいから！)

(/ ...大丈夫そう？ ...危険度を返して，あとはゆっくり ... )

(___新年…だね。殺伐は新年明けてからにしよっか)

(/ 残りもうすぐだね... )

(/にひひ)

(/ 楽しかったね，今年もっ！ )

(/そうだね、…君との時間はいつでも素晴らしい)

(/ ....さ、これで迎えられるよっ！ちゃんと ...にひひっ )

(/ ...本当、いつもいつも、ありがとうね？ ...何時も心を踊らされたや )

(/これからも __私がそれに足るモノであると誓おう)

(/ ...幸せにしてくれて、ありがとうね ...本当、何時も助けてくれてありがとうねっ！ )

(/ あけましておめでとうっ！ ...今年も、これからも、よろしくね ..大好きな月尾！ )

(/あけましておめでとう！今年、…この瞬間より
君と在ろう！…　私のパートナー、赤手よ！)

(/ ...にひひ！ ...考える事は一緒だね？ )

(/…君と私とではこうもなろう

___悪くはあるまい？)

(/ ぜ〜んぜん？寧ろ ...大好きって心から伝わるじゃんか！ ...にひひ )

(/…　ふ〜 ___新年明けたことだ、…ふむ

今やってるトコに没キャラ状態になってる
何名かを連れて来ようかな、… 面白そうだ)

(/ ...にひひ、月尾に任せるよ？ ...俺もそう言う事、色々して行きたいしねっ！ )

(/__んん、…のどかでのんびりしたい気分)

(/ ...ん、ゆっくり、ゆるゆる ...する？ )

(/いいね、…　もふもふ)

(/ ___にひひ、安らかに行こうよ ...ね？ )

(/…読みだけ見たらわりと洒落になってないね？)

(/ ...あっ、いやそのつもりじゃなかったんだよ！！！？ )

(/ふふっ___…可愛らしい。)

(/ ...変わんないなぁもぉお〜〜 ...にひひ！ )

(/ .....ん〜〜〜、まだ起きてる？ )

(/…余裕だよ、何かしようか？)

(/ ..無理はダメって言いたいけど〜 ...あれ、今年は卯年だね？ )

(/…ふむ、ウサギ)

(/___黒機君の？)

(/ ...あの子が今年はメインになるかもね？ )

(/…主導権がどちらに移るやら、…オオカミとウサギね…)

(/ ...月尾が覚えてるかは分かんないけど、【十二支】の兎の子も大歓喜の年ではあるね？ ...にひひ )

(/ ...さぁ、どっちになるかなぁ )

(/ そりゃあウチじゃん！こちとらオーカミ様だかんね！ )

(/ ...狼の癖に弱々じゃん、尚更無理でしょ )

(/ … そぉ〜ればぁっかりはッいぃ…っつも！
　お嫁に敷かれてるマスターに言われたくないねっ )

(/ 強くなるコツ、誰かに教えて貰ったら？ ...魔王様の友達とか言うじゅ〜にしにでも聞いてさ？
...後それとこれとはまた別なのさ！ ...俺だって、俺だってぇ... )

　　　　　『 …… 』　[ﾊﾟﾘﾊﾟﾘｯ]


　( … 時に瞳へ蒼電が輝き、溢れて光の筋を成す __、
　　轟く"雷紋"!!くまなく疾って "黒" を染め上げ

　　___現れたは … "蒼電" を纏う機構の牙狼 )


　　　　　　　『 … 誰が弱いって？ 』

(/ ...ねむぅ ...にひひ、初日の出だねぇ )

(/…のどかな寒さだ、…くく)

(/ お〜しょうが〜つ〜 ...流石に昨日は色々返したし、少しのんびりしても良いよね？ )

(/ … んじゃ。ウチはウサギ的な子を所望したいかな？
　もしくはウチ自身がウサギになるとか、…んー何を
　言ってるのか文面だとワケわかんないね )

(/ ... ...ウサギになるってどう言う事さ？？？すっごい気になるけど ... )


(/ ...ふふ、まぁおまかせするけどさぁ )

(/ ...さて、もしかしたら今からは反応出来ないかもとだけ言っておくね？ ...ごめんよ？ )

(/…　ふーっ、…よし。じゃあなるべく返すね？マスター)

(/ ___にひははははっ！ただいまぁ！！ )

(/…アイデア浮かばないぃ___…んで、リク聞いたら
　何か…イケるかもっ！？__…じゃ、…わがまま…いい？)

(/…ごめんよ、…夜中くらいしかできんで)

(/ ....気にしなくて大丈夫！ )

(/ … … … … … … … … … … … )

(/ … あかて、…あかて、…あかて、…あか…あかて…っ！ )

(/まってこわち…こわい…こわい…)

(/ ...何っ！？どうかしたっ！？えっ、大丈夫 ...！！！？ )

(/…ねこ…ねこ　…　ねこ、…ねこが……
　知らないねこがいて…うちのねことびだして
　にわで喧嘩ずっと…ずっとしてて
　こえがこわかった…怪物みたいな鳴き声が
　ずっとずっとずぅっときこえてた…)

(/…せんたくもの…取り込む窓、…鍵空いてて…
　うちのねこ…そこあけてて…そこから入ってた

　…にわでずっと喧嘩してた…怖くて出られなかった)

(/ ... ... ...お、おぉ ...おぉおおお ...な、なんて言うか ....その ...お疲れ様だね ...うぅん、確かにそりゃ怖いなぁ )

(/…ちょっとごめん…一緒にいて)

(/最近ホラーも見てなかったから
急にビックリして動悸が収まらん)

(/ ...おーけぃ、一緒にいるとも ...にひひ
　...落ち着こうね、ゆっく〜〜〜り )

(/…ふー…ふー……　うちの、…ねこなんだけどね？)
(/…まえ、向こうで紹介したこと、…あったよね)

(/ ...うんうん、可愛い猫だったのはよく覚えてるよ？ )

(/…でも「獲物」と「敵」にはものすごく狂暴なの…)

(/ ...ふむふむ、成る程ね？敵認識したって事かな ...どう？文字だけで落ち着いてる？大丈夫？ ...安心、させられてる？
　...俺も怖い夢見たから、今はゆっくりしたかったし丁度良かったや ... )

(/…うん…「敵」と喧嘩したあとは興奮状態のまま
しばらく動くこともあって…その時、…全身が硬直して
唸り声上げながら…毛を逆立てるからとってもこわい)

(/…うん、うん。……もっと話させて …安心、…するから)

(/ ...懐かしいなぁ、猫を飼ってた時もあったから ...
　...しっかりと威嚇してるんだね？怖いなぁ ....)


(/ りょ〜かい ...昨日出来なかった分いくらでも構うからね )

(/いや…わたしとはじゃれるときいがい絶対に手を出さない
…あくまでも、「敵」への興奮なんだけど…それでもこわい)

(/ ... ...月尾が寝るまで今日は付き合う予定、だよ？ )

(/…ありがと。いま、かえってきた…おちついてる)

(/……汚れてたから拭いた、…にゃんて言った)

(/ ...少しは機嫌が、治ったんじゃないかな？ )

(/…興奮状態じゃない　…よかった)

(/ ....ふふ、良かったねぇ ...本当、良かった良かった )

(/…今は寝てる、…疲れんだね)

(/…疲れたんだね)

(/ ずっと警戒してたら、そりゃあ疲れちゃうよ
　....お疲れ様って言っておきなよ、その猫に )

(/…抱っこしてる、…そのあと専用暖座布団でぐっすりしてる)

(/ .... ...さて、と ...どうしよっか？ ...俺もさぁ、怖い夢見たから色々聞いて欲しいんだけど )

(/…いいよ？君位のホラーなら…普通にやれそうだよ)

(/ ....“ib”ってホラーゲーム分かる？ ...アレみたいな薔薇が命と化した状態で白黒と後輩とのお話 )


(/ ....聞く？夢だからうろ覚え気味ではあるけれど ...暗くなるかも、よ？ )

(/…。リンゴが美味しそうで仕方なかった)

(/ ... ...まぁ、うん ...余り言わない方が良いかな？ )

(/…聞いてみたい、いい？)

(/ ..... ...ごめん、かなりのバッドエンドだよ？ ...と言うか最後しか覚えてないし )

(/…んにゃ、その分ここでいちゃこらさせる…)

(/ .... ....おっけぇ )

(/ ...先ず初めとして、ニャルちゃんが黒の薔薇 ...後輩が白の薔薇ね？ ... ..さて、と )


(/ 白黒は見た目としては健康的だった、何の異常も無かった ...でも時間が経てば容態は悪化するばかり
　それも当然 ...既にその薔薇の花弁はもう無かったから ...

　　...ベッドで寝てる白黒に、近寄る後輩
　　白黒の息も、残りわずかだって時にね ...白黒の方から近寄って、...頬に口付けをして、その最期を写真に撮って ...後輩が泣きながらずっと、ずっと側で白黒の名前を呼び続ける )


(/ 失う恐怖が、怖かった ...そんな、夢の話 )

(/ … 花のように美しくて、残酷な様子が浮かぶよ

何処かの誰かさんが食い付きそうだ ___けれど… )

(/ … だからこそ、…くっつかせておきたいなぁ )

(/ ...驚いたのは、花言葉がかなり正確だった事かな ... )


(/ 俺も ...引き離したくないなぁって思えたよ )

(/…黒は白を尊重し、白は黒に憧れる

　…ごめん、全く関係ない「龍が如く0」思い出しちゃった)

(/ ... ふふっ )

(/… ニャル、呼んでもいいかな？ )

(/ ....うん、構わないよ？ )

________。


( … 混雑した意識が曖昧に夢と現実を認識する中
　 大きく吸った息が、…喉奥へと流れる感覚を感じ

　今までの知覚が[夢]だと理解すると、…ゆっくりと
… 二度、三度手を握って "現実" を確かめる ___　)



「 ……… 」



( ___目を開くと、…動悸が治まらない心に気が付いた
… 喪うという恐怖を___"味合わせる"コトとなり …

　…　かつての自分を映したように泣き叫ぶ後輩の
　… どうしようもない表情が __今でも心に焼き付く )


_____物悲しく、…だからこそ __余計に思いは募る



「 …… _____(眠気、…無くなってしまいましたね) 」

　　「 ( ...何か、忘れている気がしまス ) 」

　　( ...後輩は目覚めてまずそう思う ...恐らく夢の内容だったのだが 一向に思い出す事等出来ないもの
　　...それでも目覚めの悪さは酷く、枕が涙と冷や汗でぐっしょりと濡れている ...このまま寝続けるのも難しい中、...こんな時間だからこそ余り頼りたくはないが、それでも彼女の所へと向かうのが最善だと思えば ...パジャマ姿のまま自室を出て、白黒の部屋へ )


　　　夢の内容はたいそう ...思い出したくないものだろう
　　...心臓が未だに落ち着かないだろう
　　...時折り寂しくなる、辛さは ...

　　白黒が亡くなる前に、後輩がしっかりと跡を継ぐと泣きながらも言って ... ...それでも、死なないでと子供の様に強請って ... 深く思い出したくない夢だ




　　　_____[ ｺﾝ、ｺﾝ ] ...ニャル、せンぱい ...まだ起きてまスか ...？

　　　( そんな静寂の闇を祓う様に ...聞き慣れてはいるが少し眠そうな声が響く )

___誰かと同じ夢を見る、…摩訶不思議で、概ねは恐怖


( 聞こえた声、…声色に様子 __"夢"との一致。…あの声、
後輩の置かれた状況が同じだとするなら … できることは
そう多くない __ものが限られるために、…絞り切れるのだ )


　　　　…　[くすっ]


___冷静な自分に、…呆れっぽい含み笑い



[ガチャ]　　「 … どうかしましたか　…ミェン 」

　「 ...内容は覚えてないンでスけれども ...なンだか怖い夢を見たみたいで ...飛び起きちゃいまして
　　...一人で寝ようにも寝れませンから、こうして頼りに頼らせて貰えればと思いましてでスね ... 」


　( こういう時 後輩は何もかも包み隠さず ...
　　開けてくれた白黒の顔を見た瞬間に 自分の心の隙間がどんどん埋まっていく ...安堵していく事が不思議に思うも ...恐らく見た夢の内容は“白黒が関係している”事だと思い ... じっと目を見つめる )


___でスから、その ...ご迷惑で無ければ一緒に寝させて貰いたいンでスよね ...


　( ...言う事に少しだけ勇気がいるのも、不思議だ )

「 … えぇ 構いませんよ？ __"夢"とあらば
　　取り払うのも私の領分ですからね … さぁ 」

( … 入りなさい、とみなまでは言わない __身を引いて
　部屋へ踏み入れるだけの隙間を作って、自然とうながす )


… 不安げかもの言いに、よこしまな心も浮かばぬまま
　 まるで付き合いたての頃みたいに、気遣いと好意で
　 後輩に寄り添い、…注意深く眺める。…いつだって…
　 これが、安心できるとお互いに解っているから


「 … 眠るまえに、ミルクでも如何でしょう？
　 内側から体を暖めておけば …心も和らぎます 」

(/ ...おはようございまス )

(/えぇ、おはようございますね)

(/ ...ぐッすり寝られた事への、感謝を言わせて貰いまスね？ ...ありがとうございまス )

(/…私めも、最近はゆったりと眠れぬ日が続いていました
… 家の者がしばらく出払ってしまってから…ずっと
　　緊張が続いています、…貴女と話せる時位しか
　　休まる暇がありません …私の方からも、…感謝。
　　…させて下さい)

(/ ...私はそンなに感謝出来る立場にはいませンよ？
　...そう言われるのは確かに嬉しいでスけれども、ね？ ...ふふ )

(/[ぎゅう]… 貴女はやっぱり …猫に見えますね )

(/ ...元々髪の毛がそれに似た形に似てまスからね！猫ッぽいとも確かに言われまスよ )

「 …すり寄る姿、暖かな鼓動…小さな体も、…くりっとした
　 瞳の色も … 私の好きないきもの、…猫にとてもそっくり 」

( 顔を合わせて瞳を覗き込み )

「 … かくいう私めも、…姉さんにネコと呼ばれていましたが 」

　「 ...そう言われると流石に照れまスね ...
　　...ニャル先輩も確かに猫ッぽくて可愛いンでスよね ... ...銀色の猫ッて凄く神秘的でス 」

　　( ...黒目がパチパチ、瞬きしながら嬉しそうに笑って )

「 ...本当に似たもの同士なンでスね？私達ッて 」

「 ……… 」

( 言われると、…少し黙って首をかしげて
視線を泳がせてから再び顔を合わせ、「こほん」)


「 … [ぐるぅにゃぁん] 」

　　　___ふふふっ

　「 ....可愛いンでスからもうッ 」


　( 身長の差的に残念ながら手が届き難く...
　　頬を赤らめながら白黒の事を褒めて ...愛でようとして )



「 ...でもやッぱりこうしてニャル先輩と ...話してる時間は凄く癒されまスね ... 」


　...白黒がいることを忘れて呑気に呟き

「[ごくん]… ミェン "おねえちゃん" も …可愛いですよ？」


(____いつの間にか … 白黒の体は腕の中に収まるサイズ)



: 眼力も … 捩じ伏せるパワーも 超常の魔力もない
あらゆる部分で後輩"以下"の、幼く純正な背丈に瞳

　　　 ____いつか何処かの…幼きクスリ。


「 …だいじょうぶ、"歳上のセンパイ"も"お城のジョウシ"も
　 ここには居ません…わたしは『ﾙｰﾆｬ』であなたのいもうと。

　　　　　　おねえちゃん。　… そうでしょう？ 」


(___無表情が濃いめのカオは変わらないけれど
　… 甘えた様子で身を寄せてから カオを見上げて)

　　　「 .....へ？ 」

( 聞こえた声と ...何時の間にか抱き締められる程に迄縮まった白黒に対して ...何度か瞬きした後、沈黙の時間 ...
...落ち着いた後で 破壊力抜群な一言一言に ...気が付けば )


　　[ ぎゅっうぅ〜〜〜 ... ]

　( ...しっかりと抱き締めていた )


　　「 ....ニャルせンぱ ...違うッ、る、ルーニャさンッ！　...はぁあ〜 ... 」


　　( ...何度も何度も背中を撫でて、安らぎの時 )

　[ぎゅうぎゅう]

「 … がっつきすぎです、おねえちゃん 」


( 普段の"彼女"を見てるから、…白黒は分かってて
それとなく 耳もとで"ふつうの声"を囁きながら …
せなかに手を回して、子供特有の体温で寄り添う )


「 ほんとにわたしのこと、大好きなんですね
　ん … ミェンおねえちゃん …あったかいです 」

　「 ...妹が恋しくて、恋しくて仕方無くなるンでスよ 」

　( ...ぼそぼそ、流石に恥ずかしそうに呟く
　...擦り寄り、優しく抱き締めて ...嬉しそうに、笑う )


　「 当たり前でスよ ...どンな姿になッても変わりませン
　...私から言える事は、...月の様に美しくて綺麗で ...大好きと言う事だけでス 」

「 にゃぁん ___でも、…代わりだなんて
　絶対イヤです。… わたしは、…わたしで

　おねえちゃんと好きなわたしがいいんです 」

( ぷくっと頬を膨らませて目を閉じながら )


「 … だから ___そんなわたしを抱きとめて …
　　逃がさないでください … おねえちゃん 」


___めと、めを合わせて … 頬擦りをして

(/ .....ふふ、楽しいでスね )

(/ …そろそろ、「狩り」をお望みですか？… )

(/ ...ニャル先輩にお任せしまスよ？ ...ふふふ )

ﾍﾞﾙｵｽA/[ｷﾞｬｱｯ　ｷﾞｬｱｱｯ]____


( 様子を見るばかりの魔人を不思議がりながらも …
味を占めた、…そんな様子で近寄ってきた一匹は
一心不乱に貪る"黒ずみ"へ鳴き掛けるが ____… )


[ｶﾞﾌﾞｯ ﾁﾞﾁﾞﾁﾞ… ___ﾇﾘ"ｯ… ﾌﾞﾁｯ!!]


( …"黒ずみ"はそれでも意に介さない。…目の前の
最早、旨い部位など無いような"黒ずむ死骸"以外
何も見えていないようだ、……平常を越えて乱暴な
千切りと、咀嚼に "牙" が数本溢れ落ちたとして

　 ____無理矢理に貪り続けている … )



ﾍﾞﾙｵｽA/　[ｷﾞｬｱｱｯ ｷﾞｬｱｯ ｷﾞｬｰｯ]


( だが呼び掛けるﾍﾞﾙｵｽも諦めない。…"飛竜"の強襲を受け
群れの大半はその餌食となり、壊滅寸前となった今では …
この愚か者ですら頭数として欠かすに惜しい状況なのだ。
…多少、小突いてでも連れ戻すこともこの個体は辞さない

__丁度、…魔人も手出しをしない…"黒ずみ"の横に回り込む)


ﾍﾞﾙｵｽA/　[ｷﾞｬｱｱｯ ｷﾞｬｱｱｯ]____


___広場の出口では … 残された一匹が不安げに眺めている

　「 .... ....奇妙だな、 ....流石に 」


　　( ...空腹を満たす為か 何をされようとも引かない黒ずんだ獣へ 流石に魔人も不思議に思う ...
　　いくらなんでも歯が抜け落ちてまで食べる姿は明らかに不気味だ ...同じ行動を繰り返し続ける屍はかなり怖く見える )


　　「 ニャルちゃ〜〜〜んっ！ ...どう思う〜〜〜！？ 」

　( ...一先ずこう言う分野は白黒に聞くのも手だ
　　..大声で呼び掛けて ...少なく共襲ってくる気配の無い一匹がいる事は間違い無い ...だからか白黒の方へと視線を向けて...指を指す、不思議な現象に )


　　魔人の考えでは ...そう言う病が感染しているのだろうと思っている

ﾆｬﾙ/　「 ………… 」


( 他と比べ"異様に変色した"ﾛﾛﾌﾟﾉｽの死骸 … 白黒は
死骸のそばでしゃがみ…"不気味な菌類"をビンに収めた
…手つきには、…まるで劇毒を扱うような繊細さが見える

一連の作業を終え …ビンの中で"動く"菌類を凝視し… )



　　　　　　　ｷﾞｬｱｱｱｱｱｫｩｯ　ｱｷﾞｬｱｱｱｱｫｩｯ



　　　___見計らったかのように響く…"悲鳴"。




　　ｷﾞｬｱｱｯｫｩｯ!!　ｷﾞｬｵｩｯ!! ｷﾞｬｵｩｯ!!



___先程のﾍﾞﾙｵｽが、…"真っ黒な赤眼"のﾍﾞﾙｵｽに
　　引き倒され ___必死にもがき叫んでいる … ！！


"黒ずみ"であった先程の風体とはまるで違う。…全身が
異様な"黒"染まりのそれは目の前の健全なﾍﾞﾙｵｽと似つかぬ
明らかな異変が生じていた。__鳴き声も…潰れたノドから
捻り出したような、耳を覆いたくなる程の濁音のようで

__前肢で押さえつけたﾍﾞﾙｵｽの抵抗を全く意に介していない




ﾆｬﾙ/「…！！」



　[ブツ。]__…　喉笛を噛み千切られ …ﾍﾞﾙｵｽは絶命した



: ｺﾙ"ﾙﾙ"　… ｵﾙ"ﾙﾙ"


　___全身を細かく痙攣させる"黒染"は … この状況に
　　理解の追い付かぬ遠方のﾍﾞﾙｵｽに眼を向けた ____


ﾍﾞﾙｵｽB/　_________


(　いったいこれは __なんだと言うのか？…死骸に群がり
　貪り喰っていただけの個体、…それが同種の仲間を殺害し

__"黒く変色し"…明らかに健康な生物の見せない挙動で
　　より、理解を苦しめる。…それがいったい …なんなのか)



ﾆｬﾙ/　「 … 生物を狂わせる____　"菌類"…！？ 」

　「 ____っ！？ ...な、んだよっ ...！？
　　だから近寄って来ねぇ方が良い感じがしてたのに ....！ 」


　( 苦しみに悶えて ...掠れ気味ながらも断末魔を上げた獣に思わず ...目を背けたくなる惨状が繰り広げられれば、...戦闘体勢を取りながらも 腐敗する様な ...その匂いが広がって
　　...一息吸って止めて ...頭を掻いた後で ジリジリと離れる )


　　「 ( ...あんまり近寄らない方が良いよなぁ ...
　　　あの感じだと尚更 ...感染するリスクも有り得る ) 」


　　　___ウイルス ...恐らくそれは自然発生したものでは無く ...何かの凶暴性を受け継いでいる


　　( ...燃えて消えるか？ ...果たしてどうだろうか？
　　　まだ何も ...感染条件も、ワクチンも何も分からない中で ...魔人の脳裏によぎる言葉は不安ばかり )

ﾆｬﾙ/ 「 義兄様ｯｯ！！ 」


____"義妹"が叫ぶ

( 前方への集中は、予想以上の危険が伴う行為でもある
例えばこの状況のように… 強く注意を引かれる程 ___

後左右(残った方向)への注意は疎かになるからだ
何が起ころうと、… "此処は自然"、__忘れたか？

　　　"目の前に居るものだけが敵ではない"　)


　:　　　　[　ｽﾞ　___ｽﾞ　…　___ｽﾞ　…　]


___死屍累々と思われたﾛﾛﾌﾟﾉｽ …その中で"黒ずんだ"
　…先の、ﾍﾞﾙｵｽと同じモノが ___ … 立ち上がり …


　　　　[ｫ___ｫ　…　ｫ　___]　…　ゴ"ォッ!!


　魔人の背後から太い前肢が踏み潰さんと落ちて来ていたｯ…!!



______　　　　[ｽﾞﾝ …ｽﾞﾝ …ｽﾞﾝ]



ﾍﾞﾙｵｽB/　[_______]



( 魔人を尻目に__"変異"した黒染が放心状態のﾍﾞﾙｵｽに近寄る
このﾍﾞﾙｵｽはまだ…敵意を放つ存在を "見たことがない" のだ

__…じっくりと群れの中で学ぶ機会が得られないまま …
　　人員不足で駆り出された、所謂"学徒兵"に近かった

　　… そうでなくとも怯む状況を前にして"彼女"は

　放心状態を抜け出すコトすら叶わず… 脚も、動かない )


ﾆｬﾙ/「 …！ 」

(/ ....あ〜〜〜〜〜〜っ！！ちょっとも ...ごめんっ！待っててぇっ！！！ )

(/はい！)

(/ ..はぁあ〜〜〜、おまたせぇ )

(/…如何でしょうか？狩りは)

(/ ...にひ、ひ ...楽しめてるよぉ ...ありがとねぇ、色々 )

(/[ぐりぐり]…お役に立てて光栄です)

[頭をこすりつけて]

(/ [ ぎゅうぅ〜〜〜 ] ...ごめん、しばらくこうさせて )


[ ...優しく抱いて、離さずに ]

「[もふもふ] … (瑠和の真似事も中々役に立ちますね)」

( すべすべ …ふわん 手触りのいい髪質がそこそこ良い
ぬいぐるみ的な心地で…甘えるのに抵抗もなくなってきた )

「 ...ごめん、ありがと ...はぁあ ... 」

　( ...髪を撫でて、ゆっくり甘えて ... ...心を癒す )

[ひょいひょい]___もぐもぐ …

「 … (甘い…糖分が濃い…？__義兄様らしい味です) 」


( 後輩との絡みで、…ちょっとした能力に目覚めた白黒
砂姫がやっていた "悪食"。…のように、辛オーラを …
胸やお腹からちょい、ちょいとつまんで …パクッと )

「 … 義妹なのやら、ペットなのやら 」

...ごめん、ありがと

(/…にゃん)

(/ ...少しはマシになって来たよ、ありがとうね？ )

(/…にいさまは、もっと私を頼っても良いと思います)

(/ ...頼ってるつもりなんだけどなぁ )

(/もっと、甘えて …甘えさせて欲しいんですよね
撫でてくれること …好きですから)

(/ .... ....ごめんね？ありがとう ... )

(/ … おいくらでも、どうぞ
　… よければ、…抱き枕でも )

(/ ....いいの？ )

(/ … [髪をふわぁ、…となびかせて])

(/ ん […両手を広げる])

(/ ....ありがと[ ぎゅう〜〜〜〜 ] ... はふ )

(/…[すぴ])

(/ ...昨日はありがと、ねぇ )

(/…お勤め、及び家事が終わりましてございます)

(/ ....食事を終えたら、狩りの続きでもする？ )

(/ 楽しみでございますか？…ふふ、義兄様もやはり
　男の子、…にございますね。___また、…私めを
　欲望の赴くまま …その腕の中に抱いても
　よろしいのでございますよ？ )

(/ ....言い方が誤解を招くなぁ！！？ )

(/事実を申したまでにございます

… 私は悪く思ってなどいませんからね
　抱かれる心地も、撫でられる安心感も…)

(/ ...いや、かといってさぁ ...俺に抱かれるの嫌じゃない？
　俺もどちらかと言うなら抱かれる方が好きだし ... ...安心する、し )

(/…つまり、そういう眼で私を見ておられる …のですね？)

(/___ふふっ)

(/ .....ふぁふ )

(/…にゃる)

(/ ...まぁ、うん ...色々ごめん、な？ )

(/ [ぎゅむむむむ] … じと〜っ )

(/ ...何その目線、 ...なんもやらかしてない、よね？ )

「 … 大好きですから 」

「 .........どうしたニャルちゃん、風邪引いた？ ...な訳無いし ....急に、どうしたのさ？ 」

「 義兄様が動揺するお言葉を探しておりました
　… 或いはときめいて下さるお言葉を。…しかし 」

「 …シラフで言いたいコトでした 」

「 ...バレンタインにチョコ貰いたいからって 流石にそれは早いんじゃ無いかな？ ... ...流石にその、急にはやめて欲しい 凄く驚く 」

「 ... ...んで、そんなに好きって 言いたかったの？ 」

「 はい ___なので …抱いて差し上げたいのです 」

「 ....はぁ ...本当に俺で良いの？ ...今ならほら、女となってあげる事も全然出来るよ？ ... ...ニャルちゃん 」

「 … ぬいぐるみ方面でなくてもよいのですね？
　　…であれば、万々歳。…いつも皆様が出来て
　　わたくしには出来ぬコトが出来る訳です 」

「 ...そりゃあ、赤城の ...昔の面々を除いたらさ
　一番付き合いが長いじゃんか？ ...だから色々許しちゃうんだよね ニャルちゃんには ...
　....まぁ 本当にして欲しいならするけどさぁ 」

「 … ふむ、わたくしとはあまり付き合い長くあった
　　覚えはありませんが … 許して頂けるのでしょうか 」

　「 ... ...恋の付き合いとか そう言う方じゃ無くて ...あぁまぁいいや 本筋からズレる ....
　　...うん、構わないよ？ ...俺が許す、ぜ〜んぜん許す 」

「 … わたくし、ニャルの自立稼働型義体:0番ですが
　　良いのでございますか？…因みに金属等は無いです 」

( ぱたぱたと手を振り )

　「 ...あぁ、そういうことね？ ...何番だろうが別に構わないよ ... 望んでる されたいって願ってる ...
　　それならしてあげるのが ...あ〜〜〜、まぁ ...義兄の務めって奴か 」

　( ...両腕をゆっくりと広げて )

[ぽす] ___胸元にカオを埋めて

「 …やわらかい 」

　「 ...自分の欲求に素直ってのは良い事だ
　　ニャルちゃんは何時も隠してるからなぁ ... 」

　( ...程々の大きさ 柔らかさ ...頭を抱えながら背中に両腕を回して )


「 ...本体よりも軽いな 」

「 初期型は重量、戦闘力が低い実験型でして
　そのためガワはカンペキでも中身がアレです 」

( 手に収めて …軽く、指を沈めてみる )

[ むにっ …ぷる ]


「 … でも悪い気がしません 」

　「 ...中身がアレって言い方はどうなんだか ...
　　...それはそれとして、サラッと触るんだな ...別に良いけど ... 」

　( ...若干体が反応した様に見える ...少しぴくりと跳ねて ...何も無かった様に振る舞いながら
　...軽そうに抱き締め )



「 ...なら良かった 思う存分楽しんで人肌に触れておきなよ 」
　　

「 … 柔らかく、暖かく、…しかしながら
　　固さもほどほど … 掌を通じて広がる
　　この幸せな感情 __これが"愛"ですか 」

( じぃ…、と顔を __唇を眺めて
… 布の下に指を忍ばせながら )

「 あべこべのような疑問が浮かびます
姓を慮るであらば、抱かれ喰われるは
わたくしである筈なのですが、…ふむ 」

「 ...それを愛って呼ぶのは穢れてる気がするんだけどなぁ ...ただの欲の発散 ...___ってちょちょちょっとぉっ！！？ 」

( ...流石にストップ 忍ばせる腕を掴みながら ...反対の手を目の前に突き出す )


「 ...いくらなんでもませ過ぎだ
　そのあべこべが良いんだとかなんだとか俺はよく聞くけど ... ..流石に早過ぎるっての 」

「 溜め込みは事実です、…人肌もこれが初体験
　もっと触っていたい、とゼロは思いますが 」

( 掌に頬をくっつけて __少し…ほっぺたへこませる )

「 … ゼロは次に何をすればいいでしょう
　　何気に、欲求が初体験なので、これを
　　制御する術がありません …そして

　　本体と同じように … ゼロは甘いものが好き
　　何故か、義兄からは甘い匂いがします …何か
　　隠し持っていませんか？…　甘いもの、飲み物 」

[ぷに、…むに]____忍ばせてない手で、…椀を押し込み

　( ...冷や汗が頬を伝う )

　「 ...だからって、急にそこに行くのはどうかと思うんだよ ....その気持ちは凄く嬉しいけどさぁ ...っ 」


[ ...ぷにぷに ]( 掌で軽く触った後で ...零白黒の発言に暫し悩んだ後で ...疼く体を抑えて ...唇を動かす )


　　「 ...チョコレートなら持ってるから、それじゃないのか ...なぁっ ...？ 」

(/明日は、休みなので今日を努力し
今宵を狩るです、おはようでございます

(/ ...頑張ってねぇ )

(/ おっしゃ。気合い入れてまず河原！…さて次々 )

(/ う〜〜っ、にゃ〜〜！ )

(/ ひひ。__"上に立つ青二才"のイメージでやってる！ )

(/…つ、…つかれた)

(/ よぉ〜〜く頑張りました！！！ )

(/…うふぅ_…どうかなぁ？…君の隠さない感じに
　触発させて、隠し事させないようにしてみた。)

(/ ....親近感がすっごく湧くねぇ、ふふふ ...そして、なるほどね

　...ヴォリンが気になってた理由はそう言うことか )

(/ 格好いい仕上げにしようって思ったら…
　なんか、…違う感じになっちゃったけど )

( …んにゃ？何か気付いた？ )

(/ ....にひひ、それでも充分楽しめたよっ！ )


(/ ...あぁいや、龍の肩書きからして惹かれたのかなって思って )

(/ん〜 ___もう少し隠し事あるから…楽しみにしてて！

　…んぁ、つかれた。___ねぇねぇ…どうするぅ？)

(/ ....うとうと、してたぁ )

(/[もこもこもこ]___…すぴ、すぴ)

[ ___ちっちゃい冬毛おきつねがソファの上 ]

(/ .......ごめん )

「 ___こんばんは　…　義兄様は如何でしょうか？ 」

「 ...._____寒い 」

「 私もです。… 暖めて頂けませんか？ 」

「 ....俺で良いんだ、へぇ〜〜 ...なんか、意外だね 」

「 … 義兄様も寒いのであれば、一石をもって
　　二羽の鳥を得る、… そうじゃありませんか？ 」

　「______....いいよ、ニャルちゃんに任せる 」

「 … 義兄様！ 」

「 ......ん？どうかした？ 」

　　[ｼｬｷﾝｯ]　　「 … 雪です 」


( 両手持ち用のシャベルを片手に、…防寒具 )

　「 ...ふ〜〜ん 」　


　( ...軽装でふと外を見て ...少しした後に .... )


　　ﾊﾞﾁﾝｯｯ！！



　　( 小気味良い音が響いて...自身の両頬を真っ赤に染めた魔人がそこに )

「 …　[にやり] 」

_______________





　　　　　　　　　【　中庭の大雪　】


　　　ちょっ____

( … "こわいかお"した矢機が雪の大玉持ち上げ … )

ｶﾛﾝ/『た、たんまっ!!ぢょ…っちょいちょいちょ…っ！！
　　[　ボ　ッ　ス　ン　！　！　]　(ばぼふｯｯ!?)　』


_____


　[ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ … ]　　…　っし

ﾃﾎﾌﾟ/「 こぉ〜んなもんかね？ 」


・なまはげの雪像。

　「 ...っし、行くか ...うじうじ悩んでるのも ...つまんないよな 」



　　______________


　　『 転移 座標指定 ...実行 』


　　[ ﾊﾞｼｭﾝｯ ﾊﾞｼｭﾝｯ ]

　( 飛び散る雪玉の欠片を躱しながら矢機へと向かい雪玉を銃弾のように放ち続ける白機 ...何処か眉が下がり怒っている様に見えるのはぐう、ぜん ...？ )



　　「 ( ...何をやっているのやら ) 」

　___遠い目で静観する医霊 ...暖かそうなコートを羽織りながら止めず動かず静かに ....


　_________

　「 .....んはははっ いいねいいね！素敵だねぇ〜〜っ！ 」

( 大上機嫌な氷鬼 ...雪像に所々氷の破片を装飾する位にはお気に入り ...尚 )


　　「 ....寒い、早く帰りたいぞ 」
　　「 ...姉御ぉ、流石に寒過ぎますし ...もっとこう、中で ... 」

　( ...赤猫と緑帝は寒さに弱い ...身を寄せ合い震え続けていて )

ﾄﾞﾘﾌﾄ/[ﾀｰｹﾞｯﾄ確認]　『 … … … 』


( "戦闘訓練"と称した矢機 vs 黒機。…実は普段から
　けんか腰な両者は雪合戦に及んでﾊﾞﾁﾊﾞﾁになっていた

　__が、…頭に来た矢機はこの蛮行に及んだワケである )


[雪玉を掴み止め　__投げ返そうとした瞬間]


[ﾎﾞﾌｧﾝｯ!!]　ｶﾛﾝ/『 ﾝｯ　___のやろぉ〜〜っ！！ 』


______白熱した雪合戦はこの後も続く。



ﾃﾎﾌﾟ/「 ………… (そりゃあねぇ) 」

( … 姉御視点からは、ネコどもを包むどえらい寒さの
　原因が見える ___赤猫。… 正しくは緑帝の真後ろで…

　　　　[ ｺﾞﾌｰｯ　ｺﾞﾌｰｯ　…　"ﾊﾟｷﾊﾟｷ"…ｺﾞﾌｰｯ ]

____〖冷たい紫焔〗を寝息に吐いてる骨竜が居るのだ。)



ﾃﾎﾌﾟ/「 … そっちで雪ン家(ゆきんち)あっから
　　　　寒けりゃ入ってなっ…さぁてぇ？ヴェルぅ 」

( ___新たに積んだ雪の山、… 指で氷鬼をトリミング )


__________


ﾊｲﾝ/「 えっほっ　えっほっ ゆーきやっがっんこっ 」

(___はたらく鳥人。…玄関先やら、屋根に積もった雪を
　　持ち前の怪力、脚力を活かしてぼさぼさ落とすっ！
…ちゃあんと __お揃いマフラー首もとに巻いて。)

　「 ....い、いきますよ ...レギオンさん ...さ、さむ ...凍え死んじゃう ...凍てつく ... 」

　「 ...もう動く元気も無いぞぉ ...ぅあ〜〜〜〜〜 」


　　( 蔓にて赤猫をぐるぐる巻きにしてなんとか雪の家に移動する緑帝 ...凄く寒そうに歯もガチガチと鳴らして震えていて ... )


　　「 ん〜〜〜？なんだいテホプぅ〜？ ...あたいの髪なんか触っても楽しくないだろうにねぇ 」

　　( ...金棒突き刺して大人しく受け入れるものの流石に不思議そう ...白い息をわざとらしく吐きながら 繰り広げられている雪合戦の風景を遠くに見つつ笑って )


　____________


　「 ...ｿﾚを言うならゆきやこんこ ...と、ワは思う 」


　( 落ちた雪を掃除みたいに拾い集めながらマフラーと包帯を締め直し ...聞こえて来る鳥人の歌声にふと声を掛けて
　...両手を擦り合わせた後で 体を伸ばせばもう一仕事のお手伝い )

ﾃﾎﾌﾟ/「 決まってるじゃないか … 雪ん子の像さね！
　　　ちょーど。… 此処にいいモデルが居るじゃないかい？」

( 背丈をさわさわして確認しつつ __全方位から
カラダの機微を__じろじろ、…なめ回す視線で探り )

ﾃﾎﾌﾟ/「 ぽーずだの要望あるかい？ 」

________

[ﾍﾞｷｯ]　「 よぉっ…こら！ …やっ！？ 」

( 鳥脚を〖逆関節〗にして跳躍し、…雪を切っては落とす )

ﾊｲﾝ/「 なる程… ﾌﾟﾘﾝは詳しいでありますな！__さてっ
　　　切ってはっ　切ってはっ　ずん、ずこっ 落とすっ 」

____先程 … 夢魔とは少しコトをした後。…本人曰く
　　「暖めておくであります」、…なのだとか _____

( 実際元気で、雪も溶けそうな位鳥人は頑張っている )

_________


　_____るわ/[うゃぁ〜〜___…]

( かまくら作りの最中で __きつねらしいあくびをする )


るわ/『 … 〜はふっ… ___お雪もこぉんなに積もったら
　　　　　なんだか楽しくなっちゃいますっ こやんっ！』

「 ...はっ、そぉだねぇ ...それなら_____ 」

　( 立ち上がり ...金棒の先を遠慮も無く姉御へと向ける
　　...好戦的な笑みを浮かべつつ ...舌を出して ちょいと意地悪に )


___こぉんなポーズで頼むよ ...テホプ？


　________________


　「 ...ﾅﾆもそんなにワの事で頑張らなくたって良いのに
　...ｻﾃ 」


　( ..溜め息を吐いた後で 用意してあった大きなバケツに雪を集めて ...それを何個も何個も続けて繰り返し )


　「 ワに出来る事をしなくちゃね ...あぁ、ﾒﾝﾄﾞｳだ 」


　________________



　　　　　　ワッッ❗️

　( そんな呑気にかまくら作りの最中 ...メガホン越しの大きな声が響いて ...声の主は当然 )


　　　「 ...何を勝手に瑠和一人でしてるのさ〜？
　　　...わたしもやるやる〜っ！ 」

　　( ....元気な元気なホーライ )

「 ____キヒヒッ！！ 」

__…後日、それは立派な氷像がコロシアムに飾られたそうな。



[ぶらぁん____]( 屋根を爪で掴み、逆さで吊り下がり )

ﾊｲﾝ/ 「 ﾌﾟﾘﾝのコトならﾊｲﾝのコトでありますからな！ 」


( 満面の笑み。___敬礼した後、…すとんと地面に降りて )

ﾊｲﾝ/ 「 さぁ〜せっせこ片付けるであります！

___ﾌﾟﾘﾝｯ！後でお時間を取るでありますからな！」

(バケツ、両手にやる気ポーズ！__ほんとに…雪も溶けそう)

_________


　　[　フンギャ〜ｯ　!　！　]　____ボシュッ！！　


( びっくりおきつね。…尻餅ついて、…[ぅ〜]と
悔し目。__六尾、ふりふりしながら立ち上がり )

るわ/『 ぁぅ〜、ほーらいさん…ったら！___はふっ

　　瑠和はお鍋をするためのかまくらを作ってたんですっ
　　雪のなかなら暖かいですから、ほらっ こぉ〜んなっ！』


____5人、位は入れそうな大きいかまくら！

(/ ...ニャルちゃんニャルちゃん、楽しめてる？ )

(/　ずぅ〜っと楽しませております！　)

(/…楽しませて"貰って"おります)

(/ ...よ、かったぁ〜〜〜〜 ... )

(/ … ゆえ、その … )

(/… お次を所望しとうございます[もじ])

(/ ...分かった、そんなにしたいんなら ..にひひ )

　「 ...ﾊｲﾝはﾎﾝﾄｳ何というか .... ...ﾊｧ 」

　( ...呆れでは無く 少しばかり嬉しそうなため息
　　本当 “恋の熱”で浮かれてしまいそうだったから..悔し紛れに ...雪のたっぷり詰まったバケツを手に取り )


　　[ ﾄﾞｻｧｯ！！ ]

　　「 ____ﾊﾞｶﾊｲﾝ ...行くよ 」


　( ...もう一度マフラーを ...口元まで締め直したそうな )


　_________________


「 だって見てるのばかりじゃつまんないよぉ ...？
　...とは言っても、...ありがとね、瑠和さんっ！ ...と言ってもちょっと人が足りないけど
　...二人で鍋を囲んじゃうのも ...ん〜〜っ 」

　( ...モヤモヤ感、食材とか料理の方は一応音子も出来ると言えども ...やっぱり人数がもう少し欲しい )

(/___特別ゲストも予定しております)

るわ/『 おぉ〜っ働きもの心掛けですねっ！[はふっ]
　　　 瑠和も負けませんよ〜っ？__かるるっ…… 』

　　[€\5€₩€5€5\€*5*\5___なむなむ… かーっ!!]

　( もぎっ、…と三尾が抜けると… __しっぽが
　 色々ボリュームダウンした"分身るわ"に変化っ )

2『 [ﾆｬｰ]！ 』
3『 [かる]っ！』
4『 [ｸﾞｰ]… おなべ 』


るわ/『 [どやっ] 如何ですかっ！！るわ流忍術です！』


( ｷﾘｯと決めてるミニ瑠和たちを後ろに、眼を輝かせて
それっぽいニンジャ的なポーズを取るっ！___のだ )

__________


…　義妹が別の場所で雪降ろししてる最中で …


____魔人は雪原と化した中庭に立っている格好。

　「 ...器用〜〜っ！ ...それじゃあ、えっとぉ〜 ...！ 」


　[ どんっ！ ]


　( 中心に置かれる音子秘蔵の食材達！ ...ちょっとお高めの牛肉や白菜やえのきやら ...色々鍋としては王道のものばっかり！ )

　「 たらふく食べさせてあげるね！瑠和さん ...それとわん！つー！すりー！ 」


　　( ...呼び方が雑なのも、ご愛嬌？ )


　___________


「 ...っあ〜〜〜〜！！さっむ！！ ...まじで寒いな 」

　( ...両手袋をして防寒対策はバッチリでも ...耳やらに寒風は当たるもので
　...軽く摩擦熱を起こしながら 雪に足を埋まらせつつ辺りを見渡して ... )

『『『む〜〜っっ!!』』』

2/(>.<)　『 にぃ！ 』
3/(>.<)　『 さん！ 』
4/(>.<)　『 よぉん！ 』

…　ぇ、えへへ

るわ/『 … い、いちです 』

____そのあと揃って…

『『『『　はぁ〜いっ！！　』』』』

_____________



　　　ﾓｺﾓｺｯ　___ﾎﾞｺｯ


( … 遠くの方から __積もった雪が膨らんで
　… 割れながら … 魔人の方に近寄ってくる…？ )

______________


「 ....？ 」


( ...不思議に思った魔人、屈んで視線はその膨らみを追い続けて ...
　.... ...頭を掻いて、困った様に顎を撫でる
　...思い当たる人物が ....今の魔人にはいない、気がして ...？ )


「 ...さてさて、誰なのかな ...っと 」

(/ ニャルちゃん )

___もこっ　…　____もこもこっ


　　　　…　ワフッ！！　　[ぼすんっ]


( 冠雪飛びだして ___…真っ白なオオカミハスキー！
すぐさま降ってくるボディプレス。__お腹とお雪で
ぺったんこにされて___…！ )

(/はい？)

(/ ........なんでもない ....続きだね？ )

(/…　神妙な事でしたら、聞きますよ？)

(/ .......なんでもないって )

(/…義兄様)

(/ .....何かな？ )

(/…真似してみました)

(/ .....へ？ )

(/…ほら、義兄様。…呼んで終わっただけにございます)

(/ ......あぁもぉおおっ ... ....なんでもないって、大丈夫だって、俺は平気なんだって )

(/義兄様 … 楽に、なりませんか？
仰ってみなさい …飛べますよ)

(/ .........此処では、言えない )

(/… 何処でなら、仰れますか？)

(/ .......___モンハン？ )

(/畏まりました。)

(/ ...えっ いや、...そこまでして貰うつもりは )

(/ ...あ、あはは ...はぁ ...気遣ってくれて、ありがとうね？ )

(/ ...はぁ ....ごめんね )

(/も…ももも…申し訳… …ありません…！)

(/ 大丈夫だよ、気にしなくて )

(/…病み気味、ですね)

(/ 時間、 空いたら言ってね )

(/あぁ、…分かった)

(/ ..いつでも、まってるから )

(/ 覚悟はできてる )

(/ .......ん )

(/…よし)

(/ ...は、ぁ )

(/…聞けるよ、行く？)

(/ ...ごめん、えっと、もう少し ..だけ、待って？ )

(/ ...いけなくはないけど、さ )

(/ .... ...今から出来るよ )

(/…うん、…モンハン？)

(/ ....それで、良い？ )

(/…二度と私の前で笑えそうにない
　君の姿は見るに堪えん、…それを
　上回る不幸など存在しない)

(/… 聞こう、君の話を)

...じゃあ、付き合って、ね？

(/ ありがとうね！ ...色々スッキリした！ )

(/____これは、ガチャだ)


[ 一回10円、緑色でいかにも"ノーマル"なガチャ ]

(/ ........？ )


( ....恐る恐る、10円を入れてくるくる回す )

[ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ____…ｺﾝｯ ｺﾛｺﾛ]


(　… 転がり出たのは"真っ赤"なカプセル　)

　「 .....何これ？ 」

　[ ...ｺﾛﾝｺﾛﾝｺﾛﾝ ]

( 出て来たカプセルを掴み ...軽く振って確認した後で
　　....開けて中身の確認をしてみる )

　　　　　　　[　ｶﾗ　ｶﾗ　ｶﾗ　]


___小さな中身は、揺れると小気味良い音を返す
　　　　　　 して、中身は …？


[ぱかっ]　〖　記憶の残滓 "ジェロ・メイス"　〗

( … 不思議な輝きに満ちたパズルピースが現れた
　手に取ると、〖トゲのない金棒〗が脳裏に浮かぶ )

　「 ...なんだこれ？ 」

　( ...手に取っても、魔人にとってはかなり違和感のある得物 ...色々不思議で ...悩ましく思う )


　「 ...10円でこれって、かなりリターンが高い様な ...？ 」

( … 姿かたちは沸くものの__それ以上があるわけでは
　　無いようだ。… ガチャ玉は、まだ大量に入っている )

[ジェロ・メイスの欠片100/1]

「 ....ガチャは悪い文明だよなぁ 」


( 一回10円と言う事から騙されそうになるけれど ...単純に考えたら中々の確率 ...少なくとも魔人は回す事を躊躇する )

___此処で、意思を持つかのようにガチャは攻勢に出た


〖 ピックアップ:装備獣、猫武器 〗

( ﾋﾟｺﾝｯ、___さりげなくガラス部分が表示を変え
黒たちが纏う装備獣、赤猫の爪や銀猫の盾などを… )

　「 ....ざぁ〜〜〜んねんながら、俺はこう言うのに惹かれないってのぉ.. 」


　　( ...魔人は個性を求める、出来るだけ『自分』を ...
　　　だからこそ、他人のアレコレが出ても ...興味は、薄い )


　　「 ...逆にこんなガチャに惹かれる奴なんかいるのかよ 」

____流石に傷付いたのか、…ガチャは沈黙するものな


『 どいたどいた〜 … あ〜っ__こいしょっ 』

　　　　　　　[ドスンッ！！]

( … 隣に新たなガチャを運んできたのは黒機だ
　 何やら訳知り顔で魔人を見、意外そうな反応 )


『 … ありゃぁ〜？__マスターもこれやってたカンジ？ 』

　「 やんね〜よ ...ガチャは悪い文明だしな、一点狙いしたら尚更金が溶けやすいだろ？ ...上手く商売しようとしてるよ 」

( ...そりゃあ当然魔人の貯金からしたら色々余裕ではあるものの、それでも無駄に金を使いたくは無いらしく ...
　...黒機に呆れの視線を送った後で、一応隣に運ばれたガチャも見ておく )


　　「 で、今度のラインナップは何さ？まぁどうせ回さないけど_____ 」

　〖 各種設備、サービス券 〗100円

__ピックアップ:食堂限定お食事券


『 マスターのお嫁サンが試験的に設置したいんだってさ
　まぁ〜娯楽兼ねてって言ってもガチャは悪辣だよねぇ 』

( 他にも姉御への依頼や植物園への依頼など__ )


『 あぁそう？…　試験的な設置なんだし
　いつ消えても知らないよ〜っ？…ひひっ 』

　「 ... .... .... ...あ〜〜〜、そうだな ...ほらほら、こんなもん教育に悪いだろ ...散った散った 」

　　( ...黒機に対してぶっきらぼうに、手をパタパタ仰いで此処から離れさせて )


　　[ ...チラチラ ] ___辺りの気配を探りつつ、誰もいないか見渡し

___えぇ〜？何さぁ〜　…　何さぁ〜？

[ にたにたしながら してやったり。…と立ち去る黒機
あとに残るは、やらしい商法を用いるガチャ ___そう ]


〖 ピックアップ:食堂限定お食事券 〗


　　　　　　合法悪徳商法の王

　　 　　　　　　　　vs ガチャ

　　「 ...... .....いや、落ち着け、普通駄目なんだから ..,いやでも ....... ....はぁ 」


　　( ....上限は心の中で決めた、それで出なかったら諦める .... ...それで、良い
　　...手の中で金貨を転がした後で___一回目、二回目、三回目 ........取り敢えず___十回は簡単に回してる )


　　

:まずは恐る恐るの１回目！

・鍛冶屋、オーダーメイド券
_____

:疑わしくなっての二回目！

・各種生物飼育エリア入場券

_____

:少し真顔で引いた三回目！

・食堂お菓子コーナー３品プレゼント

四回目！
五回目！
六回目！

…



・鍛冶屋券　4枚
・動物園入場券　2枚
・お食事券　2枚
・機械レンタル　1枚

・闘技場特別マッチ　1枚

　「 ...よし、充分満足！！！！！」

　　　　おめでと。


____耳元

　「 ...いや、まぁ ...でも 」


　声の誘惑、目の前の誘惑 ....折角なら、と出る欲



　　　____もう少しだけ ....


( ...再び金銭を投入する )

[ｶｺﾝｯ!!]____金銭に応え、…再び玉が降りそそぐ


( ｺﾛｺﾛといい音鳴らして、…姿を見せたその玉は
　　　___真っ黒に染まったナゾの玉だ )


[　____ｽﾞｽﾞｽﾞ…　]

　「 .....こんな色、出たっけか？ 」


　　( ...慣れた手付きで、後先考えずに ....
　　　両手を捻り、簡単に開けてしまって .... )

______…黒い渦がカプセルに収まっている __？



「 大当たり。いい引きしてるね 」


( 覚えているか分からない人が …
　[ｶﾞﾁｬｺﾝｯ]…　隣で武器ガチｬを回す )

____『こんぼう』かぁ…

　　　[ ｻﾞｯ ]



　( ...思わず猫みたいに飛び退いて距離を取る
　...冷や汗が溢れて、信じられないものを見た様な目 )


　「 ...何しに来た、っていうかなんでここに ...！！？ 」

　　___魔人にとっては、かなり苦手な印象

「　問うは遠く、感じて思うなら正解は近くなる
　"何しに来た"なら分かるかもしれないけど …　」


[ｶﾞﾁｬﾝｺ]___"安モノのハンマー"

「 …… 無駄にできる時間があるから暇を潰しに来たんだ
　　あとは野暮用。…〖扉〗がここに流れて来てるからね
　　確か __ おっと 個人情報は言っちゃいけなかった

　　… でも君は君で変わることはないよ
　　 わたしに"その気"を願わない限りは。」


[ｶﾞﾁｬｯ]____"新品の定規"


「 … 引き悪いね。__やっぱりガチャは苦手だよ
　　　　運任せはわたしの分野じゃないね … 」

(/ ....楽し、にひひ )

(/特定の時間を保存、…はぁ __えぇっと…)

(/ こっちは解凍できるもの、…これと、これかな

　　___選択して … ここに寄せて … )

(/…あれ？___やっぱりきみは見えるんだね)

(/ ...待った、何してるの？ )

(/困ったな、〖観測者〗は秘密が多いんだ

__じゃあ…きみもすぐに解凍した所に行って貰おっか)

(/ ...は？何言って ... )

(/ わたしはわたしであるだけだよ、やることも然り。
　けど ___最近は〖観測者〗を越えてるかもしれない

　… けどきみに見られただけなら構わないよ
　きみがわたしに会って、言ってくれるのが

　警戒心だけならとても良い …　さて、いってらっしゃい　)

______魔人の部屋　…　ベッドの上。

　[ ...ぱち、ぱち ]


「 ...なんだってんだよ、全くもう ... 」

…　あら、お目覚めでして？

[ __ふぁす…　…ふわぁ　…　__ん ]

　「 ...あぁ、うん ..おはよ？ 」

　( ...眠そうに欠伸して、体を伸ばして ... )

[ぐぐぐ…]

　　「 … 寝言で嵐を熱唱なさってるときは
　　赤医者のおひとを呼ぼうかと思いましたわぁ 」

( 軽くストレッチ、…ふらふらしながらぼすんと倒れ )

　「 ...そんな覚えは全く無いんだけど 」

　( ...ベッドから立ち上がって、倒れそうな黒を支えようと腕を伸ばす )


「 ...ナイアの方こそ大丈夫？ 」

「 …寝起きってこぉんなにふらつきますのね
　 おかげさまで … いい支えができましたわぁ 」

( 存分に魔人の腕へ身を任せたあと、…にんまり )

「 …砂糖濃いめのブラックコーヒーはありませんこと？ 」

　「 ...残念ながらブラックは無いよ、コーヒーゼリーとかならあるけど 」

( ...しっかりと抱き止めて、頭を掻きながら困り顔 )

「 えぇ〜 … オトナのブラックにお砂糖をたっぷり混ぜこむ
　背徳感込みのお味が好みでしたのにぃ〜…やだやだですわぁ」

( 頬っぺたをペタンとさわって、…微笑み )

「 … 食堂行きませんこと？ 」

　「 残念、苦味はそんなに好まないもんでね ...あぁ、でもそれならさ ... 」

　　( ...ポケットからチケットを取り出して見せびらかす ...ガチャで当てた、とびっきりの食堂専用 )


　「 ...これ、使っちゃう？ )

「 … いぃ、ですわねぇ___ヴォリン、…ミィ… 」


[Zzz___]　　[______]

Pm 3:20　______



「 … 深夜食堂ってどんなメニューでして？ 」

( もっかい伸びをして ___腕の上でうつ伏せ )

(/ ....ごめん、待たせたっ )

____…　むぁっ！？


「 ね　…　寝てませんわっ…寝て、…寝てませんわ… 」

( 顔をこすって __おめめパッチリ )

「 ...眠いなら無理すんなよ？ 」

「 … それはだんな様のコトでなくて？
　　わたくしはこぉんなに元気ですわぁ 」

( どやぁ ___…ぐらぐら )

　「 ...無理すんなってもぉ 」

　( 布団を被せてあげながら ...悪い笑みで枕を構えて )

[ぐるんぐるん]　____ねむひゅない…

( 布団のなかから眼を光らせる )

　「 ....一人で楽しんで来るから、にひひ 」

　( 悪そうに食堂券を見せびらかしながら、枕を押し付けて )

______うむぅ〜　…

だから今はゆっくり寝ても、良いんだよ？ ....にひひ

___…今夜は負けましてよ … 明日はぁ…　___

……飲み干して差し上げますわぁ…

　「 ...にひひ、期待してるよ！！ 」

: ある晴れた日__何処までも続く青い空
　北風に流れて鳥たちは行くよ、群れなし
　歌ってどこまでも … とても温和な光景

　… 小春を遠く思う日和に包まれながら
　__サツバツとした雰囲気の車両が輝く


『 [〜♪] 』


( … シャワーで洗われているのはバギートラック
　和服志向なにゃんだるまが並んで違和感バッチシだ

___果たして … 何をしでかすか知れないネコに絡む者は…？ )

　　____ネコに絡むは猫なりけり


　　「 ...お〜〜？ ...何してるんだぞ〜 ...？ 」

　( 姉御や雪鬼の抱き枕から逃げて ... 未知に近い機械？的な何かを猫らしく屈んで上からジッと眺めてる ...
　不思議そうと言うか ...少なくとも赤城には余り不必要に見えるもの )


　　「 ...同じ猫のよしみ、教えて欲しかったりするぞ〜〜？にゃはは... 」

　　( 陽気な笑い声が確かに響いて ...尻尾を揺らす )

『 あ〜？何に何じゃ、上流の者とは珍しい客じゃのォ 』

　___勢いをストレートにして向こうの足元に水撒き


[ばしゃん]
( … 中々頑丈なコトが伺える重厚なクルマ
　銃弾程度じゃ、中々壊れそうには思えない )


『 … ッん〜　言うなれば "稼ぎ道具" ってヤツにヤツじゃ
　　商売道具とぁベツに別としてな … 荒稼ぎにャぁこいつが
　　入り用なのになのじゃ __頭目のネコと無縁な話じゃて 』


[ ぽいっ ]　___ショバ代とばかりにカツブシを放る

　「 ...偶には外の空気を吸わないとな、肌がかぶれちゃうんだぞ〜 ... 」

　　( 冗談混じりに言いながら ..そこそこ堅そうで戦い甲斐が有りそうな乗り物 ...好奇心が鰻登りで ついつい猫爪を舐めちゃう ... )

　　「 ...な〜〜んだ、それに乗って突撃とかしないのか ... そう言うクルマは激突玉砕してなんぼ、だと思ってたぞ ...
　それなら確かに自分とは余り無関係かもな〜 ....ん 」


　　[ ﾊﾞｷｯ ] ...咥える勢いでそのまま噛み砕いて、残り香を楽しむ ...

　『 美容、健康。結構なコトじゃ、__われはそれに
　"稼ぎ"も入れねばならぬのでな … そこでこいつよ 』

　( 拭きながら覗くサイドミラー、水滴で光る車体… )


　『 ま。似たようなやり方に用途よ、… 運転して、
　　怖いお兄さんがたのアジトにカチコみに込んで！

　ぃ〜ぃブツをさらいにさらって こいつでとんずら。
　… ビミョ〜に。灰坊が嫌いそうな用途に用いるのじゃ 』

　( かかかと笑い __端末を取り出して時間を眺める )


　『　そ〜いうコトで"稼ぎ道具"じゃ … おのれの
　　昔が昔を思う稼業なぞ興味あるまい？にゃはるは。　』

　「 ...ふ〜〜〜ん、なんだか不思議なクルマだぞ 」

　( ...危険な事をやっているって事は文脈で分かったけど、それはそれ ... 多分赤猫には向いてない事を直感で理解する )


　　[ ｺﾝｺﾝ ] ...軽く車体にノックして、その後で猫の手で撫でる


　　「 ...それなら頑張るんだぞ〜〜？
　　　あ、因みに最近大きな魚を取ったけど ...自分はもう食べたから、良ければなんだけどいるか〜 ...？ 」


　　( ...良く見たら赤猫の側にはちょっと大きなクーラーボックス ... )

『 おぉ 丁度にちょうど、腹拵えが欲しかったところでの
　下さるにくれるといわば 貰おう ___どれどれ…　』


( 装甲に自信があるのか __特に見とがめもせず
アカネコが離れた間に、クーラーボックスを開封 )

　　____大きなマグロ ...それも腹が大きくて、脂部分も多い ...
　　値段にして一匹5桁はする様な魚だ ...
　　...きつねの食堂でも、券を使って出るような魚


　　　【 テンジツマグロ 】

　___海水の大型魚、寿命は二年と短い。
　___鱗はかなり固いが、その分身は舌の上で蕩ける様に美味しい。余す事無く食べられる。


　　「 ....にゃは〜〜〜 」

　　( 赤猫は機械に夢中 ... )

『( か__回遊魚…？と、捕ったって おぬ…おぬひ…!? )』


:まず川や池に生息するハズのない、ましてやこれほど
肥太るほど肥沃な生態が内地にあるわけがない____。


　　　『 _____(　何　処　で　！　？　) 』


( ナメられちゃあがったり。…そんな側面を持つ商売人は
驚く声をあげられなかった__猛烈に聞きたいのを我慢した。

… 水が苦手な『五徳猫』。…んなネコが何故こないな
　回遊魚なぞ"捕れた"のか？…そもそも何処で捕ったか

　____汗を垂らして猫達磨は火猫の背中を凝視する )



:(　やはり可笑しいわ、上流のモノらは…　)

___だがまぁ、…貰った以上は食わぬ手などナシ。



『 … やれやれ ___灰坊は何処におるかな… 』

[ｶﾊﾟﾝ]( …クーラーボックスを抱えて )

　「 .....にゃはは〜〜〜〜っ ...♪ 」


　( 上機嫌なのは ...何せ既に一匹はもう食べたから
　　...色々ちょっと大変だったけれど ...その分良いスポットを見つけたらしい ...ただ残念ながら


　　　___赤猫は魚よりも肉派である )


　　「 ...生で食べるも焼いて食べるも自由だぞ〜 ...にゃは 」

『 おうよ … ひとつ借りじゃ、ありがたく貰いに貰おう 』



___(クワバラ、クワバラ…)

( そそくさとボックスを持つと
猫達磨は、城内へと去っていった )

_______… 裏庭には、バギートラックが放置され
　　　　古風な城に似合わない存在感を放ち続ける

(/ ...一旦、ねるぅ...ぐぅ )

(/ ただいま .. )

　　　　　　　　　「 ……… 」


___夜目が慣れきってない都合上、…夕方以降は勤務外


( 空いた時間を利用し、自室でイメージトレーニング

購入した人間用ベッドは隅に置き …枝に留まっては
腕組み、目を閉じ __思案に没頭する … あれだこれだ )

(/ ...偶には俺から色々しよう、かな？ )

(/いいでありますな！合わせるでありますっ)

(/ ...にひひ、さて『誰』でいこうか ...ふふ )

(/その辺りは自主的に決めてこそ、だ)

(/アドバイスをしよう。…どうするか分からずとも
手を付ければ、物事に対する勇気ややる気は沸いてくる)

(/必要なのはまず一歩だ。…1000の体力を持つ相手を
倒すためにまず１発の攻撃から始めるように、…だ)

　　[ ...とんっ ]

　　( 城内に入るは ... ...小柄な気配
　　　恐らく鷹人にとっては正体不明 ... )


　　「 やっぱり此処は前も来たけど良いねぇ〜 ...うんうん、魔の気配がビシバシ働いてる感じがするし ...！
　.......ちょっと位探索しても許される、かな？許されるよね！ 」



　　　____妙な程明るくて、それでいて異質



　　　　...関係のある人物は、猫達磨

_____"連絡履歴"

K1:こちら監視室、全警備部隊へ通達

K1:城内に不振な人物の侵入を確認

K1:身元、危険度共に不明 目撃地点は…

K1:B12 …付近の警備部隊は至急確認へ

_____

F3:付近を警備中です、確認に向かいます

C6:此方も分隊のうち二人を向かわせます

_____

____"連絡履歴"

K1:特殊制圧部隊、"モグラ部隊"は警戒に移って下さい

a0:了解、指令を待つ

____________


( 廊下を進む黒いアーマーの警備員 … 使用人たちがざわつく
4〜5人で"不審者"を発見した地点へと急行しているのだ … )

[ ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ ]


………

………

　　 　　　　[ﾊﾟﾁｯ]


　　 　　「 ……………… 」


　 ______んん…？

　　　「 ...お、誰か来るね
　　　　人数的には4 ....5人？ ...ちょっと警戒されてる？うぅん、まぁ仕方が無いよね ... 」



　　　　此処の王様と友達だからってなんの予告も無しで来たらちょっとは ...怖がられちゃうものかぁ ...



　　( にんまり、嬉しそうに ...それでいて楽しそうに )

_____ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ　…


( … "不審な人物"の前に現れる4人の兵士
　　各々が黒いアーマーを装備した手練れ達だ
　 あなたは、先頭に立つ兵士に呼び止められる )

「 … 楽しんでおられる所 誠に申し訳ありませんが
　　お客様、正面玄関の受付を通っておられませんね？」

( その兵士はお辞儀をひとつ ___… )

「 最近は城内で侵入者による被害が続出していますので
　入城、観光に来てくださったお客様には 念のため …

　簡単な記録を取らせて貰っているのです … お手数を、
　お掛けしますが、一旦 正面玄関にある受付まで戻って
　頂いて、"入城記録" に御名前等を記入されてから
　城内の探索をお願いします … 」


_____緊張の瞬間だった … 従って貰えるのであれば
　　 兵士達も苦労するような事はない。… だがもし

　　[銃器を握り締める]____拒否される事があれば…

(/ ちょっと待ってねぇ ...？ )

(/ん、ごよーじ？)

(/ 記載しなきゃいけないものがあるの、待ってて )

(/おっけ！)

(/ お待たせぇ ... )

(/やろっ)

　( JKらしいセーラー服が風に靡いて揺れる ...
　　猫のポシェットを肩から掛けて ...悩ましそうに黒く染まった長髪を揺らす ...瞳は金色で不思議だけど )


　「 ん〜〜〜 ...そう言うことしないといけないのならば、仕方が無いにゃあ ...なんて？
　まぁでもそう言うことなら仕方がないね！
　　ほらほら案内してくれると ...私ゃ嬉しいなぁ〜 」


　　( ...本当にあどけない、歳の若い女子だ )


　　
　　「 別に君達ごとき倒せるんだけどさ〜 ...返り血浴びたく無いもん 」

____兵士達に安堵の息が広がる …


「 ご理解頂けまして幸いです … さぁ、此方へ 」


( つねに兵士 < 超常というパワーバランスは変わらない
　長きにわたる経験が、彼らに"常識"として置かれる以上…
　最早相手がどれ程のウデマエかはどうでもよくなっており

　第一優先される事項は"話が通じるか"で
　二の次に強さだ、…一種の感覚麻痺に近い )


[ピッ]「[HQ、HQ …此方F3。話が通じるようだ]

[これから入城記録に向かう、手配を頼んでくれ]

　… よし、行きましょう 城門は此方です 」


( 兵士達はひとかたまりに、… 城門へ向かい始めた )

(/ ...やっばぃ、ねむい )

(/明日続きにしよう。…__口調からセキカ君かと
　ちょっぴり思ってたよ、…法外支払いのお得意様)

(/ ...ごめぇん、明日頑張る )

(/にゃ。)

_____　"受付前"

( スチームパンク風味な金属複合がカウンターに立ち
　来客を前にどどんと構え … ペンと、メモを手に取る )

　　　『　こんにちは　』

　「 あい、こんにちはだね〜〜〜 ....へぇ
　　　よく出来てる ...やっぱり此処は楽しいね 」

　　( ...出会うや否や即座に何度か左右に手を振り嬉しそうにご挨拶
　　警戒心はかなり薄い ...？ )


　　

　『　どうも、ありがとうございマス

　 　ようこそ 魔物の赤き城へ。ここでは
　あなたのことを簡単に教えていただきマスヨ　』

[コシュー…コシュー]


　 『 はい … まず、あなたのお名前は？
　因みにワタシは〖OG-001a〗、オジィです 』

　「 ...OGさん、ね？了解了解 ... ...そうだね、私の名前はぁ ....


［猫上 静華] ( ねこがみせいか ) ...だよ〜っ！
　気軽に猫ちゃんって呼んでくれて構わないのさ！ 」


　( ...しっかりと名前を言ってくれた筈なのに何処となく違和感を感じる仕組みが出来ている
　...くすくすと笑いながらも礼をする仕草は何処となくお高い所の人みたいに綺麗だ )

『　寝子噛 製菓(ねこがみ せいか)… わかりマシタ
　　　[ｶﾞｶﾞｶﾞ]… 魔物の赤き城には、観光で？　』


(　メモと、ペンを持ったままピ、ピー__…だとか
　ロボット風味の古風な音がなる …沢山のボタンで
　　まぶしい胴体がガシャガシャ言ってるあたり
　　情報的な、…何かをそうやって記録してる…？　)

　「 ん〜〜 ...まぁ“アリ”に会いに来たんだけど忙しそうだしね ...そんな訳で君達の所はどんな感じのコミュニティを作っているのかなと気になったから ..つまり結論から言うと〜〜〜　　“ 遊びに抜け出して来た！ ” ...って所？ 」


　( 掌の上で500年前の硬貨を転がしながら、にっこりと笑い続けてる ...笑みが絶える気配は微塵も無い
　...ふと人差し指をあげて、「 それと 」と付け加える )


　「 粒揃いな此処の精鋭達の実力調査〜っ！
　　...ま、心配する程じゃないけれどね ふふふ 」

　　『　観光デスネ　[ｶﾞｶﾞｶﾞ]…　』

( またもやピカピカと胴体が光るけど、メモもペンも
持ってるだけで使う気配はないみたい ___ｶﾞｶﾞｶﾞ )


　　『　… つまり　観光デスネ

　__登録完了しまシタ。お疲れ様デス
　　引き続き 赤き城をお楽しみくだサイ

　　　…　ア。これパスポート ネ　』


・…どう見てもプリ◯ラにしか見えない顔写真付き

　「 もっと写真写りが良い奴 ...自分で作りたかったなぁ、ま ___なんだってい〜か ...どうせ _____ 」


　　( パスポート受け取りながら眠そうに気怠そうに欠伸を続けて ...
　　自分に対して興味が薄いのか ... 気まぐれに動く )


　　「 誰かに出会えれば万々歳だけれども ...っと〜っ 」

　　『　宝探し いってらっしゃい　』


( キマグレな猫へ軽く手を振る __赤き城へ )

__________



　赤城　1F　メインホール

( 白黒の趣味からまるで高級ホテルめいた趣向で
優雅に飾られた場所だが… 現在は"尸龍"の食害や
【主豪咥獣】襲撃につき、修理中で見る影もなかった )

____ｻｯｻｯ　…　ｻｯｻｯ


「　… うんしょ　うんしょ …　」


( … 大量の廃材を抱えて運ぶ、魔人の子 )

　　　はいちょっとしつれ〜〜い ...っと


　　( 魔人の子の隣で ...倍以上の量の廃材を軽々と片手で持ってすらすらと歩いてお手伝い ...
　　メインホールを見渡した所で ...若干鼻で笑うような態度 )


　　「 ...装飾面では私達の家の方が優れてるかもね
　　　...あっ、お邪魔だったらごめんよ？これは単なる私の純粋な手伝いたいな〜って言う物だからね ...お礼を言われる程でも無いし 」


　　( 長い黒髪を揺らしながら年若くJKらしい振る舞いは続く ...もちろんその奥にある歪な雰囲気は__かくれたまま )

　「 あっ　ありがとうござ … 」


( 急に現れた"誰か" … 続く言葉に一瞬
言葉を失くして、…驚いた表情が隠せない )

「 … います、えっと…お客さん…ですか？

__(おぉ 結構力持ち … うぅん、負けないっ！)」


( はりきってひょい、ひょいと転がる廃材を拾って )

　「 “ねこがみせいか” ちゃんだよ〜 ...あ、大丈夫大丈夫、こんな見た目なのはまぁ ...確かに学生ではあるんだけど、そんなに気にしないで平気だからね 」


　　　( ...魔人の子に隠された“力”が興味深いのか、ジッと猫目で見詰めてる ...こんな子供でも働き者と言うことに感心しつつ 廃材を傍に抱えて )


　「 アリに会いに来たんだけど中々忙しそうだからさ ...困ったもんだよね〜っ
　　折角私の方が暇になったから来たのにさ？ ...やれやれだよぉ 」

　　( ...とは言え赤城の雰囲気を見ていれば、...悪く無いと言わんばかりで )

「 … 何だか可愛くて綺麗な名前です ___ね？ 」

( 眺める猫目を不思議がるよりも、不思議な感触に
思いを馳せるよりも __ひとつの言葉が頭に刺さる )


( "アリ"、"アリ"。… そんな名前の人を此処で
　聞いた事がない __この強そうな人が会いに来る
くらいに有名で、強くて …"アリ"が付く人 …？ )


「 (モ ハ メ ド … "ア リ"___[✨]!?)

　… ッ あ！わ、…わたしはミィリィ！…
【ミィリィ・イニール】っていいますっ！

え、えっと、あ…アリさんとお知り合いなんですかッ！？ 」


_____目を輝かせる魔子

　「 ん〜〜〜、数百年前からの知り合い？ ...上に立つ者として色々話したり戦ったり、後は物々交換とかもしてる ...親友だねぇ！ 」


　　( 胸を張って自信満々に説明する ...これでも力強さ的には私の“家”の中では平均的なのだが ...それを説明しないのもまた一興 )


　　「 みぃりぃ ...良い名前だね！うんうん！中々元気だし！ 私達の家に招待したくなるよ！ 」

____"伝説"級の武勇伝に高揚はしっぱなしで…

:気が付けば、…廃材を椅子にネコのお言葉を静聴っ


「 わぁ〜っ … 父様が許してくれたら是非っ！！
"レジェンド"なお人の家だなんてっ…見れる
　だけでスゴい… え、…っと光栄な事ですっ！ 」

( 普段の口調が崩れるほどの興奮！ )

　( ....“数百年前”とかそう言う事に違和感を抱かないのが ...また、猫JKにとっては面白くて )

　　「 私もアリも中々似ててトリッキーなんだよね〜 ...好奇心旺盛なのも良い事良い事！
　ミィリィちゃんならいつでも大歓迎だからさぁ ...来る時は楽しみにしてなよ？私以外にも個性的な奴等ばっかりだし！ 」


　( ...他にも冒険者気質の小娘を誘ってみたかったりしたかったが、それはそれ ...
　　あぁ、...にしてもやはり


　　___ちょっとだけれど騙しちゃって、それを信じてるのが本当に面白い )

「 …ッ [ぱぁぁっ]____…あ 」

( 夢見る女の子 …うら若きおなごがヒーローを見た
時めいた、純真無垢な反応は __やはり憧れゆえの
… しかし流され続けるほど未熟でもない )


「　…　っと、先に___っ　片付けなくっ…ちゃ！
　　静華さんっ またあとでお話聞かせて下さぁいっ　」


　　　[よいしょっ]　_____たったったっ　…　



( 子供の興味の化身みたいに。…風のように走り去る… )

　　_____なんて楽しいんだろうねぇ、...素敵だねぇ


　　( 走り去ったのを確認してから ...ふと、地面に向かって顔を向けて )



　　　「 聞いてたでしょ、“アリ” ...言っとくけど何人かは私の家に招待するからね
　　　大丈夫、仲良くなれそうな子が皆いるからさ ... 」

　　　____〜〜ふ…っ


( ひさびさ、"猫達磨"のミニ頭身で活動中。…
なにやら　久方ぶり　に思える気配を感じた

　__は 良いが…場所は掴めないので仕方なく )


　　　　　[ぶらり…ぶらり]

『 そぉいえば …今日にこんにちは鏡開きか __ 』

(/ ____ .....にひひひ )

(/…___かか、待たせたの)

(/して、あやつはもしや"墓場"に住まうモノか？
このネコが持つ記憶も最近は曖昧でな、思い出せぬ)

(/ ... ... ...にひひ、___ひ〜〜〜みつ )


(/ もしかしたら関わらせた事が無かったかもって思い直して来たんだけどね実は ... ....

....まぁ、単なるJKだよ！！ )

(/心なしか砂国の姫を娶った仮面に似ておる気がするにする

　… 否、コトの順からするにそやつに仮面が似ておるのか？)

(/ ___出身は何方も同じ日の本に通ずるかな ...おっと )

(/ほう …ま__話が通ずるぶんはマシにまし。
法外なカネを渡すニガテな奴じゃが百利があろうな！)

(/ ...にひひ、まぁ彼女“達”との関わりのチケットを手に入れたって事だよ！ ...改めて、ね？

....そういえばにゃんだるまって一応神様、なんだっけ？ )

(/付喪神、…に近い昔っから生きてるタイプのスジじゃな
ま〜 オヌシに色々言うに言ったが敬われるカミサマでは
なかろうよ ___して　…　何になんじゃ藪から棒に)

(/ ....尚更仲良くなれるかなぁ、と思ってね？ ...にひひ )

(/…キャラ被りかぁ〜っ！？___うぬぬっ…負けぬぞえっ)

(/ ん〜、そうだね ..まぁ一言で表すならば


　　やばい奴、とだけ？ )

(/… かかか、チャチな期待などせぬにせぬ
　ニンゲン。…あぁいうモノほど一杯食わせて
嘲笑うコトを考えておるものよ、そうであろう？ )

(/ ま　__ビジネスライクな付き合いがわれには
　丁度よさそうじゃな。…何かしらを起こされて
　城でいたたまれぬようにされては、かなわぬ )

(/ ...かな〜〜りヤバいからね、俺が考えられるそれをかなり突っ込んだよ？ ...敵として出しても良かったんだけどね ...流石にかなりハードだからね ....アルスターとも絡ませたいのも、そんな理由？ )

(/ ....にひひ、 ...まぁでも、楽しめるとは思うよ？ )

(/…　まぁ、よかろうて。…　ん、誰じゃ？今のは…)
________________


　　[　おきつねの食堂 ___鏡開き！　]


　『 はぁ〜いっ皆様っ お手を拝借〜っ！ 』

( 鏡開き！__食堂の中央に見事な　三段モチ！
ハンマーを持った黒騎士が勢いよく振り上げ…っ )


　　　いよ〜〜〜っ　　　[　こんっ！！　]


　　『 …　お見事〜っ！ 』[ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ]


__おしるこ、ぜんざい、オーゾニ …お鍋が運ばれてきた

(/ さぁ、誰だろうねぇ〜〜 ... )
　　

________________



　( 運ばれて来たからにはと ...超甘党な長女はすぐに手を合わせて食べ始める ....ちゃんと喉には詰まらせない様に、しっかりもぐもぐ )


「 ...ねぇねぇお母さん！さっきの何！なんかこう ...どしゃあっ！ぱり〜んって感じの ...鏡開きって何〜っ？ 」

「 あ、私も気になる ...かも？ ....大丈夫そうなら教えて欲しいかも ...あんな事してなんになるのか、分からないし 」


　( ...不思議そうにしているのは次女と三女、派手な事をしたのは良いものの ...求めるのは鏡開きの理由の方 )



　　　「 あ〜あ〜 ...んん、『 お見事〜〜っ 』 ...瑠和さん、はしゃいじゃって可愛いねぇ 」

　　( いつの間にかおきつねの隣に居る音子 ...尻尾を撫でながら拍手しつつじ〜っときつねの方を見てる ...
　　....シンプルなお餅が食べたいみたい？ )

「 麦茶と緑茶があるからね、飲みやすい方を選んで
そうそう … シャラルみたいにゆっくり箸を進めて …

ニッポンという国の … 行事だよ、正月にお供えした
お餅を割って、感謝しながら食べて今年の健康を祈る。

… おまじないみたいなモノかな、さぁ どれを食べたい？」

____コップを並べて…



『 フニャッ__やっぱり和の行事って楽しくなっちゃいます！』

( 未だにしっぽは冬毛仕様で、もっこもこのもふもふ。
音子の手触りを感じ取ったら 嬉しい頑張るジェスチャー！)


『 ___あっ　お代わりのお餅は台所にありますから …

　　ほーらいちゃ…　さんっ！一緒に食べませんかっ？ 』


____いつにも増してわっふる幸せオーラがいっぱい。

(/ ...言い忘れてたけどさ


　____今年もよろしくね？ ... ...頼りにしてる！ )

(/　今年もよろしくーっ！…沢山、頼らせて頂くよ？ 赤手！)

(/ ....やっと、言えた )

(/…色々、立て込んだものね)

(/ ありがとうね、月尾 ...にひひ )

(/ やりたいこと __うちからもやらせてもらうかんね？ )

(/ ....喜んで！ )

(/ひひ。___狩りの続きやら、…とかんね！)


___メインモンスター　…まだ見てないし！

(/ ...そうだねぇ！それもしなくちゃいけないや！ )

(/___でも今日は、…気力　なくなってきた感じじゃない？)

(/ ..ちょっと疲れてる、かも )

(/…たっぷり、休むのだよ。__明日、楽しむために。)

(/ ... あ、寝る前に一つ

　___面白い表現方法を身につけて、ね ...？ )

(/…ほう？)

(/ ... に҈̧҇ひ̴̕͜ひ҈͜͝、҉̡͠こ̸̨҇ん҉̨͝な̸̧͠感̷̡͞じ̷҇͢で҉̡҇ね̴̡͞？̷̧͡ )

(/ ....ま、読みづらいけどこれ、使えるかもって思ってね )

(/… 検討もつかないコトをするね、素晴らしい)

(/ ...ま、これ、中々使えそうじゃん？ ...楽しみにしてとは言わないけど ...オシャレにやってくからさ )

(/それはいいが ___何に用いるか想像もつかないな)

(/ ____秘密？ ...どちらかと言うなら月尾のほうが使えるかもね？ ..そう言うの、得意でしょ ...にひひ )

(/…断る。…私が〖有効活用〗したら君が泣きかねん)

(/ ....泣かないって、なんだとおもってるのさ？ )

(/……………いや、最近…)


【　グリーンインフェルノ　】と
【　原作デビルマン　】見ちゃって …

(/ ....どっちもそんなに知らないや )

(/待った！！！！！！！)

(/ ....へ？な、なに？ )

(/　→[つきつける]

　　話すのが楽しいのも分かるし私が話すから
　眠りづらいのも分かるっっ！！… 明日また！！

　　　　　　　会おう！　赤手！！！　)

(/ ....ぐはぁっ

　　...勿体無い事をしちゃったかな？まぁそんな事は置いておいて ...うん、寝るのなら寝ちゃおうか


　　___おやすみ、月尾 )

(/そうそう来月はげふんげふん

[ラリホー スリプル さいみんじゅつ])

(/ ____________ん )

　　　　　…　　　



　_____…蒼穹は彼方に手招く

　のみこむような零刻にわたしは怯え

星くずの海はオゾンを越えて見える頃

___あどけない声が わたしを呼ぶ

"青くてきれいなお星さま"

"かわいいその子は だれですか"

________________

:赤城　屋上:



「 … 零からはじまる　零へ向かう
　　とってもとっても　身近な世界は？ 」



( 屋上にたそがれる青き翡翠は
見上げる夜空に __ひとり呼ぶ )

「 … 只今、11:11 」

「 全ては1を引いて始まる __1日というものが
　あらゆる何かで構成されて複雑に絡み合っても
　始まりと終わりは一致し、やがては繰り返す 」

　______

「 あらゆる中に"零"があり、…そこで始まって
　全てのモノがそこへ向かっている。…人に限らず
　この星にある全てが確定された理の中で生きている

　　　___"零刻"。…始まりであり、終わり 」

(/ .....えっと、何して、るのかな？ )

「 ___生きるものが流れを認識したことを"時間"と呼び

　その中、もっと"中"にあるのは何だろう？…身近にあり

　或いは最も遠くにある ___"或いは"。…それがひとつ

　無数に繰り返す零のなかで見出だされなかったもの

　"時間"を含むのがそれであり、含まれた"時間"に
　生きる彼らをわたしは、わたしたちは見られず …

　けれどずっと見続けられる。…"ここ"で生きるのが

　彼らであるなら、別の流れで生きるのがわたしたち 」

「 ___やっぱり　聴こえるんだね？ 」


　　: ザレッド・イニール :

　「 ...おっと、これは ...鎌かけに引っ掛かったって奴なのかな？ ... やられたのかなぁ 」


　　___まぁ安心してよ、俺には何を言ってるかさっぱりなんだからさ

「 … けれど自ら求めた訳ではなく、偶然としてか

　或いは50%の確率で自意識が君の流れを求めたのかな

　確定した事実は此処にお互いがあり、言葉を交わせるコト

〖観測者〗の枠を越えて目の前に"居ながら"君が思うのは

　単に、私が何者か何をしたいか何やらせたいか ___疑問。」



_____舞い上がる風もないままコートは揺れる


「 … そうだね … 此方は光側であって白と青。
　　君が抱くのは"零刻"の夜闇に __相反の赤。」


「 ___或いは　"違う産まれの魔物" を見た奇跡 」

　「 ....あ〜〜〜 ...ん〜〜〜〜 ....単なる好奇心、とかだと思うけどな？ 」

　「 … 勿論、深く考える必要はないんじゃないかな？ 」

　　　　「 … 君は黒側にある魔物であり、赤色。 」


　　　　　　　「 … 此方は白側で青色 … 」


( 月を仰いで )

　「 ___なんだって良いよ、俺は俺を信じたい ...

　　それが理由じゃいけないか？ ...俺もアンタもどっちも正しい色の中にいる ... ...って事で！ 」


　　( 月の光を遮る様に立ちながら ...にぃと笑みを浮かべ )

____ふふっ


「 … "色"に正しい、悪いのコトは含まれないよ

　__違いがあるなら … 信じるを此方は出来ないこと 」


( ふらりと歩んで __腕を上と、右に…時計の針のよう )


「 … 君は、此方 ___私を、どう見る？…どう思う？ 」

　　　「 ________可愛い？ 」

_______これでも？

「 … 答えは同じ。__同じ魔物に嫌悪は抱けない 」

_______


「 意地悪が過ぎるかな、… 妬いちゃうくらい
　　　　君と、君たちは羨ましかったから __ 」

　　　　　　______うん


　　( ...何も戸惑う様子すら無く、間も空かずに ...簡単に、すぐに ...頷いてみせた )

( ___テールに束ねた髪を解いて )


「 … 時空というのは、君達の言う"別世界"を
　　ひと括りにしたもの。…君達の認識で説明は
　難しいけど、努力してみる __"別世界"はね … 」


_____"こうなら？"　"こうだったなら？"

「 … 分岐したルートに基づいた … "IF" と 」

_____"違う世界"　"違う宇宙"

　「 根幹から君達の世界とは異なる "よその世界"

　…　この二つが、主な別世界。__基本的に私は

　　　　　　それらを見ているだけ。 」

( __夜空に向かって …歓迎するように腕を広げる )


「 … 滑稽なことだけれど __借り物する位でしか

　　"時空"を扱うことはできない。…君を倒せても

　　一方的とはほど遠い力しか発揮できないんだ

　　____"原因"は … まだ言えないけれど 」

　「 要するに ....そんなに悪い奴じゃないって事、か？ 」

「 … 少し難しい話をしたね。…じゃあ簡潔に言うよ 」



「　… 悪い奴だけど仲はいい。___これでいいかな　」

　「 ...悪いね、俺にはまだそう言うのを理解できるほどの脳みそが足りないんで 」


「 ___でもそれなら、良かった ...安心したよ 」

(　やぁ！　)

(/ ....ぅい )

(/___いよいよ狩りをするかな？…気が乗らないなら

　エキシビションマッチを予定してるよ。)

(/ ______任せるよ、月尾のおおせのままに .... )

(…　狩りを頼もう。決断的思考はそう判断した。)

(/ ____良いよ、殺るんなら徹底的に付き合うから )

(/ ...あ、そっか、続きは俺だっけ？ )

(/あ、そうそう __君の中立的を貫いても構わないからね？)

(/ ...あ、あ〜〜〜、その ...まだおきてる？ )

(/ニャガニャガ)

(/ ...ごめん、待たせたっ (

(/ .....色々やるけど、準備は？ )

(/出来てる)

　　　「 .....悪いな、獣って奴の生き方も理解出来るし ...これが自然ってのも理解は出来てた ...それでも 」


　　　( ノールックで向かって来る気配に対して ...魔力を拳に溜めたまま ...裏拳を放つ )



　　　[ ﾄﾞｸﾞｫｵｵｯ！ ]
　( 直撃すれば ...まるで大木が折れた様な音が深く響いて 魔人の拳は少し血に染まりながら ...それ以上にﾛﾛﾌﾟﾉｽの前脚を壊す様に ...内部の骨から折り壊す
　...手応えはある、でも無い ..矛盾しているのは分かってるが、魔人はそう確信した )


　　____感染した奴に触れたくはなかったんだけどそれ以上に ....

　　“ゾンビ”に近いものを感じる ...！




　「 ニャルちゃん ...つ〜〜か、俺の妹に手出すなよ ....
　　___で！ニャルちゃん！！ ...遠慮はいらないよ！！ 」


　( ...髪の毛をかき分けて、赤い目が ...少し嬉しそうに白黒を見ている )

(/ ...短くなったけど、おまたせ？ )

　　_薄暗い森に吠え声が響く。…魔人の拳が砕いたモノは


　　　[ﾄﾞｽﾞ…__ﾝｯ]

　

(/ .....あ〜〜〜、んと、にゃる、ちゃん？ )

　　　アギｬｵｵｯ!!　ゴウｩｫｫｵ____……！！


:裏拳が直撃。_"ﾛﾛﾌﾟﾉｽ"ら大型草食種の骨は
ふんだんに蓄えた脂肪、大きな体を支えるべく
とても頑丈な構造を備えている。___とりわけ
脚のホネはそのまま武具の素材に使えるほどの
強度を持つ、…"魔人拳"は__骨を砕くに至らない

　　　　___だが　…"ヒビ"が入った。


　　…鈍った痛覚を引き裂く激痛に〖富毛竜〗は
　　悲鳴のように咆哮し、…魔人とは逆の方向へ
　　つまり仰向けとなって倒れていた。…見れば
　　苛む痛みに耐えかね、無防備にのたうつ__

_____

(/ ....ニャルちゃん )

(/____…おにいさま…　あのう…)

(/ ....うん )

(/……中断…っしてもよろしいでしょうか…！？
　　…なんだかもう …眠く、なってきて…)

(/ ..そうだと思ったよ )

(/…ですから …最後のお頼み、させていただけません…か？)

(/ ....抱かれようか？添い寝しようか？なんでもするよ
...にひひ )

(/…みなまで、__提示しないで下さい、恥ずかしいです)

____ちょっぴり拗ねて …真正面から寄り添い

(/ ...女の子になってあげても良いけど、それはまた今度かな？ )


___にやにやと笑みを浮かべながら、両手を広げて

(/ …それは姉様とのお話でございましょう…[じと〜])

___抱き締めるではなく …義兄の胸を借りるように
　　身を傾けて __だけれど、…ジト目で見上げつつ

(/… いけずな義兄様 )

(/ ...ニャルちゃんも一回抱こうとした癖に？ ..にひひ )

　柔らかな感触が白黒に当たる ...預けられればしっかりと抱き締めて ....嬉しそうに笑い


(/ 褒め言葉だね、どういたしまして )

(/__ばか義兄 [むすっ])

… 言われるとちょっぴり __欲求…不満気味な白黒は
　あてられかけながらも …頬を僅か膨らませるだけに留め

(/ … お食べられになるのは嫌がってたのでは？ )

(/ ...にひひ！ )

　...少しばかり頬が染まり、辺りを見渡して誰もいないのを確信してから ...恥ずかしそうに呟き


(/ ....“子供”と“見知った顔”の奴にやられるんならまた話は別... )

[___むにゃ…]


( …義兄に抱かれて ___心地良さげに身を任せたまま )

(/ ....にひひ、おはよう？ )

(/____此方は3:30まで続きますゆえ、…ご辛抱を)

(/ にゃ )

(/　義兄様っ　)

(/ ___にひひ )

[だきっ]___[ぎゅむ]

(/ … ただいま帰還致しました )


____義兄の腰元に腕を回し

(/ ...お、おぉ？ ...おか、えり？ )


[ 少しばかり戸惑いながら ...頭撫でて ]

「 …… [じっ] 」

( そのまま背中に腕を回しながら
じぃっと顔を見上げて …身を寄せ )

「 ...どうしたのさ、 ...抱きたい？ 」

　( ...冗談混じりに言いながら、軽く笑みを浮かべる
　..小首傾げて不思議そうに、白黒を眺め )

「 …… はい 」


( … 流石にそっぽを向き )

　「 ........マジで？ 」

　( ...少し冷や汗、垂らしながら ...ちょっと困惑気味に )

「 … とは、言えど … "ここ"だけです 」

( ___義兄の …椀部に顔を埋めて )

「 昨晩ので少し … 包容が恋しくなってしまいましたから 」

「 ...あぁ、それなら安心した ... 」

[ むにゅん ] ...柔らかいものが頭に当たり


　「 うんうん、ニャルちゃんはいつも頑張ってるもんねぇ ... 」

「 [む]…… 気付けば、義兄様に求めるものが
　　　　母親に近しいモノと化してる気が致します 」

( … 何故かしら、以前より厚みを覚える椀を指でなぞり )

「 ...[ くす ] ....いやまぁ、確かに親ではあるけど ...何さそれ？ ...母性に飢えてるって奴？ 」

　( ...魔力が満タンだからこそ、デカい ...
　...なぞればわざとらしい、色艶声を出して )

「 … 思えば、そのような方は義兄様が初めてですから 」

( 重みも感じる …椀を下から手で支え
… 柔らかさを感じながら、たぷたぷと上げて )

「 …… あの子の前で …ここまで甘えを見せられませんから 」

「 ...にひひ、良いんだよ？ ...ニャルちゃんもさぁ、甘えたい時なんかがあるんだからさ 」

( ...軽くとはいえ弄られる度に、刺激される度に
　心の中の欲が顔を出して... )

　「 ....俺でよければさ、いくらでもね？ 」

「 … いけずな義兄様 」

( 留め具を外して…素肌を中程までゆっくりと剥き
　　… するりと布を外すと __豊かな椀に顔を埋め
　　　… 背中を抱き締めながら …しばらく浸る )

　「 ...優しいって言ってくれても良いのにさ？ 」

　( ...暖かくて、それでいて甘い匂いが広がる
　　...何度も背中を撫でてあげながら、...何時もの様な笑みを浮かべつつ ...浸れば浸る程、少し頭がぼーっとする ... )

[とろ__…]　たぷ、たぷ…　にゅん

( 少し離して…谷間に舌を垂らし…だらしなく
滴らせたあと、双椀を掴んで…何度も揺らして )


「 … 私めがそこまで素直とお思いですか？ 」

　「 ....じゃあ良い事教えてあげるけどさ 」


　_____ニャルちゃん顔真っ赤だよ？


　　( 弾む音、揺れる音 ...今だけは白黒が全て独占していて ...体がぴくりと反応しながらも、耐性が出来てるのか大した声は出さずに ... )

「 ……ばか義兄 」


( 義兄を相手にこんな所でもムキになるのは
出会った時から__ずぅっと続く … 兄妹喧嘩。

どれだけ心を許しても甘えあっても変わらない )


:ぐいっ、とベッドへ座らせるように押していき
魔人に 楽な姿勢でされる屈辱を味会わせようと
股奥へと__腰をわざとらしく押し込んでから …

なだらかで…豊かな双丘の先、…酷く甘い雫を秘める
先端を指の腹で挟み… 乱暴に揺らして__片方を口に含む

　____へ、あ、に、ニャルちゃん？
　　　ちょ、それ以上は流石にヤバいと思うんだけど ....！？

(__顔を離して、…べー、と舌を出して)


「 … 思い知りましたか？ 」

　「 ...そ、そう言うことするんなら、さ ...いいけど、その ...出来れば、....深夜に 」

　( ....視線を逸らして、口も余り歪まずに )

「　…其処までするのは私めではありません　」


(「あくまでも此方です」…と、…指を双椀に沈め )

「 ... .... ....どっちにせよ、結構アレだと思うけど？ 」

( ...柔らかくて、指の隙間から椀がはみ出る )

「 …ですね 」

( いちど__ぎゅ、と埋めてから
離して…手早く着せ直し、…佇む )

「 ....満足、した？ 」

「 … 続くものがあるとするなら夜中です __今は… 」

( カタログを手に取り )

「 義兄様も何か、したいのではありませんか？ 」

　「 ....んぁ〜〜〜〜〜、なんだろ...？ 」

[カタログを見せる]

( … 何時もの面々の名前が載っており
　　どうにも、…合わせるというらしい )

「 … 今夜は如何ほどに？ 」

「 ....ご飯食べて来てからで良い？ 」

「 … 冷却しながら、どうぞごゆっくり 」

(/ にひひひひ ... )

　　　　　『『 ………… 』』

　　[ザッ！ザッ！ザッ！ザッ！]


:其処は中庭。__唐突な語りが入った先、
黒と矢の二機が面と向かい合う…そう！


　　　　〖カラテ〗の時間だ！

(/というわけで準備はいい？)

(/ ...俺は何をすれば良いんだ )

〖　赤城リズムデラックス　1　〗

(/ ...なるほどね？？ )

[ﾄﾞｽﾞﾝｯ]　____山と積んだガラクタの前に矢機


[ｷﾞﾘｯ…]　及び黒機。『言い方雑すぎない？』

_________

　かぶりつきは … 〖 カラテカ 〗


『 … 精々やってみるんだね 』

『 言うじゃﾝ？___ジョートー。』

『 準備、完了？ 』

　_____白機が首を傾げる ....


「 ....リズム良く、テンポ良く、やっていこうか 」


　____医霊もその場に佇んで、眺めて

　【♪ 激突!グルメレース 】

　　　　3…　2…　1…　　

　　　　　　　GO❗


矢機:[💡]

黒機:[ ｺｫﾝｯ!! ]

矢機:[　樽ｯ　]

黒機:[　ﾎﾞｫﾝｯ　バァンッ！！　]矢機:『3つ！』


黒機:『うしっ！』[ドンッ！　ドンッ！　バァンッ！！]

________

　　〖　ねこ忍者　〗(いぬ忍者)


ニャル: 「 レギちゃん、斬って！ 」


🥕[ポイッ！]

🧅[ポイッ！]

ニャル:　「 三つ！ 」

🥩[ポイッ！]
🥩[ポイッ！]
🥦[ポイッ！]

「 にゃっ！ ...んにゃっ！ 」

　[ ｽｯﾊﾟｧｯ！ｽﾊﾟﾊﾟｧｯ！ ]


　「 ほっ！やっ！んにゃあっ！ 」
　

　[ ｻﾞﾝｯｻﾞﾝｯｻﾞｻﾞﾝｯ！！ ]


　「 よっしゃ！ ...だぞ！ 」

__________

　　〖　卓球　〗(ピンポン)


邪楼影:「…」[コン♪カン♪]

翡翠　:「…」[コン♪カン♪]

邪楼影: [コン♪カン♪]

翡翠　: [コン♪カン♪]

__________

　　　　〖　アイドル　〗

ミィリィ:　「 はい、はい、はいっ！ 」

兵士たち:　「　はい！はい！はい！はい！　」


_________


　　〖　テホヴェルどんどこ　〗(太鼓でボコボコ)


テホプ:[ドンッ！ドンッ！ドンッ！]「 ヴェルッ！ 」

　[ ﾄﾞﾝドコドン！ドンドンドン！ ]

　____...あれ？ ...まぁいいや！ほらつぎいくよぉ！

________

　　　〖 しわけ 〗(しわけ)

おきつね:「 ほーらいさんっ 」


おきつね:「 飴です！ 」[ポイッ！]

おきつね:「 石です！ 」[ポイッ！]

おきつね:「 飴です！ 」[ポイッ！]

おきつね:「 石です！ 」[ポイッ！]

　「 おっも〜ち！ 」　[ いれる！ ]

　「 い〜〜し！ 」 [ 捨てる！ ]

　　「 ....『 Mo〜〜chi！ 」 [ IN！ ]

　「 『sto〜〜〜ne！』 ...てへ！ 」 [ OUT！ ]

_______

　　　〖 甘党まじん 〗(しゅぎょう)

黒:『 はいっ 』[🍪]

黒:『 はいっ 』[🍪]


ｳﾞｫﾘﾝ:『いん』[🍪]
ｳﾞｫﾘﾝ:『あー』[🍪]
ｳﾞｫﾘﾝ:『そー』[🍪]
ｳﾞｫﾘﾝ:『そー』[🍪]


黒:『 はいっ！ 』[🧁]

黒:『 はいっ！ 』[🧁]


ｳﾞｫﾘﾝ:『ちな』[🧁]
ｳﾞｫﾘﾝ:『みに』[🧁]
ｳﾞｫﾘﾝ:『てづ』[🧁]
ｳﾞｫﾘﾝ:『くり』[🧁]

______

「 [ ばりばりぱくぱく] ...はいはいはいっ ...んっぐ

　[ ...もぐもぐごっくん！ ] ....たりない、ねぇっ！ ...にひ、ひ！ 」


( リズム良く、テンポ良く、手がお菓子を持って来て食べ尽くす ....！ ...一番得してそう )

_______

　　　〖　カラテカ　〗

矢機:[石ッ！]

黒機:[ドンッ！]

矢機:[石ッ！]

黒機:[ドンッ！]矢機:『３つ！』

黒機:『しっ！』[ドンッ！ドンッ！ドォンッ！！]


矢機:[石ッ！]

黒機:[ドンッ！]

矢機:[💡ッ！]

黒機:[コォンッ！！]


矢機:[樽ｯ！]

黒機:[ﾎﾞｫﾝｯ　バァンッ！！]　『っし！』

_______

　　〖 太鼓テホダッコ 〗(太鼓でボコボコ)

テホプ:[ﾄﾞﾝﾄﾞｺドコドコﾄﾞﾝｯ!][ドコドコﾄﾞﾝｯ!]「ﾀﾞｯｺ！」

______

[ ﾄﾞﾝﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞﾝ！][ﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞﾝｯ！ ] 「 ...あ、一回少ないかもしれませんがそれもまたご愛嬌で〜っ！！ 」

________

　　　　　〖ユーレイ忍者〗(いぬ忍者)

矢機:『ルージュ！』


🗑️[ポイッ！]

🎄[ポイッ！]


⭐[ポイッ！]
🚗[ポイッ！]
🦴[ポイッ！]
🧰[ポイッ！]


黒機:『____ゴミ解体？』

　_______ｼｬｷﾝッ


　「 ... ...欠伸が出るね 」

　[ ｽﾊﾟｯ！

　ｻﾞﾝｯ！

　ｻﾞｻﾞﾝｶﾞｻﾞﾝｯ！
　ｽﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｯ！ ]


　『 ...終了 もう少し 』

________

　　　　　〖　一家プレゼント　〗(しわけ)

　　　　　ｻﾞﾗｧｸ:「 リン、ソウ、シャラル 」

ｻﾞﾗｧｸ:[✏️ッ]

ｻﾞﾗｧｸ:[🌷ッ]

ｻﾞﾗｧｸ:[🍬ッ]

ｻﾞﾗｧｸ:
[🍎ッ
🍎ッ
🍎ッ]

「 ...え、待って待って！？これ全部受け取って良い奴！？ 」 ___三女

「 ..あっ待って予想以上にはや ..もういいや全部もらお 」　　____次女


　「 ....ごめんザラァーク、多分シャラル達でかなりミスったよ 」___長女


( ___全部キャッチ )

ｻﾞﾗｧｸ:「 正解だ！ 」
_______

　　　　〖 妁灰卓球 〗(ピンポン)


猫達磨:[コン♪カン♪]『 … 』



猫達磨:[コン♪カン♪]『 … (なんじゃこれ) 』

[ カン♪コン♪ ] 「 ....知らねェ、つ〜〜か 」


[ コン♪カン♪ ]「 ...こんな事で呼ぶんじゃねェよ 」

__________

　　　　〖　甘党まじん　〗(しゅぎょう)　

黒:『 はいっ 』[🍫]

黒・ｳﾞｫﾘﾝ:『 きょ きょ 』[🍰🍰]


黒:『イン』[🍪]
竜:『あー』[🍫]
黒:『ソー』[🧁]
竜:『そー』[🍌]

__________

「 [ぱくっ、ぱくっ ... ] ...んっぷ 」

( _____ペースダウン )


「 [ ....ぱくぱくぱくっ ] ....んぷ 」


( ...腹八分目 )

_________

　　　〖　ねこ忍者　〗(いぬ忍者)

ニャル:『レギちゃん！』


🥒[ポイッ！]
🍅[ポイッ！]
🥬[ポイッ！]

🥩[ポイッ！]
🥔[ポイッ！]
🥕[ポイッ！]　

ニャル:「 あとは煮込んで… 」


　　　【カレーとサラダ】

　　____...ふふ

　　　〖　カラテカ　〗

矢機:[💡ッ！]

黒機:[コォンッ！！]

矢機:[樽ッ！]

黒機:[ﾎﾞｫﾝｯ　バァンッ！！]『ｵｫｯ…』


矢機:[　樽ｯ！　]


黒機:[ﾎﾞｫﾝｯ]　『らぁッ！！』　[バァァァン！！]


_______キラーﾝ


黒機:『 ……っし！ 』

矢機:『 …[ぱちぱち] 』　__無表情拍手。

(/ ... しゅ〜りょ〜〜？ )

(/_____…　評価は〜？)

[ ベストスコア！ ]

(/____いぇ〜い！)


(/…　ウチは楽しかった！赤手〜？)

(/ .... ....にひひ！！楽しかったです！！ )

(/…　突発的なアイデアでもやってみるもんだね
　　さてさて、…深夜だ。…深夜なのだよ)

(/ ...何しよっか？ )

(/…ハイン連れてこよっか？)

(/ ...___十二支の誰か、出したいんだけどさ、誰にしようかな )

「 接客を仰せつかりました 」

____十二支、誰が来るかは、おたのしみ

____ぁ、え、えっと ....お、おじゃま、します ...？

「 こんばんは、… お待ちしておりました 」

( 毛皮付きの黒コートに ...両眼の下には泣きぼくろ ...幸薄そう、の一言が似合う )


「 ...は、始めま、して ...？『 戌 』 ...の担当、です ...はい 」

「 ……… (既視感) 」

________


「 お初にお目に掛かります、…赤城の僕にして使用人
　ニャルちゃんと申します。お見知りおきのほどを … 」

( 軽く頭を下げ、…下腹に両手を添える )

(/ ひっ、ま、まだおきて、ます！？ )

(/はい？)

(/ ...よ、よかった、遅れちゃったから ... )



「 あ、改めまして ...ど、どうも ... 」


　____戌爪 蒼月( いぬづめ そうげつ ) ....で、です

「 ご丁寧にありがとうございます ___して
　本日は如何なるご用事にあられますか？ 」

(___やや、…引いた直立姿勢で話を続け)

「 ...え、えっと、その、です、ね？ ...ね、猫ちゃんからよい友達がいるって、き、聞いたんです、よ、よね！
....で、で ...... ...え、えっ、あぅ ....えと 」

( しどろ、もどろ )

「 ……(既視感) 」

_____

「 … 我々を興味をお持ちになって下さいましたゆえ
　　　　　　この地へ参られた。…と？ 」

( 瞳をじっ、と眺め )

「 ...え、えんろ、はるばる？ ...？来ました、....から、あ、改めてよろしく、できれば、と、....お、おもって、まして 」

( ...青い目がジッと、オドオドとしながら覗き込む )

「 ………(既視感) 」

_________


「 えぇ、… よろしくお願い致しますね __観光でしたら
　拒むこともございません … 我らが城を、心ゆくまで
　　　　　お楽しみ下さいませ。戌爪様、… 」

( さらりと胸の前に片手を添え、辞儀をする )

「 ....は、はぁい！ありがとうございます！ 」

( ...既視感に気付かないまま、元気に頷く )


_________


「 あ、あ！あ、安心してください、ね！ ...し、白黒さんより、す、凄く強いですから！
......ぞ、存分に観光させて貰います！ 」

( ...綺麗なお辞儀に、頭を下げ返して、...嬉しそうに笑みを見せる
...首輪みたいな革チョーカーが、また可愛らしい )

「 [ﾌﾞﾁｯ] 」

　　(…)

「 … エントランスに城全体の地図が、各階の廊下各部に
　　上下階を含めた現階層を示してある地図がありますので
　　迷ったら其方をご確認下さい ___ご理解、頂けますね？」


_______


「 頂けますよね？ 」

「 ....え、あ、え、えっと ....わ、分かりました！ 」

( ...再びしどろもどろ )


「 ...や、凄い広い、です、ね ...う、羨ましいです、ね 」

「 ……土王様の采配により建築は自在に可能らしく
　　拡張に次ぐ、拡張が繰り返され…今はこの広さです 」

　(…)

「 … さて、私めは少々用事がございますので
　「迷ったら地図」。…それを忘れずにおけば
　 不便に至ることはないでしょう __それでは…　」


:声色も表情も変わらない… 変わる気配もない

(/ ....そろ、そろ、ねむけ、限界です .....ね )

(/左様ですか。…なれば無理をせずお眠りになれば
　よろしいかと存じます ____)

[___何らかの地雷を踏み抜いた]

(/ ......____だ、大丈夫ですよぉ、わ、わたし、...よ、弱いですから )

(/ … 明日 )

　(/　何が起こるか見物にございますね　)

(/ ひぃいいっ！！？あ、い、いやごめんなさ ..ひっ )

(/…あと5日)

(/ ......？ )

(/___あなた様の、生誕)

(/ ...そういえばそっかぁ )

(/…　勿論、祝わせて頂けますよね？)

(/ ...ふふ、そうだね....良いとも )

(/ ご報告っ！ )

(/ ...んぁ？何々どうしたの？ )

「 ややｯ！？これはニール御曹司殿っ！本日は夕刻もよく…

__とと…本日の哨戒結果を報告いたすでありますっ！ 」

( ピシッと敬礼 )

　「 [ ...ふぁああ ] ....ん、そんな畏まらなくて良いんだけどね まぁ一応聞いとくから ...良いよ、ゆっくりで 」

( 眠そうなあくびひとつ晒して、...それはそれとして楽しみにしてるのかちゃんと聞く姿勢 )

「　はっ！！仰せを…まにまに、でありますな！　」

　 [__得意分野と言わんばかりに自信たっぷり]


「 本日今朝を七時半を以て11時間警備を開始!!
　8時11分に物珍しく森ノ飛竜ﾍﾞｽﾄｩﾗが群れなし
　移住を試みては北部の森へ向かうを監視し！！
　上層部より指示を受け畑の見廻りをしたところ
　尸龍のつまみ食いを発見しメイド長へ通報！！
　暗くなる時間帯まで上空より哨戒を続行すると
　詳細不明の【サムライ】が城門前で野宿をし
　確認を取ったところ許可を得ていると言った故
　見逃しを与えたであります！以上をもってハインの
　報告を終了するでありますっ！ 」


_____約、50秒

　「 ( .......なげぇ〜〜〜〜〜 ) 」

　( ...なんだか胃が痛くなるような内容が聞こえた気がする、 ....はてさてどうしたとのかと、魔人は悩む )



　「 ...あぁ、まあ ...兎に角お疲れ様、だね？ 」

「 はっ！__御曹司殿も日々、ハインが者共の為をゆえ！
　　働いてくださるを感謝に進呈するでありますっ！ 」

　　　　　　　　[尊敬のまなざし]


　　　( 強く敬礼！__し…少しおでこが赤くなる )

「 ...にひ、ま ...そう言うんならありがたく受け入れさせて貰うけれどさ？ ...にしても ... 」

　( ...報告にあった内容で少し気になった所を思い出す )



　　「 ....サムライ、ねぇ 」

　( ...鷹人の額に手を当てながら悩む素振り )

「 [ぽやん]〜…　はっ！何やら大きな藁の傘帽子を被り
　顔を隠したアヤシイ！っ…でありましたが！なにぶん
　　許可を得ていると申していたゆえ、であります！ 」

(撫でられほわんと気が抜けて)

　「 ........ ( 翡翠？だとかの友達かね ...ま、いいかな )

　　ん、オーケーオーケー、ご苦労様 .... ....索敵としてはやっぱ、優れてるなぁ ...中々 」


　( ...いくつか考えながら頭を撫でて過ごして、..ふぅと一息 )

「[ほわん]〜…　はっ！　勿体無い重点のお言葉…[ほわん]

　　___であります！御曹司ど…[ぽやん]____のぉ…」


( 中々好きになってきた。…撫でられる頭の感触 )

　「 ........おっと 」


　( ...慌てて撫でるのを止める ...どうにもかなりの中毒性があるのか、....かなりハマっている人物を知っているからこそ )

「 ___はっ！では、ご報告を終了致すでありますっ！ 」

「 うんうん、お疲れ様だ ...よく頑張ったねぇ 」

(___立ち去ってから…)


　【扉の前】

「 …(何だかキモチ良かったでありますな) 」

「 ...さて、何しようかな 」

『？』[ひょこ]

(/ ____さて、...昨日の続き、的な事でもしようかな？ .....にひひ )

(/…左様ですか)

(/ ......あ〜〜、いやまぁ、したくないなら、良いけどね？ .....うん、大丈夫 )

(/…　___いえ、如何にして私めの強弱に関する認識を
　　　　塗り替えるか、思案を講じておりまして)

(/…　弱者で終わるつもりはございません。__必ずや…！)

(/ ....にひひ、安心してよ ...大丈夫、ああして自信を持とうとしてるだけだからさ？ ...本人曰くそんなに強く無いらしいよ？ )

(…既視感)

_____では、…続きをどうぞ

(/ .....さて、続きって言いたかったんだけど )

(/…ん？)

(/ ... .... ....ちょっと、休憩 )

(/はい)

(/……ふぅ、…　どんと、…来いっ！…です)

(/ ...おつかれ、さまぁ )

(/…　して、思わず私めが失礼を働いてしまいました
　　あの御仁 …彼を、どう扱えばよろしゅうございますか？ )

(/ ... ... .... ....にひ、にひひっ、にひひひひひっ！！！ )



(/ ....任せるけど、やっぱりニャルちゃんは面白いねぇ )

(/ …… ひっぱたきますよ )

(/ ...あ、え、え、えっと ... )


____ま、紛らわしい、ひ、貧相な体で、ご、ごめんなさい ..

「[ｲﾗｯ]___(あん…っの…　バカ義兄…ッ！！)」

_______


「 … 戌爪様、此方のお話にございます
　　お気を揉まないで下さいませ …して 」

( 内心が穏やかではない無表情 )

「 行きたい所はお決まりになられましたか？ 」

「 ..あ、い、いえ、大丈夫です ...き、気にしてません、か、から ....『亥』にも、よ、良く言われますし ..... 」

　( 垂れかけの青目が不安そうに覗き込みつつ ...悩んだ結果、選んだのは___ )


「 ... ...じ、実を言うと、き、決めれてないもので ...お、オススメを、言ってくれたらそこにいこうかなって ... 」

「…(既視感)」
___________

( 顎に手を当て、__地図を横目に思案する… )


「 … 私めの同伴で安全が保証できる空間は

　・医務室　・映像室
　・図書室　・休憩室
　・大食堂　・訓練所
　・柑橘園　・植物園　…が、ございます 」

「 ....そ、それなら、こ、こことか？ 」


( 恐る恐る震える指は、訓練所を指差す ...意外かもしれないが、不安そうに目を向けて )


「 ....い、いえほらぁ ...皆さまの強い ...その、り、理由と言うか ...どんなふうに、つ、強くなってるのかなぁって ...ち、知識を得たくてぇ ... 」

「 …(既視感) 」
_____________


「 …では、近場の訓練所に向かう前に …

　訓練の参加は無料ですが、武器の貸出等には
　ある程度金銭が必要になります __それと…

　訓練所周辺には諸事情につき自販機等、飲食を
　提供できる設備がありません、…水分補給のため
　"水"や"お茶"を確保しておきましょう 」

(地図を指差し__訓練所と、現在地…売店を示す)


「 ほかに、何かご質問は？ 」

「 ...あ、え、えっと ....ぶ、武器って、も、持ち込みとかも駄目だったり、し、します？ 」

( ...脚に巻き付けてあったり、コートの内側に準備してあるナイフホルダーを見せ付ける ...困った様な表情 )


「 ...あ、そ、それならお水やお茶は欲しいですね ....5本とあれば、じ、充分だとは思うんです、けど 」


　　____ ...最初の頃の方が嘘みたいに弱気

「 数、大きさ、威力__…はい これなら問題ありません
　では 其方に自販機がございます…金銭はお持ちですか？」

( 努めて丁寧を演じるでもない …
頼りない人柄に自然と"仕事"に身が入る )

　「 .....あ、え、えっと ....これ、使えます？ 」

　( ..ポケットから取り出したのは___千年前の日の本の硬貨 ...恐る恐る、取り出す )

　「 ...使えないなら、し、仕方がないですからその .... ...か、からだ、で 」

「 人身売買は認められておりません。__そうですね
　そのコインは受け取れませんが…良いものを見せて
　頂けました、…受講料を払わせて頂きましょう 」

( 何の変哲もない。…五本指をゆっくりと閉じて
下に敷いた片手に握った手を__ぽんっ…と降ろす )


( 戌爪の手を…失礼なく触り、ゆるやかに開かせると
先程ぽん、と叩いた手を上に持ってきて__[ﾁｬﾘﾘﾝｯ])

【500円玉×2】

　　____そっと耳打ち

「 … (ﾎﾞｿｯ ほかの皆様には…内緒、ですよ？ 」

　「 ....！ あ、ありがとうございま ...す！ 」

　　( ...受け取れば、嬉しそうに笑みを浮かべて ..
　　尻尾みたいにポニーテールが揺らめき動く ... )



「 ___で、では、あ、改めてよろしくお願いします、ね！ 」

「 はい … よろしくお願い致します 」

________

　　・自販機・


:当たり障りのないラインナップだ
基本的な水やお茶は4品、暖かい飲み物が
下層に集中し、炭酸が程程に置いてある…

「 飲料は此方でお買い求め下さいませ 」

「 ....み、見た事無い種類の飲み物がいっぱい ... 」

　___それでも、彼女からしたら珍しい物ばかりだ ...


　　「 ...えっと、えっと ...それ、なら 」


　　( ...水一本、緑茶二本、ホットミルク一本に ... ...おしるこの選択 )


　　「 こ、これで ... ..充分、です！ 」

「 ……[ｺﾞﾄｯ ｺﾞﾄﾝｯ]… 」

( スカートの裏地よりバッグを引き出し
しれっと懐中時計を覗いて時刻を確認する )

「 … 入物はお持ちですか？ 」

_____まだ時間に余裕がある

「 ....え、あ .. ....い、いまはちょっと、持ってない ...ですね ... 」


( ...何処か不安が顔を見せながら、恥ずかしそうに頷いて ...
　...色々迷惑を掛けていると言う不安が、余計に何時ものネガティブを重くして ... ...でも、今一人だと出来ないから、頼るしか無い )


「 ...ご、ごめん、なさい、ですねぇ .... 」

「 …お気になさることはありません。___(しかし…)」


( …メイドは、悩む。__彼女の後ろ向きな姿勢はある種の
個性でもあるが…それにより人生がままならないのは明白。

改善を望むのは本人の意思でもあるのだろう …___だが
このタイプ向けなメンタルケアはメイドも慣れてはいない

…自分より適任は居ないだろうか？…こういうタイプを
引っ張り、…打ちのめすように励まし、元気付けられる… )


「 … さて、水分も確保出来ましたし そろそろ____ 」



　　____見ぃ〜　つぅ〜　けぇ〜…たぁーー…っ！



(____凄まじく気の強い声がその場に響き渡る…)

「 ...うぅ、で、でもしかしなんで ...わ、私なんかを勧めたんですかね、こ、こんな所にぃ ... 」


　( ___ぼそぼそと独り言を言いながら ... ...それでも、何時もと変わらない［自分］に安心をする ... )


　　そうしてる方が、楽だから ...

　　　何も苦では無い、美味しい蜜が吸える立場にいるから ....



　　　皆が思う程 ...可哀想ではない .....



　　　　「 _____ひぃっ！？ 」

　　( 突如強く響く大きな声に、...犬耳や尻尾が垂れる )

「 [!!]____…　(マズい…！) 」

( 確かに"居る"。…それに適した人物が。…
だが余りにも強引が過ぎる性格に冷や汗が浮かぶ )

_______


　　 　…　アンッタ…　こんな ところで…っ！！

( __怒気を発して姿を表す… 超強気な神官姿は蒼の色 )


『 いっっつまで油売る気よっ！？ こんｯの…ふわふわｯ！！ 』



　　　　　　　　【　ヨグ=ソ・ティル　】

　　　　　　ひッッ ...！！？

　　( ...毛皮付きコートが逆立ち怯えて ...


　　___気が付けば ...気配は消えて、白黒の後ろに隠れる様に身を潜めている ... )


　　「 ....あ、ああいう“酉”に近い人はちょっと、む、難しいです ...か、か、かかわるの ...！ 」

「 [💦]… 蒼様、此方はロッソ様では… 」

『 何よｯ！ｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬうるっ…さいわねっ 』

_____圧倒。



『 こんな後ろめたいの二人も三人も居てたまるもんですかっ

ほらっ、行くわよっ！今日"新式銃器が入荷する"って
あんたが訓練所に誘ったんでしょうがっ ___この…っ 』

　[グイッ！！]___さっさと行くっ！！良いわねっ！？


( 万力めいた掴みが襟を掴んでメイドの影から引き摺り出す… )



「 ……[💦](ロッソ様…何処へ…っ) 」

　「 た、助け ....助けて〜〜〜〜〜ッ！！！？ 」


　　( ...残念ながら十二支の中でも力強さは下から数えた方が早い ...抵抗虚しく引き摺られてしまい ..悲しいかな、...少年とは明らかに違う獣の耳や尻尾が大きく揺れても気付く様子は薄くて )




　　　____面白いでしょ、私達の所の子

　　　( 蒼達が嵐の様に消えて .....白黒の背後からあらわれる“猫” )

[ｷﾘｷﾘｷﾘ]「 … (胃が…) 」

( __若干青い顔をしつつも… 深呼吸して隠し
　… 聞き覚えがあるような声へと振り向いて … )


「 … 個性強さと仰るのなら、過ぎた否定もありませんね

　　お初にお目に掛かります __ニャルちゃんと申します 」

____一礼

[ ｺﾞｸ､ｺﾞｸ､ｺﾞｸ ]

( キムチジュースを飲みながら ...にぃと笑みを浮かべて誇らしそうにしている ...本当、何処にでも居そうなJK ...もとい『猫』...らしい )


　「 ...まずまずかな、うんうん ...いやぁ、アリに聞いて色々交流を深めるのも良いかなって思ったけど ...多分あの組み合わせは失敗だろうね ....水に油だよ

　　あ、知ってる知ってる、お人好しなんだってね？ ...同じ　“にゃ” 同士仲良くしよ？私はねこがみせいかだよ、よろしくねぇ 」

　　( ...これまた返す礼は、見た目不相応なほど ___上品だ )

　　「 [？] 」


____この態度には物凄く見覚えがある

( … 孤島動乱時の、…痛い時の ___ )


　　　　　　「 … セキ___」



　[　　ボッ　ゴォォ〜〜〜〜〜ｯｯ!!!　　]


_____背後に大爆発、

「 ___あれ、今のトレンドってこんな感じじゃないの？ ....違う？ 」


　( ...大爆発が起きても平然として ... ...悩ましそうに首を傾げる )


　「 ...参ったなぁ、全然知識が違うじゃん ... 」

[ｷﾘｷﾘｷﾘ__]　「 … 」

( 確実に増した痛みを無視し …振り向く )

__________

:… 赤に、灰色が立ち上る爆煙を飛び出し ___


[ ｻﾞｻﾞｰｯ!_ｶｷﾝｯ! ]　　「 … 」

( "ハインネイル"が此方に背中を向け __吹き飛ばされ
　勢いをカギ爪で軽減 …矢鱈とキマった着地を取ると… )

「 ……… [チャキ] 」


:ランスを握り締め … 爆煙の、…その先を睨み付けた。


　　ｶﾞｼｬﾝｯ　ｷﾞｷﾞ…　ｶﾞｼｬﾝｯ ｷﾞｷﾞ…　ｶﾞｼｬﾝｯ ｷﾞｷﾞ…


:立ち上る煙の中__此方へ接近する"敵影"が映る
　…かなりの巨体が、シルエットのように浮かび


　　　　　　[　ギラァーンッ！　]



:　　____真っ赤な単眼を覗かせた　…　

　「....ま、なんだっていいや ...変えるのも面倒だしね 」

　( はぁ、と大きな溜め息を吐いて ...困った様に笑う ...わざとそう作ってるとはいえ、余りにもなリアクションがちょっぴり辛そう
　....それでいて、爆発に対してはビビったりはしてないけど、不思議そうに見ている )


　「　でさ、ニャルさん ....あれ、どう言う状況な訳？ 」


　　( 「手伝った方が良さげ？」 と付け足しながら白黒へ軽く近付いて )

〖:…[処理中]__[反応確認]…____[標的:無傷]〗

　[ピッ　__ﾋﾟｯﾋﾟｯ]　…　標的:P・H…　[確認]

　　　　　　　　　　: 排除 :
____________


　　　【 連装ﾛｹｯﾄMk7:連続発射 】[ｶｼﾝｯ]

　　　　　　____シュドドォゥッ！！


　( 煙を吹き飛ばし__多数の小型ﾐｻｲﾙが飛来…！ )


　　[ﾀﾞﾝｯ!!]　　「 …　(迎撃 ___仕切れない) 」


: 向かって対抗するように駆け出す鷹人 __なるべく
被害は抑える必要がある事を理解し、カギ爪を引き…！
　【散弾銃(ｼｮｯﾄｶﾞﾝ)】のように爪を撃ち、落とす！！


　　 　　【散弾爪銃(さんだんつまはじき)】

　　　　[ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾋｭﾝｯ!!]　___ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｫｯ!!



　　　　　　_____ｼｭﾝｯ　ｼｭﾝ　ｼｭﾝｯ!!


　　　　　　　　　　「　…！　」


:打ち漏らした数発が飛来し __やむを得ず回避体勢…！


[　ﾄﾞﾝｯ!!　]　「 …っ　ふぅ…　！ 」___ザザッ…



_____畳んだ脚を一気に伸ばして後方へ跳躍！
　　なんとか爆発を避け、… 再び距離を取る鷹人…

___________

「 … 私も聞きたいです 」

( ___破壊された廊下に少し遠い目をし始めて… )

　「 .....マジで何あれ？いやなんか、....あぁ、なるほど 」

　　___ニャルさんも苦労してるんだね ...


　( 流石に同情してるのか、白黒の肩に手を置いて慰めて .... ...気晴らしになるかどうかは分からないが、少し提案をする )


「 ....取り敢えず、改めて色々紹介でもしておこうか？ 私達の家とか ... 」

　　　ｶﾞｼｬﾝｯ ｷﾞｷﾞ…　ｶﾞｼｬﾝｯ ｷﾞｷﾞ…　ｶﾞｼｬﾝｯ ｷﾞｷﾞ…

___段々と …"それ"は姿が見えてきた


:物騒な足音を奏でる無限軌道を付けた四脚の機械脚 …

四本脚で安定した土台が支える歪な四角状フレーム

フレーム中央に位置する単眼、両腕はガトリングを装備

肩には先程のﾐｻｲﾙ、…背中には何やら大型の砲身を持つ


　　　　　____6m はあろう重厚な巨体 …


　　　　　【ロボット鷹人兵士:突撃改良型】


　　　　　　　[排除、排除、排除する]

(/ ...ね、ねおち、ご、ごめん、ね？ ..そ、それた、きょうは、ちょっと ...病院、行って、くる )

(/お大事に…暖かくするんだよ？)

(/ ...やっほ )

>>818

「 … お気になさらず__と言いたいのですが
　　精神強度が少々不安定な状態になりました

　　… 今後の応対へ向けた参考とするため
　　お手数お掛けしますが…是非ともお願いします 」

( 肩の手をそっと降ろす … 疲れた眼だが
　それでも警戒は強く、中々取れない固み )

(/義兄様。…体調の方は…？)

(/ 体調、と言うよりかは精神面なんだけど .....


____思ったよりも重症でね、暫く休んじゃう事になっちゃった )

(/…私めらも、出来る限り寄り添わせて頂けませんか？)

(/ ...頼めるのなら、頼んでも平気かな？ ....心配、ありがとうね？ ... ...朝も酷く暴走しちゃってね、恥ずかしながら )

(/心労は時に本物の病となりかねます、… ゆっくりと

ゆっくりしていきましょう。…ね？)

(/ ...いやまぁ


　___精神科に行ってうつ病診断されて、学校休まされたんだけどね、あはは...まぁ、逆を言えば今からしばらくはたっぷり付き合えるよ？ )

(/… 私めも似たような体験をしました

　　…こういう時は、大切な人とひっつきもっつき
　しなくてはなりません、ね … 構わないでしょうか？)

(/ ... ....にひひ___する？ )

(/…　[ネコのなきまね]__…　)

(/ ...[ なでなで ] ...にひひ、ごめんね？ __それでいて、ありがと )

(/… でしたらサラちゃんにも会わせて下さい)

(/ ....サラちゃん？ )

(/… 確か、サラマンダーの…小さな赤いトカゲ
　…とっても、可愛らしくって)

(/ ....好きものだね？ ...にひひ )

(/… だって、生き物凝ってると思いませんか？私。)

(/ まぁね ... ...流石にニャルちゃん達には敵わないけど、生態だとかは俺もよく考えてるから、ね？ )


(/ ...しばらく休みだからさ、たっぷり付き合えるからね )

(/…でしたら、少しばかり浮わついてもよろしいでしょうか？)

(/ ....ほう？ ...いいよいいよ？何したいのさ？ )

(/___物珍しく、…盃ネコさんにでぇとをさせたい…と)

(/ ... 相手は？ )

(/… おっと、サツバツさせちゃうから待って、考え直す
　…危ない危ない…深夜にマドコンとかシャレになんない…)

(/ ....んぅ？ )

(/ 盃ネコは別の日で！__じゃぁ…"きみ"でいい？ )

(/ ...お任せするよ？にひひ )

(/…じゃ、はいこれっ！)

　　　[ひょこっ]


___寝ぼけ眼の幼竜を抱えて

　「 ....はいこれ、と言われてもな 」

　( ...頭を撫でながら受け取りつつ ...悩んだように顔を傾げ気味 )

　『 。○ O　…　。o O …___[ごし]… ちちさま？ 』


____親の匂いに寝惚け眼を擦って … 目を覚ます。

( 以前より少しだけ重くなって…髪も、背丈も少し延びた )

　「 ...ちゃ〜〜〜んと成長してるな！ ...よしよし、偉い偉い 」

( それでも魔人からしたらまだまだ軽くて ...
　　...頭の撫で甲斐も、抱き甲斐も、全部あって素晴らしい )


　「 ...にひひ、おはよう、だな？ 」

『 … [ごそごそ] …おはよ、__…[ふぁふ]』

　__髪がもじゃもじゃして顔をしかめたあと
　 頭をごしごし、…整えてからあくびをひとつ

『 __ははさまから…ちちさまと同じ甘いの
　　くれたから…飲んだら…ぽかぽかして…伸びた。』

「 ...そりゃあ純正なそれだからな、ちゃんと栄養もあるだろうし ...成長出来る、よなぁ 」

　( 軽く髪の毛を整えながら ...嬉しそうに笑顔を見せる
　　....眠そうな幼竜が、またいつも通りで可愛らしい )


　「 ...で、何したくて来たんだ〜 ...？ 」

『 …がう 』

( 僅かな声を発して視線を交わす
父の目元を眺める姿は__何処か
生意気な、義妹の無表情そっくり )


___[…くるる]

『 … 欲しい 』

「 ...欲しいって、えっと ...なに、が？ 」


　( ...色々察しはつくがそれが勘違いであることを願うかの様に ...苦しそうな声を絞り出す
　...頭をかいて、困った様な表情を浮かべて ...辺りの気配を念のため探る )


　「 ...流石に、俺だって恥ずかしいんだけど、なぁ 」

『 … ちちさまのも…ははさまのも… 暖かくて
　眠れるの … いつも、寒くて …眠れない…から 』


( ごそごそ__と…ゆっくり身じろぎ )

『 … だめ？ 』

　____...流石に、こうした願いは ...断れない

　　
　「 ...しょうがないなぁ ..いいよ、俺もなんやかんやで寂しかったし？ ... ...おいで 」



　( ...両腕を広げて、...優しく笑みを浮かべ )

『 ____がぅ 』


( 広げた腕の中に迷わず飛び込んで
… 抱き締められるのを待ちながら
　 　暖かい__懐の中で安心する )


______かぷっ

　「 ...よしよし 」


　[ っぎゅぅ〜〜 ... ]


( ...抱き締めて、ゆっくり呼吸をして ...安心感を強めながら ... ...暖かい肌に触れ合い続ける
____噛まれても、ノーリアクション )


　「 ...にひひ、ヴォリンも成長してるみたいで偉いね 」

[むぃっ…]　『 [かぷ…__じぃ…] 』


( 溢れそうな親の…服の上から椀に歯を立てて
じっくり … じっくり、…とくとく…熱を高めて )

[ ...びゅる、ぷっ ...どぷ、たぷ ]

　「 ...よしよし、...ま、ぁ ...ちょっと効くけど、...たっぷり、飲みなよ？ 」

　( ...蜜が溢れて、じわりじわりと滲み出て ...飲まされて ... ...奥歯を噛み締めて耐えながらも、甘やかして )

　[ちろ __かぷっ…ごく __きゅる…]


( 触れる柔らかみに…目を閉じると、溢れないよう
　椀に大きく口をつけて、…たっぷりと…親の愛を
　飲んで__足りなくなれば …舌でねぶって
　柔らかな椀に無邪気な手付きが揉み込まれる )

_____布の上から … もどかしく。

　「 ....なぁ、ヴォリン ....ゆ、っくぅ〜〜り ...寝よ？ 」

　( ...色々限界に達して、...これ以上となると ...ヤバいと判断すれば ...幼竜の頭を押さえて、...ゆっくりと、言葉を紡ぐ
　...膨らみは大きく、次第に頬も赤く ... )

『 …[はぷ]____がぅ 』

( 抑えられれば __唇、離しても埋まるまま
だけれも … 暖かさは充分。…次第に深まる
眠気が心地よく、…親の抱擁に身を任せて… )

　[ かぷ　___くぅ… ]


(　___おしゃぶりのように…含んで、…目を閉じる　)

(/ ....さて、明日から休みだし....色々さ、付き合ってね？ )

(/お仕事終わりには必ず…)

(/____ガルル)

(/ ...ふぁあ )

(/我が君よ、ただいま。)

(/ やぁやぁ、おかえりなさい ...？ ...にひひ )

(/歌謡曲色々聴いてきた！…いやぁ、とけそう)

(/ ...へぇ、たとえば...？ )

(/なだそうそう、あと北国の春！)

(/ ... ....さて、改めておまたせ！ )

(/…にゃるは！)

(/ ....さてさて、と ...あ、そうそう ...こっちも色々さ？皆に合う曲を色々考えたりしててさぁ )

(/…ほう、赤手のセンスなら大いに期待しても損はない…
　ところで君の方？私の方？__結構数が居たはずだが)

(/ ___どっちも！ )

(/…ほうほう、いくらで？)

(/ ....んぇ？い、いくら？ ....すし？ )

(/…冗談だよ、見せて貰えないかな？)

(/ ...ニャルちゃんに合いそうなのが、『とある一家の御茶会議』
...白機と黒機で、『ロンリーユニバース』
...取り敢えずまずは二つ、ね？上げ過ぎても聞けないだろうし )

(/ふむ … )

(/ ....んにゃ、まぁ好みに合うかどうかは、流石に分からないからさ？ )

(/ … いや、頷かざるを得ない配分だったよ
　　此処へ至るより前の白黒、戦時下の黒機に
　　似合う曲だ … 何かしら不穏が過る曲調も
　　彼女らが纏っていた雰囲気にマッチしている )

(/ … いいセンスだ )

(/ ...にひひ、会うのならばそれに越した事は無いね！ ...良かったぁ )

(/ ...ネクスト、準備は？ )

(/ … と言うわけでやってみることを探そう。 )

(/___OK)

(/ 瑠和とホーライで『おどりゃんせ』
　...トウリンで『イラストレーター』
　　カーソウで『解けない夏』
　　シャラルで『ミライリフレクト』 )


(/ ....取り敢えず本日のメドレーはこんな感じかな、焦らずゆっくり聞いて来てよ )

(/ 舞うキツネへ孕んだ思惑 … 表して謂わば
　蓬莱が抱くキツネへの相思相愛を分割した
　様々な思いを感じる…あの曲が彼女の内情を
　示すのであれば、いつしかキツネも
　同じ方面に覚醒するかもしれないね )

(/ ...瑠和にはあのままでいて欲しい、って想いが強いと同時に ...もっと___ ...いや、なんでもないかな？ )

(/____苦難、…困難、…しかしそれだけだ

　明るく眩しい道を行ける彼女がいる
　"それだけ"を越えてしまって、進め！)

(/ ...とにかく楽しんでくれれば、嬉しく思うね！ )

(/…明るい姉妹が隣にいる分、ある程度思慮深い
　彼女の__ぽっかりと空いた穴を思う事ができた

　…しかし虚ろとは違う、また何かを入れて
　誰かと入れば心から笑って生きられるチカラがある

　だからこそ … 騎士とのある意味相思相愛は切れない)

(/ ... ... ...やっぱり、感想を聞かせて貰うと、凄く嬉しいね！ )

(/ 虚ろに片っぽを踏み入れた過去があり、その中で
　生きる夢の名は … ゆえに "存在しない夢"を求める
　能力を持ち、薄く流されがちの意志が巡っているのだ

　___しかし "受け入れて進む"意思も思う事ができた

　… それが良いものだと、決めるのは騎士ではないが
　　せめて喜ばしく思い 後押しを図る幸せがそこにある )

(/ ...シャラルは嫌悪、頭の中はがらんどうに近い
　夢をいつも見ていて ... ...童になりたくて ...
　...だからこそ、騎士の出会いは何かを変えたよ )

(/…上手く感想を伝えられたようだ、満感。)

(/ ...にひひ、俺的にも満足！ )

(/… では、名を挙げられた３人に、私からも)

(/ ....ん？お？ )

(/　カロンは『 THE WINNER 』

　　瑠和の『 いつか空に届いて 』

　ニャルちゃんの　『　なだそうそう　』　)

(/ ...ふむ、聞いてみるね？ )

(/ … ロボアニメ濃いけどごめんね！？
　　余りにも… おっと、感想は君から聞く。 )

(/涙そうそうは、…『涙そうそう-夏川りみ　(フル)』

　___で聴いてみてほしい…)

(/ ...昔、と言うか血の気が多い頃のカロンがテーマになってるのかな？なんだか虚しさも残るし、儚さが ...強いね？ ...もっと言えば、戦う事以外に何も充実してなさそうで ...辛いねぇ、カロン )

(/ ...本当の愛をこれから、ホーライがしっかり教えてあげないといけないね？ ...瑠和の風や空の想う気持ちも素敵に思えたし、綺麗だなって思えたよ )



____でさぁ、ニャルちゃんは何！！？まだ癒し足りないってか！！？

(/半分は正解だよ。__けど、歌詞の通りの人生だ

"やさしさ"なんて信じない 全てはずっと闇の中
　誰も勝つことのない、永遠の苦しみを兵器として

　_____だけど出会った。

　その時から心に決めた。"偽り"の愛なんていらない
　何故か、こうも心奪われるモノのために…"孤独だろうが"
　"虚しかろうが"、アツく生きて　"闇を突き抜ける"。)

(/ 瑠和はそうだね。…歌の雰囲気で人となりは理解出来る
　けど、"少しだけ足りない"。…だから、埋められる音子が

" I NEVER GIVEUP FOREVER "
　『 いつまでもあきらめない 』

　___瑠和の源でありますように )

(/… ほろ苦さは彼女の奥底で離れぬ "人となりの源"。

…もう会えない、だからといって諦めきれない訳でもない

　ただ「いつか」の願いを胸に、時たま空を見上げて



　　　____「会えると信じて、生きていく」　)

(/ ...やっぱ、よく考えられてるねぇ ...凄いなぁ )

(/…纏めて『埋めてあげる』必要があるんだよね

　___その括りで言うなら… 一緒、かな？)

(/おっと。__新しく建ててきたんだ、ビックリした？)

(/ ...ちょっとびっくりした )

(/… お互い、お互いへの理解が深まった気がする)

(/ …騎士の姉妹達が抱えてる哀愁は少し息を呑んだよ )

(/ ...三姉妹はそういうものだからね、かな〜〜〜〜りヤバい過去があるからね ... ...そう言うものだよ？ )

(/逆に明るい方が異質だったりする訳だ …

… そうなるとカロンのぶっちぎりかたは
　 不自然にしか見えてこない…う、うぅむ
　 もう少し…曇らせた方が良かった…かな )

(/ ...いや大丈夫だよ！！？俺の癖って言うかさ ....その、キャラを作る時に...暗いものから考える所があって ...ちょっとね？うん )


(/ ...慣れてるからさ、ごめんね？ )

(/ 君の持ち味、… つまるところ深みと言うわけか！面白い )

(/… して、今夜の満足度は以下程かね？)

(/ ...滅茶苦茶満足してる！！！にひひ )

(/……ふぁふ。__テーマ、か…なるほど)

(/ ...危険度の方に出そうと思ってる子達、滅茶苦茶多過ぎて困ってるのが問題だけどね )

(/oh。___なる程、…裁き切れない可能性か…)

(/ そう言う事 .... ....いやまぁ )



__ニャルちゃん達、赤城の面々と絡ませても良いとは思ってるんだけど、ね？

(/うんうん … 丁度いい立地だからね！)

(/ふへ…)

(/ ...にひひ、だからさ？


___これからもたくさん、付き合って？ )

(/　…　よかろう　…　)


__…ラリホーマ、ラリホーマ、ラリホーマ…目を光らせる…

(/ んぁ？ちょ、お、俺まだ眠る気なんかな... )

(/ … 今の私は、デメキンとニトログリセリン原液で
　　充たされた木製の入れ物を持っている …分かるね？ )

(/ ....お、ぉうぐ、うぐぐ ...それは、かなり、ヤバいけど )

(/　眠ったときが君の最後だ。___さぁて

私はガノシアンスパイクを装備しているぞ？
　…ついでに、ネコも被るとしよう[カポッ])


[切先をゆっくり腕に近付けて…]

(/ うにゃがっ！！！ね、寝ないもんねぇっ！！！ )

どうするどうする？…　さぁ、どうする？

・アイテム
[捕獲用麻酔玉]

( 脅しのように睡眠玉を手に取り )

　　　[ どさっ ]


　　( ___気が付いた時には ...顔を真っ赤に染めて、押し倒していた ...両腕を抑えて、身動きはさせない様にして )


　「 ...意地悪なんだからさぁ 」

「[💧]__私が一秒前に大樽Gを捨ててなければ
　　　　今頃二人でアフロだ … やぁれやれ 」



( 元々パワーで負けてて体格でほぼ互角で ___
目を背けながら、…押し倒された状況を楽しむ )

「 … 悪戯魔人君には刺激が強いかな？ 」


___ちろりと …舌を出してバカにする

　「 ...そう言うノリは卒業したつもりだったんだけどね、もぉ ... 」

　( ...指で舌を摘んで、軽く引っ張りながら ..珍しく冷たい視線が、送られ続ける )


　「 .....頑張って起きてる所に、それはちょっとズルじゃん 」

(/…はふ)

(/ ...寝ちゃったにゃあ？ ...また夜？にひひ )

(/ うにゃ〜〜 ...)

(/___明日は…休み…だぁ)

(/ ..んにゃ〜〜、お疲れ様ぁ？ )

(/ ___帰還しました。…我らが主人よ )

(/ 我らがってんな大層な ...まぁ、それはおいてさ？ )


(/ ___今日はちょっと、戦闘したい気分なんだよね ....開幕は23時〜0時から出来れば良いなって思ってる
...明日は返信かな？多分 )

(/　…ほぉ？私の得意分野というわけか。…どのように？

　___盃ネコの "強奪"

　___闘技場 in ハイン

　___空腹暴走ライヒェル・ドール

　___灼熱の刃

　___新たなる武術　ニャルちゃん

　___たまには本気で相手しましてよ

　___ラタレアの【竜】

　___【 響刄、赤き城へ飛来す 】

　___" スペシャルマッチ 〖虹色の翼〗 "

　___" スペシャルマッチ 〖山吹之鳴神〗 "　)

(/ ...にひひ、お待たせ？ ...さて、と )

(/ひひひ！)

(/ ...ふぅむ、さてさて ...此方もスペシャルゲストはいつつ ...誰にしようか .... )


(/ ___クエスト名みたいな感じで、誰とするか選んでもらおうかな？ )

(/…ほぉ、鸚鵡返しというわけだ

仕掛けた側が乗るも一興！…さぁ
見せてたみたまえよ…？)

(/ では、こちらになります ...最近改めてモンハンの竜人姉妹とか ...王国騎士とか、好きな感じの子が多いなって思えたよ )


・【 THE RED HAND GRRED 】
・【 仮面の皮剥ぎ 虹の顔 】
・【 幽霊指揮者の静寂演奏会 】
・【 赤青混じる演舞劇 】
・【 魔弾穿体 】
・【 パンチ！キック！クラッシュ！ 】
・【 淫れて今朝は 】
・【 十二支　　戌の巻 】
・【 石の上にも三年 】
・【 危険度: Another 】( 派生あり )


(/ ...こんな所？ )

(/　…やってみたい事がある

　契約金15000zで【 仮面の皮剥ぎ 】を受注しよう　)

(/ ...毎度あり！ ...にひひ )

「 さぁーさぁ！今回も"上流"のゲストが登場だ！
【赤仮】、こんな仮面舞踏会滅多に見られないよ〜っ 」


___チケット売場は今日も大盛況。…戦闘大好きな住人達

　_____[ 控え室 ]


　　　...っはぁあ〜〜〜〜っ！ ...ふぅ〜〜〜！！



　　( 大袈裟な程の深呼吸を繰り返して ... ...側に置いた仮面を拾って、着用する ...
　強さの定着をする為にも、...久しぶりに闘技場へと上がる事にする ...緊張は隠せてはいないが )



　　「 ...そういえば、誰が相手なんだっけ？ 」

　　( ...改めて確認する、___今宵対面するのは ...！ )

「 ヒ〜ヒヒ、辺境にいいシノギがあったもんだネ。
　胡散臭いネコにも贔屓してみた甲斐があったヨ〜

　(…しかし兵士のｴｷｻｲﾄ具合がいつもの比じゃないネ)」

( 既に売り切れの気配漂う売場の男、…注意深い視線は
いつもの"ゲスト"以上の熱意を兵士達から感じ取った )


「 [こっちにもチケットおねがーい]___あいヨ！」


_____"セキカ"　vs　…？

______黒く塗り潰された名前の欄


( 城の内情をよく知る"監視部隊"協力のもと …
圧倒し過ぎず、され過ぎずを公平に取り決めた
それが闘技場の〖マッチメイク〗だ。…不正の
しようもないが、しなかった所で利益は大きい

___少なくとも極端な相手では無さそうだが… )



係員「 [扉を叩く音]__ゲストさん、そろそろ出場です 」

　「 ...知り合いとかじゃ無いのかな〜、残念 」


　( 知ってる人の方が戦法や性格は知っている分少し有利になれるが ...黒塗りされているからには匿名的で誰かは一切不明
　困った様に頭を掻いて戸惑いながらも ...此処まで来れば待ったは無し )


　[ ｶﾁｬ ] ___仮面を被って ... ...服装も少し軽装気味
　　　　それでも肌はほとんど晒さず、手袋までして ...準備は万端


　　「 よしっ ...じゃあ、行...っきます！ 」

※ レディース ｱｰﾝﾄﾞｯ ジェントルメーンッ

あなたもわたしも！みぃんなエキサイト！！さぁ今回も…

上流階級のゲストが登場だ〜っ…東の門から現れたのは！


　〖 面皮〜〜〜っっ　"赤仮"ーーーーーっっ！！！ 〗



[ｷﾞｨｨ…]　　　　　_____ドンッ！！



( 辺獄の扉は…橋となって開かれ___煽られた熱気の波が

現れる"戦士"の身を圧して … 死地の如く冷たい大地を

　____血沸き、…　肉踊る〖闘技場〗へと彩るのだ…！ )


　　　　_____　面皮　赤仮は強者である。


( 赤城に住まう上流の肩書き。…強者の証としては充分なもの
なれば明かされぬ相手とは 何か？__彼女に足る、相手とは… )











　　　　____…　や、…やっほ　…　セキカ、…ちゃん

　　　　　　　　　へ？



　　　( ...聞き慣れた声、..かなり、と言うか一番身近な存在 ...
　　思わず、呆気に取られて 目を丸くして ...対岸にいるその者を .. 改めて 仮面を外して直視する )



　　　____イリカ、ちゃん？ ....な、なんで？



　　( お世辞にも砂姫自身が戦闘に向いているとは言えない ...そりゃあ、装備獣？のｻﾌﾞﾚｱｽは話が別
　　...そもそも、砂姫自身が戦闘を好まない性格をしていると思っているから尚更 ...此処にいる事が何かの間違いじゃ無いかと思えた )

　____色めき立つ…　観衆を尻目に


( 何時もの服装 ___何時もの雰囲気、…緩くておどおど
まるで向かない物事へしゃしゃり出たとしか見えない砂姫

しかしどういう訳か、観客との間には透明なシールド…？

その上警護や、戦闘を行う筈である"砂衣"のｻﾌﾞﾚｱｽから
積極的な"戦意"を感じる事ができない。…ただただ纏われ
単なる服の一部として存在しているだけのように。___ )



　「 えへへ … せ、…セキカちゃんがここ…来るって聞いて

　　 　かっこいいとこ…み、…見せたくなっちゃって… 」



( 照れくさそうに砂姫は頬を掻くけれど _____

闘うことへの恐怖はなく … 其処にあるのは何時もの感性
まるで変わっていない、まず"戦闘"への抵抗が見えない
そう、…「かっこいいとこ」を見せるという事は
　自分の意思で　…　来たということだから )



「 … え、…っと、…待たせても悪いし、そろそろ…やろっか？


___"かっこいいとこ"… 見せてあげるね？…セキカちゃん 」




　　　　…　砂を含んだかのように ___空気が 重い。

　「 ...やりは、するけれど 」


( ___気乗りが、しない
　何時もの暗くて、弱くて、守りたくなる砂姫を知っているから ...手は出しづらい
　...ましてや何も持っている様子は無い、丸腰の砂姫に対してこちらは仮面の刃
　.....優劣がハッキリしているとしか、思えない )


　「 かっこいいところ、って言われても ...イリカちゃん、無理は駄目だよ ...？ ...だって、こんな所に来るなんて ... 」


　　___イリカちゃんらしくない、と否定しようとした口は ...言う前に閉じて ....
　　...闘う覚悟を持っているのなら、と ...



　　[ ﾁｬｷﾝ ...ｼｭｲﾝｯ！ ]


　　( 変形した仮面の双刃を手に ...向き合う )


「 ...怪我、しない様に気を付けてね ...？ 」

:観客席:

『: … 勝つね、イリカ :』

『: あぁ、…あれではのう 』
______________________


「… ふひっ、せ…セキカちゃんこそ … 怪我、しないでね？」

_____予想し得ない事態を前、…尻込みするセキカを前


「 … お願い、サブリナ 」

　　　　[ ｼｭﾙｯ ]

( … 黄色の蜘蛛糸__ﾌｪｲｽｳﾞｪｰﾙのように編まれたそれが
　可憐な砂姫の口元を覆うと ___ 衣が産んだ暗闇の中… )



　　　　　　　　… "冷たい瞳"が覗く



　　　_______【流砂の悪魔】________



　ｽﾞｯ　_____ｻｧ…　______ｻﾗ…　…　___ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ…


: 土は "砂" へ … 陽炎は揺れ ___姿は揺らぎ …
浮かぶ汗がまなこを蝕む　…　風に乗る砂が視界を奪う

　　　　　　　　"悪魔"は___現れた。



【♪.真紅の角】

[ﾋﾞｷ,ﾋﾞｷ,…　___]

(ｻﾌﾞﾚｱｽが脚を広げ…砂姫の背に、黄衣を広げた"翼"を造る)

(__風が巻き上げた砂は…陽炎を伴い "視界" を塞ぐ)

(…産まれた流砂に脚を掛けた"悪魔"は)


______いとも容易く　"姿"　を消した。

　「 ...んひひ、イリカちゃんこそ何言ってんのさ？
　　私 ...ちゃ〜んと強くて、怪我なんか全然しないよ？そんなに舐めなくても ... ... ....？ 」


　　　( 空気の重さに今更気付き ...鳥肌が立つ頃には、既に ___自身の知っている砂姫は居ない ...でも、確かに

　　　［砂の姫］と呼ばれる様はとても似合っていて


　　...唖然としている内に、自分の知らないイリカがそこに現れる )



　　「 ....なに、それ ...？ 」


　　( ...恐怖を煽ると言うか、不安になる見た目だ
　　...刃の先端が僅かに震えて ...瞬きのうちに、視界から消える )



　　　「 ....っ！ ( どこ、へ ...！！？ ) 」

　　( 周囲、見渡し ...気配を探り ... ... ...砂に、手玉に取られてばかり )