******************
ベットの中で涙を流しまるくうずくまる。
なんでそんなこというの...分かっているよ。自分がブスでバカなことくらい。分かってる。分かっているから.........そんなこと言わないで..........
今でも消えない、兄の声。母の声。友達の声。
胸がしめつけられて、苦しくて息をするのがやっとで。
雪「誰か.............助けて。」
雪は布団の中で小さくつぶやいた。
誰も助ける人などいないのに.......。
******************
上のような感じで書きます。
*****登場人物**********
主人公は月宮 雪(ツキミヤ ユキ)
恵まれていない自分が大嫌いな中1。
兄は兄。中3
母は母さん。
友達は如月 梨琉(キサラギ リル)
雪と仲がいい友達。可愛くて優しい優等生
くらいかなーー!また登場するなら書くね!
*******************
昨日のことを思い出す。何も変わらないのに、泣いて、助けてと言って、変わらないのに変わりたいという自分が嫌だ。嫌で嫌で死にたいくらい。でも、死ぬともうここに来ることは出来ない。苦しさはなくなるけど、友達と会えない........。
そう思いながら歩いていると
梨「あ!雪ぃーーーー!見っけぇ!」
友達の梨琉が手をふって近づいてくる。
梨琉はクラスの人気者。明るくて優しくてとても賢い、学級委員。
私の苦しさを分かってくれないみんなの中の1人だ。 気づかれないようにしている、こんな気持ち誰にも気づかれたくない。
だから猫をかぶって、にこっと笑い
雪「おはよう!」
という。
梨「おっはよぉー!でさ、今日プールじゃん!楽しみ〜〜!」
雪「私は......嫌だなープール嫌いだもん。」
梨「なんで!?あ、でも水着がいやだよね。お肉がはみ出ちゃう。」
梨琉がお腹をさわりながら言う。
ぐさっと私の胸にささる言葉。
雪「........梨琉、スタイルいいじゃん。」
梨「そんなことないよっ!体重がこないだ増えたもん!っていうか雪もスタイルいいじゃんーー!」
やめて。お世辞って分かるからそんなこと言わないで。お願い。やめて、嫌い。お世辞なんて大嫌い。スタイルいいわけない。こんなバカで太っている私がスタイルいいはずない。....そう思っていうのに声には出さない。
雪「.........なわけないよ!」
笑いながら言ってみたけど心はもうぐちゃぐちゃだった。さりげないことでも私は傷つく。自分が本当に嫌になる。
雪「.........私は自分が........大嫌い。」
誰にも聞こえないような小さい声で言う。
苦しさなんか消えないのに。痛みなんか消えないのに。
雪の言葉を聞き取った人は誰もいなかった。
*******************
ナッツ、やるねー
5:竜皇サチ リュウ:2016/06/25(土) 11:05 超自虐的な子だな。よくかけるなー。すげーわほんとに(>v<)
リュウはこの本の梨琉すげー苦手なタイプだな
ま、雪=あたし
だからね。自分のことだとよくかけるよ笑笑
梨琉うざいっ!
さりげなくぐさっと差してくるやつ。笑
な、ナッツにしてしまったー!
ナッツ→なつき
です!笑笑
*******************
あぁ。チャイムがなった。
やっと地獄のプールの時間が終わった.......。
タオルをとって、私は更衣室へと行く。
更衣室のドアの向こうから友達........いや、クラスの女子の声がする。
「「梨琉すごぉーーーいっ!100メートル泳げたんだって!」」
梨「そんなことないよっ!たまたまだって」
「「いや、すごいよー!50メートルは普通だけど100メートルは!すごいよっ!」」
ぐさっ。
50メートルは普通。私は........25メートルがやっとだ。普通って何。
私は普通以下。バカ。
そう思いながら更衣室のドアを開ける。
雪「あぁーー。疲れたぁーーー。」
テンションを上げてにこっと笑いながら言う。
「「あ、雪。」」
みんなの反応が薄かった。いつもなら
「「雪ぃーーー!私もやばかったぁー」」
って言ってくれるのに、私、何かした?
雪「ん?どうしたの?」
「「え、いや、な、何も。」」
雪「怪しいぃーーー」
「「.........................。」」
なぜかみんながだまって睨みつけるような目で私を見てきた。
え?
何も......してないよ?何で睨むの?
雪「ど、どうしたの?」
「「......................。」」
それ以上聞いてもみんなは話してくれなかった。無視をしているように見える。
その中で微かに笑っているような人を見つけた。
目はみんなのように鋭かったが。なぜか笑っていた。まるで
「ざまあみろ。バカ。」
とでもいうように。
その人は。
その人の名前は。
*******************
梨琉だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!絶対梨琉だ。
いいところで切られた(。。)
みんなこわいよー、なんかこの学校の子こわいいよー
みんなこわいよー、なんかこの学校の子
こわいよー
↑見たことがある文章
雪菜です。こんにちは。
この小説を見ました。すごく現実的というかありそうな話ですね!全部読みました。私は雪菜というのですが主人公の雪と似ているなと思いつつ・・・・・。(名前も)
私もリュウさんやおちびまるさんと同じで梨琉が好きではありません。クラスに似ている人がいるのですがちょっとうざいです。
入っていいでしょうか?
すごくこの小説が好きです。自分と同じだなーと思いながら読んでいます。続き楽しみにしています。
あと、なつきさんやおちびまるさんのようにサイコロはどうやってやるのですか?
しつこくてごめんなさい。教えてください。
雪菜さんはじめまして。リュウのことはリュウって呼んでくださいな。
ナッツの本は本当に面白いですよね。いやらしいところで切るから続きが気になりますしw
リュウって呼ばせてもらいます。
私のことは雪菜でいいです!
よろしくお願いします。
なつきさんの小説すごくいいですよね!自分では全然書けないのでww その人は誰なのかなーのワクワクします。梨琉っぽいですよね。
雪菜さんっ!
入ってくださいねっ!
アタシの小説好きって言ってくれてありがとう!!!
とても嬉しいです!マジで嬉しいです!
やっぱり100スレとかを気にするんじゃなくて感想を気にしますねー笑笑
ありがとうっっ!
気に入ってくれて何よりです笑笑
梨琉みんな苦手なんだ笑
アタシ的には憧れかなーっと思ったけど.....
続き楽しみにしといてねー笑笑笑
また明日か明後日には小説更新するから雪菜さんも見てね!
もちろんチビとリュウも笑笑
あ、サイコロのやり方は
メモのところに#diceって打つっ!
#✖
#⭕
だよ!
雪菜ー「さん」付けなくていいよ!
後、タメOK?
おちびまるでいいですか?私のことは雪菜でいいです。なつきさんも雪菜でいいですよ!
19:ナッツ (ノ>_<)ノ ≡:2016/06/28(火) 19:41 あたしのことはナッツかなつきでいいよっ!
雪菜って呼ぶね〜!
んじゃ、小説かくぜっ☆
更新まだかな更新まだかな〜♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
21:ナッツ (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ :2016/06/28(火) 19:55 *******************
その人は
その人の名前は
雪「梨琉.......?」
如月梨琉、だった。
梨琉は私を睨んでいた目をふっと閉じ、
再び開けた。
その目はさっきとは違い、優しく微笑んでいた。そして
梨「ん?何?」
という。
え、さっきのは何?
睨んでいたんじゃなかったの?
こっちが質問したいくらいだった。でも
雪「え、あ、ううん!?何でもないよ、急に黙ったからどうしたのかなーって!」
また嘘をつく。自分が傷つくだけ。相手は何もわからないから...........。
梨「いやぁー虫がついていたからさ。びっくりしたんだー!ねぇー?みんな。」
「「え、そそそ、そうだよ、虫が!」」
と梨琉の言ったことに対してみんな口を揃えていう。
私は分かっていた。
梨琉の言うことには誰でも従う。
リーダーだから。優等生だから。
雪「そっか。」
小さなため息をついて私は言った。
梨「てか雪、着替えるのはやくないっ?」
みんながだまっている間、私は下を向きながらいそいで着替えていたから。
........はやくこの場から離れたい。
そういう思いで。
雪「えー?あ、そうかなー?まぁ私、先に行っておくねーっ!」
誤魔化しつつも私は更衣室を後にした。
更衣室と私の教室では長い廊下で繋がっている。休み時間もとっくに終わったからすごく静かだ。
雪「はぁ。」
何回目か分からないため息。
雪「どうして.......私は恵まれていないの....?みんなキラキラしているの?私だけ.......。」
1人だとつい、独り言を言ってしまう。誰もいないと思っているから。
でも
ある人は
雪の言葉を
聞いていたのだった。
*******************
*******************
その人が聞いていると知らないまま雪は歩いていく。
いつも女子たちと行く道がすごく長く感じる。でも
雪「ついた。」
長く感じるわりにはすぐにつく。
感じるだけなのかな
外から男子たちの大きい声が聞こえた。
「「ちょ!誰だよ!お前知ってるか?!」」
「「雪、だぜっ!」」
私の名前も。
「「かっこいいのかっ!?男子か?!」」
私は何か気になって思いっきりドアを開けた。
雪「どうしたの?」
「「転校生だぜっ!プール入ってる間に新しい机が置かれてたんだ!」」
そこにあったのは1つの机と椅子。
なぜか
私の席の隣に。
明日、転校生が私の隣の席に。
その転校生が私のことを大きく変えていく。
*******************
二回目のやつは短かったかなー笑笑
ちゃんと見てね!笑
みんな正解です!梨琉でしたぁーーー!
転校生の名前はまた決めようと思います笑
雪が変わったらいいな。転校生くん、頑張って!
さて、雪の独り言を聞いていたのは誰でしょう?
答えは次の小説に.........出るのかな?
次の次の小説に出るかも笑笑
いつでるの?!
今でしょ!
じゃないよぉ〜〜笑笑笑
あ、ちびちゃんのことは
「まる」か「ちび」
でいいんじゃね?笑笑笑
更新のスピードはやくなるかも〜笑笑
今日か明日か明後日書くよっ!笑笑
次の日、梨琉といつものように一緒に話しながら登校する。
梨「転校生、かっこいいのかなー?」
梨琉はきゃんきゃん言っているが、私は転校生が来ない方が良かった、なんて思っている。
1人がいい。
隣なんていない方がいい。
うるさい。邪魔。
そう思うから。
雪「そうだねー。どんな子だろう?先生は男の子って言ってたけど.......。」
また、嘘をつく。
梨「男の子.........か。」
梨琉が小さくつぶやく。
その声はいつもクラスの中心にいるリーダーの梨琉とは思えないような小さな声だった。
梨琉も私と同じように自分の嫌なことがあるのだろうか.......?
そう思ったが梨琉にはないだろう。恵まれているから。
雪「いいな。」
と言ってしまってあわてて口をふさぐが、
梨「ん?何がいいの?」
梨琉に聞こえてしまった。
雪「えー?あ、転校生がかっこ良かったらいいなーって!」
と言う。危ない.......。
心の中でふっとため息をつく。
それから普通の会話をしているうちに
学校に着いた。
転校生
どんな人なんだろう?
優しいのかな?
みんなみたいに私を傷つけるのかな?
恵まれていて、キラキラしているのかな?
なぜか、
ワクワクした。
*******************
次に、男の子が登場しますっ!
(多分)
おっ楽しみにっ!
男子ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!かっこいい奴がいいな
29:雪菜 #dice:2016/06/30(木) 07:47読みました。すごく面白いですね!あ、なつき、と呼ばせてもらいます!おちびまるは、「まる」でいいですか?男の子・・・・転校生・・・楽しみです!頑張ってください。
30:雪菜 (ノ>_<)ノ ≡:2016/06/30(木) 07:48できませんでした。サイコロのシャープが違ったのかな。もう一個のサイコロで試してみます。
31:雪菜 (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ :2016/06/30(木) 07:48あ、できました!ありがとうございます。
32:おちびまる ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒:2016/06/30(木) 16:24 雪菜ー、まるでいいよー!
ナッツ様ーー、小説よかったよ‼よかったよ‼
また、書いてー!
今日小説かくぅっ、笑
34:竜皇サチ (ノ>_<)ノ ≡:2016/06/30(木) 18:47毎日更新いいね〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
35:ナッツ:2016/06/30(木) 20:49 *******************
「「どんな子だろ?」」
朝からみんなの声で賑わっていた。
その声をさえぎるかのようにチャイムが鳴る。
「「「キーンコーンカーンコーン」」」
ここで先生が来るのはお決まりのパターンだった。先生は絶対に時間を守っていて遅れた人を廊下に立たせたりする。
先「で、転校生が来るのは知っているな?」
先生が昨日言ったんでしょ。
心の中でつぶやく。
「「はーーいっ!」」
先「じゃあ入ってきてもらうぞ。」
先生が行ってからドアが開く。
ドアから出てきたのは
黒い髪の
男の子。
男子に興味がない私でもカッコいいと思った。
男の子の瞳は
髪の色と同じように
黒い瞳だった。
まるで
中には闇があるみたいに。
やっぱり
恵まれていた。
輝いていた。
私とは.........違った。
分かっていたことなのに、やはりため息をついてしまう。
先「ほら、自己紹介。」
男「.............。」
先生が言っても黙るだけだった。
先「自己紹介。わかるだろ?」
男「.............。」
先生が少し声を荒げて言う。
先「聞いているのか?!」
男「なつみね、ひなき。」
ぼそっと男の子がつぶやいた。
.............?!
驚いたのは名前ではない。
声だった。
先生よりか全然大きくないのに、なぜか先生よりか聞こえやすい。
よく通る声だった。
「「えーーーー、字がわからないぃー」」
私のクラスの子たちが口々に言う。
男の子はチッと舌打ちをしてから黒板に書き始めた。
夏
峰
ひ
な
き
「「夏峰?ひなき?」」
ひ「見たらわかるだろ。お前らバカか。」
「「.......あぁ、うん。」」
ひなき君の口の悪さにみんな黙ってしまう。
少しでも先生が盛り上げようと声を高くしていう。(裏声、笑笑)
先「せ、席は月宮の隣だっ。月宮、仲良くしてあげろ。」
先生が俺に合わせろとばかりに言う。
雪「あ、はい。」
私の言葉になぜか先生はうなずいていた。
ひなきは私の隣の席にゆっくりと座る。
雪「よろしくね。」
にこっと私が言うと、
ひ「あぁ。」
と短く返事をした。
この人なら
あの質問に
ちゃんと答えてくれるかもしれない。
みんなとは違う。
そう感じたから。
雪「ねぇ、あなたは..........。」
質問を口にしようとしたとき、
ひなきが言った。
ひ「あなたじゃない。」
雪「え?」
私が聞き返すと
また舌打ちをして
ひ「ッチ。あなたじゃなくてひなき。」
あぁ、そういうこと。
雪「ひなき君。」
ひ「ひなきでいい。」
文句が多い。けど嬉しいかも。
雪「ひなき。」
ひ「あぁ?」
雪「ひなきは.....................。」
ひなきが
ちゃんと答えてくれると信じて。
質問をした。
*******************
↑の小説の改行が多すぎます。
っていうのがでたから少し修正した笑笑
ちなみに、
ひなきは私が考えて
夏峰はリュウが考えてくれましたぁー笑
もう、ひなきサイコー*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
カッコよすぎる
リュウがかっこいぃーかっこよすぎるぅー
なんていうと思ったかっ☆はっ笑
おいっ( ̄Д ̄)ノさりげなく貶すな
40:ナッツ (;`・ω・)つ:2016/07/01(金) 22:22 *******************
軽く深呼吸をしてから私は言った。
「ひ、ひなき。」
「あぁ?」
「あの、さ、えーっと、
私のこと、ブスだと思う..........?」
すごい質問だった。
変な質問だった。
でも、ひなきなら。
「あぁ。」
え?
一瞬わけがわからなかった、でも。
.........認めてくれた。
認めてくれたのは初めてだった。
自分のこと、えぇーブスじゃないよーって言う人は大嫌いだった。
ひなきがブスって言ってくれた。
お世辞を言わなかった。
「...........あ、ありがとうっ。」
素直な言葉がでた。1つも嘘なんかない。
本音だった。
ひなきは、じとーっと私のことを見るだけでなにも言わなかった。
それも私にとって嬉しかった。
ありがとう。
先生の話を聞かずに
ただ、そう思うだけだった。
今までにないくらい嬉しかった。
ありがとう。
なんで謝っているか分からないけど、
ありがとう。
ありがとう。
ひなき、
ありがとう。
これからよろしく。
*******************
ちなみに、終わりじゃないよっ!?笑
ありがとうって謝ってるの?
42:ナッツ ( -.-)ノ ・゚゚・。:2016/07/02(土) 10:52あ、間違えた爆笑
43:ナッツ (ノ ゜Д゜)ノ:2016/07/02(土) 10:52 こんないいシーンで、笑笑
なに間違っているんだっ!
やはりナッツの小説はときどき間違っている笑笑
ひなき、いい名前ですね。闇の目.......。すごくかっこいいです⭐口の悪さといい、男の子らしい.........w
最近来れなくて本当にすみませんでした。毎日更新嬉しいです♪
ありがとうで謝るwでも間違いは誰でもあるので気にしてません。
*******************
それから学校に行くのが少し楽しくなった。認めてくれた人がいるから。ひなきとはあまり話さないけれど。
梨「ねー、ひなき君ってかっこよくない?なんかいいよねー。」
あ、、、、、、。
雪「いいよ、手伝うよ。」
梨「え、あ、雪、分かるんだぁ。そうなんだぁ。雪ってひなき君のこと好きかと思っていたのにー。」
雪「いや、ちょっと怖いから好きじゃないな。」
少し嘘をついた。
でも、ひなきのことなんか何にも思っていないし、かっこいいとは思うけれど、
雪「で、付き合いたいとかそんな感じ?」
梨「うん。分かるんだぁ。協力してくれるんだぁ。やっぱり私の【親友】だぁ。ありがとぉーーー!」
雪「いいよ。」
止めなければ。
今のうちに。
梨琉は、
すぐかっこいい人を好きになる。
梨琉は、
人気者だから可愛いから男子はみんなOKする。
でも私と付き合った男子だけが知っていること。
それが梨琉の最低なとこ。
梨琉は
付き合って興味がなくなったらゴミ箱へと捨てる。ほったらかしにする。彼氏を地獄へと突き落とす。
ダメだよ。と注意しても
満面の笑みで
「だって飽きたもん。いらないもん。」
というのだ。なんの反省もしない。
捨てたいから付き合うようにしか見えない。
やだ。
ひなきが、ゴミ箱に捨てられる。
それだけは嫌だった。
認めてくれた大切な人(?)だった。
でも、私は弱い。
私はこの世の誰よりも弱い。
人に合わせるだけのただの人形。
雪「頑張って。」
これは梨琉に向けた言葉ではなく、
ひなきに向けた言葉だった。
頑張って。ゴミ箱に行かないで。
ひなきは強いと信じて。
*******************
っとここで私ナッツがひなき君にインタビューをしたいと思いますぅーーー!
ナ「ひなき君!」
ひ「................。」
ナ「ちょ、何で無視するんですかっ!?」
ひ「うるさい。黙れ。」
ナ「何その態度ー。おかしくないっ!?」
ひ「いちいちテンション高すぎ。きもい」
ナ「テンション高いのはもともとでーっ」
ひ「日本語わかんなかった?黙れ。」
ナ「は、はひぃーーーー!
なぜか作者が負ける...........。」
終わり。ちゃーんちゃん
なんだこれ。笑
あ、ちょっと雪菜とかぶったぁ笑笑
47:竜皇サチ (;`・ω・)つ:2016/07/02(土) 18:10 ナッツなんか名前がバグったみたいに連呼されてるぞww
ひなき様サイコー。もう付き合ってほしいわww
頑張って、頑張ってゴミ箱に捨てられないでww
おもしろかったーーーーーー❗
ひなきーーーーーー❗
ひなきーーーーーー❗
うおおおあおおおおおおおーーーーー‼
うわ、こいつ荒らしだーー、笑
来るなぁーーーーーー笑
感想言ってくれぇ笑
荒しじゃないピヨ‥
入れてくれピヨ‥ピーヨー!
にょほほーーー。
あ、今日は小説更新できなくてすいません笑
*******************
梨琉の告白大作戦(?)はその日から実行された。
梨「んでー。どーしよっか。」
梨琉は助けて?というように私のことを見た。
雪「___自分が思うようにやればいいもと思うよ。」
それを言うしかなかった。
なぜか、分からなかったから。
梨「そう?んじゃ!実行は明日っ!」
梨琉は考える間もなく、叫んだ。
ひなきがいないことを確認して。
*******************
今日は時間がなかったので少なくなりましたーーーーーーっ!
なので「あとがき」を長く書きたいと思う!
ナッツとひなきのメールでの出来事。
ナ『ひなき君の好きな食べ物は?あたしの好きな食べ物はハンバーグなんだけど、あ、特にチーズインハンバーグかなー?でも、おろしも外せないよね。ちなみに、嫌いな食べ物はラーメンかな、味噌とかほんとーに無理。っと、話が脱線したけど、ひなき君の好きな食べ物は何?果物系?そういう風には見えないけど、あ、でもレモンっぽいイメージあるね。酸っぱくて近寄りがたいというか。でもあたしは好きだよ、今もかむかむレモン食べてる。あ、でもオ』
ナ『ごめん、途中で送っちゃった。オレンジは嫌いだな。って打とうとした!』
ひ『メール長い、うざい。読みにくい。ってか何で俺のアドレス知ってんの?』
ちゃんちゃん!
何だこれ笑笑
54:竜皇サチ (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ :2016/07/04(月) 20:14ひなきって意外と料理できそう。なんかひょうひょうと一人暮らしとかしてそうww
55:おちびまる ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒:2016/07/04(月) 20:55おもしろかったーーーーーーすっ!
56:ナッツ:2016/07/05(火) 07:43 だよね、
料理男子っぽい!
あ、ちなみに、私はぜーーーーーんぜん!料理できません笑
アドレス知っているのはね...........
わしが作者だからじゃよっ!笑笑
番外編 ひなきの前の中学校では__
結構続くかもしれない。
番外編って言っているけど、ひなきの過去の話なので読んでみると『恵まれ』のやつを
より、楽しめるよー!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
登場人物
⚪リュウ…ひなきと友達(?)
⚪ひなき…リュウと仲が良かった(?)
*******************
放課後のチャイムが鳴ると、爽やかそうな男の子__リュウが窓の外を見ている__ひなきのところへ行った。
リュ「ひぃなぁきぃー!」
ひ「あぁ?」
ひなきはリュウの方を見ずに、面倒くさそうにつぶやいた。
リュ「宿題教えてぇ、てかもうすぐテストじゃんかぁーーー」
ひ「教科書みろ。」
リュ「ひなきは先生の話聞いてないくせにテストの点とかはいいよね、勉強してるの?」
ひ「してる。」
リュウの言葉に対してひなきは相変わらず返事が短い。
リュ「してるの!?」
ひなきの言葉に驚いたのか、リュウは意外そうに目を見開いて叫んだ。
ひ「うるさい。いちいち反応がでかい。」
リュ「ご、ごめん........けど、すごいよね、ひなきは。」
ひ「なにが。」
リュ「え?だってさぁ、何でもススッと出来るしさー僕なんか赤点ギリギリ。」
ひ「勉強しろ。」
リュ「うぅっ!厳しい........教え____」
ひ「無理。」
ひなきが言うとリュウはあがぁっと間抜けそうに口を開き
リュ「分かった...........。」
それからリュウはぶつぶつと何かつぶやき
ひなきの机から離れていった。
リュウがいなくなった後、ひなきはずっと窓の外を見ていた目をそらした。
____窓の外をみていたのはリュウの事見
たくなかったからだ。
そうこの時、ひなきは分かっていた。
____もうリュウとは会えないことを。
____もうすぐ転校することを。
*******************
メールでの出来事、リュウ&ひなき
リュ「ひぃーーなぁーーきぃーーーー!」
リュ「ひぃーーなぁーーきぃーーーー!」
リュ「ひぃーーなぁーーきぃーーーー!」
ひ「うるさい。」
リュ「ひなき、数学の宿題何ページ!?」
ひ「メモしとけよ。36から47」
リュ「ありがとぉーーー!多くない?!」
ひ「お前はバカだから倍勉強しとけ。」
リュ「いやいや、数学は36から40だよね!」
ひ「..............しね。」(怖いよ!)
リュ「わぁ、ちょ、怖いよー!」
「「jmjvrljzodiajkuyai@.jdjwottgtzアドレスが変わりました。」」
リュ「えぇーーーー!アドレスが変わったぁーーーーーー!?ちょ、ひなき!」
次は電話攻撃。
リュ「ひーーーなぁーーーき!」
ひ「しね。」(怖いよ!)
ブチッ!
もう一度。
リュ「ひぃーーーなぁーーー.......あれ?」
「「その電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになった上、もう一度おかけください」」
リュ「ひなきぃーーーーーー!!!」
ちゃんちゃん!
何だこれ笑笑笑
ちなみに、漢字でしねってとしたら○ねはNGとやられたぁ笑笑
ちなみに、スレ数が70くらいになるごとに
1話となります。
70から140くらいが2話です
なげーーーーーー!
60:竜皇サチ ドゥフフ :2016/07/05(火) 19:46本当になげーな。お兄ちゃんがまだ出てきてねーぞ( ̄▽ ̄)
61:ナッツ せやな :2016/07/05(火) 20:31 あ、、やっぱお兄ちゃん消す!笑
消す=死ぬ 笑笑笑笑
ドゥフフとかキモ笑笑
仕方ないよ。ランダムなんだから( ̄▽ ̄)
63:おちびまる なるほど :2016/07/06(水) 17:02リュウの、やばい「ドゥフフ」
64:竜皇サチ (笑) :2016/07/06(水) 18:48 ドゥフフ
リュウの役割サイコーだぜ
いいキャラだなww
はっ☆どこがやねん!笑笑
66:ナッツ すご〜い :2016/07/07(木) 07:49ちびちゃん、ちびちゃんの名前なにがいい?
67:雪菜:2016/07/07(木) 16:52 めちゃめちゃ進んでてびっくりしましたw
ひなきの過去ーーー!りゅうってサチのことですか?
続き楽しみにしてます!
リュウを出してって頼んだよね〜!
69:ナッツ:2016/07/07(木) 19:04 この過去の小説は2話か3話くらいで終わるんよ!
てかもう70だっっ!笑
はよ、ちびちゃん名前言いなさい。
そうしないと私が決めますよー?
「まお」で!
71:ナッツ (;`・ω・)つ:2016/07/08(金) 16:04 まるとおちびで?笑笑
おっけー
まおにする!
( ̄^ ̄)ゞ
73:リュウ ( -.-)ノ ・゚゚・。:2016/07/08(金) 20:44わかりやすいなww
74:ナッツ (;`・ω・)つ:2016/07/13(水) 08:00 ま「ひなくん!」
リュ「ひぃなぁきぃ!」
ひなきの唯一の友達、まおとリュウがにっこりとしながらひなきを呼んだ。
ひ「___。」
ま「ひなくん?」
いつも あぁとかは返事するのに今回は返事をしないひなきにまおは首をかしげた。
ついに返事をするのも嫌になったのか‼
76:ナッツ ( -.-)ノ ・゚゚・。:2016/07/13(水) 20:06 それ、まおとリュウ嫌われすぎだろ笑笑
続きはまた今度かくー
マオは女の子ですよ!笑
*******************
ま「ねえ、ひなくん。」
リュ「ひぃなぁきぃ?」
何度呼んでもひなきは返事をしなかった。
その態度にマオはカッとなってどなった。
ま「ひなくんっっ!なんで無視なのっ!?」
その時、ひなきの肩がぴくっと動いた。
怖かったのだろうか。いつものひなきなら思い切り睨むのに。
すると、
ひなきがガタッと椅子から立ち上がった。
ひ「___ごめん。」
静かにひなきはつぶやいた。そして教室のドアをすり抜けて消えていった。
マオとリュウはそのひなきの背中をただ見つめているだけだった。
ま「何がごめんなの?ごめんって言うなら無視しないでよ!」
どうして追いかけなかったのだろう。今なら間に合う、間に合うのに...........マオは追いかけなかった。追いかけたらダメな気がしたから。どうして........だろうか。
リュ「ひなきは何を思って、どこへ行ったのだろう。」
リュウの言葉は授業の始まりを告げるチャイムによってかき消された。
それからひなきは教室に戻ってこなかった。
そして、次の日____。
マオの後ろの席には誰も座っていなかった。
いつも窓を眺めているひなきがいないだけでこんなに変わる。
先生が入ってきてマオは挨拶もせずに言った。
ま「先生!夏峰さんはどうしたんですか!」
先「それを伝えようとしたんだ。」
ま「____は?」
先生の意外な言葉にマオは聞き返した。
ま「せん.....せい、何を伝えるんです...か?」
先「今日、夏峰くんは___。」
マオとリュウはごくり、とつばを飲み込む。
先「転校します。」
そして先生はゆっくりと告げた。
ま「あ、はははは。せ、先生......冗談はよしてください......よ。ね、先生、ひなくんは........休みなだけです....よ、ね。」
ノートを持っていた手がブルブルと震える。やっとのことで出した声だった。
先「あぁ、休みだ。もう、夏峰くんはここに来ない。永遠の___休みだ。」
それでもマオは信じられなかった。
どうして何も言わずにいってしまうの。
片思いして........何年たったというのだろう。
もうすぐ告白しようとしたのに。
悲しさと怒りがまじったマオの頬を流れる涙は何の光もなく ただ、ポタポタと音をたて流れていった。
そしてまおは持っていたノートを落とし、リュウの手を引いて教室から出て行った。
それを先生は止めなかった。
分かっていたからだ。マオが行くということを。リュウも行くとは予想していたかったが。
先「___間に合え。」
先生はマオとリュウに向かってつぶやいた。
*******************
なんか、この先生かっこよすぎない?
間に合えって普通の先生言わないでしょ
永遠の休みって先生は詩人か( ̄Д ̄)ノ
こんな先生に持ってもらいたい
いやいや、それ言ったら終わりでしょ笑
そりゃぁ間に合えなんか先生言ってくれないよねー笑笑
「ごらぁっ!待ちなさいっ!」
でダッシュして追っかけてきそう笑笑笑
今回で終わりです!
長いけど中々感動すると思う笑
*******************
「「はぁはぁはぁはぁ」」
走ってきたので2人とも息が荒い。
ま「ひなくんは......はぁ、まだ.....行って....ない.......よね......。」
リュ「そう信じるしかないよ......。」
目の前にあるのは何度か遊びに来たひなきの家。まだ、トラックが止まってるから行ってないようだ。そのことが分かってマオとリュウは同時につぶやく。
「「良かった.......。」」
ゴクリ、とつばを飲み込み前を見た。
そして、震える手でゆっくりとチャイムを鳴らした。
_____ピーンポーン。
「え?あ、マオちゃん達ね。学校は?」
でてくれたのはひなきのお母さんだった。
ま「大丈夫です。それよりひ、ひなくんは」
「ひなき?あぁひなきならずっと部屋にこもってて。」
部屋にこもる?(ニート?自宅警備員?笑)
ま「その部屋に!入らせてもらっていいですか!?ひ、ひなくんに......会いたいんです」
「................少しだけならいいけれど。でも散らかってるわよ、」
リュ「気にしませんっ。」
「なら」
数秒後、ドアが開いた。
「どうぞ。」
ま「あ、ありがとうっございます。」
「ごめんね、ひなきが何も言わずにね。そこの階段を上がって右よ。」
ま「はい!お邪魔.......します。」
言われた通り、階段を上がり右のドアを開いた。
中には目を赤くしたひなきがベッドの上に座っていた。
___泣いているのだろうか?今まで一度も涙を流すことのなかったひなきが。
ひなきはびっくりした顔でリュウとマオを見つめた。
ひ「何で......来るんだ.....?」
ま「ひなきがいなかったからだよ。いなくなるって聞いたからだよ。引っ越しってどうして教えてくれなかったの......?」
ひ「ごめん____。お前らが知ったら今みたいに駆けつけるだろう?それでまた俺が........泣いて......」
ひなきの声がだんだんかすれてきて、またポトリと涙を流した。
リュ「ひなきの泣いているところ初めてみたよ。」
ま「ひなきは........大切な人の前でしか泣かないって聞いたことあるけれど本当だったんだね。最後にひなきの泣き顔を見れてすごく嬉しいよ。私たちは......ひなきの大切な人なんだね。」
気がつくとマオの頬から濡れてきた。
あぁ、涙なんだ。
マオもすぐ分かったのだった。
それでも必死に笑おうとして泣き笑いの表情になった。
そして、告白をした。
ま「____私ね。ひなくんのことが__好きだったんだよ。ずっと前から__。」
ひなきは気づいてなかったのか目を見開きじっとマオのことを見つめて少し笑った。
リュウはというとこくりとうなずいている。分かっていたのだろうか。
ひ「............ありがとう、俺も__。」
ひなきも?ひなきもマオのことが好きだったのだろうか?
ひ「絶対、いつか........戻ってくる。絶対。それまで泣かないから。お前らの前でしか絶対ッ泣かないから!」
それはひなきが言ってくれた
初めての約束だった。
ま「............うん。でも、本当に泣きたい時は泣いていいんだよ。いつでも私たちのところに来てね。名前を呼んだらすぐに駆けつけるよ。」
リュ「助けてほしかったら助けてって叫ぶんだよ。必ずだよ。ひなきはしっかりしてるようでいろいろ抜けてるんだから。引っ越してから........友達が出来るといいね。」
ひ「あぁ......そうだな......。約束する。」
それから____3人は狭い部屋で泣きながら笑い続けた。
それが永遠と続くといいなとマオは思っていた、が。
分かっている、もう、別れなんだって。
「ひなくん、待っているよ。いつまでも。」
マオの言葉はひなきを乗せた車の音でかき消された。
それでもマオは
何度も言い続けた。
「絶対会いに来てね。」
*******************
過去編、終わり。
おぉーーめちゃめちゃひなきくんかっこええーーーーー☆
自分で言う奴笑
過去編が終わりなだけでまだまだ本編は続くよ!ゆきのやつね笑
うぉーーーーー!
リュウーーーー!
リュウはひなきも好きだが、リュウの方が好きだ〜(^O^☆♪
まおはうん、かわいいね。なんか告白のシーン、リュウがすごくかわいそう。絶対リュウはリア充爆発しろって思っていただろうww
リュウはあまりしゃべってないな笑笑
ひなきぃーーーー!笑
*******************
やっぱり、何か嫌.......だな。
分からないけど。好きじゃないけど。
なぜか。ひなきがどうなるのか怖いから。
でも私は弱い。世界中の誰よりも。知っている。
雪「今日だね。」
梨「うん!緊張するぅっ!ってかさ。雪は好きなんだって思ってたけど違うんだね〜。
雪がひなきくんのこと好きだったら私ムリだったよー雪は可愛いし。よかった!」
可愛い........か。
言われて嬉しい人もいるけど
私にとってはお世辞って分かってるから
逆に傷つく。
どうしてお世辞なんか言うのだろうか。
えー!__ちゃんだってそうだよぉー!
とでも言って欲しいのだろうか。
傷つくだけなのに。誰もわかってくれやしない。
雪「成功するといいね。」
心にもないことを雪はつぶやいた。
_____そして放課後。
ひなきと梨琉以外は帰って雪は廊下に立っている。ドアに耳を当て中の声が聞こえるように。
梨「ねぇひなきくん。」
梨琉が甘ったるい声でひなきに話しかけたのが雪には分かった。
ひ「あ?」
ひなきの返事はいつもより短い。
梨「私、ひなきくんのこと好きになっちゃった。」
ひ「で?」
梨「で、付き合ってくれないかなぁって。」
ひなきは遠くを見つめてゆっくりと言い放った。
ひ「...........無理。」
梨「ど、どうして?」
ひなきの言葉が意外だったのか、梨琉は動揺したように聞き返した。
ひ「別に何とも思ってないし、てか、お前のこと今初めて知った。それに」
何とも思ってない、言われたことのないことを言われて梨琉の口から間抜けな声が漏れた。
梨「...........は。そ、それに?」
ひ「約束したから。」
梨「や、約束?どんな?」
ひ「教えて何の得がある?」
梨「得........。し、知りたいだけ。」
ひ「無理。................じゃあ。」
そうひなきは言ってからドアが開いた。
ひなきは雪を1度見てから歩いていった。
そのひなきを見て、雪はハッとした。
どうして、あんな悲しい顔をしてたの?
無理ってそっけなく断ったのにどうして
泣きそうな顔をしたの?
それが知りたくて雪はひなきが通った道をゆっくりと見つめた。
その頃、ひなきは____。
「まお____。」
人のいないところで
小さく
小さく
あの人の名前をいった。
「...........やっぱり嘘か。」
分かっていたことなのに、
ひなきはさっきよりも悲しい顔をした。
分かっていたことなのに、
分かっていたことなのに........。
マオの言葉を信じていた。
____私たちの名前をいったらどこからで も駆けつけるよ。
「まお____。」
何度も呼んでも絶対に駆けつけて来ない。
それでも
ひなきは呼び続ける。
*******************
かわいそうな事実だよね〜。
でも、リュウの名前も呼んで欲しかった(ーー;)
ご、ごめん!笑
すっかりリュウのこと忘れるんだよな(^_^;)
すっかりリュウのこと忘れるんだよなって
日本語おかしいな笑笑
すっかりリュウのこと忘れてた。笑笑
*******************
それから、ひなきはいつも通り隣に座っているけれど何かおかしい。
そりゃそうだよね。
あんな美少女の梨琉に告白されて断ったら
おかしくなるよね。
でも____どうして断ったのだろう。
どんな___約束をしたのだろう。
誰と約束をしたのだろう。
ひなきは雪だとしても教えてくれないと思う。すごく悲しそうな顔をしていたから。
「ひなき。」
窓の方を向いていたひなきがこっちを向いて答えた。
「あぁ?」
「転校生が今日来るって知ってる?」
「知らない。」
「昨日先生が言ってたよ。」
「ふーん。」
転校生と聞いたらワクワクするはずなのに、
ひなきは興味なさそうに言った。
先月、ひなきが来て、
今月は誰が来るのだろう........。
転校生が二回連続か.....。
「で、今から入ってきてもらうぞ。」
考え事をしている間に先生は言った。
来るんだ。男の子かな。女の子かな。
ドアから出てきたのは
淡い瞳で教室を見渡す女の子。
長く伸びている髪は背中あたりでサラサラと
揺れている。
そして、銀色に輝く髪には青と白の変わった髪飾りがついている。
「自分の名前、自己紹介をしろ。」
「白銀、渚。」
「「渚だって。」」
静かにみんなの声が教室に響く。
「好きなことは、絵を描くこと。」
そして、先生の言われた席にゆっくりと座る。よろしく、とも言わずに。
多分____
渚は、強いな。
雪はそう思った。
渚とひなきは似ているような気がしたから。
*******************
*******************
似ている___というか。
2人は会ったことあるんだ。
最近、ひなきと渚はずっと一緒にいる。
ひなきは嫌がっているけど。
ひ「いい加減離れろ。」
渚「せっかく再会できたのにその態度は?」
渚ってサバサバしているというか、男の子っぽいというか..........。
ひなきと似ている。
なんか、羨ましいな。
そのことをよく思っていないのが梨琉である。机をガンガン蹴りながら舌打ちを繰り返す。
梨「なんなの!白銀ってやつ!ひなきくんにベタベタして!」
雪「知り合いだからじゃないかな。」
そんな梨琉を知らずに、渚はため息をつく。
渚「まお.........のことなんだけど」
マオという人の名前をきくとひなきはビクッと肩を震わせた。
渚「あぁ、ごめんごめん。もう忘れてたと思ってたけど。
まだ____忘れてないんだね。」
悲しそうに目を伏せて渚はつぶやいた。
ひ「忘れないだろ。いや、忘れない。」
渚「ひなきはまお一筋だもんね。」
まお____誰なの?
まおって誰なの?ひなきはまおが好きなの?
渚「まおも忘れてないよ。写真見る?」
ひ「見ない。見たら___会いたくなる」
渚「はぁ.........。また、同じことをいうんだね。まおも見たくないって言ってた。心が揺れそうになるからって。ひなきは私のこと思い切り振ったくせにね。」
渚の言葉に、ひなきはまたつぶやいた。
「本当は________。」
泣きそうな顔で窓の奥の空を見つめた。
叶うはずのない願いと分かっていた。
そのひなきを、雪は心配そうに見ていた。
これまで短い間、ひなきのことをよく知れたつもりだった。
でも____。
まだまだひなきのことを知れてない。
渚のことだって。全然分かっていない。
それに、2人に雪のことを知ってほしい。
それが雪の願いだ。
*******************
この学校、転校生多いなΣ(・□・;)
みんな、マオマオってリュウはどうなっているんだい?
い、いやいや。転校生はほんとぉぉぉぉぉぉに!久しぶりなんだよ!?ナッツの中では。
で、たまたま転校生が2度重なって!
いやぁーリュウはあんまり入らないかなぁって思ったんだよねーー
(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)ウンウン
まおの方が重要っていうか......笑
誰かとカップルにしてあげて〜o(`ω´ )o
93:リュウ (;`・ω・)つ:2016/07/18(月) 19:02いらないなんて言わないでよ〜。・°°・(>_<)・°°・。
94:ナッツ (ノ>_<)ノ ≡:2016/07/18(月) 19:37 んーーーーと、じゃあ番外編で十年後のリュウ的な感じでかいて
あげる!笑
あざーす*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
96:おちびまる (ノ>_<)ノ ≡:2016/07/20(水) 12:51 久しぶり!
まお、いいキャラだねー!
まおーまおーまおーまおーまおー!
*******************
それから、あまり変わらず過ごしてきた。
梨琉はイライラしていて
渚(なぎさ)はひなきに引っ付いてて
雪はそんな人たちを普通に見ていて
ひなきは____。
ひなきは、渚を睨んで、たまに
悲しそうに窓の奥を見つめていた。
何も変わっていない気もするけれど、
ひなきの中では何かが変わったのだろうか。
雪「梨琉、海の家行くとき、一緒に組もうよ。」
ガンガンガンガンと鳴っていた机がその瞬間シーンとなった。
え?という顔で雪は梨琉の方を見るとにっこりと満面の笑みで梨琉はこちらを向いていた。
梨「待ってましたぁ〜!!!ねぇねぇ!
ひなきくんも誘おうよ!!それで!3人で......でも、4人じゃないとダメだったっけ。
んじゃぁ舞ちゃんとか誘ってさ!」
そういって梨琉は立ち上がりひなきの方へ行った。
梨「ひぃなきくんっ!」
甘ったるい声で梨琉がいうので雪はなんだか寒気がした。
ひなきも梨琉に告白されたのを思い出したのか変なものを見るかのように梨琉を見た。
梨「ひなきくんってさ。もうすぐ行く、海の家のとき、誰かと組むか決めた?」
ひ「いや、別に。」
ひなきの言葉に梨琉は目を輝かせ
梨「そうなんだっ!なら一緒に____。」
渚「ひなきは私と一緒にやるんだけどー。」
渚は梨琉を見てにやっと笑った。
梨「はぁ?ひなきくんが別にって言ったんだけど?白銀さんは黙っててくんないかな?
転校生だからって調子乗ってるよね。
そーゆーのマジムカつく。」
渚「転校生って事実は変わらないけどね。
あなただってひなきに告ってふられたんでしょ?残念だよねー、ひなきは____
まお一筋だから。」
梨「白銀さんだって振られたんじゃないの?
てかマオって誰なの?ひなきくんとは知り合いですよアピール?キモいんだけど。」
渚「まおはひなきのことがだぁーい好きな可愛い女の子だよ。あなたみたいに悪口言わないしみんなの人気者。そんなんじゃひなきが振り向いてくれないよ?
それにまおは____。」
渚が言い終わる前にひなきは口を開く。
ひ「うるさい。まおのことは.....もうやめろ。」
渚「ほっらぁー。ひなきはまおのことかばったでしょー?好きな人だってことぉ。」
梨琉はぐっと何も言えずただ、渚を睨んだ。
雪はあわてたように2人の間にはいって言った。
雪「あ、あ、あのさ、グループは4人なんだし、白銀さんと梨琉とひなきと私で組もうよ。それならいいんじゃないかな?」
梨琉は雪のことに対してムッとしたが、
そうしないとひなきとは組めないのでこくんとうなずいた。
そのとき、ハッとしたように渚は雪を見た。
そして誰にも聞こえないような声で小さく小さくつぶやいた。仲の良かったマオを思い出しながら。
「マオ________?」
顔も性格も何も似ていないのに、
マオと雪が重なって見えたのが怖くなった。
だって____。
ひなきが雪のことを好きになったら、
マオが________。
ひなきとマオが結ばれるのは嫌だ。
でもひなきと雪が結ばれるのはもっと嫌だ。
ひなきは雪のことをどう思っているのだろう
そう思い、雪を見るひなきをじっくりと見つめた。
「お願い___雪のことなんか見ないで。」
渚の願いは誰にも届かぬまま終わってしまった。
*******************
夏休みに入るから結構更新スピードがはやくなりますっ!!!
しかも長くなります!笑
渚と梨琉が怖いよ...........。
仲が良くなったらいいなーと毎回思う笑
ひなきは相変わらず..........チラッ
(ひなきのほうを向く。)
ひ「こっち向くな。」
渚「まお一筋だもんーナッツなんて振り向いてくれるわけないじゃない。」
ナ「う、うるさぁい!別にひなきのこと、好きじゃないし..........。」
また今度、私とひなきが結ばれる話を、
作らなきゃ。
ひなきくんLove♡
リュウーーーー!
リュウには、リュウしかいないよーーー!
ダブルデートしたいww
まおはどーすんねん!笑笑
101:ナッツ (;`・ω・)つ:2016/07/21(木) 11:36 *******************
雪「綺麗!!」
梨「おぉーいいねぇーーー!!」
何が綺麗かって?海が綺麗ってこと。
青空の下には青い海。
雪はおもわず叫んでしまう。
雪「泳ぎたい!気持ちそう!!」
ひなきは後ろの席の方で外を眺めている。
ひなきの横では渚が目をつぶってクゥと可愛い寝息を立てて寝ている。
いかにも夏!というような日差しの強さ。
そして...........。
「「着いたぁっ!!」」
バスが大きな家の前に止まった。
先生の話ではここに泊まるらしい。
結構きれいで、出来たばかりみたい。
ひなきは廊下側に寝ている渚を無理やり起こし、ゆっくりとバスから降りた。
梨「白銀さんはわ・ざ・とひなきくんの隣で寝てわ・ざ・と起こしてもらったんだぁ。マジでうざいんだけど..........。」
雪にしか聞こえない声で梨琉は舌打ちをしながら言った。
雪「あははははははは。」
渚と梨琉は似ているなと思う雪だった。
*******************
海の家いいね〜♪( ´▽`)
ひなきはこっちの学校来て仲のいい子いないの?男友達とか…
私的にですが。
もっとちゃんとキャラ設定をして、過去のやつを別のにして書いてみるといいと思いますよ。私的にはすごくいいお話だと思います。
でも、もっときちんとした方が読む人も増えるのではないでしょうか。あと、
○「ーーーーーー」
だと台本書きになるのでやめた方がいいと思います。誰が発言したのかが分かりやすいですけどね。
上から目線ですみません。
き、貴重なご意見ありがとうございます。
105:ナッツ (ノ>_<)ノ ≡:2016/07/22(金) 11:46 *******************
部屋は男子と女子で分かれていて、男子は2階、女子は3階となっている。
部屋のメンバーは【雪】【梨琉】【渚】【華恋】【由奈】の5人グループだ。
くじ引きで決まって、梨琉は渚がいることに機嫌が悪い。
梨「白銀さんさぁ。何1人で本読んでるの?空気よんだら?分かんないの?別にわたし、白銀さんのことあまり好きじゃないんだけどぉ?我慢してやってんだけど。」
渚はひなきがいなくなった瞬間、本を取り出し部屋の端っこで読んでいた。自分の影を薄くているみたいに。
すると渚は本から目をそらし、梨琉を見た。
渚「結構よく思われていたんだね。私はもともとあなたの事が好きじゃないんだけど。好きじゃないから関わってないだけ。」
渚の言葉にムカついて梨琉はガタンっと大きな音を立てて立ち上がった。そして、思いっきり渚を睨みつける。
怖がりで気の弱い由奈はビクっと肩を震わせていた。
梨「あのさぁっ!いい加減にしてくれない?ほんとそういう態度ムカつくんだけど!」
いつもの優等生でにこにこしている梨琉は南極大陸の端まで飛んで行って今はとてつもなく怖いギャルにしか見えない。
舌打ちを繰り返してイライラする梨琉に対して、渚は涼しそうに梨琉を見る。
渚「静かにしてくれないかな。読書に集中出来ないんだけど。」
梨「そういう態度がっっ____」
華「やめようよっっ!ねぇ、梨琉、他の部屋でトランプしようよ。舞ちゃんがトランプ持ってきたらしいよ。いこっ!」
梨琉は華恋の手を引かれ部屋の向こうへ消えていった。渚を睨みつけながら。
由「わ、わわわわわわ、私も」
由奈はパタパタしながら梨琉が出て行った方に行った。
気がつくと私は1人。
渚「あなたはいかないの?」
雪「うん。疲れたしね。」
また渚はハッとして雪を見た。
渚「また........同じことを言うんだね....。」
悲しそうに目を伏せスカートをギュッと掴む。
雪「...........え?」
渚の声は雪に聞こえなかったようだ。
渚「ううん。何でもないよ。ただ.........」
雪「ただ?」
渚「重ねて.............見えたから。」
雪「何て?」
渚「何でもないよ。私は本を読むからあなたはどうするの?私の本貸してあげるよ」
そう言って渚はカバンの中から2冊文庫本を出した。
雪「ありがとう。読ませてもらうね」
雪はその本を手に取りゆっくりと読み始めた。
渚の隣に座りながら。
時々本から目をそらし渚の方を向いてにこっと笑ってみたりした。
とても楽しいなと雪は感じたのだ。
その様子を_______梨琉は見て
怪しく微笑んだ。そして目を閉じ数秒後にはみんなに向けるあの優しい笑みを浮かべていた。
心の中でつぶやきながら。
_____そっち側の人はいらないよ。
*******************
さってぇ何が起きるのでしょうかね?
明日のお楽しみにぃー。今日かもしれない笑
今回は美少女転校生渚にインタビューしましょうぅぅぅぅぅ!
*******************
渚「こんにちは。」
ナ「こんにちわぁぁぁっ!!!」
渚「こ、こんにちは.......。」
ナ「夜なのに起きているんですか?」
渚「うん。あなたこそ寝ないの?
永眠はしっかり取っておいたほうがいいよ」
ナ「永眠とかっっ!!一瞬優しいと思っちゃいましたよ!!」
渚「少し、うるさいかな。」
ナ「は、はい。...........えーと今回はですね。まず、ひなきくんについてどー思ってますか???」
渚「ひなきは..........クールでかっこいいイメージだけどどこか抜けててほっておけないというか...........。とても一途で今でも.............好きなんだよ。マオ.........のこと。」
ナ「ほうほう。よぉぉぉくひなきくんのことご存知なんですねぇーーー!!」
渚「ち、違うんだけど。同じ学校だっただけで!知り合いなだけだよ!バカじゃないっっ!?」
ナ「あっきらかに動揺してますねぇー!と次に、マオのことはどー思ってますか??」
渚「マオは...........友達を大事にして、誰にでも優しくていつも笑顔で、友達のためなら何でもするって子で。可愛くて運動も出来て憧れる人はたくさんいたよ。」
ナ「ほうほう。ではリュウくんを飛ばしてー雪のことはどう思ってます??」
渚「あの人は...........マオに似ていないようで似ていると思う。」
ナ「そ、それだけですか。」
渚「うん。」
ナ「ご、ご協力ありがとーございました」
たったったったっ。
ナッツがいなくなった後、渚はつぶやく。
「永眠しろ。」
にやっと笑いながら。
*******************
終わり。何だこれー。
しかも永眠しろとか怖いよぉ〜笑笑笑
リュウはもう永眠してるのかΣ(゚д゚lll)
飛ばされたぞっ、本当にリュウはいらないのかよ。
ただでさえ男子の比率が少ないのに…
リュウは、ゴミバコへ‥(笑)
109:リュウ (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ :2016/07/22(金) 23:01 リュウーーーー!
俺はリュウのことを忘れないぞ。
例えいなくなったとしても。逝っちゃったとしてもww
今までありがとう。バイチャヾ(@⌒ー⌒@)ノ
怖いなー。それ私の小説を変えちゃってるよー!!笑笑
リュウは番外編でかくから!
短編小説の板で!多分!忘れてなければ!笑
リュウはゴミ箱へ逝っちゃった!?笑
って題名で..........爆笑
リュウってかっこいい名前してて可哀想な奴だよなww
112:ナッツ (ノ>_<)ノ ≡:2016/07/23(土) 16:23 第2巻のあらすじとなりまーす。
やっとだー。笑笑
第2巻もお楽しみくださいー。
スレ変えたほうがいいのかな?
*******************
_______そっち側の人はいらないよ。
そう心の中でつぶやいた梨琉は海の家が終わってから向こう側に行った雪を見捨てる。
そんな雪が助けを求めようとひなきの方へ行くと「俺はお前のことが__大嫌いだ。」
そう告げられてしまう。
渚にも避けられてしまい、雪は自分の居場所をなくしてしまう。
梨琉やひなき、渚にも見捨てられ、雪はこれからどうしていくのか。
そんな中、ひなきの友達だというリュウという少年に出会う。
ひなきが大嫌いと言ったわけ____。
渚が避けられたわけ________。
それを知ると同時に雪はひなきの過去を知る。
って感じのあらすじでーすーーーーー笑笑
ひっなきくーん!
渚ちゃぁーん!!
どーして雪ちゃんを見捨てるのー!笑
お楽しみに☆
やっぱスレ変えよかなー♡
変えたら、>>1に前のあらすじを書く的な笑
変える!あとでスレ変える!笑笑
ナッツ君!!!!!!!
いいところにリュウ君を入れてくれてありがとー!!!!!!!
リュウーーーー!大好きだーーーー!
雪もわりと好きだ!あっち側ってどっち側だろ( ? _ ? )
そっち側の人はいらないよ。は
渚側の人はいらないよって意味!笑笑
やっぱりもう1つ板つくるわ笑
100超えたしみんな見ないと思うから笑笑