暑いも寒いもその日次第と、私次第
952:◆.s hoge:2023/01/18(水) 23:30
(/ …やってみたい事がある
契約金15000zで【 仮面の皮剥ぎ 】を受注しよう )
(/ ...毎度あり! ...にひひ )
954:興行師◆.s hoge:2023/01/18(水) 23:40
「 さぁーさぁ!今回も"上流"のゲストが登場だ!
【赤仮】、こんな仮面舞踏会滅多に見られないよ〜っ 」
___チケット売場は今日も大盛況。…戦闘大好きな住人達
_____[ 控え室 ]
...っはぁあ〜〜〜〜っ! ...ふぅ〜〜〜!!
( 大袈裟な程の深呼吸を繰り返して ... ...側に置いた仮面を拾って、着用する ...
強さの定着をする為にも、...久しぶりに闘技場へと上がる事にする ...緊張は隠せてはいないが )
「 ...そういえば、誰が相手なんだっけ? 」
( ...改めて確認する、___今宵対面するのは ...! )
「 ヒ〜ヒヒ、辺境にいいシノギがあったもんだネ。
胡散臭いネコにも贔屓してみた甲斐があったヨ〜
(…しかし兵士のエキサイト具合がいつもの比じゃないネ)」
( 既に売り切れの気配漂う売場の男、…注意深い視線は
いつもの"ゲスト"以上の熱意を兵士達から感じ取った )
「 [こっちにもチケットおねがーい]___あいヨ!」
_____"セキカ" vs …?
______黒く塗り潰された名前の欄
( 城の内情をよく知る"監視部隊"協力のもと …
圧倒し過ぎず、され過ぎずを公平に取り決めた
それが闘技場の〖マッチメイク〗だ。…不正の
しようもないが、しなかった所で利益は大きい
___少なくとも極端な相手では無さそうだが… )
係員「 [扉を叩く音]__ゲストさん、そろそろ出場です 」
「 ...知り合いとかじゃ無いのかな〜、残念 」
( 知ってる人の方が戦法や性格は知っている分少し有利になれるが ...黒塗りされているからには匿名的で誰かは一切不明
困った様に頭を掻いて戸惑いながらも ...此処まで来れば待ったは無し )
[ カチャ ] ___仮面を被って ... ...服装も少し軽装気味
それでも肌はほとんど晒さず、手袋までして ...準備は万端
「 よしっ ...じゃあ、行...っきます! 」
※ レディース アーンドッ ジェントルメーンッ
あなたもわたしも!みぃんなエキサイト!!さぁ今回も…
上流階級のゲストが登場だ〜っ…東の門から現れたのは!
〖 面皮〜〜〜っっ "赤仮"ーーーーーっっ!!! 〗
[ギィィ…] _____ドンッ!!
( 辺獄の扉は…橋となって開かれ___煽られた熱気の波が
現れる"戦士"の身を圧して … 死地の如く冷たい大地を
____血沸き、… 肉踊る〖闘技場〗へと彩るのだ…! )
_____ 面皮 赤仮は強者である。
( 赤城に住まう上流の肩書き。…強者の証としては充分なもの
なれば明かされぬ相手とは 何か?__彼女に足る、相手とは… )
____… や、…やっほ … セキカ、…ちゃん
へ?
( ...聞き慣れた声、..かなり、と言うか一番身近な存在 ...
思わず、呆気に取られて 目を丸くして ...対岸にいるその者を .. 改めて 仮面を外して直視する )
____イリカ、ちゃん? ....な、なんで?
( お世辞にも砂姫自身が戦闘に向いているとは言えない ...そりゃあ、装備獣?のサブレアスは話が別
...そもそも、砂姫自身が戦闘を好まない性格をしていると思っているから尚更 ...此処にいる事が何かの間違いじゃ無いかと思えた )
____色めき立つ… 観衆を尻目に
( 何時もの服装 ___何時もの雰囲気、…緩くておどおど
まるで向かない物事へしゃしゃり出たとしか見えない砂姫
しかしどういう訳か、観客との間には透明なシールド…?
その上警護や、戦闘を行う筈である"砂衣"のサブレアスから
積極的な"戦意"を感じる事ができない。…ただただ纏われ
単なる服の一部として存在しているだけのように。___ )
「 えへへ … せ、…セキカちゃんがここ…来るって聞いて
かっこいいとこ…み、…見せたくなっちゃって… 」
( 照れくさそうに砂姫は頬を掻くけれど _____
闘うことへの恐怖はなく … 其処にあるのは何時もの感性
まるで変わっていない、まず"戦闘"への抵抗が見えない
そう、…「かっこいいとこ」を見せるという事は
自分の意思で … 来たということだから )
「 … え、…っと、…待たせても悪いし、そろそろ…やろっか?
___"かっこいいとこ"… 見せてあげるね?…セキカちゃん 」
… 砂を含んだかのように ___空気が 重い。
「 ...やりは、するけれど 」
( ___気乗りが、しない
何時もの暗くて、弱くて、守りたくなる砂姫を知っているから ...手は出しづらい
...ましてや何も持っている様子は無い、丸腰の砂姫に対してこちらは仮面の刃
.....優劣がハッキリしているとしか、思えない )
「 かっこいいところ、って言われても ...イリカちゃん、無理は駄目だよ ...? ...だって、こんな所に来るなんて ... 」
___イリカちゃんらしくない、と否定しようとした口は ...言う前に閉じて ....
...闘う覚悟を持っているのなら、と ...
[ チャキン ...シュインッ! ]
( 変形した仮面の双刃を手に ...向き合う )
「 ...怪我、しない様に気を付けてね ...? 」
:観客席:
『: … 勝つね、イリカ :』
『: あぁ、…あれではのう 』
______________________
「… ふひっ、せ…セキカちゃんこそ … 怪我、しないでね?」
_____予想し得ない事態を前、…尻込みするセキカを前
「 … お願い、サブリナ 」
[ シュルッ ]
( … 黄色の蜘蛛糸__フェイスヴェールのように編まれたそれが
可憐な砂姫の口元を覆うと ___ 衣が産んだ暗闇の中… )
… "冷たい瞳"が覗く
_______【流砂の悪魔】________
ズッ _____サァ… ______サラ… … ___ザザザザ…
: 土は "砂" へ … 陽炎は揺れ ___姿は揺らぎ …
浮かぶ汗がまなこを蝕む … 風に乗る砂が視界を奪う
"悪魔"は___現れた。
【♪.真紅の角】
[ビキ,ビキ,… ___]
(サブレアスが脚を広げ…砂姫の背に、黄衣を広げた"翼"を造る)
(__風が巻き上げた砂は…陽炎を伴い "視界" を塞ぐ)
(…産まれた流砂に脚を掛けた"悪魔"は)
______いとも容易く "姿" を消した。
「 ...んひひ、イリカちゃんこそ何言ってんのさ?
私 ...ちゃ〜んと強くて、怪我なんか全然しないよ?そんなに舐めなくても ... ... ....? 」
( 空気の重さに今更気付き ...鳥肌が立つ頃には、既に ___自身の知っている砂姫は居ない ...でも、確かに
[砂の姫]と呼ばれる様はとても似合っていて
...唖然としている内に、自分の知らないイリカがそこに現れる )
「 ....なに、それ ...? 」
( ...恐怖を煽ると言うか、不安になる見た目だ
...刃の先端が僅かに震えて ...瞬きのうちに、視界から消える )
「 ....っ! ( どこ、へ ...!!? ) 」
( 周囲、見渡し ...気配を探り ... ... ...砂に、手玉に取られてばかり )
『: … 迎撃の大半は我らが担うておったがの 』
『: 誰も__殺したり出来ないから苦手なだけ
"砂漠"では一番強い。誰よりも、私たちよりも :』
_______________
【 オオアラシ 】
:地響き… 揺れ動く砂が巻き上がり視界を妨げる__!
[ バァ_______… ッ___ビュォォ… _______ッッ ]
( 流砂の渦から飛び出す"悪魔"。糸で繋いだ幾つもの岩が
無理矢理引き摺り出され __ 空中に大量の砂が浮かぶと…
__他ならぬ砂姫の腕力を以てそれらを全て振り回し…
回転する ___大岩の群れが、…"砂嵐"を産み出した )
:__劣悪な視界の中… 背中の"翼"で嵐に乗った悪魔は
すぐさま行方をくらますと ____
[ビュンッ___ビュンッ ___ ビュンッ ビュンッ ビュンッッ]
__隕石めいて大岩の群れがセキカの頭上より降り注いだ…!
______まともに目を開いてもられない ...!
( 余りの風の強さ ...そして吹き荒れる砂に
自慢の“眼”も此処では働く事は出来なくて ...
刃を仮面に戻して被り直し ...不得意に近い闘いのフィールドへと、持っていかれる )
「 ..い、まこれどういうじょうきょ ...( 岩っ!?いつの間に ...と言うかヤバい、この戦場は明らかに ...! ) 」
イリカちゃん
砂姫 の独壇場 ...!!
( ...今の赤仮には ...チャンスを探すしか出来ず ...
避ける ...走って、避ける ...避ける ...!それでも初動は遅いから ... )
____気付けば岩と砂の包囲網の中 ...
( … 大岩が尽きたか__砂嵐の勢いがぱたりと途絶え
空を見れば … 次なる"地獄"が待ち構えていた…! )
【 イグナ=ヴェクテリ:リ 】_____
:__巻き上がる砂 … 空で集約された"砂塊"は浮かび…
"蛇の頭を持つ流砂"へと変貌し … 飛来する___!!
[ ジャァ ______ ________ッ ]
( 錐揉み回転 … 砂の雨を降らせる巨体が大口を開いて
流れるように空を滑り降りて来ている…っ ___しかし
___またもや"悪魔"は見えない … 空に居たハズの…? )
「 ( ...次から次へっ、 ...イリカちゃん、こんなに強かったの ...!!!? ) 」
( ...走れば走る程、時間が経てば経つほど
次第に赤仮は速くなる ...加速、していく ... )
___ここからの状況の打破を考えて ...砂渦にハマったかのように、解決策は見出せず ...
( 今はただ、躱す事しか出来ない ...! )
『:…タネが割れれば割れる程、特殊タイプは不利になる』
『:セキカが見切るか、イリカが押し切るか:』
____________
[ひょこ] ___"大蛇"の喉奥から砂姫が現れ…!
デザートストリーム
【砂漠の奔流】
:捕まらないセキカに猶予を与える間も無く…"決め技"。
急停止した"砂塊"を__糸で描いた魔方陣に載せ…!
回転する魔方陣が砲台となり … 凪ぎ払うように
"砂竜巻"をセキカに向かって放出する ___ッ!!
[ドドォーーーーっっ!!!]
____照射時間、…"砂塊"が尽きるまで…!
____こんな状況でも ...赤仮の思考は何処か別
意外にも、砂姫の事では無く ....自分の事
【 加速 】は元々生まれ持っていた能力
そこから他人を気にする様になり【 模倣 】を手にして ....【 現在 】の赤仮がいる
____必ずそう、何か素があるから ...何かが出来る ...
どう考えているかなんて知らない
どれが正解かなんて考えてる余裕もない
【 コピー: 『氷操』 】
“私”にしか出来ない事をするのみ
___両足に氷を纏い ...砂の竜巻に ...
躊躇無く突入する ...!!!
「 ...いちか、ばちかが、楽しいものだからっ!! 」
( 竜巻部分に向かい氷の足を立てれば ...当然すぐに氷は削れていく ...しかし確かに ...水分が満ちて、満ちて ...少しずつ湿気が増していく ....砂も、何処か ...変化していく )
【加速】の影響で ...変化は平常よりも速い ...
雨季と変わらない湿度と湿り気が、空気に満ちて ...
砂も ...乾燥とは程遠い
_______"環境"の悪化。
( … 無尽蔵に砂を扱える砂漠であればともかく
だが此処は"闘技場"。砂へと還られる土の量には
限度があり、… セキカの魔力で全ての砂を湿らせ…
____"武器"を奪うのも … 現実的だった! )
[ドシャシャッ!!] … [じゅるっ___ズブッ]
( … 土へと戻っていく砂。__劣悪な足場に加え…
拓けた視界、その上 … 武器を失った砂姫は___ )
[ プラーン ]… もうひとつの武器。"黄蜘蛛糸"に頼る。
( 天井に張り付いた蜘蛛糸を用い… マリオネットみたいに
空中へ宙吊りとなって浮かんでいる…!___砂こそ、無いが
今度は劣悪な"湿った土"がセキカの足場となった…! )
_____今 ...私が不利だって、思ったでしょ
「 ...やっと “仮面”が外せるからね ...イリカちゃん ...いいや、観客達には大サービス! 」
___新機能の、お披露目タ〜イム!!
[ カチャ ] ...仮面を外して、上へと放り投げれば
ゆっくりゆっくり、人間大のサイズへと巨大化しては ....
“スケボー”の様に変化する ...ここまでならまだ一度は見せたかもしれない
...でも、本質は此処から まずは乗って
...残った加速分の魔力、全て注ぎ込む ...!
バビュンッッッッッ
____や っほぉっ!!!!
( 気付けば 砂姫の目の前に ...満面の笑みの、赤仮
...勿論結構好き勝手した分、本人的には体力も切れかけ )
_____蜘蛛の巣。
[ ビヨンッ ] 「 … やっほ 」
( ____気まずそうな … 笑顔。)
____________
『: … なるほど、"消耗戦"を仕掛けたのはイリカの方 :』
『: あぁ、自分は疲れない砂の機動力で引っ掻き回し
体力が使わせ、決定打を使わせる所に追い込んだら
罠を張り、後は待ち構えて…WIN。じゃ …それにしても
… セキカの性格、能力を以前から観察した上でアレか 』
____________
「 … えっ、と … どうしよ、…っかな
怪我、させちゃうの…イヤだし ___ 」
( しかし此処で最後のチャンス。__何はどうあれ
戦闘経験に乏しい砂姫の、…"最大の隙"、突撃し…
まんまと蜘蛛糸に引っ掛かったセキカを前にして
…"勝った気"の砂姫はありとあらゆる警戒を解き
___"防御力 0"の状態をぬけぬけと晒す…! )
[ ぐむにゅ ] ...蜘蛛の巣に粘り付く、赤仮
...両手足張り付いて、身動きは出来ない
「 ....イリカちゃんがここまで強いとは思わなかったなぁ ...でも、ごめんね? ...最後に、一つ言わせて? 」
____これだけ、使えるからさ?
( 仮面がどんどん ..蜘蛛糸に絡みつきながらも ...まだ仮面に乗ったまま ...触れていれば仮面とは一心同体、色々と弄れるのだけれど ... )
___再び刃に変えて ...蜘蛛糸が、切れれば
[ むぎゅう ] ....手足を砂姫に絡ませて抱き着く
「 つっかま〜〜えたっ! 」
[むぎゅう] 「ふぇ?」
____理解するのに…時間を数秒要して
( … べたべたの蜘蛛糸が引っ付いて離れられず
何時もの密着__色々…柔らかいのが当たって
___人前ということもあり…羞恥は約、…5倍! )
… ぢょ…っ ___ 人ま…ぇ…っ!!
[シュゥゥッ]「せきっ…せきっ…せき、せき…せき…__ッッ…っ」
: 嬉しい気持ちが隠せない反面が非常に大きい。___
頬を真っ赤に染めて__抵抗はできず、…「離れて」の
ひとことが、傷を付けそうで言えない。__羞恥は熱で
どんどん高まって、… そのうち _____
[ ぷしゅん ] ___ふひ…っ ____
( ____半ば笑みの … ノックダウン。)
______か、ちぃっ!!!
(/… … せき、…か…ちゃんの… … えっち…っ)
(/ ...え、な、なんでぇっ!!? )
(/だ…だって … ひと、ひとまえ…でっ
あん、あんな…ぼでぃ…ランゲージ…っ!)
(/…う、…嬉しかったけど … ふひ…)
(/ ...さ、鯖折りとかあるじゃんか!そ、それ的な感じで ...ある、でしょ?...ふ、普通だもん )
(/ ...と、とにかく、私の勝ちだから! )
(/…じゃ、…じゃあ ___ふひ…おめでと…!)
(/…… じゃあ…今、…してみてよ… ね?)
(/ .......へ? )
983:砂姫イリカ◆.s hoge:2023/01/19(木) 03:45 「 … 恥ずかし、…がるものじゃ… すけべな事じゃ
無いならっ!…やってみてよ…__セキカ…ちゃん? 」
( ___脳内ぐるぐる )
「 ....そ、そういうのは、 ....ご、ごめんっ ...む、無理ぃっ!!!イリカちゃんごめんっ!!! 」
985:砂姫イリカ◆.s hoge:2023/01/19(木) 03:53
_____むーーーっっ…!
「セキカちゃんの…っセキカちゃんの…っ
____いけず〜〜っっ!!」
(____子供っぽいけんかが続いたそうな)
(/ ....ね、ねよ?ねよぉっ!!!? )
987:砂姫イリカ◆.s hoge:2023/01/19(木) 03:58 (/…にゃぁ〜〜〜っっ!!)
[抱き付いて目を閉じ]
(/ ...ねみゅい )
989:砂姫イリカ◆.s hoge:2023/01/19(木) 16:23(/……えへ)
990:◆rDg hoge:2023/01/19(木) 16:35(/ ....昨日は楽しめた? ...って、赤仮が言ってるけど? )
991:砂姫イリカ◆.s hoge:2023/01/19(木) 16:37 (/… かっ、こ…いいとこ見せられ…たかな?
ふひっ……楽しかった!)
(/ ...カッコよかった、だってさ? ...うんうん、それなら良かった! )
993:◆.s hoge:2023/01/19(木) 17:06(/… さてさて、満足行く戦闘はできた?)
994:◆rDg hoge:2023/01/19(木) 17:09(/ ...当然だとも!! )
995:◆.s hoge:2023/01/19(木) 17:52(/よろしい。___では飯テロでもやっちゃお☆)
996:◆rDg hoge:2023/01/19(木) 17:54(/この時間から!!!? )
997:◆.s hoge:2023/01/19(木) 18:11 (/…因みに料理名は『ポール氏の優雅な昼食』
『分厚いホットケーキ:まろやかココアを添えて』
『メガ盛りおとこ飯』『午前中カレーはベジタブル』)
(/ ....なんだその、何 ...!!? )
999:◆.s hoge:2023/01/19(木) 18:33(/… きひひ、ひひ!)
1000:◆.s hoge:2023/01/19(木) 18:40(/次なる地へと)
1001:1001:Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててください。