恋時雨~The remaining 7 days ~*

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1:ちまちゃん◆4E:2018/03/16(金) 20:43

恋愛系の小説を書こうかなと思います^_^
下手くそですが見てくれると嬉しいです

>>0002
登場人物
>>0003
~始まり~

2:ちまちゃん◆4E:2018/03/16(金) 20:52

鈴木果帆(スズキカホ)…主人公…

伊阪将也(イザカマサヤ)
主人公が想いを寄せる人

村上歌恋(ムラカミカレン)
主人公とライバル

金森穂乃果(カナモリホノカ)
主人公の親友

笹倉愛海(ササクラアミ)
主人公と従姉妹

3:ちまちゃん◆4E:2018/03/16(金) 21:08

ある日

しとしとと雨が降る。

果帆はそんな外を眺めながら休みの人へにプレゼントとして折り紙を折る。
黙々と果帆は折り紙で服を作り始める。
他の子もわいわいとしながら作っていた。

何個か作り終えて来ると誰かが話しかけてきた。
「あっ…将也…」私は彼を少し見上げながら言う。
彼はニッと笑いながら赤い折り紙を出して私に差し出した。「これでおってー」彼がそう言った。私は赤い折り紙を手に取り、服を作る。

「はい」作り終えた私は彼に赤い服を渡す。すると彼は受け取って「俺の服と同じ色!」そう言いながらこっちに笑いかける。私も嬉しくなって微笑む。
「なぁ、もっと作れる?作り方教えて!」
彼は無邪気そうに言う。私は黙ってうなずいて2人で作り始めた。

「ねぇ」彼が話しかけて来る。私はゆっくりと彼の方は顔を向ける。「何?」私が問う。「信頼している子っている?」彼がいきなり聞いてきた。「女子で?」私は気になって聞いた。「男子で」答えた。男子でかぁ…「男子ででは…ちょっと分からないかな」私が答える。すると彼は真面目な顔をして____

「俺は果帆のこと信頼しているよ」
彼がそう言った。
「え…?」私の顔がみるみると赤くなっていく。信頼してくれているんだ。そんなにいいことしてあげたっけ。
「じゃあ、わ、私はー」
私がいいかける。けれど彼は違う所へ行く。私は口を真一文字に結ぶ。顔が熱いのが分かる。

嬉しい

その時私の心の中に恋が芽生えた

4:ちまちゃん◆4E:2018/03/16(金) 22:58

一日目

__卒業まであと今日を入れて7日__
3/16

とってもだるい卒業式の練習。けれど真面目にやらないと…

「…っ…ほっ…」誰かの声が聞こえる。けれど私は無視しずける。
「かほっ!」
大きな声で名前を呼ばれた。ハッとした私は隣の穂乃果を見る。穂乃果はくすくすと笑いながら「大丈夫?」と聞いてくる。あ…寝てたのか。私は卒業式の練習に寝てしまっていたようだ。前を見ると前に座っている子達が呆れたような表情で私を見る。後ろを振り返って見ると後ろの子達も笑ったり、呆れた感じで私を見ている。その中に__(げっ…将也やん)私は顔を赤らめながら将也を見る。彼も笑いをこらえているようで顔が赤くなっている。
(は、恥ずかしー…)
私は正面を向き顔が熱くなるのを感じながら練習が終わるのを待った。

「ぷぷっ…災難だったねぇ」穂乃果が私の顔を見ながら言う。「ぐ〜…」私はうめき声を上げながら穂乃果をキッと睨んだ。
「もうその事については触れないでおくれ…もう中学行くのに寝てましたーとか恥ずかしいよ…」私は顔を手で隠しながら穂乃果と話す。

「ははっ…」後ろで楽しそうな声がする。振り返ってみると歌恋ちゃんが将也と話している。
さりげなく触ったりして…
(いいなぁ…)私は口元を結びながら楽しそうな姿を見つめていた__

帰り
どんよりとした空。まるで私の心…
「はあ…」ため息をつきながら歩く。
こんなにも好きなのにー私はそう思いながら手を握りしめる。「もう少し…で終わっちゃうんだなぁ…寂しい」私は小さな声でポツリと呟きながら空を見上げたー
「好きなんだよ…」私はどんよりとした空に呟いた

5:ちまちゃん◆4E:2018/03/16(金) 23:15

感想もらえるかな…

6:ちまちゃん◆4E:2018/03/17(土) 17:30

日にちの経過が早い!

7:ちまちゃん◆4E:2018/03/17(土) 17:47

3/19月曜日

「卒業か〜実感ないな」穂乃果が隣でポツリと呟く。「えへ…私も」私は穂乃果に話を合わせようと返事を返す。「だよねー!」穂乃果が無邪気そうに言う。私は苦笑いをしながら穂乃果を見つめる。「早く卒業したい」穂乃果がポツリと。私は何で?と聞いた。「だってさぁ、小学生って小さい事で先生に怒られるし…うるさいし…あと…」穂乃果がぐちぐちと不満を言う。私は真顔で穂乃果の愚痴を聞く。「私は卒業したくないのに…」ポツリと呟く。穂乃果はにやけた顔で「あっ!果帆ぉー好きな子と別れたくないんでしょ?クラス変わるかもしれないからねー」穂乃果の言葉を聞いて私の顔がみるみる熱くなっていく。「あはははっ、図星でしょ?」(穂乃果ったら…私の心でも読めるのかよ…)私は穂乃果を赤い顔で睨みつけていた。

帰り
(今日は晴れている…)いつもは寒いけど今日は晴れているおかげか暖かい。とぼとぼと歩いて帰る私。
タッタッタッ…
誰かがこちらに走ってくる音が聞こえる。
「?」私は気になって後ろを振り返る。
「よっ!」話しかけてきたのは___

「ひぇっ!将也…」私の顔は赤くなっているだろう。恥ずかしさと嬉しさで彼の顔が見れない…「なぁなぁ!」彼が話題を持ちかけてくる。けれど私の耳に入らない…一緒に歩きながら彼と道の方向が別れる所へ来た。
「…」私はだんまりとしながら信号を渡っていく彼を見つめる。

彼が立ち止まる。
「じゃーね!また明日!」彼が笑顔でこちらに手を振る。そんな行動に私はドキドキする。
「バイバイ!」私も笑いながら彼に手を振る。彼は走って帰っていく。


信頼しているって言われただけだけど…私にとっては大事な言葉。大事な人。
ありがとう

8:ちまちゃん◆4E:2018/03/18(日) 03:25

3/20

あと何日かで卒業式。クラスの雰囲気も大分変わってくる。卒業を祝うためか壁には折り紙で作った飾りが色とりどり飾られている。

「果帆っ!」
「!」そう読んだのは夢翔だった。
「夢…何?」私は少し動揺しながら夢を見る。「最近ぼーっとしすぎじゃない?どうしたの?」夢が聞いてくる。私は黙って席を立った。「?」夢が不思議そうな顔をする。「…なんでもないよ」私は暗い顔をしながらその場から立ち去ろうとする。「おりゃぁっ!」夢が私の首にこちょこちょを仕掛けてくる。「ちょっ!」私は驚いて膝から崩れ落ちた。すぐにくすぐったくなって。けれど夢はこちょこちょをもっとしてくるので笑いが止まらなくなる。「ひやぁっ、やめへぇ…」私は笑いながら言う。笑いすぎてお腹が…その場で私は膝をつきながら顔を真っ赤にして笑いに耐えている。「お、お願い…夢様…やめてぇ」私はそう言うと夢の肩を掴む。笑いすぎて涙が出てくる。視界がぼやけてくる。
ふらふらとした足で先に戻ろうとした。
席に座ると机にうつ伏せになってひくひくと笑いをこらえようとする。周りの子達が集まって来た。夢も「ちょ、そんなに効くのかよ…」呆れた顔で言う。少し顔をあげるともっちーと将也がいる。「ひゃあっ!」私は驚いて立つ。また膝から崩れ落ちてしまう。
机に手をかけ力を込めて立つ。産まれたてのしか…だっけ?みたいな感じで。
夢ともっちーは自分の席についている。けれど正面に将也。「戻った?そんなに笑って」将也も呆れたような顔で言う。すぐに微笑みかけてくれるけど…「戻ったよ…」私も返事を返す。「そっか」将也は一言残して自分の席に着く。
やっぱり将也と話すとドキドキしてしまう。


卒業までにーこの気持ちを伝えたい。


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