自己満のためのスレ
乃木坂46さんのドラマ仕立てMVを小説にしようと思います。
初挑戦、下手くそだけどやってみたかったので。
※メンタル弱いので批評は控えてもらえると嬉しいです
ふぁいと!
3:帆乃:2019/08/20(火) 14:07ありがとうございます!頑張ります😊
4:帆乃 hoge:2019/08/20(火) 14:45 『帰り道は遠回りしたくなる』23rdシングル 表題曲
プロローグ
−運命には分かれ道がある−
「やばい、遅れるーー」
いつもと変わらない朝。
草木はまだ青い葉を茂らせているが、半袖でいるにはもう肌寒い。
もうすぐ葉は赤くなり、散ってゆくのだろう。
バス停までの道。
特別綺麗な風景というわけではないが、
行き交う車、そびえ立つ建物、堂々と立つ木。
スケッチ欲をそそられる。
もう少し余裕があれば手持ちのスケッチブックに描いていただろうが、
今はそんな余裕はない。
バス停に向かって走る。
バスはもう来ている。
間に合うか、間に合わないかーー
1、
「間に合ったーー」
バスに飛び乗る。
「七瀬、遅かったね」
と同級生達が身を乗り出した。
バスは、私を待っていたかのように、乗った瞬間に扉を閉め、出発する。
部活の時間。
美術部に所属する私はいつもと同じように紙に鉛筆を走らせる。
ふと周りを見回すと、同じく美術部の佑希とみなみが
デッサンの為に置いてある白菜やらなんやらで遊んでいた。
思わず頬が緩んだ。
沙友理も美彩も美月も、みんな笑っている。
絵を描くのは昔から好きで、それが理由で美術部に入った。
今では、こうやってみんなでワイワイしながら絵を描ける、
この美術部が大好きだ。
ひとしきり笑った後、私はまた紙に向き合い、鉛筆を走らせる。
2、
「間に合うかもっーー」
私は走る速度を上げる。
バスまであと一歩。
「よかった、間に合っーー」
ドンッ
バスに飛び乗ろうとした瞬間。体に鈍い痛みが走る。
気付いた時には私は派手に転んでいた。
「メガネが…って!」
そんな事を気にしている暇はない。
私はバスに飛び乗ろうとした。
が、飛び乗る寸前にバスの扉は閉まってしまった。
そのまま行ってしまうーーーー
メガネはヒビが入っていて、もう使えない。
仕方がないので遅刻を覚悟で次のバスを待つ。
待っていると、知らない男の人に声をかけられた。
「マネージャー新人開発スカウト担当、岡本祐樹」
もらった名刺にはそう書いてあった。
名刺と一緒にもらった一枚の紙。
アイドルのオーディションについての紙だそうだが、
メガネがないのでよく見えない。
急に声をかけてきた知らない男の人に、少々の不信感を抱きながらも
バスが来るまでの間、私はその紙を読むため、目を凝らした。
3、
部活が終わった後の美術室。
教室には私1人。
武蔵美術工芸大学からの通知書。
私はそれを丁寧に開ける。
これで、私の卒業後の進路が決まるーーーー
緊張しながら中の紙を取り出す。
そこにはーー
〈合格通知書〉の文字。
思わず、安堵のため息が漏れた。
そのまま、屋上に向かう。
「やったーーーーーーーーーー!!」
気づいたら、外に向かって叫んでいた。
これで大学に行っても絵が描ける。
抑えようと思っても喜びが抑えられなかった。
4、
オーディションの紙を貰ってしばらくした日。
私はとあるカフェでおしゃれな飲み物を飲みながら、絵を描いていた。
結局私は、あのオーディションを受けた。
受かる自信があるわけではない、だけど、自分を変えたかった。
人見知りで、友達が多いわけでもない。
そんな自分も、そういう世界に入れば変われるのではないかーー
そんな期待を込めて、私はオーディションを受けた。
私はただ黙々と、絵を描き続ける。
携帯にメールが入った。
メールを開くとーーーー
〈西野七瀬様 最終審査通過おめでとうございます!〉
びっくりして大きな声を出してしまった。
近くのテーブルに座っている女の人が怪訝そうな顔でこっちを見ている。
「すいません…」
小さな声で謝りながら、もう一度メールを見る。
何度見てもそこには〈最終審査通過〉の文字。
「私、本当に受かったんだ…」
期待と不安が入り混ざった複雑な気持ちだ。
でもーー
これから始まるアイドルとしての生活を、楽しみにしている自分がいた。
これって二次創作なんでしょうか?
10:帆乃:2019/08/20(火) 22:33 二次創作とはちょっと違うと思っていますが
2次創作になるんですかね?
もし板チでしたら二次創作の方に立て直そうと思います!
キャラクターとかがオリジナル多分なら大丈夫だと思います!
12:帆乃:2019/08/20(火) 22:41 出てくる人や名前も全部MVに沿ってるんですよね〜
二次創作に建てたほうがよかったかな
もし二次創作にしたほうがよさそうだったらそっちに建て直します!
こっちのスレはここで止めるの勿体無いんで
オリジナルに挑戦してみようかと思います!
二次創作の方に新しいの建てたので以下オリジナル小説書こうと思います
新見川すみれさん、ちょっとごちゃごちゃしちゃったんですけど
これからの参考にさせていただきたいので
このスレにコメントよろしくお願いします!
《アイドル成長記》
ープロローグー
『これより、オーディション合格者の発表を始めますーー』
司会者の声が聞こえる。
私は58番。
もし番号が呼ばれれば、私は今日からアイドルだ。
『3番、7番、8番ーーー』
司会者が次々に合格者を呼んでいく。
『54番、56番、57番』
次ー
『ーーー60番」
え…
周りの音が聞こえなくなった。
落ちた。
落ちた。
私の夢は、叶わなかったーーーーー
ー1ー
「あ、百花!二期生の最終審査もう始まるよ!早く!」
メンバーの山田莉子に呼ばれて私、安藤百花は楽屋のテレビに目を向ける。
テレビには、26人の女の子たち。
この中から、私たちの後輩にあたるグループの二期生が選ばれる。
『私がこのオーディションを受けたのはーーー』
『もし選ばれたらーーー』
一人一人、思いを話していく。
[ありがとうございました。では、次。58番の人、お願いします]
『はい。よろしくお願いします』
司会者の呼びかけに誰よりもはっきりと応じたその子は、
少し緊張した様子で、でもはっきりと話し始めた。
「あれ、あの子…」
見覚えがある。
前回のオーディション、つまり、一期生のオーディションの時。
あの子は確かにいた。
今と同じ、58番。
『私は、このグループの一期生オーディションを受けました。
最終審査まで進んで、そこでもきちんと話せました。
絶対に受かると思いました。けど、結果は受かりませんでした。』
やっぱりそうだ。
『なんで落ちたのか、あの時は分かりませんでした。
だけど、今ならわかります。
あの時の私は、子供でした。自分が1番。
でも、それじゃあダメだと一期生の人たちを見て気づきました。』
慎重に、一つ一つ言葉を紡いでいく。
あの真っ直ぐすぎる目。言葉。
あの時と同じだ。
『私はどうしても、このグループに入りたいです。』
『ありがとうございました』と言いながら自分の位置に戻っていく彼女を見ながら
思った。
この子に、グループに入って欲しい。
なんか、確証があるわけではないけど、
この子はこのグループに入るべき人間な気がした。
ー2ー
[では、次ー58番の人。お願いします]
出番が来た。
私は大きく深呼吸をし、前へ出る。
「お願いします。エントリーナンバー58番の吉田咲です。」
ゆっくりと、聞こえやすいように話し始める。
「私は、このグループの一期生オーディションを受けました。」
見ている人たちの顔に驚きの色が浮かぶ。
「最終審査まで進んで、そこでもきちんと話せました。
絶対に受かると思いました。でも結果は受かりませんでした。」
前回のオーディション。
私のエントリーナンバーは58番。
57番の子が呼ばれて、『呼ばれるーー』と返事をする準備までしていた。
でも次に呼ばれたのは60番。
あの時のショックは今でも忘れられない。
「なんで落ちたのか、あの時は分かりませんでした。
だけど、今ならわかります。
あの時の私は、子供でした。自分が一番。
でも、それじゃあダメだと一期生の人たちを見て気づきました。」
もうオーディションの事もグループの事も忘れよう。
そう思ったけど忘れることなんてできなくて。
私は私の代わりに選ばれた一期生達を見てしまっていた。
テレビ番組、MV、写真集ーーー
色々な活動をしている一期生の人達をみていて、なんで自分が落ちたのか分かった気がした。
自分は、未熟すぎた。
もしあの時受かっていても、私は自分のことだけを考えてしまっていただろう。
私はいつしか、
一期生のみんなの辛い事も嬉しい事もみんなで乗り越えていく、そんな姿に憧れていた。
『このグループに入りたい』
と強く思った。
「私はこのグループの、辛い事も嬉しい事もみんなで乗り越えていく所に憧れて、
オーディションへの参加を決めました。」
「私はどうしても、このグループに入りたいです」
伝えたいことは全部伝えた。
「ありがとうございました」といって、列に戻る。
あとは結果を待つのみだ。
批評依頼されていたのに遅れてしまってごめんなさい!早速批評を書いていくッス!
先ずはこの小説の良いところから。
私は乃木坂46さんについてはあんまり知らないんスけども、一番最初のプロローグの辺りから四季折々の情景描写や、主人公の心理描写が上手なので、あっと言う間に内容に引き込まれてしまいましたッス。次は文章全体をザーッと見てみた感想ッスけど、先ず思ったことは「語彙のセンスあるな」と云うことッスね!シッカリと地盤が固められた文章を書いているのにも関わらず、キチンと柔らかな表現も取り入れているので、俗に言う「説明文」化してないのがセンスあると思わされた所以ッス!主人公のアイドルへの憧れが繊細に描写されてるので、思わず単なる読者である私もハラハラドキドキしちゃったッス!
次に改善点ッスけど、緩やかな雰囲気の文章にしたいのはよく分かるんスけど....ちょっと空白が多いかなーって思いました。空白があると文章が息苦しい感じはしないんスけど、多すぎると「文章に中身がない」と感じちゃうんスよね。作者様は文章力、シナリオ管理力共に充分だと思うので、ここでマイナスイメージが付いちゃったら勿体ないと思うッス。
とりあえずはこのくらいッスかね。上で色々と書きましたが、全容を見てみても完成度はかなり高い方だと思うッス。コレからも適度に休んで、適度に執筆を楽しんで欲しいッス!それでは私はドロロロンッ!させて頂きまッス!
>>17
返信ありがとうございます😊
そう言ってもらえると嬉しいです!
空白ですか…
そういうの自分じゃ気づけないのでお願いして良かったです、
ありがとうございます!
これからは気をつけようと思います!
ご丁寧に返してくださって本当にありがとうございました😊
また機会があったらよろしくお願いします🤲
ー3ー
[それでは、審査結果の発表を始めます。]
司会者の声が響く。
心臓がばくばくしている。
もし、また落ちたら…
と良からぬ事が一瞬頭をよぎったが、それを振り払い、私は前を向く。
[5番、27番、40番ーー]
司会者が合格者の名前を呼び始める。
[46番、47番、52番ーーー]
そしてーーー
[58番]
自分の耳を疑った。
だけど周りを見渡すと、みんな私を見ている。
前のパネルにも、58と表示されている。
震える声で返事をしながら、私はステージに上がる。
ほんとに、受かったーーーー
夢がかなったーーー
私の後にだれか1人呼ばれていたけど耳に入って来なかった。
[これにて発表を終わります。選ばれた人達は、説明と写真撮影があるのでそのまま待機してください]
二期生は8名。
その中に私が入っている。
嬉しいけど、夢を見ているような気がしていた。
ほっぺを捻った。
痛かった。受かったのは夢ではないらしい。
「今から写真撮影をします。その後一期生に挨拶に行くので心の準備をしておいてください」
と女の人に声をかけられた。あの人は、マネージャーさんだそうだ。
夢見心地のまま、私は写真を撮ってもらうために撮影ブースに移動した。
初めてのことが多すぎて、心が追いついてない。
不安でいっぱいだ。
でも、不安よりも緊張よりも、楽しみが勝っていた。
私は吉田咲。
アイドルグループ《monopolize》の、二期生メンバーだ。