ケイ君用の作品だけを載せるスレです!
ついに作りました。今までの東京リベンジャーズの
二次創作は、ここに集結させます。
東京リベンジャーズが好きな方や東京リベンジャーズを
まだ、知らない方も読んでいってね(・∀・)
話のテーマは、それぞれ色んな世界観設定が
盛り込まれてるんで、色んなのを楽しみたい方も
オススメです。
因みにケイ君は主に東リベの二次創作を書いてるんで
他の作品は書いてません!
ひたすら東リベの二次創作のみです。
東リベ嫌いな方は読まない様にして下さい。
後、話し変更嫌いな方とかオリキャラ嫌いな方も
読まない様にして下さいね!
まだ読む際の注意点あったんで追加
ケイ君の作品は元々マンガで描いてる作品なんです!つまり最初から小説じゃない!それを文字だけの小説バージョンとして書くので多少の違和感みたいなものを感じると思うんで、そういうのが嫌だなって人も読まない様にして下さい!!基本的に暇つぶし程度で読みたいなぁ〜って感覚だけの人が読むぐらいのが合ってると思います!
ケイ君の作品になります!
タイトル【花火】〜東京リベンジャーズ〜
ヤンキーグループ マイキー軍団「東京卍」
サノ マンジロウ あだ名マイキー(族のリーダー)
バジ ケイスケ(族には入ってない設定)
ハネミヤ カズトラ(ここでは一番隊長設定)
ここはバジの家、マンション。
ケイスケ「母ちゃん、話しって何だ?」
バジ母「別れた父についてよ、アナタの父さん二股して
たの。」
ケイスケ「!」
バジ母「私が愛人の方、探偵使って分かったの。
二重で付き合っていてアナタ以外に、もう一人子供までいた。名はカズトラよ。だからそれで別れたの。アナタの父さん
は、本妻と一緒にいるわ。」
ケイスケ(カズトラ?・・・か、会ってみてぇな。)
その後、同じ小学校に通ってると分かった・・・。
カズトラが通ってると思われるクラスに行って、聞き込みをするケイスケ。
ケイスケ「なぁ?どいつがカズトラって言うんだ?」
クラスメイト1「あぁ?アイツ、あの窓の近くにいるアイツ。」
指差された人物を確認したケイスケは・・・。
ケイスケ(よし、顔は分かったぞ。)
クラスメイト1「あれ?今の奴どこ行った?会ってかねぇの?なぁ、
カズトラっ!?今さっき髪の長い奴にお前の事を聞かれた。」
カズトラ「誰だって?」
クラスメイト1「さぁ?名前は言わなかった。」
カズトラ「ふーーーん、どういう奴だろう?」
それから学校の帰り・・・。
後ろから、誰かが後をつけて来ている。
カズトラ(ん?か、髪の長い奴??何で着いて来るんだろ。)
ケイスケ「カズトラだろ?」
カズトラ「誰だよっ!?」
ケイスケ「バジ ケイスケって言うんだ、実は俺な父さんがお前と
同じで母さん違いの兄弟って分かったんだ、母さんに聞いて
同じ学校に通ってると知って会いに来た。」
カズトラ「え?兄弟いたなんて・・・。」
ケイスケ「カズトラ!父さんには秘密な?偶然会って仲良くなった
事にしとこう!友人だって言って。」
それから二人で文通をする仲にもなった。
カズトラ父「カズトラ、手紙が来ているバジって名前の・・・。」
カズトラ「あぁ、学校で仲良くなった友人なんだ。」
カズトラ父(よりにもよって、バジケイスケってあの女のガキと?
しかし、カズトラは知らないから偶然か。)
それから休みの日。
ケイスケ「何だよ〜カズトラ?会わせたい奴って?」
カズトラ「こっちこっち!実はさぁ〜ヤンキーやってんだ。
で、こっちがそのリーダー。サノ マンジロウ」
マイキー「ん?」
カズトラ「あだ名はマイキーだ!マイキー。こっちがバジ ケイスケ
二人共仲良くな!?」
ケイスケ「!・・・か、カズトラ!?ヤンキーしてたのかよ!」
カズトラ「まぁ〜な。」
ケイスケ「父さんには言ってんのか!?」
カズトラ「言ってねぇ、内緒だ。」
マイキー「マイキーって呼んでいいぜ?話しはカズトラから聞いてる
バジ、よろしくな?」
ケイスケ「あぁ、こっちもな。」
こうしてそれ以来、よく遊ぶ仲になった。
水鉄砲で遊んだり、たまに学校サボって川で遊んだり。
それから中2になって、親にマイキーとの事がバレた。
カズトラ父「カズトラっ!」
カズトラ「んっ・・・。(怯え)」
カズトラ父「先生から話を聞いたぞ!?ヤンキーとツルんでる!?
学校もロクに行ってないんだってな?そのヤンキーと別れないなら、
ここから出てけっ!家だけ用意してやる。このテントを使え!」
カズトラ「何だよそれ!何も見てなかったクセして!
今更親ぶるなよ!?分かったよ!出てくよ!出てってやる!!」
そうしてカズトラは、父さんが用意したテントを使って、一人生活する
事になった。
カズトラ「そういう訳でさぁ〜、家追い出されちゃった。」
マイキー「カズトラ・・・、俺と関わってたから?」
カズトラ「いいんだよ、もうあんなの親と思ってない。マイキー達を
選んだから。」
カズトラのテントは、マイキー達の溜まり場になった。
マイキー「いいな。一人暮らし、自由で!俺ん所は
兄と二人暮らしだから羨ましい。カズトラこれから皆で
遊ぼうぜ?」
カズトラ「うん!」
ケイスケ「花火しないか?花火!」
カズトラ「いいよ。」
マイキー「お?丁度250円あった、花火一本30円?」
3人で花火をお店で買うと
さっそく水をいれたバケツを手に持って夜7時に
「シュ (吹き出し花火を点ける音)」
カズトラ「色がカラフル!」
ケイスケ「俺の青だ!青い炎とか最高!」
マイキー「俺の赤なんだけど・・・。」
「シューーーー(ふきだし花火の音)」
夜遅くまで遊んだ、そして10時。
ケイスケ「じゃあ帰っか?」
マイキー「じゃ、バジ、カズトラまたな?」
カズトラ「また遊ぼう〜ぜ!じゃあ!」
3人がそれぞれの家の方角へ帰って行く。
カズトラ「ん?何の音だ?」
物音に気づいて、カズトラが後ろを振り向くと
「バキッ(カズトラを背後から殴る音)」
カズトラ「うっ!な・・・(何だ?誰かに殴られた。)」
カズトラとは別の道を歩いていた、バジの元に携帯の電話が鳴る。
ケイスケ「何だ?カズトラか、どうした?」
カズトラ「バ・・・ジ、助け・・・て。」
ケイスケ「何があった?」
カズトラ「さっき・・・ハァハァ襲われ・・・て。」
ケイスケ「どこにいる!?」
カズトラ「タコ・・・公園の・・・近・・・く。」
「ブツ(携帯の切れる音)」
ケイスケ「カズトラーーーー!?カズトラ!?」
急いでバジは、マイキーにも連絡を入れた。
ケイスケ「マイキーか?大変だっ!?カズトラがっ!タコ公園の
近くにいるって!」
マイキー「分かった。今行くっ!」
バジとマイキーは、二人で探した。
ケイスケ「カズトラぁーーーー!?」
マイキー「どこだぁ〜〜〜〜?」
辺りを探し回る。
マイキーが、先にカズトラに気づく。
地面に倒れた状態のカズトラを発見する。
マイキー「か・・・カズト・・・ラ?」
カズトラ「ううぅ・・・。」
ケイスケ「マイキーどうした?かっカズトラっ!?何だよ・・・これ
何され・・・て?」
カズトラがショッキングな状態になっているのは、確かだった。
マイキー「誰がっこんな事やった!?俺のダチにっ!!」
探しても犯人は見つからず、カズトラもほとんど記憶に覚えて無かった。
カズトラは、心が壊れて鬱病になった。
ご飯とトイレ以外、一人で出来なくなった。
バジは、カズトラの世話をする為に同居を始める。
バジ母にも事情を説明した。バジ母は仕事で、あまり家にいない人だった。
マイキー「カズトラ・・・、変わっちまったな。」
ケイスケ「カズトラは、カズトラだよ?俺達まで変わらなくていいんだ。」
マイキー「それもそうだな、バジ?さっきコンビニで野菜買ってきた。」
ケイスケ「鍋にするかぁ〜?マイキーも食ってけ食ってけ?俺の母ちゃん
夜まで遅くなっから。」
カズトラ「ブツブツブツブツ(独り言を喋る)」
マイキー「おじゃま〜。」
しかし、実際のカズトラの世話は大変だ。
ケイスケ「カズトラ、鍋が出来たぞ?」
「ポンッ(カズトラの肩に、バジの手が触れる音)」
「ジャキッ(折りたたみの包丁を手に持つ音)」
体を触るとフラッシュバックで、包丁を振り回した。
「ブンブンブンブン!!(包丁を振り回す音)」
マイキー「かっカズトラ!?何してんだっ!??」
そんなある日・・・。
ケイスケ「カズトラ、買い物行ってくるからな?」
それはバジが買い物へ行って帰って来た時。
「ドサッ(買い物袋を床に落とす音)」
ケイスケ「カズトラ?・・・いねぇ。」
「しーーーーん」
ケイスケ「もしもし?マイキー!大変だっ!カズトラがいねぇ〜
もしかしたら、死ぬつもりかもしれねぇ!?」
電話で聞いてやって来たマイキーと、二人でカズトラを探す。
ケイスケ「カズトラぁー!?」
マイキー「どこだぁーーーー?」
探す事、夜6時。・・・ようやく、とある場所の建物の屋上にいる所を
見つけた。
階段を2人で上がりながら、カズトラのいる元へ向かう。
途中、マイキーは足を止め・・・・。
マイキー「落ちたらマズイな?そうだ!敷布団を下に
敷くか!家戻って、バイクで持って来る。」
ケイスケ「俺は、カズトラん所に行って来る!」
二手に分かれる事にする。
急いでマイキーは、走って家に戻ると自分の敷布団を
担いで、バイクへ一直線!
「バッバフンバッバっ(自宅の布団を、バイクにロープで固定する音)」
真一郎(マイキーの兄)「マンジロウ?何やってんだ?」
その様子を見て、心配そうに話しかける真一郎。
マイキー「事情説明してる暇ねぇーーーー!鍵よろしく。」
真一郎「?」
「ブォオオオ(バイクを走らせる音)」
その頃、ケイスケは・・・・・・カズトラのいる屋上へと
到着した。
ケイスケ「カズトラ!こっち見ろよ?」
カズトラ「!クルッ(後ろを振り返る音)」
ケイスケ「さっき、買い物して花火を買って来たんだ!」
ケイスケ「また、皆でやりたいと思って・・・カズトラもやろうぜ?」
カズトラ「・・・!!」
「バフッ(草の地面の上に敷布団を、敷く音)」
マイキー「これでよし・・・と。ん?は、・・・花火?」
上を見上げたマイキーは、すぐに二人が花火をしてると気づいた。
「シュウーーーー!(花火の音)」
二人は正しく花火を、持たずに上に上げ気味だ。(花火は正しく、持ちましょう。)
ケイスケ「お?マイキー!お前の分もあるぜ!?」
マイキー「バジ・・・。」
花火を手に持ったマイキーは、バジに向けて花火の火を当てる。
マイキー「えいっ!」
ケイスケ「おわっ!?やめろ!マイキー?」
逃げ惑うバジ。
それを見ていたカズトラはーーーー・・・
カズトラ「ははは。」
マイキー&ケイスケ「!」
カズトラ「ははは!」
ケイスケ「カズトラ・・・笑ってる。久しぶりに笑う顔を見た!
カズトラ?家に帰ろうぜ?」
カズトラ「コクン(頷く)」
そんなこんなで、色々あったがーーーー・・・
ケイスケ&カズトラ&マイキー「スヤスヤ(眠る)」
度々・夜にカズトラは、外を徘徊していた。
バジは心配して後を付ける。
ケイスケ「(カズトラ・・・ん?何だ?あのフードの男。 後つけてねーか?怪しいなぁ、こんな所に木の棒が!よしっ!)
棒を手にするバジ。
バッ・・・ドサッ(男がカズトラを押し倒す音)」
カズトラを押し倒す男の背後を狙って、バジは棒を相手の頭に当てる!
「バゴッ!(頭に当たる音)」
ケイスケ「誰だよ!?お前っ・・・カズトラに何しようとして!?
しっ知らない男だ!誰だ?」
携帯で、マイキーに電話をする。
ケイスケ「もしもし?マイキーか?今怪しい奴を捕まえた・・・。
今から来てくれるか?」
マイキーも駆けつける。
マイキー「バジ・・・はぁはぁ。」
ケイスケ「マイキー!コイツだっ!おいっ?お前何なんだよ!?
カズトラに何しようとしてた!?」
謎の男「頼まれたんだよ。」
ケイスケ「誰にっ!?」
謎の男「それは言えない。」
男から距離を置いて、バジはマイキーに話をする。
ケイスケ「なぁ?マイキー・・・コイツを解放させて、その後を
つけようと思う。マイキーは、カズトラを家に戻してくれ!これ、俺ん家の鍵だ。カズトラの事を頼んだぞ?」
マイキー「分かった。」
ケイスケ「話さねぇなら仕方ねぇな!解放だ!」
謎の男「?」
マイキー「さぁ、カズトラ行くぞ。こっちだ。」
カズトラ「ブツブツブツブツ。」
ケイスケ「さぁ〜て、俺も帰るかなぁ〜と?」
謎の男「・・・。」
帰るふりしてバジだけは、物陰に隠れて男の様子を見ている。
マイキーは、カズトラを家へと送り終える。
マイキー「これでよし、と。・・・ん?バジから電話だ。」
ケイスケ「マイキーか?今、男がタコ公園の左にある工場に入っていく
のを見た。これから、中の様子を見て来よう・・・と。」
「ドガッ!(バジの頭が殴られる音)」
マイキー「!?ばっバジ!?」
「ツゥーツゥー(電話が切れた音)」
バジは、引きずられながら何処かへ移動している。
マイキー「ヤベェ!敵にバレたんだ!助けに行かねーと!
カズトラは、置いて行こう。(足手まといになる。)」
カズトラ「ブツブツブツブツ。」
「ブォオオオ(バイクの音)」
その頃バジは、意識を取り戻すと体が縛られていた。
謎の男「コイツだよ、邪魔に入ったの。」
謎の男2「この中学生が?」
ケイスケ(誰だっ!?知らねー奴ばっかだ!)
謎の男3「コイツも同じ目に合わせるか?」
ケイスケ(何なんだ!?コイツら年齢はバラバラ?何の
目的があって・・・。)
謎の男「集団◯◯だなぁ〜。」
ケイスケ「!クルッ(後ろを振り返る)」
「ドガッ(敵にマイキーが、蹴りを入れる音)」
マイキー「俺のダチに触んな・・・っ!!」
ケイスケ「まっマイキー!?」
謎の男2「もう一人も中学生か!いいね〜まとめて集団◯◯を。」
「ドガッ!!(マイキーがキックを敵にする音)」
マイキーの足技が炸裂する!
謎の男3「えっ?このガキっ只の中学生じゃない?喧嘩やり慣れて・・・。」
ケイスケ「!ま・・・マイキーおい・・・一人でっ・・・?」
「ドガ!バキ!(マイキーがパンチとキックをする音)」
ケイスケ「強いとは思ってたが、まさかこんなーーーーっ!??」
マイキー「はぁ・・・はぁはぁ・・・。」
連中は、交番の前に突き出した。
後に分かったのは、この集団が小〜中学生を狙った性犯罪グループだった
事だ。もう少し遅かったら、バジは、ヤバかった。
地元やニュースでは、この事件も大きく取り上げられて、そのせい?か・・・。
マイキー「最悪だ」
ケイスケ「どうした?マイキー。」
マイキー「パパラッチがしつこい!インタビューとかウゼェ!?
自宅にまで来る!ここに泊まらせてくれ!!」
パパラッチが去るまでは、マイキーもケイスケとカズトラの元に
身を隠す事に。
ケイスケ「あのな?カズトラ・・・お前を酷い目に合わせた奴らは
捕まえたからな?」
カズトラ「ブツブツブツブツ。」
カズトラは、相変わらず独り言を喋っている。
その後・・・。
その後・・・
そのとある夜の時間帯。
マイキー「夜なら、バレなそうだ!」
「ブォオオオ(バイクを走らせる音)」
マイキー&ケイスケ「ヒャッホー!!」
バイクを乗り回す。バジの後ろには、カズトラもいる。
こうやって、時々はバイクに乗りストレスを発散していた。
そして次の日。
ケイスケ「さ・・・裁判です・・・か?カズトラの?」
警察「犯人も捕まった事ですから どうですか?」
ケイスケ「って言ってもカズトラは、まだマトモに会話すら出来ないん
ですよ?俺が代理じゃ駄目ですか?」
警察「裁判だから、本人の話しじゃなきゃねぇ?」
ケイスケ「だから無理ですよ!フラッシュバックでカズトラがどうなる
か・・・。」
警察官とバジが話し合う中。
カズトラは、確かにまだ上手く会話すら成り立つ状態では無い。
この2人のやり取りすら、理解出来ていない。
お泊りしていたマイキーが、バジの異変に気づく 。
マイキー「バジ?どうした。揉めてた声だな?」
ケイスケ「マイキー・・・カズトラの裁判の件だ。出れる訳ねーのに。」
マイキー「じゃあ、俺ん所にカズトラ泊めて、失踪した事にすれば?
裁判出ないからって、逮捕はされないっしょ?
ケイスケ「いいのか?マイキー・・・。」
マイキー「兄貴に聞いてくる。」
マイキーは、久しぶりに家へと
戻る。
マイキー「兄貴。あのさ・・・ケイスケの友人で今、メンタルの病気に
なってて。何ヶ月か俺ん家に泊めたくて・・・いいよな?」
その頃カズトラはーーーー・・・
ケイスケ「カズトラ、ごめんな?俺が長く面倒みるつもりだったが、
訳あって無理になった。」
カズトラ「・・・」
ケイスケ「その代わり、マイキーん所で世話になるから・・・。俺も時々
なら、行くからな?」
そうして、カズトラはマイキーの元へ。
ケイスケ「あーーーっと。カズトラに触れる前は、声かけろよ?
後、風呂に入れる時もちゃんと説明してな?」
こうして、マイキーの元で生活する事になった。
カズトラ「ブツブツブツブツ。」
真一郎「マイキー?この子がそうなのか?」
マイキー「そうだ。」
真一郎「病院の方が良くないか?」
マイキー「いやどの道、金かかるから・・・。カズトラは、親に見放されてる。」
しかし、いざ世話をしてみるとーーーー・・・
マイキー「カズトラ、風呂入るぜ?入るから服脱がせるぜ?
体洗うから触るぜ?OK?」
カズトラ「・・・。」
マイキー「あ・・・れ?上手く脱がせられねー(汗)えぃ!このっ・・」
「ビリッ(カズトラの服を破く音)」
マイキー「ああぁーーーーっ!?バジって毎日こんな事やってたのか!?服破れた!どうし・・・アタフタアタフタ
俺・・・お世話向いてねーかも・・・・・・(ショック中)」
風呂上がった後。
カズトラ「ブツブツブツブツ。」
マイキー「・・・・・・っ。」
カズトラ「バ・・・ジバジ?」
マイキー「!カズトラ喋った・・・。バジを探してんのか?
カズトラ!バジはいねぇんだ。ここにはーーーー・・・」
カズトラ「キョロキョロ(辺りを見渡す)」
マイキー(やっぱ、俺のお世話じゃ不安か?バジじゃねーから。)
マイキーから、バジへメールが届く。
ケイスケ「カズトラさ、やっぱバジがいいかも?バジの事を探してるよ?かっカズトラ・・・・・・。」
その夜。
「ヒタヒタ(カズトラが歩く音)ガチャ・・・パタン。」
マイキーの元から、カズトラは消えた・・・・・・。
ケイスケ「スヤスヤ(眠り中)」
カズトラ「バジバジ。」
ケイスケ「ん?何だ?かっカズトラっ!?マイキーん所に行ってただろ!
お前・・・何でここに!?」
カズトラ「ううっ思い出したんだ・・・昔の事全部っ前の事皆っ・・・
だからーーーーっっ!」
ケイスケ「カズっ・・・トラ!!ポロポロ(涙)(奇跡って起きるんだな!俺はそれまで知らなかったよ。)」
その後は、記憶を取り戻した為、裁判もやって無事に終わった。
ケイスケ(そして俺達は、3人で仲良くまた・・・・・・)
「シューーーー(吹き出し花火の音)」
ケイスケ(花火やったりして過ごしてるよ)
マイキー「赤だ赤!」
カズトラ「俺は黄色っ!!」
こうして俺らの地獄みたいな日々は、あっという間に過ぎて、
逆に花火の様な日々へと戻った。
ケイスケ「次は線香花火だ!🎇」
完結
花火〜東京リベンジャーズ〜2
カズトラ(そういえば、マイキーと初めて出会った時も花火してた
時だったっけ?・・・)
「シューーーー(吹き出し花火の音)」
マイキー「花火・・・好きなのか?」
カズトラ「う、うん。」
マイキー「同じだな、マイキーだ。よろしく。」
カズトラ「こっちこそ、カズトラだ!」
これが二人の初めての出会いだった。
その頃、家の中では既にカズトラと、カズトラ父との仲は冷えきっていた。
お互い、目も合わさず。話をする事もなく。
カズトラ(父さんっていつもそうだよな?こっちに感心ないんだ。
どうでもいいんだ。じゃあ何で生きてるんだろ?)
カズトラの目は何処か、虚ろだった。
一方、マイキーの方では・・・
真一郎「マンジロウ?」
マイキー「!」
真一郎「今日もバイク店の仕事で遅くなる。夜は一人で先に
食べてていい。じゃあ・・・。」
マイキー(親がいない代わりに、兄貴はバイク店で金を稼ぐ。
俺はいつも一人だった。小学校はあったけど、行かなくなった。
一人で30円もする花火を買って遊ぶ。)
ズル休みして一人で。)
そして、その事が真一郎にバレた!
真一郎「マンジロウ!?学校行ってないんだって!?何の為にこっちが
、仕事してると思ってるんだ?学校行かせてやる為だろ!?
ズル休みしてっ・・・」
マイキー「そんな事言ったって、兄貴はずっと側にはいてくれ
ねーじゃねぇかよっ!?」
真一郎「マンジロウ!?」
「ダッ(マイキーが部屋を出て、外に行く音)」
マイキー「!」
「シューーーー(吹き出し花火の音)」
マイキー(そんな時だった。初めてカズトラと出会ったのは・・・
花火!俺と同じだ。コイツは何で、こんな所で?)
この出会いから、二人はいつも遊んだ。
心の寂しさを、まるで埋め合うかの様に・・・
マイキー(あの俺のバイクは、突然兄貴がくれた。)
真一郎「マンジロウ、話がある。お前の淋しさに気づいてやれなくて
ごめん。その代わり・・・店でいつも、売れないバイクあってさ?
古いモデルだからダサくて、これをお前にやる!バイクはいつも、
側にいてくれる!兄貴の代わりに!」
マイキー「兄貴・・・っ!」
真一郎「それなら、淋しくないだろ?」
マイキー(くれたバイクは2台。それも何か嬉しかった。
で、その残りの一台は、カズトラがバジを紹介してくれたから、バジ
にあげたんだ。)
カズトラ(そうだ、懐かしいなぁ・・・前の思い出してると。)
そんな、ある日。
マイキー(今日も花火3人で、やりてぇよな?買って来た。
二人、喜ぶかな?)
カズトラが一緒に同棲している、バジの実家へマイキーは向かう。
マイキー(ちょっと、驚かせる為に裏の窓から、コンコンやって
やっかなぁ〜?)
バジとカズトラの部屋は、裏手の方だ。
当初は、驚かせる為だった。
(この辺からBL描写注意)
マイキー「ん?え、あれって・・・何してっ!?」
マイキーは、マズイものを目撃してしまった。
「トサッ(花火の入った袋を、地面に落とす音。)」
慌てて姿を消すマイキー。バジは、外の微かな物音に気づく。
ケイスケ「ん?何だ?外か音したな?誰か来てたか?」
「ガチャ(家のドアを開ける音。)」
ケイスケ「は、花火・・・?ま、まさか・・・マイキー??」
戻ったマイキーは、自分の家にやって来た。
真一郎「あれ?マンジロウ、もう帰って来たのか?早いな・・・。」
マイキー「・・・(顔面蒼白)」
そこへマイキーの元に、バジからメールが。
ケイスケのメール「なぁ?マイキー、さっきこっちに来てたか?」
マイキーのメール返信「見てないっ!俺は何も見てなかった!見てないっ、見てないっ!見てないっ!!」
ケイスケ(見たんだな、マイキー(泣)最悪だ。隠してたのに!バレる
とか!?)
カズトラ「どうしようっ!?マイキー、もう関わってくれなくなるん
じゃあ〜??」
ケイスケ「様子見・・・だな。お互い、今は距離を置こう!
その方がいい!」
それから3日後。
マイキー(バイクで走ってよう、あれから二人とは、マトモに話を
出来てない。)
「ブォオオオ(バイクの走る音)」
マイキー「ん?」
ケイスケ「あっ・・・!」
マイキーの走る、バイクの左隣をバジとカズトラが、二人乗りで
バイクで同じく走行途中だった。
偶然にも、出会ってしまった。
マイキー「えっ・・・(顔面蒼白)」
マイキーの乗るバイクだけが、スピードを落として二人の視界から、
消える。
ケイスケ「今の・・・マイキー、だったよな?」
カズトラ「うん・・・(汗)」
マイキー(もう、ずっとこんなの何か嫌だな。よし!)
ブォオオオ(バイクが走行する音)
マイキーは、バジ達のバイクの横に自分のバイクも
つかせて、同じスピードで走らせ走行する。
マイキー「ダチ、やっぱ続ける!いつから、付き合って
たんだ?」
ケイスケ「俺達・・・、兄弟なんだ。母違いの。」
マイキー(ん?兄弟?恋人?兄弟?恋人?えぇ!?)
ケイスケ「性犯罪者に、カズトラがトラウマを持って
以降、記憶は戻ったけど、あれから悪夢をみる日々は
続いた。」
カズトラ「ずっとトラウマが治らなかったら、どう
しよう?って不安になった。ネットで調べてみたら、
トラウマを荒療治で治すって情報見てさ?」
マイキー「荒療治?」
ケイスケ「一度、体験した傷と同じ種類の傷に、
今度は自分から受け入れた上で、また体験するって方法。平気になるまで、何度も更に繰り返すんだ。」
マイキー「そんなんで、治んのか?」
カズトラ「今、だからやってる最中。」
マイキー「父さんは、知ってんのか?それ、親は?」
ケイスケ「いや、言ってねぇ。」
しかし、その何日後。
恐れていた事態が発生する!
カズトラ父「カズトラ!?」
カズトラ「!」
カズトラ父「探偵雇って知ったが、ケイスケと同棲しているだとっ?」
カズトラ「え・・・。」
カズトラ父「ゆるさんっ!こっちへ来い!!」
前髪を、掴まれて無理やり、連れて行かれる。
ケイスケは、丁度いない時だった。
ケイスケ「カズトラ〜♫あれ、いない・・・?どうなって(汗)」
探しても探しても、見つからなかった。
その頃、カズトラは父さんの家にいた。
カズトラ父「携帯は、取り上げるっ!外へは出るなっ!?このっ
馬鹿息子がっ!?」
「バキッドコッ(殴ったり、蹴る音。)」
カズトラ(まただ・・・また、この感じ。バジ・・・助けてっ・・・)
ケイスケ「どこ行ったんだ!?カズトラっ!」
マイキーも、携帯で呼んだ。
マイキー「バジ、カズトラは、もう心は治ってるよな?鬱病とか。」
ケイスケ「あぁ。」
マイキー「だったら、自分でいなくなったり、するか?」
ケイスケ「いや、考えられねぇ。」
マイキー「心当たりは?」
ケイスケ「そうだな。何となく・・・父親、かもな?」
マイキー「父親?」
ケイスケ「あの男には、虐待癖があるんだ。一度、前にカズトラから
聞いた。暴力振るわれてたってな?」
マイキー「暴力?ヤベェな、それ。助けに行かねぇと。」
夜になって、カズトラの父親の家へやって来る。
ケイスケ「どこが、カズトラの部屋だ?」
マイキー「あそこだ。手前の上!小学校の時に、よく遊びに行ったから
分かる。」
ケイスケ「よし・・・。」
「コツンコツン(小さな小石が、窓にぶつかる音。)」
カズトラ(ん?何の音だ?窓の方だ。あ、あれは!?マイキーとバジ?)
ケイスケ「下に落ちろ(小さな声。)」
マイキー達は、地面に敷布団を敷いて、下に飛び降りる様にオーライ
オーライのポーズ。
カズトラは、コクンっと頷いた。
「バッ!(カズトラが飛び降りる)トサッ(無事に着地。)」
ケイスケ「よし!行くぞ!?ん?カズトラ、その顔、どうした?」
カズトラ「父さんに、やられた。」
マイキー「バジと話して、また俺の所に来ないか?その方が、安全だ。」
カズトラ「分かった、そうする。」
次の日。
カズトラ父「ケイスケ!?カズトラは、どこへやった!?」
ケイスケ「何の事だ?」
カズトラ父「昨日から、消えたんだ!」
ケイスケ「中、見るか?来てないぜ?きっと、あんたの所にいたくない
から、家出したんだ。」
カズトラ父「くっ・・・。」
ケイスケ「俺もカズトラは、心配だ。探してるよ。」
その頃、マイキーの所では。
マイキー「兄貴、あのさ・・・また前の泊めた、カズトラなんだけど
また泊めたいんだ。今はメンタルの傷は治った。今度は、親から
の虐待でさ?エスカレートが怖いんだ。」
真一郎「マンジロウ、虐待は犯罪だ。警察の方が、いいんじゃないか?」
マイキー「いや、出所したら父親が、また何するか・・・このままが
いい。」
別の日。
マイキー「なぁ?兄貴、兄貴のバイク店で仕事したいな。
前にバイクを貰ったろ?で、カズトラも働きたいって。」
カズトラ「タダで、泊めてもらってるんで。」
その後。
ケイスケ(マイキーから、メールだ?今、俺達二人でバイク仕事を
してる。俺抜きでっ!?)
そして、ケイスケも加わった。
ケイスケ(俺は、店の店員。)
カズトラ(俺は、掃除係。)
マイキー(俺は、バイク店のチラシ配り。)
その夜。
「シューーーー(吹き出し花火)」
カズトラ「飽きないなぁ〜花火!」
ケイスケ「本当っ!!」
カズトラ「何度でも、見てられる。」
マイキー「落ち着く。」
ケイスケ「カズトラ?どうして、父さんはお前を連れて行ったんだ?」
カズトラ「そっ、それはバジとの同居が許せないって。愛人の子だからって。」
マイキー「それだけでかよ。(汗)」
カズトラ「うっ・・・。」
「ドサッ(カズトラが、倒れる音。)」
ケイスケ「カズトラ?何が・・・どうなって?」
マイキー「電話だ!バジ?」
病院へ、やって来ると・・・。
ケイスケ「カズトラの検査して、エイズって?」
病院の医師「心当たり、ありますか?」
ケイスケ「あ、あり・・・ます。肉体関係持ってます、俺と。」
ベッドの上で眠る、カズトラの隣でケイスケはーーーー・・・
ケイスケ(カズトラは、俺のせいで?でも、コ○ドームは、ちゃんと
してたのに。それでも、駄目だった?)
マイキー「バジ、でもエイズって死ぬんじゃないよな?薬あれば。」
ケイスケ「あぁ、そうだけど。でも、俺のせいだ。」
マイキー「いや、分かんねぇよ。カズトラは、前に性事件の奴に
されてた。そいつがやった時じゃねーか?」
カズトラ「二人共、心配かけてごめん!本当は、前から少し・・・
体がおかしいのは、気づいてたんだ。」
ケイスケ「そうだったのか?カズトラ・・・。」
マイキー「気づかなかった。」
カズトラ「怖くて、黙ってた。薬あれば死なないから良かった。」
ケイスケ「そうだ。今はバイク店で、仕事して金はどうにかなる。
これからもよろしくな?」
カズトラ「うん。」
その後は、退院したカズトラはケイスケの元へ戻る。
ケイスケ「おかえり!」
カズトラ「久々の家だ。」
その頃、マイキーは・・・
真一郎「マンジロウ、これから電話で、客のバイクの件で行って来る。」
マイキー「あぁ!」
真一郎「店、よろしくな?」
マイキー(バジと、カズトラは今日は休みだ。)
「チャリン(ドアの開閉を知らせる音。)」
マイキー(ん?)
客1「店員、一人か?金よこしな?」
「ジャキッ(客の男がナイフを見せつける音。)」
マイキー「!・・・金は、やりません。その代わり、拳ならあげますっ!!」
「バキッ(マイキーの拳がヒットする音。)」
「パンッ(銃の発砲する音。」
マイキー「う、じゅ・・・銃??(顔面蒼白)」
その頃、ケイスケ達はーーーー・・・
ケイスケ「ん?電話だ。マイキーの兄貴の真一郎君だ。もしもし?
えっ?マイキーが撃たれたっ??病院にいる?今、そっちに行きます!」
カズトラ「バジッ?マイキーは、無事なのか?」
ケイスケ「分からねぇ、行くぞ!カズトラ!?」
病院の病室へ・・・!真一郎もいる。
ケイスケ「マイキー?」
真一郎「店、一人でいる所に泥棒がやって来て、マイキーに銃がかすった。相手は捕まったが・・・マイキーは目を覚ますか、まだ分からない。」
マイキーは、なかなか目覚めなかった。
倒れた際に、頭も打ったと。
その夜・・・。
「ヒュウーーーー(病室のすぐ近くから、花火が上がる音)」
ケイスケ「は、花火だ!?」
カズトラ「そういえば、今日は港花火大会があったんだ!
マイキーと、3人で行く予定だった・・・。」
ケイスケ「ここからでも、見えんだな?病院の4階だからか?
マイキー?花火大会だぜ??行きたかったよな?」
「ドォーーンドォーーン(花火の音)」
マイキー(花火の・・・音?そういえば、俺達っていつも、
暇さえあれば花火を3人でやってたっけ?)
「ドォーーンドォーーン(花火の音)」
カズトラ「・・・。」
ケイスケ「ねみぃな、疲れた。」
打ち上げ花火も、終わりを迎えた頃ーーーー・・・
マイキー「パチ(目を覚ます音。)花・・・火?」
ケイスケ&カズトラ「マイキーッッ!!」
花火大会には、行けなかったけど
マイキーが目覚めてくれた。
それがバジと、カズトラは嬉しかった。
その後、マイキーは無事に元通りに!
マイキー「この通り、元気だっ!!」
ブォオオオ(バイクを走行する音)
ケイスケ&カズトラ「ヒャッホー!」
マイキー「はは!(笑)」
ケイスケ「なぁ?マイキー・・・来年は、花火大会行こうな?」
カズトラ「約束だぞ?」
マイキー「あぁ、来年な!?」
道路でバイクを走らせながら、3人はそう約束した。
花火の日に起きた、そんな奇跡のお話。
完結。
コメントして大丈夫かな…?
このスレにあるお話全部読みました!
なんかもう泣きそうになりました笑
めっちゃ小説書くの上手いですね!!
>>48
コメントして大丈夫です!
全部読んでくれたなんて、最高に嬉しいです。
しかも、涙まで頂いたなんて、作者のケイ君も喜びますよ!!
漫画を小説的して投稿をしてるのは自分なんで
ダブルで嬉しいです、ありがとうございます!
投稿は定期的にする予定なんで、
楽しめそうだったら、また読んでいってね!
仲良しお二人揃って、せめて小中の教科書の小説読んだことないの?インターネットに転がっている小説もどきじゃなくて。
51:咲璃◆ZM:2024/03/19(火) 23:00 ID:fno >>49
投稿楽しみにしてます!
また完結(?)したら感想言いにきますね!
>>50
漫画・ケイ君
ここでの文章投稿・影虎
のコンビです。
多分、分かる人には分かる文章についてのツッコミなんですが、正直にもう打ち明けるしか無さそう。
小学生は、ろくにクラスで勉強せず、小学2年で
教科書の問題解けず、以降勉強せず。
その後は不登校。
中学生になっても、中1の途中で不登校。
つまり、自分は教科書勉強をしていないで大人になりまし
た!なので、正しい文章の書き方をマスターしていません
!
教科書勉強していない人物が、小説書くと
こんな感じになるって所です(汗)
>>51
応援ありがとうございます!!
次の投稿は、明日にします。
真面目に教科書勉強をしてきた側から見た時に
真面目に教科書勉強してこなかった側の文章ってよっぽど
違和感に見えると思いますが、
不登校だった人物が小説投稿しちゃいけないって
ルールでは無い限りは、作品投稿したいですね!
勉強は、頑張れなくても作品作りだけは唯一
頑張れたんです。そういう青春だったんですよね。
>>50
私は1、2、3年生のときしか日本の学校行ってません…
あとあんまり授業聞いてませんでした()
>>53
めっちゃ素敵なストーリーですね…
>>54
咲璃さんも学校行けて無いんですか!?
自分も授業にはなかなか集中出来ず、ほぼ聞いてませんでしたよ!
クラスで問題用紙って生徒に提出されますが、あれも勉強が
理解出来なくなってからは、自分だけ書いてませんでしたもん(苦笑)
勿論、周りの生徒達はちゃんと勉強してるんですけどね!
>>55
実話です。自分に関しての!
因みに文章投稿のクレームは、自分に責任はあると
しても、漫画のケイ君も同じく「漢字」が苦手で
実際のケイ君の漫画を読んでも、難しい漢字表記は
本人が理解出来なくて、所々が「ひらがな表記」になっ
てるんで、ケイ君の漫画を読んだとしても
その件でのクレームが来そう(汗)「ひらがなで読みにくいぞ!ちゃんと漢字使え!」とか。
この通り、劣等感まみれでのコンビタッグだったりします
(笑)
>>56
行ってるっちゃ行ってるんですけど聞いてはないです…
>>57
私も漢字苦手なんで小説書く時は変換任せです笑
>>58
そうなんですね!
咲璃さんにとっても、授業以外の別の何かで夢中になれる
感じなんですかね?何だか、気になります!
>>59
そうだったんですか!?
そういう時って、こういう漢字変換出来る機能って
役立ちますよね(笑)
しかも咲璃さんも、小説書いてるんですか!
まあいいや、もう言っちゃいますね()
私志雪です笑
志雪の小説垢だよw
お絵描きにハマってるよ私は!!
>>60
葉っぱにもあげてますよ〜
>>61
あっ!しゆっちだった〜(笑)
お絵描きは、見に行ってる(*´∀`)
そーいう事だったんだ!納得(笑)
しゆっちがまた、イラスト投稿した時は感想言うね!
これは小説書く時に使ってる垢!笑
名前変えるの忘れてたから咲璃としてコメントしてたの笑
>>64
そういう事だったんだね!ビックリした(笑)
しゆっちが小説まで書いてるって思わなかったから2度ビックリ!!
互いに可能な所まで、作品投稿やっていこうね!
そうゆうこと!
小説とか漫画とか読むの昔から好きだったし書いてみようと思ったの!
>>66
葉っぱでは、他にも作品投稿してるメンバーとか
いるよね!しゆっちの様にもしかして、小説とか
漫画を普段から読んでるメンバー多いのかも(・∀・)
明日から、作品投稿頑張ろうっと!
明日からも無理しない程度に頑張ってねー!
私も二次創作の邪魔になると悪いのでこれでさらばっ!(^^)/~~~
また感想言いにくるね!
>>68
ありがとう(*´∀`*)
書く前に、また追加補足!!
原作では「悪行動」を取らないはずの登場人物が
「悪の思考」に染まったりするんですが、その理由は
「ブラックコスモ」と、言う名のオリキャラが、
「黒い衝動」を発動させているせいです。(その特定の
キャラ達に)だから、本当にそのキャラが悪って訳では
無いので、誤解しない様にね!?
そして、今回は新たなキャラ・キサキ テッタ(3番隊長設定)も、登場します!後、ケイ君は原作が既にBL風に
描かれているんで、影響されてか?作風もBL路線で進んでいくんで、嫌いな人は見ない様に!
そして、この東京リベンジャーズは変則的に進むんで
一々、設定がその都度、変わっていく仕組みです!!
(登場人物も変則的に変わります)
だから、もう「花火〜」の流れじゃなくなってるんで
よろしくお願いします!じゃ、投稿します!
タイトル【東京リベンジャーズ】
マイキー「カズトラ、もっと泣けよ!」
カズトラ「ううっ(泣)」
マイキー「苦しめよ!殺した兄貴の分も、俺は許せねぇ
。ずっと、ずっとだ。」
カズトラ「ま、マイキー・・・。」
マイキー「兄貴を殺されてから俺はっ!眠れなくなっ
た!全部っ全部っ、兄貴が死ななきゃ!?」
「ドゴッバキィ(バットでマイキーがカズトラを殴る音)」
特攻仲間1「バジッ!?何してんだ!!おいっ?」
特攻仲間2「大変だぁーーーー!?」
マイキー「?」
特攻仲間2「バジがっキサキをっ!!?」
あの日バジは、バットでキサキを殺した。
マイキー「ば、バジ・・・?」
カズトラ「・・・・・・っ??」
殺した事で刑務所に入った。
面会にマイキーは、やって来る。
マイキー「何でだ?バジ・・・キサキを??」
ケイスケ「マイキー、キサキはお前の敵だ。兄貴を、カズトラに
殺させた黒幕。3年前の事を覚えてるか?あの日、マイキーの兄貴が
死んだ日。カズトラがマイキーの兄貴を、殺したのはキサキが裏で
カズトラを脅していたからだった。」
マイキー「は?」
ケイスケ「そうしないと、「バジをリンチにかけて死なす」ってなぁ!?」
マイキー「・・・っ!」
ケイスケ「俺はカズトラとの、手紙のやり取りで知った。
そう、あの事件の真相をっ!だから、キサキだけは許せなかった!
カズトラの件でっ・・・。」
3年前にマイキーの兄である サノ 真一郎は死んだ。
その日は、マイキーの誕生日にパブをプレゼントしよう!と盗みに
入ったバイク店が、真一郎の働くお店だった。
バレたと思ったカズトラが、当初は真一郎を気が動転して殺したと
思われていたが、ケイスケの話によると裏があった様だ。
そして真一郎殺害容疑で、ムショに入っていたカズトラが出所した日
マイキーは、仲間を使ってカズトラを拉致らせた。
回想(BL表現注意)
カズトラ「!(数人の東卍メンバー達!?)」
東卍の部下達に囲まれながら、どこかへと連れてかれるカズトラ。
既に兄貴を殺されてからのマイキーは、かなり心を病んでいた。
そして、マイキーがいる空き地に到着。そこには、バジの姿も
あった。
マイキー「カズ・・・トラ(怒)」
ケイスケ「マイキー、カズトラをどうするつもりだ?」
マイキー「・・・・・・。」
特攻仲間1「連れて来ました。マイキーさん。」
カズトラ「・・・(恐怖の表情)」
ケイスケ「カズトラ・・・。」
マイキー「3年・・・ぶり、か?カズトラ?兄貴を殺して生きてる?
ふざけんなよ、一生苦しませてやるっ!今日から俺のサンドバックと
性の相手だ。ずっとな。罰だよ、それが。」
ここから、カズトラの地獄だった・・・。
「ドゴッバゴッ(マイキーがカズトラを殴り蹴る音)」
カズトラ「うっ・・・。」
マイキー「起きろよ、カズトラ。まだ平気だろ?フ◯ラしろ。」
カズトラ「コクン(恐怖でほぼ、言いなり状態)」
ケイスケ「!?(皆の見てる前で、やんのか?マイキーの奴、これ
完全に見せしめ目的だよな?・・・。)」
マイキー「いいか?飲めよ、全部だ。じゃないと、殴る。」
カズトラ「ゴクンッ(うえ〜〜)」
マイキーはその後、性行為にも及ぶが、周りで見ている特攻仲間は
完全に引いていた。
しかしそれもこれも、マイキーの心の闇がそれ程に深いと言う事を
同時に意味していた。
ケイスケ「マイキーっ・・・カズトラっ・・・!」
マイキーは不安定になった。心をそうする事で保ってるんだ、
ケイスケにはそう映った。
こうなる前の二人の仲を知っているケイスケだけは、複雑な様子で
その光景を見る。
ケイスケ「なぁ?マイキー・・・いくら何でも、やり過ぎじゃねぇか?」
マイキー「アイツは俺の兄貴、殺したんだぜ?バジ、どっちの味方なん
だよ。」
ケイスケ(カズトラ・・・)
やがて、この繰り返しで、カズトラの心も壊れていった。
カズトラ「もうっもうヤダ!こんなの耐えられないっ!!マイキーっ
いっその事、もう殺してくれよ!??」
マイキー「はぁ?何言ってんだ。結局、お前は自分が楽になりたいだけ
だろっ?自分っ自分っ自分の事ばっか・・・死にもさせねぇ、
殺しもしねぇ、一生苦しめ、カズトラ。」
カズトラ「うううっ・・・(恐怖の表情)」
マイキー「バジ、カズトラが逃げない様に見張っとけよ?出かけてくる。」
マイキーは、その場を離れる。
カズトラ「バジッバジッ!」
地面を引きずりながら、カズトラはケイスケのいる側まで
やって来た。
ケイスケ「カズトラ!?」
カズトラ「バジが殺してくれよっ!?もう無理だよっ!!こんなのっ」
ケイスケ「それは出来ねぇ・・・分かるよな?カズトラ、俺には
お前を死なすのはっ・・・。」
キサキ「バジ?カズトラ、死にたがってるなら殺してやれよ?
死んで楽にしてやれ。仲のいいお前なら、やれるよ。」
ケイスケ「はぁ?キサキ・・・。(そもそもコイツ、裏で何考えてる
?よそのグループと一緒にいる所を見たぜ?本当は企んで?マイキーの味方か?)」
カズトラ「バジッ!?助けてくれよっ!?」
ケイスケ「・・・カズトラ、辛くても俺が側にいる!ずっとだ!!」
カズトラ「バ・・・ジ。」
ギュッとケイスケは、カズトラを抱擁する。
キサキ「・・・・・・。」
その夜。
ケイスケ「ん?キサキ、どこへ行く?」
キサキ「バジがカズトラを、殺せば後はバジはムショ。
マイキーには、バジが兄貴の件でカズトラを操って殺させた犯人って言っておく。そして、マイキーにはその後バジを殺させる。
そうなれば、邪魔者は消える、ん?
不審に思われないかって?大丈夫だ。今のマイキーは
よっぽど兄貴を殺されて、精神が病んじまってる。
知ってるか?半間、精神病んだ奴程、言いなりにさせや
すいって。そ、心不安定だから、ただでさえ。」
ケイスケ(ん?今、電話の相手を半間って言ってたか?
ちょっと遠くて、聞き取りにくい。誰と電話してる?
何だ?今の電話のやり取り。キサキは、敵?)
キサキ「バジを殺したマイキーは、ムショ行きだから
東卍は、乗っ取れそうだな?」
ケイスケ(俺がカズトラを操らせたって、デマをマイキーに
吹っかける気か!?キサキの思い通りには、させねぇ!)絶対な!?)
キサキの考えを説明すると
バジにカズトラ殺させる➡その間マイキーには、バジが兄貴の事件の件で、カズトラを操っていたと伝える➡マイキーは殺意で、バジを死なす➡マイキーはムショ➡東卍乗っ取り完了。
別の日。
「ドガッバキッドゴッ(マイキーがカズトラに暴行中の音)」
カズトラ(駄目・・・だ。力じゃマイキーに・・・勝て
な・・・い。ヤラれる・・・だけ・・・だ。)
マイキー「俺の兄貴を殺しておいて、謝りもしねぇ。
全部カズトラが自己中だからだ!いいか?これは罰だ。
罪に対する。」
ケイスケ「マイキー・・・、せめてコ◯ドームはした
方がいいんじゃ?」
マイキー「罰だから、しねぇよ?」
ケイスケ「・・・・・・。」
キサキ「正義も悪人も、両方自分を正当化する。
そういうもんだ。カズトラ、マイキーの兄貴殺したの
正当化したんだって?」
カズトラ「!」
キサキ「聞いたぞ?マイキーの前で言ってみろよ?」
マイキー「カズトラっ・・・!」
キサキ「どう、正当化したかを。」
ケイスケ「キサキ、ちょっとこっち来いよ?」
キサキ「?」
カズトラ「マイキーっ!?ちゃんと言う事聞くからっ!
だから怒らないでっ!?」
恐怖で支配されたカズトラは、マイキーに甘えて
媚びへつらう様になった。
ケイスケ「どういうつもりなんだよ!?キサキ?」
キサキ「何が?」
ケイスケ「わざわざ、あんな事を言わせる必要あるか?
マイキーは今、心が壊れてる。これ以上怒らせるの
は、違うんじゃないか?」
キサキ「悪い悪い!どうかしてたよ!?」
ケイスケ「・・・・・・」
キサキ「カズトラがマイキーの兄貴を、殺しさえしなけ
れば良かったな?バジ、お前も近くで見てたんだろ?」
ケイスケ「!そもそもあれは、カズトラに誘われたんだ。マイキーの為にバイクをって。俺は止めた。」
回想
ケイスケ「カズトラ、さすがに盗むのは止めようぜ?
それに何でお前、バットなんて持ってんだ?」
カズトラ「見つかったら・・・ヤバいから。」
しかし、その後真一郎にバレたのでーーーー・・・
ケイスケ「止めろーーーー!!」
カズトラは持っていたバットで、真一郎の頭を
殴打して、死なせてしまうーーーー・・・。
ケイスケ「何やってんだよ!?カズトラッ・・・この人
は、マイキーの兄貴なんだよ!!」
カズトラ「え?だって、そんな・・・マイキーの喜ぶ顔
、見たかったんだ。マイキーの為にって思って。この人
が兄貴だったなんてっ・・・。でもこうしないと、
助からないから!」
回想終了。
ケイスケ「今でも、そん時のバット持ってんだ。俺が。
カズトラがムショに入ってる間も。
真一郎君の件を、忘れない様にする為に。それが、この
バットで・・・。」
ケイスケはキサキの目の前で、カズトラが真一郎を
殺したバットを見せる。
キサキ「普段から・・・それ持ってるとか、ちょっと
理解不能だね。」
ケイスケ「そうか?形見代わりみてぇな、もんだよ。
感覚的には。」
「ドゴッバゴッ(マイキーがカズトラを、殴り蹴る音。)」
キサキ「あーぁ、カズトラの奴、また殴られ蹴られてんね。」
カズトラ「ううっ・・・。」
マイキー「カズトラ、もっと泣けよ?」
ケイスケ「(キサキ・・・、俺は、敵のお前を今この場で死なすっ!)」
キサキ「!?」
「ドゴッバキッ(ケイスケが、バットでキサキを殴る音。)」
ケイスケは、キサキを死なせたーーーー・・・。
ケイスケ(マイキー、カズトラ、悪い。俺は、こうする事でしか
もう守れねぇんだ。)
回想
ケイスケ(カズトラが真一郎君の事件の件で、ムショにいた時に手紙のやり取りをした。そん時にカズトラは・・・・・・)
カズトラの手紙内容「バジへ こんな事になって、ごめん。でも、
そうしないと・・・本当はあの店に、マイキーの兄貴いるって
知ってたんだ、初めから。だけど殺さないと、キサキからバジを
リンチにかけて死なすって、脅されてたから。だからやらないとって。」
ケイスケ「キサキが・・・?(キサキの目的は、分からなかった。
この頃。)何故、カズトラを利用した?キサキは?ただ、一つ分かった
のは、キサキは敵だ。カズトラがこの事実を、俺以外に言えないのは
言ったらバジを死なすって、キサキにまた脅されてたからだった。
手紙の中なら、せめて俺には大丈夫だろうってカズトラの判断だ。
過去のあのバイク事件の、カズトラの言葉の意味は・・・」
カズトラ「でも、こうしないと、助からないから(バジが)」
の意味で使われていた。
カズトラの手紙の内容「PS・でも、この事は他の皆には、言わないで
!キサキがっ!何を企んでいるのか、分からなくて怖いからっ!
カズトラより。」
回想終了。
ケイスケ(マイキー・・・、お前だけ何も知らないんだ。)
マイキー「バジッ!?何で、キサキを!?」
ケイスケ「マイキー。こうでもしねぇと真実を知った
ら、お前がキサキを殺しちまうだろ?」
マイキー「!?何言ってんだ、バジ!?」
ケイスケ「罪を負うのは、俺だけで十分だ。」
カズトラ「バジ・・・ありがとう。助かったよ。」
マイキー「おい!たから何の話だっ!!答えろ!」
ケイスケ「・・・キサキは、東卍を裏切ってた敵でも
あり、お前の兄貴の真一郎君を死なす様に、裏でカズトラ
を脅してた黒幕だ。俺自身もコッソリと、キサキが
敵のはずの半間に電話してる所を聞いた。」
マイキー「!??」
ケイスケ「本当の事を知ったら、兄貴の件で感情的に
なってキサキを殺してただろ?マイキー。だから、この
件は前からカズトラとやり取りしてたが、お前には言え
なかった。」
カズトラ「・・・・・・。」
ケイスケ「手紙では、カズトラからも言わない様にって
書かれてたが、俺は違う理由で言わなかった。」
マイキー「俺の代わりに殺された兄貴の件で、黒幕のキサキを
殺したってのか??バジ・・・。」
ケイスケ「あぁ、そうだよ。だから、後悔してねぇよ。
ちゃんと、罪は償うからな?これからムショに自首しに
行く。」
カズトラ「バジ・・・っ!」
マイキー「・・・バジ。」
ケイスケ(これで、良かったんだよな?真一郎君・・・。)
回想(真一郎君が殺される前の、キサキとカズトラ2人のやり取り。)
キサキ「カズトラ、話があるんだ。」
カズトラ「ん?」
キサキ「バジの件でだ、マイキーには兄貴がいる。」
カズトラ「それが?」
キサキ「その兄貴をお前が殺して。じゃないと、バジをリンチして
死なす。」
カズトラ「えっ!?」
キサキ「バジを死なせたくないなら。」
カズトラ「何でっ!?マイキーの兄貴を殺さないと!?」
キサキ「マイキーの兄貴は邪魔してるんだよ。ヤンキーの新しいボス
やってんの気に食わないって。ブラックドラゴンのボスになって欲しい
からとかで。」
カズトラ「え・・・。」
キサキ「さすがのマイキーもウザがってたよ?真一郎の思い通りに
進んだら、東卍解散しちまうから。お前の為に作ったチームなんだろ?
カズトラ。だから、そのお前が邪魔な真一郎を消してしまえ。」
カズトラ「そんな事、マイキーは言ってたっけ?」
キサキ「自分の兄貴の件だから、仲間のお前らにも話しにくいんだよ。
こっちはたまたま、その話を知っただけ。」
カズトラ「・・・・・・。」
キサキ「マイキーがボス辞めたら、どの道、東卍は終わりだろうが?」
カズトラ「分かった、俺がやる。(バジは知ってるけど、真一郎さん
は知らない。死なすのは、情を感じなくてすむ方を選ぼう。)」
回想終了
その後、キサキ死亡のニュースが、テレビでも報道されると
バルハラのグループ、半間もキサキの死にようやく気づく。
半間シュウジは自宅で、テレビを視聴中。
シュウジ「あれ?これってキサキじゃん?アイツ・・・殺された?
あーぁ、これ完全にコイツら、キサキを黒幕だって勘違いして
殺してんじゃん??浮かばれねぇな、アイツも。
ここは、こっちがネタバラシしてやるかぁー。ダリ〜。」
半間は、すぐに東卍のボスであるマイキーに話があると
呼び出した。
一対一で、話がしたいと。
その約束の日、二人の姿は河川敷にあった。
マイキー「何だよ、話って?キサキとそっちが、つるんでたって話なら
バジに聞いたから、もういい。」
シュウジ「違う違う〜。」
マイキー「?まだ何か、別の話があんのか?話だけなら、聞いてやる。」
シュウジ「ダリィ〜けど、この際キサキの為だから話す。」
マイキー「?」
それから半間から話を聞いたマイキーは、顔面蒼白な顔つきで
刑務所に入っている、バジの面会に訪れた。
ケイスケ「どうした?マイキー・・・話があるって。カズトラと何か
あったか?」
マイキー「・・・バジ、聞いてくれ。キサキが敵じゃなかった。」
ケイスケ「!?」
マイキー「あの後、キサキとグルだったはずの半間と、一対一で話して
分かった。知ってる真相を全部。」
ケイスケ「ど、どういう事だっ!?」
マイキー「分かっちまったんだよ、この一連の流れを考えた奴が。」
ケイスケ「誰だ?それは・・・。」
マイキー「それは、死んだ俺の兄貴だーーーーー。」
ケイスケ「!??何言ってんだ??」
マイキー「元々、俺がヤンキーに憧れたのは、兄貴がヤンキーを
してたから。」
マイキー「その後は、兄貴の許可ナシで、カズトラとブラックドラゴン
の件で、新しく俺達の東京卍を結成したろ?で、リーダーは俺。
兄貴は、どこかで嫉妬してた。本当はーーーー・・・。
弟に自分の立場を奪われたってな?兄貴の望んでたブラドラ入りも、
せずに何やってんだ?って内心の怒りもあった。」
ケイスケ「・・・。」
マイキー「そこで兄貴はワザと、俺に大ダメージを与える計画を
考えていた。キサキに接触してカズトラを脅して、自分を死なす様に
流れを作ったんだ。」
ケイスケ「自作自演の死に近いな、それ(汗)」
マイキー「委託殺人みたいなもんだよ。つまり、あれは兄貴の望んだ死。
自分を死なす事で、俺の心に傷をつけ、その後は託されたキサキを
使って、俺を更に地へ落とす為に・・・東卍を崩壊させた後は、
キサキが新しいリーダーになるって流れでもあった。」
ケイスケ「マジかよっ・・・・・・。」
マイキー「本当に最悪だよ。悪いな、バジ?俺と兄貴の兄弟喧嘩に
巻き込んで。キサキを殺させちまって。半間がいないと、この真相、俺も
気づけなかった。」
ケイスケ(確かに・・・マイキーの心が病んだのは、真一郎君が
殺されたのがきっかけだ。それもこれも全部、望まれてた罠?
嘘だろっ!?もし、カズトラとの手紙のやり取りを聞かせたら、
マイキーがキサキを殺しちまう所だったんだ。これも罠、か?)
あまりの信じられないマイキーの告白に、動揺を隠せない様子の
ケイスケ。
ケイスケ「マイキー・・・、死ぬなよ?ショックがデカ過ぎるだろ。」
マイキー「あぁ、そうだな。カズトラにも悪い事しちまった。
罪は償うよ、これから・・・、カズトラにも。」
その後。マイキーは、カズトラを呼び出す。
マイキー「カズトラ、ごめんな。本当に。」
カズトラ「え?」
マイキー「そもそも、俺の兄貴が全部、黒幕だった。お前は、悪く
ないよ。カズトラ・・・。」
カズトラ「!!?」
そしてマイキーは、真一郎の眠る墓の前へと一人でやって来た。
マイキー「兄貴・・・(怒)黒幕のクセしてっ!?何勝手に死んでんだよ
っ!?傷だけ残しといて、ふざけんなっ!!俺がこの真相を知って、死ぬ
のも、お望みかっ!?死なねぇからな!!これからも俺は東卍を引っ張る!!」
今回の事で、相当の覚悟をマイキーも抱いた様だ。
それから時は流れ・・・
マイキー「カズトラ、バジのいよいよ出所の日だな?」
カズトラ「あ!あれ、バジだ!?」
ケイスケ「会いたかったぜ!?マイキー、カズトラっ!!」
笑顔の表情のバジが、そこにはいた。
3人の絆が消える事は、この先も無さそうだ。
ブラックコスモ(へっへっへっ(笑)今回は、真一郎君を悪人にして
やったモ!次は誰にしようか?モ〜。)
そして謎に包まれたブラックコスモも、また何かを企んでいる様であった。一体、この丸くて黒い色をした謎の球体の正体とは??
完結
次の投稿で、また設定変わります!
タイムリープあり!
オリキャラのホワイトコスモの登場!更にオリキャラの
ナオヤも登場(高校一年生)
他登場人物
大人バジ(大人になってるバジ)
バジ ケイスケ(中学生)
羽宮 カズトラ(中学生)
では、投稿します!!
タイトル【東京リベンジャーズ〜バジ虎〜】
ケイスケ(この時、俺は14歳。あの日、ハロウィンの
日に・・・カズトラにナイフで刺されて死んだ。)
回想
マイキー「ば、バジッ!?カズトラ、殺してやるっ!!」
ハロウィンの日に、東京卍対バルハラとの戦いの中、
バルハラ側のカズトラに、バジはやられた。
元々カズトラは東卍にいたが、今はバルハラ側について
いる。
バジを殺された事で、マイキーは激怒して
カズトラをこの日、殺した・・・。
血のハロウィンと呼ばれ、最悪な年だった。
回想終了
ケイスケ「(殺されて、俺が目を覚ますと・・・)
どこだ?ここは?何故、裸?ん?」
見慣れない存在が、そこにはいた。
丸くて白いフワフワと、漂う謎の球体がいる。
ホワイトコスモ「バジ様。」
ホワイトコスモ「ここは、コスモステーションです。待っていました。
選択で、選べるのは2つあります。@タイムリープして、未来を変える
。A新しく別の来世へと、ワープする。(輪廻転生)」
ケイスケ「じゃあ、@で。まだ、心残りがあるんだ。」
ホワイトコスモ「タイムリープの場合は、過去に戻り同じ世界に、二人
のバジがいる事になります。大人のバジと少年のバジ。戻る日は、
殺される少し前です。そこから、スタートします。
いいですか?」
ケイスケ「はい・・・。(俺が次に目を覚ました時には・・・過去に戻っていた。)」
辺りは、全く知らない部屋。
ケイスケ「おぉ!?タイムリープ、成功か?大人の俺!ここは、何処だ?母ちゃんがいねー。そうか、大人の俺だから一人で住んでる?キョロキョロ(周りを見渡す。)」
部屋を、しばらく歩いて観察中。
ケイスケ(ふーん。ここの家には、地下があんのか。どうする?未来を
変える為に・・・。ここの地下、上手く使えねぇか?)
ケイスケ「未来を変える為には、バジとカズトラを出会わない様に
しねぇと。カズトラがムショから、出所するまでもう少し、か?
よし、良いこと思いついたぜ!」
地下に檻を設置して、トイレも用意、冷蔵庫も用意、ベッドも用意した。
後は・・・・・・。
「チャラララ〜(携帯の着信音)」
ケイスケ「ん?電話か、誰だ?はい、もしもし?え?バジです。」
ナオヤ「バジさん?明日、店に来れますか?」
ケイスケ「店?」
ナオヤ「ヤダなぁ、ペットカフェですよ!?」
ケイスケ「ぺ、ペットカフェ??」
ナオヤ「オーナーでしょうが!バジさんは??」
ケイスケ「店って、何って名前だっけ?」
ナオヤ「ワンニャンカフェです!」
ケイスケ「あーー!そうだったな?ワンニャンカフェか!はは(笑)
最近は記憶がボケてんな、俺。」
ケイスケ(そうか、大人の俺はペットカフェのオーナーだったか。
ネットで検索して、調べて明日行くか。)
次の日、ペットカフェのワンニャンに出向いた。
看板には、魚のイラストと骨マークのイラストが、施されて
字で「ワンニャンカフェ」と表記されている。店の中へ、バジは入った。
ケイスケ「良い場所だな?猫と犬、両方見れんのか。(大体は分かった。大人の俺は、一人暮らし。そしてペットカフェのオーナー。)」
ナオヤ「バジさーん!?待ってましたぁ〜!」
ケイスケ「・・・誰だっけ?」
ナオヤ「ナオヤです!!酷いですよ!?忘れるなんて!」
ケイスケ「悪い、ここ最近ボケてきてんだ。」
ナオヤ「それじゃあ、記憶喪失じゃないですかぁ〜〜(汗)」
ケイスケ(仕事も終われば、カズトラの出所する日は、大体分かってる。明日だ。よし・・・・・・)
ナオヤ「バジさん、何スかね?そのメガネ・・・。」
ケイスケ「イメージチェンジだ!」
ナオヤ(何か、中身が別人な気がする(汗))
ケイスケ(只今、車も運転してる!白い色の車だ。運転操作は、何とか体が覚えている仕掛けで、操縦可能だ。一瞬、運転出来ないんじゃないか?
と焦った。でも大丈夫そうだ。)
「ゴォォォ(車を走らせる音)」
ケイスケ(何とか、東京卍対バルハラの戦いになる前にカズトラを・・・・・・。)
それから、カズトラ出所の日がやって来た。
カズトラ(ムショにいる時、バジから手紙がいっぱいきたなぁ?
久々の外だ!!ん?白い・・・車??)
「キッ(車の停まる音)」
(ここからは、大人バジだけこの名前表記。)
大人バジ「カズトラ君、バジ君分かる?俺ね、そのバジ君に頼まれて、君の事を車で連れて来て
欲しいって。ほら、手紙もあるよ!!」
カズトラ「「カズトラへ、出所おめでとう!俺ん家来い。」バジの字だ!分かった、乗る!!」
カズトラは、迷いなく乗り込んだ。もちろん、この手紙は大人バジが
書いたモノで、中学生バジの方では無い。
「バタン(車のドアを閉める音)」
大人バジ「(よし。)はい!これ、飲み物。コーラだよ?」
カズトラ「コーラ!好きなんだ。」
「ゴクンゴクン(カズトラが、コーラをストローで吸う音)」
カズトラ「あれ?何・・・か、眠・・・く。」
大人バジ(睡眠薬、上手く作用したか?家にこのまま、連れて帰る。)
こうして、カズトラ出所の日。その日、カズトラは消えた。
少年の方のケイスケはと言うとーーーー・・・。
ケイスケ「カズトラが消えた?どうしてだ?出所したすぐにっ!?
何故っ??俺に何も言わずにっ・・・。(手紙だって、いっぱい書いた。消えるなんておかしい。カズトラを探そう!!)」
ケイスケは、東京卍のリーダー、マイキーの家の前で待ち合わせ中。
マイキー「バジ?」
ケイスケ「話がある。マイキー、カズトラが消えたんだよ。なぁ?
兄貴をカズトラに殺された件で、お前相当キレてたよなぁ?出所した日
、カズトラを呼び出して殺したのか、マイキー??」
マイキー「!?はぁ?俺がカズトラを殺した?本気で言ってんのか? 殺してねぇよ!どこにいるかも分からねぇ。」
ケイスケ「そうか。俺は、カズトラを探すっ!」
マイキー「バジ・・・・・・っ。」
カズトラのチラシを必死に、道行く人に渡すケイスケ。
ケイスケ「お願いします!見かけたら、情報を!あ、あの!これを・・・。」
大人バジ「!(中学生の頃の俺?)」
ケイスケ「俺のダチが行方不明なんです!見かけたら、お願いします。」
大人バジ「そうか。カズトラを少年の俺は、探してるか。」
カズトラ用のホームページも作った。
その名も「カズトラチャンネル」
カズトラの顔写真と、年齢と「いなくなった俺のダチです、情報待って
ます!」メール受信者「バジ ケイスケ(14歳)少しでもいいです、
似てる奴見かけたら、俺に情報を下さい!」
東京卍メンバー1「なぁ?マイキー、あれってバジじゃん?」
東京卍メンバー2「本当だぁー。」
東京卍メンバー1「何してんだ?」
東京卍メンバー2「チラシ配りしてる?」
東京卍メンバー3「聞いた?まだ、カズトラ見つかってないって。」
東京卍メンバー2「マジかよ!?」
マイキー「バジ・・・。」
東京卍メンバー3「バジのホムペは見たか?カズトラの情報。」
マイキーは、ケイスケの元に近づくと・・・・・・
マイキー「バジ、一緒にチラシ配るの手伝うよ。一人じゃ、大変だろ?」
ケイスケ「ま、マイキー・・・。」
東京卍のメンバー総出で、探すが・・・それから2年経っても
見つからず、情報も集まらなかった。
マイキー「あれから、2年だぜ?これだけ探してもいない。そもそも、
本当にカズトラは、行方不明なのか?」
ケイスケ「どういう意味だ?」
マイキー「バジ、本当はお前・・・カズトラを隠してんじゃあ?俺から
守る為に。一番、仲良かったからカズトラに頼まれたのか?
家に隠してくれって。」
ケイスケ「ま、マイキー(怒)」
「バキィ(マイキーの顔を殴る音)」
ケイスケ「ふざけんなよっ・・・見つからなくて、俺は苦しんでる。
今もずっと・・・。」
ケイスケの目からは、涙が流れていた。
ケイスケ(それから、俺とマイキーの間には、溝が出来た。
時間だけが過ぎて、カズトラを探すのは俺一人になっていた。
それぞれ、他メンバーも自分の目標や夢に向かっていたり、カズトラ
探しにいつまでもは、付き合わせてやれねぇ。)
誘拐されたカズトラは、2年前・・・
(回想)
カズトラ(んん?あれ、ここは何処だ?檻の・・・中??
バジはいない?どういう事だ。)
大人バジ「やっと起きたかい、カズトラ君。」
カズトラ「あ、あの!?これは、どういう??何でこんな所に!?
バジはっ??」
大人バジ「俺は、バジ君の親戚だよ。」
メガネを、外した状態の大人バジ。
カズトラ「顔っ、バジに似てる!?」
大人バジ「親戚だからね。」
カズトラ「え?(どうしよう、まさか・・・監禁されてるっ!?
だけど、詳しい事をこの人は言ってくれなかった。理由は、謎のまま
月日は流れてーーーー・・・。)」
カズトラ(このまま、ここにいるのは嫌だ!そうだ?
あの手でいこう!?)
大人バジが、仕事から帰宅すると・・・
大人バジ「か、カズトラ君!?」
カズトラ「ううっ、お腹が痛いよぉ!?すごくっ・・・
ハァハァ、助けて!あり得ないぐらい痛いっ!」
体をピクピクさせながら、地面に倒れて痛がる演技。
大人バジ(まさか、病気?ヤバい、今この場所から出す
訳には・・・。とは言え、万が一死なれたら・・・)
迷った末、バジは携帯で何処かに連絡を入れる。
大人バジ「もしもし?あの、伺いたいんですが、俺と弟は今、家出中で突然、弟が倒れて・・・。車で生活して
るんですが、車の中で先生に様子見てもらえるのは、
可能ですか?金は、渡します。」
この方法で、探していると許可してくれる所を
見つけた。
大人バジ「先生!こっちです。」
医者「うむ。」
大人バジ「どうですか?何か、分かりましたか?」
医者「倒れる前の様子は?」
大人バジ「はい、突然お腹を痛そうにして、気を失って倒れてます、
今は。どうですか?」
医者「脈も正常で、心臓も特には・・・。ただ、お腹痛いなら
ご飯は食べれないから、点滴した方が・・・。」
大人バジ「車の中で、してもらえますか?」
医者「いいよ。もし、もっと様子悪くなったら言ってね。」
カズトラ(この人、心配はしてくれてる・・・。)
大人バジ「ん?」
車の外へ、目をやると少年ケイスケが、たまたま近くを通りかかる。
大人バジ(もう一人の俺!?タイミング悪い時にっ・・・。いや、
あっちからは見えてない、セーフか。)
ケイスケ(カズトラ・・・。)
ケイスケは、気づかず通り過ぎた。
カズトラも、倒れてる演技で気づかなかった。
そして、家へと戻る二人。
大人バジ「カズトラ君・・・。」
カズトラ(駄目だ。助けを言えなかった。車の中でこの犯人ずっと、
側にいたから。失敗だ。)
それから、2年が経ち・・・。
(回想終了)
ケイスケ「マイキー、俺は東卍を出る。」
マイキー「!はぁ?カズトラの件でか?周りはもう、カズトラが死んだ
とか、カズトラが失踪したとか、騒いでるぜ?」
ケイスケ「それはねぇよ、俺には分かる。カズトラは、そんな奴じゃねぇ
。ペットショップやるよ、店員になる。」
マイキー「バジ、東卍はあれ以来、キサキの話でバルハラと手を組んだ。
お互い、ここからお別れだな?」
ケイスケ「あぁ、じゃあな。マイキー、キサキにだけは気をつけろ?
アイツは東卍にとって、敵かもしれねぇから。」
それから、16歳。中学生から高校生になったケイスケは、ペットショップで仕事をしながら、カズトラを探し続けた。
そんな、ある日。
いつも通り、街頭でチラシ配りをしていると・・・(仕事休みの日)
医者「ん?この子、見たな。」
ケイスケ「!え?何処でですか?」
医者「一度だけ。確か、車の中で見た子に似てる。」
ケイスケ「車?」
医者「もう一人いて、父さん・・・いや、お兄さんで。」
ケイスケ「え?お兄さん、ですか?」
医者「うん、丁度黒髪でロングで、何か君に似てた。」
ケイスケ「俺に似てる?車の色や形って?」
医者「白で大きめの車体だよ。」
ケイスケ「歳は?」
医者「うーん、大体は20〜30代かな?」
ケイスケ(は、初めて・・・有力な情報だ。カズトラ、そいつは誰だ?
俺に似てる?)
カズトラチャンネルでは、早くもケイスケが
その有力な情報をホームページにアップする。
「新しい情報!カズトラと一緒にいる男・年齢は20〜30代。
黒髪でロング。白い大きめの車。俺に似てる(ケイスケの顔写真)」
それを、大人バジも携帯から見ていた。
大人バジ「!どこから、バレたっ!??(考えられるのは、あの医者か。一度だけ、カズトラを診察してもらったから。)」
大人バジ(今、バレる訳にはいかないんだ。こうなったら、よし。)
「ピロリン(携帯のメールの受信音)」
大人バジ(ん?メールだ、ナオヤか?)
ナオヤのメール「あの、カズトラ行方不明知ってます?何か、特徴が
似てません?つーか、黒髪でロングとか(笑)ほら、オーナーの車も白で!?」
大人バジ「(ま、マズイ・・・。)もしもし?ナオヤ。冗談キツイぞ?
俺、いつもメガネしてるよな?髪もポニーテールでさ。違うだろ(笑)
白の車なんて、何処にでもある。」
ナオヤ「ですよねぇ?すみませーん、冗談です!でもバジさんの顔って、よく見た事ない。今度、メガネ外してもらえません?犯人の目は茶色ですって。」
大人バジ「あぁ。明日、見せてやるよ。ナオヤだけに、特別だ。二人の秘密な?」
次の日・・・。
大人バジ「ほら!」
ナオヤ「え?バジさんの目って、黒っスか。普通っスね。じゃあ、全然違う!!うわぁ〜初めて顔見た。特に目は!!」
大人バジ(カラーコンタクトしといて、良かったぜ。)
その仕事帰り、青年ケイスケが、家から出る所を
待ち伏せる大人バジ。
ケイスケ(はぁ〜お腹空いたな。コンビニで買うか?かぁ
ちゃん、仕事が今日も遅いから。)
大人バジ「バジ君、だよな?」
「キキッ(ケイスケの側に黒の車が停まる(レンタカー)」
ケイスケ「えっ?誰(汗)(黒い・・・車?)」
大人バジ「君のホームページ見てるよ。カズトラ君の件
で。情報、持ってるんだ。ここじゃ、あれだから別の
場所で話そう?」
「バタン(ケイスケが車のドアを閉める音)」
疑いもなく、車に乗った。
ケイスケ「あの、車の中で話を聞きたいです!」
大人バジ「分かった。運転しながら話す。俺のね、知り合いの友人なんだけど、たまたまそいつの部屋に上がった時に、そこで見つけた。」
ケイスケ「見つけた?何を。」
大人バジ「「カズトラより」って書かれた手紙。」
ケイスケ「え!?」
大人バジ「俺の知る限り、そいつにカズトラって友人は
いなくて、最近カズトラ行方不明を知って、もしかしてって思った。」
ケイスケ「それで?」
大人バジ「気になったから、勝手に盗んで、今俺の家に
あるんだ。君なら知り合いだから、カズトラ君のなら
字とか分かるかな?と思って。」
ケイスケ「読みたいです!確認したい!」
大人バジ「喉とか、乾いてない?飲み物あるよ。」
ケイスケ「いえ、いいです。」
家に到着。二人は中へと、入っていく。
ケイスケ「あの、すぐその手紙を確認したいです!」
大人バジ「待って。まぁ、少し寛いでいきなよ。君、お腹空いてそう。」
ケイスケ「いえ、早く見たいんでいいです!!」
大人バジ「あれ?おかしいな。手紙が無い、どこにやったっけ?」
ケイスケ「俺も探します!」
大人バジ「思い出した!確か、地下にあるかも。一緒に来てくれる?」
ケイスケ「はい、いいですよ。」
大人バジ「先に中入って、この中だから。俺も後ろから行く。」
ケイスケ「こ、この先にあるんですか?」
大人バジ「あぁ、そうだ。物はこの先に・・・。荷物保管場所だ。」
奥へ進んで行くケイスケ。だが、そこには・・・
ケイスケ「え?か、カズ・・・トラ??」
カズトラ「!ば、バジッ!?」
探していたはずのカズトラの姿が、ケイスケの目に飛び込んできた。
ケイスケ「・・・・・・・・・。」
大人バジ「・・・。」
「ガンッ!(ケイスケの頭を後ろから殴る音)」
ケイスケは、床に倒れ込む。
カズトラ「止めて下さいっ!?何でっバジ殴るんですか!バジィー!!」
次に目を覚ました頃には、ケイスケも檻の中だった。
ケイスケ「どういうつもりだよ!?あぁ?(怒)こっから出せっ!!
何でカズトラを監禁してんだ!?」
大人バジ「俺は本当は、君達二人の母違いの長男だからだよ。」
ケイスケ&カズトラ「!」
大人バジ「俺、ケイスケ、そしてカズトラ。分かったのは、若い頃に
どうしても、父さんに会いたくて、調べたから。父と再会して、それから知った。弟二人がいると。俺はその頃、別のヤンキーをやっててさ?
キャットフィッシュっていう暴走族。同時に真一郎君のブラックドラゴンにも、関わってた。お前らの情報を真一郎君から、聞きたくて。」
大人バジ「しかし、俺のグループのキャットフィッシュで、東卍との
喧嘩で、弱そうなカズトラ君をリンチしよう、と話が進んだ。
それが嫌で、2年前に出所の日を狙って監禁した。
だが、その後はケイスケ君を拉致って、東卍フルボッコに話が進んだ。
次は、ケイスケを監禁しようと思った。全てはお前らを守りたかった
から。でもさすがに今俺は、グループから疑われてる。
裏切り者だと。立て続けにカズトラとケイスケ君がいなくなるんだ。
メンバーの中で、誰かが邪魔してるって。
多分、今後・・・家辺りを見張られる。お前らと一緒にいる事がバレた
ら、俺は殺されるな。お前ら二人もタダじゃ済まないだろう。
だから、な?大人しく、しててくれよ。
俺はお前らの敵じゃない。な?」
最後にそう言い終わると、大人バジは満面の笑みをみせた。
その後、マイキー達の方では・・・・・・
東卍メンバー2「なぁ?マイキー、あの後さ、バジもいなくなったって。
聞いたかよ?カズトラ見つからなくて、バジがついに鬱病になって
死ぬ事にしたって?」
東卍メンバー1「うわぁ!?それマジかよ?」
東卍メンバー3「一番探してたのバジだもんな。そりゃ、おかしく
なるって。」
マイキー(・・・・・・。)
大人バジは、青年ケイスケに手紙を書かせて、自ら望んで失踪したとの手紙を母親の住むポストへ、自ら届けた。
大人バジ(よし、大体は上手くいってる。これで、大丈夫だ。)
大人バジの頼みで、ホームページも閉じられた。
「しばらく、ホームページはお休みします。」
ケイスケ「一つだけ、頼みいいですか?話は分かった。
せめて、この地下の中だけでは、自由にさせてくれ。
俺達は、外に逃げる気はない。
こんな檻の中とかは、ナシにしてくれよ?あんたの話、信じてるから言ってんだ。」
大人バジ「いいだろう。」
二人の自由は、許された。
大人バジ「ただし、俺の仕事中は檻にいてくれ。それ以外の時なら、部屋にいていい。」
それから、更に1年が経つーーーー・・・。
ケイスケ「あの、前から気になってたんですけど、何でこの家って
テレビ無いんですか?」
大人バジ「それは・・・ほとんど仕事行ってて、俺は疲れてるから、
家では静かにしていたいんだ。漫画や、お前らの欲しいもんなら
与えてやるよ!携帯&パソコン以外ならな?」
ケイスケ(気になってるのは、この人の詳しい情報が一切、見つからない
事だった。)
唾を飲み込み、ケイスケは問う。
ケイスケ「あんた、本当に俺らの兄貴・・・なのか?」
大人バジ「本名は、バジ ケイスケ。」
ケイスケ&カズトラ「!?」
大人バジ「なぁ〜んて、嘘だよ!笑えよっ(笑)」
大人バジ(血のハロウィンの未来は変えた。マイキー達も変わりはない。
ただ、この世界ではカズトラとケイスケだけがいない。
そう、表面では大人のバジの俺はいるーーーー・・・。)
パンドラの箱(秘密)は、永遠に開かれない・・・。
完結
タイトル【東京リベンジャーズ〜バジ虎〜2】
大人バジ(さぁて、ケイスケ君は、自らの失踪だと見せか
けたものの、あまりに連絡無さ過ぎは不審がられるな。)
そこで大人バジは、ケイスケの母親に手紙を届ける。
ケイスケ母「2通目からの、ケイスケからの手紙?」
もちろん、これは大人バジが青年のケイスケのふりを
して、書いたものだ。本人は本人なので、字も同じ。
ケイスケの手紙の内容「母ちゃん、元気?あれから、
俺はとある場所で、家を借りて仕事しながら過ごしてるよ。
携帯も新しくしたから、携帯番号も書いておく。
返事のやり取りは、携帯でよろしく!
ちょっとかなり、今・・・心がヤバくて、一人になりたかったから。
でも大丈夫。もし、無理そうだったら、精神病院に通う
から。だから、母ちゃんは何も心配しないで。
そういう訳で、よろしく。 ケイスケより。」
と、言う内容のものだった。
ケイスケ母(心がヤバい割に、相手を思う優しさはある。やっぱり、ケイスケね・・・。)
一方、青年バジは・・・
ケイスケ(ん?今、風呂に入ってるな?カズトラとあの男は。その隙に。)
「バッ(大人バジの携帯を手に取る音)」
ケイスケ(あの男の携帯!!ん?ロックがかけられてる(汗)誕生日?
いや、違うっ!クソ〜何だよ!?駄目だ!ロック解除出来ねー!!)
その時、ケイスケの後ろには、風呂から上がったばかりの大人バジがいた。
大人バジ「どうしたの?ケイスケ君。」
ケイスケ「!いや、何かっ・・・携帯から音鳴ってた気がしてっ・・・
すみません!勝手に・・・。」
大人バジ「ふーーーん、音ね。あぁ、携帯会社からのメールだ。
いつもくるからね(笑)いつも着てるから、誰か気になっちゃった?」
ケイスケ「は、はい。」
大人バジ「悪いね、知り合いじゃなくて。あれ?どうしたの、震えてるよ?」
ケイスケ「何でも無いです!」
ケイスケは、大人バジから離れる。
次の日も・・・。
ケイスケ(そもそも、アイツ本当に俺らの長男かよ?
クソ!
本名が見つからねー。何で、本名に関するの出てこねぇっ!?まさか、一々それ系の捨ててんのか!?ガス代とか、電気代とか??)
「ガサゴソ(ケイスケが引き出しから、書類を探しまくる音)」
大人バジ「俺の部屋で、何してんのかな?ケイスケ君・・・。」
再び、ケイスケの背後には、大人バジの姿があった。
ケイスケ「か、カズトラに頼まれてホチキスを・・・。(ニコ)すみません、勝手に。」
大人バジ「そう〜、ホチキスならコレ。はい!」
大人バジは、ホチキスを手に取ると、ケイスケに渡す。
「スッ(ケイスケが、ホチキスを受け取る音)」
ケイスケ「あの、少し質問いいですか?」
大人バジ「ん?何かな?」
ケイスケ「キャットフィッシュにいながら、ブラックドラゴンの真一郎と関わるってバレません?
普通に考えたら。
その間を行ったり来たりって。両方のグループ同時に。」
大人バジ「いや、バレなかったよ?何故なら俺は、ブラックドラゴンに行く時は、キャットフィッシュの奴らに、こう言ってる。」
ケイスケ「?」
大人バジ「スパイとして、ブラドラに行くって。
逆に真一郎には、俺の弟の件で、話だけでいいから聞きたいっと接触してた。
真一郎とは、個人で関わってたから、あっちもオープンにしてしていい話なら、してくれた。
可能な限り。
ただ、当然カズトラ不明と、ケイスケ不明で俺は今、キャットフィッシュから疑われてるけど(苦笑)だから、今外に出るのはヤバいって話ね。俺と君とカズトラ君の命が。」
ケイスケ「・・・。」
大人バジ「それで、君等二人を監禁してるんだよ。キャットフィッシュにバレたくないから。それもこれも、長男として守りたいから。分かった??」
ケイスケ「はい。」
その話を聞いても尚、大人バジを見つめるケイスケの目は、不信感を漂わせている。
ある日のお風呂。大人バジとカズトラが、二人で入っている時。
大人バジ「さ、カズトラ君・・・こっちだよ?」
カズトラ「・・・うん。」
「チャプン・・・(湯船に入る大人バジのすぐ隣を、体を密着させながら
カズトラが入る音)」
カズトラ(ち、近い・・・。)
大人バジ「(監禁してると、何かと恋人作れず、恋愛にも奥手だからなぁ。そもそも。)カズトラ君、恋愛した事ある?」
カズトラ「無いです。」
大人バジ「じゃあ、恋愛のAとBとCも、知らない?」
カズトラ「え、は・・・はい。」
大人バジ「こうやって、触られた事も無いんだ?」
カズトラ「は、はい(え、何か体を触ってる・・・?)」
大人バジ「大人として、教えておくよ!義務教育だから。それも。」
カズトラ「え?」
大人バジ「分かってるから、そういうの。」
カズトラ「あの・・・??」
大人バジ「いい?まず、これがA。」
カズトラ「!?」
大人バジ「そして、これがB。」
カズトラ「あ、あの!んっ!?」
大人バジ「そして、Cは、こうだよ。」
カズトラ「ちょっ、止め・・・っ!?」
ケイスケ「あーー!?テメェ何してんだっ!?カズトラに隠れて、変な事 してんじゃねー(怒)」
大人バジ「嫌だなぁ、大人として教えただけ。」
ケイスケ(こ、コイツ・・・まさか、ショタコンなのか??
そういや、誘拐された俺らの年齢も若い。
まさか!?コイツの目的は、ショタコンで若い俺らを誘拐して、監禁して外に出れない様にして嘘の話を教えて、エロい事するのが目的っ!?
そして、過去にも同じ事件で捕まったから、その情報を隠すべく
本名も消して・・・る?)
顔面蒼白になるケイスケ。
ケイスケ(それとも、コイツ・・・他の男児は殺して?正体バレたから。
連続ショタ犯人なのか??)
バジ予想
それまでも、男児誘拐&監禁を繰り返す➡その度に、本名がバレて、死なす➡そして今、自分達二人もターゲットにされて監禁中。
ケイスケ(だから、名前も情報も隠すのかっ!?)
震えが止まらず、恐怖に包まれた。
別の日。
大人バジは、ケイスケの母親と携帯で電話する。
大人バジ「あ〜、もしもし?母ちゃん?手紙、読んでくれた?
そう〜今それで、」
コッソリと隠れて、ケイスケも内容を聞く。
ケイスケ(ん?電話の相手、俺の母ちゃんっ!?コイツ、俺に成りすまし
!?まさか・・・そうか!俺と顔や声が似てるから、周囲には俺に
成りすまして!?しかも、連続ショタ犯人だから、自分の本名を隠す為
に更に俺に、成りすまそうとして・・・クソッ!!)
「バッ(大人バジの携帯を奪う音)」
ケイスケ「もっ、もしもし!?母ちゃん、助けてくれ!今、誘拐されてっ俺に似てる顔の奴にっ・・・・・」
「バッ(大人バジが携帯を取り返す音)」
大人バジ「あ〜もしもし?母ちゃん。さっきのごめんね。」
ケイスケ(え?)
大人バジ「俺、手紙でも言ってるよね。心がヤバくなってるって。
さっきのがそういう事。驚かせてごめんね。
だから、二重人格みたいに矛盾した発言する。
例えば、見張られてるとか、誘拐されたとか、監禁されたとか。
でも、気にしないで?それで、こういう姿を見せて心配させるの嫌だっ
たから、一人になったんだよね。」
ケイスケ(何言ってんだ?コイツッ・・・・・・)
大人バジ「時々、こういう事あるから、真に受けなくていいよ。
本当に警察に通報は駄目。じゃあね?」
「プツ(通話を切る音)」
大人バジ「ケイスケ君・・・、余計な事しないでくれるかな?」
ケイスケ「ごっ、ごめんなさいっ!携帯で久々に母ちゃんの声を
聞いてたら、話したくなってつい、俺・・・母ちゃん好きだから!
えぐっうぐっ。」
大人バジ「そういえば、引き離してもう、1年経つかな?会いたくも
なるか。うんうん。さぁ〜あっちの部屋に戻ろうね、ここは俺の部屋
だから。」
泣きじゃくるケイスケの肩に手を乗せて、大人バジは部屋に誘導する。
ケイスケ(クソッ!もう少しで母ちゃんに助けてもらえたのにっ!?
しかもコイツのせいで、もう一回俺が同じ言葉を使ったとしても、
母ちゃんはすっかり、信じてくれなくなった!!
心の病気って思われて!?クソッ)
カズトラ「えっ?バジ、何で泣いてんですか?」
大人バジ「あぁ、ちょっとね・・・色々あって。二人で。カズトラ君が
気にする程の事ではないよ。大丈夫。」
カズトラ「??」
ケイスケ「・・・・・・っっ!」
更に別の日。
ケイスケ(待てよ?この男っ・・・頭いいだけで、力は弱いんじゃ!?
よし、力なら俺の方がっ!!)
大人バジ「ん?(振り向く)」
「バキィ!(ケイスケが大人バジの顔面を殴る音)ポト(大人バジのメガネが落ちた音)」
ケイスケ(よし!クリティカルヒット!!)
大人バジ「ニヤ(不気味に笑みを見せる)」
ケイスケ「えっ!?(殺気を感じる)」
大人バジは、すぐにケイスケの背後に回ると、腕でケイスケの首を
押さえて、後ろから自分の足を使って足払い。
ケイスケは、倒れ込む。
ケイスケ「くっ・・・(床に倒れ込む)」
手だけは、後ろに大人バジが引っ張る状態で掴んだまま、自分の足を
ケイスケの腰付近に乗せる。動けない状態になってしまう。
大人バジ「あれぇ〜?どうしたのかな?ケイスケ君、今度は喧嘩でも
したくなったのかなぁ??」
ケイスケ(コイツ!?喧嘩もやるのかよ!??クソ!キャットフィッシュで鍛えたのか?考えてみれば、真一郎から前に、キャットフィッシュって族とやりあったって話、聞いた事あるぜ。)
その後、大人バジはペットカフェへ出向く。
ナオヤ「あ、あれ?バジさん・・・その傷、」
大人バジ「あー。ちょっとやられちゃって。」
ナオヤ「え!?誰にっ??ヤンキーっすか?」
大人バジ「ん〜今は、言えないかな。」
ナオヤ「前々から気になってたんスけど、バジさんってあれっスか?
家に家族いたりするとか??」
大人バジ「何で?」
ナオヤ「え、だっていつも、帰り早かったり。休日も遊ばないとか?」
大人バジ「まぁ、家族という家族なら、いるのはいるよ?」
ナオヤ「やっぱ、そうッスよね??(休日にご飯食いに誘っても、
いつも断るから。)」
ナオヤから見た、バジは謎多き男だった。
ナオヤ「ペットカフェも週1回しか、休みないんでキツイッスね。」
大人バジ「仕事は仕事だ。ヤルまでだ。」
その頃、カズトラ達はーーーーー・・・。
ケイスケ「なぁ?カズトラ、あの男怪しいだろ?何で
平気なんだよ(汗)」
カズトラ「え?あの人って、兄貴なんでしょ?それに
ここでの生活も慣れた!美味しいもん食えるし、ゲーム
遊び放題!パラダイスだよ!」
ケイスケ「・・・アイツの言ってる事、信じてんのか?
嘘だと思うぜ。本名明かさねぇし、変な事だらけだ。
(カズトラは、疑い持ってねぇのかよ?俺一人で、
何とかするしかねぇか。)」
その夜、大人バジとカズトラは、風呂に入ってる。
ケイスケ(待てよ?今の内に、外に出れねぇか?
入口のドアから・・・。)
「カチャ(玄関のドアノブを開こうとする音)」
ケイスケ(あれ!?変だっ、ドアが開かねぇ!ん?)
よく、見るとドアノブの上に何かが仕掛けられている。
ケイスケ(何だ、これ?ロック付きか!?そうか、ナンバーを打ちこまないと、ドアが開かない仕組みか!
だったら、窓は?)
窓の方から外に出れないか、試みるが・・・。
ケイスケ(よく、見たら・・・窓の外に鉄格子が!
しかも、ダブルでセンサーみてぇのもあって、下手に
窓を開くと音が鳴る仕掛けだ。逃げられもしねぇのか、
この家は・・・。)
そして、ケイスケの背後には、いつから風呂をあがってきたのか?
大人バジの姿がある。
大人バジ「言ってるよね、ケイスケ君?前に。キャットフィッシュに
疑われて、見張られてピンチだと。
もしも、万が一に俺が仕事に行ってる時も、この家に入られない様に
ドアと窓のセキュリティも万全なんだ。
身を守る為なら、当然。俺と、ケイスケ君とカズトラ君を守る為の、ね?」
ケイスケ「(はぁ?)ふざけた事言ってんじゃねーよ!(怒り)」
大人バジ「ん?」
ケイスケ「テメェの正体くらい、分かってんだよ!?こっちは!!」
大人バジ「へぇ〜、正体何の事かな??」
ケイスケ「本当は、キャットフィッシュに狙われてるのは大嘘っ!
目的は、別にあって、連続誘拐ショタ犯人!!
性的なのが目的だろ!?初めからっ・・・。」
大人バジ「ん?(汗)」
ケイスケ「今までの男児は、正体バレる度に殺したんだろ!?
だから、本名も情報も隠すんだ!?違うかよ?」
大人バジ「くっくっ、本っ当、面白いね〜(笑)ケイスケ君は!
何?俺が連続ショタ犯人に見える?そりゃ〜最近は、恋愛が御無沙汰で
ショタコンには、なりそうだけど(失笑)」
ケイスケ「!!?(何だ?)」
大人バジ「ま、青年はそれぐらい、考え持つ方が健全だと思う。」
ケイスケ(動揺してる、様子ねぇ・・・ち、違うのか?それとも演技?)
カズトラ「あの〜、お腹空いた。何か、食べたい。」
大人バジ「あぁ、カズトラ君。待ってて。今から、料理作るから。」
ケイスケ「・・・・・・。」
結局、この日は真相解明には、繋がらず・・・
次の日。場所は、ペットカフェ。
大人バジ(先々の事を考えたら、俺も何が身に起きるか、不安だ。
俺が死んだら、あの二人の面倒がマズイ。そこでーーーー・・・)
大人バジは、屋上にナオヤを呼び出した。
ナオヤ「あの、バジさん。話って?何スか、こんな所に呼び出して。」
大人バジ「お前に話があるんだ。」
ナオヤ「何の?」
大人バジ「前にカズトラ行方不明事件、あったろ?」
ナオヤ「はい。」
大人バジ「本当は、隠してたけどーーーー、その犯人は俺なんだよ。」
ナオヤ「えっ!?何言って!?」
大人バジ「カズトラ君、今俺の家にいる。」
ナオヤ「は!?全然っ話が見えてこね〜スよ!バジさんが犯人っ!?
何でなんスか!?」
大人バジ「話せば、長くなるけど・・・。
カズトラ君の他にも、もう一人いる。ケイスケ君。」
ナオヤ「え、ケイスケ?その子は、行方不明で騒ぎにな
ってない子ッスけど、誰スか?」
大人バジ「この二人は、俺のーーーー・・・弟なんだ。」
ナオヤ「えっ!?」
前に、ケイスケに対しても話した内容と同じ事を
ナオヤにも、話した。
ブラドラドラゴンとキャットフィッシュでの事。
疑われてる事、等等。
大人バジ「全ては、長男として、弟二人を守りたかった
から。それだけだった。警察に言っても不利だからな。
警察に話したら、誘拐&監禁の犯人で逮捕。
キャットフィッシュの奴らにバレても、俺達3人は皆殺し。こうして、板挟みって訳さ?」
ナオヤ「そ、そ〜だったんスか。何で、オレに今それを?」
大人バジ「俺もこの先、キャットフィッシュの奴らに
バレたら殺されるかもしれない、先に。
その時は、ナオヤが弟二人を助けて欲しい。」
ナオヤ「バジさんの親にお願いした方が、早くないっスか?」
大人バジ「いや、この件に母親は巻き込みたくないんだ。
奴らは俺だけじゃなく、親にも何するか分からない。
殺されるのが、俺だけならまだしも・・・。
ナオヤの事なら、アイツらも調べてないだろ。」
ナオヤ「だからっスか?プライベートで遊ばないの(苦笑)
普段から、バジさんと会ってたら、こっちも巻き込むから?」
大人バジ「ただ、ケイスケ君の方は心が不安定になっている。
無理もない。」
ナオヤ「どんな?」
大人バジ「妄想に取り憑かれて、すっかり俺を誘拐&監禁ショタ犯人
呼ばわりだ。」
ナオヤ「二人には、話してないんスか??」
大人バジ「いや、話してるよ?でも、ケイスケ君は、俺の事が多分・・・
嫌いみたいだから。」
ナオヤ「え?何で?」
大人バジ「さぁ?馬が合わない、とか?まぁ、そういう訳だから、
近い内、ナオヤにも二人に会って欲しい。」
ナオヤ「分かりました。全然、いいッスよ!後〜もしかして、前の頬
のアザってケイスケ君が?」
大人バジ「その通り!よく分かったな(笑)」
ナオヤ「やっぱりスか(汗)」
別の日。ナオヤは、バジの家へと呼ばれる。
ナオヤ「お邪魔〜。ここが、バジさんの家??」
「ガチャ(玄関のドアを開ける音)」
大人バジ「ここが、リビングだ。待ってろ、二人は別の場所にいる。
今、こっちに連れて来るから。」
ナオヤ「うわぁ〜。キョロキョロ(周りを見渡す)初めて来たなぁ〜。」
大人バジ「俺の知り合いを連れて来た。こっちだよ。」
カズトラ「?」
ケイスケ「知り合い・・・??」
大人バジ「ナオヤだ。」
ナオヤ「へぇ〜、この二人がカズトラ君と、ケイスケ君?
カズトラ君はホームページで見たまんま(笑)」
ケイスケ「助けてくれぇーーーー!?俺らっこの男に、誘拐&監禁されてっ・・・!?」
ナオヤ「うん、知ってるスよ?キャットフィッシュから守る為にっスよね?さすが、長男やる事が大胆(笑)」
ケイスケ「は?」
大人バジ「はいはい、ケイスケ君。そんなに大きい声、出さないの。」
「ギュウ(大人バジが、ケイスケを抱きしめる音)」
ケイスケ「離せぇーーーー!?触んじゃねぇーーーー!!」
大人バジ「もーう、どうしていつも、そうやって騒ぐの??」
カズトラ「ば、バジ・・・(汗)」
ナオヤ「うわぁ、バジさんの言ってた通りっスね?」
ケイスケ「は?」
ナオヤ「本当に心が不安定(汗)」
ケイスケ(何だ・・・?どうなってる・・・どうしてまるで、俺の方が
おかしーみてぇな?これじゃあ、せっかくの助けも意味ねぇー!?)
カズトラ「あの、その人って何ですか?誰?」
大人バジ「あ〜、ナオヤ君。高校一年生。
俺の仕事仲間ね?もし、この先・・・俺がいなくなって、死ぬ事があってもこれでOK!
ナオヤにバトンを渡すから。」
ナオヤ「そゆわけで、よろしく〜。今後(笑)」
ケイスケ(何か・・・吹き込まれたのか?これじゃあ、母ちゃんの
時と同様で、俺は誰に助けを求めたら・・・いいんだ??)
カズトラ「ナオヤさんか、よろしく!カズトラです。」
ナオヤ「よろしくっスね!」
新しく、知り合いは出来たものの・・・進展する事は無かった。
そして、また別の日。
大人バジ「ケイスケ君、話しておくけど。」
ケイスケ「?」
大人バジ「そんなに俺の正体を知りたい?本当はね、長男なんかじゃな
い。」
ケイスケ「は?やっぱり!じゃあ何者なんだよっ!?」
ケイスケ「連続男児殺人犯!?」
大人バジ「そうでも無い。俺はね、もう一人の大人になった、
君等自身だよ。未来の。」
ケイスケ「え?何言ってんだ、コイツ!?もう一人の俺っ??
嘘だろ、まだ嘘ついてっ・・・!??」
大人バジ「その顔、まだ信じてないね。じゃあ、過去の君がした罪を
話そう。
小学校3年の時、マイキーの誕生日、後200円が足りなくて
母ちゃんから金盗んだ件。
2つ目は、サクセスってスーパーで、当時人気だったミニバイクのオモチャを盗んだ件。どう?」
ケイスケ(何で知って?誰にも話してねぇ・・・。俺しか知らねぇ事を
コイツ・・・っっ!?顔も声も似てるのは、もう一人の俺だから?)
体が震え出すケイスケ。
ケイスケ「そんな、夢みてぇな事を信じろだって?だったら、何で
初めから言わなかった!?」
大人バジ「言ったら、信じてくれた?」
ケイスケ「それはーーーー・・・。み、未来から来たのか?」
大人バジ「いや、違う。俺は、あの世からタイムリープした。
1度、血のハロウィンの時、カズトラ君に殺されて。
その事件を変えるべく、この世界に戻って来たんだよ。」
ケイスケ(あ、あの世からのタイムリーパー?それが・・・もう一人の
俺?信じられねぇけど、本当なんだな。)
カズトラ「何何?何の話をしてるんだよ!?二人で?」
大人バジ「何でも無いよ、さぁ・・・料理の時間だ。
3人で、食べようね。」
ケイスケ「・・・・・・(カズトラには、この件・・・話しにくいな。
言わないでおくか?)」
カズトラ「もうっ!いつも二人でコッソリ話してる!?」
大人バジ「カズトラ君には、関係無い話しだから(笑)」
ケイスケ「・・・・・・。」
こうして、パンドラの箱(秘密)は、ようやく
開かれたーーーー・・・。
完結
前編と後半で分かれてますが、無事に終わりました!
ここまで、読んでくれた方ありがとうございます!!
また、次回の投稿まで少し間空きます。
ケイ君の作品を今後とも、よろしくお願いしますね。
次、投稿するのも微妙に設定は、変わってます!
タイムリープは無し。主な登場人物・@バジ ケイスケ
A羽宮 カズトラBサノ マンジロウCサノ 真一郎
Dケイスケの母親Eケイスケの父親 等等。
ケイスケとカズトラは、兄弟設定。
投稿前の大体の設定説明、これにて終わり。
ちょこっとだけ、投稿します!
タイトル【東京リベンジャーズ〜モニタリング〜】
カズトラ「バジ、このバイク盗もうぜ?」
ケイスケ「ん?誰かいる。」
ここは、夜中に二人が忍び込んだ、とあるバイク店だ。
真一郎「何だ?泥棒か・・・?」
ケイスケ「あっ!!」
真一郎「ん?ケイスケ、何でこ・・・」
ケイスケ「や、止めろーーーー!?カズトラ!」
「ドンッ(ケイスケが、真一郎を手で押す音)」
カズトラ「えっ?バジ!?」
「ゴンッ(カズトラの振り下ろした武器が、ケイスケに当たる音)」
真一郎「ケイスケっ!?」
ケイスケ「この人は、マイキーの兄・・・貴。」
額から血を流すケイスケは、そのまま下に倒れる。
カズトラ(嘘・・・だ。バジに当たった??)
「バッ(真一郎がカズトラが持っていた、武器を奪う音)」
カズトラ「あっ!?ヤベェ・・・逃げないとっ!!」
「ダッ(カズトラが急いで、逃げて走り出す音)」
真一郎「あ・・・(逃げられた。)」
真一郎「もしもし?警察ですか?今、バイク店に泥棒が
入って来て、犯人の一人がもう一人の仲間を、店内にあ
った凶器で殴って怪我させましたっ!今も倒れてますっ!
後、もう一人の殴った犯人は、逃げました!!」
真一郎は、警察にも連絡を入れたが、この後は
救急車も呼んだ。
カズトラは、一人慌てて逃げてる最中であった。
カズトラ(どうしよう!?どうしよう!?
すごい血が出てた!バジ、死んじゃった!?どうしよう、
まさか・・・バジを殺しーーーーっ!?)
その後、真一郎が呼んだ救急車で、ケイスケは病院に
運ばれて、何とか頭の手当てもされて、今はベッドの上で
休んでいる。
ケイスケ「・・・・・・。(目を閉じて、寝てる)」
その頃、マイキー達の方は・・・
東京卍メンバー「マイキー!?聞いたか?バジが、怪我
したって!?」
マイキー「あぁ、昨日な・・・兄貴のバイク店に泥棒が
入ったって。兄貴の話しによると、犯人は二人。
その一人がバジで、もう一人は知らない奴だったってさ。」
ふと、辺りを見渡すマイキー。
マイキー「?そういえば、カズトラはどうした?来てないな。まさか、そのもう一人って、カズトラか?
カズトラ、探すぞーーーーっ!!」
東京卍メンバー皆「おおおぉぉーーーー!!」
警察署では、真一郎が警察から、話を聞かれていた。
警察官1「真一郎君、犯人は本当に二人組?」
真一郎「はい・・・。」
真一郎「バイク店に泥棒が入って、その内の一人は弟の知り合いでもう一人は、知らない奴でした。」
警察官1「いやぁ、こっちとしてはねぇ・・・泥棒の一人から凶器を奪って、君がもう一人の犯人をぶっ叩いたんじゃないかって。」
真一郎「はっ!?(汗)何言って・・・疑ってるんですか!?」
警察官1「だって、君・・・元ヤンキーでしょう?サノ 真一郎って言ったら、前にブラックドラゴンとかで、警察にもお世話になってた事あるよ?」
真一郎「昔の話しは、止めて下さいよ。もう、今は普通に働いてます。」
警察官1「それに、凶器に付いてた指紋、一番上には君のが・・・、」
真一郎「それは、犯人から奪った時に付いたものです!」
警察官1「本当?君が殴ったんじゃなくて?」
真一郎「ケイスケなら、分かるかと・・・目の前で、俺以外に、目撃してる第三者です。(汗)」
それから、1日後。
ケイスケは、目を開けた。
ケイスケ「ハッ・・・か、カズトラ!?(何だ?おい、カズトラはどうなった??病院か、ここは。)」
「ガバッ(ケイスケが、ベッドから起き上がる音)」
そこには、いつから居たのか?警察官も、やって来る。
警察官1「やぁ、バジ ケイスケ君。丁度、良かった。警察官だよ。
話しがあって来た。」
ケイスケ「(警察か・・・。)」
警察官1「君を殴った犯人だけど、顔分かる?知り合いでしょう?」
ケイスケ「分かりません。当日の記憶が無いんです。何してたかも、ほとんど。」
それは、カズトラを庇う為の嘘だった。
警察官1「思い出したら、言ってね。」
ケイスケ「はい・・・。」
その日、心配してたマイキーも、見舞いに来る。
マイキー「!何だよ、バジ。もう大丈夫そーじゃん?事件の次の日から、カズトラ来ねーんだよ。アイツがもう一人いた犯人かって。」
ケイスケ「・・・・・・。」
マイキー「今、カズトラ探してんだよ。皆で。捕まえとかねーと。」
ケイスケ「・・・記憶、ねーんだ。カズトラいねーのか、心配だな?」
マイキー「見つけるよ、すぐにな?」
マイキーが、帰った後。
ケイスケ「ん?携帯は、あるか。よし・・・。」
その頃、一人でいるカズトラの元に、着信が入る。
カズトラ「ん?誰からっ??ば、バジッ!?も、もしもし?」
ケイスケ「カズトラか?今、何処にいるっ??」
カズトラ「バジ、良かった・・・死んだかと、思って・・・。」
ケイスケ「そうじゃねぇ!?今、どこにいるか聞いてんだっ!」
カズトラ「ここ、どっかの公園。逃げるのに必死で・・・所持金がちょっとしかない。お腹空いた。」
ケイスケ「お前さぁ〜、俺の母ちゃん家、分かるよな?話しつけてやっから、俺の部屋に隠れてろ。」
カズトラ「え?」
ケイスケ「家出してる友達つって、お願いする。俺の母ちゃん所に行け。」
カズトラとの電話を終えると、次は自分の母親に電話をする。
ケイスケ「あー、もしもし?母ちゃん?お願いあんだけどさぁ?
俺の家出中の友達、家に泊めてくれねーか?
親から、DV振るわれてる奴でさぁ、一生のお願いっ!!
小遣いとか、誕生日プレゼントは1年我慢するから!お願い!
分かった?OK?よっしゃあーーーー!」
バジの家には、早くもカズトラが来て、家のチャイムを鳴らす。
ケイスケの母親が出た。
カズトラ「あの、バジの話しで泊めてもらいに来ました。
よろしくお願いします。」
バジ母「上がりな。」
ケイスケの部屋に案内される。
バジ母「ここだよ、ケイスケの部屋は。」
カズトラ「ここは、久しぶりに来たな!?バジの部屋だ!キョロキョロ(周りを見渡す。)」
一方、真一郎はマイキーが、もう一人の犯人は「羽宮カズトラだ」と警察に言った事で、何とか無事に外へと出れた。
真一郎「助かった、マンジロウ!元ヤンキーだから、俺が疑われたよ。」
マイキー「んで、兄貴・・・カズトラだけど、多分もう一人は、そいつだと思う。今探してるけど、見つからなくてさ。
見つけたら・・・カズトラは、」
それから、2ヶ月経って、バジは外へ。
記憶が戻らないだとか?の理由でか、警察も逮捕せずにいた。
ケイスケ「よぉ〜久しぶりだな!?」
マイキー「バジ、元気だな、すっかり。頭の包帯も取れたんか。で、なぁ?あれから、2ヶ月だぜ?何で、カズトラ見つからねー??
誰か、かくまってねぇか?」
東京卍メンバー1「いやいや、それはねぇ〜って。こん中で、カズトラ協力なんて(苦笑)」
東京卍メンバー2「むしろ、カズトラはバジ殴って、死んだって思ってさぁ?自殺したんじゃ?山の仲間!!」
東京卍メンバー3「確かに、そっちのがありえそうー。カズトラ自殺説?」
マイキー「・・・・・・。」
ケイスケ「・・・。」
ざわざわと、周りの仲間達も騒いで話している。
ケイスケは、この後、真っ先に母親の元へ戻る!
ケイスケ「なぁ〜母ちゃん!?また、お願いっ!コイツの親さぁ?
今度は縁を切るって言ってきた。だからさぁ、俺と同居生活していい?
だって、まだコイツ小学生だぜ?その後は、ペットショップ店やって自立すっから〜。」
カズトラ「お、お願いっ・・・します!ペコ(頭を下げる音)
金は、仕事をやった時に渡して、返します!」
カズトラの目からも、涙が溢れていた。
バジ母「分かった、いいよ。」
ケイスケ&カズトラ「!」
回想
ケイスケ(そもそも、俺とカズトラの出会いはーーーー・・・)
とある、公園。
カズトラ「ううっぐすっ(泣)」
ケイスケ「どうした?何で泣いてんだ?俺はバジ ケイスケ。」
カズトラ「父さんに暴力振るわれてて、えぐっ・・・行く所無いけど、戻りたくなくてっっ。」
ケイスケ「じゃあ〜俺の家来いよ?泊めてってやる。」
ケイスケの自宅。
カズトラ「誰かの部屋に、泊まるの初めて。」
ケイスケ「俺も、泊めたの初めて。」
二人で同じ布団と、ベッドで横になる。
だが、その3日後に母親にバレるーーーー・・・
バジ母「誰その子っ!?何で居るの!?元の家に戻りなさいっ!」
ケイスケ「ごめんなぁ〜?家、嫌になったらいつでも、来いよ!
待ってるぜ?」
カズトラ「うん、ありがとう!バジ。ニカッ(笑)」
この日は、家に戻って行く事になったカズトラ。
父親からの暴力の傷を、隠したいからか?洋服のフードを被る癖が、カズトラにはあった。
それ以来、二人でよく遊んだ。
しかし、そんな二人の元に、カズトラの父親がやって来る。
カズトラ父「息子のカズトラは、何処だ!?」
カズトラ「と、父さん!?ガタブル(体を震わす音)」
カズトラ父「帰るぞっ!?カズトラ、こっちへ来い!」
ケイスケ「(俺の家にまで、来る様になった。カズトラの父さん。
コイツが・・・暴力振るってる父さんか?)」
連れ戻そうとする、カズトラの父親の前にケイスケは、立ち塞がった!
ケイスケ「いくら、大人だってなぁ!?俺のダチに手ぇ出す奴は、許さねぇ!!」
カズトラ「え?バジ・・・?」
「ドゴッガッドッ(カズトラ父が、ケイスケに馬乗りになり、ぶん殴る音)」
カズトラ「あ・・・っ、あぁ・・・バジ・・・??」
放心状態で見ているカズトラ。
力の差は、圧倒的にあった。
いくら、小学生の内から東京卍を結成して、喧嘩しているとは言え、
日頃から暴力を振るう大人に、体格差から勝てるはずも無く・・・。
すぐにやられ返され、ケイスケはピンチになる。
ケイスケ「くっ・・・。」
カズトラ「や、止めてぇーーーー!?バジ死んじゃうよ!?誰かぁーーーー!!」
叫びながらそう、カズトラが声を出し、周りにもその声は届いていた様で・・・。
現場にすぐに、警察が到着して、カズトラ父さんは逮捕される。
ケイスケ(俺ら以外の周りの大人が、警察呼んでたっぽい。
カズトラの父さんは、この後罪に問われた。)
ケイスケとカズトラは、二人でその様子を見送っていた。
手錠をかけられ、カズトラ父は、パトカーに乗り込んでいく。
最初は、殴ってきたのは、ケイスケの方だと主張していたが、カズトラは警察に、父親のDVの件も話した為・・・カズトラ父の方が、捕まった。
次の日。
カズトラ「父さん、ムショに入って、DVの件もバレたから、これからは母さんとの二人暮らしになったんだ(笑)
全部、バジのおかげだよ!
ありがとう!!」
ケイスケ「ん〜、嬉しいぜっ!?良かったな?カズトラ!」
ムショの面会に、ケイスケ母の姿があった。
カズトラ父に、どうも、会いに来た様だ・・・。
ケイスケ母「久しぶり、バジ ケイスケの母です、もう知ってると思うけど。あの子はアナタの息子よ?
こっちは愛人で、アナタとの間に出来た子。もう、ケイスケには近づかないで。ケイスケは、アナタが父さんだって知らないの!
私が一人で育てたも同然よ!?近づかないで。」
カズトラ父「アイツが息子だと?そうか・・・。」
しかし、この時にカズトラは、自分の息子だとは話せなかったカズトラ父さん。
関係図
本妻・カズトラ父&カズトラ母➡息子がカズトラ
愛人・カズトラ父&ケイスケ母➡息子がケイスケ
その後、ケイスケの自宅へ、真一郎がやって来る。
ケイスケ「し、真一郎君?」
真一郎「ケイスケ・・・。」
ケイスケ「話しって何だよ?」
真一郎「もう一人の犯人、かくまってるのケイスケか?」
ケイスケ「な、何の証拠で!?」
真一郎「なら、家の部屋の中、入って確認していいか?」
ケイスケ「!」
真一郎「いいよな?かくまって無いんだろう?」
ケイスケ「あ、あぁ〜・・・。」
ケイスケの自宅。
真一郎を家の中に招く。
「ガチャ(家のドアノブを回す音)」
ケイスケ「か、母ちゃーーーーん!お客来たぁーーーー?ダチのマイキーの兄貴〜!?あ、母ちゃん今日、仕事か?」
なるべく、ケイスケはデカイ声を出して、伝えた。
カズトラ(!?え、嘘っ!?マイキーの兄貴っ??うわぁ!隠れないと。)
ケイスケ「(カズトラに聞こえたか?たのむ!上手く隠れてくれよ!?)
ここが、俺の部屋だ!」
「バンッ(ケイスケの部屋のドアを開ける音)」
ケイスケ「な?誰もいな・・・」
真一郎「ん?ここの部屋、ケイスケ以外の奴の匂いしないか?」
ケイスケ「(匂いって・・・犬かよ、おい(汗)あぁ、昨日は俺のダチを部屋に泊めたから、そいつの匂いだ!きっと。」
真一郎は、探しても誰もいなかったので・・・
真一郎「お邪魔した、帰る。」
ケイスケ「あー。」
カズトラは、実はケイスケの部屋の窓から外に出て、
上に登り、家の屋根の上に隠れていた。
カズトラ(ふぅ〜〜〜、バレなくて良かった。)
ケイスケ(まぁ、これで疑いは晴れたか?ふぅ〜、一安心だぜ。)
それから、月日が経ち・・・ケイスケとカズトラは、高校一年生ぐらいの年齢になる。
ペットショップを開いて、カズトラと二人で、仕事をする。
カズトラは偽名を使い、「響(ひびき)黒蓮(こくれん)」と名乗っていた。
ペットショップの名前は「ペケJ(ジェイ)ショップ」
そこへ、何といきなりお客として、マイキーがやって来る。
マイキー「よっ!?近く寄ったついでに、来たぜ?
久しぶりだな。」
ケイスケ「ま、マイキー!??何だよっ?来るなら、メールをよこせよっ!??」
マイキー「ん?チラ(カズトラの方を見る)」
カズトラ「ハッ(汗)」
マイキー「じ〜〜〜。(カズトラを見る)」
この頃のカズトラの髪型は、前髪は目を覆い被さり、
前髪ら辺は金髪、横ら辺は黒色の長髪ヘア〜だった。
ケイスケ「っておい!?何、俺ん所の店員を、ジロジロ見てんだ!?ペットショップなら、動物見ろ!!(汗)犬、猫、亀、鳥いんだろがっ!!」
マイキー「何か・・・アイツ、匂いがカズトラと同じだな?」
ケイスケ「は?(匂いって何だよ!?匂いって。真一郎君と、同じ事言ってんなぁ・・・犬並みの嗅覚マジで、ヤバ過ぎだろ。)あ〜、俺も最初は驚いたよ。
響 黒蓮って名前で、声も顔も似てるソックリさん!
似てるから、店員に採用したんだ(笑)ただ、目の色は
違うぜ?黒だ。(カラーコンタクト)」
マイキー「ソックリさんかよ?プッ(笑)なぁ、3人で食いに行かねぇか?カズトラに似てんなら、3人で行こうぜ?」
ケイスケ「え?アイツも、何で?」
マイキー「あれから、カズトラ・・・見つからねーまんま(笑)似てる奴でもいいから、食いに行きてぇ〜なって?」
仕事終わりに、近くのファミレスに、3人で来る。
マイキーとカズトラは、同じ所の隣に座り、
ケイスケは、向かいに座る。
マイキー「じぃ〜(カズトラを見る音)本っ当、カズトラと同じ匂い。顔、見して?その前髪、邪魔。」
ケイスケ「おい・・・(汗)」
カズトラ「ん、はい。」
「バッ(前髪を手で上げる音)」
マイキー「目の色、黒・・・か。顔は似てんな!?」
ケイスケ「何だよ〜マイキー、さっきからご飯、進んでねぇ〜なぁ?食いに来たんだろうが!?」
マイキー「その服、カズトラは首にタトゥーもあったよな?虎の。」
ケイスケ「黒蓮、ちょっといいか?トイレに。」
カズトラ「はい、バジさん。」
マイキー「?」
二人は一旦、マイキーから離れて、ファミレスのトイレへ。
ケイスケ「ヤベェよ。首のタトゥーまで、バレたら(汗)カズトラ。マイキーの前では、こう言え。ゴニョゴニョ(耳元で話す音)」
カズトラ「分かった。」
トイレから、戻ると・・・・・・
カズトラ「あの、バジさん!すみません!!店の面接前に、首にタトゥーいれたんです!」
ケイスケ「は?」
カズトラ「言っちゃうと、採用してくれなくなると思って、黙ってたんですが。タトゥーあります!」
マイキー「!」
ケイスケ「タトゥー?どんなだ。」
カズトラ「あの・・・虎です。好きな動物が、虎で!!」
マイキー「と、虎のタトゥーとか、マジかよ?」
ケイスケ「そうか、いれたのは、店に入る前か?」
カズトラ「はい!すみません!」
ケイスケ「まぁ、正直に言ってくれたから、許す!」
マイキー「・・・・・・。」
ご飯を済ました3人は、ファミレスを出る。
マイキー「なぁ、次は響と二人で、食いに行きてぇな。」
ケイスケ「は?何で俺抜きっ・・・??」
マイキー「二人で、話したい事があるんだ。」
ケイスケ「俺の前じゃ、言えねー話か?いいぜ。(変装して、後つけてやる。)」
マイキー「・・・・・・。」
回想
マイキー「見つけたら、カズトラは・・・」
回想終了
次の日。
マイキー「おまたせ、行こっか?」
カズトラ「う、はい。」
また、ファミレスに入る二人。昨日と同じ場所だ。
ケイスケはと言うと、変装してマイキー達の近くの席から、会話を盗み聞きするつもりだ。
カズトラ「で、あの話って?わざわざ、二人で?」
マイキー「あのさ、お前・・・カズトラだろ?どー考えたって、カズトラにしか見えねー。なぁ、嘘ついてるよな?」
ケイスケ(こういう事もあろうかと、カズトラには別の準備を、させといたぜ。)
カズトラ「いえ、響です。それに、タトゥーは、手首と足の所にも、2つあります。(ボディシールのタトゥー)」
マイキー「!」
カズトラ「ほら、こことここに。」
「バッ(2つのタトゥーを、マイキーに見せる音)」
マイキー「(2つ?カズトラは、一つしか・・・やっぱ、間違い、か?)」
カズトラ「あの、カズトラさんって?」
マイキー「東京卍って、ヤンキーグループのダチの一人。理由あって、バイク事件起こして、それから今の今まで、消えたまんま・・・だ。」
カズトラ「カズトラさんの事、今はどう思ってますか?」
マイキー「今は・・・恨んでねーんだ。兄貴は無事で、バジも無事だから。」
カズトラ「え?」
マイキー「ただ、カズトラだけが、居なくなっちまって・・・もし、アイツがバジ殺したと、思い込んで自殺したんなら、辛いとしか・・・。」
マイキーの腕は、震えていた。
ケイスケ(ま、マイキー!?)
回想
マイキー「見つけたら、カズトラは・・・兄貴、許してやってくれ?
頼む、大切な仲間の一人だからっ・・・。」
真一郎「まぁ、分かったよ?弟の頼みなら、仕方ないなぁ。」
回想終了
「ポタポタ(カズトラの目から、涙が流れる音)」
マイキー「え?何で、泣いて・・・。」
カズトラ「すみません!俺、カズトラです!」
マイキー&ケイスケ「!?」
ケイスケ(馬鹿っ!?)
マイキー「カズトラ??マジか(笑)もっと早く言えよ、バ〜カ!」
カズトラ「ま、マイキー(泣笑い)」
その様子を見て、安心だと感じたケイスケは、変装を解いて二人の元に近づく。
ケイスケ「お?何だよ、偶然だなぁ〜?俺も、混ぜてくれよ?」
マイキー「バジ?いいぜ。そういえば、バジはカズトラだって、知ってんのか?」
カズトラ「あっ!バジは知らない!一方的に、ペットショップで仕事したくて、面接したからっ!(焦)」
ケイスケ「ん?何の話だ?」
マイキー「なぁ、バジ?コイツ、カズトラだぜ?」
ケイスケ「ま、マジかぁ〜(驚)」
ケイスケ「それと、その〜あのな、マイキー?俺とカズトラ、付き合ってんだよ。」
マイキー「はっ!?」
ケイスケ「今、一緒に同棲中でさぁ・・・。」
マイキー「ふ、ふーーーん。」
ケイスケ「何でか、そうなっちまった。」
ケイスケ母「ケイスケ!?今の話、本当っ!?」
ケイスケ「ゲッ、母ちゃん!?何で?」
ケイスケ母「昨日、前夫に会って言われたの。カズトラは、俺の息子だって。伝えに来たの。つまりは、二人は兄弟よ!?」
マイキー「え。」
ケイスケ母「ケイスケの妊娠を知って、前夫は離れていった。
カズトラは本妻の子。なのに、何であんた達が付き合うのよ!?
兄弟なのにっ?」
ケイスケ「か、カズトラが・・・俺の弟?嘘だろ・・・。」
ケイスケ母「別れなさい。」
ケイスケ「母ちゃん・・・。」
ケイスケ母「付き合いは、認めません!!」
ケイスケ「母ちゃんは父ちゃんと、別れたからか?嫌だ。俺は、カズトラと一緒になる。同じになんか、しないでくれよ。
絆、こんなに強いんだ!俺ら。」
ケイスケ「俺とカズトラの絆は、誰にも切れねー。」
カズトラ「バジ・・・。」
ケイスケ「母ちゃん達と、一緒にすんな!?」
マイキー「二人の絆は・・・ほ、本当だと思う。」
ケイスケ母「前夫に何って言えばいいのよ?全く・・・分かったわ。
言い出したら、聞かないものね?あんたって。」
ケイスケ「!」
ケイスケ母「その代わり、別れたらタダじゃおかないわよ?」
ケイスケ「母〜ちゃん!!」
ケイスケ(その後は、俺ら仲良く3人で、あの頃みたいに・・・
楽しく過ごしているよ。)
笑い合う3人の姿が、そこにはあった。
モニタリングの様な・・・結末もこれにて、完了。
隠すべき、ものが暴かれた時にどんな結末を迎えるかは、アナタ次第や状況次第では、ある。
完結
次に投稿するのは、外伝風な話になってます!
オリキャラ・@半間の弟・半間ナガレAキサキの弟・キサキ シューヤB小学生暴走族・グッチ(11)C小学生暴走族・レンジ(10)D小学生暴走族・シュート(10)
⬆のは、主にバルハラのメンバーです!
そこに、半間 シュウジもいます。後もう一人は、読んでから分かる。
東京卍メンバー紹介
@サノ マンジロウAバジ ケイスケB羽宮 カズトラ
Cキサキ テッタD千冬
オリキャラE瓦(かわら) キジネコです。
作品登場メンバーは、こんな感じ。
BL要素も、だいぶ強めな描写が多いんで、苦手な方や嫌いな方は、読まない様に!!
ちょっとだけ、投稿します!
タイトル【東京リベンジャーズ〜東リベ外伝〜バルハラ】
バルハラメンバー集会場。
バルハラメンバー1「見ろよ?ムショに行ってた二人、帰って来たぜ?ナガレとシューヤ!」
バルハラメンバー2「一年ぶりか?」
バルハラメンバー3「本当にバルハラに、居たんだよな?」
バルハラメンバー1「ナガレは、半間さんの弟。ドラッグやってたのと、男児に性的イタズラで、服役。」
バルハラメンバー2「マジか、怖ぇ〜。」
バルハラメンバー1「シューヤは、キサキの弟!盗みで捕まったって。二人、戻って来たなぁ?」
ナガレとシューヤは、仲良く二人で歩く。
シューヤ「久々の外の空気は、うまいな?」
ナガレ「ムショなんて、もう懲り懲りだ。シューヤ、お前の兄貴、キサキは、今・・・東京卍にいるって?」
シューヤ「あぁ、理由あって・・・だとさ?」
ナガレ「理由、か。」
その頃、バジ達の方では。
キジネコ「バジさん、あの・・・憧れてて、僕も東卍に
入りたいなぁ?」
中ぐらいのロングで、前髪はチリチリ。眉毛は、丸くて黒く、両耳にはリングのピアスをしている、キジネコが現れた。
キジネコ「瓦(かわら)キジネコです!」
ケイスケ「同じクラスだ?」
キジネコ「はい!」
丁度、今は東京卍の集会中。
マイキー「集会だ。ん?」
キジネコ「うわぁ〜!マイキーさんだ!?」
マイキー「誰だ?お前・・・。」
ケイスケ「コラ!キジネコ、ちゃんと挨拶だ!?マイキー、悪い・・・コイツは、キジネコだ。俺に憧れてて、
東卍に入りたいって。ボッチ育ちで、まだ、ルールがよく
分かってないんだ。」
マイキー「皆、仲良くしろよ?仲間が増えるのは、歓迎だ。」
カズトラ「何だよ?アイツ・・・ムカツク(怒)」
千冬「!?」
カズトラは、キジネコを呼び出した。
「ドッゴッ(カズトラが、キジネコを、殴ったり蹴ったりする音)」
キジネコ「にゃあ〜(泣)」
そこへ、千冬もやって来る。
千冬「何してんだよ、カズトラさん!?バジさんは、仲良くって、こんなの違うだろ!?」
カズトラ「千冬っ、邪魔するな!!」
「ドガッ(千冬が、カズトラを殴る音)」
ケイスケ「おいっ!?何してんだ?」
千冬「あっ・・・。(汗)」
キジネコは、地面にグッタリして、カズトラも地面に座り込んだ状態。
千冬だけが、無傷で立っている。
千冬「あっ!?違うんですよ!?バジさんっ・・・カズトラさんが、キジネコを殴ったり、蹴ったりしてたから、単に助けただけでっ!?」
キジネコ「ボクなんてっ、いない方がいいんだ!」
悲しげな表情をして、キジネコは、去って行く。
千冬「あ・・・っ。(汗)」
ケイスケ「キジネコっ!!」
ケイスケは、カズトラに近寄ると・・・
ケイスケ「カズトラ・・・お前も、家では、父さんに暴力振るわれ、一人淋しい気持ちは分かるよな?アイツは、そんなお前と同じだよ。」
カズトラ「!・・・・・・。」
ケイスケ「キジネコっ、待てって!?」
「ガシッ(ケイスケが、逃げるキジネコの手を、掴む音)」
キジネコ「ボク、いない方がいいと思います。」
ケイスケ「そんな事ねぇって・・・カズトラも、今は、嫉妬してるだけだ。これから、仲良くなっていけば、いいんだ。」
ケイスケは、微笑んだ。
カズトラと千冬のいる場所へ戻ると・・・。
カズトラ「キジネコ・・・、さっきはごめん。」
ケイスケ「カズトラ?」
カズトラ「変な嫉妬してたんだ。」
ケイスケ「よーーし!お前ら?どっか食いに行くかっ!??」
良い状態になったので、4人は仲良く肩を組みながら、歩きだす。
顔には、笑顔がみられる。
その日の夜の集会A。
マイキー「皆に話がある。・・・東京卍とライバル関係にある、
バルハラの件だ。ついさっき、その副リーダー・半間 シュウジから
10月31日・ハロウィンの日に戦うと、言われた。
残す事、2ヶ月。準備すんぞ!」
メンバー皆「おおおーーーー!!」
集会も終わり。
東京卍のメンバーである、キサキ テッタが誰かに、電話をしている。
キサキ「あ〜、もしもし?半間??マイキー、今日ハロウィンの日、
ついに話したぜ?もう少しだな?」
その電話の内容を、たまたまケイスケは、聞いてしまう。
ケイスケ(キサキの電話の相手は、半間?どういう事だ?コイツ、あっちと、繋がってるのか?)
その電話内容を、不審に思ったケイスケは、千冬とカズトラとキジネコを
、呼び出す。
千冬「何ですか?バジさん、話しって?」
ケイスケ「仲間のキサキは、もしかしたら、敵かもしれねぇ。そこで、
お前らに頼みがある。とある、演技をしてくれ。」
次の日、朝の集会。
千冬「マイキーさん、話しがある。カズトラさんは、ウラでキジネコを虐めてんだ。」
カズトラ「!」
マイキー「虐め?」
カズトラ「千冬っ!?ふざけんなよ!?」
千冬「こんな奴、出ていくべきだ!!」
カズトラ「あぁ、分かったよ、出て行けば・・・いいんだろ?
じゃあな、マイキー、バジ?」
マイキー「カズトラ!?」
ケイスケ「千冬っ、何もこんな、皆の前で言わなくたって・・・、失望
したぜ。俺も出ていく。サイテーか、お前?」
千冬「えっ!?バジさんっ・・・待って下さい!?」
ケイスケ「うるせーっ!出ていく!」
「ドッゴッ(ケイスケが、千冬をボコる音)」
千冬「ううっ・・・こんな事になるなら、言わなきゃ良かった!
ごめん!マイキーっっ。」
キジネコ「ボクのせいです〜!」
マイキー「・・・・・・・・・。」
バジとカズトラは、東京卍を出て、バルハラに行った。
そのバルハラではーーーー・・・
シュウジ「バルハラに入りたい?元東卍メンバーが?理由は?」
ケイスケ「喧嘩する為、あっちと仲間割れしたんだ。元東卍とか、
今はどうでもいい。」
シュウジ「(ま、キサキからはメールでOK貰ってる。)OK!
いいぜー?」
ケイスケ「ここが、バルハラか。ん?あの二人・・・」
シューヤ「!」
ケイスケ「キサキ テッタ?何で、お前がバルハラにいるんだ!?」
シュウジ「違う違う、コイツはキサキの弟。」
シューヤ「弟つっても、仲良くねぇよ!兄貴とは・・・。シューヤだ。」
ナガレ「・・・・・・ナガレ。」
カズトラ「へぇ〜?ここのグループ、小学生いる?」
シュウジ「あぁ〜。グッチとレンジにシュートな?」
カズトラ「何で、小学生?」
シュウジ「コイツらは、家の中でも居場所がねぇのさ。ま、親からの
虐待とかでさ?」
カズトラ「!」
シュウジ「暴力振るわれてたり、してな?」
ナガレ「グッチ、こっち来いよ。」
グッチ「は、はい。ナガレさんっ・・・。」
(BL注意)
人が、周りにいないのを確認して、ナガレはグッチに性的なイタズラをする。
ナガレ「いいか?この事は、誰にも言うなよ?いつもの事だもんな?」
グッチ「・・・・・・っっ。」
ナガレ(こういう奴は、家で脅されてるから、すぐ言いなりになる。
チョロいもんだぜ。)
グッチ(父さんに暴力振るわれても、ママは言うなって・・・だから、
こーいう事されても、言っちゃダメなんだ。)
ナガレ「ふぅ・・・。」
行為が終わると、ナガレはすぐにその場を離れる。
ナガレ「ん?」
カズトラ「あっ!」
ナガレ「あれ?新入りのカズトラ君、ココで何してんのかな?」
「ガシッ(ナガレが、カズトラの肩に、腕をかける音)」
カズトラ「あのっいやっ・・・そのっ!」
ケイスケ「おい、カズトラに何してんだ?」
ナガレ「おーう、元東卍のバジ?」
そして、その様子を更に伺っていた半間は、何処かへ電話をかける。
シュウジ「もしもし?キサキか。ん?今、バジとカズトラ、こっちだ。
あぁーバレない様にしないと。ん?あの二人が本当に東卍の敵か、知る為に良い方法ある?どーいうのだ?
弟のナガレを利用する?分かった。アイツは、同性愛者だ(笑)」
ナガレ「(ん?半間兄から、メールか。ワザと性行為しろって?バジ達の本音を、探る為に?)」
ナガレは、口元に、不気味な笑みを、浮かべる。
「ドサッ(ナガレが、カズトラを、押し倒す音)」
カズトラ「えっ??」
ケイスケ「(何だっ!?コイツっ・・・カズトラに何してっ!?ヤベェ行為しようとしてる・・・)ナガレ!お前っ・・・ハッ(待てよ?わざわざ目の前でやるか?
まさかーーーーコイツ、俺を試してる?だとしたら、今取るべき行動は・・・。)」
考えた末のバジの決断は・・・。
ケイスケ「待ってくれ、ナガレ。ヤルなら、カズトラじゃなくて、その・・・俺にしてくれ?」
ナガレ「(あれ?キレると思ったら、何だ?)ん〜、まぁ
どっちでも、いーけど?」
ケイスケ(本音探る為にわざわざ、こんな事まですんのか?キサキの奴っ・・・!そうか、もしココで暴力振るえば、その件で俺とカズトラを、バルハラから追い出せる。)
シュウジ「キサキ?今、ナガレからメールきて、バジとやってるって。ははっ、最高だぜ!?」
シューヤ(ナガレ、そもそも・・・前から、)
回想。
シューヤとナガレとの出会いは、小学生の頃に遡る・・・
シューヤ「ナガレ、お前だろ?いつも、机にこんな手紙
いれてんの!?何だよっこんな、女の子みたいの!?
女の子からかと、思ったじゃん!その服もリボンって(汗)」
ナガレの外見は、この頃から変わらず、
ツンツンヘア〜ではあるが、リボン柄のピンク色の服を
男であるにも関わらず、着ている。
彼のトレードマークは、リボンなのだ。
ナガレ「・・・シューヤ君と、友達になりたくて。とっ、友達にっ!」
顔を、赤くするナガレ。
シューヤ(最初は、関わるの面倒だった。ただ、ナガレはどこか、憎めない奴で・・・)
中学生1年になると。
ナガレ(へへっ、薬を手に入れた!よし。)
シューヤ「ナガレ、用って何だよ?お前ん家で。」
ナガレ「これ、作った。食べよ!」
シューヤ「オムライス?」
食べてすぐに、眠くなった。
シューヤ「んっ!?何だか、眠いな?」
この頃から、既にナガレの性的イタズラは、始まっていた。
シューヤが、目を覚ますと・・・。
シューヤ「何で、眠ってた!?」
ナガレ「こっちも眠ってた。このオムライスに、何か入ってたとか?いつの間に?泥棒かな?あれ、財布の金がねーよ!盗まれた!?」
シューヤ「マジかっ!?ナガレ?あれっ?こっちの金も無いっ!?」
シューヤ(最初は、ナガレの話を信じてたが、2回目も・・・)
ナガレ「また、作った!今度はハンバーグ!」
シューヤ「なぁー?また何か、入ってねーか?こん中。」
ナガレ「分かった、先に食べる!バクバク(ハンバーグを食べる音)」
シューヤ「・・・。」
ナガレ「食ったぞ?綺麗に半分!」
シューヤ「よし、じゃあ〜!バクバク(ハンバーグを食べる音)あれ?また、眠く・・・。」
ナガレ(へへっ!半分の方だけ、入ってる(笑))
シューヤ(繰り返されて、嘘だって気づいて・・・それでも、)
ナガレ「さっき、こっちも眠くなってた!」
シューヤ(ナガレの事は、嫌いになれない。悪気も無く、こんな嘘をついて、ナガレの目的もよく、分かんなかった。)
回想終了。
ナガレとバジの性的場面に戻る。
ケイスケ(うっ・・・。同性愛者がいたのか。カズトラだけは、守んねぇと。)
カズトラ(バジ・・・、ごめん。)
行為終了後。
ケイスケ(が、半間と、キサキの繋がりは・・・この後もなかなか、掴めない日々が、続いた。シッポ見せねーなぁ?)
そんな、ある日・・・。
ケイスケ(ん?これは・・・半間の携帯?)
ケイスケ(待てよ?こんな所に?これも罠か。もしかして、どこかで
見られてる?)
不審に思ったケイスケは、半間の元へ行き・・・
ケイスケ「お〜い、半間?これ、お前のか?」
シュウジ「お、ありがと。」
ケイスケ(どんどん、罠だって思いはじめると、下手な事出来ねぇ・・・。クソッ!キサキの奴!?)
キサキ「フッ・・・。」
シュウジ「もしもーし?キサキ?バジ、何もやってねぇよ。フツーに
戻してきた。」
ケイスケ(ただ、こんな罠やるってだけで、半間が何か、キサキとの事を
隠そうとしてるからだよな?こんな罠やるのが、そもそもおかしいんだよ。やっぱり、キサキは、半間と繋がってやがる。)
血のハロウィンの日。
キサキ「シューヤ、久しぶりだな?」
シューヤ「兄貴・・・?」
キサキ「話があって、来た。」
シューヤ「何だよ、話って?」
そして、血のハロウィンの日。
東京卍・100人。
バルハラ・300人。
ついに、決戦が、始まろうとしている。
時間通りの、昼11時にそれぞれの、族が集結する。
「ドン!(マイキー達と半間達が、互いに向かい合う音)」
ケイスケ「(ん?そういえば、シューヤがいねぇ?来てないのか?ここに。キョロキョロ(周りを見渡す音))なぁ、半間?シューヤは、何処だ?」
シュウジ「あー、シューヤは、怪我して今日は、無理だそーだ。ハリキリ過ぎて、腕を怪我した。バルハラのアジトにいるよ。」
ケイスケ(まぁ、いい。俺は、今日戦うのは、キサキだけをこのバットで
、殺しに来たんだ。)
マイキー「バジ、頼むから、戻って来いよ?戦いたく・・・ねーんだ。」
ケイスケ「マイキー。悪い、それは出来ねぇ。」
マイキーは、バジに対して、悲痛そうな表情を、向ける。
シュウジ「キサキ?本当にいいんだよな?」
キサキ「・・・・・・(無視)」
マイキー「喧嘩だ!!」
ついに始まった、東京卍&バルハラの戦い!
「ドゴッッゴッ(千冬が、バルハラの相手を、殴る音)」
「ドガッ(マイキーの足技が、炸裂する音)」
ケイスケ(キサキは、どこだ?いた!)
「ゴッ(バットを、キサキの頭に、当てる音)」
ケイスケ「キサキーーーーっ!?」
「ドサッ(額から血を流し、キサキが倒れる音)」
ケイスケ(殺ったか・・・?)
「ピリリリリ(カズトラの携帯が、鳴る音)」
カズトラ「ん?誰から?もし?」
シュウジ「カズトラ君・・・、バジ君がキサキを殴ったよ?バットで。
本当はキサキも、バルハラの仲間だったんだ。」
カズトラ「!?」
シュウジ「どーしてくれんのかな?今、バジの近くにいる。ナイフで刺そうかな?いや、カズトラ君が、マイキー刺すなら、バジは助けてもいいぜ??」
カズトラ(ど、どうしようっ・・・バジとマイキー、両方を・・・)
「スチャ(カズトラが、折りたたみナイフを、取り出す音)」
カズトラ「あぁーーーーーーーーっ!!」
マイキー「?」
ケイスケ「!?」
周りは、カズトラの声に驚き、視線は、カズトラを向く。
「ポタッ・・・ポタッ・・・(カズトラの腹から、血が流れる音)」
ケイスケ「かっ、カズトラっ!?何してっ・・・??」
カズトラ「うっ・・・うう。」
シュウジ(何故だっ!?何故、カズトラが、自分を刺すっ!?)
隠れながらも、動揺する半間。
カズトラ「バジもっ・・・マイキーも、両方・・・殺せないよ。
うゔ〜〜〜〜〜・・・。」
ケイスケ(なんだ?一体、何が起きた!?カズトラ?何してっ!?)
「ドサッ・・・(カズトラが、地面に倒れる音)」
マイキー「おい、嘘だろ?カズトラ・・・。」
キジネコ「何でっ!?カズトラさん!!」
千冬「!??」
ケイスケ「か、カズ・・・トラ?」
「ポタポタ・・・(ケイスケの目から、涙が流れる音)」
ケイスケ「カズトラぁぁあああああ!!」
千冬「バジさん?何が・・・起きて?」
ケイスケ「千冬ーーーー・・・俺も分かんねぇ。(キサキは、倒れてる、だったら、キサキには何も出来ねぇ。半間?半間がいない!?
ナガレは?いた!って事は、いない半間が、一番怪しくねぇか??)
半間ぁぁああ!!?」
シュウジ(ヤベっ(舌出し)今、出て行けねー。)
ケイスケ(何が起きたっ!?刺したのか?刺されたのか?分かんねぇ。
とにかく、何が起きてる??何だ?一体・・・。)
マイキー「もうっ、喧嘩は止めだっ!死者が出て、東京卍は戦えねー!
心がストップしてんだ!?聞けよっ!バルハラ!?ハロウィンは、終わりだっ!戦いは!」
血のハロウィン、・・・死者2名。
キサキ&カズトラ。
二人の葬式が、行なわれたがーーーー・・・。
カズトラの葬式には、ケイスケと千冬とキジネコ、そこにマイキーが姿を見せる。
ケイスケ「ま、マイキー・・・。」
マイキー「・・・・・・もっと皆で、思い出・・・増やしたかったな?
カズトラと・・・。」
マイキーの顔からも、涙が溢れる。
その言葉を聞き、3人も涙を流すーーーー・・・
「ポタポタ・・・(3人の涙の音)」
葬式には、無邪気な表情のカズトラの写真が、使われていた。
一方、バルハラでは・・・・・・。
シュウジ「葬式、終わったな?キサキの・・・」
ナガレ「・・・・・・まさか、殺されるなんて、シューヤの兄貴が。」
シュウジ「いや?キサキなら、生きてるぜ?な、そーだろ?キサキ。」
ナガレ「ハッ(後ろを、振り向く)」
そこには、キサキの姿が・・・よく見ると、格好はシューヤだ。
ナガレ「キサキ、何でっ!?だって死んでっ・・・ハッ」
キサキ「死んだのありゃ、弟のシューヤだ。悪いな、ナガレ君?髪の色、互いに変えたんだ。アジトにいたのは、コッチ。初めから。」
ナガレ(そ、そんなーーーーじゃあ、死んだのは、シューヤだったのか!??)
完結。
タイトル【東京卍リベンジャーズ〜東リベ外伝〜バルハラ2】
ナガレ「ふざけんなよっ!?本当は、死んだのシューヤっ!?兄貴っ、知ってたのかよ!?こんなの知ってたら、反対した!!」
キサキ「・・・フッ。」
ナガレ「キサキ!テメェ?シュ、シューヤの事、好きだったんだよ!?(泣)」
シュウジ「な、ナガレ・・・。」
その後のナガレは、不安定になり、薬に頼る様になる。
ナガレ「はぁ・・・。」
シュウジ(ナガレ、薬をやり過ぎてる。このままだと、死ぬ気か?シューヤの元へ・・・。)
ナガレ「ん、んん?な、何だよっ・・・兄貴っ。」
シュウジ「性的な相手なら、してやる。だから、死なないでくれ?」
ナガレ「その言葉、本心・・・か?だったら、だったら、兄貴がキサキを殺してくれよっ!?それが無理なら、コッチが死ぬだけだっ!!」
シュウジ「ナガレ。・・・キョロキョロ。(周りを、見渡す音)」
(キサキに、聞かれてないか?この会話。)」
周りを確認して、キサキに聞かれてないと、安心した半間はーーーー・・・。
シュウジ「分かった。何とかしてやるよ。だから、それまでは、死ぬな?」
キサキ「半間?弟の件は、悪い事をした。まさか、ナガレがシューヤを、好きだって、知らなかったんだ。
見てると辛いなぁ?それで、考えたんだ。ナガレは、
シューヤの元へ逝かせてやった方が、幸せだって。」
シュウジ「?」
キサキ「これ、睡眠薬だ。半間から、ナガレに渡してこう言えよ?「これ、全部飲んだら、シューヤの元へ逝ける」って。」
シュウジ「!?」
キサキ「ナガレが死んで、警察に聞かれても、こう答えればいい。「弟に頼まれて渡した」って。」
シュウジ「いやな、キサキ?多分、ナガレは、そんな事しなくたって、死ぬ気だ。兄貴だから、分かる。」
キサキ「・・・・・・?」
シュウジ「・・・・・・。」
その次の日。
キサキ「半間?ナガレは、薬やってて、危険だから、それ系の更生施設に入れたら、どうだ?
このままだと、薬で死ぬかもしれなくて、危険だ。
治す方向に、向かわせるなら、施設がいいぞ?」
もちろん、キサキの目的はナガレを、遠ざける事。
本音では、無い。
シュウジ「・・・いや、遠慮する。」
キサキ「!」
キサキ(これまでは、乗ってくれたはずの半間が、何故だ?
弟のナガレが、それほど大事だってのか?・・・・・・っ。)
回想
半間兄弟は、親二人が、共働きでいつも、家では、兄弟二人っきりだった。
ナガレ「今日も父ちゃんと、母ちゃん・・・遅ぇな。」
シュウジ「あぁ・・・。」
夜遅くなっても、帰って来ない時があり、二人で眠る。
ナガレ「二人共、母ちゃんはナースで、父ちゃんは介護だから、今日も「夜勤」だって?」
シュウジ「二人で、寝るか・・・。」
いつしか、半間兄は、ナガレに性的な事を、する様になっていた。
ナガレ「??兄ちゃん、何してんの?」
シュウジ「父ちゃんと、母ちゃんの真似・・・。」
隠していたが、半間は、バイセクシャルで、この頃は弟と、訳アリな関係だった。
ナガレも兄から、同性愛を学び、シューヤに好意を持つ事になる。
半間だけは、周囲には隠し続けた。それを、キサキすら知らなかった。
恋愛には、受け身な所もある半間は、恋人が出来ず・・・弟のナガレと、性パートナーだった。
ナガレ「兄貴ばっか、ずりぃ〜。今日はこっちも!?」
シュウジ「ダリぃ〜けど、たまんね。」
そんな半間にとって、体の繋がりがある弟は、キサキ以上の存在だ。
シュウジ「ナガレ?ずっと、二人な?」
回想終了
ナガレ「兄貴、いつになったら・・・キサキを、殺してくれるんだ?」
シュウジ「準備が、必要だ。用心深い男だからな。睡眠薬で眠らせて、水死がいいか?少しでも疑われるのは、駄目だ。」
グッチ「あの〜、半間リーダー?シューヤさんが、来ないんです!連絡もスルーで。」
ここでいう「シューヤ」とは、もちろん、キサキの事だ。
グッチ「こんなの、珍しくないですかっ!?」
ナガレ「!」
シュウジ「シューヤが来ない・・・?(急に来ないのは、変だ。第一、こっちに、何も言わずに?まさか、キサキにバレて?
いずれにしろ、離れたって事は・・・もう信用されてない、か。)」
ナガレ「・・・・・・。」
シュウジ「グッチ、皆に伝えてくれ?しばらく、ナガレと二人で、遠くへ出かけてくるって。留守にする。」
グッチ「はい!」
「ダッ(グッチが、その場を離れる音)」
ナガレ「兄貴っ・・・どういうつもりだよ!?」
シュウジ「ナガレ?」
ナガレ「キサキが、急に消えるなんて、おかしーだろ!?キサキを、死なすのが、惜しくなって、言ったのかよ!?ワザと逃がしたなっ?クソっ!
ふざけんな!失望したぜ!?もういい。兄貴には、頼んねぇ!」
シュウジ(!・・・まさか、キサキの奴、これが目的か?ナガレとの仲を、悪くさせる?もし、そうならーーーー・・・)
ナガレ「じゃ〜な?」
シュウジ「待て!ナガレ・・・一人になるな!」
ナガレ「ついて来んな!?キサキの味方なら、あっち選べばいいだろ!?
」
シュウジ(ダリィ〜。感情的になって、周り見えてねー。今、一人になる方が、危険だってのに。)
ナガレ「ついて来んなって!?」
シュウジ「ナガレ・・・っ。」
「ゴッ(ナガレが、半間に、パンチしようとする音)」
「ヒョイ(そのパンチを、半間が避ける音)」
そんな、喧嘩中の二人にめがけて、何者かが銃を構える。
「パァーン!(銃が二人の間を通り、壁に当たる音)」
半間&ナガレ「!?」
半間は、急いでナガレの腕を掴むと、二人で建物の影に隠れる。
シュウジ「銃?どこからだ、上からだったか?」
ナガレ「今のって・・・??(明らかに二人を狙って・・・。兄貴は、裏切ってねぇのか!?じゃあ、誰が・・・。)」
「パンパァーン!(隠れる二人に向かって、銃を発砲する音)」
シュウジ「ここは、危険だ!建物の中に入るぞ!?」
ナガレ「あぁ!?」
シュウジ「(今の銃・・・2発同じくらいで、飛んできた?相手は、二人・・・か?)」
二人は、建物の中に入り、部屋を見つけると、そこで、身を潜める事に。
この部屋は、入口が右と左で、2箇所ある。
シュウジ「ナガレ、いーか?敵は、死なすな。銃を奪って、脅してロープで、縛る。」
ナガレ「!?」
「スッ(タバコの箱を出す音)シュポ(そのタバコに、一気にライターで、火をつける音)」
ナガレ「兄貴っ・・・?何してっ?タバコ??」
「スッ(タバコを、部屋という部屋の周りに、設置する音)」
シュウジ「敵の狙いがこっちなら、犯人は、ここの部屋に来る。
入口のドアに、隠れるんだ。」
相手が、入口のドアを開けると、隠れて丁度、死角になる。
タバコの煙で若干、視界も見えにくくする。
「ヒタヒタ(犯人の足音)ガチャ(ドアノブが、動く音)」
シュウジ「!」
ナガレ「・・・っ。」
「キィ〜〜〜〜(扉が開く音)」
犯人1(!?スモッグか?いや、タバコの匂いだ。どこから?)
「ヒタヒタ(犯人がドアから、中へ入ろうとする音)」
シュウジ&ナガレ「(今だっ!?)」
「ドガッ(犯人の後ろから、飛び蹴りをする音)」
その後は、犯人が、床に倒れる隙に拳銃を奪い、持っていたロープで
二人は、犯人を縛りあげる。
ナガレ「これで、良し・・・と。」
犯人二人「・・・・・・っ。」
ナガレ「んで、兄貴?コイツら、殺さないで、どーする?」
シュウジ「まぁ、見とけ?」
ナガレ「ん?兄貴、何して?それ、犯人の携帯っ・・・」
シュウジ「(キサキがもし、頼みこんだ相手なら。お?
あった〜。見ろ、ナガレ?このメール。)」
ナガレ「殺して欲しい相手の顔?送信者は・・・キサキ!?「成功したなら、金は30万だぁ!??明日、よろしくな。」キサキ?」
シュウジ「コイツらに頼んだのは、キサキで間違いない。族相手の中には、金さえ出せば、何でも言う事を、聞く奴いるからなー?」
ナガレ「・・・っっ!」
シュウジ「そこで・・・だ?今から、コイツらに成りすまして、キサキにメールを送る。」
ナガレ「え?何って?」
シュウジ「ターゲットは、二人死んだ。念の為、顔を近くで、確認して欲しい。OKなら、金の30万は、その時に受け取る。とさ!?キサキを、誘い出す!そこで、コイツらの銃を使って、キサキを撃つ!!ナガレ・・・、撃つ覚悟は、出来てるかー?」
ナガレ「あ、あー!!」
シュウジ(長くなればなるほど・・・、キサキを死なすのは、難しい。今、このチャンスしかない!?)
その頃、キサキの元へは、メールが届く。
「ピロリン(キサキの携帯の、メール受信音)」
キサキ(ん?ターゲットは、死んだ?よし、思い通りだ。半間には、悪いが・・・思い通りにならないオモチャは、いらない。
不要だ。フッ(顔に笑みを、浮かべる音))
その頃、半間達はーーーー・・・
シュウジ「キサキが、待ち合わせ場所を、返信してきた。明日、バルハラの第2アジトだとさぁ〜。」
ナガレ(第2アジトか。バルハラには、1と2のアジトがある。
1は、主にメンバー集会したり、話したりする場所。
2は、何かの物のやり取りや、仕事&金品のやり取りをする場所。)
シュウジ「時間は、昼の11時だ。ナガレ、今から準備だなー?」
ナガレ「おうよ!?」
シュウジ「まずは、コイツら二人(殺し屋)も、第2アジトに連れて行くか。ダリィ〜。」
その頃、東卍メンバーはーーーー・・・
マイキー「バジ?何で、カズトラは死んだ?ハロウィンの日。あの日、戦いに集中して、よく分かんなかったぜ?」
ケイスケ「・・・・・・。」
千冬「バジさんはっ・・・!バジさんは、カズトラとワザと、バルハラへ
行ってただけで、よく知らないはず!事情は。」
キジネコ「そうだにゃ〜、カズトラさんの死は、ほとんど予想つかないにゃ〜!?」
マイキー「ワザと?演技だったのか。裏切った?」
ケイスケ「全ては、キサキを、疑っていたからだった。アイツは、バルハラの半間と間違いなく、繋がっていた。俺とカズトラで調べる為に。
千冬とキジネコとの件も、その為だ。
死んだカズトラの携帯を俺は、見た。カズトラの母ちゃんに貰って。
息子と仲良くしてた、俺にって。ハロウィンの日。あの時間、最後に電話を、カズトラによこした相手は、半間の着信で、最後だ。
つまり、あの時・・・カズトラに、半間は、何か喋ってた。
カズトラは、死ぬ最後に「バジもマイキーも、両方殺せないよ」って、
言ってたんだ。つまり、カズトラは、俺とマイキーを守る為に!死んだんだって!?おかしいだろっ!!戦ってる時に、フツー電話よこすか!?
半間は、何か知ってるはずだ!!キサキに、頼まれたに違いねぇ!?」
マイキー「でも、バジ・・・その、キサキを、ハロウィンの日に殺したよな?カズトラのカタキは、成功したんだろ?」
ケイスケ「あぁ、殺した。でも、何か変だよな?あれから、バルハラは、大人しい。キサキの件で、半間が何も、仕掛けてこねぇ。
不自然な気がする。」
マイキー「!」
ケイスケ「弟のシューヤだって、兄貴の件で、キレてるはず。
これだけ、大人しいのは、変だ。」
マイキー「そーいや、バルハラって・・・あの後、行方?元いた所から、別の場所に移ったって?カズトラの件で、俺達・東卍の力に、怯えてるだけじゃー?本気出せば、コッチが勝つ!!」
ケイスケ「だと・・・いいんだけどな?」
千冬「・・・・・・。」
キジネコ「にゃ〜。」
マイキー「最近、聞いた話では、半間やナガレ、シューヤの姿を見かけないって。バルハラは、不自然な感じだ。
用心しろよっ!??」
「パサッ・・・(キサキのポッケから、カードが落ちる音)」
キサキ「おっと??ドナー登録のカードを落とした。ん?」
「ピロリン(メールの受信音)」
キサキ「メール?誰からだ?しゅ、シューヤ??誰のイタズラだ?いや、コレはーーーー・・・思ってた通り、か?」
次の日。
待ち合わせ場所と時間に、キサキは現れる。
キサキ「おい、来たぞ?死体は、どこだ?」
約束の昼、11時。
キサキ「?誰もいない、遅れてるのか?」
キサキの背後から、近づく半間とナガレ。
「パァーン!パン!(後ろから銃を発砲し、キサキの頭と首に、当たる音)」
シュウジ「殺ったか?」
ナガレ「シューヤのカタキだっ!?」
「パンパンパァーン(床に倒れるキサキに、尚も撃つ音)」
シュウジ「よし、銃のタマは空だ。後は・・・、この銃をコイツらのポッケに、入れる。」
犯人二人「ん〜ん〜。(首を、左右に振る)」
口には、ハンカチ。手は、ロープで縛られている。
シュウジ「キサキ・・・、お別れだ。」
「シュポ(タバコに、火をつける音)ポィ(タバコを、キサキの死体に投げる音)」
瞬く間に火は、キサキを、燃やしてゆく。
タバコの箱も、床に置き・・・
敵の口のハンカチや、ロープも外すと・・・。
シュウジ「逃げるぞ!?火が、建物にも燃え広がってきた?事前に建物の周りは、灯油かけといたからなー!」
第2アジトは、炎に包まれる。
ナガレ「へへっ!?やったぜ!兄貴?これで、自由だな!?(笑)」
二人の犯人達も、自分達の罪に恐れてか?逃亡。
次の日。
マイキー「おい!?聞いたか?バルハラのキサキの弟、シューヤが
昨日、アジトで、死んだって?銃で、撃たれて・・・?犯人はまだ、
見つかってねー。おい、バジ3トリオ!(バジと千冬と、キジネコの事)
弟のシューヤを、見つけ出して、殺したのか?」
ケイスケ「俺達は、殺ってねぇーーーー!何も知らねー!?」
千冬「そうですよ!?」
キジネコ「違うにゃ〜。」
ケイスケ「マイキーっっ!?冗談キツイぜ!??」
マイキー「・・・・・・っ。」
その後、半間とナガレは無事に、バルハラのアジト1に、戻る。
シュウジ「久しぶりだ。戻ったぜ〜?」
グッチ「あの!?半間リーダー!?昨日、その・・・シューヤさんが、殺されました!?」
シュウジ「東卍が、殺ったのか?」
シュート「いえ、まだ、分からないです。」
レンジ「銃で撃たれて、炎に焼かれて・・・怨恨かと。」
シュウジ「犯人を、見つけねーとなぁ!?」
しかし、当然・・・二人の犯人達は、自分達が疑われると思って、
必死に逃げている、最中だった。
外国へと、逃亡したらしいーーーー・・・。
死んだキサキの死体も、携帯も燃えていた為、分かったのは、銃で死亡と、DNAでシューヤでは無く、キサキだったという点だけだった。
全ては、謎に包まれる。
ナガレ「上手くいったな?兄貴?」
シュウジ「あぁー?」
二人は、キサキとシューヤの墓の前にいる。
ナガレ「シューヤ、天国でキサキとは、会えたか?」
その後、半間とナガレは、警察の前では、「東京卍の誰かなら、やりかねない」っと、平気で主張した。
キサキの体には、合計・・・8発のタマが、ブチ込まれていて、
警察は「恨みによる犯行」と予想。
タマから、銃の種類は分かったが、それだけでは、犯人にたどり着けず、
事件のアリバイを、調べたりしながら、色々な者に聞きまくるが、
銃とアリバイだけでは、犯人は掴めずーーーー・・・
逮捕までには、ならなかった。
マイキー「警察から、聞いたぜ?あれ、シューヤじゃなくて、キサキだって?ハロウィンで殺されたのは、キサキじゃなくて、シューヤだった?
気づいてた奴いるか?」
ケイスケ「いや、知らなかったーーーー・・・。」
千冬とキジネコも、首を縦に振る。
東京卍の方でも、謎に包まれるキサキとシューヤとの件。何が何だか、不明だった。
その頃、半間とナガレのアジトに、とある人物が、姿を見せる。
謎人物「半間さん、ナガレ?」
半間&ナガレ「?」
シュウジ「誰だ?」
ナガレ「知らない顔だな。」
謎人物「ナガレ!!シューヤだ!」
ナガレ「いや、シューヤは、死んだはず。」
謎人物「死ぬ前に、ドナー登録してた。ある日、思い出して。ナガレとの記憶・・・。今は、キクサスって名前だ。兄のキサキは、死んだって?兄が死ぬ前、メールで、やり取りしたんだ。」
半間&ナガレ「!!」
さすがの二人も、この展開には、驚きを隠せなかった。
キクサス「どうした?」
シュウジ(・・・シューヤが、戻って来る?そんなの予測出来るか、ダリィ〜。)
ナガレ(だったら、キサキを殺したのは、なんの為だったんだ!?)
最高から、最悪な気分に浸る半間と、ナガレであった。
完結
次に投稿する作品は、また新しい設定の別のお話です。
町名が原作とは、違う「ホクテカ町」で、マイキー達は年齢が小学生設定になります。ただ、ケイスケだけが、中学生。
オリキャラで、バジ 高子(小学校の教師をしている)ケイスケの姉がいます。
更にオリキャラで、バジ 友久(警察官をしている)ケイスケの父さんがいて、母さんはいない設定です。
ケイスケと高子と友久の3人で同居中。
マイキーと千冬とカズトラだけは、小学生です!
タイムリープなし、ブラックコスモは、今回ケイスケに
黒い衝動をかけてます!
投稿は、また別の日にします!読んでくれた方、ありがとうございます。
間違えて、あげちゃった(汗)
183:影虎◆Vs hoge:2024/09/05(木) 08:14 ID:jZY タイトル【東京リベンジャーズ〜バジ3家族〜】
ここは、ホクテカ町。
緑豊かな場所。普段は、事件なんて起こらない、平和な所。しかしーーーー・・・、
3人の秘密基地。
大きな木があって、入口は大きめで自由に外に、出たり入ったりを出来る大木がある。
マイキーと千冬と、カズトラの小学生男児達3人は、ここを
「秘密基地」として、よく学校をサボりたい時などに、この場所で集まっている。
町からも、少しだけ距離がある、隠れ家としては、
持って来いの場所だ。
大木の中にて。
マイキー「今日も、学校サボったぜ?」
千冬「いつもいつも。」
カズトラ「今日は、何する?」
マイキー「この町で、最近、発生してる事件について、どう?話さねーか?」
カズトラ「探偵の真似事?」
千冬「高子先生に、怒られる。(汗)」
高子先生とは、3人のホクテカ小学校のクラスの担任の女先生である。
性格は、怒ると怖い。
マイキー「大丈夫だって。今、その高子先生がいねーから、やりたい放題!」
千冬「マイキー、ヤバい。」
カズトラ「事件と言えば、連続男児行方不明の?」
マイキー「そ、カズトラ当たり!滅多に事件ねーにさ?連続で、3人も・・・。」
マイキー「こつ然と消えた。犯人の手がかりナシ!連続だから、犯人は地元の奴って、言われてる。俺らでその犯人、探さねー?」
その時、3人の後ろには、怒り顔の高子先生が、立っている。
高子先生「なぁ〜にしてるのかな(怒)またココで!?」
マイキー「げっ・・・(顔面蒼白)」
カズトラ「高子先生っ!?」
高子先生「いつもいつも、学校サボってコラァーーーー!!(怒)」
その後、3人は高子先生に、無理やり連れて行かれる。
大体はいつも、こんな感じの日常が、繰り返される。
そして、ホクテカ小学校の終わりの時間。
「キーンコーンカーンコーン(学校のチャイムが、鳴る音)」
高子先生「全く、困っちゃうのよね?探偵の真似事なんて、マイキー、カズトラ、千冬?大人しーくしていればいいものを・・・先生を、困らせないで。」
高子は、学校の窓から外を見て、帰るマイキー達3人の様子を見ながら、
そう、言葉を発した。
マイキー「なぁ?どうだよ、これ。」
千冬「び、ビーズ?」
マイキー「もし、犯人に、拉致られても、ポッケにいれて、下に落として、目印にする。俺達も、いつでも狙われても良い様に。色は、俺は白!カズトラは、黄色!千冬は水色だ!」
千冬「犯人、誰なのかな?怪しい奴なんて、この村にいないと、思ってたけど。」
マイキー「いや、それ違うな。その犯人は、怪しまれない奴。だから、周りが、気づかねーんだ。」
カズトラ「子供と一緒にいても、怪しまれない奴なら先生?警察官?それか、子供好きな人?ほら、あそこのマトバおじちゃん!」
マイキー「あ〜。」
カズトラ「いつも、子供集めては、遊んでる。」
マイキー「あの、おじちゃん、子供好きで、戯れてるな。あの人は、昔から、あーだから。」
他の村人は、仲良くしねーけど、子供は、懐くから。子供が友達とかっていうかな?」
「プップー(車の、クラクションの音)」
マイキー「ん?」
千冬「あっ!」
カズトラ「警察官・・・!」
千冬「友久さんっ!?」
友久「やぁ、今から帰り?パトロール中だよ。君達、例の連続事件で危険だから、早く、家に帰りなさい!」
マイキー&千冬&カズトラ「はぁ〜い。」
友久「夜は、特に危ないからね。」
カズトラ「あの人の娘が、高子先生だよな!?」
千冬「うん!確かそう!?」
カズトラ「父さんは、警察官!娘は、女教師!すげ〜家族!?」
マイキー「・・・・・・。」
千冬「あそこ、二人家族だよ。それに・・・」
その夜、バジ家。
友久「おい、高子、どうした?さっきのメール。今、仕事から帰ったぞ。」
高子「父さんっ!ケイスケがっ・・・」
友久「ん?弟のケイスケが、どうした?」
この家には、まだ家族がいて、それが引きこもりの息子・バジ ケイスケ。
ケイスケ「ごめんっ!親父っ・・・」
高子の弟・バジ ケイスケ(14歳)
ケイスケ「また、男児・・・殺しちまった(泣)」
友久「!またか!?これで、3度目だぞ!?(そもそも、息子が、ショタコンで無ければーーーー・・・。こんな事件など、起きなかったのに。)」
そう、あれは、息子のケイスケが、前に12歳の時。
その時は、まだ友久が、田舎町のホクテカ町では無く、都会町にいた頃。
友久「え?」
友久は、電話中。
姉の高子は、問題ナシ。だが、ケイスケだけは、友達も作らず、その内、引きこもりになった。元々、性格も地味で、大人しい。
ケイスケの件で、嫁とは、別れた。
その後、地元のここへ戻って、生活していたがーーーー・・・。
高子は、小学校の先生をしているが、ケイスケだけは、未だに、引きこもり。
友久「なぁ、ケイスケ。そろそろ・・・嫁を作らないか?お見合いすれば、きっとお前も、」
ケイスケ「何勝手に、話進めてんだよっ!?(怒)」
普段、大人しいケイスケが、キレた。
ケイスケ「余計な事するんじゃねーーーーっ!?(怒)それにっそれにっ俺は、女なんか、女なんか、興味ねーんだよっ!?」
友久「!」
ケイスケ「ショタコンなんだっ!?」
友久「ショ?何だ、それは?」
高子「父さん、止めてあげて。この子は、男児愛好家よ?私、知ってたの、前から。」
友久「・・・・・・。」
友久は、初めて知り、ショックだった。
自分の息子が、異性愛者では、無かった事に。
それから、日が経ちーーーーーーーー・・・。
高子「ねぇ?ケイスケ。私は、先生だから、アナタの協力を、出来るわ。」
ケイスケ「姉貴・・・。」
高子「アナタが、好きな男児、誘拐してきてあげる?欲しいでしょ、男児?いっぱいいるわよ、私の学校に。」
ケイスケ「!」
こうして、あの男児誘拐事件は、始まった。
友久「男児の死体は、私が、どうにかする!(全ては、警察である故の恥だった。ケイスケが殺した男児は、その度に町以外の所へ、パトカーに乗せて、別の街に埋めた。バレたくなかった。警察の私の息子が、犯人だと、
知られるのは・・・イヤだった!)」
そう、この事件・・・協力者がいて、家族なのだ。
回想。
高子(男児を、誘拐するのなんて、簡単だった。)
高子は、車に乗り、男児を物色中。
高子(どの子にする?そーだ!)
高子は、先生をやっているから。
1人目の男児は、自分の生徒を、家まで届けるふりして、そのまま自宅へ。
2人目は、学校休みの日、となりのクラスの子。
3人目は、父親である友久が、村の子の帰り途中を狙い、パトカーに送るよと、言葉巧みに誘い、睡眠薬入りのジュースで、眠らせた。
眠らせた後は、大きめのリュックに、その子を入れて、そのまま、自宅の玄関に置くと、メールでケイスケに知らせ、友久は、そのままパトロールに戻る。
ケイスケは、玄関へ行き、リュックを中へ入れて、その子はまんまと、家の中に、監禁される。
ケイスケ(よし。)
連れ去りは、上手くいった。
だがーーーー・・・。
1人目の子は、パニックを起こして、泣き叫んだので、バジは、殴り死なせた。2人目の子は、最初こそ言いなりになったが、ケイスケが、トイレに行く間に逃げたので、気づいたケイスケによって、
ケイスケ「おい!?何してるっ!」
2人目と3人目の子は、同じ理由で死亡。いずれも暴力。
ケイスケ(クソっ!クソっ!裏切りやがって!?信じてたのにっ!?裏切らなきゃ、殺さなかった!!(泣))
ケイスケ(ヤベェ、また、死なせちまったーーーー。)
最初の目的としては、殺しではなく、性行為だった。
だが、どの子もケイスケを、満足させるどころか、傷つけた。
回想終了。
ケイスケ(久しぶりに外、出るか?)
気晴らしに外へ、散歩しに行く、ケイスケ。
ケイスケ(ん?)
カズトラ「ヤバい!遅れちゃう!?(マイキーと、千冬の所に行かないと!?)」
慌てた様子で、カズトラが、ケイスケの横を、通り過ぎる。
ケイスケの目線は、カズトラを見ている。
とっさに、ケイスケはーーーー・・・
ケイスケ「ユウキ君だっけ?」
話しかける。
カズトラ「え?違います、カズトラです(汗)」
ケイスケ「そっか、ごめん。間違えた。じゃあ・・・。」
カズトラ(あれ?この人・・・地元民じゃ・・・ないよね??)
キョトン顔のカズトラ。
ケイスケは、カズトラの名前を、聞く為にワザと、間違えたふりして、聞いた様だ。
満足したのか、去って行く。
二人の待ち合わせ場所に、カズトラがやって来る。
マイキー「おい?カズトラ、遅いぞ!?」
千冬「待ちくたびれた。」
カズトラ「何か、さっき知らない奴に、話しかけられて・・・。長い黒髪で、地元民じゃなかった。」
マイキー「何だ?そいつ。怪しいなー?気をつけろよ?」
カズトラ「うん。」
千冬「怖い!」
その夜、バジ家。
ケイスケ「姉貴の学校に、カズトラ君って、子はいる?俺、あの子、気に入って・・・。」
高子「いるわよ、私のクラスの生徒ね。でも、あの子・・・いつも、友人達と一緒にいて、連れ出すの難しいわ。そ〜ね、なら良い方法!
3日間お泊りキャンプを、やるの!学校のイベントで。
その日に、うま〜くやるわ?」
ケイスケ「出来そうか?」
高子「父さん、その日は、アナタも協力してよ?」
友久「私もか!?」
高子「父さんがいれば、もっと上手くいくの!(弟は、他の男と比べて普通の恋愛が、無理なら姉の私が、相手探すしか無いじゃない??)」
高子が、主にケイスケの協力をするのは、同情心からだった。
そして、その3日間キャンプの日。
場所は、テントが、至る所に張り巡らされていて、料金さえ払えば、誰でも自由にキャンプが、出来る場所だ。
わざわざ、客が、用意しなくても済む為、ホクテカ町では、大人気の場所である。
高子は、前日から自身の車を、スタンバイさせている。
駐車場も、料金さえ払えば、車を停めていても、OKである。
小学校では、バスを使ってキャンプしに来た。生徒達は、リュックの中に必要最低限の物を、詰めてきた様だ。
キャンプの近くには、ホテルもあって、そこで、泊まる事も出来る。
高子「キャンプは、朝9時〜夕方の4時まで、自由に使えます!その後は、近くのホテルで、泊まる。これが大体の流れよ?分かった?
昼からは、皆で、手作りのカレーライスを、作ります! その時間までは、自由に、遊んでOKよ。昼になったら、先生のいる所に、戻る様に。
テントは、汚したり、穴開けたり、乱暴に、扱わない様にね!?私物じゃないんだから。」
カズトラ「なぁ〜?どこ行く〜?」
千冬「あっち!」
マイキー達は、自然多い場所で、はしゃぎ回る。
しばらく、満喫する。
そして、昼のカレー作り。生徒達皆で、ジャガイモの皮を剥いたり、人参の皮を剥いたり、玉ねぎの皮を剥いたり、包丁で切ったり。
煮込んで、ルゥを入れるのは、高子先生の役目だ。
高子(ふふ、カズトラ君のカレーにだけ、睡眠薬を入れるわ。)
カズトラ「美味しぃ〜!」
マイキー「うん!」
千冬「うまうま!」
マイキー達は、すぐに、平らげる。
カズトラ「ふぁ〜〜、何だか・・・眠くなってきた。眠・・・い。」
「トサッ(カズトラが、地面に倒れる音)」
マイキー「おい!どうした?カズトラ、起きろよっ!?」
千冬「駄目だ、寝てる・・・。」
高子「コラ!無理やり、起こさないの!?きっと、疲れるぐらい、遊んだのね?先生が、ホテルの方へ、寝かせるから、大丈夫!!
アナタ達は、二人で、遊びなさい?」
マイキー「・・・。」
千冬「はーい!」
ホテル名「ホワイドール」
高子は、カズトラを、腕で抱えながら、移動する。
高子(よし、上手くいったわ!キャンプの日にして、正解ね?
後は、カズトラ君を、リュックの中に入れる。これで、バッチリね!)
ホテルに、事前に置いて用意した、大きめのリュックの中に寝てる、カズトラを詰め込む。
高子(そして、スタンバイした、車の元へ・・・。)
高子は、カズトラを、車の中に用意した、別の鞄に移し変える。
これも、大きめのサイズだ。その後は、車の一番後ろにカズトラを、トランクに入れて、近くを、パトカーでパトロールしてる友久に「ワン切り」で、知らせる。後は、高子は、その場を離れてOK!
高子は、皆のいる元へと戻る。
友久は、ワン切りの合図と共に、ホテルの駐車場へ、到着。
友久「高子の車だ!?後は・・・」
用意していた、高子の車のキーを使って、トランクにあるカズトラの入った鞄を出すと、今度は、友久が、自分の車へと移す。
そして、そのままホテルを、離れて自宅へと、向かう。
自宅のドア前に、カズトラ入りの鞄を置いて、ケイスケにワン切りで、知らせる。
友久は、再びパトロールに、戻ればOK!
ケイスケ「!知らせが、来たな。」
玄関まで行き、カズトラ入りの鞄を手に入れ、ケイスケの部屋に、運ぶ。
中から、寝てるカズトラを、取り出し、ベッドの上に乗せる。
ケイスケ(眠ってる。目隠し、させておくか。今までの男児は、殺しちまったから、今度こそ上手くいきてぇな・・・。)
カズトラに、目隠しをさせて、手もロープで、後ろ手に結ぶ。
その一方で、キャンプでは、カズトラがいないと、騒ぎになっていた。
マイキー「嘘・・・だろ?」
千冬「カズトラがっ!?」
カズトラの方ではーーーー・・・
カズトラ「(ん?あれ、見えない。視界が・・・。)マイキー、千冬?高子先生っ??」
ケイスケ「!か、カズトラ君!?」
カズトラ「えっ、誰っ??」
ケイスケ「静かにっ!俺ね、小6のケイスケ。」
カズトラ「け、ケイスケさん・・・??」
ケイスケ「気づいたら、知らない所で、監禁されてたんだ。」
ケイスケ「君より、早くここにいる。犯人は、二人。」
カズトラ「二人・・・?」
ケイスケ「ご飯を、食べさせてくる奴と、性的行為する奴。」
カズトラ「えっ・・・ヤダ!そんなのっ・・・」
ケイスケ「一人は、家にいて、もう一人は、外で仕事。」
カズトラ「え?じゃあ、俺は、今監禁されて・・・??え、いつの間に!?マイキーと、千冬の二人はっ!?」
ケイスケ「犯人の話によると、その二人の事は、知らない。カズトラ君の事だけ、話されて、二人で、仲良くしておけって。」
もちろん、この話は、全てケイスケの嘘だ。
次の日。
マイキー「な?千冬。高子先生、怪しくねーか??」
千冬「だからって、勝手に、高子先生の車に、近づいて!?」
マイキー「見ろよ!?車の助手席に、カズトラのビーズがある!黄色の!カズトラは、一度、高子先生の車に、載せられた証拠だ!」
千冬「嘘!?何でっ・・・先生の車に!?」
マイキー「名前の「か」の字も、彫られてる。間違いねー。あの女・・・。」
千冬「でも、何で、先生がそんな事?」
マイキー「多分、先生はーーーー・・・犯人の言いなりになってるんじゃねーか?今、先生は、授業中だ。千冬、今の内に先生の家に行くぞ!?
もしかしたら、カズトラは、そこにいるかもしんねー!」
「タタッ(マイキーの走り出す音)」
千冬「おう!」
千冬も、マイキーの後を、追う。
その頃、ケイスケと、カズトラはーーーー・・・。
カズトラ「ケイスケさんは、犯人と顔見知り?」
ケイスケ「いや、実はさーーーー長い事、ここにいるけど、犯人の顔も声も、聞いた事ねーんだ。あっちもあっちで、バレたくねーんだろ?
声出すにしても、声を変える機械を、使われたりする。
殺されたくなけりゃあ、犯人の言いなりになるしかねー。俺は、ずっと、そうしてきた。」
カズトラ「親の元に戻りたくないんですか!?一生ここにいろって・・・。そんなの、酷すぎる!」
ケイスケ「しっ!静かにしろって?犯人に聞かれる!」
カズトラ「ご、ごめん!」
ケイスケ「大人しくしてる方が、身の為だ。逃げたら、それこそ、バレたら命取りだ。死にたくないよな?」
カズトラ「・・・・・・。」
バジ家に、マイキーと千冬が、姿を見せる。
マイキー「ここが、高子先生の家だ。父さんの友久も、警察の仕事中。
調べるなら、今だ!」
千冬「・・・(苦笑い)でも、どーやって、中に入る?サッカーボール、持ってきて?」
マイキー「そのボールが、必要なんだ!いーか?千冬、ボールで遊んでるふりして、ワザと、窓のガラスを割る!中に入ったボールを、取るふりして、その間、カズトラを探すんだ!?」
千冬「なるほどー。その手があったか!」
「バリーーーン!(窓ガラスが、ボールで、割れる音)」
ケイスケ「!?(何だ・・・?下で、窓が、割れる音?こ、声がする?誰か入って来た!?)」
急いで、ケイスケは、カズトラの耳に、イヤホンを掛けて、音楽を、聞かせる。
ケイスケ(誰か、入ってやがる。と、トイレに二人で、隠れねぇと?カズトラを連れて・・・。)
トイレは、一階と2階にそれぞれあるので、ケイスケは、2階のトイレにカズトラを抱えて、中で鍵をかけて、大人しくする。
マイキー「どーだ?千冬?カズトラは、そっちにいたか?」
千冬「こっちの部屋には、いない。」
マイキー「全部の部屋を、見て周るぞ?見つけんぞ!」
千冬「おー!」
仕事中の友久の携帯に、メールがきた。
友久(ん?ケイスケからだ。何だとっ!?家に誰か、入ってる?よし、自宅に行くか。一体、何事だ。)
ここの田舎町、ホクテカでは、唯一村の警察官は、友久だけだ。
そうとも知らず、マイキー達はーーーー。
マイキー「変だな、カズトラ、見つからねー。」
千冬「どこだぁ〜??」
ケイスケ(何なんだよ!?コイツらっ・・・まさか、カズトラの友達のマイキーと、千冬って奴らか?マジかよ!?)
その時ーーーー・・・
友久「君達!?何をしている?そこでっ・・・!」
マイキー「あっ・・・。」
千冬「!ごっ、ごめんなさい!ボールを、取りに入ってて・・・!?」
マイキー「サッカーしてたら、窓割っちまって。」
千冬「すっ、すみません!(泣)」
友久「あぁ〜、もういい!これからは、気をつけなさい!?」
マイキー&千冬「はいっ!」
二人は、残念そうな顔で、外に出る。
マイキー「カズトラ、見つからなかったな?」
千冬「うん。いなかった。でもさ、大体の部屋を、確認して思ったけど。」
マイキー「ん?」
千冬「高子先生の家って、二人で住んでる割に、部屋のベッドが、多くて3って、変だよ。」
マイキー「!そうだな、それに一つだけ、開かねぇドアあったし。」
千冬「何か、怪しいよな?まだーーーー・・・。」
マイキー「・・・・・・。」
謎は、残った。
それから、2年の歳月が、経つーーーー・・・
ケイスケ(もう、十分だ。カズトラ君は、開放しよう。満足出来た。顔を、見られてねぇから、返せる。)
その夜、ケイスケの指示で、友久と二人で、カズトラ君を、大きめのダンボールに入れて、外へ運び出す。
途中までは、車で運んだ。
カズトラ(何だろ?何か、揺れて動いてる。)
相変わらず、カズトラは、目隠しされ、手は、ロープで縛られたまま。
ケイスケ(じゃあな、2年間・・・楽しかったぜ?)
ケイスケは、ダンボールに入る、カズトラに別れを告げ、置き去りにして友久と、車に乗り込み、その場を、離れる。
次の朝。
地元民1「みろ、見慣れないダンボールだ。」
地元民2「中に、何が入ってる?」
カズトラ「(声がする!?)だ、誰かぁーーーー!?」
耳は、聞こえるので、カズトラは、デカイ声を出す。
その後、地元民の発見によって、カズトラは、親元へ戻ったがーーー・・・。
警察官の友久には、事情聴取される。
カズトラ「え?犯人の事??顔は、分かりません。でも、犯人は、二人いて、もう一人、ケイスケさんって子も、監禁されてたよ。」
友久「そうか。辛かったね?もう大丈夫。これ済んだら、すっかり元通りだ。」
カズトラ「はい・・・。」
しかし、その後、分かったのは・・・このホクテカ町に、ケイスケなんて生徒は、いないという事だった。
カズトラ(そんな!?じゃあ、あの子は一体ーーーー!?)
友久(よし、上手くいったな。)
そして、その後、ケイスケは・・・。
ケイスケ「父さん、姉貴、俺・・・ここを、離れて都会で、生活する事にする。今まで、迷惑かけてごめん!もう、大丈夫だから。」
友久&高子「!」
こうして、ケイスケは、ホクテカ町を、離れたーーーー・・・。
マイキー「カズトラ、生きてて良かった!」
千冬「もう、死んでるかとばっかり・・・。」
カズトラ「うん!また、こーして、会えて良かった!?でも、謎があるんだ。」
マイキー「犯人、友久と高子じゃねーのか?」
千冬「家に俺ら、入ったんだぞ!?」
カズトラ「いや、犯人の顔・・・見てないんだ。それに、声もよく分からなくて。もう一人、ケイスケって子も、監禁されてて、大体は、その子と会話しまくってた。でも、ケイスケって、地元民じゃなくってさ?
別の町から、さらわれた子なのかな?」
マイキー&千冬「!」
マイキー「声を、出さないのは、カズトラと、知り合いだからじゃあ?」
カズトラ「うーーん、よく分からない。」
その後、当然、犯人逮捕は、進む訳なかった。
友久が、共犯者だからーーーー・・・。
それからまた、月日は、流れて・・更に1年後。
マイキー「本当に、出ていくのか、カズトラ?」
カズトラ「うん、ごめん。事件のせいでPTSDが、酷くてさ。もう、地元には、いられない。」
マイキー「分かった、離れても、仲間だからな!?」
千冬「いつでも、戻って来いよ!」
カズトラ「うん!」
カズトラは、都会の町「ウッドラッド町」へ、やって来る。
一人暮らししながら、仕事の為・・・ペットショップ「ペケハウス」に、務める事にした。
店の従業員1「新しく、入って来た、カズトラ君です、仲良くする様に!」
カズトラ「初めまして!羽宮 カズトラです!動物好きです!仲良くして下さい。都会で、暮らすのも初めてで、緊張してます。」
ケイスケ(かっ、カズトラ!??何でここに!たまたまか?)
驚いた表情のケイスケ。何と、ケイスケも、このペットショップで、働いていた。
偶然、越してきたのも、この町だ。
ケイスケ「け、ケイスケです。よろしくっ・・・。」
カズトラ「え!?あれ・・・その声って?け、ケイスケさん!?もしかして、一緒に、監禁されてた!?あの後、犯人に開放されてたの?」
ケイスケ「あっ、あ〜〜〜〜!そうなんだよ!?会えるなんて、すげ〜な、こんな偶然(汗)これから、よろしく。カズトラ君?」
カズトラ「うん。でも、あれ?何か、年齢が、だいぶ年上だね(汗)」
ケイスケ「あん時は、小学6って言ったけど、あれ、嘘なんだ。何でかって、本当の情報を話すなって、犯人に脅されてたから・・・。それで、無事こうして、開放されたんだ。許してくれよ?」
カズトラ「別にいいよ!また、会えて嬉しいから。」
ケイスケ「カズトラ君・・・。」
こうして、偶然の再会を、果たした二人は、ペケハウスで、働き始めたと言うーーーー・・・。
ブラックコスモ「へっへっへっ〜。今回は、ケイスケを、悪人にしてやったモ〜!これで、ますます、エネルギーを食べて大きくなれるモ〜、モグモグ(悪エネルギーを、食べる音)」
完結
次に投稿する作品の設定紹介!
今回登場する、マイキー達の年齢は高校生(2年)設定。
原作の三ツ谷とドラケンも初登場します!そして、パ〜ちんも!
主人公・花垣 タケミチも出ます!(やっとか。)しかし、タケミチが主役って、感じの作品でも無かったです。(読んでると。)
橘 ナオトも登場します。(橘 ヒナタの弟)
また、ケイスケ母や、カズトラ母も出ます(笑)
大体が、登場するキャラ人数ですかね?
今回は、ブラックコスモの力によって、またケイスケが悪人になっています。
タイムリープはナシ。
じゃあ、別の日に投稿します。ここまで、読み進めてる方いたら、ありがとうございます!!
ケイ君の作品を楽しんでね!?では(消え)
タイトル【東京リベンジャーズ〜ばじとらふゆ〜】
2007年、東卍からバジ&カズトラ&千冬が消えた。
その頃のマイキー達は、高校2年生。最初に消えたのは、カズトラだ。
マイキー「なぁ?バジ、カズトラとメールが、繋がんねー。そっちもか?」
ケイスケ「あ、そういえば、これ・・・俺の家に届いてた。手紙!?」
マイキー「カズトラからか?何って?」
ケイスケ「えっと、「バジへ 家出しようと思う。前から考えてて。」」
マイキー「はっ?家出っ??」
ケイスケ「「理由は、親と上手くいってねーから!場所は、ネットで知り合いになった奴の所にいる!バジや千冬に頼ると、すぐバレるからさ〜?マイキー達にも、よろしく!手紙のやり取りは、バジとならOK!でも、親にバレたくないから、詳しくは、言わねーけど。カズトラより。」」
マイキー「はっ!?き、急だな!?カズトラの家、そんなに上手くいってねーのか!?」
ケイスケ「あ〜、いってねーよ。俺には、そう言ってよく、愚痴こぼしてた。」
マイキー「戻って来んのか?その内。」
ケイスケ「今は、分かんねー。けど、安心しろ?手紙のやり取りは、こっちで、続けておく!その都度、マイキーにも内容を、知らせるから。」
それから、2ヶ月が経ち・・・。
マイキー「カズトラ、どうしてる?」
ケイスケ「また、手紙きてさ?それによると、ネットの奴が、とある組織の奴で、仲良くなったから、もう東卍辞めて、こっちの組織で生きてく。じゃあ!だと。」
千冬「えっ!?カズトラさん、東卍辞めるって!?」
マイキー「まっ、マジかよ!」
ケイスケ「新しい所で、チーム入りするって。」
千冬「バジさん、いいんスか!?」
ケイスケ「いいも何も、アイツがもう、選んだ事だから。」
マイキー「何って、組織だ?」
ケイスケ「それが、書いてねーんだ。組織名。カズトラも、気まずいからかもしれねぇ。」
マイキー「近場か?」
ケイスケ「さぁな?カズトラ、もう、来ねーかもな。東卍には・・・。」
マイキー「何だよ、アイツ。勝手な奴。ま、前から、そーいう所あったけど。たくっ・・・。」
ケイスケ「カズトラが、元気ならそれでいいよ。
組織同士、今の所は、やり合う展開じゃねぇんだし?対決になると、しんどいけどな。バラしちまうと、場所は、特定されたくねーから、組織名を、伏せてんだ。家出中だから。」
千冬「え?じゃあ、バジさん・・・手紙の住所も、カズトラからきた便箋は、破り捨ててんスか?」
ケイスケ「まーな。カズトラから、届いたヤツは。隠してぇから。カズトラの奴が教えるなって、しつけーからさ?だから、俺しか知らねー(笑)」
それから、また一ヶ月後の5月。
千冬「バジさーん?どうしたんです?メール見ました。何です?大事な話って。」
ケイスケ「あ〜、千冬にだけ、教えたくて。」
千冬「何を・・・?ですか。」
ケイスケ「それは、これから教える。ついて来てくれねーか?」
千冬「何処ですか?」
バジに連れられ、とある家に、やって来た。
千冬「ここ、ですか?うわぁ、知らない家。」
ケイスケ「さ、中入って来い。」
「ガチャ(玄関のドアを、開ける音)」
千冬「あの、バジさん?ここって、誰の家なんですか?」
ケイスケ「いーから、こっちだ。」
千冬「あの、話って何ですか?一体、いつしてくれるん・・・、」
奥にある部屋に入ると・・・
カズトラ「!ちっ、千冬!?」
千冬「え?か、カズトラさんっ!?」
ケイスケ「・・・・・・。」
千冬「何でここに?バジさん、ここって、カズトラさんの家なんでスか?」
ケイスケ「あぁ、そうだよ。監禁部屋なんだ。」
千冬「え?バジさん、今何って・・・?」
カズトラ「千冬!逃げろっ!」
千冬「え?何がっ!?・・・ハッ?」
「ドゴッ(千冬の頭が後ろから、殴られる音)」
千冬(えっーーーー・・・?あ、目の前が・・・暗く・・・)
「ドサッ(千冬が床に気を失い、倒れる音)」
カズトラ「何でっ!?何で、こんな事するんだよ!?バジ?千冬までっ・・・えぐっうぐっ(涙)」
ケイスケ「お前の為、だろ?カズトラ。仲間増えて嬉しいだろ?それまでは、俺と二人だったからな?」
カズトラ「こんなこしてくれなんて、頼んでねーよ!?うぐぐっ・・・(泣)」
ケイスケ「カズトラ・・・。」
その後、千冬は、寝かされていたが、一気に跳ね起きる。
千冬「ハッ!?えーと、ば、バジさ・・・んっ!?あ、あの、これっ一体、何ですか!?意味が分からないんですがっ!?」
ケイスケ「あーーっと、今から、説明する。」
千冬「え?何の・・・説明ですか?え?何で、さっき、殴ったんですか?」
ケイスケ「千冬。まぁ、カズトラに聞け。」
千冬「は、はい?」
カズトラ「俺は、バジに、監禁されてたんだよ。」
千冬「え?ますます、意味が、分からないんですけど?ええ??何で、バジさんが!?」
カズトラ「まだ、分かんねーのか!?あの手紙の内容は、バジに書かされた、嘘っぱち!本当でも、何でもねーよ!?全部っ!!」