メンバーが集まってから始めます
リレー式にやっていきます 自分入れて3人で書きましょう
おはうでぃ(こんにちは)
3:匿名さん:2020/03/10(火) 08:42 ID:Kzgでは書きましょうか
4:匿名さん:2020/03/10(火) 08:43 ID:Kzgあと1人ですね。まだ待ちましょう
5: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 09:20 ID:6Ek参加してもよろしいでしょうか〜?
6:匿名さん:2020/03/10(火) 09:24 ID:Kzg やったー!ありがとうございます!
順番はkzg→オイラさん→すみれさんでもいいですか
イイでっせ!皆さんの文楽しみにしてます!遅筆ですがシクヨロです!
8:匿名さん:2020/03/10(火) 09:26 ID:Kzg ルール
SSっぽく書きますよー
分かりやすいようにセリフの前に名前を入れる
例
霊夢「あーなにもやるきしないわー」
荒らしは絶対無視でしつこいようなら誰かアク禁出しておいてください。
長いお話にしたいので頑張りましょう!
OKです!
10: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 09:28 ID:6Ek少し地の文を入れたりするのはアリでしょうか?
11:匿名さん:2020/03/10(火) 09:36 ID:Kzg ー紅魔館ー
レミリア「咲夜、美鈴、小悪魔入りなさい」
咲 美 小「お呼びいただきありがとうございます」
レミリア「パチェ、あんたから説明しなさい」
パチュリー「サタンムーンと言うのを知っているかしら?」
咲夜「サタンムーンとは666年に一度月が魔の力に侵され、この幻想郷が危機に陥る現象のことですよね」
パチュリー「ええ、それが、あと4週間後に来るわ、それも最大級のね このままだと幻想郷は永遠消失するわ」
咲夜「なっ!……」
レミリア「ショックよね、あなたはまだ若いんだから きっと、博麗の巫女も知っているわ あなたたちの仕事はすぐにこのことを幻想郷の住人すべてに知らせること、そして妖精、妖怪、神、鬼、力を持つ全ての人材を集めることよ」
咲 美 小「はっ!」
フラン(…この幻想郷が、消えちゃう⁉)ガタガタガタガタガタガタ
おk
13: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 09:38 ID:6Ekりょーかいしました!
14:匿名さん:2020/03/10(火) 10:33 ID:Kzgすみれさんの番です
15:匿名さん:2020/03/10(火) 12:01 ID:Kzgあ、オイラさんの番か
16:匿名さん:2020/03/10(火) 14:56 ID:Kzg ー博麗神社ー
霊夢「私も少し調査に行ってたから知ってるわ。」
咲夜「そうでしたか…」
魔理沙「じゃあどうすんだよ…」
咲夜「お嬢様のお考えは、里の人間ではなく我々のように力のある者が結集し、消失を防がなければならないということ、今美鈴と小悪魔も戦力を集めてるところよ」
【書いてくださるまで、書いて待っています】
18:匿名さん:2020/03/10(火) 16:51 ID:Kzg チ 大「……!永久消失…」
咲夜「あら、池の妖精じゃない、戦力になってくれないかしら?」
チルノ「でもどうやってあたいらが戦うの?」
霊夢「私は、そのサタンムーンの芯を潰せばいいと思うの」
【ただいま帰りました〜、今から書きますね】
ほい!
21: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 19:15 ID:6Ek
咲夜「一応聞くけれど、サタンムーンの芯の目星はついているのかしら?」(キッと目を細めて)
霊夢「パチュリーやレミリアの言っていた通り、幻想郷からありとあらゆる妖怪や人間を寄せ集めて、魔術や妖術で総攻撃。それならきっと芯にへと攻撃は届く」
咲夜「…もしもそれが通らなかったら?」
霊夢「サタンムーンが今でも幻想郷に伝わっているってことは今までにサタンムーンが現れた時、必ずそれを何とかする手段があったってことでしょ。…少なくとも私はそれが戦いにおいての最善手だと思う」(拳を握りしめ)
咲夜「…なるほど、それが貴女の意見なのね。チルノはどう思う?」(くるっと踵を返し顔をチルノの方へ向け)
チルノ「あたいはあんまり難しいことは分かんないけど、とりあえずそのサタンムーンってのを氷でやっつけたい!いっぱい攻撃すればきっといける!」(自信満々に)
大ちゃん「でも…失敗しちゃったら、みんな消えちゃうんでしょ?そんなの…やだ、うう」
チルノ 「大ちゃん泣かせるサタンムーンってやつぶっ飛ばす!大ちゃん、あたいが倒して見せるから泣かないで!」
咲夜「私はまだ伝える人がいるから、もう行くわね。妖怪たちにも声をかけておいて」
霊夢「分かったわ…、あと4週間だなんて」
ー妖怪の山ー
椛「…貴様ら何をしに来た?妖怪の山に入るのが許されるのは……って貴女でしたか」(刀を鞘に納め)
霊夢「椛、悪いけど緊急よ。ここを通してくれる?」
椛「本来なら通せないと言う処ですが、…現在はあの方がアポを取っております。どうぞお通り下さい」
霊夢「嗚呼、あいつが取ったのね。まったく、こんな時ばかし仕事が早いこと…」(一つ溜め息をついて)
椛「そういう事です、幻想郷の危機が迫っているのでしょう?ここで協力しないのは天狗との誓約に反します」
霊夢「逆に言えば誓約に反しなければ協力しないってこと?」(問い掛け)
椛「…さぁ、どうでしょうね」
ー地霊殿ー
さとり「サタンムーンを破壊するのね、でも666年に一度来るということは一度破壊した、でもまた来るということは以前より力が増幅してるかもしれないわ」
お燐「とすると、誰かがサタンムーンを作ってる可能性が…。」
霊夢「そんなものを造れる存在なんて… 月の都?いやあいつらは下手にこちらには干渉してこないから考えにくい…」(ぶつぶつ)
空「(サタンムーンね。幻想郷を破壊するほどの力を持っているなんて、もしかして神様と闘っても勝てちゃうかもしれない!)」(わくわく)
さとり「…お空、あまり不謹慎なことを考えるのはやめなさい。それより今大事なのは犯人探しではなく、サタンムーンが幻想郷に迫ってきているという事実ではありませんか。そろそろ解決法を考えなければ…」(じとっとした瞳を向け)
燐「でもさとり様、大元のサタンムーンを造り出している存在を消滅させれば幻想郷の危機は逃れられるじゃないですか!」
さとり「…けれど、あと四週間しか時間は残されていないのです」
お燐「ひとまず、この1週間はサタンムーンの影響を見てみましょう、4週間かけて来るそうですから。」
さとり「それでは遅いかもしれないのですよ」
霊夢「まあ、地下ばっかにいたあんたたちには専門外だからあまり深く考えるのはやめなさい。」
こいし 「…!」(物陰に隠れ)
霊夢(もしもの事があれば…、私も先代たちみたいに…)
さとり「あら、昔の思い出に浸っているときかしら」
霊夢「違うわよ、今の幻想郷があるのは先代たちのおかげなんだから」
さとり「そう…、まあどちらにしろこの幻想郷にそろそろ影響を与え始めるはずよ、くれぐれも警戒して 里の人間の命を第二、自分の命を第一に考えて」(小さく口早に話し、月に関する厚い本を閉じて)
霊夢「そんな事、物心ついた時からやってるわ それじゃ、もう行くから」
ー魔法の森ー
アリス「……」
魔理沙「だから、今力があるものだけが紅魔館に集まるように言われているんだ 3日後には紅魔館で寝泊まりしてサタンムーンの影響観察だの、被害想定だのやるみたいだ 他の奴らにも伝えておいてくれ じゃ」(面倒なことをせずに本体だけやっつければいいのに、というような顔で)
アリス「ええ……、あ、魔理沙!」(行こうとしている魔理沙を引き留め)
魔理沙「ん?なんだ」
アリス「私少し知っているんだけど、今までこの幻想郷が平穏だったのは博麗の先代巫女のお陰…でも知ってる?私たちに家族がいない理由…」
魔理沙「んなことは今どうだっていいんだよ!」
アリス「いいえ、大事なことよ きっとサタンムーンの影響の余韻が私たちの親たちにも影響したのかもしれないわ」(素早く返答し)
魔理沙「そう考えると、サタンムーンはエネルギー源を絶ってもその…まあ『余韻』としよう、その余韻が住人に影響をもたらすとしたらかなり大変だぜ…」
アリス「あと3日、私も少し調査をしてみるわ」
魔理沙「そうか…次は私は人里に行くことになってるからもう行くな」
アリス「なんとしてでもこの幻想郷を、守らないとね」
魔理沙「ああ、私も人間の命という短い時間の中で、この不思議な幻想郷をもっと知りたいし、老いぼれて死ぬならここがいいしな…」(ホウキにまたがり、寂しそうに)
ー人里ー
小傘「さぁて、今日は誰のお世話するんだっけ…」
魔理沙「おーい!傘妖怪ー!」
小傘「あ、こんにちは」
魔理沙「実は…」
小傘「そうだったんだ…どうりでここ最近、わちきがお世話する子たちが体調悪そうにしてたのはその影響かもね…」
魔理沙(マジか…人里までもう影響が出ている)
魔理沙「だから、3日後に紅魔館へ来てくれ!」
ー 永遠亭 ー
永琳「…へぇ、成る程そんなことが」(頭を抱え)
霊夢「力がある人間、といえばアンタ達が一番に思い浮かんでね。後で太陽の畑や命蓮寺にも向かうつもりよ」
輝夜「本来なら異変解決は博麗の巫女の仕事だけど、…幻想郷の危機となれば私達も手を貸さない訳にはいかないわね」
永琳「噂では聞いていたけれど、まさか本当に…仮にそうだとしたらあの通りに配置して」(ぶつぶつ)
霊夢「協力してくれるのね?」
輝夜「ええ、月の都に居る時ならばいざ知らず。今の私達は身も心も幻想郷の人間だもの。協力しない道理がないわ」
優曇華「師匠、薬を人間の里に配ってきましたよ…って、どうしたんですか?この空気?」(きょろきょろ)
永琳「ウドンゲ、…覚悟はいいかしら?」
優曇華「…」(ゴクリと唾を飲み込んで)
優曇華「随分といきなりですが、分かりました!私は元々エリートだったんですから!平気ですよ!」
優曇華「え…そ、そんな、そんなことがあと四週間後に起きるなんて…」(自分の身体を抱きすくめ)
永琳「話を聞いた時から、てゐは迷いの竹林中の兎を寄せ集めて簡易砲撃部隊的なものを作って訓練を行っている。力はあれば有るほど成功率は上がるの、貴女も協力してくれるわよね?」
優曇華「当たり前じゃないですか、幻想郷がもしも永遠消失してしまえば…もう私達の居場所はなくなっちゃうんですから!」(息荒く)
永琳「…フフ、貴女ならそう言ってくれると信じていた」
永琳「博麗の巫女、私達永遠亭は最大限の協力を惜しまない。人望のある貴女にメンバー集めはお願いする」
輝夜「これでいいでしょう_」(段々と声が掠れていき)
霊夢「なぁんか妙に他人行儀なのが気になるけれど、まぁいいわ。ありがとう。次は妹紅にも声をかけてみましょうか…」(くるっと背を向けて)
輝夜「ええ、あいつは色々と勘違いされ易いけど根は良いヤツだから…ついでに慧音も連れてきなさい。今は…人間の里で寺子屋の授業を行っているから一発でわかる筈よ」
霊夢「…どうして慧音の行動がわかったの?」(訝しげに)
輝夜「タダの勘よ」
ー寺子屋前ー
霊夢「永遠亭の奴らの話し方、やっぱり気になるわ…一応候補として見ておきましょうか、あの紅いやつが妹紅で、青いやつが慧音ね」
妹紅「ん?博麗の巫女か…、珍しいじゃないか」
慧音「そんな真面目な顔してどうした」
妹紅「そうか、んで主犯の目星はついているだろうな」
霊夢「永遠亭のやつらが少し慌ただしく感じたわ、まあ一度退治しているし、そんなことはないと信じたいけどね」
慧音「サタンムーンなぁ…、私らはそんな幻想郷全体のことはよく分からない、足手まといになるだけだ」
霊夢「質より量という言葉を教師のくせに知らないの?」
慧音「分かった分かった」
妹紅「鬼どもにも声をかけておけ、私らより力はあるしきっと暴れたがってるところだろう」
霊夢「私、アイツら苦手なのよね…」
ー鬼の溜まり場ー
正邪「あー、暇だ」
萃香「暴れたいよぉー!」(ジタバタ)
ー 鬼の溜まり場にて ー
霊夢「もう、暴れないでったら!」(お札を取り出して)
萃香「お、戦う気なのか霊…」
霊夢「話を聞いて頂戴」(言葉を遮るように)
萃香「何だよ、つれないなー」(不満げにグビッと酒を口に含み)
勇儀「そーそー、鬼ってのは基本的に肉体言語だからさ!」
霊夢「…正邪、アンタよくこの空間の中で平気でいられるわね…」
正邪「そりゃあ二人とも私と同族だしな。人間相手に怯える人間はいるまい?」
霊夢「いや、意外とよく見るわ」(首をブンブンと振り回し)
正邪「…さいですか」
勇儀「ンで、霊夢。早速本題に入ろうじゃないか。」(気迫を放ち)
霊夢「…!?(ぞくっ)どうして私の目的に気づいたの?」
勇儀「いやぁ、基本的にお前ってこんな酒臭いところには何か目的でもなきゃ来ないだろ?」(ハハハ)
霊夢「妙に観察眼が鋭いわね…」
霊夢「…ということなの」
正邪「まあ私は幻想郷の住人共がどうなろうと知ったこっちゃねえが、私のショバがなくなるのは悲しいしな」
勇儀「人間に憎まれている私らだが、こうなりゃ協力するしかねえな」
萃香「3日後だね、行くよ」
霊夢「そう…よかった」
勇儀「おい、私に考えがある」
霊夢「あら、力だけで生きてるものかと思ってたわ」
勇儀「んだとてめこら!」(睨み)
霊夢「(ビクッ!)…いいからあんたの考えってのを聞かせなさいよ」
ー太陽の畑ー
幽香「今日も美しい花を見せてくれているわ、さぁて水の時間よ」
にとり「ねえ幽香、いくら私が水を操れる能力を持ってるからってなにも毎朝私を呼びつけなくても…」
幽香「あら、いいじゃない その分のお礼はしているんだし」
霊夢「あ、河童もいるのね 一石二鳥ね」
にとり「博麗の巫女じゃないか、何の用だい?」(他の河童に隠れるように手で指示して)
霊夢「率直に言えば… 協力を要請しに来たの」(真剣な顔つきで)
幽香「…で、その協力に対する見返りは?」
霊夢「幻想郷を救うために必要なこと…」
幽香「ええ、そうなのね。…で、結局見返りはどうなのかしら?」
霊夢「…?! 幽香、アンタ」
にとり「ゆ、幽香ァ!?幻想郷の危機だっていうのに協力しないって…」
幽香「だって私自身に利点がないもの。そうでしょう、ねえ」(霊夢の顔を覗き込んで)
霊夢「……成る程、判ったわ。サタンムーンへの止めはアンタに譲る」
幽香「おーけいおーけい、なら了承するわ」
霊夢「…( 相も変わらず末恐ろしい妖怪ね )」
にとり「でもさ、幻想郷がなくなったら幽香の好きなお花たちも全部…」
幽香「少しお黙りなさい?」(勇儀以上の気迫を出して)
にとり「ひゃあっ!(涙目で黙る)」
霊夢「そろそろ紅魔館に行って、人数の報告でもしないと…」
ー紅魔館ー
フラン「なんで⁉どうして幻想郷が消えちゃうの!そんなの私やだ!」
レミリア「騒ぐのはやめなさい、サタンムーンが来ることは避けられないの、だから迎え撃つ方法を今考えているのよ?そうでしょ」
小悪魔「お嬢様!ただいま戻りました」
レミリア「人数は?」
小悪魔「申し訳ありません、博麗の巫女にどこも先を越され…白玉楼の主、庭師だけ了承させました」
霊夢「その博麗の巫女、とうじょーう」(頭の後ろで手を組みあくびをしながら)
レミリア「博麗の巫女、数は…」
霊夢「魔理沙、アリス、永遠亭組、鬼組、にとり、幽香、地底の妖怪たちね」
レミリア「そう、なかなかじゃない」
霊夢「あんたはいいわよね、玉座に座って待ってればいいんだから」
レミリア「待っているだけじゃないのよ、策を講じて…」
霊夢「あーはいはい、で?今のところのあんたの考えをもう少し詳しく教えてくれないかしら?」
レミリア「私はサタンムーンが学習性を持っていると考えているわ、つまりサタンムーンは何かしらの魔物、魔獣が月に憑依されている姿」
霊夢「それなら問題ないわ、さとりにサタンムーンの心を読ませれば…」
【すみれさんの番ですよ】
39: すみれ ◆u6:2020/03/12(木) 18:51 ID:6Ek
パチュリー「レミィ、ところでもしもサタンムーンの扱っている言語が幻想郷のものと違ったらどうするの?それだったらさとり妖怪が読んでも…」(疑問を投げ掛け)
レミリア「その点は大丈夫よ、さとりが読むのは心の内であって心を言語化したものではないからしっかりと伝わるわ」(得意気に)
小悪魔「…ひ、一つ聞きたいんですけど、サタンムーンと意思疏通してどこかにへと行ってもらう…というのは」
パチュリー「無理に決まっているでしょう?幻想郷を脅かすような存在よ、仮に意思があったとしても悪意や敵意。そんなものよ」(強い視線で射抜き)
小悪魔「で、ですよねぇ…」(しゅん)
霊夢「そういえば、魔理沙から聞いたんだけど人里で疫病が流行っているそうよ サタンムーンの影響と見ているそうよ」
早苗「おじゃまします…私、サタンムーンの勉強をしたんです、なぜサタンムーンが幻想郷を滅ぼす力があるのか」
霊夢「あんたは守矢の…」
早苗「里の疫病はサタンムーンの影響ではなく、ただの流行病です サタンムーンは強力な力を使い、外の世界と幻想郷の間にある博麗大結界を砕くそうです」
【猫の巫女さんどうぞ】
42:猫の巫女さん:2020/03/12(木) 19:26 ID:SzE 霊夢「そうだったの…ありがとう早苗」(下を向いて頭を抱える)
早苗「…そろそろ行きますね…」
霊夢「分かったわ。こっちでももう少し調べて見る」
早苗「では…」
魔理沙「おーい霊夢、こっちでも色々と調べてみたんだけどあまり情報はなかったんだ」
霊夢「そぅ…」
レミリア「あら、博麗の巫女のあなたでも怖気付くのね」
霊夢「…」
レミリア「ハァ…、分かったわ」
パチュリー「魔理沙?」
魔理沙「ん?」
パチュリー「月に関する本がたくさんあるから、ヴワル図書館に寄って行きなさい」
魔理沙「そうさせてもらうか」
レミリア(あとはこれをどうやってヒステリックになってるフランに伝えるべきかしら…)
【すみれさんどうぞ】
45:匿名さん 拡散希望:2020/03/13(金) 11:30 ID:Kzg レミリア「フラン…」(フランの部屋のドアを開けて)
フラン「やだやだやだやだ!消えたくないよ!」
レミリア「フラン、落ち着いて聞いて頂戴。幻想郷は崩壊しないわ」(語りかけるように)
フランドール「どうして!?お姉様が消失するかもしれないって言ったんじゃない!」(ガタン)
レミリア「あの頃は詳しく解決方法が分かってなかったからよ、今ならわかるの」
フランドール「その解決方法って何?!何なの!」
レミリア「総攻撃よ」(勇ましい顔つきで)
フランドール「…は?」
レミリア「私達のように力のある者が結集し、サタンムーンの芯を総攻撃するの」
フラン「リスクとかは…」
レミリア「最悪…消えて、…二度と復活できない…」
フラン「あ、ああ…」(震えて)
レミリア「だから落ち着いてって、いい?3日後に霊夢たちがここに来て、サタンムーンの破壊について話し合うわ みんな、この幻想郷が消えないように頑張っているの それだけここがみんな大好きなのよ?みんなだって消えてしまうのは怖いはずよ、でも消失を防がないとって怖い気持ちを押し殺して頑張っているの、だからフランも怖がらないで私達と頑張りましょう?」(フランの肩に手をおいて、しゃがんで目線を合わせて)
フラン「…わ、分かった」
3日後
ー紅魔館 宴会ホールー
レミリア「みんな、集まってくれてありがとう 今夜からみんなにはここに泊まってもらい、サタンムーンの破壊の策を考えてもらうわ」
【猫巫女さんどぞ】
50:猫の巫女さん:2020/03/13(金) 14:27 ID:SzE パチュリー「そういえばフランは…?」
レミリア「遅いわね…何してるのかしら…」
コンコン…
フラン「遅れてごめんなさい。お姉さま」
パチュリー「あら、遅かったじゃない。どうしたの?」
フラン「…」
レミリア「いいわ。それでは一人一人の案を言ってくれる?」
アリス「この3日間でサタンムーンの歴史について調べたわ」
正邪「私らはそんなんグダグダ言われたって理解できないさ、破壊方法だけでいいじゃないか」
リグル「だめですよ、サタンムーンの事をよく知っておかないとやられるばかりです」
正邪「うるせえよ優等生気取りのゴキブリが」
妖夢「リグルさんの言うとおりです、ちゃんと聞きましょう アリスさん、お願いします」
【すみれさんどぞ】
アリス「まずはサタンムーンとは666年に一度月が魔の力に侵され、この幻想郷が危機に陥る現象のこと。これはまあ皆分かるわよね?」(全員に問い掛けて)
リグル「…」(コクコク、と頷いて)
正邪「チェッ、そんな誰も彼も知っているようなこと…」
アリス「ここから先が問題なのよ」(キッ)
アリス「一度はこのサタンムーンは先代博麗の巫女やその他の強力な妖怪達のお陰で終息した。しかしサタンムーンは確かに幻想郷に怨恨を残していったわ」
アリス「その結果がこの今回の最大級の現象よ…これを止めるのは恐らく今までで一番の難易度となる筈」
アリス「だからこそ貴女達には協力し合ってサタンムーンを止めてほしいのよ。…ここまで言えばわかるでしょ?」(腕を組み)
妖夢「了解しました!にしてもサタンムーン…私のこの刀の錆にしてくれます!」(ギラリと刀身を覗かせて)
アリス「危ないから今は出さないでね」
妖夢「あ、ハイ」(しまう)
レミリア「アリス、ありがとう 月の都のあんたたちはどうのかしら?」
てゐ「私は他のうさぎの射撃訓練、大量生産とかしてるけど」
正邪「うさぎはバカか!今更ガキ共作ってどうなるんだよ!」
てゐ「兵団づくりだよ…ただ今から育てると遅すぎるから、やりたくなかったけど、師匠の薬で成長を早めているんだよ」
永琳「まあ、防衛にはリスクはつきものよ」
霊夢(やっぱりこいつら怪しいわねぇ)
霊夢「はい」(レミリアをみて、だらしなく手を上げて)
レミリア「霊夢、なにかあるの?」
霊夢「前から思っていたけど、こいつらおかしいと思ってたの」(永琳を親指で指して)
正邪(ケッ、またグダグダと…)
レミリア「おかしいってどう言うふうに?」
霊夢「私がこいつらに協力を要請しにいったとき、妙に輝夜と永琳が他人行儀で、何か迷いの竹林の中を気にしているようだったから…うさぎが何匹か怪しい箱を運んでいたのよ…今アレがどういうことか説明してほしいわ」
正邪「だー、もううるせーな!今そんなことよりサタンムーンの破壊についてだろ、やってらんねーなバカばかりでよ!」
萃香「正邪、気持ちはわかるけどサタンムーン創造の犯人かもしれないから、今霊夢が気になってることを聞いてるだけで…」
【猫巫女さんどぞ】
正邪「ちっ…分かったよ」
霊夢「はぁ…あんたってやつは」
正邪「あ?」(睨み
霊夢「…」(呆れ
レミリア「ま、まあ2人とも…」
霊夢・正邪「…」
レミリア「話はそれてしまったけど…さっ!仕切り直しましょう!」
霊夢・正邪(ジトーッ)
レミリア(困った顔)
フラン「ね、ねえお姉さま。」ガタガタッッ…
レミリア「なに?フラン」
フラン「もしも今みんなと話し合って決まった事でサタンムーンをっ」
レミリア「すこし黙りなさい」
フラン「…」(シュンッ…
幽香「あらあら、ここまできての仲間割れなんてお笑いね、フランちゃんだっけ?言ってみなさい」
フラン「もし話し合って決まったことでもサタンムーンに通じなかったら…」
幽香「大丈夫よ、サタンムーンの事をちゃんと調べて戦うんだから心配はしなくていいわ」
幽々子「霊界の方でも霊たちを集めて消失を防ぐつもりよ」
正邪「バーカ!ふわふわしてる奴らが戦力になっても変わらねえだろ!」
幽々子「あら?1+1は1より少なくなるかしら?」
魔理沙「正邪、なんか言わないと気がすまねえのか 少し黙れよ」
正邪「…チッ!」
【すみれさんどぞ】
57: すみれ ◆u6:2020/03/14(土) 11:42 ID:6Ek 霊夢「とりあえず永琳、あの運んでいた箱について教えてくれるかしら?」
永琳「嗚呼、アレは単にサタンムーン討伐の際に必要だと思って予め用意しておいた薬よ。怪しいものでも何でもないわ」(フッ)
霊夢「本当の本当の本当?」(強く念を押して)
永琳「本当の本当よ、随分と疑り深いのねえ」(困り顔で)
霊夢「…今は信じておいてあげるわ。でも、疑わしい行動をした瞬間退治してやるんだからね」(札や封魔針を両手に持ち構えて)
永琳「あら、物騒ね…」(冷や汗を流して)
霊夢「もしものことを考えてのことよ、アンタらが変な気を起こさなければ良い話でしょう?」
レミリア「妖怪たちはどんな対策をしてるのかしら?」(チルノやリグルたちの方に目を向けて)
リグル「私達は、詳しくは知らないのであなた達に従って戦うだけです…すみません」(もじもじしてうつむいて)
幽香「大丈夫よ、もしものことがあれば私に何でもいいなさい 同じ妖怪同士なんだから」(優しく微笑み)
霊夢「いつも威圧的なあんたが珍しいわね」
魔理沙「ていうかよ正邪、お前さっきからダメ出ししてばかりってことはお前らはなんかいい案あるんだろうな?」
勇儀「まあ、あることはあるが…正邪、説明しろ」
正邪「おめーらに理解できるかわからんが説明してやるか、よく聞けよ」
【猫巫女さんの番です】
【すみれさんどぞ】
60:猫の巫女さん:2020/03/14(土) 16:56 ID:SzE 正邪「簡単に説明するとな、そのサタンムーンってやつにおめぇらのパワー(力)でぶっ飛ばしゃいいのさ」
幽香「…」
勇儀「まあ、そうゆー事だ。」
レミリア「分かったわ…誰か他にないかしら?」
しーん…
レミリア「フランは?他に何か?」
フラン「え、えと、お姉さま…私は…その、…」
レミリア「落ち着きなさい。」
魔理沙「そうだぜ。一旦落ち着いてみたらいい」
フラン「わ、分かった…」すーはー(深呼吸)
チルノ「ねぇ。あたいにいい考っ」
勇儀「おいっ(コソコソッ)すこし黙った方がいい。」
チルノ(コクリッ)
小傘「みんな少しギスギスしちゃってるよ、一旦落ち着こうよ ここでみんながケンカしてもどうにもならないしさ」
一同「………」
レミリア「ま、まあ今は幻想郷の危機だしみんな混乱しちゃってるわよね フラン?何かある?」
フラン「えっと…ただ単に総攻撃だけしてもサタンムーンに動きを読まれそうな気がする、もしサタンムーンに意思あったとしたらの話だけどね」
チルノ「うん、でねあたいはね」
正邪「Hの意見なんか…」(ボソッ)
チルノ「…!あ、あたいはっ」
正邪「Hじゃないもーんww」
一同「……⁉」(ざわっ)
チルノ「ムッカァァァァァァ!」(ガタン)
パァン!
正邪「いって!このやろっ!おらっ!」
ドンガラガッシャーン!
チルノ「う、うう うわあああああああああああ!」(ホールのドアを開けて走って)
大 リ ル「チルノちゃん!」(チルノを追いかけて)
正邪「……フン」
萃香「正邪!あんたなんてことを」
勇儀「今のはやりすぎだろお前…」
レミリア「あんたなんかに協力されたくないわ、帰って!今は大変なことになっているのに、あんたに構ってるほど時間がないのよ!出てって!」
正邪「バカの意見なんか聞いても無駄だ!」
魔理沙「だからって突き飛ばすことはねえだろ!」(正邪の胸ぐらを掴んで)
正邪「…離せ」
魔理沙「グッ……」
ー廊下ー
チルノ「あたいだって、幻想郷を守りたいのに…」
大妖精「チルノちゃん、大丈夫⁉」
【すみれさんどぞ】
64:匿名さん:2020/03/15(日) 11:53 ID:Kzg ー宴会ホールー
正邪「…」(みんなを睨んで)
正邪「フン、こんな奴ら…」(ホールから出ていって)
勇儀「みんなごめんな、同族として謝る」(頭を下げて)
萃香「ほんとーにごめん!」(手を合わせて)
レミリア「そんな…あんたたちが悪いわけじゃないんだから」(焦って)
魔理沙「あんなやつほっとこーぜ、それよりチルノは…」
チルノ「ごめん、勝手に逃げちゃって…あっ、」(フラフラと歩いて、倒れて)
レミリア「チルノ、少し休みなさい」(チルノに近寄って)
チルノ「やだ、あたいだって…バカなのは分かってるもん… バカって言われても仕方ないと思うけど…幻想郷を守りたいのはみんなと同じだから…」
レミリア「…分かったけど、無理は絶対しないで 立てる?ほら、座って」
チルノ「うん…」(レミリアに支えられて席に座って)
レミリア「それで、チルノの案は?」(しゃがんで、チルノに目線を合わせて)
チルノ「あのね、アタイはね、…例えば魔法とかを使うときってさ、火と水を同時に相手に当てちゃったりしたら効果が消えちゃったりするでしょ?」(小首をかしげながら)
レミリア「……ええ、それはそうね」(コクリ、と頷いて)
チルノ「それでそしたらね、例えば一緒に使って相性の悪い能力とかもあるじゃん?だからさ、ただ闇雲に総攻撃し続けるんじゃなくて、タイミングとか人の配置とかもきちんと考えるべきだと思うんだ…」(段々声が小さくなっていき)
レミリア「……!!」(驚き)
チルノ「ど、どうかな?」
レミリア「…! なるほどね、例えば前線部隊や後方部隊などに人を分けて、前線部隊は攻撃を行い、後方は支援をする…みたいに役割を分けたり、攻撃のタイミングを調整したりした方がいいんじゃないかってことね?」(ニッと歯を見せて笑って)
チルノ「そう、そうなの!」
レミリア「スゴいじゃないのチルノ!…私たちはサタンムーンをどうやって破壊するかの方法に執着しすぎてたわね」
レミリア「じゃあ、チルノの意見に沿ってもう一度策を練り直しましょう!」
深夜
レミリア「今日はありがとう!策を確認しましょう」
レミリア「一つ、兵団を強くするため数を多くしいつでもサタンムーンに対抗できるようにすること 二つ、闇雲に攻めるより、タイミングを図り相性の良い相手とペアを組んで戦うこと これでいいわね」
一同(うなずき)
レミリア「今日はありがとう、みんな疲れたわよね メイドたちにみんなの個室は確保させてるからゆっくり休んで頂戴 それでは解散!」
霊夢「チルノ!お手柄じゃない!」
早苗「すごいですね、私達が思いもしなかったことを思いつくなんて」
大妖精「チルノちゃんは最強だもんね!」
チルノ「えへへ…」
魔理沙「じゃあな、おやすみ!」
チルノ「おやすみ、みんな」
【猫巫女さんどうぞ】
68:匿名さん 拡散希望:2020/03/15(日) 14:01 ID:Kzg 咲夜「お嬢様…もう遅いというのに」
レミリア「私はみんなを引っ張らないといけないのよ、あなたも休みなさい」
咲夜「いいえ、お嬢様がまだ働くのでしたらお供します」
レミリア「…わかった、じゃその資料持ってきて」
咲夜「はい」
次の日
レミリア「みんな、おはよう…大変よ!私のミスで計算し間違えていたの」
フラン「ど、どういうこと⁉お姉さま!」
レミリア「サタンムーンの発生が明日だったの…」
一同「⁉」
妖夢「そんな…まだ策の完成がまだなのに…」
勇儀「なんでそんなに大幅に間違えたんだ!」
正邪「やっぱな…」(ホールのドアを勢いよく開けて)
一同「正邪⁉」
正邪「私なりに月を観察してたが、レミリアの予想より月が紅くなるのが早いと思ってな…」
レミリア「…ごめんなさい」
フラン「お姉さまを攻めてもしかたないよ!来るものは来ちゃうんだもん!早く完成させよう!」
レミリア「みんな落ち着いて‼」(バンッ‼
みんな"ビクッ‼
レミリア「確かに計算を間違えたわ。でもそういう時こそ落ち着くのではないの⁉」
みんな"…
フラン「お、お姉さまのバカッ!」
レミリア「フラン!まっ…」
霊夢「やめなさい。レミリア。あなたはここのまとめる人でしょう?だったら落ち着かないと。さっきあなたが言った言葉は何?そういう時こそ落ち着くんじゃないの?」
魔理沙「そ、その辺にしといたほうが…」
霊夢"フンッ…
正邪「じゃあ誰が援護して、誰が集中攻撃するか決めようぜ。」
みんな「うん。」
チルノ「ハイハーイ!あたいが前に出るぅ~‼」
大妖精「!?」
レミリア「分かったわ。じゃあ今から言う人は集中攻撃お願いね。」
レミリア「私・霊夢・フラン・咲夜・・・ね。」
レミリア「読んでない人は援護をお願い。」
レミリア「じゃあ、今日はもうここで解散 各自サタンムーンについて最後に調べてきなさい はい解散!」
フラン「お、お姉様…」
レミリア「もういいから、それより早く準備しなさい」
フラン「う、うん…」
正邪「おいレミリア!ちょっとこっち来い」
レミリア「ええ」
ー紅魔館裏口付近ー
【すみれさんどぞ】
73:匿名さん 拡散希望:2020/03/16(月) 09:30 ID:Kzg 正邪「お前には指揮者を任せられないと思うんだ」
レミリア「……」
正邪「だってそうだろ?まともにみんなをまとめられていないし、サタンムーンの発生の計算を間違えてみんなに報告してしまった だから…」
レミリア「その分、私がカバーしてみせるから」
正邪「…だとしてもなぁ、私はパチュリーに従う」
レミリア「そう…」
レミリア「……」
フランドール「お、お姉様は別に…仕方なかったのよ!それにたった一回のミスだもん!これから取り返せば…」(精一杯フォローして)
レミリア「…これに関しては正邪が正しいわ。私が悪いの」(深く溜め息をついて)
フランドール「そんなことないよ!そもそもは私がいつまでもウダウダ落ち込んでたからで…」
レミリア「…ごめんなさいねフラン、少しだけ一人にしてもらえるかしら」
フランドール「!… うん、わかった」(とぼとぼ歩いていく)
レミリア「…(私ったらフランに当たって、姉失格ね)」
正邪「まあ、と言うわけだから これじゃ、サタンムーン討伐の指揮者どころか紅魔館の当主としてもダメだな」
レミリア「……そう…ね」(そんなこと、分かってるわよ…)
正邪「もう行っていい 私はもう少しサタンムーンについて勉強しないといけないんでな」(シッシッ)
ー輝夜の個室ー
永琳「輝夜様、準備は整っております…」
輝夜「ええ、他のうさぎたちにも配置につくように指示をして」
永琳「はっ!」
ーレミリアの部屋ー
レミリア(私のせいでみんなに迷惑をかけちゃったんだから、みんなより頑張らないと)
レミリア「月が紅くなるのが早いわ…そろそろなのね」
ー人里ー
文「ふーん、特に目立った災害などは見られませんね…」
椛「文、そっちはどうだった?」
文「異状なしです」
椛「昼間だというのに暗いわね、ほんとに世界の終わりの雰囲気プンプンって感じね」
【猫巫女さんどうぞ】
77:匿名さん:2020/03/16(月) 12:01 ID:Kzg ーサタンムーン発生ー
霊夢「ついに始まったわ…サタンムーン」
パチュリー「みんな、絶対に油断はしないで!準備はいいわね!」
一同「おおっ!」
魔理沙「それじゃ、戦闘開始だ!」(同時にみんなが飛び立つ)
レミリア「みんな!力を解放しなさいー!」
フラン「分かったわ!お姉様!」
魔理沙「おうっ!」
力を解放すると、右の頬にV字型の赤色の模様が出る。
レミリア「いくわよ!」
【すみれさんどうぞ】
80:すみれ◆u6:2020/03/17(火) 10:16 ID:6Ek 霊夢「それじゃあいくわ!異変を起こした存在は、等しく退治される運命にあるのよ!」(周囲にお札を何枚も浮かせ、その外周を陰陽玉が漂っており、さらに指と指の間には封魔針を3本装備する。彼女に妥協はないらしい…)
咲夜「私のナイフが通用するかは判らないけれど…貴女の時間は私の物。そこには例外などないんだから…」(ナイフに自らの高純度の魔力を宿らせては、片手に懐中時計を持ち、エプロンドレスは辺りを流れる紅い紅い風で棚引いている…)
チルノ「アタイだって負けないよ!最強との格の違いってヤツを見せてやる!」(メキメキとその質量を増していく結氷で作り上げた剣を握りしめて、周りには強力な冷気を纏わせる…)
魔理沙「全速全開!先ずは私からいかせて貰うぜ!」(八卦炉を持ち出してはエネルギーを順調に溜めていき、それをサタンムーンの芯らしき場所に向ける。そして熱と星を究めたその絶大な魔法がサタンムーンを襲うッ!)
(そのホットな心を持ちながらも頭の芯は強く冷えている…そんな今の彼女はまさしく大魔法使いと呼ぶに相応しいだろう)
パチュリー「…へェ、なかなか良質な魔法と魔力を扱うようになったじゃない。少しは見直したわ」(ジトリとした冷たい視線で魔理沙を射抜き)
魔理沙「言葉と表情が合ってないぜ!…んじゃあ感心させたし本は返さなくても」
パチュリー「それはダメ」
魔理沙「そのくらい良いじゃないかよ…」
レミリア「直接的にダメージを与えるパワー担当は!」(強く紅いオーラを身体に纏わせている)
フランドール「私とお姉様に任せてよ!」(手には炎の剣を握る)
霊夢が札をサタンムーンの外壁に当てる
魔理沙はマスタースパークを撃つが外した
咲夜は素早く飛び立ち、霊夢の隣に並びナイフを投げる
チルノは幼児のように氷の剣を振り回す
レミリアとフランは手を結びバランスを取り、サタンムーンの様子を見ながら攻撃をする
他の部隊は大結界の修復に向かった
だが、一人だけ何もせず黙って見ているだけの者がいた
正邪「……」
【猫巫女さんどうぞ】
83:猫の巫女さん:2020/03/17(火) 13:10 ID:SzE 正邪"ザッ…(去る)
フラン「タァァァァッッッ!」
レミリア「駄目だわっ…ぜんっぜん効かない…」
咲夜「お嬢様!ここは任せてください!」
パチュリー「ええ。レミィはガンガンいって!」
霊夢「え?正、正邪がいないわっ!」
レミリア「え?」
フラン「キャアァァァッ‼」(地面に叩きのめされる)
レミリア「フラーン!!」
魔理沙「ゲッ…回復魔法が効かないぜ…」
レミリア「そ、そんな!」
フラン「お姉さま、みんなはあいつをっ…サタンムーンを頼むわ…」
レミリア「で、でも」
フラン「いいから行ってっ!!」
霊夢「私の頬にっ」
レミリア「力が解放されたようね…」
チルノ「あっ!あたいにもっ!」
レミリア「ど、どうして…フランの頬だけ…模様の色が赤じゃなくて…紫なの?」
魔理沙「うわっ!!」
レミリア「ま、魔理沙!」
魔理沙「こ、これくらいだいっ…」
レミリア「ま、魔理沙も、頬が…赤から紫に?」
魔理沙"バタッ…
正邪「…私なんか、いつだって嫌われものなんだ 自分でも十分に分かっている…私がいたところでアイツらに迷惑をかけるだけなんだ」(山の崖っぷちに立って戦っている遠くのみんなを眺めて)
フラン「勝手すぎるんだよあんたは!ハァハァ」
正邪「⁉ お前、なんで…」
【すみれさんどぞ】
86:すみれ◆u6:2020/03/18(水) 22:39 ID:6Ek フランドール「何がキラワレモのさ!何が迷惑をかけるだけさ!そんなのやってみないと分からないじゃない!」
正邪「…会議の時だって私は顰蹙を買ってただろ、アレで結果は出てるんだよ」
フランドール「それだけで最終的にどう転ぶかなんて予測できないよ!第一、この幻想郷の危機に敵だの味方だの指名手配犯だのないよ、勝手に諦めないでよ!」(涙滲ませ)
正邪「う、うるせえ!私があそこにいったらどうせ自分勝手にやって、この幻想郷は消えちまうんだ…」
フラン「バカ!やってみないとわかんないって言ってるじゃん!…さ、一緒に戦おうよ ね?」
正邪「グッ…お前に私の何が分かるってんだ!私はお前らとは違う、協調性も情もなく暴力的でいつも誰かに何かいちゃもんつけて文句言わないと気が済まねえ屑だ!自分でもどうにもならねえんだ だから…だからこんな奴は仲間になる資格はない……」(崖の先に近づきながら)
フラン「せ、正邪っ!」
正邪「こっちへくんな!あっち行けこのガキ!」(涙ぐんで)
フラン「………てるよ」
正邪「⁉」
フラン「私は知ってるよ、正邪のこと 正邪がチルノを突き飛ばして紅魔館から出て行って、私もこっそり抜け出して正邪のあとをつけたんだよ 正邪…木の上に座って、泣いていたじゃん…『私はなんてことを』って泣いてたじゃん!だから正邪は本当は優しいって知ってるの!」
正邪「うるせえ…、うるせえうるせえうるせえ!」(耳を塞ぎ叫んで)
正邪「お前なんかに私を理解されたって嬉しくもなんともねえ!いいからあっちいけ!」
フラン「やだ!正邪と一緒に戦う!」
正邪「…クソっ!」(崖から飛び降りようとして)
フラン「正邪っ!」(正邪の左腕を引っ張って)
正邪「やめろ!やめろおおおおおおお!………うわあああああああ!」(死のうとしたが抑えられて、気持ちが萎えて)
闇フラン「アハハハハハハハッ」
正邪「!?」
正邪「グアァァァッ!」
フランは闇に染まって正邪は亡くなった。
レミリア「フ、フラン?フランなの?」
闇フラ「ソウダヨ?オネエサマ?」
レミリア「違う。あなたはフランじゃない…」
闇フラ「ナニヲイッテイルノォ?オネエサマ?」
ズドォォッッーーン!!
闇フラ・闇レミ「ミンナモアッソビィッマッショォッ⁇」
魔理沙「グッグウゥ…グアァァッ!」
霊夢「ま、マリサァァッ!!??」
魔理沙「わ、私が染まらないうちにとどめをっ…助けて欲しいんだ…みんなを幻想郷を守りたいんだ…お願い…お願いだ…グッ…」
霊夢「ま、魔理沙にそんなことできるわけないじゃない!今までどれだけ一緒にいたと思ってるのよ!?
闇マリ「タイムアップ…ダ」
みんな(闇になってない人)!?
闇マリ「ダークスパーク」ズドォオオォッッ!
パチュリー「はっ!」
闇マリ「ちっ。」
闇マリ「スーパーダークスパーク」ズドォォォォッッッッン‼
闇フラ「ココハマリサ二任せルワネ!」
闇マリ「ワカッタゼ…!フラン様!」
闇フラ「オネエサマイキマショッ!!」
闇レミ「エェ♪」
闇マリ「オツギハダレトアッソボウカナッ♪」
正邪「……」
正邪「サタンムーンに取り込まれたらこうなってしまう可能性だって…」
フランドール「可能性の話じゃない!不吉なこと言うのはやめて早く来て!」(グイッと腕を引っ張り)
正邪「…うう、だって私は……」
フランドール「だってじゃないよ!…行こう、幻想郷を救いに!」
正邪「」(こくっ)
バキバキッ バリバリバリバリッ(結界が砕ける音)
霊夢「まずいわ!戦力が足りない!はっ!う、腕が!」
レミリア「正邪がいないのよ!うっ、サタンムーンに腕が黒化させられてる…」
勇儀「クソっ!あいつはこんなときも勝手だ!グッ!うぉぉぉぉぉぉお!」
正邪「……!」
正邪「あぁ…みんな怒ってる…」
フラン「ほら!行くよ!」
レミリア「あら、フランじゃない!うぐぐぐっ!今のうちに、萃香!」
萃香「行くよ!ええぃっ!」
正邪「おい…みんな」
勇儀「正邪、お前っ!今の今までどこへ行ってたこの卑怯者!」
正邪「…!(ビクッ)」
霊夢「ほら、あんたそこどいて!」(ドンッ!)
正邪「うわっ!」
魔理沙「お前ここまできて邪魔すんなよ!」
正邪「ああぁぁぁ………、今私が出ていったらきっとこんな事に…」(土下座のように体をうずめて頭を抱えて)
【猫巫女さんどうぞ】
94:匿名さん 拡散希望:2020/03/19(木) 22:36 ID:Kzg 正邪「やっぱり無理だ!」
フラン「もう!えい!」(怪力で正邪をみんなの所へ飛ばして)
霊夢「せ、正邪!」
猫巫女さんどうぞ
96:猫の巫女さん:2020/03/21(土) 00:30 ID:SzE 闇フラン「ワタシノアイテハフランヨ。」
フラン「タァァァッ!」
闇フラン「グッ…」
フラン「ハァァァァッ!」ズドォォォォン
闇フラン「グァァァァッ!」"消滅
闇マリ「ダァァークスパァーク!」
魔理沙「ハァァ!マスタースパーク・鬼」
闇マリ消滅
レミリア「偽りの私たちは消えたようね。さて、どうし……ぇ?フ、フラン?どうし…
グハァァァッッ!」
レミ「ちょっとフラン何やって…ゴホッッ」
フラン「まだ気づかないノ?わたしがしゅっ」
魔理沙「…タースパーク!」
フラン「ちっ。わたしが主犯よ。うふふ。気づかないなんて哀れね。アッハハハハハハ」
フラン「みんな破壊してやるヨ。バイバイ。さよなら。」
レミリア「そ、そんなの。キッ(目が赤く光る)あなたの姉、そして紅魔館の主であるわたしが許さないわよ。」
フラン「だったらお前の能力を破壊してやるよ。」
バキイィィッ
正邪「…てな感じでお前が主犯なんじゃないのか?!」
フラン「やめてよ失礼な!」(プンプン)
フラン「第一なんで私がサタンムーンを作れる力があるというの!」
正邪「ふん、どうだろうな」
フラン「ふふっ、いつのも正邪だ…」
フラン「とにかく、行くよ」(グイッ)
正邪「ちょっ!おまっ…」
勇儀「クソっ!なんでこんな時にあいつがいねーんだ!」
萃香「あんなやつほっときなよ!ん?あれはなに!!」
霊夢「あれは、九尾の狐!」
正邪「み、みんな…」
みんな「せっ、正邪ぁ⁉」
勇儀「お前っ!幻想郷が消えるかもって時にこの野郎!」(正邪の胸倉掴んで)
正邪「うっ………」
フラン「みんな待って!正邪は…正邪は!」
フラン「正邪は本当は…」
勇儀「いいやつだから許してやれダァ?」
フラン「…!」(ビクッ)
レミリア「落ち着いて、勇儀。責任を追求するのは後よ。今はとりあえず戻ってきてくれたことを喜びましょう」
勇儀「チッ、まあ今はそんな場合じゃないしな…」(ぎろっ)
正邪「…」(ビクッ)
レミリア「正邪、策を教えるから一緒に来て!」(正邪の手をとって)
正邪「あ、ああ…」
レミリア「よく聞いて、今は博麗大結界の修復と共にサタンムーンの力をを押し返しているの だから正邪はあなたの能力でサタンムーンの魔力をひっくり返してくれる?」
正邪「しかし、こんな幻想郷との近距離でやったら危ない…と思うんだが…」
レミリア「大丈夫、戦力になってくれてる妖精メイドたちが地上への影響を抑えてくれてるわ」
正邪「わ、分かった…」
【すみれさんどぞ】
104:匿名さん:2020/03/22(日) 10:18 ID:Kzg 正邪「よし…いくぞ!うぉぉぉぉぉぉお!」
勇儀「お前何やってんだ!そこじゃねーよバカ!クソ、どけお前私がやる!」(ドンッ)
正邪「あっ、……。」
【すみれさんどぞ】
106:匿名さん:2020/03/23(月) 14:06 ID:Kzg 正邪(やっぱり私は…役立たずだよな)スッ
勇儀「あー、なんでこんななる!ったく…」
正邪「………」
レミリア「………正邪?どうしたの?」
正邪「…な、なんでもねえ」
霊夢「魔理沙!今よ!」
魔理沙「おらっ!マスタースパーク!」
幽々子「すべての霊体よ、我が声に答えよ!そしてサタンムーンを討伐し給え!」
霊体たち「ウワァー!」(フワフワワァ)
幽香「はっ!」(ドゥゥゥン!)
【すみれさんどうぞ!】
108:すみれ◆u6:2020/03/23(月) 16:40 ID:6Ek 妖夢「加勢しに来ましたよ、皆さん」(颯爽と現れ刀身を振り回しては、其処から幾多もの桜の弾幕が零れ)
橙「私も手伝わせてもらいます!どーまんせーまん!」(爪で札を引っ掻けば呪が溢れ出、サタンムーンを包む)
藍「…最強の妖怪の式たる力、思い知るがいい」(前鬼後鬼を召喚すれば力の限りサタンムーンを殴り付ける)
ー幻想郷の消失 残り15分ー
レミリア「みんな、急いで!消失まであと15分よ!フルパワーでサタンムーンを抑えて!」(空中から悲愴を何本も発射し、サタンムーンに刺さり)
霊夢「ええ!もう少しで芯に届くわ!最後まで油断しないで!」
妖夢「ですが、みんなの体力が…」(サタンムーンから発せられた闇の弾幕を斬りつけ)
フラン「諦めちゃダメ!ぐぅッ!ええぃっ!」(炎の剣を振りかざしサタンムーンの外壁を削る)
サタンムーンの周りから闇の粘液が流出し、スライム状になり霊夢たちの動きを狭めていく
魔理沙「クソ!動けねぇッ!」
フラン「私の能力で!ええぃっ!」ビシャァァアァ
正邪「今だ、今しかない!うおおお!」(岩を持ち上げサタンムーンにぶつけ、外壁が全て剥がれた)
芯が丸出しになった
霊夢「異変を起こしたらみんなこうなる…あんたも同じよ」
霊夢「夢想封印!」(陰陽石が飛ばされ4色の札がそれを包み、サタンムーンを永久封印した)
あたりはサタンムーンの影響で、荒れた地上や不安定な結界が続いていた
みんなは弾幕を発射し続け、サタンムーンからの攻撃を受けていたので限界を越えていた。
霊夢「終わった…」(黒化した地面に降り、里や荒れた空を眺めて)
レミリア「……せ、正邪…」
正邪「…!」(さりげなく去ろうとして)
萃香「…待ちなよ、正邪」(優しく微笑んで、正邪の腕をとり)
正邪(私は…何をしても嫌われ者さ)
レミリア「正邪!…ありがとう」
正邪「えっ!?」
【すみれさんどうぞ】
112:匿名さん 拡散希望:2020/03/24(火) 11:25 ID:Rl. レミリア「あんたが岩を投げつけてくれたから、封印できたのよ」(ニコッ)
勇儀「んだよ、お前ついさっきまで逃げてたくせによ!最後の最後にカッコつけやがって…」(ギロッ)
萃香「……正邪はやっぱり最低だな」(白い冷たい目でみて)
幽香「あんたは幻想郷の恥ね」(静かに気迫を出して)
にとり「ちょっ!あんたたち言い過ぎだよ!」
ルーミア「そうだよ!来てくれたんだからもういいじゃん!」
一同「………」(シーン)
正邪「………」(その場から離れようとして)
幽々子「あら、みんなに迷惑かけといて逃げるつもり?」
正邪「…!?………うぅ…」
レミリア「みんな!もうやめなさいよ!正邪は戦いに来てくれたんだからもういいじゃないの!」
リグル「そうですよ、レミリアさんの言うとおりです!」
妖夢「もういいとか、そんな単純な事でしょうか?会議の際にも正邪さんはチルノさんをケガさせて…」
小傘「だからってそんなに言うことはないでしょう!」
正邪「お前ら…もういい!全部私が悪いのは本当だ」
魔理沙「そうだな、悪いのはお前だ」
レミリア「ま、魔理沙!」
魔理沙「悪いって思ってるなら、償えよ 逃げるんじゃなくて」
正邪「…だけど、私はどうやったって天邪鬼で反抗的で暴力ふるうに決まってんだ」
魔理沙「分かってるんなら直そうって思わねえのか!…な?協力するから、頑張ろうぜ?」
【猫巫女さんどうぞ】
115:匿名さん 拡散希望:2020/03/24(火) 20:30 ID:Kzg 魔理沙「なあ、みんな 正邪が憎いのは分かる、だからって放っておくのはよくないぜ?」
霊夢「でもねぇ、信じられないわねぇ…そうじゃない?」
勇儀「そうだよ…私らは正邪と一緒にいたが、嫌だと思ってたんだよな 私らが言うことにいらんツッコミいれてよー、しらけるんだよオメーがいるからよ!ペッ!」(ギロッ)
萃香「口が悪いけど勇儀の言うとおりだな…」
幽香「もう行きましょ?」
一同((スタスタ………シーン
チルノ「あたい、あんたのこと許さないから…」(…殺意の目を向けて)
正邪「チ、チルノ…あ、あの時はっ!」
チルノ「ごめんってー?wwww」
チルノ「突き飛ばすなんて、サイテーだよ… みんなには心配かけるから言わないけど、今でも結構痛むからね?みる…血?」
シュルシュル…
チルノの後頭部は血がまだ滲んでいた
チルノ「こんなことになったの、アンタのせいだから」キュッキュッ(包帯をまた頭に巻き直して歩いていき)
正邪「うっ、うわあああああああああああああ!」(号泣)
あれ?サタンムーンの止めって幽香がする約束じゃ…?
117:匿名さん 拡散希望:2020/03/24(火) 21:00 ID:Kzg【あ…忘れてた せっかく考えてくれてたのに申し訳ない!】
118:匿名さん 拡散希望:2020/03/24(火) 21:07 ID:Kzg 【小説をお読みいただきご指摘いただきありがとうございます】
訂正
ー幻想郷の消失 残り15分ー
レミリア「みんな、急いで!消失まであと15分よ!フルパワーでサタンムーンを抑えて!」(空中から悲愴を何本も発射し、サタンムーンに刺さり)
霊夢「ええ!もう少しで芯に届くわ!最後まで油断しないで!」
妖夢「ですが、みんなの体力が…」(サタンムーンから発せられた闇の弾幕を斬りつけ)
フラン「諦めちゃダメ!ぐぅッ!ええぃっ!」(炎の剣を振りかざしサタンムーンの外壁を削る)
サタンムーンの周りから闇の粘液が流出し、スライム状になり霊夢たちの動きを狭めていく
魔理沙「クソ!動けねぇッ!」
フラン「私の能力で!ええぃっ!」ビシャァァアァ
正邪「今だ、今しかない!うおおお!」(岩を持ち上げサタンムーンにぶつけ、外壁が全て剥がれた)
芯が丸出しになった
幽香「んじゃ…トドメを刺しましょうか」
幽香の周りから向日葵の弾幕が素早く飛びサタンムーンの心に刺さりサタンムーンは消滅した
あたりはサタンムーンの影響で、荒れた地上や不安定な結界が続いていた
みんなは弾幕を発射し続け、サタンムーンからの攻撃を受けていたので限界を越えていた。
霊夢「終わった…」(黒化した地面に降り、里や荒れた空を眺めて)
レミリア「……せ、正邪…」
正邪「…!」(さりげなく去ろうとして)
萃香「…待ちなよ、正邪」(優しく微笑んで、正邪の腕をとり)
正邪(私は…何をしても嫌われ者さ)
レミリア「正邪!…ありがとう」
正邪「えっ!?」
レミリア「あんたが岩を投げつけてくれたから、封印できたのよ」(ニコッ)
勇儀「んだよ、お前ついさっきまで逃げてたくせによ!最後の最後にカッコつけやがって…」(ギロッ)
萃香「……正邪はやっぱり最低だな」(白い冷たい目でみて)
幽香「あんたは幻想郷の恥ね」(静かに気迫を出して)
にとり「ちょっ!あんたたち言い過ぎだよ!」
ルーミア「そうだよ!来てくれたんだからもういいじゃん!」
一同「………」(シーン)
正邪「………」(その場から離れようとして)
幽々子「あら、みんなに迷惑かけといて逃げるつもり?」
正邪「…!?………うぅ…」
レミリア「みんな!もうやめなさいよ!正邪は戦いに来てくれたんだからもういいじゃないの!」
リグル「そうですよ、レミリアさんの言うとおりです!」
妖夢「もういいとか、そんな単純な事でしょうか?会議の際にも正邪さんはチルノさんをケガさせて…」
小傘「だからってそんなに言うことはないでしょう!」
正邪「お前ら…もういい!全部私が悪いのは本当だ」
魔理沙「そうだな、悪いのはお前だ」
レミリア「ま、魔理沙!」
魔理沙「悪いって思ってるなら、償えよ 逃げるんじゃなくて」
正邪「…だけど、私はどうやったって天邪鬼で反抗的で暴力ふるうに決まってんだ」
魔理沙「分かってるんなら直そうって思わねえのか!…な?協力するから、頑張ろうぜ?」
魔理沙「なあ、みんな 正邪が憎いのは分かる、だからって放っておくのはよくないぜ?」
霊夢「でもねぇ、信じられないわねぇ…そうじゃない?」
勇儀「そうだよ…私らは正邪と一緒にいたが、嫌だと思ってたんだよな 私らが言うことにいらんツッコミいれてよー、しらけるんだよオメーがいるからよ!ペッ!」(ギロッ)
萃香「口が悪いけど勇儀の言うとおりだな…」
幽香「もう行きましょ?」
一同((スタスタ………シーン
チルノ「あたい、あんたのこと許さないから…」(…殺意の目を向けて)
正邪「チ、チルノ…あ、あの時はっ!」
チルノ「ごめんってー?wwww」
チルノ「突き飛ばすなんて、サイテーだよ… みんなには心配かけるから言わないけど、今でも結構痛むからね?みる…血?」
シュルシュル…
チルノの後頭部は血がまだ滲んでいた
チルノ「こんなことになったの、アンタのせいだから」キュッキュッ(包帯をまた頭に巻き直して歩いていき)
正邪「うっ、うわあああああああああああああ!」(号泣)
レミリア「………」
霊夢「レミリア、アンタどうしたの?サタンムーンはもう終わったのに どこかの馬鹿力のおかげで」(幽香をニヤニヤしてみて)
幽香「霊夢?お仕置きが必要かしら?」
レミリア「まだ…妖気があるの サタンムーンの…」
パチュリー「!? きっとサタンムーンの闇が誰かに乗り移ったんだわ あら?紅魔館方面に闇の痕跡が続いているわ」
咲夜「行ってみましょう!」
ー紅魔館の近くの池ー
チルノ(サタンムーン)「ヒヒッ、ウヒヒヒヒッ!あいつが悪いのよ アタイハワルクナイアタイハワルクナイアタイハワルクナイアタイハワルクナイアタイハワルクナイアタイハワルクナイアタイハワルクナイアタイハワルクナイアタイハワルクナイウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ」(正邪を、闇の粘液が混じった氷で攻撃して)
正邪「や、やめろおおお!」(血まみれになって)
正邪「私が悪かった!もうやめてくれえええ!」
大妖精「チルノちゃんどこにいるのかな?そろそろもどってきていると思うんだけど、、、」(キョロキョロ)
大妖精(ん?あれは、、、チルノちゃんと、確か、、、正邪、、、さん?あんなところでなにをして、、、!?)(正邪が血まみれなことに気がつく)
チルノ「とどめだ‼あたいを突き飛ばし、傷つけたこと、、、後悔するがいい!」
正邪「ぐっ、、、!」
大妖精「やめて‼チルノちゃん‼‼」(正邪をかばうように両手を広げて)
正邪&チルノ「「!」」
正邪「だ、大妖精…ハアハア」
チルノ「大ちゃん…うぐっ…お前は許せない!正邪ああああああああああ!地獄に落ちろ!」(氷の矢を取り出して)
大ちゃん「チルノちゃん!お願いやめてっ」(目をつぶって右にかおを傾けて)
チルノ「大ちゃんどいて!あたいはそいつに罰を与えなければいけないの!」(素早く正邪の背中に移動し、氷の矢を突き刺し)
正邪「ぐあああああああっ!あああああああああ!」
正邪"ゔっ…バタッ…
チルノ「あれ…アタィハなに、を…」バタッ。
大妖精「チ、チルノちゃん!チルノちゃん!正邪さん!」
フラン「み、みんな…チ、チルノと正邪の血が…血が…!」
フラン「てことは次に乗り移られるのは…さ、さく」
咲夜「ぇっ…ぁえ?ぐっぐぅぅっ…アアァァァァ!」
咲夜「みなさんは構わず…わ、」
パチュリー「フランには言ってなかったけど…!サタンムーンは…第三形態まであるの…」
フラン「ど、どうして!どうして私にだけ私にだけは!!ひどぃよ…」バサッ"飛んで行った)
魔理沙「フラン!待ってくれよ!」
レミリア「フランを頼んだわ。」
魔理沙「おう!」
???「フフフッ、バラバラね… もっと苦しめてやりましょ」
霊夢「咲夜から妖気を感じるわ!…サタンムーンの正体がいるわ」
魔理沙「何!誰がいるんだ」
咲夜「私の正体に今更気づくなんて…」(千本程のナイフを投げつけ)
霊夢「もうやめなさい…九尾 幻(ここのお げん)!」
幻「フフフッ、やめるわけないわよ こんなに楽しいんだもの、もっとこの鬼さんで遊びたいわ!こんなおばさんに憑きたくないわ この子がいいわ」(咲夜は体に合わずチルノにもう一度憑き)
チルノ「……!?ウヒヒヒヒッ!タヒね!タヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒねタヒね!」
正邪「うっ…」(ガクン)
幽香「正邪を助けたくはないけど、私の花が死んだら嫌だしやるしかないわね」
【やっちさんどうぞ】
125:なかやっち:2020/03/25(水) 15:49 ID:Y9Y 霊夢「とりあえずチルノと幻を引き剥がさないと…」
幽香「そうね。本体を戦闘不能にしないと、また他の人に乗り移るもの。あの氷妖精さんが傷つくのもかわいそうだしね」
幻(チルノ)「アハハハハッ!みんなで内緒話?私も仲間に入れてほしい…なっ!」
(ドス黒い色をした氷の剣をつくりだし、霊夢達に斬りかかってくる)
【猫巫女さんどうぞ】
127:みー:2020/03/25(水) 18:55 ID:SzE 猫の巫女です"名前変えます。
フラン「やぁっ!」
炎の剣と氷の剣で技が消滅
闇チル「フッアハハハハハハハッ!」
幻「アンタフランネ?フラン…フラン!サァ私の身体になってょ。」
フラン「いいわ。そのかわり、あんたが私の魔力に耐えられるかわね。」
幻(フン。まぁどうせ私の足元にも及ばないんだろうけどな)
ヒュンッ"乗り移る
フラン「ふふっ。私は大丈夫よ。こいつのの、り、う、つ、る能力を破壊したから。」
幻「よ、よくも…よくもやってくれたな!フラン」
幻「…いいこと教えてあげるわね。フラン。あなたのまけヨ。」
フラン「ぇ?」"グハァッッッ…!
フラン「キャアァァァ!」
チルノ「ぅ…あ、あたいは何…を?」
大妖精「チ、チルノちゃん!起きた!起きたよ!」
チルノ「だ…だい…、大ちゃん…。」
大妖精「チルノちゃん!しっかり!」
チルノ"うぅ…
幻「ただ起きたか。乗り移る力が破壊されたのならば再生すればいい。」
レミリア「フラン⁉…幻!アンタのことは許さないわ!」
咲夜「妹様に乗り移られたことを、後悔なさい!」
幻「ヒヒヒヒッ!これで最強になれたわ!あはははっ!これで幻想郷(ここ)を破壊できるわ!」
霊夢「はぁ…ほんっとーに質が悪いわねー!相手したげるわよ!」
幽香(壊された能力を再生するなんて…簡単にはできないはず…この妖怪の能力かしら…?)
フラン「アハハハハハ‼みんな壊れてしまえ!」
レミリア「くっ…!いつものフランよりも…重い…‼」
フラン「フフッ、あたりまえでしょう?私はただ乗り移っただけじゃないの。」
レミリア「!?…どういう…うわっ!」(弾きかえされる)
【猫巫女さんどうぞ】
131:匿名さん 拡散希望:2020/03/27(金) 15:23 ID:4/s 幻「私の能力を教えてあげるわ!私の能力は『スベテヲアヤツル程度』の能力よ!あんたらには勝ち目はないわ」
霊夢「フン、全て操れるほどの器があるのかしらね」
咲夜「害獣は駆除しなくてはいけませんね」
レミリア「愛しき私の妹に乗り移ったことを後悔させてあげる!」
幻「私に楯突いたことを後悔させてあげるわ!」
フランの夢の中
フラン「みんな!行かないで!行かないでよ!」
レミリア「ごめんね…フラン」
フラン「そんな!そんな!お姉さまぁぁぁぁっ!」
???「奴の倒し方を教えてあげる」
フラン「奴の…たお、倒しかた?」
???「奴「幻」
幻は物理攻撃が効かず、すべてを操る程度の能力。だから操られたものの能力をコピーできる。そして操られたやつは夢の中へ送り込まれ幻と会わなければ永遠にここにいる。奴の最大の弱点は…
」
フラン「そうなのね。ありがと」
???「あなたを起こしてあげる!ばいばい!頑張ってね!!」
パチッ…
フラン「!?みんな!」
早苗「起きましたか…」
早苗「フランさんも手伝ってください!」
フラン「で…でも!奴は物理攻撃は効かないの!」
早苗「!?どうしてそんなことわかるの!?」
フラン「だっだって…。!?」
早苗「フランさんどうしまし」
早苗「え、ぁぁぁ!ぐぅぅ…」
フラン「操られたのなら…私が永遠に破壊し続けてあげる!私は破壊。お姉様は再生つまり」
咲夜「これでもくらいなさい!」(十数本のナイフを投げつける)
幻「私の話を聞いていなかったの?私の能力はすべてを操る程度の能力。こんなナイフを操ることぐらい容易いわ」
(投げつけたナイフが咲夜にすべて返ってくる)
咲夜「なっ…!くっ…」
(なんとか避けようとするが間に合わず、ナイフが咲夜の肌を切りつける)
幻「おばさんがでしゃばらないでよ。私が勝ち目はないって言った理由、分かったかしら?」
レミリア「分からないわね!」
幻「なっ、後ろから…ぐぅっ!」
レミリア「まだ戦いは始まったばかりのに、勝ち目がないなんてまだ分からないでしょう?」
幻「確かにそうね…私があなたたちを叩きのめして許しをこうまで痛めつけないと、分からないでしょうね‼」
あ、猫巫女さんきましたね!書いてしまったので、>>133
は気にしないでください(;´∀`)
フラン「物理が効かないのなら精神攻撃をしてやるわ!あんたが誰かに乗っ取ったらそこを破壊!再生してもスキがなくなるわ、そしたらあとは…ね?」
レミリア「あなた賢いじゃない!そうと決まればやるわよ!」
幻「べらべらとうるさいわね そんな余裕じみた態度がいつまで見れるか楽しみだわ」
幻(ふふふ、コイツラはまだ私のことを分かってないのね じゃあ化かしてあげましょうか)
幻「あなた達、こんな話聞いたことない?狐が人を化かすって」(言い終えると狐の群れが襲いかかってくる)
レミリア「こんな雑魚たちなんかで…痛っ!」
フラン「体が…!」(狐に押さえつけられて、破壊及び脱出ができない)
幻(フフフッ、アハハハハハッ、面白いわ!ただの催眠術で勝手に痛がってタヒぬのよ!面白くて仕方ないわ!)
幽香「…マスタースパーク!」
幻「!?…っ!」
(かろうじてよけるが、よけた弾みに催眠術が解けてしまった)
霊夢「あなたが戦っているのは吸血鬼姉妹だけではないってことを忘れてない?」
幽香「私たちも入れてほしいわね」
幻「……ふふっ!そうね。そんなに死にたいなら、まとめて殺してあげるわ‼」
霊夢「あんたにできるものならやってごらんなさい‼」
【みーさんどうぞ!】
138:匿名さん 拡散希望:2020/03/28(土) 21:12 ID:5II 幻「私より力は下だというのに、よく調子に乗れるわね ある意味羨ましいわ」
霊夢「なら、やめてちょうだい()」
幻「それは無理よ〜あんたたちを消さなきゃいけないんだから」
正邪「待て、幻!お前はなぜ幻想郷を消したいんだ!」
幻「…そうね、どうせ消えるのだから話してあげる」
幻「私たち九尾狐族はね…、あんたらに長年苦しめられてきたの」
ー幻の過去ー
【猫巫女さんどうぞ】
140:みー:2020/03/29(日) 13:52 ID:SzE 幻「どうして!私たちはあんな奴らに!苦しめられなきゃいけないのよ!」
???「○○ちゃん…今から私がいうことをよく聞いて。」
幻「うん。」
???「私たちは造られたの。」
幻「!?」
???「私たちはその人たちに従わなければタヒぬの。」
幻「ぅっ…クソ!クソ!」
???「…っちゃん…」
幻「???ちゃんはまっててね!私はあいつらに仕返しするの!」
???「だめだよ。そんなことしたら」"キッ[睨む
幻「私は造られた。私には能力がある。そう。
スベテヲアヤツル程度の能力。」
幻「この能力を使えば、あんなやつらに仕返しをすることなんて容易いわ!」
???「ダメだって…そんなことしたら…!」
幻「命令違反とみなされ殺されるかも知れない?人間が滅びる?どうでもいいわ‼あいつらに…私達をさんざん苦しめたやつらに仕返しができるなら‼⚪⚪ちゃんだってそう思うでしょう!?」
???「……そうかもしれない、けど…でも…」
幻「あなたがなんと言おうとも、私はやるわ。やって見せる…!」
???「⚪⚪ちゃん!」
狐族を奴隷にしていたのは、鬼達だった
正邪の先祖「お前ら!怠けんな!働け!」(ビシイッ!)
???「は、はい…」
幻(やっぱりみんなを救うには…私が何とかしなくてはいけない)
その日からただの狐族だった幻は、修行に修行を重ね、3本、5本、9本と尾を増やし魔術を操れるようになった
幻「だから私は、アンタたちのようなクズを消す義務があるのよ!」
正邪「うそだろ…わたしの先祖がそんなこと…」
一同「シーン…」
霊夢「私には分からないわねー、幻 アンタの仕返しの理由」
幻「分からなくてもいいのよ、どうせ消えるのだから」
正邪「幻!私の先祖が悪いことをした!私の命1つで許してくれ!」
魔理沙「お、おいお前っ!」
幻「あらあら、命を助けてくれーとでも言うと思ってたわ」
正邪「言わねーよ!私の先祖がわりーんだ!だから頼む、私の命で許してくれ!そしてこの幻想郷を消さないでくれ!」
幻「…嫌」
正邪「はあ!?」
【やっちさんどうぞ!】
145:匿名さん 拡散希望:2020/03/30(月) 11:52 ID:tc2 幻「…嫌なの」
幻は、実は勘違いをしていた 自分の力は無限と思っていた
幻の体力はあと10分で尽きる 力もだんだん薄れていき、今では霊夢たちを近づけないことが精一杯だった
幻「絶対あんたたちを潰す!」
???「もうやめてってば!」
幻「!????ちゃん!なんで!」
???「私…あなたが行っちゃったとき、止められなかった。あなたの言っていることは必ずしも間違いだとはいいきれなかったし、何より…あなたという友達に嫌われるのが怖かった」
???「でも、独りになったときに思ったの!こんなの間違っているって‼私達は鬼に対して恨みをもっている。でも…あなたがやっていることはあのときの鬼たちと同じ!だから、今のあなたを止めるために外にでたの!」
幻「…なっ…!そんな、こと…」
???「いいえ、同じだわ!自分の理想を果たすために、みんなを騙して、暴力をふるって、傷つけた人を嘲笑って!それに、この鬼さんは私達を虐げてきた鬼じゃないわ‼」
幻「でもその祖先よ!」
???「だからなによ!この人は何も知らなかった!傷つける理由なんてない!」
幻「無知だから罪なのよ!私達にやってきたことを体でわからせて、これ以上私達みたいな人を出さないよう…」
???「私達みたいな人を出しているのはあなたでしょう!?今、あなたが虐げる側になっているじゃない!」
幻「っ…!じゃあ、暴力を使わずにどうやってこの怒りを、恨みを晴らせばいいのよ‼話合いなんかで晴らされる!?」
???「あなたみたいな人がいるから、不幸の連鎖が続いていくのよ!二人でもっといい方法を探そうよ‼」
幻「う、うるさいうるさい‼なんであんたまで邪魔をするのよ!友達だと思っていたのに‼」
霊夢「…あなたが…間違っているから、でしょう?友達として、あなたのことを考えて言っているのよ」
幻「でも、私は…私はっ」
正邪「もういいんだよ!幻、お前が正しい 私が罪を償う、さあ頃せ…」(両手を広げて)
霊夢「正邪あんたっ、何言ってんのよ!」
正邪「…会議の時とか他にもお前らには迷惑かけたからな、そして狐族にも迷惑をかけすぎていた さあやれ!」
???「正邪さん、あなたは悪くないんです!」
魔理沙「そうだぞ正邪!やめろよ、幻!」
正邪「うるさいうるさいうるさい!私が全部悪いんだよー!」
幻「もう、終わりにしましょ…」(正邪を切りつけ)
正邪「うぐっ…これで……すべてが、よくなるんだ…」(自分の血まみれの腹を見て)
一同(幻以外)「正邪!!!」
猫巫女さんどうぞ
149:みー:2020/03/30(月) 21:42 ID:SzE ???「○○ちゃん!やめてぇぇっ!」正邪を庇い、斬り付けられる
???「私の能力は!スベテヲツナゲル程度の能力!だからっだから!○○ちゃんは自分に操られてたんだよ…。」
みんな「!?」
???「私も、元々は「鬼」だったのよ…」
幻「え?」
???「私の本当の名前は奇鬼城 舞(ききじょう まい)なの、あなたに嫌われるのが嫌だったから隠してたの… 私はね、狐奴隷法に反対してたのに鬼の人たちには『狐はゴミ以下』って刷り込まれてた…でもそんなの嫌だから鬼をやめたの、狐になってあなたと仲良くしたくて…」
幻「ひ、ひどい!今の今まで隠してたなんて!だから鬼に対して贔屓的だったんだね!」
お舞「違うの、本当にあなたと仲良く…」
幻「もうそんな言い訳なんて聞きたくないわ!どうして、どうして私の周りには私のことを分かってくれない人ばかりなのよ!」
魔理沙「幻!お前いい加減にしろ!いいか、種族なんて関係ねえんだよ!私だって種族の違うやつを怖がったり憎んだりしてねえ!」
幻「それはあんたが仲がいいからでしょ!誰にも虐げられてないからでしょ!私達は鬼にゴミ以下の身分として、差別をうけて、労働させられていたの!だから!鬼だけなんて嫌なの!鬼が触れた全てを消したい!鬼ニ関ワッたクズも消しタい!」
お舞「幻ちゃん…」
幻「……な」
お舞「…え?」
幻「こっちへ来るなああああ!」(幻の体から憎しみの紅い闇がお舞を突き飛ばし、美しい着物は破れ毛深い腕、身体、足が飛び出し赤く染まった野生の目でこちらをにらみ襲いかかってくる!)
幻は完全な九尾の狐となり、素早い動きでお舞を残し霊夢たちを切り裂いていった。
お舞「もうやめて!私もうこんなの見たくない!一緒に平和への道を探そうよ!鬼だって隠してたのは本当に悪いと思ってるよ!だから!」
霊夢「もういいわ、舞 こいつはもう退治するしかないわ」
お舞「やめてください!幻ちゃんは私の親友なんです」
霊夢「親友だとしても異変を起こしたものは同様の報いを受ける みんな、準備はいいわね!」
魔理沙「きくのが遅すぎるぜ!マスタースパーク!」
幽香「フフフ、遊びが楽しくなりそうね…」
お舞「やめてーーー!」
【やっちさんどうぞ】
152:なかやっち:2020/03/31(火) 13:36 ID:Y9Y 幻「……なんて、ね。」
(幻の姿が煙に包み込まれる。そこには、さっきの化け物のような姿の幻は居なかった。)
お舞&みんな「…!?」
幽香「幻術…?」
幻「その通りよ。もう、私には戦う力なんてないわ。ましてやあんな化け物みたいな姿になんかなれっこない。煽るようなマネをしてごめんなさいね。」
ふっと息を吐き出す幻。その目は、初めて会ったときのような憎しみと怒りの目ではなかった。
むしろ優しくて、暖かくて、全てを諦めたような目をしていた。
幻「お舞…あなたが鬼だったのはとてもショックだった。…友情を裏切られたって思った。」
お舞「それは本当にすまないと思っているわ…」
幻「…鬼だと知った瞬間はね。」
お舞「え…?」
幻「今は、私がどういう気持ちなのか…自分でもわからないの。あなたは鬼。恨むべき相手。でも、辛いときも悲しいときも…ずっと一緒だった友達っ!」
お舞「……そう、ね…」
幻「先祖たちのことを考えれば、あなたを恨むのが正しい。あなたを殺さなきゃいけない!でも、できないの…。殺さなきゃいけないのに、恨みを晴らさなきゃいけないのにっ…!あなたを傷つけようとすると…体が動かなくなるの!今までの思い出が、頭の中に流れてくるのっ…!」
霊夢「…それは、あなたが舞を殺したくないからでしょ?鬼を憎みきれないからでしょ?」
幻「…!」
魔理沙「そうだよ。もし本当に鬼を殺したいんだったら、友情より復讐を選ぶはずだろ?」
幻「アハハッ…わかったように言わないでよ…たった十年そこらしか生きていない、人間が…」
幻は肩をふるわせ、しゃがみこんだ。
顔にあてた手のしたからポタポタと涙がこぼれる。
幻「私はもうどうしたらいいか分からないの、舞は傷つけたくない…でも私を虐げてきた鬼たちのことを忘れられない…忘れようと思っても出来ない…」
霊夢「あんたたちみたいに何百年も生きてるやつらとは違うけど、友情のことはあんたたちよりずっと分かってる」
お舞「そんなことよりこの鬼さんをどうにかしなきゃ!どこかに病院とかない?」
永琳「私についてきなさい 優曇華!正邪を運びなさい」
優曇華「はい!よっこらせ」
ー永遠亭 個室ー
正邪「……こ、ここは…」
幻「永遠亭です…」
正邪「なんで…助けたんだよ………タヒにたかったのに…早く頃せよ!」(くやしそうにベッドのシーツを握りしめる)
お舞「正邪さん!」
正邪「なんだよ…お前」
【猫巫女さんどうぞ】
お舞「同じ鬼として、気持ちはわかります!でもタヒんじゃだめです!」
正邪「は?……お前が、鬼?バカな嘘はやめろよ…」
【猫巫女さんどうぞ!】
156:みードール・スカーレット:2020/04/02(木) 21:49 ID:YlA お舞「まさか…覚えてないんですか?正邪さん」
正邪「正邪?だれにいってんだ。おめーは。」
お舞「ぇぇ…」
正邪「てゆーのは嘘でな!ありがとな。助けてくれて」
お舞「ふふっ♪」(サタンムーンの主犯はだれなのかしら…)
魔理沙「おい!舞!正邪!サタンムーンの主犯がわかったぞ!」
正,舞「はい?」
魔理沙「主犯は…○4☆2☆☆1○」
お舞「そ、そんなぁ!」
やっちさんどうぞ
158:なかやっち:2020/04/03(金) 11:18 ID:ASA 正邪「幻が主犯じゃなかったのか!?」
魔理沙「あぁ、まだサタンムーンの妖気が残ってるっていうんだ。パチュリーが…」
幻「はぁ?私がサタンムーンを操っていたのよ?冗談はやめて頂戴。」
魔理沙「[今回は]、な。お前が操っていたのは確かにサタンムーンだが…何故私達が666年に一度起こると分かった?書物に書いてあったからだろう?」
正邪「…!まさか…」
魔理沙「そう。サタンムーンを作って、ずっと操り続けている犯人が別にいるってことだ。666年に一度、という周期を守りつづけて…。」
正邪「じゃあ、幻は…!?こいつは何だったんだよ!?」
魔理沙「今回のサタンムーンは、あらかじめ用意されていたサタンムーンを偶然発見した幻が操ったというだけだ。つまり、私達が本当に戦わなきゃいけないのは幻じゃない。いままでサタンムーンを作りだしてきていた、本当の犯人だ。」
魔理沙「一応聞いておく。幻…お前は、毎回666年の周期でこんなことをしていたのか?」
幻「…!いいえ、私がサタンムーンを操ったのは今回だけよ」
魔理沙「そうだよな 幸い、本当の犯人には私達が知っていることはバレていない だからやつが気づく前に退治しに行くぞ、幻、舞!」
幻「待って魔理沙!」
魔理沙「ん?」
舞「嘘ですよね…その人は絶対ありえないのに」
魔理沙「舞…たとえそれがどんなに信じられないことでも…ありえなくても、残された一つだけの可能性が真実なんだよ…」
正邪「……」
【猫巫女さんどうぞ】
161:匿名さん 拡散希望:2020/04/05(日) 14:15 ID:TQAこないのでやっちさんどうぞ!
162:みー:2020/04/05(日) 18:46 ID:YlA 正邪「…私は行かない。」
魔理沙「!?なんでだよ!緊急事態ってのに!!」
お舞「そうですよ…」
正邪「う、…ゥルセェナァ!それがどうしたことか知ったこっちゃない!私の勝手だろ?幻想郷なんてどうでもいいんだ!」
魔理沙「おまえ!いい加減にしろよ!魔砲を撃つぞ?」
キュイイイイィン
ズドォオオオオオッッッン!
お舞「はぁっ!」バリアを張る
正邪「助かったぜ…舞…」
魔理沙「私だって本気なんだ!」
チルノ「せいじゃぁーあのときはご」
ん?永遠消失の幻想郷ってこんな話だったっけ?
最後にプレイしたのかなり前だから記憶が曖昧なんだよな…
あ、すいません、小説感想スレがあったんでしたね、間違えてこっちに書いちゃいました
165:主:2020/04/06(月) 07:55 ID:TQA チルノ「…やっぱ行く空気じゃないな」
正邪「私はな、今重症なんだよ!」
魔理沙「…そ、そうだが」
幻「魔理沙、私のせいだから…」
お舞「私達だけで行きましょう」
魔理沙「…ハァ、そうするか」
霊夢「まさか、あんたが真犯人だったとはね」
???「今更?やはりここの住人はバカばかりね」
魔理沙「やるっきゃねーな、なあ○○○!」
やっちさんどうぞ
167:なかやっち:2020/04/06(月) 21:16 ID:ASA ??「ふふっ、やるつもりなら相手してあげるわ」
魔理沙「やるつもりじゃなきゃ、わざわざ会いにこないっての!」
霊夢「行くわよ!」
正邪「さて、これ以上面倒になる前にどっか行くか…」
チルノ「正邪!」
正邪「…氷妖精。何のようだ?私はもう戦う気なんてねぇ。ヒーローごっこなんてごめんだからな。」
チルノ「違う!正邪を呼び止めて戦ってもらうつもりなんてない…ただ、謝りたかったの…ごめん、正邪…」
正邪「はぁ?なんでお前が謝るんだよ。もとはといえば、私がお前を突き飛ばしたのが原因だろ。」
チルノ「でも、あたいが正邪にもっとひどいことをしただろ。だから謝りたくって…」
正邪「はっ、お前はあのキツネに操られていたんだ。謝る必要はねぇ。じゃあな。」
チルノ「…正邪…」
チルノ「やっぱり…このままじゃあたいの気持ちは晴れないよ!」
正邪「…もう帰ってくれ、入院してる身だ うるさいと悪化しそうだ」
チルノ「でも、でもぉ……」(ウルウル)
正邪「…しゃーねーな!それじゃ、お前は今日一日私の言うことを聞け それで許してやるからよ」
チルノ「…はい!」
【猫巫女さんどうぞ】
170:匿名さん:2020/04/09(木) 11:15 ID:TQA【やっちさんどうぞ】
171:なかやっち:2020/04/09(木) 21:00 ID:ASA 正邪「じゃあまず最初の命令は…」
霊夢「流石ね。主犯なだけあるわ。」
??「あらありがとう。お礼に弾幕でもあげましょう!」(紫色の弾幕をうつ。)
魔理沙「あらよっと。そんな弾幕、簡単によけれるぜ。弾を避けるのは得意なんだ。お返しのマスパでもくらえっ!」(八卦鈩を構え、特大の極太レーザーを放つ。)
幻「しょうがないから私も協力してあげるわ。サタンムーンを作り出してきていた犯人さん、私とも遊びましょう?」
??「あははっ!いいわ、まとめて相手してあげる。後から後悔してもおそいわよっ!」(レーザーと幻の攻撃をヒラリとかわしながら)
霊夢「サタンムーンの元凶を倒すのに後悔なんてするわけないでしょう?」
??「…そうね。ボコボコにいたぶられなきゃ後悔できないわよね!」
霊夢「まさかあんたが主犯とはね…紫」
紫「ふふふ、私を倒せたらサタンムーンの理由を聞かせてあげる」
【猫巫女さんどうぞ】
174:みー:2020/04/13(月) 15:57 ID:YlA 魔理沙「ファイナルゥゥゥッッスパァーーークッ!」
紫「おっと…!」
魔理沙「クソッ!」
霊夢「魔理沙!もう少し粘ってて!」
霊夢(紫…何を考えてるのかしら…)
紫「ふふっ、あなた一人で賢者の一人である私と対等に戦えると思っているの?」
舞「魔理沙さん一人じゃないわ!私も、幻も、霊夢さんもいる…!」
紫「そんなの、一人と同じようなものじゃない。そんなに変わらないわ。」
幻「一人の力と複数人のちからは違うのよ?」
魔理沙「そうだぜ!仲間の力をなめたら痛い目にあうぞ?」
紫「…まぁ、一理あるわ。仲間って大事よね。私の場合は式だけど……藍っ!」
藍「…やはりやめましょう、紫様」
橙「そうですーゆかりしゃまー!」
霊夢「紫、あんたなんでこんなことを?」
紫「聞かせてあげる、サタンムーンの理由を」
紫「私はただ、訓練のつもりだったの」
【みーさんどうぞ】
178:みー:2020/04/14(火) 18:27 ID:YlA 霊夢「へ?訓練のためだけに幻想郷の危機に陥れたの?ふざけんじゃないわよ」
紫「あなたたちのいうとおりね…。あなたは誰かしら?」
舞「あ、私は奇鬼城 舞 です。“元”鬼です。」
紫「鬼ですって?舞…いや。舞さん?」
舞「はい。でも私が5歳くらいの時は…鬼はとっても酷い事をする奴=悪鬼でした。でも今の皆さんはとっても優しいの」
紫「そうだったのね」
幻「戦うのはやめよう?また『あの記憶』が蘇ってくるから…」
レイマリ「あの記憶?」
幻「うん…」
幻「私達は、幻想郷の鬼に何百年も虐げられてきたの。だからここを滅ぼそうとしたの…」
魔理沙「…まあ気持ちはわかるが…な」
紫「もういいでしょう、私もねここまでなるとは思わなかった。反省してるわ」
霊夢「反省しようがどうが、みんながここまで怯えているのよ。」
レミリア「一つ聞いていいかしら?紫、あんたはなぜあの会議に来たの?」
【やっちさんどうぞ】
181:なかやっち:2020/04/15(水) 18:01 ID:ASA 紫「…サタンムーンがあんな風に使われるとは予想外だったからよ。誤算が起きてしまったから、その誤算を直すために会議に出させてもらっていたわ」
幻「私がサタンムーンを使ったことが誤算だったのね…?」
紫「えぇ、その通りよ。私は会議に出席し、貴女が使ってしまったサタンムーンを破壊するために協力したわ」
霊夢「ちょっと待って!なぜ破壊しようと思ったの?サタンムーンが大事なものなのだったら、破壊なんかさせないでしょ?私達を止めようとしたでしょう?」
紫「…幻が幻想郷に怨みを持っていたから、それがサタンムーンの力と調和してしまったの。本当はサタンムーンは少し山が崩れる程度だったんだけど幻によって力が暴走、増幅してしまったの」
幻「…ごめんなさい、私が全部悪いの。私がサタンムーンなんかに手を出したから…こんなことに」
お舞「幻ちゃん…」
魔理沙「しかし、おかしいな。幻はどうやってサタンムーンを見つけ、調和ができたんだろう?紫、お前は幻想郷に被害が出ないようにある程度協調魔法はかけていたんだろう?」
紫「ええ、そうだけど…」
正邪「やっぱおめーか、紫」
一同「せ、正邪⁉」
正邪「幻とサタンムーンの関係が分かった」
レミリア「…聞かせて頂戴」
正邪「もちろんだ、そのために来たんだからな」
【みーさんどうぞ】
184:みー:2020/04/16(木) 21:19 ID:YlAあしたかきます
185:みー:2020/04/17(金) 11:15 ID:YlA 正邪「そもそもサタンムーンは元々はなかったんだよ。」
みんな !?
正邪「幻…お前の本当の名前は…」
幻「私の名前は…夢見 幻無 」
正邪「やっぱりか…」
正邪「サタンムーンは私の先祖が作ったんだよ」
幻無「!?」
正邪「私の先祖は…悪鬼とか言ってたよな。そうなんだよ…見つけたんだよ『コレ』を…」
勇儀「それは!?お前…どっから見つけたんだよ!」
正邪「…教えることはできない…契約だからな」
幻無「その本は…」
正邪「サタンムーンは狐たちを下僕のように使っていた。それなのにサタンムーンを作る意味があった?」
レミリア「たしかに…」
正邪「つまり、『どっか』の狐が月の分身を作って操ったんだろうな?」
幻無「もしかしたらだけど…その月の分身は…舞ちゃんが作ったの?」
舞「ええ…幻無ちゃん…私はあなたを苦しめる鬼を殺そうと思ったの…」
直します→
正邪「先祖は狐たちを下僕のように使っていた。それなのにサタンムーンを作る意味があった?」
正邪「まっ、つまり全部私のせいだ。タヒにたいと思ってたところだ…コロせ」
霊夢「は…?あんた何言ってるの?」
正邪「だから、早く私をコロせって言ってるんだよ!」
魔理沙「んな事できるわけねーだろ!」
舞「だったら、私も…」
幻無「舞ちゃん!やめてよ!」
舞「私も、鬼だから…」
【やっちさんどうぞ】
189:匿名さん 拡散希望:2020/04/17(金) 19:08 ID:TQA【訂正 小川さんどうぞ】
190:匿名さん:2020/04/18(土) 09:50 ID:TQA【〆切制度つけます 小川さん月曜日まで 月曜過ぎたらやっちさんどうぞ】
191:匿名さん:2020/04/21(火) 09:29 ID:TQA【〆切過ぎたのでやっちさんどうぞ、水曜日までです】
192:なかやっち:2020/04/21(火) 17:20 ID:ASA 幻無「っ…!」
(舞の頬をおもいっきり叩く。あたりにパンという肌と肌がぶつかる大きな音が響いた。)
舞「…!?っ…?」
幻無「…やめてよ…?…前に舞、言ったじゃん。私のこと友達だって。私もあなたを友達だと思ってるし、あなた以外の友達なんて居ない。舞が死んじゃったら私は一人なんだよ…?」
舞「っ…!で、でも!私が月の分身をつくって…幻ちゃんを苦しめた鬼を殺そうと…」
幻無「私だって、鬼を殺そうとしたわ!同罪よ!…それに、いくら友達のためなんていっても、私のせいで舞が人殺しになるなんて…耐えられないの…!」
舞「……幻ちゃん…」
霊夢「あんたはどうなの?正邪」
正邪「わ、私は…。」(怯えた様子で、こちらをギロッと睨む勇儀をみて)
勇儀「なんか言えよ!」(正邪に近づき、胸ぐらを掴んで。正邪は勇儀のあまりの恐ろしさと、自分の罪悪感で涙が出ていた)
勇儀「黙ってんなよ、おい」
正邪「…!ううっ」(ビクッ!)
魔理沙「勇儀、落ち着け!」
萃香「そうだよ、深呼吸!正邪を放して」
正邪「勇儀、私をコロせ。…それでいいだろ」
勇儀「それでいいとか…、てめぇ!っざけんな!」
【みーさんどうぞ 〆切金曜まで】
195:みー:2020/04/22(水) 14:30 ID:YlA 正邪「私は…私は!どうして分かってくれないんだ!」
舞「勇儀さん…いや勇儀お前はなぜそこまでして止めるんだ。」
勇儀「!?」
パチュリー(多重人格…かしら?)
勇儀「んだと?テメェ。生意気なやつだ」フンッ
正邪「チルノ…お前はさっき氷の剣を出しただろ?それで私の心も体も殺してくれ…」
チルノ「えっ!ど、どうして?そんなことできるわけ無いじゃん!」
正邪「命令だ…。」
チルノ「でも、…やだよ!あれはこのキツネが入ったからで…」
正邪「いいからやれ、じゃねーとまたケガさせるぞ!クソッ、クソ!どうして私のことを分かってくれねーんだ!」
魔理沙「一回落ち着けよ!」
正邪「うるせえうるせえ!私はいつだって嫌われものなんだよ!お前らと一緒にいたいって思っても、このクソみてーな種族に生まれちまったから、すぐ一人になっちまうんだよ!会議の時だって、私は誰かに文句言いまくって暴力を奮って…。」
勇儀「お前いい加減に…」
正邪「黙れええええ!」バキィッ(勇儀の頬を力強く殴り)
正邪「ハアッ、ハアッ…。私はもう懲り懲りだ、こんな体に生まれて…」
フラン「私は正邪がいい人って知ってるよ!正邪、なんでそこまで自分を追い詰めるの?」
正邪「フラン………。」
フラン「みんな、聞いて!お願い!正邪はずっと、後悔してるの。」
霊夢「…会議のあと、何があったのか知ってるのね?フラン、聞かせて頂戴。」
フラン「うん…。」
正邪はずっと俯き、「早くここから去りたい、消えたい」と思いながらフランの話を聞いていた。
【やっちさんどうぞ 〆切は金曜まで】
198:なかやっち:2020/04/22(水) 18:25 ID:ASA フラン「…正邪は、チルノを突き飛ばしたことをすっごく後悔してたんだと思う。紅魔舘のベランダで、悲しそうな顔をしてたの…。会議が終わったあとも…ずっと…」
正邪「…っ!そんなことねぇよ!私は、そんなこと…!」
フラン「そんなことないなんてことない!正邪が自分で分かってないだけだよ、きっと…!」
正邪「…なんで、お前は…そんなに私のことを気遣うんだよ…!?私はみんなからやっかい者扱いされてて…迷惑をかけてて…こんな私を、どうして…!?」
フラン「…正邪と仲良くしたいから…それだけだよ…!」
正邪「…!」
萃香「いくら嫌な奴でも、仲良くしたいなんて思う変な奴もいるんだねぇ。…私もその変な奴の一人さ。正邪は仲間だからな。そうだろ?勇儀?」
勇儀「…仲良くしたいなんて思ってねぇよ、私は。…ただ、仲間が死のうとするところを黙って見過ごすわけにはいかないだろ。…さっきの続きを言わせてもらうぞ、正邪…」
正邪「…?」
勇儀「それでいいとか、ふざけるなよ…!お前が死んで何になる!もし悪いと思ってるんだったら、死のうとするんじゃなくて!生きてなにか人の役に立つことでもしろ!それがお前の罪滅ぼしだ!」
[あ、館が舘になってますね💦失礼しました💦]
200:匿名さん 200レスめでたいね!:2020/04/22(水) 19:27 ID:TQA 正邪「しかし、人の役に立とうと思っても…。」
フラン「…?」
正邪「いつも足を引っ張る…。サタンムーンを消滅させるときにも、私はみんなの役に立ててなかったし…余計に悪化させちまった。」
萃香「それはこれから取り返していけばいいじゃん!私も正邪のことをうざいって思う事はあるよ?」
正邪「だろ?だから私は…。」
萃香「それでも仲間だし、なんかさーほっとけないってゆーか。私の中で友達って思ってたし…、だから死なれちゃ…その……な?」
正邪「萃香…。」
勇儀「おめーはただ不安定なだけだ。それは私も分かっているが…、まあ私は怒るがおめーに消えろ、とかタヒねとかは思ってねー。だから何かやらかしちまったら…分かるだろ?そしたら友達とか増えてくんじゃねーか?」
正邪「わ、私は別に…、友達なんか…!」
フラン「ふふっ、分かりやすい嘘だなぁ〜。」
正邪「…はぁ?嘘はついてなんか…。」
【みーさんどうぞ】
202:匿名さん 拡散希望:2020/04/23(木) 09:30 ID:TQA【〆切金曜】
203:匿名さん:2020/04/25(土) 08:35 ID:TQA【みーさんが書かれなかったのでやっちさんどうぞ 〆切月曜】
204:みー:2020/04/25(土) 09:58 ID:YlA フラン「嘘をついてる顔してる。」
正邪「!?」
フラン「だって、いつもの顔じゃないもん」
【やっちさんどうぞ 〆切月曜まで】
206:なかやっち:2020/04/25(土) 13:24 ID:ASA 正邪「いつもの顔じゃない…?そ、そんなことねぇよ!私はいつもの顔だ!」
フラン「ふふっ、自分で気がついていないだけだよーだ!あははっ!」
萃香「あははははっ!鏡を突きつけてやりたいよ!今のあんたの顔、真っ赤だよ!」
正邪「う、うるせぇ!」
勇儀「はははっ!わかったろ、正邪?お前のことを憎む人だって、なんとも思わない奴だって、友達になりたいと思ってる奴だっているんだよ。だから、もう簡単に死にたいとか言うな。お前のことを大事に思ってる奴の気持ちを大切にしろ」
正邪「……ちっ!」
霊夢「なんとか収まったところで悪いんだけど…まだよくわからないわ。紫は調和魔法の訓練をしていた…つまり、新たなサタンムーン(仮)をつくって魔法を訓練しようと思っていた。それを見て勘違いした誰かが紫が犯人だと思い込んで、この状況に至った。サタンムーンは本当は鬼の先祖がつくっていて、その分身をつくって鬼を殺そうとしたのが舞。…そういうことなのかしら?」
正邪「そうだ…。先祖は狐たちを支配するために拷問アイテムとして使った。」
舞「…すみません。その分身に幻ちゃんの力が入り、こんなことに。」
魔理沙「すまん、霊夢。勘違いしてたのは私だ。紫がサタンムーンのなんたら言ってたから…」
霊夢「…はぁ、じゃあ幻と舞、紫は私の神社を1ヶ月間掃除なさい。それが今回のペナルティよ。」
幻「ええ…ごめんなさいね」
舞「きちんとやらせていただきます。」
霊夢「正邪。」
正邪「…?」
霊夢「あんたには謝らないといけない人がいるでしょう?」
正邪「…ああ。」
萃香「そんな暗い顔するなよー正邪!あの妖精はきっともう怒ってないさ、それに友達になれるかもしんないぞ?」
魔理沙「あいつはHだから忘れてるだろうがなw」
正邪「だから私は友だちなんか…、もういい!」(顔を真っ赤にし、チルノの池に走って)
大妖精「チルノちゃん、頭大丈夫かな?」(横に並んでるルーミアたちの顔をみて)
リグル「血が出てたし、心配だよね…。」
ルーミア「早く元気になってほしいね。」(両手を胸に当てて)
ルーミア「チルn…」
正邪「チルノ!」
チルノ「…正邪?どうしたの?」
正邪「チルノ、ゴメンな!お前を突き飛ばして悪かった!許されることではないが謝らせてくれ!ほんとに…本当にごめん!」
チルノ「せ、正邪…?」
【みーさんどうぞ! 〆切月曜まで】
209:みー:2020/04/26(日) 13:38 ID:YlA チルノ「そ、そんなのいiふふっあはっはははっwもういいよー。あたいがバカだったの!あたいったらバカねー」
ルーミア「?チルノちゃーんは最強じゃないのー?バカなのかーそーなのかー」
大妖精「ふふ!チルノちゃんらしいね」
【やっちさんどうぞ 〆切火曜まで】
211:なかやっち:2020/04/26(日) 15:11 ID:ASA チルノ「…正邪、なんか変わった…?」
正邪「はぁ?なんも変わってねぇよ」
チルノ「だって、前までの正邪だったら謝るなんて絶対しなかっただろうし、顔が優しくなってる」
ルーミア「…たしかにそうだねー。前はすっごく怖そうな顔だったのに」
正邪「それはなんだよ?私に対する挑戦か?」
チルノ「いやいや、違うから!ただそう思っただけ!」
正邪「…ちっ!…まぁいいさ。ちゃんと謝ったからな。お前が私を許そうと許さなかろうとどうでもいい。…私はたしかに謝ったからな…」
チルノ「…はは、正邪らしいな〜。許すに決まってるだろ?あたいのいつもの態度が悪いのがいけなかったんだから。…いい教訓になったよ…これからは、気を付ける」
正邪「はっ、お人好しだな。…そういうことにしておいてやる。じゃあな、氷妖精。と、その他もろもろ」
ルーミア「その他もろもろで片付けるのは酷いぞー」
チルノ「じゃあなー正邪〜!」
大妖精「さようなら、正邪さん」
正邪「あ、おい!」
チルノ「…?どうした正邪?」
正邪「…あの、私は鬼だから暴れたい性分だ。だが博霊の巫女からは暴れるなと言われてる。そのせいで…いつも暇だ。だから…その、えっと…。」(顔を赤くし、チルノから目を離し)
チルノ「…いいよ!」
正邪「…えっ?」
チルノ「だから、友達になってやるってば!」(ニコッ)
正邪「…わ、私は友達までに行かなくてもいいとおm…」
チルノ「もー素直じゃないなぁ!ま、それが正邪らしいんだけどね!」
大妖精「だったら私も!」
ルーミア「私も正邪さんと遊びたいのだー!」
リグル「わ、私も…///」(まだ少し正邪を怖がりながら)
正邪「…わーったわーった!そんじゃ。」(焦って飛んで逃げるように)
みーさんどうぞ 〆切り火曜まで
214:みー:2020/04/26(日) 19:28 ID:YlA
正邪「…はぁ。」
勇儀「どした。正邪。」
正邪「んー。なんかね。」
勇儀「そーか。」
その頃…紅魔館では
レミリア「咲夜、小悪魔、美鈴、パチェ!よくやったわ」
咲夜「ありがとうございます。
レミリア「美鈴?最近正邪の様子はどう?」
美鈴「はい、氷妖精や妖怪の子どもたちとなんやかんや言っても毎日遊んでいる様子が見られます。正邪さん自身もなんだか楽しそうに感じられました。」
レミリア「あいつも変わったわね…。」
美鈴「はい…。」
幻や舞も更生し幻想郷に馴染み、人里で人助けの活動を行っている。
霊夢「紫、そこにいるのは分かってるのよ?ハア…、たまにはスキマを利用しないで来たら?最近太ってる様に見えるわ。」
紫「ひどいわね〜。…霊夢?」
霊夢「なによ。」
紫「今回の異変の犯人が言うのも変だけど…また不穏な風を感じるわ。あの鬼にまた何かが起きる。少し警戒をしておいて。」
霊夢「わーったわよ、…ハア。」
永遠消失の幻想郷 完
ご愛読いただきありがとうございました。
そしてご協力頂いたすみれさん、猫の巫女さん、なかやっちさんありがとうございました。これからも東方の二次創作を作っていくのでまたご協力頂けたら幸いです。
読者様も二次創作作成にもしよければご参加ください。
改めて、ありがとうございました。
「私は…モンスター?」を新しく作りました。
ぜひご参加ください!