これは東方projectの二次創作小説です。
あまり戦闘シーンはありません
ほのぼの東方キャラが会話しているだけです。
アドバイスや感想は大歓迎です。
出して欲しい東方キャラも気軽に言ってください
あくまでも「二次創作」なので,ある程度キャラの性格が変わっています
荒らしや悪口も止めてください
1話です。
下手くそなので注意してください
〜紅魔館〜
レミリア「咲夜〜フラン〜どこにいったの?」
紅魔館の廊下では,主のレミリアが先程まで部屋にいたメイド長の咲夜と妹のフランドールを探していた。
しばらく探していると,このような声が聞こえた。
??「テメェが居るからお嬢様とイチャつけねぇんだよ!」
??「や,止めて!誰か!」
レミリアは誰かが危ないと思い急いで飛んでそちらの方へ行った。
すると,そこには……
咲夜「お…お嬢様…!!!」
フラン「お姉様!!!」
取っ組み合い喧嘩をしたように,ボロボロになったフランドールと,いつもと違う様子の咲夜がいた
レミリア「二人とも………どうしたの…?」
続く
レミリアが何をしていたのか聞くと,いつもの様子ではない咲夜が返した
咲夜「お嬢様…決まってるじゃないですか…
お嬢様に近づく醜く,脳の無い穢らわしい悪魔を排除しているのですよ♪」
ニヤニヤしながら咲夜は言った。
その時,咲夜がフランの羽を片方もぎ取った。
フラン「うっ…ウギャァァァァァァ!!!!」
まるで獣のうなり声のような叫び声をフランは上げた。
レミリア「なっ!?何をするの!私の大切な家族に!咲夜…貴方とフランも家族でしょ?」
レミリアはグングニルを持ち攻撃態勢だ
しかし、咲夜はレミリアとは戦おうとせず,次はフランの心臓に一番輝くナイフを刺した。
フラン「ギィィ!!ウゲェェェ!!」
フランは血を吐きながら,耳を塞ぎたくなる位醜くうなり声を上げた。
今までのフランとは思えない位だった
レミリアの怒りは限界になり,レミリアはグングニルを構えた。
パチュリー「レミィ…私が殺るわ。」
いきなりパチュリーが入ってきた,すると次に小悪魔,美鈴もついてきていた。
小悪魔,美鈴「お嬢様の為なら,私達も協力します。」
二人がレミリアの前に膝まづき,上記を述べた
レミリア「………」
パチュリー「いいのね,レミィ」
パチュリー,小悪魔,美鈴の攻撃が,咲夜の方向へ飛んでいく。
続く
三人の攻撃は,咲夜の頭に飛んでいった。
しかし…時を止めたのか,咲夜は……
フランを盾にしていた。
パチェコアメイ「!?妹様!!!」
レミリアは急いで倒れたフランの脈を計った
しかし、
残念ながら…フランドールは死んでいた。
体はみるみると冷たくなり,ぐったりとしていく
レミリアの目から大粒の涙が溢れた。
咲夜は嬉しそうだが,他の3人もレミリアの悲しそうな顔を見て大泣きしている。
レミリア「許さない…許さないっ!!!」
レミリアは物凄いスピードで咲夜の頭にグングニルを突き付けた。
しかし、また時を止めていたのか,咲夜はレミリアの横に行き,こう述べた。
咲夜「これで今日からお嬢様は私の物です」
レミリアはゾッとした。
すると……(バリーン!!!
??「レミリア!無事?」
??「助けに来たぜ!」
上から降ってきた二人の人物。
それは,博麗の巫女「博麗霊夢」と
普通の魔法使い「霧雨魔理沙」だった。
レミリア「霊夢!魔理沙!」
レミリアが少し安心したような顔で二人を見た
魔理沙「いや〜アリスが教えてくれなかったら危なかったぜ…」
魔理沙がそう言うと,普通に玄関からアリスが入ってきた
アリス「皆…大丈夫?そして咲夜…貴方がそんなことをする人だったなんて…」
アリスは信じていた咲夜が裏切るような事をして、今にも泣きそうになりながら話している。
霊夢「大丈夫よアリス。貴方のお陰で犠牲者が一人で済んだんだから。
咲夜,覚悟しなさい」
霊夢が少ししゃがみアリスの頭を撫でたがすぐに咲夜を睨んだ。
咲夜「おお怖い怖い。でも,私の【計画】を邪魔する奴は排除する!」
咲夜は美鈴の方へナイフを投げた。
美鈴「いつもの仕事でナイフを避けるのは慣れていますよ!!残念でしたね,咲夜さん」
美鈴が簡単そうにナイフを避けて,咲夜の綺麗な顔に蹴りを入れた。
咲夜「っ…!?なかなかやるわね」
咲夜がそう言うと,霊夢と魔理沙が構えていた
霊夢「しばらく戦わなくてつまらなかったのよね」
魔理沙「少しなまってるからな。手加減してやるよ。アリス,見てろよ!一目惚れさせてやる」
続く
一旦ここまでにしておきます。
二次創作ばっかりですいません
二人がそう言って咲夜に攻撃を仕掛けた。
咲夜「1対7は卑怯でしょ?」
すると咲夜は小悪魔を押した。
小悪魔「っ!?痛っ…」
倒れた小悪魔が口を開けた所に咲夜がすかさず薬よような物を口に入れた。
小悪魔「うっ……!?なに…酷い味…」
小悪魔はうずくまっていたが,しばらくすると起き上がってこう言った。
小悪魔「フフッ…咲夜さんの為にこの計画を成功させてみますわ!」
パチュリー「小悪魔!?一体どうしたの?」
小悪魔は今までと人が変わったように叫び声をあげている。
パチュリーは先程の薬が何かの原因だと考えた。
レミリア「なっ!?何するのよ!小悪魔,止めなさい!」
なんと、次の瞬間,咲夜と小悪魔がレミリアを捕まえ小悪魔がレミリアを連れ,何処かへと飛んでいった。
咲夜「明日,満月の12時にもう一度勝負しましょうか。それまでお嬢様は預かります」
そう言い残して,咲夜,小悪魔,そしてレミリアは去っていった。
続く
「ズドォォン!!」
先程の霊夢と魔理沙の攻撃が壁に当たり,凄い音を上げた。
霊夢「逃げられちゃったわね…」
霊夢がそう言うと,アリスがあることに気付いた。
アリス「咲夜は薬を飲ませてたよね…パチュリーの言う通りそれが原因なら,どんな薬か聞けば戻す方法が分かるんじゃない?」
皆はアリスの「薬」と言う言葉にピンときた
アリス「薬…と言えば…」全員「永琳!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
永琳「………というわけで,私が呼ばれた事ね」
永琳はめんどくさそうに皆の話を聞いた。
美鈴「あの…永遠亭に咲夜さんはいらっしゃったでしょうか?薬は恐らく永遠亭の物と思うのですが…」
美鈴の頭が珍しく冴えている。
しかし、永遠亭に咲夜は来なかったと言う。
だが,永琳には少し気になることが一つあった
永琳「症状はどんな感じ?実は…実験中の薬が一つ行方不明なの。
体は楽になり,しかも強くなる。
…でも今は副作用で脳を侵食され,まともな考えができなくなるの。その薬を何度も飲むと,もう助からないわ…」
その薬の副作用と、今の咲夜の状態はまさに同じだった。
確かに,あの時戦った咲夜はいつもよりかなり強かった。
やはり薬を盗んだ犯人は…
続く
あとアドバイスや注意,感想はご自由に言って下さい
9:結月◆VM:2016/11/13(日) 19:46 ID:c.Yすいません。誰も見ていないと思いますが,今週はあまりかけないかもしれません。
10:結月◆VM:2016/11/14(月) 16:30 ID:c.Y
〜一晩明け〜
あれから話し合ったが,やはり咲夜は薬を適用していたことが分かった。
直す方法は永琳から教えてもらい,今夜それを実行し,元の平和(?)な紅魔館を取り戻そうと。
もう二度と犠牲者は出さないということを決め,全員戦闘体制に入った。
魔理沙「誰一人,薬は飲まされるなよ。
全力を出しきるぞ。皆,絶対に生きろ」
魔理沙がいつもよりも真剣な顔つきで言った
その魔理沙の声を聞いて,霊夢,パチュリー,美鈴,アリスは頷いた。
アリス「私が,足を引っ張っちゃったらごめんね…ほら,私…強くないから…」
自信の無さそうにする小さいアリスの頭を,パチュリーは撫でた。
そして優しく,「大丈夫。私達がカバーするから」と微笑み言った。
とうとう12時が近くなってきた。
相手はどこから来るか分からない。
皆が構え,咲夜達が来るのを待っている。
まもなく12時。
紅魔館の鐘が鳴った。
続く
鐘が鳴ると同時に、無数のナイフが霊夢に飛んできた。
霊夢「ちょっ!?いきなり来ないでよ!」
霊夢が素早くナイフを避け,そう叫んだ。
すると,いきなり美鈴の前に小悪魔が飛んできて,美鈴の顔に拳をくらわした。
美鈴は一瞬よろけたが,すぐに小悪魔の力が緩んだことが分かった。
なにやら小悪魔は言葉を発している。
小悪魔「美…鈴さん…にげ…逃げてください…!今の私は…」
そこまで小悪魔が言うと,咲夜が小悪魔の顔に蹴りを入れた。
咲夜「あら?小悪魔,まだ正気だったの?
裏切ったらどうなるか…言ったわよね?」
咲夜が小悪魔の頭を持って,恐ろしい顔で呟いた。
パチュリー「咲夜,いつ私の使い魔を虐めて良いと言ったの?レミィは何処?言わないと許さないわよ」
そうパチュリーが言うと,一瞬時を止めたのか,パチュリーの心臓にナイフが刺さっていた。
パチュリー「っ…!?さ、咲夜…!」
最後の力を振り絞り,パチュリーは心臓からナイフを抜いた。
皆がパチュリーに気をとられていた隙に,どんどん人が倒れていった。
霊夢,魔理沙,美鈴…全員幸い息はあるが、苦しそうにもがいている。
残るは…アリスだけだ。
咲夜「あーら?アリス,残ったのが貴女だけでよかった♪」
不敵な笑みを浮かべ,咲夜がアリスに近づいていく…
『魔砲「ファイナルスパーク」!!!』
見事に攻撃が当たった。
咲夜は怯み,攻撃をしてきた方を見た。
咲夜「お前…まだ生きてたか…」
魔理沙「アリスに…手を出すな…!!!
せめて…私の命で勘弁してくれ…」
一瞬かなり怒った様子だったが,いつもふざけているような笑みを浮かべ,魔理沙は咲夜の方に首を向けた。
咲夜「お前もそういえばお嬢様に手を出していたな。ここで終わりにしてやろう」
ニヤリと笑い,咲夜はナイフを構えた。
魔理沙は最後に何かを言っていたが,アリスには聞き取れなかった
アリス「駄目!!!やめて!」
アリスの叫びはもう咲夜には聞こえない。
咲夜「朽ち果てろ!!霧雨魔理沙ーー!!!」
そう言い魔理沙の首にナイフが刺さる…
と思ったその瞬間…
咲夜の腕が,何処からか飛んできた弓矢に切り落とされていた。
??「…間に合ったみたいね…。これ以上悪あがきはできないわよ。悪魔のメイド…」
続く
美しい満月の夜…輝く光に照らされ,月の者は昔のことを思い出す。
月の姫,月の民,月の兎,全ての者が…
昔の幸せな月での生活を思いだし,その時の生活を,恋しく,寂しく,懐かしく思う。
さぁ,幻想郷の夜明けはもう目の前にある。
朝が来るまで,彼女は遊んでくれるだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
窓の所に立っていたのは。
永遠亭の天才医者。『八意 永琳』だった。
咲夜「永琳…!良くもやったな…この場で殺してやる!」
咲夜が叫ぶが,永琳は余裕そうにしている。
永琳「失礼ね。残念ながら私は死なない…
私が何の為に来たと思っているの?
貴女を助けるためよ。」
永琳はアリスとパチュリーに倒れた人を外に出せと命じた。
火花が散り,激しい戦いが紅魔館では繰り広げられていた。
しかし、すぐに戦いの決着は着いた。
永琳の矢が咲夜の頭を貫いたのだ。
咲夜はその場に倒れ,永琳は悲しい表情で,外に出ていった。
〜20分間後〜
しばらくすると,中から永琳と正気になった小悪魔が出てきた。
皆が咲夜の事を心配し,結果を問いかけた。
結果は…
永琳「計画は…成功よ…」
成功したが,皆は泣いていた。
レミリアの居場所も分かり,フランドール以外の死者は出なかった。
レミリア「ん?皆どうしたのよ…?」
レミリアはどうやら記憶を消されたらしく,フランドールの死。咲夜に監禁されたことを忘れていた。
永琳「忘れてしまったのね。
貴女の妹。フランドール・スカーレットは…亡くなったわ…。」
永琳がそう言い,レミリアは全てを思い出した顔をした。
そして…レミリアはその場に泣き崩れた。
夜が明けるまで…レミリアは泣いていた。
次の日,フランドールの墓をレミリアはとても綺麗な景色と空が見える所に建てた。
そこは,常識が持て,家から出たいと言ったときにレミリアがフランドールと一緒に行こうと思っていた場所だ。
永琳「辛いのは分かるわ。でも、もう帰ってこないの…いつまでも泣いてたら,この墓の中で眠るあの子に笑われちゃうわよ。」
永琳に励まされ,レミリアは少し微笑み,墓を見つめた。
レミリア「そうよね…フランも私達が笑顔で居ることを願っているのかしら?
また会いたいけど…もう二度とあの事は繰り返せないものね。
私が…運命を先に見ていたら…この事は無かったのよね…」
レミリアは自分を責めている。
すると、後から,パチュリーと美鈴がレミリアに声をかけた。
パチュリー「レミィ,貴女は悪くないわ。
これはあの子の定めだったのよ。」
美鈴「お嬢様!お嬢様がおちこんでいると私達も寂しいですよ…妹様も咲夜さんも…」
二人がそう言ったが,レミリアは美鈴の台詞で咲夜の事を思い出した。
レミリア「あ!?咲夜…咲夜は何処に言ったの?」
実は,あの時咲夜は勿論永琳に殺されていた。
しかし,永琳は治療をするために殺したのだ。
一度あの事を忘れさせ,完全に消去されたとき,彼女の薬の効果はきれる。
今は永遠亭に咲夜は入院している。
もうすぐ紅魔館にも帰ってきて仕事にも復帰できるだろう。
長くてすいませんでした。
これで一話は終了です。
次はほのぼの系にしようと思います。
登場キャラは皆ちっちゃい子にしますが,個人的なので少し違う子も出るかもしれません
15:結月◆VM:2016/11/16(水) 18:02 ID:c.Y 書きまーす
〜第2話〜
ある日,蛍の妖怪「リグル」と氷の妖精「チルノ」は,鳥の妖怪「ミスティア」を迎えに行っていた。
リグル「みすちー,学校だよ〜」
リグルがミスティアの家に向かって叫んでみるが,返事がない。
容赦なくチルノがミスティアの家に入っていく。
するとそこには…驚く光景が広がっていた。
チルノ「!?みすちー!し…死んでる!?」
そこには笑顔で倒れているミスティアがいた
リグルは驚いたが,すぐに少しお姉さんの大妖精を呼んだ。
大妖精も原因が分からず,とりあえず学校に行き,そこで事情を話すことにした。
慧音「……というわけで,遅刻しました。
ということね」
学校では勿論遅刻したリグル,チルノ,そして何故かルーミアが担任の慧音に頭を下げていた
理由を聞いて慧音はどうでも良さそうにしていたが,友であるミスティアが倒れていたことは2人にとって大事件だった。
とりあえず,教室に戻り授業を受けた。
すると,リグルの隣にいた優等生の厄神「鍵山雛」が話しかけてきた。
雛「二人とも,大丈夫?慧音先生かなり怒ってたけど…どうしたの?」
雛は二人のことを心配してくれていた。
二人は雛になら言っても良いだろう。と思い,
ミスティアの事を話した。
雛はかなり驚いて,こんなところで授業してて良いことなのかしら?と少し困っていたが,帰り一緒に行こうと二人は言った。
続く
台本書きでかつ文変ですいません
17:結月◆VM:2016/11/16(水) 18:27 ID:c.Y
〜帰り〜
授業が終わり,3人はミスティアの家に向かった
チルノ「なんで死んだんだろう?
幽々子に食べられたとか?」
いつも通りの頭の悪さでチルノが意味の無い発言をする。
雛「流石に幽々子も食べないわよ…」
雛は呆れてチルノに突っ込むが,もうリグルの方は死んだようなハイライトが入っていない目でチルノを見ている。
酷い!とチルノは言っているが,そんな馬鹿な事をやっているうちに,ミスティアの家に着いた
中に入ると…タレ臭い…。
焼き鳥に掛かっているタレがまるで全部自分に降りかかった来たような臭いだ。
ミスティアの入っていた部屋に恐る恐る入ると。
ミスティアは消えていた。
跡形もなく…羽一つ落ちていない…
雛は幻覚じゃない?と言ったが,確かに二人は見たのだ。
倒れていたミスティアを…
気味が悪くなり,リグルは怖くなって震えていた。
リグル「ひぇぇ…きっと怖いお化けのせいだよ…」
リグルは涙目でチルノに飛び付いた。
チルノは珍しく勇ましい顔をして,家の中を見た
やはり何もない…原因も不明だ。
何かの呪いか…それとも…
色々考えたがやはり分からない。
雛「いくら食べても,跡形もなくはならないわよね?誘拐…とか?」
雛がそう言ったが,やはり原因は分からない。
もうお手上げだ…3人は妹紅に見つかり,家に帰らされた。
しかし次の日…もっと奇妙なことが起きていた
続く
注意です。
※ここかは先は,男化するキャラや変態化するキャラが出るので苦手な人は見ないでください
〜次の日〜
雛「なっ…なにこれ!?」
なんと今,幻想郷では何人かの体や心に異常が起きていた。
【紅魔館】
朝から,レミリアの部屋にフランと咲夜の喧嘩の声が聞こえてくる。
しかし,今日は少し違う感じだ。
咲夜「お前!?何故男になってる!?」
咲夜の声を聞いて,フランは驚いた表情をした。
フラン「は?男?なんのことだよ…ってあっ!?」
フランはどうやら自分の体の異変に気づいたようだ。
フランは少年になっていた。
しかも美少年だ。
【白玉楼】
白玉楼でも異変が起きていた。
だが、フランとはまた違う。
ただ幽々子が『前世』に戻っただけだ。
幽々子「妖夢〜飯くれー!」
なんと,幽々子の前世が今頃明らかになった。
そう…幽々子は昔男だったのだ。
妖夢はやけにちっこい幽々子を見て,唖然とした。
次の瞬間,全速力で紫の所に走った。
妖夢「ゆっ…紫様!幽々子様が!」
妖夢が必死に走ってきたことに驚き,紫は事情を聞いた。
紫「あのガキ…生き返りやがったか…」
続く
【博麗神社】
明羅「ちっ、違う!私は女だー!」
博麗神社では,いつもは大人しい霊夢が暴走している。
男に餓えているのか,明羅を男と勘違いしている
針妙丸やるーことが止めようとするが,流石博麗の巫女と言うくらい強くて止まらない
針妙丸「霊夢さーん!お菓子ですよー!」
るーこと「そ、そんなんじゃつられないよ…きっと」
二人ともはなんとか霊夢を止めようとするが全速力で霊夢は明羅を追いかけている。
さて,明羅は霊夢から逃げられるのか
【守矢神社】
守矢神社でも,性別転換以外の異変が起きていた。
しかも人間ではない。神の方だ。
早苗「ええっ!?諏訪子様でかっ!神奈子様ちっちゃ!」
早苗は二人のことを見て思わず叫んだ。
なんと,いつもは早苗よりはるかに小さい諏訪子がいつもの神奈子と同じサイズの大人になり、
神奈子はいつも大きいのに諏訪子サイズになっている。
こんなんじゃ,恐らく神奈子は諏訪子に見下されるだろう
諏訪子「神奈子ぉ…よくもあのとき私の神社を乗っ取ったな…
そこのお賽銭箱の中にでも入ってなさい!」
諏訪子はやはり神奈子に仕返しをする事しか考えていなかった。
神奈子は半泣きでしぶしぶとお賽銭箱の中に入っていった
【再び博麗神社】
先程の霊夢と明羅は追いかけっこをしながらどこかに行ってしまった。
針妙丸「明羅さん…大丈夫ですかね…」
そんなことを言う針妙丸に怪しい影が近づく
??「探しましたよ。姫
迎えに来ました」
この口調は…と思った針妙丸は後ろを向いた
案の定,そいつは針妙丸を裏切った天邪鬼。
『鬼人正邪』だった。
何をしに来たの?もうあなたには騙されないわ!
と言い針妙丸はピョンピョン跳ねる
正邪「はぁ〜♪可愛いですねぇ姫…
その表情…その仕草…そんな可愛らしい姫を…
全力で悲しませてみてぇんだよ!」
そう言い正邪は針妙丸ごとお茶碗を持っていった。
発言に対して逃げ方がかっこよくない。
はたからみたらただの万引き犯だ。
るーこと「………」
正邪に蹴られたのか,るーことは気絶している
続く
【妖怪の山】
明羅「もうやだ斬る!」
先ほど追いかけられてた明羅は妖怪の山まで走ってきた。
辛そうだ。
霊夢はまだまだ余裕そうな顔をしている
雛「何やってるのよ。霊夢に侍さん」
先ほど霊夢に弾き飛ばされた秋姉妹の騒ぎを聞きつけ,雛がやってきた
明羅は雛に助けを求めたが,霊夢は全く聞かない
霊夢「そこの明羅さんを渡すだけでいいのよ。ちょーっと婚姻届けに印つけてもらうだけだから」
明羅「もうかんべん〜」
霊夢は雛に明羅をよこせと何度も言うが,雛は嫌だと言っている。
雛「ちょっとタンマ。助けを呼んでくるわ」
雛は助けを呼ぶと言って回りながら何処かに行った
明羅「ちょ、ちょっと待て!私を置いてくな」
明羅が後を追いかける。
雛はとりあえず守矢神社に向かった。
偉い神の前では霊夢も駄目だと思ったからだ
しかし…その頼りだった神奈子が小さくなっているのには気づいていなかった
続く
低浮上ですいません
時間があったら続きを書こうと思います
誰も見ていないと思いますが,すいません
久しぶりです
言ってなかった気がするので好きなキャラと曲を言っておきます
【好きなキャラ】
シンギョク,ユウゲンマガン,コンガラ,明羅,
エレン,岡咲夢美,ロリス,夢子
レミリア,リグル,輝夜,永琳,秋姉妹,鍵山雛
八坂神奈子,物部布都,豊聡耳神子,村紗水蜜,
寅丸星,赤蛮奇,鬼人正邪,少名針妙丸,
堀川雷鼓,ドレミースイート,ヘカーティア
【好きな曲】
星幽剣士,永遠の巫女,Tabula rasa〜空白少女
Maniacal Princess,やみのちから,遠野の森
プラスチックマインド,悲しき人形〜Doll of Misery,the Grimoire of Alice,上海紅茶館
亡き王女の為のセプテット,遠野幻想物語
幽霊楽団,東方妖々夢,蠢々秋月,千年幻想郷
竹取飛翔,月まで届け不死の煙,厄神様の通り道
運命のダークサイド,神さびた古戦場,
明日はハレの日ケの昨日,神は恵みの雨降らす
廃獄ララバイ,小さな小さな賢将,
虎柄の毘沙門天,デザイアドライブ,
佐渡の二ッ岩,ミストレイク,秘境のマーメイド
柳の下のデュラハン,リバースイデオロギー
輝く針の小人族,始原のビート,星条旗のピエロ
故郷の星が映る海,パンデモニックプラネット
長文失礼しました
上げます
すいません
今まで書いていたSSは打ち切ります
すいません。
新しいのを書きますね
〜命蓮寺〜
星「皆〜何か異変が起きているみたいですよ〜!」
朝,皆の噂を聞き付けて来た命蓮寺の信仰の代理,寅丸星が皆を起こすように大きな声で言った
彼女は男に見えるほどイケメンだが一応女だ
一輪「どんな異変よ
自機になってる私にならちょちょいのちょいよ!」
ノリの良い一輪が一番に話しを聞いてくれた
星は今,この幻想郷で起きている可笑しなことを全て話した
一輪「私達には害が無いから嬉しいけどね〜
」
話を聞いてニコニコ笑いながら言う一輪。
そんないつもの朝らしい光景に,いつもと違う事の提案を白蓮がした。
白蓮「今日はせっかくなんだし,ピクニックでも行かない?
ほら,皆休み〜って!」
このピクニックに行くという案に皆は賛成した
しかし行く前に,水蜜を起こしてこいと言われた
星&一輪&ナズ「起きろムラサー!!!」
水蜜「うわぁぁぁ!!!?」
大声を出された為,水蜜は飛び起きた
青い澄んだ空と暖かな太陽。
こんなにピクニック日和なのは今日以外にあるだろうか。
皆でさっき作ったサンドイッチをケースに入れ,日焼け予防に帽子を被り,準備万端だ
ナズーリン「おーいご主人!ちゃんと火は消したか?戸締まりはしたか?」
いつもドジを踏む星にナズーリンが早めに言っておいた
星「うん。大丈夫です!
楽しかったあとに炎上でもしてたら嫌だからね」
それなら大丈夫と思い,命蓮寺の人達は出掛けていった
ーーーーー6時間後くらいーーーーーーーー
ピクニックも終了し,命蓮寺の人達は帰ってきた
しかし,そこで異変は起きた…
命蓮寺が…………
白蓮&星&水蜜&一輪&ナズ「燃えてる」
オリキャラはこちらでらしいのでこっちに書きますね
26:結月◆VM hoge:2017/05/21(日) 20:58 ID:BNk 【名前】齋 鄒華
【読み】いつき しゅうか
【性別】女
【種族】?
【能力】美しき物を操る程度の能力
【二つ名】芸術を操る神の糸
【危険度】高
【友好度】極高
【容姿】
髪:薄いピンク色で少し癖毛の肩くらいまでの長さ
頭の若干左側には黒と赤のフリルの付いた帽子をつけている
目:青色の少しつり目
服:ゴスロリ風で上は赤のリボンがついている黒い袖がヒラヒラのブラウス
下は膝上の黒のミニスカートで先のほうは赤。
所々に赤と黒のフリルやリボンが付いている
靴は黒に赤い紐が付いたブーツ
全体:身長はやや高め
全体的にスラッとしていて本人も人形のよう
【詳細】
無口でシャイな性格
好きなものは分かりやすい
気に入ったり慣れた相手には普通に話す
幻想郷の種族の不明な良くわからない謎の集団「美麗魔歌集団」のリーダー
幻想郷では最上階の芸術と技術の才能の持ち主
勿論自分で美しい作品を作ったりしているが,人の物を操ったりもしている
こんな事をしているが,メンタルが弱いし体力もそれほど無いので失敗や罵声を浴びせられたりするとすぐに弱ってしばらく引きこもってしまう
能力の美しき物を操る程度の能力とは,本当に美しい物だけの全てを操る事ができる
しかし,美しく無い物は操れない
どうしても無理というわけではないが,彼女が美しい物以外を嫌っているのでわざと操っていない
操りたくも無いらしい。
【スペルカード】
操符「無数の手駒と黄金の糸」
操符「眼を奪う虹の糸」
操符「死の恐怖と黒の糸」
美麗「美しき人形−マドモアゼル」
美麗「愛と美の人形−ヴィーナス」
魔華「Darkness Bad Doll」
魔華「My Doll the veryCute」
「麗しき劇場の幕開け」
【テーマ】
美しい少女の人形 〜Dead and Dark the Doll〜
【セリフ】
「我は自らの糸で全てを操る芸術界の神だ
脳の無い人間や妖怪は穢らわしい…
やはり美しき人形がこの世に残るべきだな」
「ストップ!ま,まて無礼者!
私に何をする気だ!!!?」
【仲間の呼び名】
ミカ→影智華
菜鶴奈→操花
奏瑪→奏瑪
運夜→覇鷺,変態ヤロー
綺斗→綺斗さん,師匠
惷→緋黎
那覩→小娘,那覩ちゃん
【名前】影智華 みか
【読み】かげちか みか
【性別】女
【種族】?
【能力】穢れを無くす程度の能力
【二つ名】師匠に従う美しき歯車
【危険度】極高
【友好度】低
【容姿】
髪:黒髪でサラサラのストレートショート。
頭に歯車みたいな飾りのついたリボンをつけている
目:右が青,左がオレンジのオッドアイ
服:こっちは黒をベースにした青のリボンが付いているブラウスの上に袖がキチッとしているブレザーを着ている
スカートは黒の先に青のフリルがついたミニスカート
靴は黒と青のブーツ
全体:身長は意外と高め
何も食べてないからか少し痩せてる
【詳細】
美しく無い,穢れている者には厳しい
美しい物やリーダーが気に入っている物には飴をあげたりしている
しかし那覩のせいで飴にハズレが入ってる
何故か関西弁
「美麗魔歌集団」の団員
リーダーを尊敬していて「お師匠さん」と呼んでいる
リーダーを馬鹿にする者や汚い物,裏切り者には厳しくこっちも完璧を求め愛している
かなりの頑張り屋でリーダーが引きこもったら他の人を無視して1人で人里に人形劇や歌を披露しに行ってしまう
周りからは少し困られている
はたから見たら一匹狼の頑張り屋に見えるが実は結構甘えん坊で歳上には甘えている
能力の穢れを無くすというのは,穢れた物を消すだけ
しかし美しい物にはこの能力は効かない
この集団にはいる条件も綺麗で美しいなのでこの能力が効かなかった者しか入っていない
だがまだコントロール出来ないので跡形もなく消えてしまうのが悩み
【スペルカード】
消美「美しき人の麗しき人形」
消美「穢れを消し,全てが消える」
消美「動き出した死の歯車」
綺浄「Dead Clean」
綺浄「ダークナイト・デッドフラワー」
「命の歯車の止まるとき」
【テーマ】
人形と魅惑の歯車 〜Candy the Dark Clock〜
【セリフ】
「わたしはお師匠さんの人形なんよ
馬鹿にするのは許さへんで
とっとと消えたくないならはよ帰り!
美しく無い物はこの世から出ていくべきやねん!」
「ほーら飴ちゃんやで〜♪
たまーにハズレ入れられとるけん気を付けいや」
【仲間の呼び名】
鄒華→お師匠さん
菜鶴奈→なず姉
奏瑪→かなちゃん
運夜→かずちゃん,チャラ男
綺斗→綺斗さん
惷→しゅん
那覩→なっちゃん
忍→にんちゃん
【名前】操花 菜鶴奈
【読み】そうか なずな
【性別】女
【種族】人形
【能力】人形を生かす程度の能力
【二つ名】金の兎の美しき人形
【危険度】高
【友好度】極低
【容姿】
髪:金髪でショートボブの髪に赤い薔薇のついた黒のカチューシャを着用している
目:赤でつり目
服:赤のワンピースで上には黒に赤の花がついたブレザーを着用している
ワンピースの先には黒のレース付き
スカートは長めで膝下くらい
靴は赤と黒
全体:リーダーとにている服装
身長が人形の為,かなり小さい
【詳細】
人形の為,無表情で無感情
なにをするか分からないで本人も何も感じない
しかし仲間の前では人形と思えないくらい明るい
「美麗魔歌集団」の団員
鄒華に作られ操られている人形
一応話したりはするが無感情。
本当に操ってもらわないと何もできない
可愛らしく,美しい容姿で作られ,リーダーの作品の中でも最高傑作。
かなり気に入られている
彼女もミカと同じく鄒華大好き
人形を生かす程度の能力とは,ボロボロになった人形を生き返らせるだけ
でもリーダーからは好評されている
自分の意志が無いので鄒華に操ってもらい使いたいときに使うらしい
【スペルカード】
人形「華麗に踊る,操り人形」
人形「金の華と孤独の人形」
人形「美しき歌を歌い続けよう」
狂兎「Rabbit the Doll」
狂兎「恋蓮愛歌−華人形」
「麗しき主人の為に」
【テーマ】
漆黒の糸と金の操り人形 〜Moonlight Rabbit Doll 〜
【セリフ】
「鄒華…私は鄒華の操り人形
生きていない。だがお前らよりは優れている
私は美しき鄒華の為に産まれ,歌い,踊り,朽ち果ててゆく…
あと,お前らより何倍も優れているから」
「鄒華〜♪今日は何して遊ぶんだ?
そうだ!私の腕をロケットにしてくれ!」
【仲間の呼び名】
鄒華→鄒華
ミカ→ミカちん
奏瑪→奏っち
運夜→運くん
綺斗→綺っち
惷→惷しゅ
那覩→なっち
忍→忍っち
【名前】覇鷺 奏瑪
【読み】はさぎ かなめ
【性別】女
【種族】?
【能力】歌を奏でる程度の能力
【二つ名】冥界に立つ永久の歌姫
【危険度】中
【友好度】極高
【容姿】
髪:水色で前髪がぱっつんの肩までのおかっぱ
頭には水色と黒のベレー帽のようなものをかぶっている
目:紫色で若干タレ目
服:薄い水色のドレスで腰には黒いリボンを結んでいる
胸には緑のリボンがついていて,ドレスのそではノースリーブ
薄い水色の長い手袋をつけている
ドレスの長さは短くて膝くらいまで
スカートの先には黒のフリルがついている
靴はガラスのキラキラした低いヒールのハイヒール
全体:身長も低めだが菜鶴奈よりは高い
全体的に子供っぽい体型
【詳細】
おっとりしていて優しい性格
大人しい
「美麗魔歌集団」の団員
覇鷺姉妹の妹の方
集団の中では歌を担当している
優しい性格で姉がちょっとあれなのでこっちの方が若干しっかりしている
誰に対しても優しく敬語で話し戦闘を好まない
見た目と歌声が綺麗だった為,リーダーに気に入られ入ることになった
先輩の人達をかなり尊敬していて,リーダーの人形の手入れをしたり細々した作業も得意
能力の歌を奏でるとは,そのままで歌を歌うこと。
しかしただの歌じゃない
彼女の歌を聴かせると人間や妖怪を操れたり眠らせたり思い通りにできる
舞台では綺麗な歌声で観客を魅了している
【スペルカード】
魅歌「異界に響く美しい歌」
魅歌「人を狂わせる華麗な歌声」
魅歌「可愛い歌を唄う人形」
華唄「Beautiful Song」
華唄「魔桜華凜−魅美姫歌」
「魅惑の歌に聞き惚れて」
【テーマ】
愛と美の歌姫 〜Orchestra Song Princes〜
【セリフ】
「上手く歌えていますか?
皆の足手まといにならないようにしないと…
私の歌で幸せになってください
それが私の望みです」
「お,お兄ちゃん!ナンパはいけませんよ!
めっ!です…リーダーさん困ってますよ?」
【仲間の呼び名】
鄒華→リーダーさん
ミカ→ミカさん
菜鶴奈→菜鶴奈お姉ちゃん
運夜→お兄ちゃん
綺斗→綺斗お姉様
惷→惷さん
那覩→那覩さん
忍→忍ちゃん
【名前】覇鷺 運夜
【読み】はさぎ かずや
【性別】女
【種族】?
【能力】視線を惑わす程度の能力
【二つ名】視界を奪う愛の使者
【危険度】高 (ある意味)
【友好度】高
【容姿】
髪:金髪で横髪だけセミロング
長い部分は前に垂らしている
頭には何も付けていない
目:黄土色のキリッとした目
服:白と黒のジャケットを羽織っていて胸元は開けている下は黒の無地Tシャツ
灰色のベルトに銀の鎖を吊り下げている
ズボンは黒の長ズボンで先を折り曲げている
靴は黒のブーツ
全体:舞台の男役の為,非常にカッコいい顔立
身長もかなり高くこの中で一番
【詳細】
優しい口調と性格
自由人で少し不真面目な性格
男らしく,女の子には紳士的
少しチャラい
「美麗魔歌集団」の団員
覇鷺姉妹の姉。(自称兄)
髪色が違うのは義姉妹だから
妹の奏瑪が幼い頃勝手に拾ってきてリーダーに入れて良いかと聞いてきた張本人
妹にはお姉ちゃんは嫌なので「お兄ちゃん」と呼ばせている
何故か男装している。理由は企業秘密
男役を勤めていて,女の子のファンは多い
女の子には優しく紳士的
しかし女の子扱いは死ぬほど嫌
本人はちょっとチャラくて可愛い子にはナンパしたりする
不真面目で自由なので妹とは正反対
能力の目を惑わすというのは,自分を見た人を完全に虜にしてしまう能力
この能力のお陰で女性の客を入れるのが楽らしい
【スペルカード】
奪狂「君も僕の虜さ」
奪狂「美しい舞台に」
奪狂「美しき愛の使者」
美舞「Dark Night Show」
美舞「魅愛舞台−闇夜」
「今までのは…演技です」
【テーマ】
男?女?魅惑の舞台 〜Are you Ready?〜
【セリフ】
「初めまして!可愛いお嬢ちゃん達♪
こんな真夜中にこんな所に居たら…こわーい狼が食べにきゃうよ
まぁ,ボクの足元にも及ばないけど…☆」
「え?女だから?
や,やめてぇぇぇぇ!!?その服は!
女の子みたいな服は無理だからー!」
【仲間の呼び名】
鄒華→鄒華ちゃん,マドモアゼル
ミカ→ミカちゃん
菜鶴奈→菜鶴奈ちゃん,お人形さん
奏瑪→奏瑪ちゃん
綺斗→綺斗さん
惷→惷ちゃん
那覩→なっちゃん
忍→しのちゃん
【名前】響奇 綺斗
【読み】ひびき あやと
【性別】女
【種族】?
【能力】タネも仕掛けも無い程度の能力
【二つ名】世界を脅かす手品師
【危険度】高
【友好度】極高
【容姿】
髪:薄い水色から緑のグラデーションで腰より長いロング
左前にみつあみを垂らしている
頭の左側には薔薇とレースの髪飾りを付けている
目:紫色でぱっちりした目
服:舞台に出るときには顔に目の周りだけを隠せる赤と青のラインストーンが付いたマスクを付けている
胸元には緑のリボンを付けていて,背中には黒と金のマントを羽織っている
服は紫のベストの下に白と水色のブラウスを着ている
スカートは灰色と黒のチェック柄
靴は紫と黒のブーツ
全体:全体的にマジシャンのような
身長も高い
【詳細】
気まぐれで掴み所が無い性格
独特な世界を持っていて奇抜。
「美麗魔歌集団」の元団長
担当はマジックと舞台
昔この集団のリーダーだった。
何故変わったかと言うと,昔舞台をしていたとき何者かのせいで音響を止められ舞台をめちゃくちゃにされた挙げ句,何人かの仲間が亡くなった
そのお陰で人格が変わり,昔の真面目な彼女はこの世から消えてしまった
手に終えないため,新しいリーダーに変えられた
昔のことを忘れたかのように今は明るく振る舞っている
能力のタネも仕掛けもないというのはマジックのこと
仕掛けをせずに移動させたり消したりできる
このマジックに不可能は無い
演技力もかなりあり,舞台でも万能
【スペルカード】
愛驚「亡き団長の生まれ変わり」
愛驚「貴方も手品に使いますね」
愛驚「驚きと狂った手品師」
闇師「Amazing Night!!」
闇師「終麓天歌−闇手品」
手品「封印されしMagic」
手品「夜に響く悲鳴」
「亡き団長と現代の手品」
【テーマ】
愛と驚きの手品師 〜Amazing Magic!〜
【セリフ】
「今日も幻想郷に愛と驚きを…
タネも仕掛けもないですよ!
不思議でAmazing!なMagicをその目に焼き付けて見せましょう
貴方の暗い顔を明るく変えてあげましょうか!」
「亡き友よ…懐かしき美しい日々よ…
いつか,また会える日まで…さようなら」
【仲間の呼び名】
鄒華→鄒ちゃん
ミカ→ミカちゃん
菜鶴奈→菜鶴奈さん
奏瑪→奏瑪ちゃん
運夜→運夜くん
惷→惷さん
那覩→なっちゃん
忍→忍さん
【名前】緋黎 惷
【読み】ひれい しゅん
【性別】女
【種族】?
【能力】どんな物でも創造する程度の能力
【二つ名】完璧主義な冷酷少女
【危険度】高
【友好度】低
【容姿】
髪:綺麗な黒髪のロング
青い鳥の羽のついた帽子をかぶっている
目:若干つり目の青
服:青と黒の半袖のジャケットを羽織っている
下は白のTシャツで首にはキラキラした鍵のネックレスをつけている
スカートはジャケットに合った青と黒のチェックのミニスカート
靴は青と白のスニーカー
全体:服は全て自作
身長は相方よりは高い
【詳細】
冷静で責任感が強い
一見クールで冷酷に見えるが実は天然ボケ
何故か一人称が俺
「美麗魔歌集団」の団員
担当は衣装作り,舞台
真面目で神経質なので不真面目な人や言うことを聞かずに勝手なことをする人に厳しく見える
しかし本人もたまに天然ボケですこしダメなところもある
相方とはしょっちゅうギャーギャー言っている
エビフライ食べられたりお菓子を盗まれたりするだけで喧嘩になる
でも本人は相方を好いているらしい
はたからみればただのカップル
面倒見が良い所もあってダメなやつの面倒を見たりしている
能力のどんなものでも創造するのは主に衣装や舞台設備のこと。
完璧主義の為自分の気に入らない物は嫌だから自作するらしい
【スペルカード】
創極「完璧な継ぎ接ぎ人形」
創極「死んだ生物の復活祭」
創極「舞台設備は整った」
闇造「Blue Doll」
闇造「蠢獣創造−創作術」
「完璧な舞台の始まり始まり」
【テーマ】
全てを創造する完璧人形 〜Cool the Girl〜
【セリフ】
「リーダーだって美しさを求めているだろう
完璧でなければ許されないぞ
貴様らは美しくも何ともない
穢らわしい者は繋ぎ合わせて1つの塊にしてやろうか
それでも駄目だ…ただの穢い固まりじゃないか」
「あのクソガキ…また悪戯しやがったな!
そろそろ俺の怖さを見せてやろう」
【仲間の呼び名】
鄒華→鄒さん
ミカ→ミカ
菜鶴奈→人形
奏瑪→姫
運夜→王子
綺斗→変質者,綺斗
那覩→那覩,赤,赤ヤロー,バカ,チビ…等々
忍→忍
【名前】柑逆 那覩
【読み】かんさか なつ
【性別】女
【種族】? (自称魔法使いだが違うらしい)
【能力】どんな物でも使う程度の能力
【二つ名】全てを遣う魔法少女
【危険度】高
【友好度】高
【容姿】
髪:赤髪のショート
まっすぐした髪で左側が胸まで長い
頭には赤い羽がついた黒の帽子をつけている
目:ぱっちりしたつり目で緑色
服:普段は黒と赤のベースに赤のレースがついている半袖のジャケットを羽織っていて中には白いブラウス
胸には黒いリボンがついている
首には十字架のネックレスをつけている
スカートは赤のミニスカートで先にヒラヒラの黒いレースがついている
靴は赤と黒のスニーカー
全体:全体的に細身。いつもニコニコしている
身長は相方より低い
全体でも低め
【詳細】
自分勝手で悪戯好き。人に指示されるのが嫌い
少々ひねくれていて生意気
「美麗魔歌集団」の団員
担当は客入れ,舞台,マジック
容姿が美しいとリーダーに認められ入れられた
彼女に引き付けられて来る客も多いらしいので舞台やマジックをするときは客入れの役割を奏瑪と一緒にやっている
演技もできて魔法のようなものもできるのでマジックに使われるときもある
相方の惷とは一番仲が良く,彼女を弄るのが好き
喧嘩の原因は大体彼女が悪戯をしたりするから
相方とは真逆の性格のよう。
不真面目で自分勝手
良く迷惑をかけている
能力のどんなものでも使うというのは説明書が無くても見るだけで使える
使うというか操るに近いかもしれない
相方の惷に物をあげるときに浮かせて渡せるので便利
最近は召喚魔法も使えたり,変な薬を作ったりする。
結構危険な小娘らしい
【スペルカード】
遣魔「人形の魔法陣」
遣魔「イッツ ショータイム!」
遣魔「今宵咲く華のように」
術造「Temptation Lite」
術造「紅扇桃華―虹色魔法」
「舞台の始まる前夜祭」
【テーマ】
魔法少女の惑わすトリック 〜Temptation Magic〜
【セリフ】
「今宵は私達のTrickで惑わされていってね
さぁ,一緒に魔力を秘めた光の所へ行こうじゃないか
でも闇の方が良いな…
キミはどっちが好き?天使?悪魔?」
「もう!そんなこと言わないでよシュークン
キミが怒っても…もう怖くない」
【仲間の呼び名】
鄒華→鄒ねえさん
ミカ→ミカくん
菜鶴奈→なずねえさん
奏瑪→かなくん
運夜→運夜にいさん
綺斗→綺斗ねえさん
惷→惷,シュークン,鬼,悪魔,頭の中お花畑…等々
忍→しのくん
【名前】紫麓 忍
【読み】しろく しのぶ
【性別】女
【種族】自称忍者←多分違う
【能力】自由自在に忍術を使う程度の能力
【二つ名】今日も修行の謎忍者
【危険度】中
【友好度】極高
【容姿】
髪:薄い紫色のショート。
右目が髪で少し隠れがち
頭にはたまに紺色のスカーフを被っている(本当にたまに)
目:ぱっちりとした目で黄色
服:くの一の服のような和服
色は紺色がベースで所々が赤や黄色の花柄
帯は紫色で後ろがリボンになっている
スカートの丈は短く,こっちも所々花柄
首にマフラーのようなスカーフのような長い布を巻いている首元には薔薇の飾り付き
舞台ではこの服以外にも着物を着たりするらしい
靴は紫と赤のブーツみたいなの
いつも短刀と手裏剣,クナイを持っている
実は服の裏に沢山入ってたり…
全体:身長が一番低い
容姿も良く,いつもほとんど笑顔
【詳細】
「美麗魔歌集団」の団員
無邪気で騙されやすく,子供っぽい性格
髪型と発言で少し厨二病と思われたりする
尊敬する人にはかなりなつく
忍者が好きで犬が怖いらしい
団の中での担当は劇,舞台,マジック担当
この中では珍しい時代劇等の和の担当
マジックといってもただの忍術
パフォーマンスと可愛らしい容姿でこの団に勧誘された
最初は断ったらしいがクナイをあげると言われるとあっさり入った
自由自在に忍術を使う程度の能力とは,あらゆる忍術を自由自在に使えると言うそのままの能力
でも道具は一切使わない。勝手に消えたり移動ができたりできるらしい
しかし本人が子供のためたまに失敗する
【スペルカード】
忍術「火炎龍の術−人形達の火の輪潜り」
忍術「変わり身の術−そちらは偽物」
忍術「五輪の術−感情操作!」
忍法「Japanese Ninja the Edge」
忍法「忍術刀−炎水葉隠龍」
「狂気の忍術」
【テーマ】
真夜中の忍術劇 〜Show me time〜
【セリフ】
「ニンッ!今夜は拙者達の晩餐でござる!
狂いに狂った狂気の忍法を…とくとその身に染み込ませるが良い… ドヤッ!」
「?………あ…わ,わぁぁぁぁ!!!!
犬は駄目でござる!こっちに来ないででござるー!」
【仲間の呼び名】
鄒華→リーダー
ミカ→ミカ殿
菜鶴奈→菜鶴奈殿,お人形殿
奏瑪→奏瑪ちゃん
運夜→運夜殿
綺斗→綺斗殿
惷→惷殿
那覩→那覩ちゃん
【組織名】美麗魔歌集団
【活動場所】全て
【危険度】高
【友好度】極高
【メンバー・役割】
(>>26)齋 鄒華 [リーダー,創作,人形劇担当]
(>>27)影夜 みか [劇,歌,人形担当]
(>>28)操花 菜鶴奈 [舞台,人形担当]
(>>29)覇鷺 奏瑪 [歌,客入れ担当]
(>>30)覇鷺 運夜 [舞台,劇,客入れ担当]
(>>31)響奇 綺斗 [劇,マジック,歌担当]
(>>32)緋黎 惷 [衣装作り,舞台,用意担当]
(>>33)柑逆 那覩 [客入れ,マジック,舞台担当]
(>>34)紫麓 忍[劇,舞台,マジック担当]
【詳細】
幻想郷の人形劇,劇,舞台,マジック,歌などの全ての演劇や皆を楽しませることをしている謎の集団
全員種族も生い立ちも分からない
一部を覗くほとんどは非常に友好的で人を楽しませることが大好き
オッドアイの少女と金髪の人形はかなり暴力的で単独でいるときには死の危険がある
リーダーがいれば皆大人しい
色々な所に出張サービスをしている
人里が一番客が集まるがあまり好きじゃないらしい
昔は真面目で完璧な演出だったが,破壊され死者が出た為,元団長の心身が壊れ今のリーダーに変わった
今は昔より自由な演出
何も知らない下等な生物は普通の楽しい劇団だと思ってしまうが,頭の良い神や妖怪は彼女達がどれだけ奇妙で恐ろしいかが分かっている
美しい物を愛し,穢らわしい完璧でない者は見るのも嫌らしい
いつもは猫をかぶって来てくれてありがとう等と言っている者もいるが本心で言ってる者はほぼいない
【所属条件】
穢れて汚い下等生物では絶対に入れない
美しく高貴な者でなければリーダーが許すわせが無いらしい
むしろ穢れた妖怪や人間が入ると言えば老若男女問わず容赦無く消される
本人達が自分から入れと言うなら話は別だが,もう人手は足りているらしいく,もう要らない
【テーマ】
美しき人形達の華麗劇 〜Beautiful the Doll Show〜
みんながこの劇団に入った理由のミニSSです
37:結月◆VM hoge:2017/05/23(火) 06:04 ID:BNk 〜鄒華編〜
ここは静かな森の奥。
そこには小さな小さな家があった
家には一人の人形を抱えた少女…
その容姿は,一度見たら忘れられないほど美しかった
しかし,不思議な事にこの森では人間や妖怪が入ると帰ってこれなくなったのだ
そして動き出したのが,元団長「綺斗」だった
綺斗自信も自分が人か妖怪かなんて分かっていない
だからこそ,この森に入ることができたのだ
暫く進んで行くと,本当に小さな家が見えた
綺斗「誰か!居るか?」
綺斗は家の外で中の人に向かって大声を出す
すると,戸が静かに開いた。
出てきてのはまるで人形のような少女…
こちらを警戒するように少し睨んでいる
綺斗は少女に,落ち着いて話した
綺斗「君…私と一緒に来ないか?
人形劇…してみたくない?」
その言葉を聞いて,その少女は固まった
そして後ろに並べられた人形を見る
再び綺斗の顔をじっと見て何かを考えているようだ
鄒華「……それに行ったら…どんな人形でも動かして良いの…?」
少し期待をしているような顔で問いかける少女に,綺斗は嬉しそうな微笑みで返した
綺斗「勿論さ!私達がこの劇団を楽園にしてあげるから!
ほら…Amazing!!ってね」
綺斗がamazingと叫ぶと,真っ白な鳩が出てきて,帽子が薔薇でいっぱいになった
無表情だった鄒華は気が付くと,とても嬉しそうな笑いを浮かべていた
元団員も歓迎している
鄒華は家の中の人形を見て,微笑んでその家を去っていった
皆は持っていかなくて良いのかと問いかけていたが,大丈夫と返す……
残された家にあった,一際目立つ金髪の人形
その人形のネジを巻きっぱなしだったことを,幼い鄒華は忘れていた
〜みか編〜
みか「ここの団に入れてください!!!」
いきなり響き渡る元気な声
そして地面に頭を付けるような頼み方をしている黒髪の少女
鄒華「キミはいきなりなんだね?
それよりどこから来た…泥だらけで…」
そう言われると顔をパッと上げてニコッと笑い,話をした
みか「お姉さん!!やっぱり劇やってた人や!
昨日の,劇で感激したんや!劇だけに…感激…
そ,そうや…申し遅れとったな…
って言っても名前は灰かぶりやし…」
めちゃくちゃ一人で話す少女
しかも関西弁
そして名前が灰かぶりと言うのでどうりで泥だらけの筈だと思った
きっと勝手ばかりするから人里か何かで虐められていたのだろう
鄒華はため息をついて,取り敢えず体を洗ってこいと言った
ーー30分後ーー
みか「入れてください!!!」
きれいな体でもう一度土下座しに来た少女
しかしその容姿は,先程とは見違えるほど美しかった
みか「わたし,何でも聞くけん!
リーダーさん!わたしの師匠になってや!!」
あまりにも頭を下げるので,もう入れるしかなくなった
でも珍しいことに,この劇団に入ってくるのは人間でも妖怪でもない
一体本性は何なのか…
〜菜鶴奈編〜
暗い暗い丑三つ時,時計仕掛けの螺旋廻廊,
夜の月の明かりに照らされ動き出したのは…
封印されし物置にあった金髪の人形だった
朝,何故か早起きな那覩が皆を起こしに行っている所で……
何故か運夜が叫んでいた
運夜「うわぁぁぁぁぁ!!!?」
那覩「うるさい!何事さ」
運夜が指差している方向を見ても何も居ない
まるで変質者を見るような目で那覩が運夜を見る
しばらくすると落ち着いた運夜が話し出した
運夜「今…そこを金髪の幽霊がスーっと…」
那覩は呆れた
那覩「私じゃない?もしくは幻覚…
薬は辞めようか運夜にいさん」
しかしハッキリと金髪と覚えていたのだ
那覩は赤髪だ……扉を開けても何も居ない
やはり薬かと思ったその時……
那覩の足元に金髪の人形がすがり付いてきた
菜鶴奈「しゅ…しゅう…」
何か言っているが今の二人には聞こえない
運夜&那覩「うわあぁぁァァ!!!」
二人が叫んだのを聞き付けて鄒華と綺斗が来てくれた
そこで,二人は固まった
見覚えのある金髪の人形。
それは,過去に鄒華が作ったぜんまい仕掛けの人形だった
今は少し古くなって所々剥がれている
もはやホラーだ
暫くすると鄒華がその人形を治したそうだ
前のホラー人形の面影はなく,可愛らしい人形となった
美しい金髪,可愛らしい表情,素敵な服
とても鄒華らしい人形だ
鄒華は自分の能力で彼女に自分の心を持たせた
人形というより新しい仲間のようだ
こうして,この劇団にまた変な仲間が入ったら
〜運夜編〜
最近湖の近くで,美形の人がたたずんでいた
彼女は優しく,人を楽しませることが大好きらしい。
勿論あの劇団が目をつけるはずだ
少女は今日も湖の近くで水遊びをしていた
そんな少女に綺斗達が近づく
綺斗は鄒華に話しかけてこいと言って,鄒華がその少女に話しかけた
鄒華「ちょっと君?良いかね?」
その時,少女に芽生えたことの無い感情が芽生えた
そう………鄒華に惚れたのだ
こんなに美しい少女を見た運夜の心の中では,美しい薔薇畑でバイオリンの音が聴こえてくるよう…
迷いもなく運夜はこの言葉を放った
運夜「お嬢さん,ボクと付き合ってくれませんか?」
明らかに女の子な娘にいきなり告白された鄒華に,周りは唖然とした
しかし鄒華は,一瞬ムッとしたが涼しい顔で返した
鄒華「私に女と付き合う趣味は無いのだよ?」
運夜の恋は散った。
まるで春が終わりはらはらと散っていく桜のように…
運夜の心はもはや鴉とごみごみ山だ
そしてかなりのショックを受けた運夜は…
男を演じることに決めた。
そしてこの劇団に入り,鄒華を惚れさせようと
彼の恋はまだまだ続く。
愛しの人に振り向いてもらえるまで
少し新しいキャラ達です
42:結月◆VM hoge:2017/05/24(水) 20:36 ID:BNk 【名前】戦獄 暁(せんごく あき)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー(?)
【能力】炎を操る程度の能力
【二つ名】赤き炎の正義の太陽
【容姿】
髪:茶色の髪でショートボブ
後ろの方に星の髪飾りをつけている
目:赤茶色でぱっちりしている
服:赤と白のジャケットの下に黒のTシャツ。
下は赤と白の半ズボン
手袋と靴下は黒でブーツは赤と黒が混ざっている
所々にキラキラがついている
全体:スラッとしていて動きやすそうな体型
身長は3番目
【詳細】
ポジティブで明るい性格。熱血
かなり熱い人で困った人や悪を許せない
たまに熱すぎで迷惑がられる
幻想郷ヒーローsのリーダー
幻想レッドを務めている
悪を許さず今日も正義を歌う
技は主に火を使っての格闘技
手袋には自由に炎を操れるとかいう機能付き
勿論能力で鍋も作れてエコ
ずっと前から4人と一緒に幻想郷を守っている
守っているらしいがみんなは遊びだと思っている。町の便利屋みたいなもの
正体は不明。てか無いかも
炎を操る程度の能力とは,相手に感じさせる温度を自分の力で変えるようなもの
まだ完璧に操れる訳ではないため,熱くなりすぎないように手袋を着用している
本人の性格が熱血なのも能力のせいかもしれない
【スペルカード】
熱符「燃え上がる赤い炎」
熱符「血の跡は正義の証」
熱符「守るべき生命の為に」
華炎「紅襲火花」
華炎「緋楼戦争」
必殺「幻想メテオ☆Led Fire」
【テーマ】
赤き正義の熱血太陽 〜Led Hero〜
【セリフ】
「良い子の君達!私の名前が分かるか?
………違う!!あの熱血の人じゃない!
戦獄秋斗だ!知らないなら何度でも言おう!
私は幻想レッド,戦獄秋斗だ!!」
「諦めるな!言われたことは最後までやれ!
まだ諦めるところじゃない…
君の人生はこれからだろ…君ならできる!
もし出来なかったら私が罰を受けよう!」
【仲間の呼び名】
游朶→ゆう
鉄夜→てつ
魅鳥→みどり
摩夏→摩夏ちゃん
【名前】影海 游朶(えいかい ゆうた)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】水の生物を操る程度の能力
【二つ名】青い炎の神秘の海
【容姿】
髪:水色のストレートで肩につくかつかないかくらいの長さ。魚のヘアピンを耳の上につけている
目:緑色で若干たれ目
服:青と白のジャケットの下に黒のTシャツ。
下は黒のベルトにピチッとしたスカート。
手袋と靴下はリーダーと同様黒でブーツは青と黒
顔は色白でいつも笑顔
でもその笑顔が逆に怖い
全体:小さそうに見えるが結構デカイ
身長がこの中で2番目
【性格】
おっとりしていて少し不思議な人
何を考えているか分からない
【詳細】
幻想郷ヒーローsの幻想ブルーを務めている
技は海の生物を使った魔法のようなもの
わざと生物を使っていて,実際の戦闘力の方が絶対強い
他の人に聞くとリーダーより全然強いらしい
余程のことがない限り怒らない
普段はのんびりしているが魚の話になると楽しそうに話し出す
いつも川で浮かんでいるのが趣味
水にはいっていると落ち着くらしい
いつもびしょびしょで帰ってくるので少し怖がられている
水の生物を操る程度の能力とは,水に住んでいる生物を味方にできる
彼女は魚にかなり詳しいから,知らない魚も出してくれるかもしれない
海,川等の水に住んでいる生物なら呼び出せる
【スペルカード】
海符「深海で燃える青い炎」
海符「輝く深海の正義」
海符「悪は許さん」
黒泳「潮水弾幕」
黒泳「零神流刑」
必殺「幻想メテオ☆Blue Water」
【テーマ】
青き正義の神秘の海 〜Blue Hero〜
【セリフ】
「はじめまして〜
私は影海游朶。ゆうたって呼んでくださいね〜
みんなは…幻想ぶるーって言いますね
お魚さんのお話…いっぱいしてあげましょう」
「悪いことしたらお仕置きですよ
調子に乗るのも良くないんですから」
【仲間の呼び名】
暁→あき
鉄夜→てつくん
魅鳥→みーさん
摩夏→まーちゃん
【名前】星雲 鉄夜(せいうん てつや)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】闇で爆弾を創造する程度の能力
【二つ名】黒い炎の闘魂の弾
【容姿】
髪:黒髪ロングでストレート。
赤いメッシュが入ってるところだけをみつあみにしている
目:オレンジ色で少しつり目
服:黒と白のジャケットの下に黒のTシャツ
下は鎖が所々についていて黒と白のミニスカート
手袋はみんなと少し違う素材の黒色のもの
ブーツは黒1色で逃げやすくなっている
全体:身長は全体でしたから2番目
【詳細】
無邪気な性格でリーダーをかなり慕っている
天然で騙されやすい性格
幻想郷ヒーローsの幻想ブラックを務めている
技は自らの能力で産み出した力の爆弾をぶつけるというもの
爆発するところが広いため,味方が遠くに行ってから投げつける
自爆はよくするが丈夫なので大丈夫らしい
周りにある闇の力を固めて爆弾を作る
色はたくさんあるらしい
普段は幻想郷ヒーローsのアジトの雑用を自分からしている
強くなりたいらしく,強いと聞いた妖怪や人間の弟子にすぐになりたがるらしい
自分より小さい人が好き
闇で爆弾を創造する程度の能力とは,周りの暗い闇の力の塊で爆弾を創造するというもの
威力は調整できないらしく,範囲が広いものばかりで仲間には迷惑をかけている
闇だから暗いところじゃないとできない
【スペルカード】
爆符「煙の中で燃える黒い炎」
爆符「爆音の一瞬の正義」
爆符「リーダーを見習って」
深燃「斬桜爆弾」
深燃「襲罧災獄」
必殺「幻想メテオ☆Black Bomb」
【テーマ】
黒き正義の闘魂爆弾 〜Black Hero〜
【セリフ】
「え!?あたいも自己紹介して良いッスか!?
お,おう!…や,やってやるッス!
…あたいは幻想ブラック星雲鉄夜!
リーダーの忠実なる部活ッス←パシり」
「今日の晩御飯は魚の味噌煮ッスよ
皆美味しいって言ってくれるかな…」
【仲間の呼び名】
暁→リーダー
游朶→游朶さん
魅鳥→みっちゃん
摩夏→摩夏ちゃん
【名前】闇咲 魅鳥(やみざき みどり)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】考えを操る程度の能力
【二つ名】緑の炎の無気力少女
【容姿】
髪:緑がかった金髪でしたの方にひとつ結び
緑と赤のカチューシャをつけている
カチューシャには星の飾り付き
目:緑色のちょうどいいかんじの目
服:緑と白のジャケットの下に黒のTシャツ
下は緑と白の長めのスカート
手袋と靴下は黒。
ブーツは緑と黒
全体:顔が嫌そうな顔をしている
めったに笑わない。身長は一番高い
【詳細】
リーダーと対照的なネガティブな性格
すぐに駄目だ終わりだと言う
幻想郷ヒーローsの幻想グリーンを務めている
技は相手の考えを読み取り味方に指示をする感じのよくいるポジション
だがネガティブな為,すぐに考えが悪い方向に行き指示を出せなくなるときが多い
その時は皆で励ましてあげる
するともっとできなくなる不思議
リーダーの熱さに呆れていて苦手としている
ネガティブだし自己嫌悪発言も多い
でもやるときはやるので多分大丈夫
戦闘力はあるっちゃある
可愛いものが大好きで唯一摩夏だけ仲間だと思っている
というか妹扱い
【スペルカード】
脳符「脳を癒す緑い炎」
脳符「無気力な正義」
脳符「もう鬱になる」
神考「憂閻頭脳」
神考「須影脳玻」
必殺「幻想メテオ☆Green Thinking」
【テーマ】
緑の正義,ネガティブ少女 〜Green Hero〜
【セリフ】
「自己紹介?しなくてもいいよ
どうせ名前が魅鳥だからグリーンなんでしょ?
影は薄いし…なにもできないから…覚えないで…
あぁ…何でこんなことに…鬱になる」
「か,可愛いぃぃぃ!!!欲しい…!
こんなに素晴らしい物がこの世にあるなんて…」
【仲間の呼び名】
暁→リーダー,熱血野郎
游朶→游朶さん
鉄夜→チビ,鉄夜
摩夏→マスコットちゃん,摩夏ちゃん
【名前】姫憐 摩夏(きれん まなつ)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】どんなものでも召喚する程度の能力
【二つ名】黄色い炎の魔術の華
【容姿】
髪:ショートボブで右側だけ極端に長いオレンジ色
所々に黄色のメッシュが入っている
長い部分は小さなみつあみになっている
目:黄色の少しつり目
服:黄色と黒のノースリーブのジャケットの下に黒のTシャツ
首には五芒星のネックレスをつけている
スカートはヒラヒラした黄色いミニスカートで所々に青や赤の星がちりばめられている
手袋は肘まであり長め
ブーツは黄色と黒
全体:身長も一番低くて小さい
全体的に子供っぽい
【詳細】
少し不思議な人
素直じゃなくいつも遠回しなことを言う
幻想郷ヒーローsの幻想イエローを務めている
技は未知の生物や妖怪を召喚する魔法
魔術に凄い興味を持っていて,ずっと地下に引きこもって実験をしている
召喚魔法だけでなく,他の魔法もできるらしい
いたずら好きで仲間の前で幽霊を召喚して驚かせたりわざと分からない言葉を使ったり,変な仕掛けを作って困惑させたりしている
身長が低く幼く見えるため,この中では末っ子のような扱いを受けている
少しその扱いは嫌らしい
あと身体能力はそれほど良くない
どんなものでも召喚する程度の能力,召喚したいものなら実際にいないものでも召喚できる
海の生物を操る人と似ているが,こっちはそんなにおっかなくない
出てきた物を自分の思うままにできないので逆に酷い目に合うことも…
最近は召喚魔法だけでなく,怪しい薬を作ったり物を浮遊させたりするのもマイブーム
【スペルカード】
魔符「陣の中燃える黄色い炎」
魔符「召喚される奇跡の正義」
魔符「足りない足りない」
召喚「惷嶄魔法陣」
召喚「煉零召喚魔法」
必殺「幻想メテオ☆Yellow Witch」
【テーマ】
黄色い正義の奇跡の魔術 〜Yellow Hero〜
【セリフ】
「今夜も綺麗な月と星…♪
私は幻想イエロー姫憐摩夏
まぁ摩夏とでも呼んでよ
キミにも本音…言うべきかな?
まぁ,それじゃあGood Night☆」
「可愛がってくれるのは良いけど…
子供扱いは辞めてよね」
【仲間の呼び名】
暁→暁姉
游朶→ゆう姉
鉄夜→鉄夜くん
魅鳥→魅鳥くん
〜奏瑪編〜
運夜「うぁぁぁ…暇…
何か面白いことないかな〜…」
不思議の森から一人の男(?)がいかにも暇そうに出てきた
丁度休みで暇な時間らしくて取り敢えず森を出て散歩でもするようだ
少し人の少ない人里の路地裏…
運夜は少し一人になりたくてそこに入った
すると……ボロボロになって倒れている少女がいた
まだ幼い。これは少し危ないかもしれない
そう思っていたがとっさに運夜は倒れている小さな少女を担いで持って帰った
決して誘拐ではない
断じて誘拐ではない
運夜は取り敢えず皆の所に帰った来たみたいだ
惷「何したお前!?誘拐か?」
すかさず惷がツッコミを入れる
運夜「違うって!!倒れてたんだ…人間でも妖怪でも無さそうだけど…」
運夜がとりあえず事情を話しながら少女をソファーに寝かせる
見た限り人間でも妖怪でも無さそうだ
しばらくすると少女が目を覚ました
奏瑪「っ……!!?」
見知らぬ場所に困惑しているが,目を開けるととても綺麗で可愛らしい人形のような少女だった
皆が説明すると運夜が少しいつもより強めに言った
運夜「ねぇ,鄒華ちゃん
この子も入れない?ほら!面倒は見るから!!」
運夜は必死に鄒華に頼んだ
鄒華はそんな運夜を見て少し微笑み了解した
鄒華「……君が面倒をしっかり見るのならね
所で名前はあるのかい?」
鄒華が名前を少女に問いかける
しかし少女は頭を抑えながらゆっくりと答えた
奏瑪「名前……思い出せません…
何をしていたのかも…」
皆はその言葉を聞いて唖然とした
しかしその言葉を吹っ飛ばすように運夜が言った
運夜「それじゃあ…ボクがつけてあげるよ!!
これからまた思い出作ろ!
ほら,お兄ちゃんが家族になってあげる…」
いつものギザではなく少しお兄さんらしく言う運夜
少女に花を差し出して微笑んだ
ミカ「って言っても名前とか考えとるん?
お姉さんになるんやね」
ミカがかなり図星なセリフを言ってきた
運夜「え,えーっと…覇鷺…か…奏瑪…?
うん,覇鷺奏瑪!お嬢ちゃんの名前は奏瑪だよ
お兄ちゃんの妹…♪」
少し考えたがすぐに答えをだし,奏瑪と名付けられた少女の頭を撫でて言った
奏瑪は嬉しそうに微笑み,新たな人生を歩むこととなったのだ
〜惷編〜
もう部屋にはほとんど揃っている
だがこんな誰も来れないような場所にある所にも人は来るものだ
惷「おいお前!!俺を入れろ!」
いきなり生意気な口調で団長の綺斗に叫ぶ黒髪の少女
綺斗も含め皆唖然としたが,一人だけ惷を睨み付けた
那覩「またかキミ…ここは穢い生物は来ちゃいけないんだよ」
惷に近づき下から睨み付ける那覩
勿論惷も睨み返した
惷「俺も穢い人間や妖怪は大嫌いだ
俺自身が何か分からないがな」
そう言って惷はもう一度綺斗に頼んだ
入れてくれと
ちなみに惷は前にも何回か頼みに来ていた
しかし見た目は綺麗だが言葉使いを治せと言われても治さない
今回で何回来ただろうか
惷「もう雑用とかで良いんだ!
いる場所が無い…い,衣装作りとかできるぞ!」
必死にできることを言う惷。
流石にどうしようかと皆が思っていたその時…
那覩「言葉使いを治せって…
キミみたいな男女にはペンチがお似合いさ」
那覩が惷の頭に向かってペンチを投げる
惷は焦ってそのペンチを取った
そして那覩を睨んで投げ掛けした
惷「このチビが……」
那覩「言ってくれるね…♪」
二人の間に怪しい空気が立ち込めている
投げ返されたのはもうテレポートで避けたらしい
そして那覩は綺斗の方を見て笑った
那覩「綺斗ねえさん…この変な悪魔,入れて
面白そうだから…♪」
流石に妹のように大事な那覩の頼みは断れない
綺斗「仕方ない…入れてあげよう」
特に満更でも無さそうだ
しかし多分二人の仲は険悪だろう
〜那覩編〜
ある日,幻想郷に一瞬七色の光が満ち溢れた
それはもう一瞬だった
まるで風のように過ぎ去ったその爆発のようなものは,一つの森に向かって落ちていった
綺斗「何事だ!!!?」
爆発のような音で驚いた綺斗が光が落ちてきた外に出る
先程の光はゆっくりと消え,やがて無くなると地面に魔方陣のような模様が現れた
皆が唖然としていると,木の上から女の子が降ってきた
運夜「あっッ!!?危ない!!」
とっさに運夜が女の子を受け止める
すると女の子は真顔で運夜に白い粉を投げつけた
効果は抜群だ。運夜は倒れた
しかしすぐに起き上がった運夜
運夜「タンマ!!もう止めてよ〜!
いきなり何する!?」
運夜が女の子を掴んで注意した
那覩「はい。あーん」
困惑し運夜は口を開けてしまう
すると女の子は笑顔で運夜の口に飴を入れた
しかしその飴は…………不味い
何かは分からないが,色が七色だ
も倒れた
女の子は真顔で立っていたが,残っていた綺斗と鄒華にニヤリと笑いかけた
鄒華「………死んだぞチャラ男…」
もう呆れたようで鄒華はがっかりしている
しかし綺斗が何故か強い力で少女を木の陰に押し付けた
那覩「ッ!!?ナニ?私を捕まえても何にも……」
ビックリしたようで目を見開いて少女が綺斗に睨み付ける
綺斗はそんな言葉を遮って言った
綺斗「私,貴女のこと気に入りましたよ…♪」
確かに可愛らしい見た目に確かなtechnique…
この劇団に欲しかった物だ
そんなことを言われて唖然とする少女
ちょっと悪戯をしただけなのにこんな事態になるなんて思ってもいなかったようだ
那覩「全滅させちゃってもいいの?
私なんかが入ると滅ぶぞ」
綺斗をキッと睨み付けているが,少し悲しそうだ
綺斗「滅ぼしてみなさい
私が全力で貴女を止めてあげよう」
自信満々に綺斗が言う
すると綺斗は先程の魔方陣を消して見せた
そうとうの魔力と力が無いとこれは出来ない
少女はそれを見ると目を輝かせた
そして無邪気な笑みを見せると,少女は言った
那覩「ねえさん!今の教えてよ
思い通りにしてみせるからさ」
キラキラした目で可愛らしく綺斗を見る
綺斗はニコッと笑い承知した
鄒華「大丈夫か…」
運夜「」
完全に運夜を忘れている綺斗&那覩
〜綺斗編〜『美麗魔歌集団の始まり』
不思議の森には孤独な狂った少女がいる
そんな噂が幻想郷中に流れていた
しかしその森には決まった人しか入れない
不思議なことに普通の人間や妖怪は立ち入ると森の中ではなく,元々居た場所に返されてしまう
今までこの森に入れたのは,数人だけだった
元々居た人物がその者達を導いたのか……
そんな森では意外と平和に話が進んでいた
綺斗「君達…どうだい?私達で舞台をしてみないか?」
水を相手に当てて遊んでいた那覩と惷
壁ドンの練習をしていた運夜
人形遊びをしていた鄒華等がそっちを向く
綺斗「そのために美しい君達を集めたんだけどな…」
少しはにかみ笑顔で皆に微笑みかける
驚いたようだったが皆は乗り気だ
そしてこの集団に名前を付けようとなった
よりにもよってネーミングセンスが無さそうな那覩と惷が考えるとか言った
そして決まった名前が…『美麗魔歌集団』
運夜「ダッサ!!?」
とっさに出た言葉がこれだったので運夜は勿論惷に殴られた
こんなカッコいい字を並べただけの名前に決まってしまったが,この集団のやる舞台はどこまでもが完璧であった
劇,歌,マジック,この劇団は人間や妖怪を中心に有名となった
━━しかし,そんな中悲劇は起きてしまった
〜綺斗編〜『美麗魔歌集団の幕閉じ』
人里や妖怪の山,色々な場所でこの集団は舞台をしていた
何もかもが完璧…そんな集団も,人形のショーケースの鍵が錆び付いていることに気付けなかった
ある日の舞台。
今日は珍しく全員が舞台に立てる
皆はこんなことは初めてでワクワクしていた
もうすぐ舞台の幕開け……
幕が開いて音楽が鳴り出したその時…………
全ての音響が止まり,証明は消え,何者かが人を殴る音が聞こえる…
綺斗は困惑した
そして…視界は見えなくなり,真っ暗になった
*
美しい記憶は 砂時計の砂ようにサラサラと流れていく
砂の一粒一粒は 青い水に晒したようにゆっくりと溶けていく
私達の描いた完璧な舞台 そんなものは儚く散った
終わりを見た天鵞絨の瞳は 暗く閉じていく
もしもその瞳に再び灯を輝かせるなら…
この夢に 自身に そして仲間に告げよう
…………さよならを
全ての終わりを告げた丑三つ時の鐘は
静かに舞台上に響き渡った
*
綺斗が目を覚ますと,そこは見たことの無い場所
綺斗「初めまして!私は響奇綺斗!
君達に出会えたことはまさに…amazing!」
何人死んだのだろうか
それを知っている4人は固まった
綺斗の人格は変わった
もう御仕舞い…ここで終わりか…
鄒華「宜しく…綺斗さん……」
鄒華は泣き出した。あの頃の綺斗は…
綺斗「何を言っているのですか鄒華ちゃん
次期団長は貴方でしょう?」
完璧だった綺斗はニコニコと笑い鄒華に言う
皆は頷いた
ここからやり直せるならば…
もう一度やろうではないか
もう二度とあのようなことは起こさない
綺斗の性格が変わったのその為か…
もう一度…幻想の舞台を
美しきMuseumを作ろう
〜忍編〜
綺斗の人格が変わった
その出来事が起こった後,すぐにその館の近くに黒い影が……
その影は忍者のようにコソコソと動いている
那覩「ジャパニーズニンジャー!!!?」
何か見たのか勢いよく那覩が部屋に入ってきた
惷「うるさい。なんだ?幻覚か?」
那覩をさりげなくチョップし,惷が問いかける
那覩「いやマジで忍者いたんだって!
コソコソ歩いてるの!
偵察かまた音響止めようとしてるんじゃ…」
皆は一斉に思った
前の事件の犯人ではないかと……
そして始まったのが…『忍者を捕らえる会』
とりあえず鄒華はネズミ取りのでかいバージョン
那覩はベトベト地獄
惷はベトベトに引っ掛かったら檻が落ちてくる仕掛け
運夜は檻の中に狸の罠を仕掛けた
そして次の日……
その忍者はまさかのネズミ取りに弾かれベトベトに引っ掛かり檻に閉じ込められ罠にかかっていた
運夜「…ホントに忍者これ?」
皆も同じくそう思っていた
忍「おお!人でござる!!
一生のお願い…ここから出してほしいでござる〜!!!」
涙目で頼む忍者らしき少女
皆はとりあえずその少女にホントに偵察でも犯人でもないか問いかけた
忍「?なにのことでござるか?
拙者はお主らの舞台に感激してもう一度見にきたんでござるよ!!
前の!やってほしいでござる!」
目をキラキラしながら言う少女
明らかに敵ではない
でも敵だとこの森には入れるはずはない
やはりただの馬鹿な子供だ
しかし鄒華は勧誘してしまった
鄒華「…それじゃあお前…
ここに入ればいいのではないか?」
少女は固まった
まさか見に来ただけなのに勧誘されるなんて思ってもいなかったのだ
忍「に,ニンッ!それじゃあ…一応」
一応入ってしまったが後で逃げれるわけがない
これが新美麗魔歌集団の新団員だった
入った順
☆は昔からの団員 ★は新からの団員
1 綺斗☆
2 鄒華☆
3 運夜☆
4 那覩☆
5 惷☆
6 忍★
7 菜鶴奈★
8 ミカ
9 奏瑪
身長順
1 運夜(170p)
2 綺斗(167p)
3 鄒華(164p)
4 惷(162p)
5 ミカ(159p)
6 奏瑪(154p)
7 那覩(150p)
8 菜鶴奈(145p)
9 忍(142p)
追加キャラです
【名前】悠輝 ひなた
【読み】ゆうき ひなた
【性別】女
【種族】?
【能力】3つの事を一度にやる程度の能力
【二つ名】明るい紅月と冷静な碧星
【危険度】高
【友好度】極低or極高
【容姿】
髪:オレンジ色でショートボブ
横髪が肩につくまで長い
耳の上に明るい性格の時は赤い月のヘアピン
落ち着いた性格の時は青い星のヘアピンがついている
目:ぱっちりした薄い赤か薄い青。性格によって変わる
服:白い半袖のYシャツの上に金のボタンが付いた黒のベスト
胸には右側が赤,左側が青のリボン
腰に長い黒いリボンがついている
下は半ズボンで黒に近い紫色
長い手袋をつけていてこれは左が赤で右が青
靴下は黒と白のしましまのニーハイソックス
靴は茶色のスニーカー
全体:身長は160p
皆はヘアピンの色と目の色で中身の判断をしている
【詳細】
「美麗魔歌集団」の団員
笑顔で明るいふざけている性格と真面目で落ち着いた性格の二つを持っている二重人格
大体一日ごとに性格は変わる
昔はほぼ同じに見えるくらい似ている双子だったが,何かあったのか…
片方の魂がもう片方の体と一つになった
何故かは分からない。
本人達は同じ体に二つ魂があるとは知らず,どちらとも片割れを探している
明るい性格の方は赤いヘアピンと目が特徴で甘党。ちょっと悪戯好き
落ち着いた性格の方は青いヘアピンと目が特徴で辛党。真面目で完璧主義なところがある
忍と仲がいい
担当は歌,舞台,舞台用意
主にギターやシンセサイザーを使ったポップなもの
どちらの性格でもこれはできる
性格の面白さと確かなパフォーマンスでいれてもらった
居場所がここしかないらしい
3つの事を一度にする程度の能力とは物事等を3つまで同じ時間にすることができる
例えば衣装作りと機械操作,料理を一度にやれと言われたらできる
しかし4つ以上はできない
【スペルカード】
紅月「ハートプリズムロックオン」
紅月「ファンタジックムーン」
紅月「光を閉ざした紅の月」
碧星「糖椒魔法(シュガースパイスウィッチ)」
碧星「夜明けの陽 ー曙の世界ー」
碧星「光を失った碧の星」
「悲しき双子の末路」
【テーマ】
悲しき失敗作と美しき明星 〜Scarlet moon or Cobaltblue star?
【セリフ】
「はいはーい!今夜は歌でも聴いていく?
ロックにいこうか?
寝不足にならない程度に頑張るよ!
ねぇ,私の妹とか……見てないよね…
何でもないよ!何もないったら!」
「可笑しい?こんな狂った月なんか見てたらね
それじゃああんな紅い月なんかよりこの碧い星を見てよ
脳が溶けるだろう?それでいい
私には…………家族が…
見つからない…どこにいった…アネキ…」
【仲間の呼び名】
鄒華→リーダーちゃん,リーダーさん
ミカ→ミカちゃん,ミカくん
菜鶴奈→なずちゃん,菜鶴奈くん
奏瑪→奏瑪ちゃん,奏瑪くん
運夜→運夜ちゃん,運夜さん
綺斗→綺斗姉ちゃん,綺斗さん
惷→惷ちゃん,惷くん
那覩→なっちゃん,那覩くん
忍→しのちゃん
イメージ色
鄒華→桃色
ミカ→黒
菜鶴奈→黄
奏瑪→水
運夜→金
綺斗→不明
惷→青
那覩→赤
忍→紫
ひなた→橙
イメージ
鄒華→人形師
ミカ→パシリ
菜鶴奈→人形
奏瑪→歌姫
運夜→王子(チャラ男)
綺斗→魔道師
惷→ヤクザ
那覩→魔法少女
忍→忍者
ひなた→二重人格
二人組にまとめるなら
鄒華×綺斗
ミカ×菜鶴奈
奏瑪×運夜
惷×那覩
忍×ひなた
〜ひなた編〜
死ぬまで…終わらない階段を登って…
螺旋廻廊を廻ればたどり着けるはず
この手を伸ばせば出会えるのか…?
これが神に背いた罰か…
孤独も涙も彩られ,鮮やかに
手首に結われたリボンをほどいて…………
見られる夢など無い。恐れることもない
私を見つけてくれる人も,私を動かすことも誰もできないんだから
━━━━私は一体誰?
「最近いかにも怖い人影が人里等で徘徊しています
無差別に人を襲う確率も高いので,皆さん気を付けてください」
今日の新聞にはそう書いてあった
運夜「幽霊なんてあの菜鶴奈ちゃんより怖くないよ」
那覩「わかる」
あのホラー菜鶴奈を見てしまった二人にはそんな人影全く怖くない
ホラー菜鶴奈怖い怖い言われているので,忍が首を傾げた
運夜「あ,しのちゃん見てないんだ…」
教えようとする運夜の口を必死に抑える那覩
那覩「忍くんは幼いから見ない方がいい」
すると何故か忍が走って出ていった
置き手紙も置いてある………
「人影さんと友達になるでござる!!
勝手して誠に申し訳ないでござる
dy忍」
汚い字でそう書いてあった
無駄にすばしっこい忍の姿はもう見えない
忍「うーん…なかなかいないでござるな…」
一番居そうな人里に来てみたが,それらしき物は見つからない
というか人が多すぎて誰かわからない
ウロウロしているうちに暗くなってきた
忍「見つからないでござる〜!!
人影殿〜!!」
すると後ろから声を掛けられた
慧音「何をしている?子供は家に帰る時間だ」
忍は慧音に帰らされそうになった
………………………すると
?「すいません。その子,私の連れです」
見知らぬ少女が慧音に言う
慧音「そうか。気を付けるんだぞ!」
慧音は忍をその少女に渡す
そして慧音が見えなくなると…
?「大丈夫?あの人ちょっと怖いよね〜」
忍に優しく話しかける少女
しかしその少女が目を開けると…
目が赤い。さっきまで確かに青だったのに
忍はもう何を言って良いのか分からない
忍「あ,あっ!!助けてくれてありがとうでござる!
そうだ!拙者達の家に来てほしいでござる
お礼するでござるよ」
少し動揺しながらも無邪気に笑う忍
ひなた「ホント!?やった〜!
あ,私悠輝ひなた!君なんて名前なの?」
明らかにさっきの冷たいオーラとは違う明るい笑顔で名を問いかける「ひなた」と言う少女
忍は森の方に歩きながら名前を言う
忍「拙者は忍者の忍でござる!ニンニンッでござるよ!」
二人がそんな感じでふざけているトークをしている間に,森の館に着いていた
忍がただいまと叫びドアを開けると,連れてきた少女を見て固まった
昔赤い目にオレンジ髪の少女が行方不明になったと聴いたことがあるからだ
双子の片割れだったらしく,もう一人も居なくなってしまったと…
ひなた「あ,あれ?私来ちゃいけない人だった?」
ヘラッと苦笑いを浮かべる少女
過去に死んだようにはみえない
忍「ひなちゃんは悪い人じゃないでござるよ!拙者を助けてくれたでござる」
やはり子供って怖い
これを皆は思い知った
そして取り敢えずここに入れたと言うことは素質があるということだ
鄒華はひなたに家はあるかと問いかけた
ひなた「無いよ〜♪
……………あそこには帰りたくないからさ」
無いよと言ったのは明るい顔だったが,次の瞬間…
もう一つの人格。
青い目で冷たいオーラの彼女が現れた
そんな不思議な少女だったが,一部は理解した
一つの体に双子,二人の魂が入ってしまっていることに
本人は気づいていないようだが,気づかせない方がいい
【名前】異桜 澪
【読み】いおう れい
【性別】女
【種族】?
【能力】あらゆる茶や菓子を作る程度の能力
【二つ名】月夜のお茶会に現れる悪魔
【危険度】極高
【友好度】低(あまり出会えない)
【容姿】
髪等:ツヤツヤした肩まである綺麗な黒髪
少し癖毛気味
頭には鮮やかな花がついた黒い帽子を被っている
耳には赤いピアスらしいもの
目:赤色でつり目。いかにも悪魔らしい顔立ち
服:黒の丈が短いジャケットを羽織っている
暑かったのか袖には破れた跡がある
下は紺色のワンピースだが,腰に赤いリボンが巻いてあって分かれているように見える
スカートは膝より上の長さで先には赤のレース
手には黒の手袋。靴下も黒でニーハイソックス
靴は黒のローハー
全体:身長は166p
お姉さんらしくスタイルが中々良い
【詳細】
「美麗魔歌集団」の団員
面倒見が良く,お姉ちゃんみたいな人
夜が活動時間で日が出ているときに出てくることが少ない
お菓子作り等が大好きでおもてなし役
夜が活動時間の為,吸血鬼や悪魔と間違われることが多いが全然違うらしい
でも容姿が悪魔っぽくて怖がられたり…
一体何なのやら…
綺斗と仲が良くて鄒華と那覩を「愛し子」と言って可愛がっている
舞台では劇,歌,おもてなし担当
ひなたと一緒にギターを弾いたり楽器はできる
主には来てくれた人にお菓子をあげたり紅茶を淹れたり
一応初期メンバーの一人
あらゆる茶や菓子を作る程度の能力とは,名前の通り緑茶や紅茶,洋菓子や和菓子等色々なお茶やお菓子を短時間で作り上げることができる
たまーに店とか開いている。でも夜
【スペルカード】
紅茶「血のように真っ赤な誘惑」
緑茶「茶柱千本のーます」
珈琲「珈琲乱舞ー華蝶麗」
菓子「スウィートクッキング」
菓子「シュガーとミルク入れますか?」
菓子「蜂蜜檸檬も追加して」
「甘いあまーい狂気のお茶会」
【テーマ】
紅茶にミルクはお好みで 〜SweetS magic〜
【セリフ】
「おお,我の茶でも飲みに来たか?
よしよし♪今日は張り切ってカップケーキでも作ってやろう♪
ジャムでももって帰らんか?
赤い?血なんかではないぞ!違うからな!」
「ガムシロは目に染みるじゃろ
我は日光が嫌いでのぅ…
やはり月夜が一番じゃ……♪」
【組織名】美麗魔歌集団
【活動場所】ほぼ全て
【危険度】高
【友好度】極高
【メンバー・役割】 ☆は初期メンバー
(>>26)齋 鄒華 [リーダー,創作,人形劇担当]☆
(>>27)影夜 みか [劇,歌,人形担当]
(>>28)操花 菜鶴奈 [舞台,人形担当]
(>>29)覇鷺 奏瑪 [歌,客入れ担当]
(>>30)覇鷺 運夜 [舞台,劇,客入れ担当] ☆
(>>31)響奇 綺斗 [劇,マジック,歌担当] ☆
(>>32)緋黎 惷 [衣装作り,舞台,用意担当]☆
(>>33)柑逆 那覩 [客入れ,マジック,舞台担当] ☆
(>>34)紫麓 忍[劇,舞台,マジック担当]
(>>55)悠輝 ひなた[歌,舞台,舞台用意担当]
(>>58)異桜 澪[劇,歌,おもてなし担当]☆
【詳細】
幻想郷の人形劇,劇,舞台,マジック,歌などの全ての演劇や歌等で皆を楽しませることをしている謎の集団
全員種族も生い立ちも分からない
一部を覗くほとんどは非常に友好的で人を楽しませることが大好き
オッドアイの少女と金髪の人形はかなり暴力的で単独でいるときには死の危険がある
リーダーがいれば皆大人しい
色々な所に出張サービスをしている
人里が一番客が集まるがあまり好きじゃないらしい
昔は真面目で完璧な演出だったが,破壊され死者が出た為,元団長の心身が壊れ今のリーダーに変わった
今は昔より自由な演出でパワーアップした
何も知らない下等な生物は普通の楽しい劇団だと思ってしまうが,頭の良い神や妖怪は彼女達がどれだけ奇妙で恐ろしいかが分かっている
美しい物を愛し,穢らわしい完璧でない者は見るのも嫌らしい
いつもは猫をかぶって来てくれてありがとう等と言っている者もいるが本心で言ってる者はほぼいない
【所属条件】
穢れて汚い下等生物では絶対に入れない
美しく高貴な者でなければリーダーが許すわせが無いらしい
むしろ穢れた妖怪や人間が入ると言えば老若男女問わず容赦無く消される
本人達が自分から入れと言うなら話は別だが,もう人手は足りているらしいく,もう要らない
【テーマ】
美しき人形達の華麗劇 〜Beautiful the Doll Show〜
またキャラ増える可能性あります
すいません
【名前】伏威 瑛凜
【読み】ふしみ えいり
【性別】女
【種族】人形
【能力】言うことを聞いてもらう程度の能力
【二つ名】舞台に君臨する作り物の姫
【危険度】低
【友好度】高
【容姿】
髪:白に近いかなり薄い金髪で腰まであるさらさらしたストレートロング
頭の左側に白で水色のリボンがついたミニハット
目:いかにもあざとい目。青と緑の間の色
服:白いワンピースの上にピンクの花がついた薄い水色のブレザーを着用
腰には水色のリボンを巻いている
ワンピースの先には水色のレース
スカートは少し短め
靴は白と水色のハイヒール
菜鶴奈の色違いのような服装
全体:身長158p
細くて弱そうな見た目
【詳細】
「美麗魔歌集団」の団員
自分が美しいと自覚していて少しナルシスト
天使のような見た目だが性格が悪魔
ふざけたりしていることが多くて那覩を弄れるただ一人の人
菜鶴奈と同じく鄒華に作られた人形
人形だが自分で生きているように動ける
一見大成功の人形に見えるが鄒華には「失敗作」と言われている
本人は自分がよければそれでいいらしいがやはり少し悲しい
同じ人形の菜鶴奈を少しライバル視
那覩をめっちゃ弄っている
舞台では人形,歌,劇担当
舞台では人が変わったように鄒華に操ってもらっている
自称完璧なパフォーマンスらしい
しかし体が弱く,すぐ倒れてしまう
能力の言うことを聞いてもらうというのは一言で言うとただの我が儘
彼女に虜になった人は完全に言うことを聞かせられるが,彼女より偉い,強い者には効かない
【スペルカード】
人形「怪しく微笑む悪魔の人形」
人形「金の鎖と失敗作」
人形「失敗作は無くなるべきか」
天悪「Angel or Devil? gold doll」
天悪「裏表切替ーキュート人形」
「主人の為にこの歌を」
【テーマ】
純白の糸と白の操り人形 〜いつかは消える,失敗作〜
【セリフ】
「キャハッ☆皆のアイドル瑛ちゃんよ!
ほーら可愛い私にご奉仕して!
美味しい物とか食べたいわ♪」
「私は失敗作なの…
ご主人様のお気に入りにもなれなかった
やっぱり菜鶴奈ちゃんには勝てないわよね」
【組織名】美麗魔歌集団
【活動場所】ほぼ全て
【危険度】高
【友好度】極高
【メンバー・役割】 ☆は初期メンバー
(>>26)齋 鄒華 [リーダー,創作,人形劇担当]☆
(>>27)影夜 みか [劇,歌,人形担当]
(>>28)操花 菜鶴奈 [舞台,人形担当]
(>>29)覇鷺 奏瑪 [歌,客入れ担当]
(>>30)覇鷺 運夜 [舞台,劇,客入れ担当] ☆
(>>31)響奇 綺斗 [劇,マジック,歌担当] ☆
(>>32)緋黎 惷 [衣装作り,舞台,用意担当]☆
(>>33)柑逆 那覩 [客入れ,マジック,舞台担当] ☆
(>>34)紫麓 忍[劇,舞台,マジック担当]
(>>55)悠輝 ひなた[歌,舞台,舞台用意担当]
(>>58)異桜 澪[劇,歌,おもてなし担当]☆
(>>61)伏威 瑛凜[人形,歌,劇担当]
【詳細】
幻想郷の人形劇,劇,舞台,マジック,歌などの全ての演劇や歌等で皆を楽しませることをしている謎の集団
全員種族も生い立ちも分からない
一部を覗くほとんどは非常に友好的で人を楽しませることが大好き
オッドアイの少女と金髪の人形はかなり暴力的で単独でいるときには死の危険がある
リーダーがいれば皆大人しい
色々な所に出張サービスをしている
人里が一番客が集まるがあまり好きじゃないらしい
昔は真面目で完璧な演出だったが,破壊され死者が出た為,元団長の心身が壊れ今のリーダーに変わった
今は昔より自由な演出でパワーアップした
何も知らない下等な生物は普通の楽しい劇団だと思ってしまうが,頭の良い神や妖怪は彼女達がどれだけ奇妙で恐ろしいかが分かっている
美しい物を愛し,穢らわしい完璧でない者は見るのも嫌らしい
いつもは猫をかぶって来てくれてありがとう等と言っている者もいるが本心で言ってる者はほぼいない
【所属条件】
穢れて汚い下等生物では絶対に入れない
美しく高貴な者でなければリーダーが許すわせが無いらしい
むしろ穢れた妖怪や人間が入ると言えば老若男女問わず容赦無く消される
本人達が自分から入れと言うなら話は別だが,もう人手は足りているらしいく,もう要らない
【テーマ】
美しき人形達の華麗劇 〜Beautiful the Doll Show〜
気に入らなかったので幻想郷ヒーローsの書き直しをします
64:結月◆VM hoge:2017/06/02(金) 05:29 ID:LPg 【名前】戦獄 暁(せんごく あき)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー(?)
【能力】炎を操る程度の能力
【二つ名】赤き炎の正義の太陽
【容姿】
髪:赤茶色の髪でポニーテール
後ろの方に星の髪飾りをつけている
目:赤茶色でぱっちりしている
服:赤と白のジャケットの下に黒のTシャツ。
下は赤と白の半ズボン
手袋と靴下は黒でブーツは赤と黒が混ざっている
所々にキラキラがついている
全体:スラッとしていて動きやすそうな体型
身長は164p
【詳細】
ポジティブで明るい性格。熱血
かなり熱い人で困った人や悪を許せない
たまに熱すぎで迷惑がられる
幻想郷ヒーローsのリーダー
幻想レッドを務めている
悪を許さず今日も正義を歌う
技は主に火を使っての格闘技
手袋には自由に炎を操れるとかいう機能付き
勿論能力で鍋も作れてエコ
ずっと前から4人と一緒に幻想郷を守っている
守っているらしいがみんなは遊びだと思っている。町の便利屋みたいなもの
正体は不明。てか無いかも
炎を操る程度の能力とは,相手に感じさせる温度を自分の力で変えるようなもの
まだ完璧に操れる訳ではないため,熱くなりすぎないように手袋を着用している
本人の性格が熱血なのも能力のせいかもしれない
【スペルカード】
熱符「燃え上がる赤い炎」
熱符「血の跡は正義の証」
熱符「守るべき生命の為に」
華炎「紅襲火花」
華炎「緋楼戦争」
必殺「幻想メテオ☆Led Fire」
【テーマ】
赤き正義の熱血太陽 〜Led Hero〜
【セリフ】
「良い子の君達!私の名前が分かるか?
………違う!!あの熱血の人じゃない!
戦獄暁だ!知らないなら何度でも言ってやろう!
私は幻想レッド,戦獄暁だ!!」
「諦めるな!言われたことは最後までやれ!
まだ諦めるところじゃない…
君の人生はこれからだろ…君ならできる!
もし出来なかったら私が罰を受けよう!」
【仲間の呼び名】
游朶→ゆう
鉄夜→てつ
魅鳥→みどり
摩夏→摩夏ちゃん
【名前】影海 游朶(えいかい ゆうた)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】水の生物を操る程度の能力
【二つ名】青い炎の神秘の海
【容姿】
髪:水色のストレートで肩につくかつかないかくらいの長さ。魚のヘアピンを耳の上につけている
目:緑色で若干たれ目
服:青と白のジャケットの下に黒のTシャツ。
下は黒のベルトにピチッとしたスカート。
手袋と靴下はリーダーと同様黒でブーツは青と黒
顔は色白でいつも笑顔
でもその笑顔が逆に怖い
全体:小さそうに見えるが結構デカイ
身長は168p
【詳細】
おっとりしていて少し不思議な人
何を考えているか分からない
幻想郷ヒーローsの幻想ブルーを務めている
技は海の生物を使った魔法のようなもの
わざと生物を使っていて,実際の戦闘力の方が絶対強い
他の人に聞くとリーダーより全然強いらしい
余程のことがない限り怒らない
普段はのんびりしているが魚の話になると楽しそうに話し出す
いつも川で浮かんでいるのが趣味
水にはいっていると落ち着くらしい
いつもびしょびしょで帰ってくるので少し怖がられている
水の生物を操る程度の能力とは,水に住んでいる生物を味方にできる
彼女は魚にかなり詳しいから,知らない魚も出してくれるかもしれない
海,川等の水に住んでいる生物なら呼び出せる
【スペルカード】
海符「深海で燃える青い炎」
海符「輝く深海の正義」
海符「悪は許さん」
黒泳「潮水弾幕」
黒泳「零神流刑」
必殺「幻想メテオ☆Blue Water」
【テーマ】
青き正義の神秘の海 〜Blue Hero〜
【セリフ】
「はじめまして〜
私は影海游朶。ゆうたって呼んでくださいね
みんなは…幻想ぶるーって言いますね
お魚さんのお話…いっぱいしてあげましょう」
「悪いことしたらお仕置きですよ
調子に乗るのも良くないんですから」
【仲間の呼び名】
暁→あき
鉄夜→てつくん
魅鳥→みーさん
摩夏→まーちゃん
【名前】星雲 鉄夜(せいうん てつや)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】闇で爆弾を創造する程度の能力
【二つ名】黒い炎の闘魂の弾
【容姿】
髪:黒髪ロングでストレート。
赤いメッシュが入ってるところだけをみつあみにしている
目:オレンジ色で少しつり目
服:黒と白のジャケットの下に黒のTシャツ
下は鎖が所々についていて黒と白のミニスカート
手袋はみんなと少し違う素材の黒色のもの
ブーツは黒1色で逃げやすくなっている
全体:身長は156p
【詳細】
無邪気な性格でリーダーをかなり慕っている
天然で騙されやすい性格
幻想郷ヒーローsの幻想ブラックを務めている
技は自らの能力で産み出した力の爆弾をぶつけるというもの
爆発するところが広いため,味方が遠くに行ってから投げつける
自爆はよくするが丈夫なので大丈夫らしい
周りにある闇の力を固めて爆弾を作る
色はたくさんあるらしい
普段は幻想郷ヒーローsのアジトの雑用を自分からしている
強くなりたいらしく,強いと聞いた妖怪や人間の弟子にすぐになりたがるらしい
自分より小さい人が好き
闇で爆弾を創造する程度の能力とは,周りの暗い闇の力の塊で爆弾を創造するというもの
威力は調整できないらしく,範囲が広いものばかりで仲間には迷惑をかけている
闇だから暗いところじゃないとできない
【スペルカード】
爆符「煙の中で燃える黒い炎」
爆符「爆音の一瞬の正義」
爆符「リーダーを見習って」
深燃「斬桜爆弾」
深燃「襲罧災獄」
必殺「幻想メテオ☆Black Bomb」
【テーマ】
黒き正義の闘魂爆弾 〜Black Hero〜
【セリフ】
「え!?あたいも自己紹介して良いッスか!?
お,おう!…や,やってやるッス!
…あたいは幻想ブラック星雲鉄夜!
リーダーの忠実なる部活ッス←パシり」
「今日の晩御飯は魚の味噌煮ッスよ
皆美味しいって言ってくれるかな…」
【仲間の呼び名】
暁→リーダー
游朶→游朶さん
魅鳥→みっちゃん
摩夏→摩夏ちゃん
【名前】闇咲 魅鳥(やみざき みどり)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】考えを操る程度の能力
【二つ名】緑の炎の無気力少女
【容姿】
髪:緑がかった金髪でしたの方にゆるくひとつ結び
緑と赤のカチューシャをつけている
カチューシャには星の飾り付き
目:緑色のちょうどいいかんじの目
服:緑と白のジャケットの下に黒のTシャツ
下は緑と白の長めのスカート
手袋と靴下は黒。
ブーツは緑と黒
全体:顔が嫌そうな顔をしている
スタイルいいのにネガティブ
身長は170p
【詳細】
リーダーと対照的なネガティブな性格
すぐに駄目だ終わりだと言う
幻想郷ヒーローsの幻想グリーンを務めている
技は相手の考えを読み取り味方に指示をする感じのよくいるポジション
だがネガティブな為,すぐに考えが悪い方向に行き指示を出せなくなるときが多い
その時は皆で励ましてあげる
するともっとできなくなる不思議
リーダーの熱さに呆れていて苦手としている
ネガティブだし自己嫌悪発言も多い
でもやるときはやるので多分大丈夫
戦闘力はあるっちゃある
マスコット等可愛いものが大好きで唯一摩夏だけ仲間だと思っている
というか妹扱い
考えを操る能力とは相手の考えていることが分かったり,その考えを変えたりすることができる
しかし本人の悪口とかまで読み取れてしまうのでますますネガティブに…
【スペルカード】
脳符「脳を癒す緑い炎」
脳符「無気力な正義」
脳符「もう鬱になる」
神考「憂閻頭脳」
神考「須影脳玻」
必殺「幻想メテオ☆Green Thinking」
【テーマ】
緑の正義,ネガティブ少女 〜Green Hero〜
【セリフ】
「自己紹介?しなくてもいいよ
どうせ名前が魅鳥だからグリーンなんでしょ?
影は薄いし…なにもできないから…覚えないで…
あぁ…何でこんなことに…鬱になる」
「か,可愛いぃぃぃ!!!欲しい…!
こんなに素晴らしい物がこの世にあるなんて…」
【仲間の呼び名】
暁→リーダー,熱血野郎
游朶→游朶さん
鉄夜→チビ,鉄夜
摩夏→マスコットちゃん,摩夏ちゃん
【名前】姫憐 摩夏(きれん まなつ)
【性別】女
【種族】正体不明の無敵ヒーロー
【能力】どんなものでも召喚する程度の能力
【二つ名】黄色い炎の魔術の華
【容姿】
髪:ショートボブで右側だけ極端に長いオレンジ色
所々に黄色のメッシュが入っている
長い部分は小さなみつあみになっている
左目が少し隠れ気味
目:黄色の少しつり目
服:黄色と黒のノースリーブのジャケットの下に黒のTシャツ
首には五芒星のネックレスをつけている
スカートはヒラヒラした黄色いミニスカートで所々に青や赤の星がちりばめられている
手袋は肘まであり長め
ブーツは黄色と黒
全体:身長も一番低くて小さい
全体的に子供っぽい
【詳細】
少し不思議な人
素直じゃなくいつも遠回しなことを言う
幻想郷ヒーローsの幻想イエローを務めている
技は未知の生物や妖怪を召喚する魔法
魔術に凄い興味を持っていて,ずっと地下に引きこもって実験をしている
召喚魔法だけでなく,他の魔法もできるらしい
いたずら好きで仲間の前で幽霊を召喚して驚かせたりわざと分からない言葉を使ったり,変な仕掛けを作って困惑させたりしている
身長が低く幼く見えるため,この中では末っ子のような扱いを受けている
少しその扱いは嫌らしい
あと身体能力はそれほど良くない
どんなものでも召喚する程度の能力,召喚したいものなら実際にいないものでも召喚できる
海の生物を操る人と似ているが,こっちはそんなにおっかなくない
出てきた物を自分の思うままにできないので逆に酷い目に合うことも…
最近は召喚魔法だけでなく,怪しい薬を作ったり物を浮遊させたりするのもマイブーム
【スペルカード】
魔符「陣の中燃える黄色い炎」
魔符「召喚される奇跡の正義」
魔符「足りない足りない」
召喚「惷嶄魔法陣」
召喚「煉零召喚魔法」
必殺「幻想メテオ☆Yellow Witch」
【テーマ】
黄色い正義の奇跡の魔術 〜Yellow Hero〜
【セリフ】
「今夜も綺麗な月と星…♪
私は幻想イエロー姫憐摩夏
まぁ摩夏とでも呼んでよ
キミにも本音…言うべきかな?
まぁ,それじゃあGood Night☆」
「可愛がってくれるのは良いけど…
子供扱いは辞めてよね」
【仲間の呼び名】
暁→暁姉
游朶→ゆう姉
鉄夜→鉄夜くん
魅鳥→魅鳥くん
【組織・勢力名】幻想郷ヒーローs
【活動場所】全部!(自称) dy幻想レッド
【危険度】全体だと中
【友好度】極高
【所属】
幻想レッド☆戦獄愁(>>64)
幻想ブルー☆影海游朶(>>65)
幻想ブラック☆星雲鉄夜(>>66)
幻想グリーン☆暗緑魅鳥(>>67)
幻想イエロー☆術煉摩夏(>>68)
【詳細】
幻想郷の平和を守るため,今日も悪と戦うヒーロー戦隊
特に敵は居ないがいつも何かと戦っている
全員の力を合わせれば料理,洗濯の家事は余裕で多分できるような気がしたらしいが実際ブラックしかやっていない
全てとりあえず気合いと根性,海に浮かべろ,リーダーの言う通りに,無理だ,魔術で全部解決…等結構テキトーだが一人一人個性があって良いチームらしい
しかし,人間はこのヒーロー達を子供の微笑ましいごっこ遊びと思っているがそれは間違い。
甘く見てると痛い目を見る。
ずっと前からこの幻想郷にいる妖怪や神なら彼女達が何の集まりか分かっているだろう
昔何かをした者もこの5人の中にはいるかもしれない。正体を隠している者も
どのような経路でこの5人が集まったのかも本人達にしか分からない
でも今が一番幸せ…と一人が言っていた
この永遠のヒーロー戦隊はまだまだ活動を続ける。
一千年先も,一万年先も…この幻想郷の平和を守り続けるのだ
【活動(担当)】
悩み,力仕事はレッドによろしく!
水なら全てブルーにお願いします…
掃除,家事は全部ブラックに頼む!
ほとんど何も出来ないけど勉強なら,グリーンが
魔術,薬(暗殺☆)ならイエローで
困ったことがあったらすぐに駆け付けるぞ!
呼ぶときは「幻想ヒーロー!」と叫んでくれ!
飛んで君の元に現れるぞ!
幻想郷ヒーローsより
【所属条件】
恐らくもう募集していないが集まっている人からして,特に特別で選ばれし者というわけでもないと考えられる
きっとこの5人には,何かしらあったのだろう
ところで,たまにこの中の人から出る「アジト」というのは何処に在るのだろう
村の人に聞いても見つからない。
イエローの言葉から分かることは地下室があるということだけ
こんな不思議な人達のグループに入りたいと思う人がそもそも居ないかもしれない
【テーマ】
最強無敵☆幻想レンジャー! 〜Five Hero〜
イラストが描けたら描きたい
とりあえず組合せメモ
鄒華×みか
菜鶴奈×瑛凜
奏瑪×運夜
綺斗×澪
惷×那覩
忍×ひなた
〜澪編〜
鄒華「綺斗さん,流石に舞台をするには人が少ない気がするのだよ…」
少し困ったような様子でたったこの前入った鄒華が言う
綺斗はキョトンとしていたがそういえばまだ言っていなかったということに気付いた
綺斗「実は…もうあと一人要るんですよ…」
苦笑いしながら言う綺斗
鄒華はかなりビックリしている
一体何処に要るのか…
その一人は夜にしか起きないらしい
吸血鬼か悪魔か?
とりあえず夜に合うことにした
真夜中の夜,月は輝き星は光る
そして奥の部屋では…一つの棺桶の蓋が開いた
その中からは紅い目をした美しい少女が…
ビックリしている鄒華を綺斗がニコニコしながら見守っている
綺斗「ほら,あの人ですよ。私の昔からの友人です」
すると少女がニコッと笑いこちらに来た
澪「初めまして
鄒華ちゃん…じゃろ?よく聞いておるぞ」
さっきは怖く見えたが話してみると凄く優しくて落ち着く…
そして澪は挨拶に特製の紅茶とケーキを作ってくれた
鄒華「わぁ…!美味しい…」
それを一口食べるだけで目をキラキラさせる鄒華
どうやら澪はこの劇団を作ろうとした綺斗と一緒に入った人らしいのだ
しかし朝と昼が嫌いでその時間帯にはあまり出てきてくれないらしい
やっぱり悪魔か何かの類いか…
〜瑛凜編〜
月光の糸が指に絡み付いた
私はもう動けるの?
主人は何処なの?
それなら,こんな天鵞絨の箱とさよならしよう
私の愛する主人の所へ
そして,再びショーケースの人形が動き出した
さぁ,「失敗作」となった彼女の第2の運命はどうなるのか
━━朝━━
早朝に,運夜は何故か目が覚めた
昔にもあったなこんなこと……確か菜鶴奈ちゃんの時…
とか思い部屋から出ると………また人影が…
運夜「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
人影がふっと消えると,運夜が叫んだ
那覩「うるせェ」
迷惑そうに出てくる那覩
前のように運夜が絶対いたよと言うと……
那覩の足にヒヤリとした感覚が…………
恐る恐る下を見ると
人形が座って足にくっついている
前のようにホラーではない。
むしろ可愛い人形なのに二人にはもうホラーにしか見えない
運夜&那覩「うわあぁぁァァァ!!!!」
ひなた「だ,大丈夫〜?」
叫ぶ二人に苦笑いしながら助けに来たひなた
そして人形を見るとますますへらっとした
ひなた「うん。二人はこれが怖いの?」
可愛いけどとか思うが二人には通じない
ひなた「なずちゃーん!キミの友達みたいな子がいるけどー!」
ひなたが大声で菜鶴奈を呼ぶ
菜鶴奈が降りてくるとその人形を見てぎょっとした
菜鶴奈「なっ…!?失敗作じゃないか!!?」
その人形を軽く睨みながら失敗作と言う菜鶴奈
どうやら顔見知りらしい
今度は怖くもないがとりあえず運夜と那覩が怖がるので鄒華が治してくれた
そして直った人形は皆に可愛らしく挨拶をする
瑛凜「初めまして♪私は瑛凜
よろしくね☆キャハッ☆」
菜鶴奈とは全く違うタイプだ
友好的で明るいのに菜鶴奈は気まずそうにしている
菜鶴奈「皆。そいつは腹黒い…………」
キッとして言う菜鶴奈
那覩「何となくわかル。」
嫌な予感しかしない那覩
まぁその予感は後日当たるらしい
チーム的なもの(☆はその中のリーダー的なもの)
【マーチングバンド】
〜Rabbit March〜
☆菜鶴奈
・奏瑪
・忍
・ひなた
「小さい子の集まりのようなもの
全体的に可愛らしくてまるで子兎のよう
みんなの息はピッタリで大人に人気」
【奇人】
〜Dead Trick and Magic〜
☆澪
・鄒華
・綺斗
・那覩
「色々と変で考えが尋常じゃない人達。つまり奇人の人達だ
迷惑をかけたりちょっと怖かったり
とりあえず甘甘人形Amazing魔術」
【凸凹でバラバラ】
〜Special love me Doll〜
☆惷
・みか
・運夜
・瑛凜
「趣味も息も何も合わない凸凹な人達
もはや運夜が可哀想なだけ
完璧でカッコいい可愛い人形のshowらしい」
〜ミニSS
那覩「ッあー!!もう知らなイ!キミなんて池に飛び込んじゃえばイイ!」
勢い良く森の奥にある館から出てきたのは,悪戯っ子二人組の一人。那覩だ
どうやら相方と喧嘩したらしく,流石に今回はこっちが酷いことをされたそうだ
惷「あー…悪かったって…」
無責任に呟く惷。
ちなみに何が起きたかと言うと……
〜 10分前 〜
惷「あ,壊れた」
惷の手のなかにあるのは那覩の水晶玉だった
ひなた「……………」
惷「黙っとけよ」
ひなた「那覩ちゃん。惷ちゃんが割ってる」
無表情であっさりと言いつけるひなた
惷は唖然とした
那覩も唖然とした……………
ということが起きていたのだ
鄒華が呆れた様子で出ていった那覩を見る
那覩はそのまま神社の方にいってしまった
ーー時間がないので続くーー
〜 続き 〜
那覩は博麗神社に逃げ込んだらしく神社の中でゴロゴロしている
霊夢「ちょっとあんた。また来たの?」
嫌そうに言っているように見えるが,寧ろ那覩に何かあったらここに来て良いよと言ったのは霊夢だ。
勿論お言葉に甘えて今日もここに来た
霊夢は那覩に今度は何があったのかを問いかける
凄くめんどくさそうだが訳は話してくれた
針妙丸「霊夢ー!あれ?今日はお客さん?」
訳を話したあとにちょこちょこ出てきた小さいのは霊夢がしばらく面倒を見ている小人の針妙丸だ。
那覩はその針妙丸を摘まんだりつついたりして良く遊んでいる
霊夢「それより戻らなくていいの?
その子も心配しているでしょ?」
苦笑いをしながら言う霊夢。
那覩「ヤダ!帰りたくナイよ!
シュークンなんて池に落ちロ!」
ガバッと起き上がってええーと言うような顔で言った。
取り敢えず今日は博麗神社に泊まることになったらしい
〜 鄒華たち 〜
もうすっかり真夜中だ。
闇に染まった静かな森で,輝いているのは月と無数の星だけだ
その輝きに照らされている館では皆呆れていた
澪「おや?カップル喧嘩?若い子は大変じゃのう」
クスクスと笑いながら言う澪
鄒華もみかも帰ってこない那覩にも水晶玉を治そうとしている惷にも呆れている
帰りを待っていてずっと起きていた子供組(忍ひなた菜鶴奈奏瑪)はもう寝てしまった
運夜「えー連れ戻さなくていいの?
あそこら辺夜は危ないけど…」
夜モード運夜は少し女の子だ。
しかし綺斗も澪もなんとなく霊夢の所に泊まっているんだろうなと分かっていたらしく微笑むことしかできなかった
〜 続く
〜続き
奏瑪「しゅ,鄒華さん!那覩さん居ましたよ!」
今頃だが今日の昼,外出していた奏瑪がバタバタと入ってきていつも細めに見える目をいっぱいに開いて言いに来た
しかしハッとしたのは鄒華ではなく惷だった
惷「おい姫…あのまな板はどこにいた?」
真顔で問いかけてくる惷。
しかし皆にはとても心配しているように見えた
奏瑪「は,はく…博麗神社です…!」
ビクビクしながら奏瑪が場所を教えると,惷がバッグを持って急いで走っていった
………そこで予想外なことが起きた…
なんと惷は方向オンチだったのだ
見知らぬ道を通っていかにも入っては行けませんような森に入っていく…
惷がしばらく歩いていると,妖怪の群れに遭遇してしまった
しかし今の惷には攻撃ができない
『大事な物』を傷付けたくないからだ
そろりそろりと抜けようとするが,やはり見つかってしまった
襲いかかってくる妖怪
しかも相手は多い…7匹はいるだろう
この際もう攻撃を………そう思ったその時
「そんなところで砕けるんじゃないよ。
君は私の“大事な実験道具”なんだからさ」
その声が聞こえたと同時に地面に魔方陣が現れた
なんとか魔法で妖怪は消せたらしく,惷は生きていた
ゆっくりと目を開くと,やっぱり那覩が立っている
那覩の言葉が片言じゃなくなるのは本気の印
笑顔で笑う惷は本当に嬉しいときだ
惷は那覩を見つけるとパアッと顔が明るくなり,すぐに無表情に戻った
そんな惷を見て,那覩は笑った
那覩「そんなに本心を隠さなくても良いのに」
実は先ほど,霊夢に別れを告げ(どうせまた来る)帰ってきていたのだ
そして嫌な予感がしこちらの森に来た
そんなキセキで惷は助かったのだよ。良かった良かった
帰り道を無言で通る二人
言葉は交わしていないが先ほどので十分嬉しかったのだろう
勿論惷の『大事な物』とは皆に直してもらった那覩の水晶玉のことだった
ー一応終わり
紅のチェリー,輝く黄金の液体
少しほろ苦い珈琲に
最高級のフルコース
非日常を味わいたくないですか?
お味は如何?
一時のティータイムをお楽しみ
このベルが鳴るまで…付き合ってあげる
さぁ覚めてしまう前に召し上がれ
ミルクも砂糖もお好みで
今日だけは羽も爪も牙も隠して
貴方だけにサプライズ
ほろ甘い夜をどうぞ
…………私達だけのお姫様に王子様
━━━━━━
澪「運夜ちゃん,カフェやりたくないか?」
ニコニコ笑顔でさりげなく聞いてくる澪
あまりにも唐突過ぎて運夜も流石に紅茶を吹きそうになった
軽く噎せたが苦笑いし言った
運夜「な,何?また何か企んでるの?」
澪はその言葉に,なわけ。と微笑み返した
実は澪のやっているカフェ『Honey−dead』の客が最近少ないらしいのだ
時間帯の問題では?と運夜は思ったが一応黙っておいた
澪「……ってことで!我からの頼みじゃ!
執事カフェやろうぞ!」
自信満々に言うが,運夜はきょとんとしている
ええーと言うような顔をしてしまったので,澪に黒い顔で返されてしまった
澪「それならメイドカフェでもよろしいのじゃよ?」
運夜「はいすいませんやります」
あっさり決まった。
こうなったら早速今夜やることにやった
運夜「所でなんで珍しく昼に?」
澪「これは分身じゃよ」
そして消えていく澪の分身
運夜「やっぱあの人なんなんだよ」
頭をおさえヘラッとしてしまう
〜夜〜
『Honey−Dead 〜執事カフェ始めました』
看板がセンス無い忍に書き直されている
忍「なかなか上手く書けたでござろう!」
いつも以上のドヤ顔だ
これは文句は言えないな
ひなた「……絵文字が…足りない」
運夜「止めて」
それよりこの店に入るのは珍しい
澪にしては普通だな………
そう思っていたその時…
お客さんの前のステージのような場所にスポットライトが照らされる
そしてその上に立っていたのは…
いつものおしとやかで清楚な澪ではなく,パンキーな服を着たギターを持っているロックな澪だった
何故か周りで歓声が上がる
運夜は震えが止まらない
忍はほぇ?のような顔のまま固まり,ひなたはふらついている
瑛凜「キャー!澪さーん♪」
そしてまた黄色い声援をあげる瑛凜にも唖然とする
そして3人はまた理解した。
『やっぱりあの人,変だ』
書き直しします
79:◆VM hoge:2017/07/03(月) 21:07 ID:rXg 追加キャラです
【名前】柑逆 蓮摩
【読み】かんさか はすま
【性別】男
【種族】?
【能力】必要な物を召喚する程度の能力
【二つ名】侍ではない魔法少年
【危険度】極高
【友好度】低
【容姿】
髪:濃い青髪の髪を一つに括っている
妹と同じくストレートで先が那覩と同じくらい赤くなっている
髪をくくっているのは白の糸
目:緑色でキリッとした目
服:たまに眼鏡を着用しているがそれはオシャレ
首から那覩とお揃いの十字架のネックレスをかけている
いつもは上が白の和服で下が青色の袴
舞台では運夜とよく似た服で黒の所が若干青になっている
靴は普段は下駄,舞台はブーツ
全体:比較的硬い表情。スラッとしている
身長172p。意外と高め
腰には謎の刀をつけている
【詳細】
厳しくて真面目なところが多い
少しシスコン気味。子供には優しいが大人には厳しい
「美麗魔歌集団」の団員
担当は歌,舞台,舞台用意
突如居なくなってしまった那覩を追いかけてやってきた
貴重な男の人なので男装させられている運夜と組ませられることが多い
眼鏡は好きで付けていてあまり目立ちたくないらしい
那覩の実の兄
本人にはかなり嫌われていて日々暴力にあったりしているが彼はむしろwelcomeらしい
妹を本当に可愛がっている
惷のときだけ態度特に悪くなる
能力の必要なものを召喚するというのは物作り等に足りない物や子供陣のおもちゃを出してあげたりする
値段は必要なのかよくわからない
【スペルカード】
麗符「魔法侍ここに見参」
麗符「奇想天外な紅葉舞台」
麗符「今宵華咲く闇の華」
召喚「Made in Dark sword」
召喚「Temptation 最終戦」
「舞台は今宵で始まります」
【テーマ】
紅月となれ,桃色の華弁 ~Temptation Night~
【セリフ】
「お主ら,我が誰か分かっているのか?
まぁ今宵は美しい紅月の日であるからな…
少々甘くはしてやろう…苦いのが8割ではあるがな」
「痛い痛い!なにするんですか那覩ちゃん!
怒ってもカワイイですね……」
【仲間の呼び名】
鄒華→鄒華殿
みか→みかちゃん
菜鶴奈→なずちゃん
奏瑪→かなたん
運夜→かずくん 内心乙女
綺斗→綺斗殿
那覩→那覩ちゃん 那覩たん
惷→惷 泥棒野郎
忍→しののん
ひなた→ひなちゃん
澪→澪殿
瑛凜→腹黒人形
只今の身長順(予想)
蓮摩>運夜>綺斗>澪>鄒華>みか=惷>瑛凜>ひなた>那覩>奏瑪>菜鶴奈>忍
身分上の方からパシリ
綺斗>澪>鄒華>子供軍団&瑛凜>那覩>惷=みか>運夜>蓮摩
こんな感じでわちゃわちゃしています
〜蓮摩編〜
空はすっかり薄暗くなり,橙から蒼へのグラデーション
そんな空を見上げているうちに辺りは闇へと変わった
輝いているのは無数の星と妖しく光る紅月だけだ
自分もそんな紅月になりたい
そんな事を考えながら,近づいても近づいても届かぬ月へと飛び立つ愚かな蝶を見守っていた
きっと彼等もそう思っているのだろう
そろそろ行かなければ………
そう呟き,少年はその場を立ち去った
その後ろ姿は何かを探しているようで悲しそうだった
*....
ある日の夜,珍しく館に客が来た
一度ノックされドアの方へみかが行った
誰か知らないので3回くらい無視したが,あまりにもしつこい
運夜「めんどくさいし開けてあげれば?」
苦笑いしながら言う運夜
その運夜に飛んでくるコーヒーカップ
この後は特に何があったかは言わなくても分かるだろう
そしてドアを開けると,そこに立っていたのは見知らぬ男
は?というような顔をするドアを開けたみか
するといきなり那覩がみかを避けてその少年を思いっきり殴った
吹き飛ぶ少年。
息を切らして相手を睨み付けている那覩
よくわからずにきょとんとしているみか
しかし少年は起き上がると痛がりもせずにむしろ満面の笑みで那覩を見る
そんな少年にゾッとして那覩は無言で少年をゴミ箱に背負い投げした
鄒華「小娘,やめて差し上げろ」
これはヤバい。下手すると死んだのでは…..
と思っていたが少年は頑丈だった
那覩「帰れゴミにいさん….」
片言じゃない…これは本音らしい
それより「にいさん」という言葉に皆はハッとした
蓮摩「やっと見つけましたよ!探したんですからね!」
凄くダメ人間(?)感がする少年。
そしてまた隣に居た惷を蓮摩に向かってぶん投げる那覩
衝突する二人
惷はキレたが少年もキレている
なぜ?と思うが少年は那覩ではなく惷にキレていた
ダメだこいつ…このときは誰もがそう思った
増えたせいでまたまた書き直しです
何度もすいません
【組織名】美麗魔歌集団
【活動場所】ほぼ全て
【危険度】高(人によっては極高)
【友好度】極高(場合により極低)
【メンバー・役割】 ☆は初期メンバー
(>>26)齋 鄒華 [リーダー,創作,人形劇担当]☆
(>>27)影夜 みか [劇,歌,人形担当]
(>>28)操花 菜鶴奈 [舞台,人形担当]
(>>29)覇鷺 奏瑪 [歌,客入れ担当]
(>>30)覇鷺 運夜 [舞台,劇,客入れ担当] ☆
(>>31)響奇 綺斗 [劇,マジック,歌担当] ☆
(>>32)緋黎 惷 [衣装作り,舞台,用意担当]☆
(>>33)柑逆 那覩 [客入れ,マジック,舞台担当] ☆
(>>34)紫麓 忍[劇,舞台,マジック担当]
(>>55)悠輝 ひなた[歌,舞台,舞台用意担当]
(>>58)異桜 澪[劇,歌,おもてなし担当]☆
(>>61)伏威 瑛凜[人形,歌,劇担当]
(>>79)柑逆 蓮摩[歌,舞台,舞台用意担当]
【詳細】
幻想郷の人形劇,劇,舞台,マジック,歌などの全ての演劇や歌等で皆を楽しませることをしている謎の集団
全員種族も生い立ちも分からない
一部を覗くほとんどは非常に友好的で人を楽しませることが大好き
オッドアイの少女と金髪の人形はかなり暴力的で単独でいるときには死の危険がある
リーダーがいれば皆大人しい
色々な所に出張サービスをしている
人里が一番客が集まるがあまり好きじゃないらしい
昔は真面目で完璧な演出だったが,破壊され死者が出た為,元団長の心身が壊れ今のリーダーに変わった
今は昔より自由な演出でパワーアップした
何も知らない下等な生物は普通の楽しい劇団だと思ってしまうが,頭の良い神や妖怪は彼女達がどれだけ奇妙で恐ろしいかが分かっている
美しい物を愛し,穢らわしい完璧でない者は見るのも嫌らしい
しかしいくら穢らわしくとも,客は客。
舞台では扱いを良くしてあげるのが彼女たちの演技だ
【所属条件】
穢れて汚い下等生物では絶対に入れない
美しく高貴な者でなければリーダーが許すわせが無いらしい
むしろ穢れた妖怪や人間が入ると言えば老若男女問わず容赦無く消される
本人達が自分から入れと言うなら話は別だが,もう人手は足りているらしく,リーダーいわくもう要らない
【テーマ】
美しき人形達の華麗劇 〜Beautiful the Doll Show
〜マーチングバントミニSS〜
新しい夢の中
Let´s go!!どんな道でもきっと楽しくなれる
積み木のステージで遊んだり,お揃いの帽子を被る
ソロパートは少し緊張するけれど,兎達は皆元気
夢の中の草原では少女達の楽器の音が響いている
トランペットにスネヤドラム,フルートやコントラバス
RaRaRa………可愛らしい兎達の演奏は歌のよう
この音楽をMarchに乗せて,今日は貴方を楽しませます
『Welcome the Rabbit party』
**.*..★*♪*..*
今日の舞台は一味違う
なんと今日から少人数ずつでの舞台をやっていいと言われたのだ
今回はこの中でも一人の小さなteamに注目してみよう
菜鶴奈「みんなよろしくな!今日は最高の舞台にするぞー!」
リーダーにしてもらった菜鶴奈はいつもより上機嫌だ
チームメイトは菜鶴奈,奏瑪,忍,ひなたの子供組だ
ひなた「(私身長高いけど大丈夫かな)」
のようなことを思っている者も居るよう……
そして今回の話し合いの結果,マーチングバントをテーマに舞台をすることになった
マーチングバントと言うと……楽器を演奏しながらマーチをするということか
少しこの子達には難しいかもしれないがまずは役割決めだ
勿論バトンを振るのはリーダーの菜鶴奈
勝手に彼女が決めただけだが…
フルートは奏瑪
スネヤドラムは忍
サックスはひなた
完全なる人数不足だ
しかし大丈夫。
本番ではプリズムリバーと楽器の付喪神を呼んでくれるらしい
さーてこの舞台はどうなるのか
その後の話は言わずとも分かるだろう
少し苦しいが終わりですすいません
ドアの向こう,そこは彼女達に閉ざされた過去
その面影はもうないのに,彼女達の歌声は少し懐かしい
まるでさよならを告げた過去の自分に語りかけるよう
この稲妻はキミを貫く
謎めくように,惑わすように………
この舞台は誰にも作り出せない
そして真似できない
準備はできたかな?
この素晴らしい舞台に,きっと目が離せないはずさ
彼女達は,キミを捕らえて離さない
**..*.
澪「ま,こんな感じで我等でちーむとらやを作ったのじゃ」
よくわからないがしおりの様なものを作ってきたらしく,嬉しそうに他の3人に渡す澪
次の舞台は澪,綺斗,鄒華,那覩がやる
なぜこの人達?と思うだろう
勿論奇妙で変な人達だからだ
澪はもう変人街道まっしぐら 綺斗はテンションがキ○ガイ
鄒華は超スーパー腹話術 那覩は色々ヤバい
このような感じで個々には変人ばかり集まったのだ
鄒華「なんで私が奇人とか言われるのだ…」
鄒華は少しだけ気に入らないようだが,他は嬉しそう
那覩「(無言で稲妻を作り出している)」
澪「↑らへんに書いてあるキミを貫く稲妻は那覩ちゃんのか!?
観客は貫いちゃダメじゃからな!」
澪の注意にキョトンとしたふりをする那覩
まぁ稲妻作れとは今失踪している綺斗が言ってきたみたいだ
『Amazing time!!!!!!』
すると上から物凄い勢いで綺斗が降りてきた
というより落ちてきた
これで一応役者は揃ったが………
その後の澪が言った言葉,「好きなようにやってくれ」
この言葉のせいで舞台で四人が好き放題やったことは言うまでもない
そのめちゃくちゃさは,博麗の巫女が出動するくらいだった
特に稲妻。
那覩は少し怒られた
その那覩に指図していた綺斗はもっと怒られた
リーダーの澪も連帯責任で怒られた
鄒華は説教をしている霊夢と他3人を影ながら見守っていた
終了
イラストが鄒華とみかだけ出来ました
近いうちに上げます
http://i.imgur.com/ttQCsdr.jpg
上げれてますかね?
鄒華ですが下手くそだし見にくいです
http://i.imgur.com/Uuv2Bk0.jpg
みかです。もうすぐで菜鶴奈ができるのでまた上げます
ホントに下手くそですいません!
二次絵もZUN絵も難しい……
こんにちは(^p^)
また来ますた(^q^)時間?があったので何故か二次創作板に来ますた。
で。VMさん絵うますぎいいいいいいいいいいいいいい(°Д°;)
かなり前ですが、私この前オリキャラなりきりにいる皆さんのオリキャラ書いてきます的なこと言いましたよね!?うわあああああVMさんの絵うますぎで私の絵がks絵すぎるん(^p^)
頑張りましゅ(^p^)この後時間があったらオリキャラの方にも行けたらいいなーと(^p^)
長文すみません
>>88
あァァァァァァァァァ!!?
見られてましたか!?めちゃくちゃ酷いイラストですいません!!
はい!!時間があればで良いですよ!
もうホント色々とすいませんでしたぁ!( ;∀;)
また一つ一つの話しに挿し絵とか入れたりしますね
下手くそですがご了承を…………
http://i.imgur.com/nWJjxh1.jpg
菜鶴奈ができました
相変わらず咲くが崩壊しています
ちょっと幼いかもです
http://i.imgur.com/q8n40Lh.jpg
奏瑪です
イメージに合わせてたら服がかなり変わりました
ネットで調べた似ているキャラの服を真似したので似すぎているかも……
http://i.imgur.com/OebBiWY.jpg
そして先程運夜ができました
描いてみたら意外と女子……
誤字発見。書き直します
【組織・勢力名】幻想郷ヒーローs
【活動場所】全部!(自称) dy幻想レッド
【危険度】全体だと中
【友好度】極高
【所属】
幻想レッド☆戦獄曉(>>64)
幻想ブルー☆影海游朶(>>65)
幻想ブラック☆星雲鉄夜(>>66)
幻想グリーン☆闇咲魅鳥(>>67)
幻想イエロー☆姫煉摩夏(>>68)
【詳細】
幻想郷の平和を守るため,今日も悪と戦うヒーロー戦隊
ピンチなんてチャンスさ!
特に敵は居ないがいつも何かと戦っている
全員の力を合わせれば料理,洗濯の家事は余裕で多分できるような気がしたらしいが実際ブラックしかやっていない
全てとりあえず気合いと根性,海に浮かべろ,リーダーの言う通りに,無理だ,魔術で全部解決…等結構テキトーだが一人一人個性があって良いチームらしい
しかし,人間はこのヒーロー達を子供の微笑ましいごっこ遊びと思っているがそれは間違い。
甘く見てると痛い目を見る。
ずっと前からこの幻想郷にいる妖怪や神なら彼女達が何の集まりか分かっているだろう
昔何かをした者もこの5人の中にはいるかもしれない。正体を隠している者も
どのような経路でこの5人が集まったのかも本人達にしか分からない
でも今が一番幸せ…と一人が言っていた
この永遠のヒーロー戦隊はまだまだ活動を続ける。
一千年先も,一万年先も…この幻想郷の平和を守り続けるのだ
【活動(担当)】
悩み,力仕事はレッドによろしく!
水なら全てブルーにお願いします…
掃除,家事は全部ブラックに頼む!
ほとんど何も出来ないけど勉強なら,グリーンが
魔術,薬(暗殺☆)ならイエローで
困ったことがあったらすぐに駆け付ける!
ピンチの時は「幻想ヒーロー!」と叫んでくれ!
飛んで君の元に現れるぞ!
幻想郷ヒーローsより
【所属条件】
恐らくもう募集していないが集まっている人からして,特に特別で選ばれし者というわけでもないと考えられる
きっとこの5人には,何かしらあったのだろう
ところで,たまにこの中の人から出る「アジト」というのは何処に在るのだろう
村の人に聞いても見つからない。
イエローの言葉から分かることは地下室があるということだけ
こんな不思議な人達のグループに入りたいと思う人がそもそも居ないかもしれない
【テーマ】
最強無敵☆幻想レンジャー! 〜Five Hero〜
〜幻想郷ヒーローsのミニss〜
「ちょっと今日は出掛けてくるッス
もしかしたら帰りは遅くなるかも知れないッスが,気にしないで待っててほしいッス
それでは,行ってきます by鉄夜」
そんな置き手紙が,朝早くに机に置かれていた
そして無駄に朝早くに起きるうるさいリーダー,曉がそれに気付いたようだ
曉「て,鉄夜が……………!!!」
その紙を読むとわなわなと震え目を見開く曉
曉は急いで游朶,魅鳥,摩夏の他の人を起こしにいった
目覚めは良いのでニコニコして来てくれる游朶
いつも通り鬱そうな顔で降りてくる魅鳥
そして起こされて不機嫌な摩夏に曉は紙を見せた
游朶「てつちゃんもしかして自殺ですか?
逝ってきますって………」
物騒なことをニコニコ笑顔で言う游朶
凄く怖い
魅鳥「は?鉄夜が居なくなったら朝御飯無いじゃん」
流石ネガティブ。考えることが違う
摩夏「鉄夜くん…あいつは良いやつだった」
まだ死んでいない。
所で鉄夜は一体何処に行ってしまったのだろうか
文面は意味が深そうなことばかり書いてあって少し不気味だ
曉「もしかして我等が毎日家事全部やらせたから疲れてしまったのか!!?生きるのに!」
頭が良いやつが一人もいない
取り敢えず4人は鉄夜が何処に居るかを手分けして探すことにした
その探しかたは人それぞれ
そこは書くのが面倒なので省略させていただく
その夜,鉄夜が帰ってきた家は誰もいなかった
鉄夜「な,なんで皆居ないんッスか!?」
びっくりしてあたふたとする鉄夜
すると背が高い女の人?が後ろに立っていた
夜のため暗くて顔はよく見えない
恐る恐る近付いても話そうとしない
そしてその女はニコッと薄笑いを浮かべた
気が付くとそこは自分の部屋
摩夏「鉄夜くん!やっと起きたんだな!」
バタンと部屋に入ってくる摩夏
頭を押さえながら何をしていたか思い出そうとしても思い出せない
覚えているのはあの女性だけ……………
鉄夜「あの…あたい何してたッスか?」
ボーッとしたように問いかける鉄夜
游朶「リビングに倒れてましたよ」
ニコッと笑い微笑む游朶。本当だが何処か不気味だ
----------------
夏の夜には不思議なことばかり起こる
美しい夏の月も海も,皆皆表だけ
裏は真っ暗な影の世界
蛍の光も夜の涼しさも,意味がわかるととても不気味に感じる
そんな夏が,皆は大好きだった
流星のような花火を打ち上げて,夜空に花咲く紅,蒼,K,翠,山吹の色とりどりな炎
夏なのに涼しい夜の風に吹かれて,川の流れる音がする
一応身長とか書いちゃいましたが皆見た目は大体10代です(一部がそれ以下にしか…)
見た目年齢最年長は17くらいだとでも思っておきます
面白いです!これからも頑張ってください!
98:結月◆VM hoge:2017/07/25(火) 17:23 ID:rXg >>97
応援ありがとうございます!
不甲斐ない短時間のテキトーな酷いやつで申し訳ありません!
>>98
酷くなんかないですよ!素敵です!
またイラスト上げますね
また作画崩壊しまくった………
http://i.imgur.com/PUs17RJ.jpg
綺斗です
キャラに合わないのでボロ絵は無しにしました
http://i.imgur.com/QuGl3BL.jpg
惷です
描きにくすぎて酷くなっちゃいました
http://i.imgur.com/ZrlHBnG.jpg
那覩です
正面って難しい………
http://i.imgur.com/cjUdAWo.jpg
忍です
わざと逆さまに描いてみました
そして小さい奴描くの忘れましたすいません
http://i.imgur.com/ZaekTan.jpg
ひなたです
一番酷い自信あり。だんだん下手くなってきましたね
この人も事情によりボロ絵無しです
残りの人はまた後に
最後の3人が出来ました!
またいつかあげますね
そして明らかに蓮摩も運夜も身長170無いです
全体的に身長下げて見てもらえると光栄
〜暇なのでミニSS〜
凄く蝉がうるさいある日,こんなにも暑いのにめんどくさいことが起きていた
蓮摩「貴様!我の愛する妹に近付くんでないぞ!」
蓮摩は背中についている刀を鞘を付けたままブンブンと惷に向かって振り回している
惷「うるせぇ。俺も好きでやってるわけではない」
その言葉に無表情でスマートに返す
奏瑪「や,やめましょうよ……」
苦笑いしながら奏瑪が二人に言った
蓮摩&惷「はい止めます。」
凄い素直な奴等だ
しかも息ピッタリ。気が合わないのが不思議だ
しかし次の瞬間………
惷「この長髪魔法使い擬きオカマ野郎が………」
蓮摩「男女キチガイ脳内メルヘン野郎………」
どっちもボソボソと小声で悪口を言っている
蓮摩「なんだと!!?長髪なのは呪いだ!
男が髪を伸ばすと良い事があるのだぞ!」
必死に否定するがその呪いに説得力はない
惷「だから何だ。俺もキチガイでも脳内メルヘンでもない」
明らかに脳内メルヘン
そんな口論がずっと続いていたが,どっちも青っぽい,長髪,魔法っぽいのが使える等共通点は沢山だ
この二人以外の皆はもうそれに気づいている
みか「あっついねん!………って何か喧嘩か?」
運夜「誰かがぶつけたティーカップのせいで僕意識不明の重体だったんだよな〜
誰かなぶつけたの〜」
蓮摩が来た丁度に気絶していた運夜を迎えに言っていたみかが帰ってきた
そして運夜はジーッとひなたと瑛凜を見ながら言う
ひなたと瑛凜は気まずそうにするどころか面白そうだ
そして運夜と蓮摩は初対面だ
運夜「あれ?お客さん?新キャラ?
結構可愛いじゃん…お兄さんとお茶しない?」
案の定蓮摩をナンパしだした挙げ句性別を間違える運夜
勿論ナンパされた蓮摩は唖然としている
だって明らかに男のようなやつから言われたのだから
返す言葉に迷っている
周りの人は面白そうにして二人を眺めるが……
蓮摩「貴様は男と付き合うのが趣味であるのか?」
真顔で質問を返した
運夜「男?」
こっちも真顔で問い返す
那覩「姉さンと兄さンはバカなの?」
二人の会話を終わらせるように言う那覩
そしてあえて運夜を姉さんと言ってみた
蓮摩「姉さん!?」
運夜「兄さん!?」
こうして性別詐欺コンビができたのであった
惷は向こうの世界のドラ○エを買いに行った
一応大体の身長。あてにしなくても良いです
めっちゃ下げました
やっぱり最高身長は運夜がいいですね
鄒華 162p
みか 160p
菜鶴奈 146p
奏瑪 148p
運夜 166p
綺斗 164p
惷 160p
那覩 152p
忍 143p
ひなた 154p
澪 164p
瑛凜 155p
蓮摩 160p
〜暇なので東方二次創作SS〜
※セリフ無しキャラの性格が想像に合わないかもしれません
あくまで私の想像です
ーーーーーーーーーーーー
人間や妖怪は死を知る者しかこの場所の匂い,景色,そして苦しそうな人間の叫び声を知らない
此処は名は聞くが見たことが無い者が多い場所
そう。地獄だ
人間が語っているほど地獄は怖くも血生臭くもない
むしろ此処で暮らす神からしたら楽しいのであろう
しかし一人の小さな地獄の神が上の世界を見たがっていた
行ったことのある神から聞いていた話では地上は沢山の「生きた」者が居るらしい
そして美しい華や木々というもの,紅くなんてない水,果てしない空
そんなものが地上にはあるのか……
小さな神はその景色を何度想像したであろう
ある日一人の神,ヘカーティアがその小さな神に語りかけた
ヘカ「貴方,ずっと上をみてるけど…もしかして地上に行きたいのかしら?」
その問いかけに小さな神はこくりと小さく頷いた
ヘカ「そうなの…私が連れていってあげてもいいわよん」
ニコッと優しく笑うヘカーティア
その返事に小さな神はパアッと顔を明るくした
皆も気になっていたと思うが,その神の名は<コンガラ>という
長い間生きていたものの,大きくもならず歳もとらない
そうだ。だから小さな神と言われている
コンガラはわくわくした気持ちでヘカーティアに付いていく
ずっと歩いて行くと今まで感じたことのないくらい眩しい光が差してきた
コンガラは宙に浮いているから分からなかったが,どうやら長い坂のようなものを昇ってきたようだ
ヘカ「あ,それじゃあここからはこの姿で行くのよ」
そう言うとヘカーティアはコンガラの姿をまるで人間のように変えた
額の角は無くなり,今まで無かった足が生え
ヘカーティアが着いてきてくれるのは此処までだったようだ
最後にヘカーティアはコンガラにこう言った
「決して地獄の者,神だとは言わないこと」
それを言ったヘカーティアは少し怪しげだった
続く
〜投稿量が多かったので続き〜
そして暫く歩いていると沢山の人が見えてきた
どうやら里のようだ
生きた者を初めて見たコンガラの顔からは自然と笑みがこぼれた
魔理沙「あれ?見ない奴が居るな」
真後ろから声が聞こえた
後ろを振り向くと見知らぬ金髪の魔法使いのような少女が立っている
コンガラ「だ,誰?」
少し驚いたような様子で問いかけると少女はニコッと笑った
魔理沙「私は霧雨魔理沙,魔法使いだぜ」
自然と信頼できるような安心できるような人だ
魔理沙と名乗る少女は何も知らないコンガラにここら辺の事を沢山話してくれた
案内もしてくれてコンガラはどうやら「人間」というものがわかったような気がする
そして最後に永遠亭という場所を紹介してあげようと魔理沙は箒の後ろにコンガラを乗せて飛んでいった
魔理沙「永琳ー!輝夜ー!いるかー!」
入り口のところで大声で中の人を呼ぶ
コンガラはゆっくりと開く扉をじっと見ていた
気になるが少し不安を感じる
最初に言われたヘカーティアの言葉が頭を過った
「正体を知られてはいけない」
永琳「はいはい。今日は何のよ……っ!!?」
出てきた永琳が魔理沙が連れてきていたコンガラを見て驚きの声を挙げた
魔理沙は不思議そうにする
コンガラはビクッとして気が付くと二人から背を向けて逆方向に走っていった
バレてしまったかも。バレてしまったかも。バレてしまったかも。
その不安が頭をぐるぐると廻っている
逃げていったコンガラに不思議そうにする魔理沙は永琳に何があったのか問いかけた
すると永琳は少し抵抗があったがゆっくりと口を開いた
永琳「あの子は……地獄の子よ…凄いオーラを持っている
あんな恐ろしいオーラ,久しぶりに見たわ」
地獄の子?コンガラが?魔理沙の頭は疑問だらけだ
でも少し感じた。もう一度会ってみたいなと
不思議なことに今日魔理沙がコンガラに会わせてくれた人もまたコンガラと会える気がしたみたいだ
ヘカーティア「お帰り」
優しい笑顔で迎え入れてくれるヘカーティア
コンガラ「も,もう行けない?行けないかな?」
うるうるとした涙目でヘカーティアに問う
ヘカーティア「そんなことないじゃない♪
寧ろ合格」
そう言うとニッと笑ってピースを作る
だんだんと悲しそうにしていたコンガラの顔が明るくなる
最後までコンガラは自分の本当の事を口から言わなかった
これも試練だったのだ
コンガラが大人になれる日はまだまだ遠いが,小さな神は少し成長したようだ
おしまい
>>111コンガラ可愛い!
ヘカーティアと姉妹みたいですね!
>>112
ご感想ありがとうございます!
ヘカちゃんもコンガラさんも地獄なので関係あるのかなと思いながら書きました
〜美麗魔歌と魅惑の道具〜
暑い,凄く暑い
何故かというと幻想郷にはクーラーなんて無いからだ
そんな暑い日に,例の騒がしい集団が騒いでいた
鄒華「もっと観客を楽しませるというか魅了するような案は無いのかね!」
どうやら次の舞台についての話し合いのようだ
鄒華はなかなか案が出ずピリピリしている
ちなみに今出た案は………
花火,ダイナマイト,会場ごと空に飛ばす,もういっそやらない等酷い状況だ
すると空気の読めない忍がなかなか面白い情報を拾ってきたようだ
どうやら今不思議な力を持った道具が幻想郷にあるらしい
その道具は身近にいる妖怪や人間が持っている………
それを全て集めると,一つの綺麗な石になる
そしてその石は,見ているだけで人を魅了するのだ
その石があればどんな舞台でも観客を楽しませることができる
忍が持ってきた状況にはそう書いてあった
そして親切にもそれの在処のヒントも………
運夜「ごめん。こんな設定のやつ100万回見たわ」
相変わらずKYだ。
それよりやはり鄒華はその石が欲しいらしい
ヒントに沿ってその道具を持つ者に交渉すればいいのだろう
ひなた「じゃあ,今は仮にその石をケビン石と呼ぼうか」
石のキラキラとした皆の想像をぶち壊すようにひなたが言った
特に悪気はないらしいがそれは酷い
それよりその道具をまずは探しに行かなければ………
それじゃあ最初は……
テキトーに指差した先に書いてあった文字は
「厄神の真っ赤なリボン」
なんかの漫画みたいなヒントだ
それより親切なことにとても分かりやすい
厄神と言えば一人しかいないだろう……
続く
http://i.imgur.com/iT00sE8.jpg
お待たせしました
澪です
これからますます下手になっていきますね。ヤバい………
http://i.imgur.com/oDoaNXP.jpg
瑛凜です
ちょっとあざとさが薄くなってしまった……(ToT)
http://i.imgur.com/H9qGiHx.jpg
※男
最後!蓮摩です!
男なので和服をはだけさせようと思いましたが顔と髪のせいで結局下に服を着せてしまいました
ガチ男は難しい……
これで美麗魔歌のイメージイラストは終わりです!
これから気が向いたらSSとかに挿し絵付けていきますね
〜続き〜
みか「厄神様のリボン?体に沢山ついとるで?」
そのヒントを読んだみかは疑問だらけのようだ
雛の服はどれがそのヒントが言っているリボンか分からないほどフリフリヒラヒラのフリル地獄なのだから
瑛凜「で,誰が行くの?」
ため息をついて少し黒い顔をする瑛凜
こういうものを決めるときは………
そう。じゃんけんだ
〜ーーーーーーー少女勝負中
運夜「ま,負けた……」
明らかに弱そうな運夜が勿論負けた
厄神様は結構危険なイメージの為,少々怖い
話をしても分かってくれないかもしれないし……
ひなた「何も考えなくて良いから早く行けケビン」
鋭い事を言うひなた
運夜「ケビン!!!?運夜ですけど!?」
いきなり酷いアダ名を付けられた運夜は必死に言う
それより厄神様のところに早く行けと追い出された
ーーーー山の小さな祠の前ーーーーーー
……………と言っても厄神様の居場所などそんな簡単には分からないだろう
めんどくさそうに祠の前の階段に腰かけている運夜
??「あら,お客さん?こんなところで何してるの?」
すると後ろから声がした
振り向くと運良くお目当ての厄神,鍵山雛が立っていた
そして少しイメージは怖かったが実際は可愛い
それより目当ての道具を貰わなければ
運夜「お茶しよ!!…じゃなくて…!
や,厄神さん。なんか凄いリボンとか持ってないかい?」
言う言葉を間違えたがとりあえず用件を話した
すると雛は運夜の顔をジーッと見ている
舞台を見に来たことがあるのか?
雛「貴方…舞台では男の子役してたけどもしかして女の子?」
厄神は頭が弱いと聞いていたので油断していた
こんなところで性別バレだ
運夜「え!?え,えーっと……」
少し焦りながら良いわけを考えようとする運夜
そんな運夜を見てクスクス笑っている雛は,次の瞬間ポケットから雛の身に付けているリボンと良く似た者を取り出した
恐らくこれがお目当ての道具なのだろう
雛はそれを焦って良いわけを考える運夜の手に握らせた
そしてフッと姿を消すように帰っていった
意外とミステリアスだったがとりあえず一つ目ゲットだ
運夜はリボンを持って帰りながら考えた
「これ貰ってきたからケビンってアダ名やめてもらおう」
〜続く〜
挿し絵です。下手注意
http://i.imgur.com/Sj2e2F9.jpg
挿し絵には原作キャラも書くことがあるのでご了承下さい
下手すぎてキャラが穢れてしまいますよね……申し訳ない…
>>119
挿し絵の雛可愛いです…!
>>121
ありがとうございます!
パソコンで描けないので手書きで汚くて本当に申し訳ないです
>>122
いやいや!綺麗だし可愛いです!
オリキャラもかっこかわいいし、ネーミングセンスもあるし、絵も上手いし、うらやましいです!
オリキャラ作るのは楽しいですよね!
>>123
本当にありがとうございます!
そんなに言ってくださるなんて…貴方様は神ですか!?( ノ;_ _)ノ
紅魅月様もオリキャラとか作ったりするのですね!
私は将来黒歴史にならないよう気を付けねば…
いやいや!私は普通の人間ですよ!
様なんて…あと、七世でいいですよ!
作りますよ〜。でもノートに書いていくだけで、あとはそのキャラたちの妄想をするぐらいですね!
そうですね…。私はもう黒歴史になってるな…
>>125
わかりました!七世さんですね
面白そうですね♪いつか七世さんのオリキャラも見てみたいです
私も一人みられるとなんでこんなの書いたんだみたいになりますね
黒歴史って怖い…((( ;゚Д゚)))
はい!そちらはなんて呼べばいいですか?
ありがとうございます!でも低クオリティですよ?
わかります!私も小説書いてあとから見ると、なんだこの低クオリティは…
ってなりますもん!
怖いですよね…。家族に見られたらどうしようとか…
あ、私のことは、呼び捨て、タメ口でいいですよ!多分年下なので。
>>127
結月で良いですよ!
私も下手だけどタメ口呼び捨てOKだよ←こんな?
全然私の方が低クリオティ………(*_*;
確かに家族って怖い……妹がすぐ見に来ようとするからビクビクしながら書いてるよ
いやいや!私の方が多分年下だと思うよ!
結月だね!わかった!
私も下手だよ!絵も小説も!
そんな感じで!
私も低クオリティ!たまにすごくオリキャラを作りたくなる。私の能力は、オリキャラを作りたくなる発作が起こる程度の能力だw
怖い!私、お兄ちゃんと部屋一緒だから、いつ見つかるか…
いやいや!私の方が年下だと思う!
>>129
最近全くネタが無くて………ヤバい…
でもたくさん書いたりしてたら自然と面白くなるよ!
自分が楽しければいいのさきっと…
私も似たような能力かもしれない
そもそも自分の部屋が無いからいつ見られても可笑しくないんだよね(笑)
お兄さんいるんだ!上がいるって羨ましい…
私は一番クソガキな中2だよ!中2だからこんなにイタいのばっかり書いてしまうのか…(。>д<)
挿し絵がやっと完成しました
第二話はまた気が向いたら書きますね
>>130
ネタがないだと!?ならば新キャラだ!
新キャラを考えるんだ!なんなら私が考え……ごめんね、一人で盛り上がって…。気にしないで!
そうか!そうだね!きっとそれでいいんだ!
あと、東方を愛する程度の能力をもってるよw!
なんだと!危険じゃないか!
いるよー。頭いいよー。リア友曰くイケメンらしいよー。
私は小学6年生の変態です♪
全然イタくない!素敵!
>>131
楽しみ!
>>132
新キャラ!確かに……これが終わったら少し考えてみるね
私は雛ちゃんと針ちゃんを永遠に愛す程度ののうりょk((殴
イケメンお兄さんとか羨ましすぎる……(^q^)
なんでチビでうるさい妹なんだー!
小6か!それじゃあ来年中学だね!受験とかするのかな?
ありがとう!がんばります☆
第二話〜小さな小さな小人の針〜
運夜が一つ目の道具を手に入れたが,結局期待していた鄒華からのご褒美も貰えなかったようだ。
そんな悲しいやつは放っておいて,次の道具は……
指差した先には次のヒント
『小さな小さな小人の針』
またまた分かりやすいヒントだな
小人というと針妙丸だろう。
今は博麗神社の霊夢に飼われている……
博麗神社のお世話によくなっているのを派遣すれば良いだろう
那覩「うわ……めんどくさ」
凄くやる気の無さそうな顔で博麗神社の階段を昇る
るーこと「ん?霊夢さーん,あの子来ましたよ〜」
丁度入口の掃除をしていたるーことに遭遇した。
るーことの言葉を聞いてこれまた気だるそうに歩いてくる霊夢
そして目当ての針妙丸。
すると那覩は針妙丸を持ち上げた
針妙丸「ちょっ!?いきなり何!」
ビックリしている針妙丸なんておかまいなしにお茶碗をひっくり返したりして針を探す那覩
霊夢「ちょっと待ちなさいまずは用件を話して」
急いで止めにはいったのでとりあえずやめてもらった
那覩は素敵な道具の一つの話と針をくれとニコニコ笑顔で言う
もしかして………そう思い霊夢は針妙丸がいつも住んでいるドールハウスのようなものを眺めた
やっぱりこれしかないよな…………
一つの小さな針を霊夢は持ってきて那覩に見せた
やけにキラキラしていて確かに小さいが恐らくこれだろう
那覩「で…コレ貰ってもOKナやつ?」
顔の横でOKマークを作って問いかける
針妙丸は無言でOKマークを返した
最初から最後までキョトンとしているるーこと
可愛い…ではなくロボットには良く分からなかったのだろう
これで二つ目ゲットだ
「運夜兄さンだけに良い気持ちハさせナイよ」
そんな事を思いながら針を大事に持って帰った
気が付いたらもうすでに夕暮れ
明日は晴れなのか?
続く
挿し絵です。旧作キャラはわからない人多いですよね
ホントにすいませんでした
http://i.imgur.com/3sxnjrv.jpg
第三話〜魔界の天使の黒き羽〜
ーーーーーー省略
色々あって今回はひなたに決まった
そして今回のお題はなんと「魔界」
そんな簡単に行けるはず無いだろう
暫くすると目の前に看板が立っていた。矢印が下を向いている
ひなたは軽くふざけ半分でその上に立ってみる
すると下がいきなりガッと開いた。穴だコレ
しかしもう落ちてしまったので助けは呼べない……
もう何分経っただろう。少し光が見えてきた
ヤバい。あれ地面だわ。しかも絶対硬いわあれ
だが奇跡的に着地した
その場所は明らかに『魔界』にしか見えない
ひなた「普通に来れた………」
初めて見る魔界にダルそうにしていた時,後ろに気配を感じた
ひなた「なんなの作者は後ろが好きなの?後ろの正面だぁれ」
前から来るのはそんなに居ないだろう
後ろには見たことの無い天使………のような女性
サリエル「後ろの正面サリエルです。ようこそ魔界へ」
ニコッと笑い一つの羽をひなたの頭に置く
なにこれあっさり終わった
ひなた「お疲れさまでーす。それではサヨナラ」
羽を貰い帰ろうとするひなた
するとサリエルはひなたをどこかに飛ばした
そこは宇宙のような……真っ暗闇に無数の星,そして淡いシャボン玉のような物が浮いている
サリエル「貴女はもう気付いてる筈よ」
その言葉にひなたはビクッとした
ひなた「お前に何が分かる……」
何かを隠すように見えないサリエルに冷たい目で言う
そんなひなたにはお構い無しに次々と言葉を続ける
「正確には貴女………片方の女の子
前までには本当に気付いていなかった。
でも今は違う。貴女の体には二人の人格がある
もう知ってるでしょう?
お姉さんが貴女をずっと守ってくれてるの
妹さんは信用してるから体を貸してるの…
どう?こんなこともう知ってたでしょ。」
次々と言葉が飛んでくる
たがひなたには聴こえていなかった。聴きたくなかった
流星になりたい 流星になれ
希望を願う Happy-Endを
ボク達にも幸せになる権利はあるはず
二人でずっと…幸せになろう
ごめんね。ごめんね。
何も分かってなかった。でも大丈夫
これからはずっと守ってあげるから
気が付くと魔界に行く前の場所に居た
頭には天使の黒い羽……
ひなた「っ!?て,天使め!」
等と言ってみたがフッと笑うと静かに帰っていった
続く
挿し絵です。サリエル様書けなかった結果です
いつかサリエル様とコンガラさんを書いてみたい
http://i.imgur.com/fSuaMxi.jpg
>>133
君は…私の言いたいことがわかってて無視したのか…わかんなかったのかどっちなのですか?
なんだと!?私はサグメ様とパルパルと
屠自古を愛する程度ののうりょk((殴
いいでしょ?でもリグルを男と思ってたと知ったときには心底失望したよ…
姉になりたいなら私を妹と思ってくれていいよ!
受験はしないかな?友達と別れるのやだもん。
がんばれ〜!
>>136
え!!?なんかごめんね
本当にすいませんでした
3人とも可愛いよね!サグメ様強すぎ倒せない…
リグルはゲームだとすぐ女の子って分かるよ!
ひぇぇとか可愛すぎてヤバかったな(^q^)
なにそれ嬉しい!それじゃあ妹と思って話そうかな♪
私も受験しなかったよ(笑)頭悪すぎてね
でも来年嫌でも高校受験が〜(涙)
え!?いや、別に怒ってる訳じゃないよ!?じゃ、私は何が言いたかったかわかる?
かわいいよね!サグメ様と付き合いたい。女同士になるけどそれでもいい!
へえ!ゲームやったことないんだよ…
ぜひ!やったね結ちゃん。家族が増えるよ。
高校受験か〜。そのためにお兄ちゃんが頑張ってるんだよ!今も塾行ってる
>>138
ごめん今理解した!
七世ちゃんがキャラ作ってくれるのは嬉しいけれど生憎ここが私が作るところなんだよね
本当に申し訳ないけどまた別のときにお願いするね
その気持ちがすごい分かるよ☆
私も針ちゃんをペットにs((
ゲーム面白いよ!でも親とかいると買って貰うの難しいよね…
やったぜヒャッハー!!!!←ヤバい
お,まさかお兄さんと歳近いかな?
そっか!ごめんね!まあ、いつか合作みたいなのやりたいな!いつかでいいからね!
ペットにするなら…ナズーか橙かな!
ナズーはツンデレみたいだけどちゃんとついてきてくれそう。
橙は「ご主人様ー!」ってよってきそう。
私はそれ以前にPCゲームの操作ができない。泣きたい。
結月お姉ちゃん!
お兄ちゃんは中3だよ!受験生さ!
>>140
私もやってみたい!楽しそうだね♪
二人とも確かにペットにできそう……
ナズは無くし物を見付けてきてくれるから良いね!←
橙はもう見てるだけで癒しだ……(*´∀`)♪
なるほど……確かに難しいよね
私も最初はどうすればいいのか分からなかったな(笑)
お姉ちゃんなんて……嬉しすぎてヤバい前転した
私より一つの上なんだね!頑張ってください!
でしよ!なんかボーっとして考えてたらまた新キャラが思い付いた。
だよね!私よく物なくすもん!
ホント癒し!藍がああなるのもわかる!
そっか!私も頑張ればいけるかな!
嬉しい?なら何回でも言ってあげるよ?、お姉ちゃん!
そうだよ!頑張ってるよ!
これから習い事の水泳だ…めんどい。
だから来るの明日になるかも…
>>142
おお!そんな若い子の良い脳が私もほしい……
なくした物探してたら前に無くしたのが出てくることが多すぎて…
藍様……でもそんな藍様も可愛い!
めっちゃ嬉しい!!もう可愛すぎ(^q^)
習い事頑張って!
ていうか個々で話すのもそろそろスレチとか言われそうだから専スレ建てない?
私建ててこようか?
そう?普段から妄想ばっかりしてればこうなるよ!
わかる!めっちゃある!
かわいいよね!あの尻尾もふりたい!
かわいい?ありがとうお姉ちゃん!
頑張ってきました!
うん!そうしよっか!
お願いします!
妄想か……しょっちゅうしてるな☆
永夜沙でなんか回って攻撃してるのが可愛すぎるんだよね
もうその響きが大好き……
作ってきたよ!交流板にあるから次からそこで話そ★
題名はかなり分かりやすくしてきました!
明日からお盆の手伝いに行くので暫く来れません
万が一これた場合に書き込みますね
蓮摩がなんでおまじないとか沢山知ってるのか謎になったので師匠的なキャラを作りました
※美麗魔歌集団ではないです
【名前】紅龍 颯汰
【読み】くりゅう そうた
【性別】男
【種族】?
【能力】魔力を宿す程度の能力
【二つ名】魔に使われた雫の欠片
【危険度】極高
【友好度】極低
【容姿】
髪:緑色でショートボブで横髪長め
髪の所々に赤のメッシュが入っている
目:深緑色のつり目気味
服:蓮摩と同じく和服。
蓮摩は着崩しているがこっちはキチッとしっかり着こなしている
和服の色は片方赤で片方白。
下は白の袴。梅の花のような柄がついている
靴は草履のようなもの
全体:表情はいかにも真面目という感じ
細身。身長は蓮摩が160pなので170pくらい
いつも扇子を持ち歩いている
【詳細】
冷静沈着で真面目な少しめんどくさい人
落ち着いているけど少しでも気に触ることを言う説教タイム開始
(説教タイムは約2時間にもわたると言われている)
蓮摩の魔法使いの師匠のような存在
意外と面倒見は良くしっかりと教えてくれる
しかしかなり勝手な蓮摩に呆れることも……
見た目は明らかに和服で魔法とはかけ離れているように見えるがこれも呪いらしい
呪いに忠実で自分は勿論蓮摩等にも魔力が高まる呪いをしろと日々言い続けている
一応蓮摩は守っている。てなきゃ説教タイムが始まるからだ
魔術,占い、呪い等様々な魔法に関わったものに詳しい
しかし人に教えることはあまり好きでなく非友好的
一部の素質のある人には優しい
能力の魔力を宿すというのは魔力の無い道具や者に自身の力を持てるよう魔力を宿すということ。そのままだ
しかし人に宿すのは素質のある者に修行をさせなければできない
相手のやる気が無いときや颯汰自身に見捨てられれば0に戻ってしまう
【スペルカード】
術符「千の旋律」
術符「紅き疾風の如く」
術符「決意の刃」
魔術「絡み付く闇の糸」
紅月夜「血に染まった紅い扇子」
「綴る思いよ,刹那に消えろ」
【テーマ】
百花繚乱,月夜の音 〜Wizard the Night〜
【セリフ】
「貴様には魔力が無い。素質の無い者は育てる気も起きないな
少し遊ばせてもらうか………こういうのはあまり好きでは無いんだが…」
「おい蓮摩。幼い男は髪の毛を伸ばせば自然と魔力が高まる。
しかしトリートメントやケアは毎日しろ。綺麗でないと魔力は弱まってしまう
分かったか?ルールは守るんだぞ…」
ちなみに那覩は魔法少女なのでwitch
颯汰は男の魔法使いなのでwizardです
蓮摩は良くわからなかったので書きませんでした
那覩が魔法を遣えるのは蓮摩と血が繋がっているからでしょう
蓮摩が指導を受けているのはまだ続いています
那覩も一緒に受けている設定も良いなとは思いましたが確か那覩は綺斗に強い魔法を沢山教えてもらっていたのでもう良いかなと思いました
前書いていた気がした王と騎士イメージのオリキャラの説明でも次に書いておきます
150:結月◆VM hoge:2017/08/14(月) 08:05 ID:YcAごめんなさいあげちゃいました
151:結月◆VM hoge:2017/08/14(月) 08:26 ID:YcA 【名前】月麟 蓮
【読み】げつりん れお
【性別】女
【種族】神
【能力】星を創造する程度の能力
【二つ名】星の宇宙の小さな王様
【容姿】
髪:明るい橙色で肩くらいの長さの髪を一つに縛っている。
頭には青に星のような宝石が散りばめられているリボンを付けている
目:明るい緑色のぱっちりした目
服:表が黒で裏が青のマントを羽織っている
上の服は白いブラウスのようで袖はヒラヒラ。胸元には長い黒のリボンがついている
下は紺色の宝石が散らばった膝まで長いスカート。靴は紫のローファー
全体:比較的いつも笑顔
身長はかなり低く子供に見える
魔法のステッキのような棒を持っている
【詳細】
王様にしては無邪気で子供らしい性格
遊びや楽しいことが大好き
この性格のせいで部下には呆れられている
特に危険というわけではないが何故か誰も見つけられない星の城に閉じ込められている
これは騎士団の過保護のせいだと………
星を自分で創ったり時には流れ星にして消したりする
一応神だが,宇宙では夜の王や星の王と言われている
本人の力は気まぐれによる。しかしあまり姿を見せない
1人になると何をやりだすか分からないので,見張りが必要
王なのに全く実感が無く,普通の子供のように振る舞い,大事なものに落書きしたり結構大事な月や地球に向かってバズーカを発射しようとしたり色々と大変
能力の星を創造するというのはそのまま
新たな星を創ってそこを遊び場とするのが彼女の楽しみだ
しかしあまり偉い強いというはけではないので小さい星しか作れない
もちろん多くなったら流れ星となり自然と消える
【スペルカード】
星雷「流れ星に願いを」
星雷「天空落とし。神の悪戯」
星雷「消えた星の怒り」
流星「夜空に浮かぶ小さな星」
流星「無数の星と零の夜」
殺夜「流星瞬夜−懺戯宇麟」
星宙「永星火縄銃」(スターバズーカ)
「宇宙から見た穢れた地上」
【テーマ】
星と宇宙の闇世界 〜Space☆King〜
【セリフ】
「何故ここまで入って来れた……
あいつらも少しは使える筈だぞ…まさかれお…見捨てられた?
それじゃあお前も流れ星にして消してやる!
宇宙の王様の怒りを買え!!」
「なんだお前?まさかれおと遊ぶつもりか?
それならいいぞ!スッゴい暇でヤバかったんだよな〜
で,何するんだ?おままごと?おにごっこ?」
これ書き終わったら東方の原作キャラのみのSSでも書きますね
153:結月◆VM hoge:2017/08/14(月) 10:38 ID:YcA 【名前】星那 宵夜
【読み】せな しょうや
【性別】女
【種族】騎士(本当の種族は不明)
【能力】永遠に追い続ける程度の能力
【二つ名】王を守る銀の騎士
【容姿】
髪:銀色で腰位まで長いストレートロング
左耳の上に赤い紐で作られた花飾りをつけている
目:若干つり目の青と緑の中間のような色
服:黒から赤のグラデーションで周りが金のマントを羽織っている
上にはきちっとした白と銀の硬いジャケットのようなものを着ていて所々に金の鎖を付けている
ジャケットの中は黒い服
その服をベルトで止めていて,下のスカートは銀と黒のミニスカート
靴は黒に銀の紐がついたブーツ
全体:表情は硬くむすっとしている
身長は4人の中では3番目に高い
武器は剣
【詳細】
この中ではしっかりしている方
めんどくさがりながらも結構面倒を見てくれる
きちっとした性格で潔癖症
騎士団のリーダー
真面目でしっかりしているのでお母さんとふざけて呼ばれているらしい
かなり人に冷たいように見えるが実は独占欲強い
種族は不明だが,宇宙にいても大丈夫で地上を嫌っているところから普通の人間や妖怪では無いことは分かっている
良くサボる仲間や子供っぽくてすぐに迷惑をかけ,地上に降りようとする王に呆れているが,嫌だめんどくさいと言いながらも面倒を見てくれる実は優しい人
王を守るためなら何度でも襲撃してくる
宇宙の神にも関わらず,全く仕事をしない王の代わりに大事な仕事をすることが多い
能力の永遠に追い続けるとはそのまま目をつけられたら逃げられないということ
一度彼女に怒らせるようなことや王の所まで来た者は死ぬまで追い続けられる
もし目をつけられたら逃げ切ることは不可能なので謝ろう
追いかけてくる宵夜はかなり怖いらしい
【スペルカード】
瞬零「夜空に輝く銀の星」
瞬零「もう2度と逃げられない」
瞬零「銀の流星地上に襲来」
銀斬「霊々晃斬−永夜斬り」
襲瞬「琴蓮瞬夜−神無月」
「王を守る銀の騎士」
【テーマ】
銀の流星と宇宙の騎士 〜Silver☆Knight〜
【セリフ】
「はぁ?なんで人がいるわけ?
めんどくさいなぁ………二秒で終わらせてあげる
何?こっちがリタイアしてくれるって?するわけないでしょバカなの君は」
「うっざぁ!またあいつ脱走したの?
今度は鎖でドアを固めないとね……すぐ出てくんだから…
それじゃあ回収してきまーすっと」
【名前】逆眠 凛羅
【読み】さくね りんら
【性別】女
【種族】騎士(元吸血鬼)
【能力】星の光を創造する程度の能力
【二つ名】王を守る小さな光の黒の騎士
【容姿】
髪:黒髪でふんわりショート
左の方だけ長くなっていて,目が少し隠れている
頭には紫に黒の花がついた小さい帽子を被っている
目:ジト目っぽくて赤色
服:黒から紫のグラデーションで端が金のマントを羽織っている
上には白と黒の半袖のジャケットを着ていて肩から金の鎖を掛けている
ジャケットの中は黒い服
その服を黒のベルトで止めていて,下のスカートは紫と黒のミニスカート
靴は紺色のに黒の紐がついたブーツ
全体:いつも気だるそうで眠そうな表情
悪魔なのに羽は無い
身長は全体で2番目に高い
武器は槍
【詳細】
人の話を聞かないめんどくさがり屋
サボり癖があっていつもやる気がないがやるときはやる
好きな人には甘える
騎士団の隊員。めんどくさがりですぐにサボる
いつも敵も来ないので,暇そうにしている
逆に来てもなにもしなさそう
地上で吸血鬼として産まれたが,良い家庭で豪邸の中豪華な物を食べる毎日に飽き飽きして一家の家も生活も人も自分も全てぶち壊し宇宙に飛び出してきた
今まで尽くされてきた為,新しいことがしたくて騎士になったがやはり昔甘やかされていたのに慣れてしまったのか,ついつい寝坊
したり人をパシったりしてしまう
能力の星の光を創造するというのは,太陽等の光を操り月を輝かせたり星を光らせ地上に見えるようにしたりしている
主に王が創った星を輝かせている
こんなにサボったり寝てたりするが,王に何かあった時は死んでも戦うと言っている
だが光が大嫌いなのでこの能力はいらないとか他の人と取り替えたいとか思うこともしばしば
戦闘力は元吸血鬼なのでそれなりの力はある
【スペルカード】
晃闇「Dark of Knight」
晃闇「Space the Lite」
晃闇「Scarlet Darkness」
紅星「夜空に輝く漆黒の星」
紅星「黒漸恋輝−愁惷舜夜」
「王を守る黒の騎士」
【テーマ】
輝く星が黒空に降る 〜Black☆Knight〜
【セリフ】
「はぁ……誰〜?珍しくお客さん?
昔の血が滾るよね〜……♪それじゃあ血でも貰おうか
ここに来るんだからそれくらいのお土産はくれるでしょ?
くれないってなら自分の身を守ってみな」
「今日の朝御飯当番!?絶対ヤダ!夜型だしホント無理
はいはい寝るから!そしたら明日早起きするだろって?
朝寝る昼寝る。それが私のやり方だし」
【名前】菜波 會嵐
【読み】ななみ あらん
【性別】女
【種族】騎士(元月人)
【能力】感情を不安定にする程度の能力
【二つ名】王を守る華麗な金の騎士
【容姿】
髪:金髪で腰まであるロング。一ヶ所だけリボンで結んでいる
頭の上に細いリボンを巻いている
目:くりんとした紫色。睫毛が長い
服:黒から黄色のグラデーションで端が金のマントを羽織っている
上には白と金のベストみたいなのを着ていて肩から銀の鎖を掛けている
ベストなので皆と違ってノースリーブ
ベストには金のボタンがついている
ベストを黒のベルトで止めていて,下のスカートは金と黒のミニスカート
ノースリーブの為,長い黒の手袋を付けている
靴は黒色のに金の紐がついたブーツ
全体:身長は全体で一番高い
いつも笑顔。スタイルが良い
武器は鎌
【詳細】
キャピキャピした女の子らしい性格
駄目な奴に見えるが,副リーダーと言われても良いくらいしっかりしている
お姉ちゃんみたいな存在
騎士団の隊員。女の子らしく可愛いものが大好き
実際の年齢は下の方だが,凛羅によるとお姉ちゃんみたいらしい
昔から地上に憧れていた為,食料調達や生活に必要なもの,皆の欲しいものを地上に降りて買ってくるのが仕事のようにされている
元々月の都で働いていたが,月で皆の怒りを買うようなことをしてしまい死にも値しなかった為,2度と月に帰ってこれない遠くの星に下ろされた
そしてそこでたまたま会った蓮獅ノ遣えることになった
面倒見が良く,王の面倒も嫌がらずに見てくれる
感情を不安定にするというのは,相手の心情を読み取り,思考を狂わせること
不安定にされた後,解除されると酷い頭痛を味わうらしい。
隊員のお仕置きに使うことがほとんど
自分に新たな使命を授けてくれた王をまるで妹のように可愛がっていて慕っている
戦闘力は結構強い
【スペルカード】
華恋「恋する騎士とSpace Moon」
華恋「懐かしき故郷と無数の星」
華恋「星降る宇宙の暗い月」
麗愛「黄金の鎌と輝く金の星」
麗愛「金豪深祢−月零死鎌」
「王を守る金の騎士」
【テーマ】
故郷の月と金の星 〜Gold☆Knight〜
【セリフ】
「えーっと………良くここに来れたわね
偶々かしら?まぁでもこれは凄いことよ!
誉めてあげるわね〜いいこいいこ♪
でもここは危険なの。帰らないって言うなら容赦しないわ」
「欲しいもの?うーん…強いて言えば〜…?
無いわね!うん。きっと無いわ!
私は幸せ者なの☆」
これからも頑張ってください!
157:結月◆VM hoge:2017/08/14(月) 12:06 ID:YcA >>156
ありがとうございます!
勝手ながら私もそちらの小説を読ませてもらいました!
すごく面白かったです♪また続き待ってますね
【名前】騎桜 維蛾
【読み】きおう ゆいが
【性別】女
【種族】騎士(幽霊)
【能力】植物を好きに創造する程度の能力
【二つ名】王を守る自然の紅の騎士
【容姿】
髪:赤髪でショートだが,横髪だけ胸に近い位置まで伸びている。
頭には何も付けていない
目:普通に大きな紫色。
服:黒から赤のグラデーションで周りが金のマントを羽織っている
上にはきちっとした白と赤のブレザーを着ていて腰にリボンのような金の縄を付けている
ブレザーの中は黒い服
そのブレザーをベルトで止めていて,下のスカートは赤と黒のミニスカート
靴は黒に赤の紐がついたブーツ
全体:身長は王よりは高いが騎士団の中では一番小さい
武器は弓矢
幽霊だが足はある
【詳細】
同じ位の年代の人からすれば普通に真面目でしっかりしている人だが,年上の3人からすれば生意気らしい
かなり色々気にする性格で気になったことはすぐに言ってしまう。空気が読めない
騎士団の隊員。騎士団の中では最年少で最初は可愛がられていたが最近生意気になってきたので成長したらしい
自分一人で生きているように本人は思っていて全然人を頼らず一匹狼
周りにはたまには甘えてもいいよ言われ,流石に真面目さが心配されている
元々普通の人間として幻想郷で生きていたが,何者かに毒殺され一生を終えた
奇跡的に幽霊として生き返ったが,自分の死んだ幻想郷を恐れ,宇宙へと来た
真面目な性格なので無邪気ですぐに迷惑をかける王に呆れていて初めは無視したりわざと遠くに置いていったりしていた。
しかし本当に宇宙の神と言えるほどの権力と力を持つ王に感激してこの団に入ったので従うことには従っている
能力の植物を好きに創造する程度の能力というのは地球以外の星にも植物を宿らせるということ。
どんなに危険な植物でも一瞬で創造できるので攻撃にも使える。召喚のような感じ
しかしあまりにも危険すぎるもの,強すぎるものは召喚できないのでどんな植物でも上手く使うのが結構難しいよう
【スペルカード】
紅翠「幽霊騎士、華となれ」
紅翠「紅い植物地を突き刺す」
紅翠「忌まわしき地上への怒り」
宙霊「地上の輩を撃ち抜く弓矢」
宙霊「深霊弓矢−Space Ghost」
「王を守る紅の騎士」
【テーマ】
紅い星に咲く死の華 〜Red☆Knight〜
↑はミスです!
【名前】騎桜 維蛾
【読み】きおう ゆいが
【性別】女
【種族】騎士(幽霊)
【能力】植物を好きに創造する程度の能力
【二つ名】王を守る自然の紅の騎士
【容姿】
髪:赤髪でショートだが,横髪だけ胸に近い位置まで伸びている。
頭には何も付けていない
目:普通に大きな紫色。
服:黒から赤のグラデーションで周りが金のマントを羽織っている
上にはきちっとした白と赤のブレザーを着ていて腰にリボンのような金の縄を付けている
ブレザーの中は黒い服
そのブレザーをベルトで止めていて,下のスカートは赤と黒のミニスカート
靴は黒に赤の紐がついたブーツ
全体:身長は王よりは高いが騎士団の中では一番小さい
武器は弓矢
幽霊だが足はある
【詳細】
同じ位の年代の人からすれば普通に真面目でしっかりしている人だが,年上の3人からすれば生意気らしい
かなり色々気にする性格で気になったことはすぐに言ってしまう。空気が読めない
会話に何故か英語を交えて話す。しかも良い発音
騎士団の隊員。騎士団の中では最年少で最初は可愛がられていたが最近生意気になってきたので成長したらしい
自分一人で生きているように本人は思っていて全然人を頼らず一匹狼
周りにはたまには甘えてもいいよ言われ,流石に真面目さが心配されている
元々普通の人間として幻想郷で生きていたが,何者かに毒殺され一生を終えた
奇跡的に幽霊として生き返ったが,自分の死んだ幻想郷を恐れ,宇宙へと来た
真面目な性格なので無邪気ですぐに迷惑をかける王に呆れていて初めは無視したりわざと遠くに置いていったりしていた。
しかし本当に宇宙の神と言えるほどの権力と力を持つ王に感激してこの団に入ったので従うことには従っている
能力の植物を好きに創造する程度の能力というのは地球以外の星にも植物を宿らせるということ。
どんなに危険な植物でも一瞬で創造できるので攻撃にも使える。召喚のような感じ
しかしあまりにも危険すぎるもの,強すぎるものは召喚できないのでどんな植物でも上手く使うのが結構難しいよう
【スペルカード】
紅翠「幽霊騎士、華となれ」
紅翠「紅い植物地を突き刺す」
紅翠「忌まわしき地上への怒り」
宙霊「地上の輩を撃ち抜く弓矢」
宙霊「深霊弓矢−Space Ghost」
「王を守る紅の騎士」
【テーマ】
紅い星に咲く死の華 〜Red☆Knight〜
【セリフ】
「Whats!!?何ですか貴方!?まさか私のReady Kingを………
それはGuiltyになりますよ!今すぐgo back!帰ってください!
でなければ私の手でgo to heaven…させてあげますよ」
「oh!!?なにやってるんですかReady King!
Bazookaはnotですよ!そろそろ私もGet angry!!
限界です!そこにお直りなさいませ!」
本当ですか?!ありがとうございます!
161:結月◆VM hoge:2017/08/14(月) 14:21 ID:YcA 【組織名】宇宙の王と騎士団
【活動場所】宇宙の誰も知らない星
【危険度】極高
【友好度】極低(一部高)
【所属】
〈〉中は役割 ☆は隊員
〈王〉月麟 蓮 (>>151)
〈リーダー〉星那 宵夜 (>>153)
☆逆眠 凛羅 (>>154)
☆菜波 會嵐 (>>155)
☆騎桜 維蛾 (>>159)
【詳細】
宇宙の王を守る騎士の組織
今まで敵は来たことが無いのにずっと王を守っている
滅多に地上に降りてくることはなく,姿を見たことがある者は少ない
人里の大人は子供に宇宙の騎士は伝説やら物語やら言っている
地上に降りてくるときは化けていて,姿が騎士ではなくなっている
しかし,本当に地上を嫌っているものは流石に来ない。
王は5人以外が知らない星の城に閉じ込められていて,姿を見たことがあるものは居ないに近いほど少ない
いくら偉い神でも王の姿を見ることは許されない
それが普通の人間だった場合,地の果てまで追い続けられ生力を全て吸い付くされるだろう
この星に来た者は,何を言っても王を守らねばならない
逃げ場などそれしか無いのだから
【他組織関係】
そんなの居ない
【所属条件】
もう人数は足りているので要らない
むしろそんなに増えても迷惑らしい
昔はどんな手を使っても見込みがある者は種族を問わず,あの手この手で地上の者でなくしてから宇宙に来させていた。
元人間で毒殺された紅や地上に飽き飽きした吸血鬼はもしかするとこの騎士団の誰かに見込みがあると思われ地上の生き物でなくされたのかもしれない。
でも多分王への忠誠心と強い力と裏切らないという思いがあれば運良く入れる………何てこともないだろう
【全体テーマ】
Space in the Knights 〜王を守るWの騎士〜
>>160
はい!面白そうだなと思って……
小説書くのめちゃくちゃ上手ですよね!尊敬します………(*^^*)
オリキャラまとめ
今に私が全員覚えていない
【♪♪美麗魔歌集団♪♪】
(>>26)齋 鄒華 [リーダー,創作,人形劇担当]☆
(>>27)影夜 みか [劇,歌,人形担当]
(>>28)操花 菜鶴奈 [舞台,人形担当]
(>>29)覇鷺 奏瑪 [歌,客入れ担当]
(>>30)覇鷺 運夜 [舞台,劇,客入れ担当] ☆
(>>31)響奇 綺斗 [劇,マジック,歌担当] ☆
(>>32)緋黎 惷 [衣装作り,舞台,用意担当]☆
(>>33)柑逆 那覩 [客入れ,マジック,舞台担当] ☆
(>>34)紫麓 忍[劇,舞台,マジック担当]
(>>55)悠輝 ひなた[歌,舞台,舞台用意担当]
(>>58)異桜 澪[劇,歌,おもてなし担当]☆
(>>61)伏威 瑛李[人形,歌,劇担当]
(>>79)柑逆 蓮摩[歌,舞台,舞台用意担当]
↓その関係者
(>>147)紅龍 颯汰
続き
【☆幻想郷ヒーローs★】
幻想レッド☆戦獄曉(>>64)
幻想ブルー☆影海游朶(>>65)
幻想ブラック☆星雲鉄夜(>>66)
幻想グリーン☆闇咲魅鳥(>>67)
幻想イエロー☆姫煉摩夏(>>68)
【宇宙の王と騎士団】
〈王〉月麟 蓮 (>>151)
〈リーダー〉星那 宵夜 (>>153)
☆逆眠 凛羅 (>>154)
☆菜波 會嵐 (>>155)
☆騎桜 維蛾 (>>159)
普通に今やってる美麗魔歌の人達が道具ゲットしに行く奴書きたいですけど挿し絵描いてない……
迷ったので東方二次創作にします
コロコロ変えてしまい凄く申し訳ないです
たまに戦闘するのを書いてみたくなって…
ですが靈夢一人で戦うのはつまらないので美麗魔歌の一部を召喚して戦う感じにしました
ーー宇宙の王と人間の巫女ーー
ある日の博麗神社……今は涼しい夏の夜
目を閉じて虫の音を聞いたり,目を開けて月を眺めたり。
そんな事をしていると,靈夢の神社でメイドをしているロボット,「るーこと」が妙なものに気付いた
一つ空に光る眩しい星……何だか怪しい予感がする
するとそこから小さな光が零れてきた…
その光は段々とこっちに近付いてくる。という落ちてくる
慌ててるーことは靈夢にそのことを知らせようとした
るーこと「れ,靈夢さん靈夢さん!空から変なのが!」
指を指して焦りながら必死に伝える。
そして靈夢が指差された方向を見ると……………
なんと星のような玉が落ちてきた
だが星のように大きくはない。むしろ手に収まるサイズだ
靈夢「なにこれ!?あの星…………いったい何よ…」
そしてもう一度その星の方を見ると,星は普通の星と同じ輝きとなっていた
なんとも不思議な出来事…それよりこの小さな星は何なのか…
その真実を辿るべく,靈夢は一人宇宙に飛び出していった
暗くて眩しい星空の世界
目当ての星は,思っていたよりすぐに辿り着く事ができた
こんな星は見たことがない。月のようにクレーターも無いしとても綺麗なのだ
植物も存在している……まるで自分達の星のよう…
しばらく歩くと,大量の弓矢が飛んできた
靈夢「何よいきなりっ!」
あまりの不意討ちに靈夢も少し焦っている
弓矢がやむと,人影が立っていた…女の子?
風が吹いているのか,マントが靡いている
??「そこのWhite & Red Girl!ここになぜ来れたのですか!
今すぐHikikaese!お帰りください。」
弓矢を持ってこちらに声をかける赤髪の少女が,高く聳える塔の上に立っていた
続く
第2話
??「貴女ですね…Ready Kingを狙い勝手に入ってきたCriminalは」
少女は見下すかのように靈夢を見ている
そしてもう一度弓を構えた
靈夢「ちょっとストップ!!!ここは何処か,貴女は何者か,それを言ってから攻撃しなさいよ!」
靈夢が苦笑いしながら手をぶんぶん振って言う
すると先程までこちらを睨み付けていた少女が靈夢より上の位置に居るにも関わらず膝まずいて礼儀正しく口を開いた。
維蛾「sorry…それは失礼しました。私の名は騎桜維蛾…
Ready Kingを守るKnightです。」
そしてもう一度立ち上がり一礼し,またさっきのように上から靈夢を見下ろすような体勢に戻った
維蛾と名乗る少女は靈夢が唖然としているのを見て,少し時間をとってあげたのか,攻撃はしてこない
靈夢はキング……という言葉を考えていた
こいつらの親玉か…そいつと会えばこの謎は解ける
そのような気がした
靈夢「それじゃあ,貴女を倒せばその王様に会えるのね
貴女みたいな生意気な赤髪の子…もう一人見たことがあるわ」
靈夢はやる気満々で維蛾に言った
一瞬驚いた表情をした維蛾だったが,次の瞬間にニヤリと笑いこう言った
維蛾「こんなにFunnyな人間は初めて見ましたよ………
いいです。受けてたちましょう。」
靈夢も戦闘体勢をとっている
維蛾「騎桜維蛾,行きます…
尊き幼いKingの為に……このScarlet flowerが萎れるその時まで…
目の前の紅き人間を美しい華にしてあげましょう!」
そう言うと維蛾は弓を構え,靈夢に向かって矢と紅色の花弁のような弾幕を放った
靈夢もそれを避け攻撃する
そのような戦いが繰り広げられていたが,暫くするとやはり靈夢の体力も削れてきたようだ
何か道具がないかと弾幕を避けながら探してみると,何やら怪しげなマジックの棒のようなものが出てきた
これ何だっけ………そう考えていると靈夢はやっと思い出した
そうだ…これは確かに前綺斗に「Present for you!!」とか言われて貰った役に立つ道具だ
まだ使ったことはなかったがよく話を思い出してみるとその時に必要な有利になる物が出てくる……
これは今使うしかない。
靈夢はその棒に強く力を込めてみた
すると下に魔方陣が現れた
それと共に強い光が降ってくる………
靈夢「なにこれ…………」
靈夢もビックリしているが勿論維蛾も驚き弾幕がピタリと止んでしまった
「呼んだかな?」
暫くすると上から声がした,この声は聞き覚えが…男らしいが低すぎない…なんともチャラそうな口調………
運夜「久しぶり靈夢ちゃん……♪
夜の遊び人,運夜くんの登場だよ」
こういうことか……だが維蛾には運夜が相性抜群?
維蛾「っ……………!!?」
これは見ていないと分からない
今夜限りは運夜に手伝ってもらおう
続く
第3話
今宵,不思議の星では紅の華が舞っている
流星の降る星空の下,紅き騎士は華咲く景色を眺めていた
なにもない星に一輪の華
そこから増える沢山の緑
植物も皆,彼女を信じている
これから起きることも知らずに……
今宵,華は散るだろう
紅き薔薇の花弁と共に
ーーーーーーーーーーーーーー
運夜「で,何すればいいんだっけ?」
苦笑いしながら靈夢に問いかける
靈夢「あんたがいるとなんでもギャグになるから嫌なのよ」
そう言いながらも靈夢は今の状況を話した
なるほどと言うように頷くと,運夜は維蛾の方を向いた
維蛾は人が来たにも関わらず,先程の冷たい眼差しで二人を見ている
そして運夜に弓を向けた。
弱そうだと思ったのだろう
そして思いっきり頭に向かって沢山の矢を放つ
靈夢「!!!?あ,危な………」
靈夢がそう言いかけたその時…
その弓を避け弓を踏み台にし維蛾の居る高い塔の上まで運夜が登っていった
維蛾はその運夜に驚きながらも矢を放ち続ける
そして維蛾が気が付くと運夜は維蛾の隣まで来ていた
運夜「もう逃げられないよ」
維蛾の耳元でそう囁くと,運夜はニコリと笑い離れていった
すると維蛾に向けて手で銃の形を作ると「バキューン」と言ってWink
ふざけているのか?
そう思った瞬間,運夜の後ろから大量の弾幕が飛んでくる
その弾幕は纏まって維蛾の方へ……
維蛾「貴方もNormal humanじゃないですね…
人間ではありません。実にEerieです」
そう呟くと苦しそうにしながらも運夜の弾幕を避ける
すると足元を崩してしまったのか,その場に転んでしまった
無言で運夜が靈夢に合図をする
靈夢はハッとして留目をさした
ーーー霊符「夢想封印」ーーー
その技は見事に維蛾に当たる
維蛾「っ………」
ふらついて高い塔から落ちていく維蛾
幽霊でも痛いものは痛い。
死なない方が苦しいこともあるのだ
運夜「はい。あっぶなーい」
運夜が落ちていく維蛾をキャッチした
あまりのいきなりな状況に維蛾は困惑中だ
靈夢「なにそれ幸せね……」
維蛾「Whats!何をしているんですか!
下ろしてください!stop!」
照れ隠しのつもりか下ろせと叫ぶ維蛾
しかし運夜は下ろさない
だって下ろせば真っ逆さまだ。死ぬだろう
運夜「下ろさないよ。女の子を見殺しにはできないからね」
ニコッと笑い着地する運夜
維蛾の顔は真っ赤だ
靈夢は仕方ないので本当のことは言わずに次へと進んでいった
使えるのは一人一回だけなのだろう
続く
3話その後の美麗魔歌〜外伝おまけSS〜
鄒華「で,呼び出される気持ちはどうだったのだね?」
帰ってきた運夜に鄒華が問いかける
この道具はデザインはセンスのない忍とひなた,計画と形は綺斗,魔法は那覩と蓮摩と皆で協力(?)して作ったステッキだ
いつも那覩が迷惑をかけているお礼に靈夢の役に立てば良いと思い作ったが,何と機能はこの戦いと無縁そうな美麗魔歌集団の人を一度だけ召喚できるという代物
いきなり呼び出されるのでこっちには迷惑だが感謝の気持ちはこのくらいで伝えておかなければ………
出てくるのはランダムだが敵に合わせて合ったのが出てきてくれる
だから今回は運夜だったのだ
ちなみに運夜は維蛾を安全なところに連れていってから帰ってきた
まぁお陰で性別は知らせてないままだがこっちの方がガッカリしないだろう
運夜「大変だったよ……まぁ戦闘力は一応あるから大丈夫だけどさ」
苦笑いして鄒華に返す
鄒華「で,また新しい小娘をナンパしてきたのだろう?」
無表情で問い返す鄒華
たしかに維蛾は助けてきたが…………
運夜「もう鄒華ちゃん妬きもち〜?
ボクは鄒華ちゃん以外には本心じゃないよ♪」
そう言って後から抱き付こうとしたが,みかに殴られた
みか「お師匠さんに変なこと言うなや!キレるで!」
運夜「待って待って痛い」
そんないつもの平和な集団
次に呼ばれるのは誰なのだろうか
続く
第4話
何時間経ったのか…辺りは明るく輝いてきた
先程まで暗くて見えなかった植物が顔を出してくる
「こんなに沢山あったんだ……」
そんなことを呟いて視線を下から上に上げてみる
すると目の前に大きな城が………
さっきの塔とは全く違う,もっと何倍も大きい
これは誰でもわかるだろう。
これが『王』が隠されている城だと
靈夢はそこに足を踏み入れようとした
「止まれ!!!」
いきなりそのような声が聞こえてきた
目の前に落ちてくる銀色の布
マントが翻っているのか………
静かな風が吹いてくるとその銀髪の少女は顔を上げた
靈夢の方をキッとした冷たい瞳で見てくる
??「あんたが侵入者ってわけ?」
睨み付けながらそう問いかける少女
服装的に恐らく維蛾の仲間なのだろう
靈夢「侵入者ぁ?私はただ秘密を探りに来ただけよ」
苦笑いして返す靈夢
しかしその少女は叫んだ
??「何が秘密だ!ここに来た者は自然と消される!
それがあんたら幻想郷の人間の定めなんだよ!!」
しばらく二人の間に沈黙が走る
??「こらこら,いきなりそんなに叫んじゃいけないでしょ?
ここは正々堂々戦わなきゃ」
困ったような表情で銀髪の少女の後ろから出てくる何者か
二人がそっちの方を睨み付けるように見る
會嵐「ご,ごめんなさい。私は菜波會嵐
さっき維蛾ちゃんに会ったでしょ?それより少し歳上のお姉さんよ」
二人の視線にたじたじになりながらも自己紹介をする會嵐
??「何?あんたが戦ってくれんの?
じゃあ私は後にする。ちゃんと仕留めてよね」
銀髪の少女は無表情のまま,二人に手を振りながら去っていった
残されたのは會嵐と靈夢のみ
靈夢「なんか苦手ねこういう人………さーて次は誰が出てくるのかな?」
靈夢が會嵐の決め台詞も何も聞かずにステッキを出す
會嵐「ちょっと待ってよ!!!決め台詞くらい言わせて!」
會嵐がそんな靈夢を必死に止めた
さーて誰が出てくるのか
続く
第5話
靈夢は仕方なく時間を取ってあげた
會嵐「よ,よかった………
ゲフンゲフン…………たまには騎士の本気も見せてあげないとね…
さぁ,月が見えるでしょう?あの憎き月の輝きを消す狂気の弾を,満月の夜に見せましょう。いざ……金の騎士の名に懸けて!」
そう言うと會嵐は金色の弾と斬撃のようなものをこちらにめがけて撃ってきた
靈夢はそれを避けながらステッキを使う
そして留目の技の準備も
靈夢はステッキに力を込め,魔方陣を召喚した
今回の魔方陣はオレンジと青の色がする
みか「せいやっ!………色で何となく察しとったやろ!
なんや?今回は女子力高そうな子やな〜」
いつものハイテンションでみかが出てきた
ヤバいこれ勝てんのか?
そんなことを考える暇も無いくらい容赦なく會嵐が弾幕を撃ってくる
靈夢「そんなのどうでもいいから!こっち当たりそうなの!
早くやっちゃってよ!」
苦笑いしながら弾幕を避け,靈夢がみかに言う
みか「せやな!あっちも弾幕ならこっちも弾幕撃ってやるで!
消美「動き出した死の歯車」!!」
そう叫んでみかも負けじとスペルカードを放つ
ギリギリとゆっくり動く歯車の速さがだんだん上がっていく,それにつれ真っ黒な弾幕が速く,激しくなって會嵐の方へ
會嵐「あら?なかなかやるのね。関西人にしてはね
華恋「懐かしき故郷と無数の星」……」
ニコッと笑いこっちもスペルカードを発動した
靈夢とみかの方へ月のダミーとまるで宇宙空間のような無数の星のような弾幕が飛んでくる
どちらもかなりやるがこんな戦いが暫く続いていると流石に2対1は辛い。2の方が辛そうだ
會嵐「もうおしまい?留目,といこうかしら」
ニヤリと笑い會嵐が斧を構える
靈夢が悔しそうにしてみかを見ると,辛そうにしている
…………………と思っていたが,みかは寧ろ笑っていた
みか「留目を差すのはこっちの方やで,しょせん宇宙人もチョロいもんやな!」
するとみかが飴を投げた
気でも可笑しくなったのか?
そしたらその飴は會嵐のマントに当たって落ちた
なんだこれ?ハッタリか?と思っていたその時………
地面が黒い歯車に変わった
歯車は廻りだし,また真っ黒な糸のような弾幕が出てくる
こんなのいきなり逃げられるわけない
みか「靈夢さん!留目や留m((靈夢「わーかってるって!」
お約束だろと思い靈夢が留目を差した
ーーー霊符「夢想封印」ーーー
その技をもろ喰らい,會嵐はその場にへなへなと倒れてしまった
倒れた會嵐の方にみかが駆け寄っていく
バカにされた怨みでも晴らすのか……
みか「難波の勝ちやで,原宿の娘さん」
ニコッと笑いその會嵐に話しかけるみか
そんな台詞に力が無くも笑う
會嵐「ふふ,そうね……良いわよ…大阪行ってあげる…!」
そしてガッとみかの手を握る會嵐
みかも手を強く握り返し無言で笑う
靈夢「嫌な友情ができた………」
そんなのも無視して靈夢は進んでいった
??「はぁ……もう2人負けちゃったの〜?
めんどくさいなぁ…….」
城の上で,紅い月に照らされた瞳の紅い少女が靈夢を見ている
その姿はまるで夜の悪魔のようだった
続く
第6話
月が紅く見えてきた
まるであの吸血鬼と戦った日のように………
「ねぇ,キミが人間?」
不思議なことに辺りは木がたくさんある森のような場所
近くの木からそのような声が聞こえてきた
とても近くに感じる
「此処に居るよ」
耳元でその声が囁いてきた
バッと後ろを向いても何も居ない
??「ふふ♪どう?ビックリした……かな?」
今度は前からだ
視線を元に戻すと黒髪の目が紅い少女が立っている
今度のは妙に友好的だ
怪しい……………
靈夢「…あんた,誰よ」
珍しく靈夢が冷たい視線で声を低くし問いかける
少女は面白いなとでも思ったのか,クスクスと微笑み続けて靈夢の質問に答えた
凜羅「おお怖い怖い……僕は朔眠凜羅。
君より何倍も怖い吸血鬼さ。今は騎士とかいうめんどくさいことやってるんだけど」
『吸血鬼』。そう言う少女はわざと威嚇するようなふざけるような…
手を猫のようにして牙を見せてみた
靈夢「吸血鬼……厄介ね。もう一人,あんたみたいなの見たことあるわ」
疲れてるのか,靈夢がいつも以上に冷たい
凜羅「それより人間なんて久しぶり……♪
そういえば最近飲んでないな……………生てる人の血♪」
ニヤリと笑い何やら辺りの石を動かす
すると酷い臭い……そして沢山の屍のようなものがごろごろと出てきた
それから絞ったような紅い液体を,凜羅はゴクゴクと飲んでいる
靈夢「っ………。で,何?私が負けたら私もこれの仲間入りってこと?」
酷い臭いを塞ぐように靈夢が鼻を摘まみながら問いかける
手を血塗れにし,口から紅い液体を流す凜羅はその問いかけに嬉しそうに返事した
凜羅「そういうこと♪」
靈夢「たち悪いわね。これはお仕置き決定だわ」
その返事に苦笑いしながら靈夢がお払い棒を回す
そういえば美麗魔歌の奴等は人間じゃないから大丈夫だよね?
考えながらも戦闘準備に入る
凜羅「僕が負けたらお仕置き,でも君が負けたら君の血は僕が貰う
それより………。ふぁぁ………眠いな…
でも生きた人間の血…眠気もさめちゃう…♪
地上の吸血鬼なんかと比べないでよね。宇宙のは格が違うよ
油断してると全部飲んじゃう…僕から目を離しちゃいけないよ」
そう言って靈夢の額をつんと突つくと,凜羅は紅い光りに照らされた満月を背景に,笑顔で靈夢を見た
続く
第7話
怪しき紅の光に照らされ,目覚めるのは何者か…
獣?蟲?それとも妖怪?
いえいえ,そんな夜に目覚めるのは悪魔だけ
何も出て来ない静かな夜
黒い髪を靡かせて,幻想郷でも忘れ去られた悲しき者よ
羽の無い悪魔も居る。メイドに尽くされ甘やかされる…
そんな地上には飽き飽きしていた
ねぇ,こっちを見てよ……何を言っても届かない
私は皆に見てもらおうとする
だから星は光ってるんでしょ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
靈夢は援護を召喚しようとステッキを構えた
すると凜羅が脅しのように何個か弾を飛ばしてくる
凜羅「早くしてよ。待ちくたびれちゃうな」
ニヤリと笑い撃つのを止める凜羅
靈夢「ほんっと嫌な奴ばっかね……」
そんな凜羅を放置するように,靈夢は杖に力を込める
今夜は紅い魔方陣か………
なんだか目の前でクスクスと笑っている凜羅と似ている
今度は何の掛け声もなしにあっさりと出てきたな
すると上から凄くスマートに澪が落ちてきた
しかし着地直前にふわりと浮いてから着地………
澪「どうじゃ?中々スタイリッシュだったじゃろう?」
ニヤッと笑い得意気にする澪
靈夢「そういうの要らないから。早くして」
靈夢はめんどくさそうに真顔でそんな澪をあしらう
しかし凜羅はニヤニヤとしたまま澪と靈夢を見ている
すると凜羅は何の前触れもなく弾幕を撃ってきた
Kと紅の弾がまるで槍のようになって二人の方へ行く
澪「若い子は元気じゃのう……♪
ところでお主…我と髪も目も似ておるな」
ニコニコ笑いながら弾幕をモロ喰らう位置に居る澪
凜羅「あんたみたいな肉の塊じゃないけどね」
澪の前だと先程とは人が変わったように無表情だ
するとさっきの弾幕がオレンジ色の蜂蜜のような液体に弾き返された
すると次はその液体が分裂し,弾幕のようになって凜羅を襲う
澪「我はお主のようにぺったんこじゃないからのぅ
そして我のSweetSを嘗めるでないぞ」
ニコッと笑いこっちも負けじと凜羅が気にくわないような発言をし返す
さっきの弾幕を凜羅は避け,弾が壁に命中し煙をあげている
凜羅「中々やるじゃん。人間以外の血は美味しくないんだけどね」
煙の中から目をギラギラと光らせる凜羅
その姿はまさに『吸血鬼』そのものだ
両者とも激しい弾幕の争いを続けている
どうやら澪が一歩リードしているようだ
流石の元吸血鬼でも辛そうにしている
澪「メインディッシュと行くか?」
そう言うと,笑顔で澪は凜羅を何かは分からない……まるでクリームのような物で攻撃した
※某女の子戦隊物ではない
靈夢は最後の留目の為に構えている
凜羅「あはは……僕ったら…前と何も変わってないじゃん……
…教えてくれてありがとう」
そう呟いて,凜羅は目を閉じた
靈夢「……ーーー霊符「夢想封印」ーーー…」
しばらく建つと,凜羅はうっすらと目を開けた
すると横には置き手紙のようなもの
「今度,我のところのスイーツでも食べに来ないか?
いつでも待っているぞ」
紙にはそう書いてあった
凜羅はそれを読んで,クスッと笑い,もう一度目を閉じた
続く
申し訳ありません。アク禁されていて書き込めませんでした
これからぼちぼち更新していきます!
誰も見ないとは思いますが本当に申し訳ないです
!!!?書き込めた!!!!?
176:◆VM hoge:2017/10/07(土) 05:35 ID:YTU この糞SS書き終わったら美麗の人達の過去編でもやるか……
戦闘系は苦手よ〜
8話
気高き心を奮い立たせ,銀の騎士は立ち上がる
剣を取って約束しよう。
いつかこの命が朽ちようとも,貴女を守りたい
死を知らないKnightには,この問題は難しすぎた
"貴女は何のために守っているの?"
銀の髪がサラサラと揺れる………
"大切だからさ"
咄嗟に出たその言葉。自分でも分からなかった……
何故大切なのか
逃げられないのはキミだけじゃない…
答えは?永遠に分からない筈さ
ほら,あの人が呼んでいる。行かなきゃ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
何処からか吹く風に,銀の騎士は不安を感じていた
「役立たずが……」
そう呟いた少女の瞳は,夜の池のように潤んでいた
銀の騎士は隠された部屋の門を閉め,鍵をかけた
赤,金,黒…………最後に残った銀の騎士は何を思い剣を取ったのか
その頃,靈夢は城の中を警戒しながら進んでいた
あまりにも何もない………それが逆に怪しく思える
??「よくここまで来たね。」
あいつか………そう思い聞き覚えのあった声の方へ冷たい眼差しを向けた
負けないほどの冷ややかな暗い瞳で靈夢を見下してくる
すると,名乗ることもなく銀の剣を振り回しこっちへ襲いかかってきた
靈夢はギリギリの所を避けると,陰陽玉で少女を攻撃した
もっと抵抗してくるのかと思ったが,なんと少女は靈夢に背を向け,凄い勢いで城の奥へ走っていった
靈夢「え?あまりにも呆気なすぎない?」
靈夢は困惑しながらも進んでいく……
この場所は真っ暗だ………
音も何も聞こえない
敵はいつ襲ってくるかは分からない
暗闇に目がなれてくると,なんと目の前に大きな扉が立ちはだかっている……
その扉に触れようとするとーーー
??「その扉に触れないでよね!」
眩しい…………………
まるで光のような弾幕が靈夢へと襲ってきた
暗くて良く姿は見えないが,それがさっきの騎士だと何となく分かる
靈夢は杖でこの暗闇でも強そうな奴が出てきてくれることを願いながら力を込めた
(短いけど)続く
第9話
靈夢が力を込めると………………
反応がない。靈夢は驚きのあまり一つ弾幕をかすってしまった
腕を抑え自分を名乗ってもない少女を睨み付ける
すると少女は撃つのを止め,まっすぐ立ってこう言った
宵夜「役立たずに勝てたからって調子に乗らないでよね!
私の名は宵夜……気高き騎士団のリーダー
あんたは3つの罪を犯した………
一つ目はこの星に入り込んだこと
二つ目は私の"部下"達を酷い目を合わせたこと
三つ目は………我等の王…宇宙の王の扉に触れたことだ」
その言葉に靈夢はこっちの話も聞けと言おうとしたが言葉を飲んだ
そしてこの星が何かを理解した
………この星は,宇宙の王が隠された星だということを
宵夜は剣を構え,目にも止まらぬスピードで攻撃を仕掛けてきた
靈夢も負けじと攻撃を仕掛ける
今回はもう他の力は借りない
星の草花は二人の激突する風に吹かれ,辺りの星や月は狂ったように輝いている
宇宙はどちらに味方するのだろうか
しばらく経つと,靈夢も宵夜もボロボロになってきた
こんなに長い時間弾幕勝負を続ければそうなるだろう
しかし,靈夢はこの時を待っていた
宵夜は少し気を抜くと,足元がふらつき倒れこむように地面へ剣を刺した
靈夢は留目のように攻撃を撃つ
───これで全て終了か
騎士の全滅は,この星を変える理由の一つとなった
勿論死んではいない
靈夢に感謝……まではしていないが復活したときには何人か何故かお礼を言いに来た
靈夢「ところで,この玉一体なんだったのかしら?」
だが復活した騎士達には,王の部屋の扉が開くことまでは考えていなかった
小さな王は,扉の向こうの眩しい世界に目を輝かせていた
続く
第10話
まるで初めて田舎から都会に来てマツモ○キヨシの品揃えに感動するかのように,小さな少女は外の世界を見ていた
??「わぁぁぁ……こ,これ…全部電気か!?」
城から出てきた騎士よりもっと豪華な服を見にまとった少女
靈夢は声が聞こえた方を向くと,見たことない少女に不思議な顔をして近付いた
王………なわけないだろう
靈夢の想像では宇宙の王と言うくらいだから相当威圧感がありカリスマもあって大人びている美しい人間だろうと
靈夢「ちょっとそこの貴女,何者?」
いきなり見たこともない人に話しかけられきょとんとする少女
するとそれに気付いた維蛾が全身に電気でも流れたかのように驚き少女の頭を掴んだ
その状況にぎょっとする靈夢
世界の終わりが来たかのような表情の維蛾
維蛾「れ,Ready King…………なぜ出てこれたのですか!?
ちゃんとDoorはcloseしていたはず…」
維蛾の言葉に靈夢はますます驚いた
頭がごちゃごちゃだ
え?この小さいのが王?どうみてもガキじゃない
普通そう思うだろう
しかしその小さいのが王なのだ
靈夢に向かってニコッと笑う少女
蓮氏uれおは月麟蓮獅セ!
この星の王様!そうだ!お前も流れ星飛ばして遊ばないか?」
流れ星を飛ばす……その言葉に靈夢はハッとした
そしてポケットから一つの小さな玉を取り出す
まさかこれって…………
続く(中途半端ですいません)
第11話(最終回のはず)
その玉を見ると,蓮獅ヘヤバイとでも言うよう表情をして維蛾から目を反らした
維蛾は蓮獅これから怒ると忠告するように睨んでいる
靈夢も大体察した
この玉は暇だった蓮獅ェ部屋のなかから近くの星を流れ星にして靈夢に落としたのだと
維蛾「King………またやりましたね…
靈夢さんMisunderstandingしてしまい申し訳ありません……」
蓮獅睨み付けていた維蛾だったが,靈夢の方を振り返りかなり申し訳なさそうにした
なんとなく騎士達が勘違いしていることには気付いていたので怒る気力も無かったが,靈夢は維蛾に一つだけお願いをした
そのお願いは,これから蓮獅煖R士達も自由に幻想郷へ来ること
せっかく知り合いになったのに二度と会えないは面白くないからだ
維蛾は地上に因縁を持っていたが,これは仕方ない
王も結構長く生きているのにずっと地上を見れないのは可哀想だろう
蓮氏uれいむー?地上?連れてってくれるのか?」
蓮獅フ足りない頭では少しごちゃごちゃになっているようだ
クスッと笑うと靈夢は,維蛾に「王様,借りるわよ」と言い,蓮獅ひょいと持ち上げ幻想郷へ戻っていった
維蛾はつい追いかけようとしてしまったが,何故だか靈夢には逆らえない
だがその後,維蛾は他の騎士から散々怒られた
おしまい🌙
番外編〜何故杖に力を込めても意味がなかったのか〜
美麗魔歌の屋敷では,かなり荒れた出来事が……
澪が帰ってきた直後,次行かなければならない人を決めていたが,まさかの候補が戦いなんてサボり隊の二人になってしまったのだ
勿論その二人とは劇団最強のスーパーやる気ないやつの惷。
もう一人はクール(かっこつけ)モードのひなただ
じゃんけんの結果二人が残ってしまいどちらも凄く嫌だったらしく戦闘になってしまった
どっちもガチ勝負をしていたが………
お陰で二人の喧嘩のせいで制作中のハイテクメカをぶっ壊されキレた那覩に,呼び出される為の魔方陣を破壊されてしまったからだ
その後何故か三人共鄒華に怒られたようだ
まぁ優しい靈夢さんは文句までは言いに来なかったのでセーフだと………
暇なんで身長まとめ(参考にしなくていいです。しかも意味無し)
⌛
鄒華 162p
みか 160p
菜鶴奈 145p
奏瑪 148p
運夜 168p
綺斗 164p
惷 160p
那覩 150p
忍 143p
ひなた 154p
澪 164p
瑛凜 155p
蓮摩 160p
颯汰 175p
☆★☆
曉 162p
游朶 167p
鉄夜 154p
魅鳥 165p
摩夏 148p
🌙
蓮氏@144p
宵夜 165p
凛羅 162p
會嵐 166p
維蛾 157p
ネタ切れ……………
久しぶりに見たけどやっぱり面白いね!
これからも頑張って!
>>183
七世ちゃん!!!
ごめんね!巻き添えでアク禁くらってしばらく書き込めなかったの(涙)
ホントにありがとう!すごく嬉しい……(^q^)←
頑張るよ☆
そうなの!?大変だったんだね…
嬉しい?なら良かった!
頑張ってね!
あと、オリキャラの方も色々思い付いてるよ!
>>185
おお!オリキャラのこと聞きたいな〜♪
前に作った専スレあげといたからそっちで話そ☆☆
久しぶりだから話したいことがたくさんありすぎるんじゃ〜
しばらく書けていなくてすいません
そろそろ過去編を書こうと思います
本当に東方関係ないだろこいつって思っている方も多いかと思いますが,申し訳ありません
過去編です
相変わらずの下手くそ
〜奏瑪編〜
🎼🎶
人里から離れた場所で,小さな少女は夜空を見上げていた
何故こんなところに居るのだろうか
その答えは簡単だった。少女は人間では無い
名も無く一見普通の女の子
だが,少女が歌うと海が荒れる
歌声こそはとても美しいのだが………少女は歌うのを止めた
自分の自由が許されるその時まで
ある夜に,少女は「少しだけ」という気持ちで歌を歌った
とても美しい声だ
するとその声に惹かれて来た人間が多数
その人間達は少女を人間と思い褒め称える
少女は初めて褒められたことに喜びを隠せずニコニコと笑った
"人間は悪い人じゃない"
そう思っていた時代もあるだろう
人間達は少女の歌を"奇跡"と言った
それが過去に"凶器"と言われたことも知らずに………
水面の月がゆらゆら動いている
その月はこれから起きる"悲劇"を知っているような輝きを放っていた
少女が歌を歌った次の日に,事件が今までに無いくらい起きた
それにその事件は全て「海」に関すること
人間を沢山乗せた船は転覆し,海に近付いた人間は不思議なことに自分から海に近付いていくのだ
少女は絶望した
「私のせいだ」…………と
しかし馬鹿な人間はまさか少女のせいだとは思っていない
海の神が怒ったのだとでも思ったのだろう
少女はあんなに歌っては駄目だと自分に言い聞かせていたのに歌ってしまった
それの罰であるかのように,少女は自らの身を殺した
自分の故郷でなく人里で
雨の日に金髪の少年のような者が少女を見つけた
まるで家族であるかのように,優しく少女を抱き上げた
あの少女に似た女の子が,ある団体に入っていた
美しい歌声とあの容姿。まるで全く同じだった
「私は覇鷺奏瑪です
皆さんも一緒に歌いましょう……♪
これからも楽しく過ごせるように願っています」
挿し絵です
https://i.imgur.com/d3kvN3M.jpg
テキトーに作ってみた三人組
一人目軽く星4面道中曲と被ってますが気にしないでください(^^;
【名前】希翔 輝美
【読み】きしょう てるみ
【性別】女
【種族】不明
【能力】どんな世界にでも移動できる程度の能力
【二つ名】時空を越える未確認少女
【危険度】極高
【友好度】高
【容姿】
髪:金髪がかった薄い緑色で腰まであるストレートロング
頭には茶色のベレー帽をかぶっている
目:赤色でつり目
服等:白いブラウスの上に丈が短い白のジャケット
胸と腰には赤いリボンがついている
腰から下はピンクのミニスカート
靴は白で靴下も白でニーハイソックス
幻想郷外の世界に行ける為少しハイカラなかっこうをしている
全体:身長は156p程
いかにも動きやすそうな体型をしている
茶色の鞄をいつも持っている
【詳細】
スーパーマイペースのほわほわした人
かなり自由で常に色々なところを飛び回っている
本当の自分を隠しているのか,普通じゃないほど馬鹿
美麗魔歌の集団のように自分が何者かわからないのではなく,過去に本当の自分を封印してしまった為,忘れていると言うより無かったことにしている
幻想郷の年長者の中には彼女の本心を知っている者もいるらしい
他の世界に行ったり空を飛行したりしているので密かに未確認少女と呼ばれていたりするとかしないとか
他の二人とは仲が良く,よく可愛がっている
外の世界の土産をよく持って帰ってきたり幻想郷外の面白い話をしてあげたりしている
本人もそれが一つの楽しみらしい
能力の時空を越える程度の能力とは名前の通り幻想郷と外の色々な世界を瞬間移動のように行き来できる
勿論幻想郷に居るが,外の世界へと旅出ている時が多くあまり周りと話す機会が無い
大体の場所へは行けるがこれは戦闘には全く不向きである
【主なスペルカード】
旅行「青空と雲の上」
旅行「虹色の世界」
旅行「紅に染まった地」
天空「エンジェルロード」
天空「K紅悪魔」
「時空を越えた旅の果て」
【テーマ】
未確認少女の空の旅 〜Unknown world〜
【台詞】
「やっほ〜☆今日は絶好の旅日和だね!
でも勝手に旅しちゃいけないよ……♪
そんな悪い子はお仕置きだね。時空を越えた空の旅をお楽しみに♪」
「昔の自分?そんなの居ないよ
あいつは私が封印したからね。あの空の向こうに……」
二人目です
また軽く被ってやがる……スランプだな
【名前】焰 紘斗
【読み】ほむら ひろと
【性別】男
【種族】不死鳥
【能力】焔を操る程度の能力
【二つ名】火と炎の不死鳥
【危険度】極高
【友好度】低
【容姿】
髪:赤色のまっすぐしたショート
頭には鳥の羽の髪飾りを付けている
目:パッチリした黄色
服等:黒のジャケットの下に灰色のワイシャツ
下は赤い半ズボンで腕には手袋をはめている
靴は黒いスニーカーのようなもの
今の幻想郷からしたら未来のような格好。輝美が未来なら現在の人間ような人
全体:手袋は大体炎で焼ける
身長は輝美と同じく156
不死鳥だが鳥要素全くは無いのでご安心を
【詳細】
三人の中ではかなりの常識人
元気でしっかりしているので日々二人に振り回されている
いつか倒れないか心配されているが死なないので大丈夫
種族不死鳥なので死ぬことも成長することもない
というか三人共死ぬ要素0
不死鳥と言われているがただ炎が出せて空を浮遊できるだけで鳥ではない。というか鳥何故付けたし
あまり周りとは関わることが少なく友達とかめっちゃ少ない
こちらも何年生きているか不明
他二人とは何百年か前に知り合った
輝美の方はかなり呆れているがもう一人には結構優しくしている。
断じて恋愛ではないと本人は語る
輝美の持ってくる外のものには興味津々な様子
勿論身長は気にしている
能力は名前の通り火や炎やマグマ等火に関するものだったらなんでも操ることができる
本人自信から出すこともできるがお陰で手袋は焼け死ぬが本人は熱くない
体は火では無いためこちらに水をかけても意味がないが冷たい物には攻撃が効かない
【主なスペルカード】
灼熱「死の燭」
灼熱「不死の火花」
灼熱「死を知らぬ炎の鳥」
業火「イグナイトフレア」
業火「グランフェニックス」
「不死鳥烈炎 -デスファイヤ-」
【テーマ】
ファイヤフェニックス 〜不死の少年は何を見た〜
【台詞】
「俺にあまり近づくと焼け死ぬぜ!
まぁこの不死の力も試したかったからな……
灼熱の炎に死の味を!」
「うわぁぁ!!お前また何かしやがったな!
流石にそろそろ過労死するかもな…………」
三人目です
またぽいのがいるよ〜
【名前】六華 楓埜
【読み】りっか ふうや
【性別】女
【種族】氷女
【能力】冷気の塊や結晶を作る程度の能力
【二つ名】闇に染まった儚き氷の結晶
【危険度】低
【友好度】極低
【容姿】
髪:水色かかった銀髪で長めのおかっぱ
珍しく頭には何も付けていないが所々に結晶がついている
目:ジト目のようなつり目のような紫色
服等:薄い水色の和服。丈が短く膝くらいになっている
腰には紫色の帯を巻いている
右側の袖を肩までまくっていて腕に黒の布が巻いてある
白い靴下を履いていて靴は下駄
全体:身長は150p。二人より結構低く少し幼く見える
ちなみに体が死んでるみたいに冷たい
【詳細】
自称凍てつく漆黒の闇に染まりし悪しき塊。つまりイタい奴
無口でクールだが話すとそんなことしか言わないので黙らせといた方がいい
でも黙らせとくと自分から話し出すのでただめんどいだけ
氷女は分かりやすく言えば雪女に近いもの
だが一度幻想郷外で死んでいる為,どちらかというと触れられる幽霊に近い
実際本人はもう死を恐れていない
無口な為他の生物にあまり知られていない
常に体の周りから冷気が漂っているので人里には入れない
紘斗からは好意的に接されているが全く気付いていない
輝美の持ってくる外の世界の食べ物(特に冷たいもの)が大好きで少し餌付けされ気味
日々何かしては紘斗を困らせている一人
多分相当天然馬鹿
能力の冷気の塊や結晶を作る程度の能力とは冷気から氷等塊を作り出したりそれを細かくした雪の結晶,氷の結晶を作ることができる
その気になれば相手も氷漬けにすることができるが人と関わらないので大丈夫
体は雪や氷でできているわけではないので溶けない
【主なスペルカード】
氷雪「永遠氷晶」(エターナルクリスタルアイス)
氷雪「紅ノ猛吹雪」(ブラッディーブリザード)
氷雪「冷気衝撃」(フローズンインパクト)
結晶「絶対零度 -氷砕-」
結晶「黎明ノ氷魂 -殲滅-」
「ノーザンクリスタル -流星結晶-」
【テーマ】
凍テツク漆黒ノ闇ニ 〜Jet black Crystal〜
【台詞】
「貴様にも闇の冷たさを教えてやろう………
この凍てつく闇の力に……さぁ,封印された同胞達の魂を解放してやろうではないか……」
「フッ……今甘くて冷たいものを持ってきたら許してやっても良いぞ………
さもなくば死者の独奏曲を聞かせてやる………」
三人組SSです
時間がないので変なところで切ります!
ーーーーーーーーーーーーーーー🍃🔥❄
此処は幻想郷の住人でさえ立ち入らない場所
ずっと続く森の向こうは道もわからない竹藪,その向こうには小さな小さな子供でしか通れないくらいのトンネル。
トンネルを越えるとずっとずっと広がった野原がある
そして一つの小さな鳥居と大きな神社
神社には信仰など必要がない。
何故なら神が存在していないからだ
だが,その先は誰も見たことがない
ある"3人"を覗いて───
ちらちらと雪の降る冬の朝,一人の少女は何かを待つかのように雪の降る空を眺めていた
紘斗「寒っ………!?
って楓埜,そんなに見てても何もないぞ…」
その少女の後ろから困ったような顔をして話しかける少年
どうやらあと一人は旅に出てしまったようで今は居ないようだ
こうなってしまってはいつ帰ってくるか分からない
楓埜「違う……碧の彼方の闇の世から亡者の囁きが……」
凄く意味がわからないが,恐らくもうすぐでもう一人が帰ってくるような気がしたのだろう
ちなみに昨日は野原を全て凍らせ,一昨日は紘斗を氷付けにして氷像を作ろうとした楓埜だが,流石にもう一人が帰ってくれば……
だが紘斗からすればどちらか一人だと爆弾,二人揃えばダイナマイトみたいなものだ
紘斗「ちょっと待ってくれ!今某金髪ロングが帰ってきたら俺は死ぬぞ!」
楓埜の台詞にかなり必死に返す紘斗
そんな真冬の雪の中,神社の隣の祠が開いた
七色の光に包まれた大きな祠は,子供一人入るくらいの大きさだ
その中から金髪の少女が大きなバッグをもって出てきた
??「今回は少し早めにね……♪」
──────────────────
中途半端だけど続く
〜暇潰し運夜&鄒華SS〜※台本書き
運夜「鄒華ちゃーん♪ボクと散歩しない?」
ポカポカとした太陽が二人の居る部屋を照らし,窓からは光が溢れてくる
そんな素敵な昼間を過ごせると思っていた鄒華だったが,一人のチャラ男のせいでそんな日々は夢になった
鄒華「生憎キミと付き合うほど暇ではないのだよ」
空気の読めない運夜に呆れながら吐き捨てるように誘いを断る鄒華
ちなみに一度も誘いに乗ったことはない
その言葉にがっかりするどころか鄒華の性格を分かりきっている運夜は嬉しそうにした
運夜「鄒華ちゃんってあれかな?あっちの世界で言う………ツンデレ?
かっわい〜♪」
茶化すようにそういう運夜
図星……というか普通にかなり嫌だったようで,いつも無表情な鄒華は哀れみの目で運夜を見る
あまりにも運夜がムカつくので裁縫をする手も止めている
鄒華「キミは誰にでもそう言っているからね。信用できないのだよ!」
キッパリとそう言うと,運夜は唖然とした
そしてクスッと笑い諦めたのか,鄒華に背を向けた
だが,見えない所で悲しそうに笑えば聞こえないような声で囁いた
『キミの目にはボクがそう見えてるのか………
本気なのはキミだけなんだからね……ボクのマドモアゼル……♪』
季節外れな薔薇の花弁は,冷たい風に吹かれ儚く散った
続きです
少し短くなりました
多分台本書き
─────────
??「チャオ☆帰ってきたよ〜!」
二人がよくわからない会話をしていると,向こう側から良く聞き慣れている声が聞こえてきた
その声の方向を向けば,案の定それは輝美だった
手を振りながら真っ白な道を走ってくる
それより今回は普段よりかなり早く帰ってきた
紘斗「やけに早いな………また何か企んでるのか?」
かなり嫌な予感がするようで,紘斗は苦笑いしながらそう問いかけた
輝美「実は今回、二人にも空の旅を楽しんでもらおってね」
その言葉にきょとんとしている二人
輝美はムッとすれば楓埜を担いぎ,紘斗を引っ張りながら祠の中へと入っていった
─────🌏
目の前に広がるのは無限の青,涼しいような暖かいような心地よい風が髪を揺らす
輝美「どう?空の上は……♪」
ニコッと笑い二人の方を向く
楓埜「村がゴミのようだ」
紘斗「やめろ」
素直な感想を無表情で言う楓埜
どうやら二人とも楽しんでいるようだ
暫くすれば明るかった日が沈む様子が見えた
とろとろと熔けるように陽は大きな湖の向こうに消えていく
空は黄色からオレンジ,オレンジから紫,紫から青…………
美しいグラデーションに染まっていた
陽が沈んでしまうと,辺りはすっかり真っ暗だ
いつもより星や月が近い位置にあるように感じる
周りは一面の星空
そのような風景にも見飽きたのか,紘斗はぽつりと輝美に言ってみた
紘斗「なぁ,この空のもっと上に行ったら何があるんだ?」
その言葉を聞くと,いつも明るい表情の輝美が無表情になった
そして怪しいような怖いような笑みを浮かべ,いつもより低い声で言った
『空の上には行っちゃいけない。馬鹿な魔物が住んでるからね』
その言葉はゾッとするほど不気味に感じた
輝美「それじゃ,そろそろ帰ろっか!」
またパッといつもの笑顔に戻れば二人の方を向きそう言う
二人が目を瞑れば,またいつもの白い雪が積もった野原だった
挿し絵☆
https://i.imgur.com/8EmW6Vg.jpg
失踪してしまいすみません!
少し来てみましたがスレもう一度建て直そうか迷い中
オリキャラ小説〜☆
短いヨ☆☆
ああ暇………空から飴でも降ってくればいいのに………
そんな下らない事を考えながら曇った空を見た。
まだ春だと思ってたのに初夏の暑さだ。しかも嫌な程空は澄んでいて,陽はギラギラと鬱な私を照らしている
「こら小娘!聴こえているのか?」
突如聞こえてきた言葉でハッと我に帰った
まぁ,どうせ行ってもまた説教かなんかの依頼だろう
「はいはイ,聴こえてルよ………!」とテキトーな返事を返してからその声の主,まぁこの集団の団長さんのところへ走る
鄒華姉さんの所に行くと,相方?っていうかただいつも一緒に居るだけ。
別に好きでもなんでもないし逆に一緒にいてめんどくさいあいつ。そう、惷が居た。
このメンツでなんかもう察せるよね………
はぁ,帰りたい……できればもう人里で宣伝〜とかは勘弁してほしい
「今日は貴様等二人で,次の公演の宣伝をしてきて欲しいのだよ」
なんでこういうときに予想が当たるのだろうか………
てか他に人居るだろ。みたいな毒を心で吐きながらも返事をする
やる気が出なさすぎて半分力抜け状態
すると惷のバカが私の髪をいきなり引っ張っては「何ボーッとしてんだテメェ。とっとと行くぞ」とか生意気なこと言ってくるし
「ハ?何指図してんノかな?」
無意識のうちにいつもの調子だ
良いのか悪いのか分かんないけど,こんな毎日もいいかもね
平和が一番…………なんて私の柄じゃないかな?
☆おしまい☆
多分文字変ですよ〜前のを真似してみました
198:◆VM hoge:2018/05/03(木) 22:20 ID:tAE はい誤字〜
>>曇った空
じゃなくて青い空だよ!うんうん!曇らせちゃいけないね!悪い日和!
絵が完成したから〜
丁度あの二人が宣伝に出掛けた頃,幻想郷の離にある森に何者かが立ち入った
暑さとは真逆の涼しげな風が彼の髪を揺らす
その気配に気付いた副団長,綺斗は窓から外を見る
見覚えのある姿………窓を開けては大声で彼を呼び手を大きく振っている。相変わらずテンションが高い
「颯汰さん!お久しぶりですね!!」
森全体に響き渡る程の大きな声……その声にビックリしたようだったが,その颯汰と呼ばれた少年は落ち着いた様子で手を振り返した
「お主のような若僧が弟子を持つなんて………思ってもなかったのう………」
颯汰を中に迎え入れた澪は懐かしい話でもするかのようにそう言った
過去,この二人の世話になっていた颯汰は話を聞いた限りかなりやんちゃで偉そうに説教なんて出来るほど真面目でも無かったようだ
大事な道具は壊すし,すぐ失踪しては他のところで迷惑をかけたり…………
そのうえ二人が怒ろうとしたら「おばさん達なんかに怒られたくねーよ!」とか生意気なことを言いながら逃げるのだ
二人もまさかこんなに真面目な青年になるとは思ってもいなかった
そこで届いたのが弟子ができたという知らせ
しかもその弟子はうちの劇団にいる魔法使いの兄だと
このときは流石に二人とも驚きを隠せなかった
昔の懐かしい話をしていると丁度話に出てきたその弟子,蓮摩が此方に気付いたようだ
「颯汰殿!遊びに来ておったのか!?」と嬉しそうに駆け寄ってくる蓮摩にまだ子供だな……とか思う
するとノリで「蓮摩さん,実はこのお師匠様も……」と過去の話をしようとした
外を見ればもうこんな時間………夕焼けが紫色の空を覆っている
「それじゃあ,私は此処で………昔のことはあまり思い出させないで下さい」
苦笑いを浮かべて席を立つ青年は,ほんの少しだが成長しているように見えた
END☆☆
描けたよ!友達いないから容姿が私好みになってるし画力は無いよ!
しかもこれどうみても清澄九r((
https://i.imgur.com/kMCR0TE.jpg
作ったけどなんだこいつみたいなのが出来た失敗作☆☆無理☆☆
ちなみにこの名前はクッキーみたいなお菓子だよ!お洒落!←
【名前】ロゼット
【読み】ろぜっと(そのまま☆)
【性別】おとこのこ
【種族】わかんない!
【能力】宝石を創造する程度の能力
【二つ名】jewel prince(宝石の王子様)
【危険度】極低
【友好度】高
【容姿】
めんどくさいからイラスト載せるよ☆
https://i.imgur.com/5uioSW0.jpg
男の娘が描きたかったんだよ。左上は元の姿。真ん中は失敗
まぁ性別なんてノンノン☆ちなみに身長は154p希望
【詳細】
無邪気で明るい性格。そこらへんの子供と変わらない
常に笑顔でいる。子供だからと思うが本人は自分だけは何があっても笑顔ではないといけないと思っている
容姿なんて気にしてない。
外の世界である小さな国の王子をやっていたが,戦いばかりで国が滅び,その時の呪いを解く為城と一緒に幻想郷へ逃げ出した。
呪いは解けたが向こうの世界での記憶はほぼ失っている。
容姿は幼いがいつも持っている宝石の力を使えば一時的に元の姿に戻ることができる(しかし30分のみ)
女の子と勘違いされていることが多いしまぁ実際の性別とかどうでもいいので比較的何処にでもいる
その代わり危険な目に合いやすい
あと日本語の間違えが凄い
普段は主に城の中にいる。一応王子の為、宝石で作られた兵隊や執事,メイド等に守られている
ちなみに普段の姿では戦闘力は0。
【能力解説】
『宝石を創造する程度の能力』
名前の通り様々な宝石を作り出すことができる
いつも持っている杖で宝石を作り出している。ちなみに服や冠の宝石は自作だと思われ
一応安いものから高価なものまで出す事ができる
【スペルカード(これは酷い)】
紅玉「情熱のルビー」
碧玉「深海のサファイア」
黄玉「誠実のトパーズ」
紫水晶「心の平和,アメシスト」
月長石「純潔のムーンストーン」
「輝くダイヤモンドと七つの光」
【台詞】
「はろー!キラキラ,宝石いーっぱい!
皆の笑顔,宝石みたいにキラキラしてる!皆キラキラ、はっぴーだよね……♪」
「さようなら。ボクの故郷。砕け散った宝石の欠片はもう輝きを捨てた………ボクには皆の笑顔でさえ守ることができない………」
イラストなんか画質悪くて見にくいですね。閲覧は自己責任でお願いします☆酷いですよ☆☆
202:◆VM hoge:2018/06/16(土) 18:59 ID:/y2 追憶〜運夜編〜
心を持った雫の欠片は、貴女の元へ届くでしょう
小さな紙飛行機は、宝石となりあなたの元へ。
そう、その宝石は僕の心。深く暗い真紅色のハート
例え貴女が振り向かなくとも、僕は永久に愛します
これは森の奥深くで暮らす孤独な少女の話
泉の近くの小さな家。そこには一見少年のような金髪の少女。つまり僕が暮らしていた
こんな森には誰も立ち入ろうとしないだろう
僕は産まれたときから孤独だった。親も何も見たことがない
人間達はみんな僕を差別する
そんな孤独な僕の元に、ある日一つの贈り物が
いつも通り近くの泉で一人で遊んでいた僕に、鈴の鳴るような澄んだ声で語りかける
「ねぇ貴女、こんなところで何してるの?」
初めて聞く人の声にゾクリと肩を震わせ恐る恐る声のした方を振り向く
そこには少し癖のついたピンク髪に、美しい顔立ちをした少女が立っていた
少女の問いかけに僕は「別に」と返す
それがこの少女との出会いだった
僕達はすぐに仲良くなり、ピンク髪の少女は毎日の僕に会いに来ては遊んでいた
そんな日々が僕にとっては特別だった
だが人間と僕は何もかもが違う。
彼女は永遠には生きられない
時が経つにつれ、少女はだんだんと僕より大きくなっていった
ある日彼女は僕に雫型の宝石がついたネックレスをくれた
楽しい日々にも終わりが来る。
望んでいなかった結末は思っていたより早く来てしまった
いや、彼女からしたら人生のほとんどだったのかもしれない
木々が青々と茂る初夏の日、僕は彼女と出会い彼女と別れた
彼女がいなくなって数年、この森に再び来訪者が訪れた
どうやら劇団への勧誘らしいが勿論断るつもり
だがしかし、それとこれは別だろ。癖のついたピンク髪、宝石みたいに青い瞳。
僕はその少女を見た瞬間息を飲んだ。
何だろうこの胸の高鳴りは……気が付くと僕は少女の手を取っていた。
神様は再び贈り物をくれた
「美しいマドモアゼル…愛しい僕のプレゼント……」
真っ赤な薔薇の花弁が、彼女の美しい髪を揺らした
例え叶わない恋でも良い。僕は永久に彼女をお守りします
首にさげたネックレスを眺めながら、今日も平凡な1日を過ごす
「賑やかだな…」
外では初夏の日差しが青葉を照らしていた
挿し絵だヨ
https://i.imgur.com/TU8P808.jpg
なんか作った記憶喪失くん
【名前】夢密 カナメ 《ヴァルキュリー・NCV(ナイトメア カタストロフィ三世)》
【読み】ゆめみつ かなめ
【性別】男
【種族】思い出せない
【能力】記憶を消去する程度の能力
【二つ名】記憶を無くした悲劇の偶像
【危険度】不明
【友好度】高
【容姿】
イラスト載せる
https://i.imgur.com/OkkUvUf.jpg
鎖で少し察せれる。身長158cm希望
【詳細】
いつもボーッとしてそうで作り笑いのような笑顔を浮かべている
話し方や性格はいつも落ち着いているがどちらかというとどっか抜けている様子
過去の記憶が消えてしまっているため自分は一体何者なのかも分かっていない。
過去に悪者のNC家の血を継いでいると知られ、様々な人間に恨まれ命を狙われるようになってしまった
人間は妖怪や自分達以外の生物を容易く殺める。化け物の彼はそんな人間達を恐れた
そして自分の存在を知る者すべてから自分を消した。しかし能力が暴走してしまい自分自身の記憶も消えてしまった
記憶が無い為、自分の本当の名前はわからない。あくまでこの名前は仮である。まれに記憶が甦って過去のトラウマに怯えたりと毎日大変そう。意外と友好的な性格
ロゼットとは仲がよく、忘れてしまったことを教えてもらったり今は楽しく過ごしている。今の記憶もいつ消えるか分からない為、この幸せはつかの間である。
所詮は神に愛されなかった孤独な化け物なのだから
【能力解説】
『記憶を消去する程度の能力』
相手の記憶を消去することができる。しかし塗り替えたり対象の記憶を操る事は不可能
対象の記憶のみではなく、自分自身の記憶も消すことができる。暴走すると自分の記憶全てが消えてしまう
【スペルカード(無理】
喪失「深紅の瞳」
喪失「記憶の奥底」
喪失「暗闇に閉ざされし記憶」
消滅「望んだ物は幸せな夢」
消滅「誰かの夢に誘い込まれて」
「遠い記憶と無の世界」
【台詞】
「さぁ、今宵はどんな夢を見せてくれるんだろうね……
いつか消えてしまう記憶なんて必要がない……だから俺は過去を消したんだ。」
「この世は悲劇ばかりだね……本当の幸せはいつ来るんだろう……俺は毎日怯えているよ。いつか消える記憶を恐れて」
〜記憶の狭間に残された夢〜
記憶の波に溺れて 孤独と哀しみを消し去る
共に消えるは血塗られた記憶 そして叶わぬ夢
これは本当に夢なのか 誰かが創った幻なのか
御伽噺のような願いが叶う夢は──
「ヴァルキュリー、君はもう悪じゃないんだ」
幼い俺に、父親はそう言った
俺の家系は悪党だと昔から知ってはいたが、俺には何故かわからない
こんなに優しい父と母が悪者なわけがない
俺一人がそう思っていても意味はなかった。所詮戯れ言にすぎないからだ
ある日家に一人の人間が来ては、別の場所へ引越しをすると笑顔で告げられ、俺達は人里へ行くことになった
その人間は幼い俺に優しく話していたが、これが地獄の始まりだとはこの頃の俺には分からない
父と母は俺とは別の場所に連れていかれた。
俺は一人小さな部屋で時を過ごしていた
一体此処が何なのかも分からない。
もう何日経ったのだろう。
「今から君のお父さん達の処刑が始まるよ」
意味がわからない。虚ろな目で人間に着いていく
目覚めると見知らぬ場所に立っていた。
処刑………?最初は理解ができなかった。
しかし、目の前の光景を見て全てを理解した
咄嗟に俺の腕を掴んでいた人間を振りほどき父と母の所へ駆ける
だが当然すぐに押さえつけられてしまった
古い鐘の音を境に、人里全体から歓声があがる
気が付くと視界は真っ赤で、父と母の姿は無かった
もう渇いた瞳からは涙も出ない
この日から地獄が始まった
最初は変な薬を飲まされ、傷が付いても何度でも再生できる体に改造された
もう此処からは逃げられない。死のうと思ってもダメだ
何度試しても死ぬことは出来なかった
そして人間達は俺を玩具のように扱った
最初は目隠しをされ、自分が何をされているかも分からない。ただ、辛くて苦しくて気持ち悪くて……
さらにたくさんの人間に売られ、その度に穢され、何度も何度もこう言われる
「お前は化け物の子供なんだ」と
血に塗れた身体を見せられこの血は穢れているのだと
人間達は人では無かったら容赦なく襲う。危険な生物だ
痛みと苦しさで流れる涙が、頬を濡らす
化け物、化け物と言われ続けて数百年。もはや今は何も感じない
たくさんの人間に出会ってきたが、もう感情は消えてしまった
続く(文章可笑しくてごめんなさい)
続き
嗚呼、今俺は何処にいるんだろう
この世は地獄だ。人間が存在する限り、残虐で非道な
もう何も感じない。何も聞こえない
反応が無くなった俺を、つまらないと言い持ち主はまた俺を売った
次の家は大きな豪邸。いくら金持ちとは言えど人間には変わりない
そこの主人も酷い人間だった
どこに逃げても無駄だ。無理に抗うのが間違っている
しかし、そこに居た一人の執事だけが俺に優しく接してくれた
傷だらけになった身体を優しく撫で、毎日優しく話しくれて、俺は初めての感覚に喜びが隠せなかった
あの笑顔で微笑まれることが大好きだった
ある日その執事と俺以外の主人達は遠くに出掛けることになったそうだ
主人達が出ていくのを見送ると、彼はこう言った
「今のうちに逃げなさい。君はこれから自由になるんだ」
そう言い執事は俺の腕に付いていた鎖を断ち切り、外へ出ろと言う
そんなことをしたらお前は………と言いかけたがその時は既に遅かった
どうやら執事を怪しく思っていたらしく、主人達はまた帰ってきたそうだ。
裏切り者と言われた彼に父と母を殺めたものによく似ている銃が向けられる
あの光景がフラッシュバックし、思わず目を反らした
見たくない。何度足掻いても意味がなかった
無数に響く銃声と共に、再び視界が真っ赤に染まっていく
次の瞬間、彼の身体が宙に舞った
「い、いやだああああ……!お願い…もうやめてくれ……置いてかないで」
地面に崩れ落ちる彼に震える手で縋りついた
泣きながら何度もそう叫んだ
今晩は今までに感じたことがないくらい酷い仕打ちを受けた
いつも以上に痛くて、苦しくて…意識が遠のくくらい
すると突然景色が割れた硝子の破片のように砕け散る
ヒビの入った景色は崩れ落ち、目の前の悲劇さえも消し去ってしまう
その景色が全て無くなると、辺りの景色はただの山奥
そしてすべてを理解した。
──俺の事を知る人間はもういない──
次の瞬間耐えられないくらいの頭痛に襲われた
「俺は………誰だ……?」
何も思い出せない。名前も、姿も、何者なのかも
全く分からない。なんで………
これは夢なのか?それとも現実?
永久に終わらない夢はこれからが本番だった
「ねぇ、君大丈夫?」
金髪の少年が倒れ込んでいる俺の顔を覗き込む
無言で起き上がる。ビックリした様子の少年をじっと無言で見る
相手はそんな俺に笑顔でこう言った
「ねぇ、君の名前は?」
頑張って思い出そうとするものの、全く分からない
思い出せない……そう呟いた
俺には眩しすぎる程の笑顔で彼は言った
それじゃあこれから探せばいいじゃん……と
幸せな夢の続きは、まだまだこれから
ゲスキャラが欲しかった
【名前】榊樹焔 祕
【読み】さかきえん ひそか
【性別】男
【種族】悪魔
【能力】賭けに必ず勝つ程度の能力
【二つ名】白黒のギャンブラー執事
【危険度】極高
【友好度】低
【容姿】
イラスト載せる
https://i.imgur.com/pig9J9v.jpg
身長160cm希望。
【詳細】
清楚で礼儀正しく、几帳面でしっかりとした性格…なわけ。表側の顔はとても優しいが、裏側に変われば人が変わったように面倒くさがり屋でひねくれた不良のように荒々しくなる
凄く腹黒い。ただの反抗期
魔界生まれの悪魔。一人前の悪魔になるため地上に来てみた。3人の中で実は一番歳下。初めて地上に来て勝手に忍び込んだ城でロゼットに雇ってもらう
最初は凄い反抗していたが最近は大人しくなった
金が好き
ロゼットとカナメにのみ優しい。しかし他をめっちゃ敵対視していて表ではもてなしてくれていても内心凄い言われているのでお気を付けて
たまに毒を吐きますが暖かい目で見てあげてください。わざとじゃないんです(わざと)
いつもどこからともなく金を貰ってくる。多分ギャンブル
銃や小型ナイフを武器に襲撃してくる
二人を傷付けたもの、もしくは彼等の願い、あと自分の私利私欲の為なら戦う。しかしめったに暴走することはない
魔界で結構偉い奴の息子だった為、たまに遊びに来ていた輝美とは知り合い。というか従姉妹のお姉さんみたいな感じでいつもからかわれている
【能力解説】
『賭けに必ず勝つ程度の能力』
金や宝、そして命を賭けたギャンブルに必ず勝利する能力。あまり……というかかなり使う場面は無いが、実は影で「今日の晩ご飯は王子が作ってくれるかくれないか」みたいな下らない賭けをしている(これは外れる)
あと金の為
【スペルカード(無理】
悪賭「純粋で残酷な世界の裏」
悪賭「魔神黒鉛弾」
悪賭「命の賭け勝負」
魔漣「ジャッジメントナイフ」
魔漣「ダークブラッディブースト」
「表か裏か、死のギャンブル」
【台詞】
「金出さねぇなら問答無用だっつーの!やめて助けて命だけはなんて聞かずに発砲!種族性別容姿年齢問わず全員かかってこいよ!賭け勝負なら負けねぇぜ!」
「うわぁぁぁ!?なんで此処にお前がいるんだ!?
逃げろ王子あいつは悪魔より悪魔だ!捕まると終わるぞ!何回背骨折られたと思ってんだよ!」
美麗魔歌追加キャラ
【名前】神楽咲 梓桜
【読み】かぐらざき あずさ
【性別】男の子
【種族】付喪神
【能力】書いたことが現実になる程度の能力
【二つ名】奇怪で愉快なmontage
【危険度】高
【友好度】低
【容姿】
イラスト載せるよ
https://i.imgur.com/uzejYRE.jpg
身長はかなり低く団員の中でも幼い方(見た目も脳も)。身長143cm希望
【詳細】
頭が可笑しいと疑われるほどうるさい&ナルシスト
なにがなんでも自分が一番だと思っていて馬鹿にされるとやけに悄気る。でもすぐ立ち直る。実際うるさいだけのただの子供。発言の殆どが嘘であり本音を言うことは少ない
かなりの我が儘で奇人
文字の付喪神。脳みそはちゃんとしていない模様
とりあえず自分が一番美しいし偉い()
一人称は私と書いて「わたくし」と読むよ
人と関わることを好まず意外と一匹狼
何故か惷と那覩のことを慕っている
常にビー玉を持っていて、このビー玉で透かした文字のみ能力で現実にできる
実は昔惷と那覩が遊び半分で使った魔法で復活してしまった付喪神。能力的に少々危険と思われてしまい昔ある者に封印されてしまった
今のナルシストな性格もただのキャラ作りであり発言も文字のように嘘ばかり
その嘘を本当にするために能力を使う
美麗魔歌集団所属。担当は作曲、作詞、台本作り等裏方が主
演劇や舞台には「あいつ」にだけは会いたく無いらしくあまり出演しない
いつも里に出て行っては沢山の人にご迷惑をおかけして帰ってくるのがお約束
どれが嘘でどれが本当なのかは不明。
【能力解説】
『書いたことが現実になる程度の能力』
書いた文が全て現実となる。例えば「明日は晴れ」と書くと本当に晴れになったり。ちなみに本人は自分の良いようにしてる
しかしいつも手に巻き付いているビー玉を翳した文字のみが現実になるため、無くしたりしたらおしまい
【スペルカード(無理】
珠詩「嘘と本音のジグソーパズル」
珠詩「ひび割れた硝子のピース」
珠詩「危険な文字綴り」
夢想曲「封印された詩」
狂詩曲「非現実的な大舞台」
「奇天烈奇怪、狂気の唄」
【台詞】
「私の詞には意味があるのです!此処に記した言葉は全て現実となる!つまり今貴方がいるこの世界も全て私が作り出した夢……というのは嘘ですよ…♪」
「うっ……この私に悪戯をするのは恐るべき罪だと知らないのですか!?はぁ…君達は宝物を雑に扱う人間なのですか?脆くてすぐ壊れてしまうのですよ?」
〜東方梓夢現〜Dreams and reality poemer〜
・エピローグ・
これは平和な初夏の幻想郷に訪れた奇妙な異変の話
心地よく吹く風。そろそろ梅雨明けだろうか
まだ鮮やかに咲き誇る紫や青、桃色の紫陽花の花を見ながらそんなことを考える
梅雨明けの眩しい陽射しにつられ、庭に出た霊夢は少しこの幻想郷に漂った不穏な空気にゾクリと肩を震わせた
そしてその嫌な予感は的中
庭の掃除をしていると長めの紙のくっ付いた万年筆のような矢が飛んできた。急いで顔の前でそれを受け取る
その紙を開くとたくさんの文字が洒落た紙に羅列されていた
『人里、皆夢を見る
夢、我の願いを叶えるだろう
パズルのピースは全て揃った
繋ぎ合うモンタージュが貴殿を襲う
黒炎の花火力を持つ
赤の銀河(Milkyway)は飴を降らせる
銃口が向く先は勝利の道
碧の星、冷酷な飛影の魔法
紅の星、可笑しな幻の魔法
嘘で出来た偶像の破片
さぁ手駒は全て動き出したぞ
嘘か?真か?夢か?現か?言葉のパズルに終わりはない』
脅迫でもなんでもない。
これはまさか何かの予告か?それとも悪戯?
そう思い霊夢はまず最初に書いてあった人里へ向かった
「嘘………」
そこで見た光景は手紙の通り、とても奇妙で奇怪で、恐ろしい光景だった
人が誰一人居ないのだ
外から中を覗いても誰もいない。
夢を見るって………いややり過ぎだろ
とか思いながら確実に理解した
これは新たな異変であると………
霊夢は急いで異変の解決へ向かった
続く
1面〜強さを求める黒の星〜
とりあえず生きているもの……見た感じ人里の人間は皆居ないようだ。
不思議なことに今日はあまり妖怪達も姿を見せていないな…
ドカーン………!!
すると山の方から爆発音が聞こえた
悪い予感がする黒い煙がモクモクと立ち込めている
さては……と思い霊夢はその場所へと飛んだ
「う、うわぁぁ!?こっちに来ちゃ駄目ッスよ!」
「あ!ちょっとあんた待ちなさい!」
見覚えのある奴が此方に爆弾を飛ばしては霊夢から逃げるように山の奥に逃げていく
どうやら此処の山中にのみ何かいる……とりあえず霊夢は逃げた鉄夜を追うことにした
ちらちらと妖精や妖怪が現れ此方に弾幕を飛ばし、道を妨げる。
まぁあまりにも日常茶番すぎて余裕なのだが
ずっと進むとやはりあいつがいた
黒のヒーローのくせに何故こんな所で悪さをしているのか……
まだ此方の様子に気付いていない鉄夜に霊夢は大声で怒鳴る
「ちょっとあんた!なんで人里がこんなことになってるの!?」
霊夢に気が付いた鉄夜は、慌てて逃げようとしたが『あの人』に足止めをしておけと言われてしまった為、逃げることが出来なかった
「ごめんなさいッス!でも仕方ないッスから足止めさせてもらうッスよ!」
そう言うと鉄夜は投げやり……と言うな感じで勝負を仕掛けてくる
黒の爆弾が次々と飛んでくれば煙を出しながら墜落していく
かなり煙く視界も悪い……あまりにも此方に不利な状況であり霊夢も少しは手こずっていた
隙を見て相手を攻撃するも、ある違和感に気づいた
『いつもより明らかに戦闘力が上がっている』と
そして先程言っていた"あの人"とは誰なのか……
考え事をしている暇はない。取り敢えずこれは進むのが先だ
「幻想花火-黒火華!」
するとさっきまでの弾幕とは違う……黒だけではない、赤、青、黄、緑………様々な色の花火が弾や煙となり霊夢を襲う
たくさんの音が飛んできては消える。
明らかにいつもより戦闘力は高まっているものの、やはり攻撃力は霊夢にとって軽いものだった
負けじと張られた弾幕で霊夢は攻撃を返す
大きな爆発音……
「ううっ……やっぱり力が足りないッス…」
煙にまみれ服を煤だらけにし、傷だらけでそう言う鉄夜
その鉄夜の襟を掴み少し怖い顔をして霊夢は問いかけた
「あんた、いつもより戦闘力が上がってるわね?
何をしたのか吐きなさい」
そう言うと怯えた顔をした(当たり前だ)
「うわぁぁ!すみません、!
どうしても明日の腕相撲大会に勝ちたくて……」
なぜそんなくだらない理由で……
鉄夜は相当怖いらしく涙目で必死に謝るが、霊夢は溜息をついて問いかけた
『なぜ力を得た』のかと……
「そ、それは……」
俯いて黙り込んでしまう鉄夜に流石に悪かったと思いもう一度深く溜息をつき「それじゃあ先に行くわね」と言い飛んで行く
気が付くと空はもう夕焼け、次の手がかりを探すためにオレンジの空を駆け抜けた
明日はまた晴れだろうか
☆。.続く:*・゜
2面 〜夜空に瞬く甘い星〜
夕焼けの空に浮かぶオレンジの太陽はあっという間に沈んでしまった
気が付くと空には月が浮かび星が瞬く
そういえばと先程の手紙を見るとあることに気がついた
『黒炎の花火力を持つ』
これは鉄夜のことか?だとするとこれは予言……
それとも文字を現実にしているのか?
それじゃあ次はとその下の行を読む
『赤の銀河は飴を降らせる』
ちょっと待て銀河と飴の関係とは……
考えながら空に目を移すと、宙に輝く星たちが不気味に赤く輝いていた
すると辺りに結界のような空間が現れ、中から無数の弓矢が飛んできた
ちょっ!?不意打ちすぎでしょ……とか思いながらも攻撃をしつつスイスイと避ける
「やはり霊夢さん……easyには行かないようですね
少し早いでしょうが、私が追い返しましょう…!」
聞き覚えのある透明感のある声
風に靡く黒のマント、揺れる金色模様
流れる赤い短い髪に星空の映る紫の瞳
あの時のように威圧的だが冷徹で落ち着いた視線を此方に向け、構えていた弓矢を下ろす
「あんた……また地上にやって来て何の用かしら?」
久しぶり…等何の挨拶もなく維蛾を睨み付けつつ何故またやってきたのか問いかける
風が2人の間を吹き抜け
「宇宙では私のWishは叶いません。ですからEarthまで来ました。あの人はどんなWishでも叶えてくれます」
怪しげな笑みを浮かべ維蛾は霊夢の問にそう答える
2人の間に不穏な空気が漂い、空高く上がった月が2人を照らす
「邪魔をするなら潰すわよ?そいつの居場所を吐くなら許してやるけど」
「このFavorは無駄にできません。Stallingくらいしてやります」
「死にたいのね?」
「そうは言ってません…♪」
『紅翠「春夏秋冬、夏の花」』
そう言うと30秒程の沈黙の後、維蛾はまた弓を構え不敵に笑った
それと同時に花弁のような弾幕が霊夢を襲う
星の瞬きと共に舞う弓矢と夏の花弁
「さぁ、夢に咲くFlowerを咲かせましょう!もう私のDreamは叶っているのです!」
とうとう本格的な攻撃を仕掛けてきた維蛾
霊夢は再び不思議なことにがついた
前に戦った時と戦闘力は変わらないのだ
鉄夜の様子から黒幕は対象の攻撃力を上げるような能力でも持っていると思ったのだが…
維蛾に確実に攻撃を仕掛けながら花弁を躱す
何故だか分からないがその花は甘い香りがした
維蛾の弾幕を避けながら霊夢も攻撃をし、少しずつ維蛾の体力を削っていく
『宙霊「深霊弓矢-Space Ghost」』
維蛾がもう一つのスペルカードを発動した
今度は花弁と共にもやもやとした霊魂、そして弓矢が飛んでくる
今回は遊びのようで本気を出していないというのは分かるが流石にきつい
そろそろ維蛾の体力も尽きるだろう
その隙を見て霊夢はトドメとも言える攻撃を仕掛けた
爆発音と共に甘い香りと可憐な花弁が散る
「私が稼げるTimeもこれくらいでしょう……」
そう言い維蛾は攻撃を止めた
「で、あんた…なんの為にこんなことを?」
先程言っていた願いとは……薄々感ずいてはいたがもう一度問いかけた
「私の星には無いSweetSをいっぱい食べたい…ですから!」
その無駄に元気な返事に唖然とする霊夢
鉄夜といい維蛾といい、こいつらはそんな下らないことがお願いなのか
安いやつだなと思いながら「そ、そう……」と返し先を急ぐ霊夢
キラキラと輝く星空。空には天の川が広がっていた
そういえば今日は七夕だっけ?
満天の星空の下、次の願いは何なのだろう
3面 〜銃声響く金剛の森〜
黒幕は一体どこに潜んでいるのだろうか……
今のところあいつらは居場所さえ吐かないし……それとも居場所が分からないのだろうか?
ただ本当に使われているだけ?
疑問は募るばかりだ
キラッキラッと森の一部が光る
まさか………そう思いその光った場所へ飛ぶ
近付くにつれて森中に鳴り響く銃声が聞こえてきた
森に辿り着いたものの、聴こえるのは大きな銃声のみだ
するといきなり此方に向かって弾が高速で飛んでき霊夢に向かって鋭く研がれた宝石まで飛んでくる
「ハハハハハ!!お前ら全員道ずれにしてやるよ!」
暗くてよく見えないが、月が高く上がり森の中も月明かりでギリギリ顔が見えるくらいだ
その声の主を見ると、霊夢は少し呆れた
「誰かと思ったら魔界の坊ちゃんじゃない……地上まで来て悪さしてんじゃないでしょうね?」
安心したような逆に苛つくような微妙な感情で呆れ顔でそう言うが、祕の方はまさかの相手が知り合いで唖然としている。しかも思いっきり図星である
此処で賭けとか言ったら確実に死ぬだろう。まぁ死なぬが
とりあえず理由を話すと、霊夢は祕の髪を引っ張り引きずった
涙目になりながらも振りほどこうと暴れる祕
「だー!?やめろ!何すんだよ正直だったじゃねーか!」
「そんな中学生みたいな理由で勝手に来るんじゃないわよ!帰りなさい!」
まるで問題児を説教する先生のような口調でお祓い棒を祕の頭に叩きつける
少しスッキリしたのか祕を解放するが、そのまま祕は森の奥へ逃げて行った
あっ、ちょっ、待てコラ!そう思いながら急いでおいかける
森には鴉や獣等の動物が沢山いるため、視界が弾幕で遮られながらも進んでいく
前から見覚えのあるキラキラした宝石のナイフや銃弾が飛んでくると共に、霊夢は祕が近くにいることを確認する
「観念しなさい!」霊夢がそう言うと攻撃が止む
「は、早え……」木の上に乗っている祕がそう呟くと、溜息をつき空を指さし霊夢に宣戦布告をした
「それでは先程の賭け……是非乗って差し上げましょう。あの二人を巻き込むことになるかも知れませんが……巫女のヤロー様は私に今夜敗北します。さぁ,まもなく夜の11時を過ぎます!いざ、ジャッジメント……!」
空に指された指を下に振り下げると共に、祕の周りに円状に浮いていたナイフが、銃弾と共に高速で飛んできた
キラキラと光る七色の宝石が、霊夢を捉え当てようと攻撃をしてくる
直ぐに結界を張り、攻撃を防ぐが前に遊んでやった時と攻撃力はあまり変わっていない……
やばいこいつ餓鬼のまんまだ
口に出すと可哀想なので一応言わなかったが、厄介なのに変わりはない
『悪賭「魔神黒鉛弾」』
発動されたスペルにより弾幕の形態が変わる
暗黒とも言えるほど真っ暗な木々の隙間から、黒光する銃弾が次々と飛んでくる
一撃喰らえば深手を負うだろう………
しかしこの一撃一撃は祕自体の体力も奪い、体力の消耗量も半端ないらしく時間は少ない
その時を霊夢は待っていた
だんだんと攻撃が弱まる。今だ
此方の弾幕を受け、ふらつきながらも次の攻撃へ移った
魔漣「ジャッジメントナイフ」
すると真っ暗だった視界が突然明るくなった
7色の宝石、金や銀のナイフが当たり前のように飛んでくる
キラキラと輝く宝石は、月に照らされますます輝く
「ジャッジメントだ。お前はこれで終わる……」
そう言うと共に銃が下ろされる
大きな爆発音が聞こえた。もう終わりだろう
今回は俺の勝ち……とでも思っていたその時ー
残念だったわね……と耳元へ声が聞こえた
急いで振り向いた頃には遅く、倒れていたのは祕の方だった
霊夢はその気絶寸前の祕の長い髪を引っ張り無理矢理聞かせるように言う
「あんた相変わらず弱っちぃわね……さ、約束通り賭け金寄越しなさい。まぁ足りない分はお得意のギャンブルでいけるでしょ?」
相変わらず鬼のようなことをほざくと祕は思いっきり霊夢を睨み付けると、疲労なのか眠いのか地面にへばってしまった
続く
4面 〜再び見参、風の魔法〜 前半
祕には悪いがその場に置いてきたままにした
まぁすぐに起きるだろう……ご愁傷様です
霊夢の優しいところはさっきの請求金は冗談だというところだけだ(それだけだ)
月に照らされ星は輝き、空には大きな天の川。森も明るく見えてきた
ざわざわ………と不吉な予感のする風が木々を揺らす
「おいあいつら3人とも殺られたのか?」「しっ!うるさイな…バレたらどうするノ?」
耳を澄ませるとコソコソと聞き覚えのある声が二つ聞こえた
試しにそっちの方へ少し石を投げてみると、案の定厄介な魔法使いコンビ、惷と那覩が慌てて出てきた
やべっとでも言うような様子で逃げようとする二人だったが、霊夢は子供を捕まえるくらい容易く二人の肩を掴む
「「じゃんけんぽん」」
同時に低めと高めの声が響く
こいつら…呑気にジャンケンなんかしやがって……
イライラしながらも待ってやったが、どうやら結果は惷が勝ったようだ。「それじゃあ今回は俺がやらせてもらおう」
いつの間に解放されたのか、惷がニヤリと笑う。月光に照らされその笑顔はもっと不敵に見えた
「それじャ、私は向こウで待ってルよ♪」
ひらひらと手を振り待てと言う隙も無く那覩は森の奥へ消えていく
そんなのを見ている暇もなく夜の森の中では目立ちやすい青く光るまるで流星のような弾幕が張られ、霊夢の周りを囲む
これでも避けるのは困難だ……
挨拶がわりだと声を出さずに口だけで言い風のように飛べば、霊夢は惷の姿を捉え睨みつける
「またあんた達が黒幕?」
「ああそうだ…まぁ正確にこの異変を起こしたのは俺の"仲間"だけどな」
霊夢の問いかけにニヤリと笑い妖しげにそう言う
「あんたの仲間って……また那覩かしら?」
さっき逃げた那覩のことを思い出しまたあいつかと問いかけるものの、惷はクスリとも笑わずに否定する
こいつが無表情なのは日常茶判事だがまさかそれ以上…
頭の中で綺斗だな。とか勝手に決めつける
そんなことを考えているうちに惷が口を開いた
「この異変の黒幕はどんな願いでも叶えることが出来る
文字に書くだけでそれが現実になるんだ」
その言葉で大体を理解した。さっきの3人のおかしな場所も、人里の人間が消えてしまったことも
「だが此処は簡単に通さない。俺は1度お前に敗北した……それのリベンジだ!覚悟しろ!」
そう叫ぶと惷は青の魔法陣を描き、先程と似た流星のような弾幕で攻撃を仕掛けてきた
先程とは似ているもののやはり避けるのは難しい
どちらとも今は互角なほどの戦闘力だ
創極「シャイニング・スターライト」
その言葉と同時に魔法陣がギラギラとまるで星が目の前にあるかのように輝き出す。
一斉に霊夢の方へ放てばキラキラ…シャンシャンと鈴が鳴るように四方八方へ
なかなかやるな……と思いながらもギリギリの所を避ける
『黒幕』と思われるやつがもう一人いると考えれば少し不安にもなるが、ここは持ち直して……
目が眩むほど眩しい弾幕が止み、もう終わりかと思ったその時
惷が空高く飛び、その姿は月に照らされまるで影絵のようだった
また何かするのだろうか……そう思ったが気が付けば惷の姿は無くなっていた
「ハッタリか………」逃げられたと思いそう呟く
『もう終わリかと思ッた?』
突如聞こえたその声は、森全体へ響き渡った
続く
友達が設定考えてくれました!ありがとう!
【名前】珠美 玖祐
【読み】ますみ きゅうすけ
【性別】男
【種族】魔界人
【能力】性別を転換させる程度の能力
【二つ名】魔界に君臨する独裁者
【危険度】極高
【友好度】高
【容姿】
https://i.imgur.com/K1qdhre.jpg
身長168cm希望。顔の良さが表せない
【詳細】
普通の時はニコニコしていて優しい好青年
しかし男にも関わらず祕にガチ惚れしてしまい彼の前だけで人が変わったように変な性格になる
匂いが好きで隙があれば祕の匂いを嗅ごうとしては逃げられている。逃がさない
ちなみに凄く顔が良い。黙っていればハーレムできるほど女にモテる
魔界生まれの魔界人。祕が幼い頃からの知人でそれから考えると実はかなり歳上
顔は良く祕以外には普通な優しい性格なので彼を好む女の子は多いという噂。本人は別に悪くは無いらしい
相手の性別を変えてでも結婚したい
実は魔界の中ではかなり有名人で偉かったり
祕に近づく為に最近はロゼットとカナメを地上では珍しいもので餌付けしている。
腕に巻き付いている鎖での攻撃が主。そんなに戦闘や弾幕遊びはしないものの戦闘力は祕の何倍も高い
いつも飴やチョコを持っていていつでも子供を餌付けでにるようにしている
昔魔界で祕と出会い、いい匂いがするとかいう理由で一目惚れ。その後しつこく付きまとい不法侵入セクハラストーカー等の行為をしたら二度と家に入るなと祕の両親に怒られ出入り禁止とされてしまった
しかし本人はまだ懲りていないので地上まで来ました
【能力解説】
『性別を転換する程度の能力』
人の性別を転換することが出来る。まぁこの能力でよく祕を女にしたり色々しているが怒られる。凄く怒られる
しかしあまり祕以外には使わない
彼が戻れと唱えることで元の姿に戻ることが出来る
【スペルカード】
鎖鎌「ファンタスティック・クロス」
鎖鎌「月光蝶の鎮魂歌」
鎖鎌「甘い魅惑のドロップス」
色恋「転換リバース♂♀」
色恋「マジカルロリポップ」
「甘い蜜君にも降り注げ」
【台詞】
「はいまた魔界から地上へやって来ました…☆勿論愛しの祕の為にね!なんか甘い薫りがするね…まるでキャンディみたいな!本日限定キャンディドロップ☆★キミにも降り注ぐといいね♪」
「俺は祕と出会う為に産まれて来たんだ!だから祕は俺を好きに使っていいし俺も祕を好きに使える!よしじゃあ結婚しよう!ほら婚姻届ならあと判子だけだよ!」
もはや東方関係なし
私立柳川学園☆軽音部
☆「イェーイ!今日も一日元気に声出そうぜ!あ、校門前に上手いケーキ屋あるの知ってる?誰が俺と行く?てかむしろ来て!」
【名前】杜乃 和季(もりの かずき)
【年齢】18
【担当】ドラム
【説明】軽音部部長。高二。イメージカラーはオレンジ
常にハイテンションで毎日が楽しい。本当は三年なのだが出席日数と学力のせいで留年した。とりあえず甘い物を愛している。リーダーとしての素質はあるもののすぐサボって皆とケーキ屋に行こうとする
☆「いや別に隠し事とか何もしてないし…俺の実力でできるかはわかんないけど…ていうか俺の同学年と同い年どっちも留年なんですけど……」
【名前】闇咲 魅鳥(やみざき みどり)
【年齢】17(こっちでは)
【担当】エレキギター
【説明】一応副部長。高二。イメージカラーは緑
毎度お馴染みの鬱くん。幻想郷や本当のことは隠して暮らしている。こっちでは普通の男子高校生を演じているつもりだが碧にはバレそう
☆「またサボりか?よく懲りないな……あと次赤点だったらもれなく説教に補習が付いて来くるらしいぞ。教師をぶん殴ろうと思った。つかコラァ!アオイィ!寝ない!」
【名前】矢辺 柊真(やべ とうま)
【年齢】17
【担当】ベースギター
【説明】高一。留年しました第2号。イメージカラーは青
中学の時はヤンキーでそのノリで高校に行ったものの派手に留年。今は真面目で几帳面な性格を作っているがたまに不良出てくる。碧とは幼馴染。バイクテク、ドライブテクが半端ない
☆「ご、ごめんなさい……ボク男だから……えっ………?そ、それだからいい……の?んっ、あうう…この人全然帰らないよ………助けてトウマ……」
【名前】颯海 碧(はやみ あおい)
【年齢】16
【担当】キーボード
【説明】高一。イメージカラーは紫
無表情無感情でどこか抜けているように見えるが勘が鋭く少しだけ魅鳥の秘密に気づいている。柊真とは幼馴染で何かある度に助けてもらおうとするほど好き。無表情に見えて本当は人懐っこい実は有名ピアニスト。最近の悩みは男子に告白されること
☆「うおおお!センパイ達マジリスペクトするっす!すげー!やべー!かっけー!あ、俺っちギターとかやったことないっすけど多分いける!頑張ります!」
【名前】一之瀬 春兎(いちのせ はると)
【年齢】16
【担当】ボーカル
【説明】高一。イメージカラーはピンク
スーパーウルトラ元気なバンダナボーイ。凄い元気、もう夜でも寝れないくらい元気。いっつも目キラキラさせてて先輩達をリスペクト中。ハイテンション2号。楽器経験無しだから歌。先輩に憧れた+モテたくて入部した
5面 〜天邪鬼魔法少女、再び参上☆〜
「ちょっと!早く出て来なさい!」
その声は虚しくも森の奥へと消えていく
ふと足元を見ると一羽の鳥……烏だろうか?鳩だろうか?とりあえずそのような鳥が首に紙を吊るして霊夢の前に立っているのだ
なんだこいつと思いながらもその紙を取って開く
真っ黒な紙いっぱいに大きな赤い文字で『ツイテコイ』と書いてある
その紙を読みもう一度鳥の方へ目を移すとその鳥は前へと進んでいく
罠かもしれないが書いてあった通りついて行ってみた
気が付けば森の奥へ奥へと進んでいっている
あいつら2人がいるということはこの森の最深部は奴らのアジトだろう
そして最深部にはきっとこの異変の黒幕が……
森の中は真っ暗で、僅かな月の光を頼りに歩くしかない
「やァ、本当に来たんだネ……♪」
何度も何度も聞いてそろそろ聞き飽きてきた声が暗闇からした
キラキラっと紫色の光が霊夢の周りを囲む
あまりにも突然だったが嫌な予感がした……上に避けると同時にその光は槍に代わり、元いた1ヶ所を狙い当たり落ちた
これは卑怯だろ……まぁあいつなら普通にやる事かなと思いながら気配がした方に攻撃を仕返してみる
「うわぁッ!」「おーいあんた〜隠れるなんて卑怯やめて出て来なさーい」
案の定出てきた那覩に軽く棒読みでそう言う
「仕方ないナ……『星夜「マジックトリック・スーパーノヴァ」』」
そう呟くと、空から流れ星のような流星のような……カラフルでキラキラと輝く弾幕が降ってきた
動きが読めず何発が喰らうも体制を立て直し反撃をする
先程の惷のように逃げられる訳には行かない
幸い暗い視界の中で那覩を見つけ帽子を吹き飛ばすことまでは出来たものの、圧倒的にあいつが有利だ
激しい弾幕戦が何十分か続き、やっと楽になった………
と思ったその時だった
青い魔法陣と共に無数の槍が降ってくる
そういえばもう一人いたのだった………上に向かって弾幕を放つも奴らは何処にいるか分からない
今は奴らが現れるまで攻撃するのみだ
「それじゃあ次は」「平和的にいこうかナ…♪」
やっと二人が姿を現せば平和的に……と。つまり卑怯は辞めるということか
『双永「スターライト・ダブルウィッチ」』
霊夢の下に青と赤の魔法陣が現れれば、その魔法陣は激しい光を放ち霊夢を包み込む
その光はまるで結界のように霊夢を閉じ込め弾幕を発する。
当たったら一溜りもない。ここで時間でも稼ぐつもりだろうか
すると、あることに気が付いたら霊夢は結界のような光に向かって攻撃を開始した
ガンガンと良い跳ね返されるも確実に同じ場所を
避けながら攻撃するのには慣れているが時間も今回は限られている
暫くすれば、なんとその光にヒビが入った
パリーン…………!
ガラスの割れるような音が鳴り響くと同時にその結界から出てくる霊夢
「ちょっ!?シュークン!やばいよ!」
「だが十分時間稼ぎはでき……」
2人が焦っているうちに霊夢はすぐ2人の後ろに回り込み方を掴んだ
恐る恐る後ろを振り返ると今きも怒りそうな霊夢の顔
やばい逃げようと思ったものの手遅れだ
「はーい雑魚のあんた達。黒幕はどこにいるの?」
コテンパンにされた後、ニコニコとした顔で問いかけてくる
もはや恐怖でしかない
反抗的な顔をしながらも無言で指を指す
そっちの方向へ進んでいくと、その場所は森の中にも関わらず広く終わりが見えない大きな空き地
空の星は眩く輝く
そこには一人の少女のような……多分少女?ん?が霊夢の方に笑いかけ立っていた
続く
6面 〜嘘つきの物語〜
「初めまして、我が名は齋鄒華。ケーキ大好き二重人格手品師でありんす……♪まぁ嘘ですけど」
からかうように嘘をつく少女…?
黒幕と言われる赤髪の少女……のような少年は余裕そうな表情を浮かべ霊夢を見下ろしている
霊夢はこいつに聞きたいことが山ほどある。この異変の
目的は何か、何故嘘をつくのか
「あんたは、なんで嘘をつくの?」
一番最初の問いかけはこれだった
ニコッと笑うと、その綺麗な月に手を翳してその手を口に当て少年は語りだした
「それでは、貴女だけに私の過去の話をしてあげましょう……
" 私が産まれたのは今日のような夏の涼しい夜
満月の怪しい月に照らされ、星達一つ一つが連なり一つの道を作るそんな夜に行く宛もなく何も知らない、産まれたばかりの私にはこの空がなぜ輝いているのかも分かりませんでした
付喪神である私はこの場所を離れることは許されない。動くことは出来たものの決まりにより離れれないのです
そんな一人ぼっちのある日、私の元へ若い夫婦がやってきたのです
私は幸い永遠に子供のままでした
私を捨て子だと思ったのでしょうか。二人は私を優しく抱き抱え、「もう大丈夫だよ」と囁き、私を暖かく包み込んでくれました
夫婦は家が貧しいながらも一生懸命私を育て、私に〖愛〗というものを教えてくれました
人の心なんて付喪神には分かりません
夜の空を見ていると、梟がお前は人間とは暮らせないと鳴きますが、私にその意味はわかりませんでした
少し成長すれば家の外に出るようになったものの、私を知らない人々は私を避けます
友達もおらず友情という心は分かりませんでした
そんなある日、私の元へ一つの光が
『友達になろう』
一人の少年がそう言い私に手を差し伸べこう言うのです
こんな嫌われ者に近付くなんてそんな変わり者は居ないだろう。彼と出逢うまではそう思っていた
友情等知らない私は彼の手を振りほどき人生で初めての嘘をついた
『友達なんていらない』
彼はその時どう思ったのだろうか
彼はなんで笑ってくれていたのだろうか
彼はどうしてその手を話さなかったのか
人は沢山いるのに、私を何故選んだのか
そんな疑問を彼にぶつけることは1度もありませんでした
彼と過ごした時間はとても楽しく、素敵で、まるで雨露のように美しい時でした
彼は毎日私の作った『嘘』の物語を聞いては笑い、両親と同じように私を褒めたたえる日
彼は、私に〖友情〗というものを教えてくれました
幸せだった世界の反面、残酷な神は私を陥れようとするのです
両親は病に倒れ、呆気なく私を残し他界しました
今日も彼と遊んでいつも通りの日々……と思いきや、家で沢山の血を流して二人は倒れていた二人を見た私は〖哀しみ〗そして〖憎しみ〗という感情を覚えることになりました
そして、その少年は青年になり私よりも遥か大きく……
彼は『なんで梓桜はおっきくなんないんだろうな』と冗談交じりに笑い私の頭を撫でます
その時の青年の顔が、私は大好きです
私の嘘の話は延々と続きます
私の話すデタラメを聞いて笑ってくれていた貴方。
貴方が笑っていたのはきっと………私の話があまりにもデタラメで、可笑しくて、有り得ない話だったからでしょうね
明くる日も明くる日も彼の隣で寄り添っていたいと思っていました
ある日書いた1文『波は空を包み込み、空は怒りの声上げる』
その文を彼から貰ったビー玉がなぞりました
次の日になると、空を真っ黒な雲が覆い大量の雨が降り、川は氾濫して大洪水となり、人はどんどん飲み込まれていきます。何人もの犠牲者が出ました
その大氾濫は夜まで……次の日の朝まで続く……
次の日になると、一人の女が私の家へやって来ました
『お前は早く元の場所へ帰れ。危険なんだ』と
意味がわからない。うるさい……煩わしい……黙れっ……そう呟きながら俯く
私は惜しくも彼にお礼も言えませんでした
反抗した私は、筆の付喪神として危険だと封印されてしまったのです
デタラメ集めの毎日は幕を閉じ、私も目を閉じ夢を見ます
最後に言いたかった……彼へ『ありがとう』── "
まぁ、こんな話は全部……嘘なんですけどね」
息抜き軽音部SS
ミーンミーン………ジジジ…………
今日も外では蝉が煩く鳴いている。夏休みに入り授業もなく、軽い気がするが重い気持ちでバッグと相棒のギターを持って俺は部室へと走る
今日も一番乗りか。部室はムシムシと熱が篭もってますます蝉が煩わしく感じる
これも冷房がつくまでの辛抱だ。ピッと静かな部室にスイッチの入る音が響く
「はいはーい!俺っち一番乗り〜!……ってあれ?ミドリパイセン!?」
こいつは後輩の春兎。ボーカルのハイテンション2号だ
春兎は暗闇で楽器を用意する俺にびっくりしているがこれが日常だ
「1年の補習は終わったのか?」
楽器の用意をしながら口の中で飴をコロコロ転がしている春兎に問いかける
「はい!さっき終わったっすよ!多分もうすぐでアオイも来ると思います!」
そう言いドアを開いてキョロキョロするもまだ来ないようだ
ちなみにアオイ……こと碧は春兎と同じ一年生の後輩。担当はキーボードだ。補習に行くほど頭は悪くない…むしろいい方なのに何故行くのだろうか。というか何故遅い
俺の予想だが多分また男子に絡まれてるのだと…
「はいはーい!俺一番乗りー!ってうわっ!?明るっ!?」
来た。ハイテンション1号こと部長の和季だ
なんで声がするのに一番乗りと思うのだろうか……
いつも通り片手にシュークリームを持っての登場。相変わらず甘いものが好きだな
あと残り二人で揃うな。と思っていると勢いよくドアが開きガツンと大きな音が鳴る
「チッ、あいつらもよく懲りねぇな」
頬に傷を負ってイライラしながら部室に入ってきた眼鏡。こいつは柊真。言っちゃいけないが実は元ヤンだ
様子から見るに恐らくまた碧に絡んでた男子を殺って来たのだろう
で、それに担がれているのが碧。何故か男子にモテている
「と、トウマ……そろそろ…下ろし、て?」
また今日も他のやつに絡まれてたのか……全員が察している。此処が男子校だからか、女みたいな顔でおしとやかな碧はこっちの言葉で言うホ〇にモテる
まぁ皆男子ばっかで女に飢えてるんだろうな
しばらくすると部長が1枚の紙を持ってきた
「今年はこのコンクールに出場するぞ!」
あのスイーツバカとは思えないほどやる気に満ち溢れた表情だ
初めての大会である為1年の碧、春兎、そして追加部員の柊真はマジマジとその紙を眺めている
去年は色々あって前までいた3年生は皆辞めてしまったが……今年こそ良い成績を残してやる……なんて柄でもないことを言ってみたりもする
幻想郷ではこんな気持ちになることなんてない。だからこそ頑張れるのだ
まぁ俺が異世界の人なんて知ったら皆失神するだろ……とかニヤニヤしながら思ってみる
「ミドリ……楽しいこと、考えて…る……?」
なんでこいつはいつも気付くんだ……からかうような視線を送ってきてますます嫌だ
幸い低脳軍団は気付かないが
「それじゃ、皆今日も練習するぞーー!」
部長がただでさえでかい声をさらに張り上げて気合を入れるように掛け声をかける
『おー!!』
振り上げた手につられて俺達4人も声を合わせる
やっぱり音楽って楽しいな。俺はもう少しだけ高校生生活を過ごしても良いだろうと思っていた
だって、こんなにも楽しくて幸せで鬱になる暇もない
幻想郷内であんな奴らに出会わなければ
「おいお前!暇そうだな!ヒーローやらないか?」
【お盆休みの怖い話(嘘ですよ)】
「暑い〜…早く中に入れてくれ〜」
今日からお盆休み……ということで祕、ロゼット、カナメの三人は輝美の家に遊びに来たようだ
外は相変わらず夏のすごい暑さで蝉はうるさくて…嫌なところしかない
扉を叩きながらなるべく早くと急かす祕
「……貴様等…常人の目をしていない…さては私と同じ凍てつく漆黒の氷麗眼(ダークネスノーザンアイ)の持ち「それくらいにしとけ」
玄関を開けたのは何回か見た事のある着物の少女。確か名前は楓埜だったかと……
意味不明なことを言ってくる少女に突っ込んだのはツッコミ役の紘斗だ
二人が出てきたということは輝美は留守か
と思っていたら奥からでてきた
「ねぇねぇ!村まで買い出し行ってくれない?」
はい全力で潰したい。多分ここに居る5人皆思っただろう
「2人だけでいいから!じゃんけん負けた人!」
手を合わせてお願いをする輝美に皆は仕方ないと言った顔で手を出す
祕は嫌すぎて能力で逃げたのだろう。負けたのはカナメと紘斗。こいつら気合うのか
「それじゃ、お金渡しとくからスイカと麺とキャベツね!余ったらなんか買っていいよ!」
溜息をつきながら紘斗がお金を受け取って出ていった
相変わらず外は暑すぎてやばい。俺は火だからいいけどカナメくんは大丈夫なのかな?とか思ってたらなんかピンピンしてた。顔の割に体力あるんだな……
森の中は暑さも少しは和らいでさっきまで無言だったが会話も弾んできた
「紘斗さん…これ……」
そう言いながら蝉の抜け殻を見せてくる。そうか、いつもお城にいるからあまり見た事がないんだな
「ああ、それは蝉…あそこら辺でミンミン言ってる奴!が出てくる前……みたいな」
曖昧な説明すぎて申し訳なくなったが「そうなの?」とか言いながら目をキラキラさせながら聞いているカナメくん。ちょっとだけキュンときたのはほっといて
街につけば暑すぎるせいか、あまり外に人は出ていなかった。そりゃあこんな異常気象…出るのは自殺行為だろ
とりあえず頼まれていたスイカと麺と……それを揃えた後余った金でカナメくんに棒アイスを買ってみた
すっげぇ嬉しそうにしてて微笑ましいっていうか…兄貴にでもなった気分みたいな
そんな平和なまま帰ろうとしていると、森の中で一人の男とすれ違ったんだ
この森に俺たち以外の人なんて珍しいとか考えてたけどそいつとすれ違った途端、隣を歩いていたカナメくんが突然崩れ落ちて震え出した
反射的に彼の身体を支えるが、今までに無いくらい動揺しているようだ
「やぁ、まさかこんな所で出逢えるなんて……♪奇遇ですねぇヴァルキュリー……いや、夢密カナメ君♪」
俯いてそいつの顔も見ない…いや見れないのだろうか
まるで惚れ惚れとするかのように彼の髪を触りながらそういう男
「触るな………っ!」
って何言ってんだ俺!?明らかに怖そうな相手に向かって睨みきかせてるし……でも今更後戻りは出来ない
支えていた彼に触れる手を結構な力で払い除けそう言ったものの、奴は一瞬驚いた顔をしたが直ぐに笑顔になった
「友達まで出来て……幸せですね……」
そう言う奴の笑顔は、目に光がなく不気味で何処か底のない恐ろしさを感じた
続く
ゆっくりゆっくりと此方に近付いてくる奴に逃げるようにして静かに意識を失っている彼を抱いてなるべく遠くへ……そんなにこいつは恐ろしいのか
しかしそんなのは無駄だった。俺の前に移動したかと思うと抵抗する間も無く思いっきり鳩尾に攻撃を喰らわされ、ギラギラと光る眼球が俺を捕える
幸い不死だから直ぐに再生はしたものの、強い衝撃で肝心のカナメくんの手を離してしまった。やばい
「好みの顔をしていますが感度が無いようでつまりませんね……」「それで結構だ!遊ぶならカナメくんじゃなくて俺にしとけ!」
なんかもういいや!死なねぇし!
生意気なことを言ってしまったせいか、奴はニヤッと笑えば高速で俺の首筋に刃物を突き付ける。
ヒヤリとした金属の感覚が首に触れ夏の暑さも感じない……その時俺の背後からキラキラ光るナイフが飛んできた
それと同時にあの執事が俺の横を通り抜ける
「おいテメェ…俺の連れに何勝手に手ぇ出してんだコラ!」
俺の首に触れていたナイフが下に落ち、目の前にいた少年の胸倉を掴んでは睨みつける祕さん
いやいやこの子柄悪すぎだろ!死んじゃうから!
そんなことは言えるはずがない
「またカナメの『オトモダチ』ですか…はぁ、綺麗…本当に最高ですよ……♡毎日毎日君のコトを考えていた…」
真面目にこいつやばいやつだ。言う言葉一つ一つが生々しい。カナメ君の方は綺麗に眠ったような顔で気絶している…のかな?
祕さんがその男に殴りかかろうとすると、突然フワッと良い香りがしたと思えば目に入ってきたのは金髪の美少年。殴りかかろうとする祕さんの手を抑え、キラキラとした装飾品を揺らしながら笑顔でゆっくり口を開いた
「カナメくんは、ボクの友達だから……キミには渡せない」
優しい笑顔でそう言う少年にゆっくり手を振り下げようとする男を見逃さなかった祕さんが咄嗟に手を振りほどく。「王子、その見た目で今出てくるのはやめて下さいまし」と……
王子……ってロゼットくんか!?明らかに髪の毛長いし目の色も違うけど……
そんなことよりこの状況をどうするかだ
輝美が居ればどうにかなったものの、勿論家にいるだろう
「オイヒロトォ!此処は俺等二人でやんぞ!王子!カナメは頼んだ!」「あっ、は、はいっ!!」祕さんが俺の服のフードを引っ張りそう言う。……え?と思いながら曖昧な返事をしても従おう。ま、まぁあの2人に危ない事はさせない方がいいが……
祕さんの言葉にやれやれと言ったような顔でカナメくんに寄り添うロゼットくん。本当に王子様みたいだけどそんな呑気なこと考えてたら死ぬな俺……あはは……
祕さんはぐいいと俺の髪を引っ張りながら歩かないで欲しい
ピリピリと張り詰めた空気が漂い俺達を包み込む。相変わらず少年の表情は変わらない
「ヒロト。死にそうになったら逃げる…分かったな?」小声でそう伝えられ無言で頷く。そして体に炎を纏う。チリチリ手袋の焼ける音が聞こえるがそんなの気にしない
俺達がこんなに好戦的にも関わらず相手は薄い笑みを浮かべて突っ立ったままだ。何か考えでも……
俺は、これからそいつがどんなに恐ろしかったかを知ることになる。
続く
途中ですがその少年が誰かを……
【名前】憂御蔭 スピカ
【読み】うずみかげ すぴか
【性別】男
【種族】隠し神
【能力】神隠しを起こす程度の能力
【二つ名】人間隠しのディストラクション
【危険度】極高
【友好度】極低
【容姿】
https://i.imgur.com/v7OiZbr.jpg
身長165cm希望
【詳細】
極悪非道で自分の私利私欲の為ならどんな犠牲が出てもどうでもいい。手に入れたいものはどんな手段を使っても手に入れる。独占欲が強く1度手に取った獲物は絶対に離さない。かなり病んでいる
また美しくないものはただの食料だと思っている
好きな食べ物は人間の血肉とザクロ
普通の世界の裏側、幻想郷と反転した世界で独り暮らしている。目をつけた物は必ず手に入れなければ気がすまず、気に入った相手を見つけては自分の世界へ引きずり込む。滅多に此方の世界にはやって来ないものの最近はカナメを取り返そうと現れたりもする。肉弾戦はあまりしないものの、催眠術や魔術を使う
皆が忘れたはずのカナメの記憶を唯一覚えている者
何故覚えているかは彼にしか分からない。実はカナメの家族が亡くなってしまったのも彼に関係したりする。何回も何回もカナメをもう一度自分のものに戻そうとするが、よく邪魔が入り失敗に終わる。幸い玖祐にのみ逆らえない
対象以外にはあまり興味が無い
独りぼっちでも良いと言う彼の過去は謎に包まれている。玖祐は何か知っているようだが、何故か汚いものを嫌いいつも悲しそうな顔をしている
彼の生き物らしい生気の漂った雰囲気を見た物は誰もいない
友達も味方も家族もいない
【能力解説】
『神隠しを起こす程度の能力』
この世にある穢い不必要なものを神隠しに合わせ、自分の世界で自らの血肉に変える
自分好みのものを世界へ引きずり込むこともあるがその場合は相手が壊れるまで遊んでやる
【スペルカード】
骸屍「エインヘリヤルのレゾンデートル」
骸屍「グラン・ギニョール」
骸屍「束縛の縄」
死狂「魑魅魍魎なマリオネット」
死狂「穢れたもののレゾンデートルとは」
「連続少年神隠し事件」
【台詞】
「綺麗な顔の子を見ると、ついついいじめたくなっちゃうんですよ♪ああっ、ヴァルキュリー…今日も美しい僕のマリオネット…♪さぁ、僕の元へ帰っておいで」
「僕だって幸せになりたかった……毎日友人と笑い合い、両親に愛され、キラキラと輝ける場所がある…。
だからって、人の過去のことをぺちゃくちゃ口に出すんじゃねぇ……」
【続きだけど色々と注意】
俺も祕さんもあいつの罠にハメられたことに気がついた時は既に遅かった
足に力が入らない……なんかの催眠術だ?死なないなら動けなくすればいいということか。クソッ……この野郎……
ある程度の攻撃は仕掛けたものの、俺達の力では到底敵わない
「おいテメェ!近付くんじゃねぇ!」
2人の方へ行こうとする少年に大声でそう叫ぶ祕さん。そんな声には見向きもしてくれなかった
「駄目だ祕!そろそろ魔法が解けちゃう……っ!」
そう言うと同時に、キラキラと宝石の欠片が一つの杖になって戻ると気が付けばいつもの彼がそこにいた
王子、逃げろ!!!ーーどうやって術を解いたのか、祕さんがそいつに向かって走る。………解けた!
それにつられて俺も援護をしようとして……
[To be continued]─────
なんで俺のために皆が苦しんでるんだ。震えて動くことも出来ない
そう、全て思い出した。あいつが全ての元凶で、また繰り返すんだ。永遠に。終わらない夢を……悪夢を
ロゼットも祕も紘斗も皆。全部俺が悪くって、何処に逃げても囚われてるって
「やめて……やめ、て…ごめんなさい、っ…!」
もう嫌だ。近付くあいつに泣きながら訴えた。
「なんで泣いているんだい?キミは僕のところに帰れて幸せだろう?なぁ、ヴァルキュリー……♪」
そう言って笑う彼の顔は昔のままだ。俺を穢し全てを奪ったあの笑顔
その冷たい指先が、頬に触れる。頭の中はずっと同じことばかり。今すぐこの世から消えたい。どうして消してくれないんだ?何故俺の死を許さない?触らないで。皆不幸になっちゃうから
解放された筈の首輪がまたキツく絞められる
離れ消えた筈の触手がまた俺を束縛する
彼の耳元で囁く甘い声とするっと身体を撫でられる感覚が鮮明に思い出され、痛くて怖くて苦しいあの感覚も全てが……俺にとって恐怖でしかない
もう二度と大事な人を失いたくない。絶対に失わせない
「分かった……もう、好きにしていい……から……っ!?」
俯いてそう言うと、突然強引に口が塞がれた。
久しぶりに間近で見る彼の顔はやっぱり綺麗なのに、何処か笑っていない。怖い
「それでこそ僕のペットだ♪」
唇を離され髪を撫でながら、優しい笑顔でそう言う
でも、これでいいんだ。俺が大人しくしていれば皆はもう傷つかない
彼はさらに続けた。
「あの時の問題をもう一度出してあげようか…」と
問題の………答えは分かっている。何故そんなことをもう一度聞いてくるんだ。その笑顔のままで。
「何故、皆が君を欲しがるんだと思う?」
「……俺の、俺達の血が穢れてて…俺は化け物、で……」
言いたいことはわかっているのに上手く舌が回らない。意識を朦朧とさせながら途切れ途切れにその答えを言う
思わず涙が溢れてきた。だって、なんでこんなことになっているかが分からないから
父さんも母さんも何も悪くない。俺だって──
何度もこれは夢だって信じた。でも違かった。これは確実に現実……悪夢という名の
「それは違う」
彼が涙を抑える手を退けて、口封じのように人差し指を俺の唇に当て否定する。そして続けた
「君の一族は特別で、死ぬには勿体無い。その中でも君は特別美しかった。
皆君を欲しがって、どうにかして手に入れようとしたんだ。君の幸せも、何もかもを全てを奪ってね」
何を今更言っている……?全てを……じゃあ、その全てを返して。返してくれ………気が付くと俺は座ったまま彼奴の胸倉を掴んで叫んでいた
そんな理由で俺を奪ったのか?俺以外の犠牲はどうするんだ!返せ………と
お前だけは絶対に許さない
続く
「そんなに気を悪くしない……少々気が荒くなってしまいましたか?ヴァルキュリー」
相変わらずの調子で服を掴む手をさり気無く払い除け、あの名前を呼ぶ
「その名前を口に出すな……」
睨みつけながらそう呟く。だって、俺はもうヴァルキュリーじゃない
「テメェ!まだ終わってねぇぞ変態ヤロー!!」
「全治10分経ったぜ!完全復活!リベンジマッチだ!」
突然大木の倒れる音がする。真っ赤に燃える炎と金や銀のナイフが目に飛び込んできた
気が付くと周りは暗転して、眩しい世界の幕は閉じた
もう少し、この永い夢を見ていたかったな
[……To be continued]
あの子が帰ってきてる?まさか……彼なら自分の世界へ閉じこもったはずだ。
森の中を駆けて行くと音は近づいていく
見覚えのあるシルエットが現れると確信した。スピカ……戻ってきてたのか
咄嗟に彼に殴り掛かろうとする祕、紘斗君の手を抑えスピカへ問いかけた
「久しぶりだね……☆今日のドロップはサニーだけどキミのドロップはレイニーかな?」
俺が口を開いた瞬間その場にいた3人の体が硬直する
まぁ可愛い祕が固まるのは当たり前だけどスピカは久しぶりだし、紘斗君に限っては初対面だしね★
なぜ固まる少年よ
生憎こんな登場になっちゃったけど夏旅行だよ☆
それよりこの状況は……まぁ予想だけど、スピカがまたカナメくんに絡んで俺の祕が怒って、紘斗くんは巻き込まれて、ロゼットくんは変身解けてダウン中?あ、合ってる?やったね☆★
「すみません。僕やっぱ帰ります。」
「初めて気があったな。俺も帰る。」
おいお前ら僕が来た瞬間テンション下げるんじゃない泣くぞ。まぁこの状況だしまたなんかしただろうし完全にスピカは悪者かな?
はーい頑張ってお兄ちゃんが挽回するからね〜
本当はもっと沢山祕とイチャイチャしたかったんだけどな……まっ、今日はお掃除係さ
大丈夫大丈夫、カナメくんの記憶は消えちゃいないよ。かなーり昔の記憶は消えてるけどね☆
スピカだって昔は祕みたいに可愛かったんだけどね〜
「玖祐さん。前に僕の身長が160越えたらもう付きまとわないって言いましたよね?」
あれ?そうだったっけ?結局俺の方が身長高いし分かんないや。とか思いながら身長を比べてみたり
俺って意地悪バットキャンディちゃんだからすぐ忘れちゃうんだよね
懐かしいな〜とか昔のことを思い出しながらニヤニヤしているとますます周りが不穏な空気になる
「あ、あの………」
おはようカナメくん!やっと目を覚ましたみたいだけど多分スピカとの再会が気まずいよね!
まぁ今日の俺が来た理由は祕じゃなくてスピカの改心と二人の仲直りを手伝うため。霊界と魔界の便利屋も楽じゃないよ
「玖祐さん。これ以上僕の昔のことを言わないでください……僕は永遠に独りでも平気ッ……!?」
「うるさい!ドロップロケット!」
お口チャック☆睨むな★ってことでスピカの口ん中に飴を突っ込んでみました
10秒くらいの沈黙。やべっ、結構奥に刺さった?とか思ったけどモゴモゴしてるから多分平気だね!流石!
とりあえずカナメくんに全てを話してみた。話を少し軽くして
今カナメくんの中のスピカは可愛いもの大好きな純粋ぶってる14歳の男の子☆ある日変なオニーサンに連れてかれ(以下略)っていうイメージにしたよ!
うわスピカ激おこ。これでひとまず安心かな?
ま、俺もそろそろ仕事に戻んなきゃだし妹分に会ってから帰るか
「ほーら帰んな。同期に会う気ゼロなの〜?」
「嫌です!また馬鹿にされるでしょう!」
なんかやけにヒラヒラしてる服を掴んで後ろへ引ずる。
お前は何言っても強制連行だ
後ろでキャッキャ話してる子達が可愛く感じるよ
とりあえず睡眠中のロゼットくんをおんぶして祕と紘斗くんにスピカを任せてみた
俺の前だと魔術は使えないし腕力祕以下だから!(決して祕を舐めてるわけでは……)
あ、そうだ。また仲間たちにもあって欲しいとか…
続く
「玖祐兄さん!帰ってきたんだ!」
俺達の声でも聞こえたのか、輝美ともう1人見たことない女の子が中から出てきた
こんな暑いから中にいていいのにな……なーんて思ってみたり
スピカの件が終わったから家では祕と思う存分イチャイチャしようと思っている。てかする
家に入ると、俺の家じゃないんだけど何だか懐かしい気がした。前に何度か来てたんだっけ
向こうが盛り上がっている間に祕に抱きついたりしてみたけど怒られた。冷たくない?
「祕〜☆そんな照れないで☆」
とか言ってリベンジをしていたら突然悲鳴が聞こえてきた
「ギャァァァァ!!?壁から幽霊が出てきてる!!」
声的に紘斗くんと楓埜ちゃんロゼットくんらへんかな?
その場所に行ってみると申し訳ない気持ちになった。壁から出てきてるの知人です。幽霊ですけどね
「う〜ら〜め〜し〜や〜……」
こらこらそこまで幽霊にしない
「社長さん〜……あんまスキンシップしすぎちゃダメだよ〜」
パッと顔をあげて笑顔でそう言うその犯人
怖かったのか3人は震えている。かっわいいなあ
輝美は嬉しそうだけどスピカは現実から目を逸らしたそうにしている。させるか
「ごめんごめん☆ちょっとあまりにも可愛くって★」
………ガゴン!いてっ!
後ろを向くともう一人が怒って待っていた。やべー
あ、この二人が誰かって?二人とも俺の会社の仲間さ
幽霊のほうはソラくん。殴ってきたのはガイだよ☆
「スピカくんも輝美ちゃんも久しぶり〜♪元気にしてた〜?」
「あんた達に会わなければ元気に帰れました」
ニコニコスマイルでそう問いかけてるソラくんにでさえ冷たい対応のスピカ。お前また会社に戻すぞ
「二人ともも元気そうでよかった!姉さんとかも元気してる?」
やっぱ盆休みっていいよね………♪
まぁ俺の会社の皆の説明はまた今度☆★ごめんね☆
そろそろ俺も仕事に戻んなきゃだし、可愛い祕にはまた夜とかに会いに行くから今日はこれくらいで……
無言で俺を引きずろうとするのをやめてほしいな〜
お盆休みももうすぐでおしまい……皆は夏を満喫出来たかな?……そうかそうか、キミはエンジョイできたんだね☆お利口さん☆
ん?キミはあんま出来てない?でも雰囲気だけでも楽しめたんじゃないかな♪
それじゃ、そろそろ虫も鳴いてきたし…外も暗くなってきたから俺は帰るよ☆
今日は綺麗な夕焼け空だから明日は晴れだろうね
俺はまた仕事でバイバイだけど近々遊びにこよっかな
今宵も素敵な夢を見られますように……
それじゃあマジカルミラクルドロップス☆★
紳士も淑女も皆、バイバーイ♪
【おしまい(俺達の夢はまだまだ続くよ)】
六面 〜デタラメ夢幻詩集〜
「私にはあんたの言っていることが嘘には見えないけど………」
どこか悲しげ笑う梓桜の顔は、霊夢には本当のことを言っているように見えたようだ。『嘘』だと言う言葉の方が『嘘』に感じる。しかしそれが分かるのは本人のみだ
図星なのか、霊夢の言葉に苦笑いをする梓桜。心は痛むものの、この異変の為にも仕留めなければならない
「容赦しないわよ」
そう言ってお祓い棒を構える
「こちらこそ手加減は抜きです。まるで幻のような一節を、星降る天ノ川と銀河の宇宙へ願いを込めて……かつて約束したあの日の願いを……」
「それも嘘でしょ?」
「バレましたか」
ヘラヘラした笑顔を浮かべると、キラキラッと流れ星が空を走る。
「珠詩『嘘と本音のジクソーパズル』」
眩い星の輝き、それをさらに引き立たせる月の明るさ、そして風に靡く綺麗な髪……まるで芸術のような景色だ
紫、黄、青の弾幕がまるでパズルのように繋ぎあっては分かれ此方へ攻撃を仕掛けてくる
弾幕の方向が不規則な為避けるのも困難だ
終始無言で攻撃を避けは撃ち…………の繰り返しだ
パズルのような弾が無くなれば次はこれまた様々な色の弾幕が霊夢を囲む
弾の色は不揃いで、中には合わない色の配色もあった
その弾が霊夢目がけて次々と飛んでくる
「狂詩曲『非現実的な大舞台』」
その声と共に、その弾幕と共に、空にレーザーの糸が引かれる
赤と黒の眩く光る糸、不規則な弾幕が弾けて砕かれ、そしてコロコロしたカラフルな真珠のようになり辺りに散る
「なかなかしぶとい……ようですね」
そろそろ梓桜も疲れてきたのだろうか、弾幕が一時的に弱まった
今だ………!と、留めを刺そうとしたその瞬間、美しく優しく光を照らしていた月が眩しいくらいにギラギラと輝き出し、そしてリン…リン……と、何かの音が共鳴する様に鳴り出した
「奇天烈奇怪、狂気の唄」
梓桜の手の内にあった紙がばら撒かれる。たまたま見えた文字は死、とか殺、とか……なんとも不気味で物騒なものばかりだ
ばら撒かれた紙から文字が浮き出し、弾幕となって襲い掛かる
「そんな悪い言葉使ってたらお仕置きするしかないわね」
乱雑な文字を避け、お祓い棒を振り下げる
パァン………!と、それと同時に水素を爆発させるような軽やかな音がな響いた
「うぅ…噂通り………。思っていた以上に強かったですね……」
ボロボロになった梓桜ががっくりとした様子でそう言う
無言で胸倉を掴む霊夢。そしてそのまま淡々とした口調で命令をする
「あんた、なんでこんな下らない異変を起こしたの?まずは一刻も早く里を戻した後にあの雑魚達を元に戻しなさい。そしたらうちの神社で5ヶ月間アルバイト。分かった?」
あまりにも多すぎて梓桜も唖然としているが、とりあえず先程の紙を破いて全てを元に戻した
「ご、5ヶ月間アルバイトは勘弁を………私も暇では……」
「あんた女みたいだから服ならあるわよ」
そう言いながら強引に梓桜を引っ張っていく
七夕の夢は叶わなかったが、夏の星は美しく輝いて、秋の用意も万全のようだ
梓桜の本当の願い事が叶うのはまだまだ先の話である
〜エンディング1〜
「うう……游朶さん強すぎッス!誰も勝てないッスよ!」
2ヶ月に一度ある腕相撲大会。今回は1位になれば1ヶ月サボりOKとかいうヒーローらしからぬ行為に及んでいたが、毎回游朶の勝利だ
唸り声をあげながら蹲る鉄夜と腕を捻られ苦しむ暁。
「俺のせい俺のせい俺のせい………………」
瞬殺され1回戦で摩夏に負けた魅鳥は自己嫌悪に陥っている。流石に勝者も苦笑いだ
「やっぱりあの時あの人を信じとけば……」
ついつい呟いてしまった言葉。自分で言っておいて疑問に思った。"あの人"って誰だっけ?
最近は奇妙な出来事も多いものだ。
「鉄夜ー少しゲームの相手してくれね?」
「あっ、勿論ッス!」
考え事をしていると向こうの世界のゲーム機を手に持った摩夏が話しかけてきた。我に返ると少しテンパリながら了解。
とりあえず楽しければいっか!
★the end★
〜エンディング2〜
「大変ご迷惑をお掛けしま・し・た!!!ほらクソガキ、帰るよ」
イライラしている様子で宵夜が維蛾を無理矢理お辞儀させる
今回の件を謝りに来たのだろうが、珍しく騎士が皆神社へ来てくれた
「すみません!ついearthのsweetsにつられてしまって……」
「つられてしまってじゃないでしょお?ガキのせいで私達も道連れになってんの!」
「ひいぃ……!お許しを!」
見ていて可哀想な状況になっているが、正直言って霊夢にとってはすごく厄介だった
もっとボコボコにしてほしいがそんな気持ちはしまって………
「反省してるならいいんじゃない?」
あっさりと許してしまったものの、宵夜の怒りは治まらない。周りの二人………いや凛羅は寝ている會嵐が可哀想に見えてくる
ただでさえ厄介な宇宙人のくせに二度とこんなめんどくさい事には関わって欲しくない
霊夢はせいぜい星で王様でも守ってな〜とか思いながら彼女らを見送った
🌏the end💫
〜エンディング3〜
祕が目を覚ました頃には、もう七夕の夢のような不思議な夜は終わっていた
眩しい朝日が目に入ってきて痛い
確か昨日の晩………何をやっていたんだっけ?
何だか不思議な感覚が襲ってくる。怖いような楽しいような。まるでギャンブルみたいにエキサイティングな………良くわかんなくなってきた
「ひそか!やっと見つけた!どこ、行ってたの?」
聞き覚えのある声がすると座っている祕に向かってロゼットが飛びついてきた。続いてカナメもこちらへ駆けてくる
寂しかったのか、すごい困り顔で……
「いや、なんかここに来てましてね……それより王子にカナメ、お腹空いていませんか?」
考えても思い出せないものは仕方ないだろう。
笑顔で2人にそう問いかけると無言で頷いた
「そうですよね……それじゃあこれから2人の大好きな餡蜜でも作りましょうか」
そう言うと二人はキャッキャと子供らしく喜ぶ
赤い髪の子供………あいつは何だったのだろうか
少し変な気分だがまぁ良いだろう
それより心配なのは昨日賭けた物を霊夢に返さなければ……莫大な金額を請求してきそうでとても怖い
💎the end💸
〜エンディング4〜
「巫女服似合ってるわよ〜」
変な異変を起こした罰として、3ヶ月博麗神社のアルバイトをさせられることになった梓桜
一日中客のいない神社の落ち葉を箒で掃き続けている
「私はどんな服でも似合いますけどいつまでこんな暇なことを………」
思わずため息が出てしまう
時は過ぎて今はもう葉は色付き始めている9月の頃
青々と茂る夏の葉は、爽やかに揺らいで青の空に色を足す
こんな景色にも詩をつけてみたい
ふと思い出した彼のこと。今は亡き友の形見
不思議な事に、霊夢にヒビを入れられたビー玉は元の形へと戻っていた。割れた形跡も何も無い
でも、梓桜は少しだけまだ彼がどこかに居るような気がしたのだ
「今は何処にいるかも分からぬ友よ、見ていますか?私は今新しい生活をしている。少年よ、貴殿の幸せを私は願おう」
空に手を翳して、そんな詩を心で綴ってみる
少し強い風が、神社の木々を揺らした
✒the end🎼
🎸文化祭🎤
教室に響くのは国語の授業をする先生の声。俺の席は1番窓側の真ん中。丁度綺麗な景色が見えて心地良い
窓から入ってくる風に運ばれて、秋らしい金木犀の香りが教室中に漂う
外は前までカンカン照りの空の下青々と緑が茂っていた。今ではゆったりとした快晴の空の下で黄や赤に染まっていっている
学園祭の頃にはもう葉は散り始めるだろうか
放課後、
「ミドリパイセン!部長!学園祭っすよ学園祭!」
まるで突進するかのように春兎が部室に突っ込んでくる。そうか、もうそんなシーズンか。
今年も勿論軽音部はライブをするつもりでいる
まぁでも部長や皆もクラスでの出し物もあるだろうしな……この季節は何故かワクワクする
ちなみに俺のクラスは学園祭に有りガチすぎるお化け屋敷。普通かよ
部長は3年だし凄い出し物するんだろうな……。柊真のクラスは確か展示だったっけ?
春兎と碧は初めての部活か。春兎は知らんが碧はメイド喫茶って………いや皆の魂胆見え見えすぎる
「おーいミドリ〜!お前の兄と弟みたいなの来てるぞ〜!」
どうでもいいことを考えていると部長のでかい声が響く。兄と弟って、まさか……
「おお!此処が魅鳥のアジト2か!」
あーごめんなさい皆俺が悪いんだ全部。こんな暑苦しい奴が来たのも俺のせい。俺のせいだ
うるさいうるさい何で俺の楽器に触る。おいそれはベースだ殺されるぞ
会わせてはいけないヤツらを会わせてしまった……
ほんとにすみません部長。てかうるさいわ。主に隊長がな
ていうかもう彼処で先生と柊真が睨み合いしてるし。鬱だ
「はいはいそこまで。そこの坊ちゃん、あんまそいつに関わっちゃあ魚になっちゃうぜ?」
二人の間に鉄夜さんが割り込む。柊真はやべぇサツだ…とでも思っているのだろうか?
先生も図星だから笑顔で引き下がる
というか今日のこいつらは何をしに来たんだ……
そう思っていると摩夏さんが肩を叩いてきた。そして引きづられる
なんとなく話の内容は察した。
俺が続けている時間についてだろう。
「魅鳥……そろそろ"彼等"を元の時空へ返してやれ……!」
馬鹿みたいなことしか言わない隊長が深刻な顔をしながらそう告げる。こんな事は何回もあった
現代の人間を幻想郷の者と関わらせるのは危険だ
そんなことは知っている。でも、俺は彼等を一生生かすつもりでいるんだ。「お前に俺の気持ちが分かるはずがない」
そう冷たく言い放ちその場を後にしようとする
「待て。隊長の言っている通りこれは危険ッス。お前を逮捕……なんてことはしないから止めてくれないか」
腕を掴み逮捕につられて深刻な顔をする鉄夜さん。その腕も振り払おうと抵抗する。
「お前らもしつこすぎだ。本人が危険に気付かなきゃ意味が無いだろ?」
捨て台詞のように摩夏さんがそう言う
その言う通りだと思ったのか、隊長も鉄夜さんも、先生も黙り込んでしまった
沈黙の中、4人を無視して俺は部室に戻って行った
入ってきた俺の元気がない顔に、不思議そうにする皆。俺は、いつまでこの時間を巻き戻せばいいんだ?
続く
暇つぶし、いつもの
今日も五月蝿い人混みの中を歩いて帰る。
一日は終わりきちんとしていた制服も放課後には乱れ、電車の発射の音が鳴る。
灰色の空からは大粒の雨が降っている
その空の下真っ黒な傘を差して歩く
俺はどうせ現世でも郷内でも役に立たないんだ
なにもできない小さな虫は必要なのだろうか
その答えを教えてくれる人はいない
周りよりも劣っているのは知っている
頭も運動も仕事も力も、体力も心も
彼等は俺にとって眩しすぎた。だから操るんだ。
彼等と居ると幸せだ。だから離さない。
俺はお前らと違って人のことなんて考えない。考えられない無脳だから
そして今日も俺は自分の首を絞める
日に日に増える刃で自分を痛めつける
俺は何時になれば死ぬんだ
生き物は死んだら何処に行くんだろう。
教えてくれよ。死んだら何が残るんだ。何故生きなければならないんだ。教えてくれ。
力を持った音楽が消えたら俺には何が残るんだ
毎日人が居なくなるのも不幸になるのも苦しむのも、努力が認められないのも頑張っても無駄なのも夢がないのも全部俺が悪いんだ
全部俺のせいだから、早く眠らせてくれないか。永遠に。
この世界は無機質な俺には眩しすぎたんだ
いくら手を伸ばしても伸ばしても届かない痛み
両手を広げても何も落ちてこない
一生彼等の後を走って追い続ける
そんな人生を送っている俺は……
特に俺がいじめられている訳でもない。省かれている訳でもない。独りなわけではない。
周りは皆俺が独りで生きていけないと思っている
俺は独りでも歩いていける。だからほっといてくれ
鬱な気持ちになりながら幻想郷へ戻ってくる
いつもの疲労感が全て襲って来て今にも吐きそうだ
向こうとは違ってこっちの空は澄んでいる
でも何でだろう。
こっちの方が全然気持ちが悪い
俺が死んだら皆どうなるんだろう。喜び笑い手を叩いて、散々言った後に忘れるんだろう。
そしたら俺はどこに行くんだ
無言で家のドアを開ける。
人外の声もうるさい。うるさいんだよ。
部屋に入るとゆっくり目と耳を塞いだ
静寂程落ち着くものは無い
俺も早く静かで誰もいない真っ暗な場所へ言ってみたい
そしてまた呟くんだ
俺は必要が無い。全部俺のせい。死にたい。なんて馬鹿みたいなことをね
昨日また増えた傷をリストバンドで隠し、手形や縄の跡がついた首に包帯を巻く。
寝癖を治す為に見た鏡の向こうには世界で一番嫌いな奴の顔が映っていた。
そしてまた今日も一生懸命声を聴くんだ
続き
ここのフレーズはどうしよう。歌詞はやっぱり明るく楽しく……そうだ、文化祭を機会にでバンド名とか付けてみたり……!
「おい杜乃!何ボーッとしてんだ!留年スレスレでよくそんな態度ができるな」
俺がボーッとしてたのに気付いた先生が出席簿で思いっきり頭を叩いてきたのでやっと我に返った。怒られるとクラス中から笑いとからかう声が波のように大きくなる
「反省はしてます!昨日バイトで忙しくて……」と本当のことを言ったのにまた殴られた
ムッとしながらも懲りずにまた考える
曲は今日作るつもりだ。俺の作った曲を皆が演奏して春兎が歌う……そう考えるだけでワクワクする
バント名は皆色んな案を出してくれたがさんざん考えた結果これは『Rainbow☆Sea』にしてみた。虹色の海だ!
色々なことを考えているうちにチャイムが鳴った
今日の部活は曲の確認と演出についての話し合いだ
しかし不思議なことにいつも碧と来る柊真が今日は4時半までにやってこなかった。
キィ……とゆっくり部室のドアが開く
「部長、すまない……去年シメたヤツらが因縁つけてきやがって……」
申し訳なさそうに俺達に頭を下げる柊真
見せられた手紙には確かに書いてあった。しかも『もし来なかったらお前らの舞台は破壊する』と
「え、これ……」「ヤバくないっすか…?」と口々に碧と春兎が呟く
今日は大事な話し合い……だけれどまた今年も問題を起こす訳には行かない
「……それじゃあ話だけはつけてくれ。だが約束が二つある」
満を持して柊真の前にブイサインをしそう言う。
「一つ目は暴力はしないこと」
馬鹿な俺が多真面目な顔してこんな事言うのもなんだけどな
「二つ目は俺も連れていく。魅鳥!後はお前が出来るはずだ!」
自分でもわかっているうるさい声でそう叫んだ
柊真は勿論、魅鳥も唖然としている
でも俺は信じている。魅鳥なら軽音部、そして俺のやりたい事は全て分かってくれている
俺は柊真の腕を引っ張って外へ出る
「部長……本当に良いんですか」
そう問いかける柊真の目を見て頷く
フッ……と鼻で笑うと、柊真は自分のバイクの後ろに乗れと言ってきた
しかし安心して乗った俺が馬鹿だった。
安全運転なのだろうか?驚く程の暴走っぷりでバイクを爆走させる
顔が青ざめていくのがわかる。
父さん母さん俺は今日で終わるかもしれない
「ついたぞ」と言われたものの頭がぐるぐるしてフラフラする
気が付くともう目の前には見慣れない不良達
漫画で見るソレとまんまだった。
「おいおい、返り血の鬼神と呼ばれた柊真クンが仲間でも連れてきたのか?」
「腰抜けにもなったもんだな」
「それにしても弱そうなガキじゃねぇか」
とか俺の顔を見ながら怖い不良達が言っている
俺の命日は今日か。ありがとう俺を産んでくれて。最後に食べたいものはケーキ4ホールくらいです。お願いします神様ドーナツでもいいです
突然不良の一人が何か言えよ!とか叫んだり奇声をあげたりしながら柊真を殴った
しっかり七三に固めていた髪が乱れ眼鏡が飛ぶ
そこまでされてもあいつは手を出さなかった
「トウマ!お前らやめ………」
そう言おうとすると1番怖いやつがこっちを殴ろうとしてくる。
もうダメだ……!マカロンかクッキー食べたい…!
「テメェら全員ミナゴロシだ」
気が付いて目を開くと、七三を思いっきり上にかきあげてかきあげてヒビの入った眼鏡を付けた柊真が立っていて、その下であの強そうな奴等が倒れていた
漫画みたいなことばかりで嘘みたいだ……現実だよな?
帰りのバイクは凄いゆったりしていた
「すまない。俺のせいで廃部かもな…はは……」
苦い笑みを浮かべ柊真はそう言う
確かに喧嘩はした。でもこれは柊真が悪いのか?
帰ってくるとどうやら演出も曲の確認も出来上がっていた。
「流石ミドリ!やっぱお前は天才だ!」
そう言い髪がぐしゃぐしゃになるくらいまで頭を撫でた
あたふたして照れる魅鳥は、何故だか頼もしい
後で柊真だけ先生に呼ばれたが、処分はなし……!
今年1度も喧嘩をしなかったからか、今回は見逃してやるとの事だ
これで練習にも専念できる!
今夜張り切って曲を仕上げてこよう
続く
続き
文化祭当日。クラスの出し物が展示だった為、同じく結局展示になった魅鳥と回ることにした
同じクラスのヤツらにも誘われたが軽音部の用事もある為ごめんな
あ、演出も演奏もばっちりだぜ!俺からの『最後のお願い』も皆快く引き受けてくれた
そのお願いは、最後の学祭くらい軽音部皆の歌声が聞きたい。
俺が全身全霊かけて作った曲だ!是非4人に歌って貰いたい!とのことで今回は春兎以外もソロパートがある。ちなみに俺はパス。ドラムだし
とりあえずまずは碧のメイド喫茶に行ってみよう。うん。ピンク色の看板に不吉なものを感じる
ゆっくりと中の様子を見ながらドアをスライドしてくと予想どうりの地獄絵図
似合わない奴等が無理矢理着せられましたな感じで接客をしている。やる気がないだろ
「あ、部長さん達…いらっしゃい……じゃなくて、おかえりなさい。」
よく聞き覚えのある声の方を向くと可愛い女子……にしか見えない碧の姿があった
「可愛い………」とか思いっきり魅鳥とハモってしまった
これがこのクラス……というか学校の策略だろうとしか思えない
いつも女の子みたいな顔をしているがヒラヒラの服を来て付け髪とはいえ髪を長くすればまんま女子だ。
というかアレ……柊真だよな?自分のクラス放棄してきたなあいつ
「なんだ?俺は今日一日ここの常連だ。ちなみにこれで紅茶26杯目。まだ50杯なら余裕だ」
じっと見てると気付かれもはや人間ではないことを言い出した。幼なじみガチ勢すぎるだろ
気が付くと外には大行列。そりゃあそうなるよな
一人にして可哀想だし春兎も見に行ってやるか……柊真と男子のクソデカ声とか細く聞こえる碧の接客の声を後に春兎のお化け屋敷を見に行った。「お姉さんピースピース!」とか言われて無理矢理自撮りさせられてるのは気の毒だな
『首なし幽霊の館』
ありがちすぎるようなないような……。というか入る前から魅鳥がしがみついてくる。首を持たないでくれ
中は真っ暗。聞こえるのは怖めのBGMと魅鳥の念仏くらい。怖がるんじゃない作り物だよ
「にしても上手く作られてんな〜」
キョロキョロしながら呑気なことを言ってみる
横から前に視線を移すと目の前に怖い被り物をした人が立っている。全身真っ黒。顔だけ真っ白。突然過ぎて倒れてしまった。すまない魅鳥。踏んだ
と思っていたら後ろで土下座してる。「すみませんでした許してください帰りたいごめんなさい……」とぶつぶつ言っている
恐る恐る進んでいく……なんか曲がり角の所から先を見てみるとやっぱ立ってるよな。首なし幽霊。首ないし突っ立ってて逆に怖いわ
そっとそこを通り過ぎるが不思議なことにそいつは動かなかった
「ばあっ!首なし幽霊っすよ〜!堪忍するっす!」
前からマントを被って飛び付いてきた方が首なし幽霊な!てか春兎じゃないか雰囲気台無し!
でも魅鳥は走って先に逃げました
張り付いてきた春兎にムカついたんでそのまんま担いで出てきた
「って部長!ルール違反っす!」
やっぱりクラスでも目立つキャラだから主役なんだなこいつ
てか途中で立ってるやつの方が雰囲気怖いわ
冗談交じりにそう言ってみる
「え?あのー俺以外に首なし居ないっす」
テヘペロ顔でそう言ってきたが、ごめん冗談だよな?冗談と言ってくれ。お願いします
何だか知らないが背筋が少しひんやりした。
ま、まぁただからかってるだけかもだし………本物なんていないしな!幽霊なんて居ない!
そんなんで色々回っていたらもうチューニングの時間
あとはリハーサルの通りに上手くできればカンペキだ!
続く
続き
一つ前のダンス部の発表が終わり、大きな歓声が舞台中を包んでいた
そろそろ俺たちの出番……
俺は無言で四人の前に手を出した。
何がしたいのか分かったのか、四人とも次々にその上へ手を重ねる
「Rainbow☆Sea!最後の大舞台だ!皆声出していくぞー!」『おー!』
俺の掛け声に乗って四人の声が重なる。
そして掛け声が終われば一斉に舞台へ走り出した
舞台の観客席は人でいっぱい……テンション上がりっぱなしの彼等の熱気で思わず倒れそうだ
1曲目は軽音部らしい明るい曲。これは俺が去年作曲したやつだ。残念ながら去年この曲を舞台で奏でることは無かった。だからこそ眩しい。春兎の元気な歌声にピッタリだった
みんな練習よりもイキイキしている。あまり笑わない碧も薄ら笑顔……血の気だってる柊真も今は落ち着いてベースを奏でている。魅鳥は、慣れているからかやはり音が深い
2曲目は今年の春、新入部員募集で演奏した曲だ。あの時大絶賛でもう一度聞きたいってクラスの奴らが言ってたからこれにした。
確かこの曲を前に演奏した時は俺と魅鳥と……
ロックなリズムに合わせ曲は山場。
かっこよさげな歌詞と共に俺のドラムも一番激しくなる。
前ここでバチ飛ばしたけど今回は大成功!
3曲目が俺が授業の時間を割いて作曲した大作だ
この曲では俺のお願いで4人の歌声が聴ける
は?だったら全員ボーカルやれよ…ってなるだろ?
でも良いんだ!俺は皆の声が聞きたい
これが終わったら俺がもう舞台に立つことは無い。
最後に立つ舞台なんだから好きにしたい
「お前らー!この曲は部長が作った大作っすよ!全身で聴いてくれよなー!」
アドリブで春兎が声をかける
それと共に俺のドラム、柊真のベース、魅鳥のエレキ、碧のキーボードと順々に入っていく
『本当にありがとう
皆の声が俺たちの力で、俺達の思いを受け取ってくれ
虹が消えるのは一瞬だけど、俺達の輝きは永遠だ
何百年も何万年も、不滅の輝きが消えることは無い
お前らも俺達とずっとずっと先へ進んでいくんだ………』
なんていう歌詞を春兎が歌う。元気で無邪気で、周りも楽しくさせてくれる歌声だ
「以上!次は元ヤ……め、目付きが悪いベース担当!トウマー!!」「失礼だ」
そう言うと続きの歌詞を柊真が歌う
春兎よりも全然低くてカッコイイ声。迫力のある声が舞台中に響き渡る
「次、優しい旋律と顔が素敵な"俺の幼馴染"、アオイ」
恐らく碧のファンであろう奴等から大量の声援が来る。今までも凄かったが二倍ましくらいだ
いつも小さい声の碧もマイク越しではハッキリその声が聞こえる。高くてゆったりしていて優しい歌声だ。
思わず聞き惚れてしまいそうだがドラムが死んだら全員終わるぞ
「ありがとう…。次は不思議で面白い別世界……」
「あーハイハイ今のは無し!魅鳥です闇咲です!」
碧が何か言おうとしたのだろうか?焦りながら碧の口を抑え撤回する魅鳥
確かに魅鳥は不思議なことばかりだよな
こいつはみんなとは違ってなんでも直ぐにこなすんだ。
ギターだって初心者とは思えないくらいの上達ぶりだった。確かに不思議なことばかりかもな
控え目ではあるが全力で歌う魅鳥は頼もしくて俺が居なくなっても大丈夫だって言っているようだ
思わず泣きたくなってしまった
「次は俺達のカッコイイ部長!ドラム担当カズキー!」
春兎の声で俺がフリーズする。アドリブすぎる
「部長!」「作曲者だろ?」「お願いします!」
4人が口々にそう言う
春兎から投げられたマイクを握りしめ、俺は歌った
スポットライトが眩しくて目がチカチカする。歓声が大きすぎて耳がキンキンする。
歌い終わると不思議なことに涙が流れてきた
だってこんな事されると誰でも泣くだろう
でも何でだろう。この感覚を知っている
あれ?この舞台を何百回も何万回もやっている気がする。そんな事を思うと突然暗闇の中へ落ちて行く感覚が襲ってきた
「杜乃!起きろ〜!」
「はっ!ね、寝てません!」
叩き起された。なんだか素敵な夢を見ていた気がするポカポカしたある春の日の事、その日入部希望を出した3人とは何処かで会ったような気がした
誰か、早く俺達をこの次元から助けてくれ
終わり
☆人妖幽魔事件探偵社☆
どの種族でも相談出来る探偵社。事件があればいつでもやってきますんで是非頼ってね
最近は暇で色んなところにいます
☆社長 【珠美 玖祐】
「ハッピードロップ☆今日も平和に暮らせますように☆★スウィートベイビーちゃん達、ハートの火傷にご注意してね……♪」
性別・男 種族・魔界人
能力・性別を転換させる程度の能力
二つ名・自由気ままなスウィーティー社長
説明・社長だよ。ちゃんと一番偉いよ。しかし残念なイケメン。彼目当ての女が依頼してくることが多くて困っているがサボりすぎであんまいない
☆副社長 【麗堂山 骸(れいどうざん がい)】
「私の名前は……麗堂山骸、副社長で…えっと、そんなに顔は見ないでくれ。照れて、顔が熱く……っ……」
性別・男 種族・魔界人
能力・決まりを変更する程度の能力
二つ名・冷徹な黒のルールブック
説明・無口。落ちついた性格に見えるが実は照れ屋で褒められたり見つめられたりすると照れて気絶する。動物が好き。一緒にいる青い鳥は相棒(名前はひより)
☆聞き込み担当 【バニラ・ミントグリーン】
「何か困ったことがあったら私に強く念じて!口になんて出さなくていいの、テレパシーは自由自在なんだから!」
性別・女 種族・妖精
能力・テレパシーを自由自在に操る程度の能力
二つ名・テレパスフェアリー
説明・お悩みお聞きしますお姉さん。妖精に見えないけど一応結構大きめの妖精。みんなに頼って欲しい。隼斗はマイダーリンらしい
☆犯人探し担当 【抹柳 想羅(まつやなぎ そら)】
「えへへ〜♪触りたかった?残念、オバケでした〜ボクも来世は君達みたいにほのぼの暮らしたいな〜。まぁ死んだんだけどね〜♪」
性別・男 種族・幽霊
能力・触れることの出来ない程度の能力
二つ名・あの世へ行けぬ永遠の花
説明・ゆるふわほのぼのおっとりお化け。身体が透けてるから一部の人しか触れない。小説を読むのが好き。いちいちやる言動があざとい。脚がないんでもはや無性別
☆書類作成、整理担当 【埜澤 隼斗(のざわ はやと)】
「ら、ラブレター?恋文…ってヤツですか!?いやいやお姉さん僕こんなの貰えない……って、てか僕は一応女ですよ!」
性別・一応女らしい 種族・人間
能力・見たもの全て暗記する程度の能力
二つ名・無限の頭脳を持つ紳士
説明・女にモテる。どう見ても男の子だが自称女(勝手に自称にされてる)。名前も見た目も声も全部男だけど女。唯一の人間で凄い苦労人。まもなく過労死
☆犯人確保担当 【皇 雅樹(すめらぎ まさき)】
「優しくなんてすんなよ?これはお前の俺の真剣勝負だ。いくら目の前の真っ赤な奴が雑魚に見えても気ィ抜くなよ?首飛ぶぞ」
性別・男 種族・妖怪(?)
能力・自らの血を毒に変える程度の能力
二つ名・真紅に咲く血染めの刃
説明・凄い好戦的。毒を塗った刀をいつも持ってたり戦闘部隊のため能力使用が多く、いつも貧血気味。好きなものはトマトジュース。最近自らの体の限界を感じてきている
☆元社員(自称) 【憂御影 スピカ】
「は?なんで僕が手伝わなきゃいけないんですか?そんな義務ないです。帰ります。」
性別・男 種族・隠し神
能力・神隠しに合わせる程度の能力
二つ名・逃げては隠れたひねくれ神様
説明・元々社員だったが逃げた。今はまた戻されそうになってたり。凄い反抗的でムカつく。スーパー問題児。言えばやってくれる
☆元社員(一時的に) 【希翔 輝美】
「やっほやっほ〜!あんま帰って来れなくてごめんね!あ、これ外のお土産だけど良かったらいる?」
性別・女 種族・不明
能力・どんな世界にでも移動できる程度の能力
二つ名・天真爛漫空の娘
説明・元社員だったが今はいろんな世界に出張中。たまに帰ってきたら皆と遊んだり。スピカとは逆に凄く人懐こい。あまり仕事はしてない
暇潰し。短いよ
「〜♪〜♪」
室内にレコードの音楽が鳴り響いている。気でも落ち着かせようとしているのか、目を瞑ってまるで眠るようにしながら幽霊の想羅はその音楽に耳を傾けている
高い音や低い音が混じり合い、一つの素敵な音楽が奏でられて………
突然音楽が途切れ、心地いい音が無くなってしまった
「五月蝿い。俺が居ないとこで聞け」
横で本を読んでいた雅樹の声がその代わりに入ってくる
溜息をつきながら困り顔でそう言う雅樹に想羅は答えた
「でもレコード此処にしか無いよ〜?雅樹くんの絵本は何処でも読めるよね〜?」
ニコニコしながらそう言うと、ムッとして雅樹は想羅から目を反らす。吐き出すように「絵本じゃねーし」とか呟いて
そういえば他の人は何処に行ったのか。少々疑問に思ったのか、想羅が雅樹に問いかけてみた
「社長は遊び、副社長はそれ探しに行ってバニラさんはお出掛け。隼斗さんは暇だから消えやがった。」
何となく察してたけどできれば置いてかないで欲しい
まぁ誰も来ないことに変わりはない。最近はあまり探偵を頼る人もいないのだろうか?
確かに色々な種族が力を持ってきている。内面的な悩みも無さそうなやつばかりだ
何か面白い事件でも起きればいいのに………と平和が一番だとは思っているが考えてしまう。
しかし、こんな暇な時間もあっという間だ。今は気付いていなかったが後に分かることになる
あの真実を知るまでは。
何処かへと、今の想羅が大好きな鈴の音が消えてしまう。そんな予感がたまにする。
いつ消えてしまうかわからない。いつ聞こえなくなるかもわからない。
彼の音が遠くなっていくのが、少し怖く感じた。
おしまい
〜幻想郷へようこそ〜
もうすっかり外は真っ暗。
色付く葉を揺らす秋めいた風がいつも以上に冷たく感じる。
疲れた体を癒すように私は深い深呼吸をした
時計を見ると午後7時。帰る時間がすっかり遅くなってしまい、先程コンビニで購入したパンを頬張る
それを食べながら道を進み駅へと向かう。
いつも通りの何も変わらない帰り道
「明日は晴れかな……」
そう呟き、真っ暗な空を眺める。
都会の為星もあまり見えず、見えるものは高いビルと小さな小さな月の光だけ
「雪〜!」
後ろから二人の女の子が駆けてきた。先に帰っててと言われたから置いてきたものの、追いかけてきてくれたのだろうか?
友人と笑顔で一緒に駅へ向かう
電車のホームで次の電車を待っていると、1人の小さな女の子がお母さんと手を繋いで歩いて来た。
すると、何故だか分からないが女の子が突然のお母さんから手を離し、ちょうど私の目の前で線路へ転落して行ったのだ
「危ない!」
咄嗟に私は女の子を助けようと線路へ降りてしまった。ほとんど無意識で女の子を助けようとするも、その子はすっかり気を失っている。
『電車が参ります』
私が女の子を線路の上へ運び自分もそこから出ようとした途端、そのアナウンスが流れた。
怖いのだろうか?友人の一人が涙を流しながら叫んでいる。もう1人も死に物狂いで停車ボタンを押そうとする
間に合わない……もう電車はすぐそこまで来ている。停車ボタンを押すのはもう遅くて、私の耳に入ってきたのは沢山の人の叫び声、泣き声、そして電車のブレーキのかかる音だった。
もうダメだと思いぎゅっと目を閉じると、突然体が浮遊した。
まるで空を飛んでいるようだ……強く閉じた目を開くと、大きな月が目に入った
こんなの私が居た場所では見えない
そして月と一緒に、綺麗な男の人の顔が見えた。
真っ白なサラサラした髪の毛で月に照らされ眩しい。
耳についている紫色のピアスがキラリと光り、まるで夢を見ているようだ。
私を助けてくれたのだろうか。その男は私を抱き抱え、空を飛んでいる
そう感じただけだったのだろうか。
「1.2.3………」
ハッとすると見たことの無い場所に座っていた。
風景はまるで昔みたいで、目の前には大正?明治?それくらいの建物ばかり並んでいる
私の住んでいる場所ではないことは確かだ。
「ここ……どこ……?」
素直な問いかけをしてみると、その男はニコニコと笑いながらこう答えた。
「此処は幻想郷。妖怪や神も暮らす素敵な場所さ……♪」
そう言われても全くわからない。
携帯で時間を確かめようとするも、携帯は繋がらずに画面は真っ暗なままだ。
すると男はひとつの懐中時計を私に握らせた
「その懐中時計を持っていなさい。それがあれば、君が変な目に合うことは無いと思うよ」
月の光に照らされて、美しい顔がハッキリ見える。
その優しい声が離れていくと彼は一礼し、こう言ってどこかへ行ってしまった
「それでは素敵な夜をどうぞ。今宵は月が綺麗ですね、お嬢さん♪」
続く(かな?)
⋆。˚✩追憶 〜ひなた編〜
「ねぇ、次の公演私に主役をやらせてくれない?」
10月上旬。私は勇気をだして団長に提案をしてみた。
ダメ元ではあったが今回の公演はどうしてもやらせて欲しい。
何故かと言うとハロウィンイベントだからだ。ストーリーは主人公の悪戯っ子な悪魔が人間に恋をする話。大切なものを守る悪魔はどうなるのか……つまり私にもってこいの役だった。
「ま、まぁ良いのだけども……」
私がこんなことを言うのだからよからぬ事でも起こるのだと思っているのだろうか…
団長は本当にできるのかとでも言うように首を傾げそう言った
実はその役がやりたいのでは無く、本当の理由がある。私の大切な宝物。その宝物が誕生した日がハロウィンの夜なのだ
そして、これは悲劇の双子が奏でた夜の鎮魂歌
☆+。+☆
ハロウィンの夜、私達は静かな街で産まれた。妖しく光る月の光に照らされその誕生を祝福された双子の私達
でも私達の姿は瓜二つ。どっちがどっちか分からないほどそっくりだった
あまりにも似ている私達は、5歳程の年齢になると近所からは気持ち悪いと言われるように。悪魔だとかなんとか…
でも私に言うのは構わない。でも弟にそんな暴言を吐かれることは許せなかった
ある日私の家に一人の男の人がやってきた。
あまりにも近所の当たりが強い為、お母さんは私達を深い深い森の奥へ連れていき「着いてきちゃダメよ」と泣きながら言いその場を去った。
弟は何も分かっていないのか、元気な声で返事をする
私は全て知っていた。そしてもう二度と家には戻れないって
そっくりな顔で同じ服を着た私達は、秋の星月夜の下母の帰りを待った。もう二度と母が戻ってくることは無かった
あまりにも戻って来ない母に何か気が付いたのか、弟が静かに泣き出した。
私はその弟の背中をゆっくり優しくさすって寂しさを誤魔化した。笑顔で「大丈夫」と呟きながら
二人で手を繋いで道を行く。出たところは人里の離れ。家へ帰れる……!そう思い我家の戸を開いた
中はすっからかんで何も無い。親の姿もそこにはなかった。そして所々焼け焦げている
街にも見慣れない人ばかり
どうやら私達が森にいるうちに何百年もの時が経っていたようだ。お金が無ければ食べ物もない。弟は日に日に元気が無くなっていった
春が来て暑い夏が終わり秋は過ぎ季節は冬へ。久しぶりに外へ出ることにした。森の中で何人かの妖怪とすれ違った。何故この道を進んでいるのだろう
すると道の真ん中にあの金髪の妖怪が立っていた。無視して通り過ぎようとするが、体は反応せず動けなかった。
弟は何にも気が付いていない。いや、私が気付かせていないのだ。だって────
私達はあの時既に死んでいた。母親が来ないのも、全てそこから嘘だった。
母が私達を連れていく話をしていた時、家は熱く燃えた。火は次々と人に移り家は焼け朽ちていく
私も弟も母も父も……
私は弟が死んだ事を本気にしたくなかった。だからその金髪の妖怪を無視して去ろうとしたんだ。
しかし、身体はみるみる光の粒子のようになって行く。私だけじゃなくて弟も……
必死に私は訴えた。「お願いします。私は死んでもいいからひなただけは!お願いします……」と何度も叫んだ
願いが叶ったのか、霊体になった私の前には最愛の弟が横たわっている。
よかった……そう言い私は消えると思ったのだ。
しかしさらに奇跡は起きた
私の魂がひなたの身体に入ったのだ。そう、私の人格のみが弟の中で生き続ける。つまり私は一生彼を守れると。
あの妖怪は、最期に素敵なプレゼントを残してくれた。
☆+。+☆
『HappyBirthday!!大好きなひなたへ
これからもずっと見守ってるよ』
そんな手紙をハロウィンの朝、置いておいた。
気が付けばは公演は千秋楽。彼が主役の晴れ舞台だ
「Trick or Treat!ねぇねぇ、君はどっちにする?表の僕と裏の私……ハロウィンナイトメアは永遠だよ!」
舞台の弟はキラキラ輝いていた。いつも以上に
その素敵な笑顔で舞台に立って、立派に台詞を堂々と言う。そんな姿を見れて幸せだ
ずっとずっと守るから。君はその笑顔で幸せでいて
おしまい
https://i.imgur.com/sSidQ5B.jpg
幻想郷へようこそ 〜その2〜
「あ、あれ?ちょっと、待ってよ!」
見たことも無い知らない場所。しかもどこに何があるかも分からないのに取り残されてたまるか!
もう彼の姿は見えないものの私は叫んだ。
そして掌の中にある懐中時計に目を通してみると、何だか違和感を感じる。
違和感というか……何かこの懐中時計に見覚えがある気がしたのだ。
「あ、あの〜……お姉さんどうしたの〜?」
突然声をかけられ体がビクッとした。そーっとその高い声が聞こえた方を見ると、色が白い着物を着た女の子……?がいた
なんか私の世界で見ないくらい凄い可愛い子……やっぱり此処はそういう場所?なのかな?
「えっと……ここが何処かわかんなくて……」
苦笑いしながらそう言い少し視線を下げると、目の前にいる子の脚が無く浮遊していることに気がついた
驚きのあまり声が出ない……
「おい想羅。道草食ってんじゃ……誰だお前。」
私がその事話していたら連れだろうか?中学生?くらいの可愛い男の子が不思議そうに私を見てきた
この世界で人間は珍しいの?それより早く帰りたい……
とりあえず二人に連れて行ってもらい、詳しそうな人に話をさせてくれるとのこと
どうにかして帰れるといいんだけど……。
「おかえり。あれ、見たことの無いお嬢さんだね」
やっぱり大正風の建物。その中に入るとめっちゃカッコイイタキシード?みたいなのを着たイケメンのお兄さんがいた。凄いイケメン。ほんとにもうイケメン。
ちっちゃい子二人が事情を話すと了解してくれたみたいだ。
「お嬢さん、生憎僕にはよく分から……」
そう言いかけるとどこからか声が聞こえた
「なるほどね☆そこのスィートキャンディちゃん、少し俺に"そいつ"の事を話してくれないかな?」
上の階から飛び降りてきたのか、一回転して着地。運動神経凄いな…もうなんか凄い綺麗な顔ばっかり並んでいて申し訳がない
玖祐と名乗ったその男の人に連れられて奥の部屋に入る。やっぱり大正チックな部屋だ。変な場所だな
この人に聞きたいことは山々なのだけども、向こうも私に何か聞きたいみたいだし……
「座っていいよ。長くなるかもしれないからね」
そのお言葉に甘えて私は椅子に腰を掛ける。暫くするとイケメンがお茶を持ってきてくれた。
彼は突然口を開いたと思えばこんな事を問いてきた
「まず、君はその懐中時計を元々持っていたかい?」
「いえ……知らない男の人がくれて……」
そう言うと玖祐さんの顔が暗くなった。何かいけないことを言ってしまったのだろうか
「それじゃあ次だ。その男は……君に何か言ったか?」と、さっきよりも明らかに低い声のトーンでそう問われた。
「えーっと……月が綺麗とかどうとか……」
あの言葉を思い出しながらそう答えるともっと真剣な顔で告げられた。
「そうか……。もしまた会った時、彼が何か言ってきても絶対に言うことは聞いちゃいけないよ」
なんだか知らないけれど、その言葉を言う玖祐さんは凄く怖く感じた。
私は無言で頷きそれを了解したものの、これからどうすればいいかも分からない
取り敢えずこの話はまた今度ということにして、私はその部屋を出た。
そしてまた懐中時計に目を通す。カチカチと秒針が動いて時を刻んでいる。何故だかこの時計は不思議な力?を持っていそうだ
続く
前に書いてたやつ
ゆらゆらゆら……月が浮かぶ空を映した水面が揺れる。人里で次の公演に使う道具を買ってこいとお使いを頼まれた蓮摩は、急ぎ足で夜の里を駆け抜けていく。
里を抜け森に入り館へと向かう。ザザザザ………
大きな風だろうか?木々がザワザワと揺れる。
何か嫌な予感がする……そう思っていると木の上から声が聞こえてきた。
「なぁ君、そこの和服の」
上を見ると長い髪をひとつに結った背の高い青年が木の上から此方を見ていた。月の光に照らされ髪は金色に輝いている。
蓮摩に気を使ってくてたのか、飛び降りて蓮摩の前に降り立つ。
何故だか分からないが声が出ない。とりあえずじっと彼の顔を見た。
「怖がんな…ってまぁお化けと会ったら誰でも怖がるか?」
明るく笑いながら話しかけてくれる青年
何処か見た事のある面影があった。
誰かと似ている……?蓮摩は青年の顔をじーっと見つめる。「颯汰……殿?」
そう呟くと、青年は如何にも図星だとでも言うように表情を緩ませた
「ま、まぁ別人だが……リーチではあるかもな!あと、颯汰…元気にしてるか?」別人なのは分かるが彼はそれ以上どんな関係なのか話してはくれなかった。
爽やかな笑顔で師匠のことを問い掛ける青年。蓮摩は元気に頷いた。
青年はその様子を見て安心したのか、靡く髪を抑え笑った。
でも蓮摩は颯汰から兄弟とかがいる話なんて聞いたことがない。そうすると一体何者なのだろうか
目の前に居る青年は、笑顔で此方を見て「"あいつら"も大きくなったんだな……」と呟いた。
そう言うと、また大きな風が吹いて来る。
「じゃあな少年!また会おう!」
風の音と共に青年の声が聞こえてくるが、気がついた頃にはもう彼の姿は無かった。
まるで風と共に過ぎたように。
後日
カランカラン……
「あああ!すまぬ!今すぐお拾い致す故……」
またお使いに出ていた蓮摩は道中で同じ位の背丈の少年にぶつかって彼の持っていた包の中身をぶちまけてしまった。
「いい。自分で拾える。」
小さい声で耳打ちして少年はしゃがみ込みそれ等を拾う。何だか悪いことをしてしまった。
少年は無表情で顔を上げ、蓮摩を無視して去ろうとした。
その少年が過ぎるのを見ながら、蓮摩はこれから何か嫌なことが起きるのではないか……
もしかして師匠は何かずっと隠し事をしているのかもしれない。それも、我等美麗魔歌に…
幻想郷へようこそ 〜番外編〜
夜は儚く過ぎて行き、風は凪いで天仰ぐ。綺麗な秋月の下、銀の魔導師は一つ小さな溜息をついた。
「来ると思っていたよ。君達は私の話を聞くと直ぐに駆けつけますからね♪」
「貴様、また……何かしただろう……?」
時計台の上で笑っている男を睨み付けるように、骸はそう問いかけた。
「主を助けただけですよ♪」と答えた男の笑顔は嘘を言っているようにも、真実を話しているようにも見える
彼はいつも何をしでかすか分からない。実際彼のせいで色々あったやつも少なくはない。
だから調査をしているのだ。『新たな犠牲者』を出さない為にも。そしてその被害が外の世界にまで広がらないように
今回の少女の件は実に不思議だった。いつも人を殺めることしか脳に無い彼が人……しかもごく普通の人間を助けるなんて。普通じゃ考えられないことであった。
バニラからその知らせを聞いた時はさすがに疑った。だが彼の話を骸達三人以外にはあまりしたくない。人間である隼斗は知れば奴に殺されるかもしれない。
ある事情により雅樹だけには絶対に話してはいけない事なのだ。あ、ちなみに想羅は絶対本人に言うので教えてやらないだけ。
「お前のやった罪は幾つだ……また犠牲者を増やすのか?」
一瞬彼は黙り込んだが、直ぐに口を開いた。
「まず、最初に貴族の娘の過去を奪った。
その次にある付喪神を封印し、お前らの所にいる少年を閉じ込めた。」
そう言いそいつは態と此方に微笑んだ
「他には何百人もの人格を破壊した。それも元"仲間"の……。今は現代に疲れた少年を使い現世を死に追いやろうと……」
「もう言うな。」
犯した多い罪を彼は笑顔で淡々と話していたが、骸は睨み付けながら話を止めた。
そして最後に1番知りたかったことを問いかけた。
「一人。魔法使いをやけに嫌う奴がいる。そいつがそれを嫌う理由もお前が何かしたからか……?」
木々が揺れる森の中、僅かな時間沈黙が走る。
「はーいストップストップ。騒ぎすぎじゃありませんか御二方。」
すると突然木の下から若い青年が出てきた。困ったような顔をして話をぶった切る。
「お前もこいつの仲間か……」
骸は青年を睨み付けながらそう呟いた。すると笑顔だった青年の顔から一瞬にして笑顔が消えた。
「誤解されちゃ困るな………その真逆。俺はいつかそいつをぶっ潰す。」
青年がそう吐き捨てると同時に森全体がざわめく様な強風が吹いてきた。
「骸さん!俺の弟のこと、頼んだぜ!」
そう笑顔で言い青年は風の中へ消えていった。
続く(?)
かなり前から何度も思っていたのですごい今更感ですが、先程此処を見直して決めました。
このスレのものはどんどん話の内容が脱線していく挙句、もはや元作品と全く関係の無い意味の無いオリキャラの量産や公式とは全く異なった薄っぺらい話ばかりで、正直これは二次創作とは全く思えません。
申し訳ないですが此方のスレは閉鎖させて頂きます。
二次創作と言いつつも関係の無い事ばかりしてしまいすみませんでした。
中途半端なところでぶった切ったような形になってしまいましたがお許し下さい。