ケイ君用の作品だけを載せるスレです!
ついに作りました。今までの東京リベンジャーズの
二次創作は、ここに集結させます。
東京リベンジャーズが好きな方や東京リベンジャーズを
まだ、知らない方も読んでいってね(・∀・)
話のテーマは、それぞれ色んな世界観設定が
盛り込まれてるんで、色んなのを楽しみたい方も
オススメです。
その電話の内容を、たまたまケイスケは、聞いてしまう。
ケイスケ(キサキの電話の相手は、半間?どういう事だ?コイツ、あっちと、繋がってるのか?)
その電話内容を、不審に思ったケイスケは、千冬とカズトラとキジネコを
、呼び出す。
千冬「何ですか?バジさん、話しって?」
ケイスケ「仲間のキサキは、もしかしたら、敵かもしれねぇ。そこで、
お前らに頼みがある。とある、演技をしてくれ。」
次の日、朝の集会。
千冬「マイキーさん、話しがある。カズトラさんは、ウラでキジネコを虐めてんだ。」
カズトラ「!」
マイキー「虐め?」
カズトラ「千冬っ!?ふざけんなよ!?」
千冬「こんな奴、出ていくべきだ!!」
カズトラ「あぁ、分かったよ、出て行けば・・・いいんだろ?
じゃあな、マイキー、バジ?」
マイキー「カズトラ!?」
ケイスケ「千冬っ、何もこんな、皆の前で言わなくたって・・・、失望
したぜ。俺も出ていく。サイテーか、お前?」
千冬「えっ!?バジさんっ・・・待って下さい!?」
ケイスケ「うるせーっ!出ていく!」
「ドッゴッ(ケイスケが、千冬をボコる音)」
千冬「ううっ・・・こんな事になるなら、言わなきゃ良かった!
ごめん!マイキーっっ。」
キジネコ「ボクのせいです〜!」
マイキー「・・・・・・・・・。」
バジとカズトラは、東京卍を出て、バルハラに行った。
そのバルハラではーーーー・・・
シュウジ「バルハラに入りたい?元東卍メンバーが?理由は?」
ケイスケ「喧嘩する為、あっちと仲間割れしたんだ。元東卍とか、
今はどうでもいい。」
シュウジ「(ま、キサキからはメールでOK貰ってる。)OK!
いいぜー?」
ケイスケ「ここが、バルハラか。ん?あの二人・・・」
シューヤ「!」
ケイスケ「キサキ テッタ?何で、お前がバルハラにいるんだ!?」
シュウジ「違う違う、コイツはキサキの弟。」
シューヤ「弟つっても、仲良くねぇよ!兄貴とは・・・。シューヤだ。」
ナガレ「・・・・・・ナガレ。」
カズトラ「へぇ〜?ここのグループ、小学生いる?」
シュウジ「あぁ〜。グッチとレンジにシュートな?」
カズトラ「何で、小学生?」
シュウジ「コイツらは、家の中でも居場所がねぇのさ。ま、親からの
虐待とかでさ?」
カズトラ「!」
シュウジ「暴力振るわれてたり、してな?」
ナガレ「グッチ、こっち来いよ。」
グッチ「は、はい。ナガレさんっ・・・。」
(BL注意)
人が、周りにいないのを確認して、ナガレはグッチに性的なイタズラをする。
ナガレ「いいか?この事は、誰にも言うなよ?いつもの事だもんな?」
グッチ「・・・・・・っっ。」
ナガレ(こういう奴は、家で脅されてるから、すぐ言いなりになる。
チョロいもんだぜ。)
グッチ(父さんに暴力振るわれても、ママは言うなって・・・だから、
こーいう事されても、言っちゃダメなんだ。)
ナガレ「ふぅ・・・。」
行為が終わると、ナガレはすぐにその場を離れる。
ナガレ「ん?」
カズトラ「あっ!」
ナガレ「あれ?新入りのカズトラ君、ココで何してんのかな?」
「ガシッ(ナガレが、カズトラの肩に、腕をかける音)」
カズトラ「あのっいやっ・・・そのっ!」
ケイスケ「おい、カズトラに何してんだ?」
ナガレ「おーう、元東卍のバジ?」
そして、その様子を更に伺っていた半間は、何処かへ電話をかける。
シュウジ「もしもし?キサキか。ん?今、バジとカズトラ、こっちだ。
あぁーバレない様にしないと。ん?あの二人が本当に東卍の敵か、知る為に良い方法ある?どーいうのだ?
弟のナガレを利用する?分かった。アイツは、同性愛者だ(笑)」
ナガレ「(ん?半間兄から、メールか。ワザと性行為しろって?バジ達の本音を、探る為に?)」
ナガレは、口元に、不気味な笑みを、浮かべる。
「ドサッ(ナガレが、カズトラを、押し倒す音)」
カズトラ「えっ??」
ケイスケ「(何だっ!?コイツっ・・・カズトラに何してっ!?ヤベェ行為しようとしてる・・・)ナガレ!お前っ・・・ハッ(待てよ?わざわざ目の前でやるか?
まさかーーーーコイツ、俺を試してる?だとしたら、今取るべき行動は・・・。)」
考えた末のバジの決断は・・・。
ケイスケ「待ってくれ、ナガレ。ヤルなら、カズトラじゃなくて、その・・・俺にしてくれ?」
ナガレ「(あれ?キレると思ったら、何だ?)ん〜、まぁ
どっちでも、いーけど?」
ケイスケ(本音探る為にわざわざ、こんな事まですんのか?キサキの奴っ・・・!そうか、もしココで暴力振るえば、その件で俺とカズトラを、バルハラから追い出せる。)
シュウジ「キサキ?今、ナガレからメールきて、バジとやってるって。ははっ、最高だぜ!?」
シューヤ(ナガレ、そもそも・・・前から、)
回想。
シューヤとナガレとの出会いは、小学生の頃に遡る・・・
シューヤ「ナガレ、お前だろ?いつも、机にこんな手紙
いれてんの!?何だよっこんな、女の子みたいの!?
女の子からかと、思ったじゃん!その服もリボンって(汗)」
ナガレの外見は、この頃から変わらず、
ツンツンヘア〜ではあるが、リボン柄のピンク色の服を
男であるにも関わらず、着ている。
彼のトレードマークは、リボンなのだ。
ナガレ「・・・シューヤ君と、友達になりたくて。とっ、友達にっ!」
顔を、赤くするナガレ。
シューヤ(最初は、関わるの面倒だった。ただ、ナガレはどこか、憎めない奴で・・・)
中学生1年になると。
ナガレ(へへっ、薬を手に入れた!よし。)
シューヤ「ナガレ、用って何だよ?お前ん家で。」
ナガレ「これ、作った。食べよ!」
シューヤ「オムライス?」
食べてすぐに、眠くなった。
シューヤ「んっ!?何だか、眠いな?」
この頃から、既にナガレの性的イタズラは、始まっていた。
シューヤが、目を覚ますと・・・。
シューヤ「何で、眠ってた!?」
ナガレ「こっちも眠ってた。このオムライスに、何か入ってたとか?いつの間に?泥棒かな?あれ、財布の金がねーよ!盗まれた!?」
シューヤ「マジかっ!?ナガレ?あれっ?こっちの金も無いっ!?」
シューヤ(最初は、ナガレの話を信じてたが、2回目も・・・)
ナガレ「また、作った!今度はハンバーグ!」
シューヤ「なぁー?また何か、入ってねーか?こん中。」
ナガレ「分かった、先に食べる!バクバク(ハンバーグを食べる音)」
シューヤ「・・・。」
ナガレ「食ったぞ?綺麗に半分!」
シューヤ「よし、じゃあ〜!バクバク(ハンバーグを食べる音)あれ?また、眠く・・・。」
ナガレ(へへっ!半分の方だけ、入ってる(笑))
シューヤ(繰り返されて、嘘だって気づいて・・・それでも、)
ナガレ「さっき、こっちも眠くなってた!」
シューヤ(ナガレの事は、嫌いになれない。悪気も無く、こんな嘘をついて、ナガレの目的もよく、分かんなかった。)
回想終了。
ナガレとバジの性的場面に戻る。
ケイスケ(うっ・・・。同性愛者がいたのか。カズトラだけは、守んねぇと。)
カズトラ(バジ・・・、ごめん。)
行為終了後。
ケイスケ(が、半間と、キサキの繋がりは・・・この後もなかなか、掴めない日々が、続いた。シッポ見せねーなぁ?)
そんな、ある日・・・。
ケイスケ(ん?これは・・・半間の携帯?)
ケイスケ(待てよ?こんな所に?これも罠か。もしかして、どこかで
見られてる?)
不審に思ったケイスケは、半間の元へ行き・・・
ケイスケ「お〜い、半間?これ、お前のか?」
シュウジ「お、ありがと。」
ケイスケ(どんどん、罠だって思いはじめると、下手な事出来ねぇ・・・。クソッ!キサキの奴!?)
キサキ「フッ・・・。」
シュウジ「もしもーし?キサキ?バジ、何もやってねぇよ。フツーに
戻してきた。」
ケイスケ(ただ、こんな罠やるってだけで、半間が何か、キサキとの事を
隠そうとしてるからだよな?こんな罠やるのが、そもそもおかしいんだよ。やっぱり、キサキは、半間と繋がってやがる。)
血のハロウィンの日。
キサキ「シューヤ、久しぶりだな?」
シューヤ「兄貴・・・?」
キサキ「話があって、来た。」
シューヤ「何だよ、話って?」
そして、血のハロウィンの日。
東京卍・100人。
バルハラ・300人。
ついに、決戦が、始まろうとしている。
時間通りの、昼11時にそれぞれの、族が集結する。
「ドン!(マイキー達と半間達が、互いに向かい合う音)」
ケイスケ「(ん?そういえば、シューヤがいねぇ?来てないのか?ここに。キョロキョロ(周りを見渡す音))なぁ、半間?シューヤは、何処だ?」
シュウジ「あー、シューヤは、怪我して今日は、無理だそーだ。ハリキリ過ぎて、腕を怪我した。バルハラのアジトにいるよ。」
ケイスケ(まぁ、いい。俺は、今日戦うのは、キサキだけをこのバットで
、殺しに来たんだ。)
マイキー「バジ、頼むから、戻って来いよ?戦いたく・・・ねーんだ。」
ケイスケ「マイキー。悪い、それは出来ねぇ。」
マイキーは、バジに対して、悲痛そうな表情を、向ける。
シュウジ「キサキ?本当にいいんだよな?」
キサキ「・・・・・・(無視)」
マイキー「喧嘩だ!!」
ついに始まった、東京卍&バルハラの戦い!
「ドゴッッゴッ(千冬が、バルハラの相手を、殴る音)」
「ドガッ(マイキーの足技が、炸裂する音)」
ケイスケ(キサキは、どこだ?いた!)
「ゴッ(バットを、キサキの頭に、当てる音)」
ケイスケ「キサキーーーーっ!?」
「ドサッ(額から血を流し、キサキが倒れる音)」
ケイスケ(殺ったか・・・?)
「ピリリリリ(カズトラの携帯が、鳴る音)」
カズトラ「ん?誰から?もし?」
シュウジ「カズトラ君・・・、バジ君がキサキを殴ったよ?バットで。
本当はキサキも、バルハラの仲間だったんだ。」
カズトラ「!?」
シュウジ「どーしてくれんのかな?今、バジの近くにいる。ナイフで刺そうかな?いや、カズトラ君が、マイキー刺すなら、バジは助けてもいいぜ??」
カズトラ(ど、どうしようっ・・・バジとマイキー、両方を・・・)
「スチャ(カズトラが、折りたたみナイフを、取り出す音)」
カズトラ「あぁーーーーーーーーっ!!」
マイキー「?」
ケイスケ「!?」
周りは、カズトラの声に驚き、視線は、カズトラを向く。
「ポタッ・・・ポタッ・・・(カズトラの腹から、血が流れる音)」
ケイスケ「かっ、カズトラっ!?何してっ・・・??」
カズトラ「うっ・・・うう。」
シュウジ(何故だっ!?何故、カズトラが、自分を刺すっ!?)
隠れながらも、動揺する半間。
カズトラ「バジもっ・・・マイキーも、両方・・・殺せないよ。
うゔ〜〜〜〜〜・・・。」
ケイスケ(なんだ?一体、何が起きた!?カズトラ?何してっ!?)
「ドサッ・・・(カズトラが、地面に倒れる音)」
マイキー「おい、嘘だろ?カズトラ・・・。」
キジネコ「何でっ!?カズトラさん!!」
千冬「!??」
ケイスケ「か、カズ・・・トラ?」
「ポタポタ・・・(ケイスケの目から、涙が流れる音)」
ケイスケ「カズトラぁぁあああああ!!」
千冬「バジさん?何が・・・起きて?」
ケイスケ「千冬ーーーー・・・俺も分かんねぇ。(キサキは、倒れてる、だったら、キサキには何も出来ねぇ。半間?半間がいない!?
ナガレは?いた!って事は、いない半間が、一番怪しくねぇか??)
半間ぁぁああ!!?」
シュウジ(ヤベっ(舌出し)今、出て行けねー。)
ケイスケ(何が起きたっ!?刺したのか?刺されたのか?分かんねぇ。
とにかく、何が起きてる??何だ?一体・・・。)
マイキー「もうっ、喧嘩は止めだっ!死者が出て、東京卍は戦えねー!
心がストップしてんだ!?聞けよっ!バルハラ!?ハロウィンは、終わりだっ!戦いは!」
血のハロウィン、・・・死者2名。
キサキ&カズトラ。
二人の葬式が、行なわれたがーーーー・・・。
カズトラの葬式には、ケイスケと千冬とキジネコ、そこにマイキーが姿を見せる。
ケイスケ「ま、マイキー・・・。」
マイキー「・・・・・・もっと皆で、思い出・・・増やしたかったな?
カズトラと・・・。」
マイキーの顔からも、涙が溢れる。
その言葉を聞き、3人も涙を流すーーーー・・・
「ポタポタ・・・(3人の涙の音)」
葬式には、無邪気な表情のカズトラの写真が、使われていた。
一方、バルハラでは・・・・・・。
シュウジ「葬式、終わったな?キサキの・・・」
ナガレ「・・・・・・まさか、殺されるなんて、シューヤの兄貴が。」
シュウジ「いや?キサキなら、生きてるぜ?な、そーだろ?キサキ。」
ナガレ「ハッ(後ろを、振り向く)」
そこには、キサキの姿が・・・よく見ると、格好はシューヤだ。
ナガレ「キサキ、何でっ!?だって死んでっ・・・ハッ」
キサキ「死んだのありゃ、弟のシューヤだ。悪いな、ナガレ君?髪の色、互いに変えたんだ。アジトにいたのは、コッチ。初めから。」
ナガレ(そ、そんなーーーーじゃあ、死んだのは、シューヤだったのか!??)
完結。
タイトル【東京卍リベンジャーズ〜東リベ外伝〜バルハラ2】
ナガレ「ふざけんなよっ!?本当は、死んだのシューヤっ!?兄貴っ、知ってたのかよ!?こんなの知ってたら、反対した!!」
キサキ「・・・フッ。」
ナガレ「キサキ!テメェ?シュ、シューヤの事、好きだったんだよ!?(泣)」
シュウジ「な、ナガレ・・・。」
その後のナガレは、不安定になり、薬に頼る様になる。
ナガレ「はぁ・・・。」
シュウジ(ナガレ、薬をやり過ぎてる。このままだと、死ぬ気か?シューヤの元へ・・・。)
ナガレ「ん、んん?な、何だよっ・・・兄貴っ。」
シュウジ「性的な相手なら、してやる。だから、死なないでくれ?」
ナガレ「その言葉、本心・・・か?だったら、だったら、兄貴がキサキを殺してくれよっ!?それが無理なら、コッチが死ぬだけだっ!!」
シュウジ「ナガレ。・・・キョロキョロ。(周りを、見渡す音)」
(キサキに、聞かれてないか?この会話。)」
周りを確認して、キサキに聞かれてないと、安心した半間はーーーー・・・。
シュウジ「分かった。何とかしてやるよ。だから、それまでは、死ぬな?」
キサキ「半間?弟の件は、悪い事をした。まさか、ナガレがシューヤを、好きだって、知らなかったんだ。
見てると辛いなぁ?それで、考えたんだ。ナガレは、
シューヤの元へ逝かせてやった方が、幸せだって。」
シュウジ「?」
キサキ「これ、睡眠薬だ。半間から、ナガレに渡してこう言えよ?「これ、全部飲んだら、シューヤの元へ逝ける」って。」
シュウジ「!?」
キサキ「ナガレが死んで、警察に聞かれても、こう答えればいい。「弟に頼まれて渡した」って。」
シュウジ「いやな、キサキ?多分、ナガレは、そんな事しなくたって、死ぬ気だ。兄貴だから、分かる。」
キサキ「・・・・・・?」
シュウジ「・・・・・・。」
その次の日。
キサキ「半間?ナガレは、薬やってて、危険だから、それ系の更生施設に入れたら、どうだ?
このままだと、薬で死ぬかもしれなくて、危険だ。
治す方向に、向かわせるなら、施設がいいぞ?」
もちろん、キサキの目的はナガレを、遠ざける事。
本音では、無い。
シュウジ「・・・いや、遠慮する。」
キサキ「!」
キサキ(これまでは、乗ってくれたはずの半間が、何故だ?
弟のナガレが、それほど大事だってのか?・・・・・・っ。)
回想
半間兄弟は、親二人が、共働きでいつも、家では、兄弟二人っきりだった。
ナガレ「今日も父ちゃんと、母ちゃん・・・遅ぇな。」
シュウジ「あぁ・・・。」
夜遅くなっても、帰って来ない時があり、二人で眠る。
ナガレ「二人共、母ちゃんはナースで、父ちゃんは介護だから、今日も「夜勤」だって?」
シュウジ「二人で、寝るか・・・。」
いつしか、半間兄は、ナガレに性的な事を、する様になっていた。
ナガレ「??兄ちゃん、何してんの?」
シュウジ「父ちゃんと、母ちゃんの真似・・・。」
隠していたが、半間は、バイセクシャルで、この頃は弟と、訳アリな関係だった。
ナガレも兄から、同性愛を学び、シューヤに好意を持つ事になる。
半間だけは、周囲には隠し続けた。それを、キサキすら知らなかった。
恋愛には、受け身な所もある半間は、恋人が出来ず・・・弟のナガレと、性パートナーだった。
ナガレ「兄貴ばっか、ずりぃ〜。今日はこっちも!?」
シュウジ「ダリぃ〜けど、たまんね。」
そんな半間にとって、体の繋がりがある弟は、キサキ以上の存在だ。
シュウジ「ナガレ?ずっと、二人な?」
回想終了
ナガレ「兄貴、いつになったら・・・キサキを、殺してくれるんだ?」
シュウジ「準備が、必要だ。用心深い男だからな。睡眠薬で眠らせて、水死がいいか?少しでも疑われるのは、駄目だ。」
グッチ「あの〜、半間リーダー?シューヤさんが、来ないんです!連絡もスルーで。」
ここでいう「シューヤ」とは、もちろん、キサキの事だ。
グッチ「こんなの、珍しくないですかっ!?」
ナガレ「!」
シュウジ「シューヤが来ない・・・?(急に来ないのは、変だ。第一、こっちに、何も言わずに?まさか、キサキにバレて?
いずれにしろ、離れたって事は・・・もう信用されてない、か。)」
ナガレ「・・・・・・。」
シュウジ「グッチ、皆に伝えてくれ?しばらく、ナガレと二人で、遠くへ出かけてくるって。留守にする。」
グッチ「はい!」
「ダッ(グッチが、その場を離れる音)」
ナガレ「兄貴っ・・・どういうつもりだよ!?」
シュウジ「ナガレ?」
ナガレ「キサキが、急に消えるなんて、おかしーだろ!?キサキを、死なすのが、惜しくなって、言ったのかよ!?ワザと逃がしたなっ?クソっ!
ふざけんな!失望したぜ!?もういい。兄貴には、頼んねぇ!」
シュウジ(!・・・まさか、キサキの奴、これが目的か?ナガレとの仲を、悪くさせる?もし、そうならーーーー・・・)
ナガレ「じゃ〜な?」
シュウジ「待て!ナガレ・・・一人になるな!」
ナガレ「ついて来んな!?キサキの味方なら、あっち選べばいいだろ!?
」
シュウジ(ダリィ〜。感情的になって、周り見えてねー。今、一人になる方が、危険だってのに。)
ナガレ「ついて来んなって!?」
シュウジ「ナガレ・・・っ。」
「ゴッ(ナガレが、半間に、パンチしようとする音)」
「ヒョイ(そのパンチを、半間が避ける音)」
そんな、喧嘩中の二人にめがけて、何者かが銃を構える。
「パァーン!(銃が二人の間を通り、壁に当たる音)」
半間&ナガレ「!?」
半間は、急いでナガレの腕を掴むと、二人で建物の影に隠れる。
シュウジ「銃?どこからだ、上からだったか?」
ナガレ「今のって・・・??(明らかに二人を狙って・・・。兄貴は、裏切ってねぇのか!?じゃあ、誰が・・・。)」
「パンパァーン!(隠れる二人に向かって、銃を発砲する音)」
シュウジ「ここは、危険だ!建物の中に入るぞ!?」
ナガレ「あぁ!?」
シュウジ「(今の銃・・・2発同じくらいで、飛んできた?相手は、二人・・・か?)」
二人は、建物の中に入り、部屋を見つけると、そこで、身を潜める事に。
この部屋は、入口が右と左で、2箇所ある。
シュウジ「ナガレ、いーか?敵は、死なすな。銃を奪って、脅してロープで、縛る。」
ナガレ「!?」
「スッ(タバコの箱を出す音)シュポ(そのタバコに、一気にライターで、火をつける音)」
ナガレ「兄貴っ・・・?何してっ?タバコ??」
「スッ(タバコを、部屋という部屋の周りに、設置する音)」
シュウジ「敵の狙いがこっちなら、犯人は、ここの部屋に来る。
入口のドアに、隠れるんだ。」
相手が、入口のドアを開けると、隠れて丁度、死角になる。
タバコの煙で若干、視界も見えにくくする。
「ヒタヒタ(犯人の足音)ガチャ(ドアノブが、動く音)」
シュウジ「!」
ナガレ「・・・っ。」
「キィ〜〜〜〜(扉が開く音)」
犯人1(!?スモッグか?いや、タバコの匂いだ。どこから?)
「ヒタヒタ(犯人がドアから、中へ入ろうとする音)」
シュウジ&ナガレ「(今だっ!?)」
「ドガッ(犯人の後ろから、飛び蹴りをする音)」
その後は、犯人が、床に倒れる隙に拳銃を奪い、持っていたロープで
二人は、犯人を縛りあげる。
ナガレ「これで、良し・・・と。」
犯人二人「・・・・・・っ。」
ナガレ「んで、兄貴?コイツら、殺さないで、どーする?」
シュウジ「まぁ、見とけ?」
ナガレ「ん?兄貴、何して?それ、犯人の携帯っ・・・」
シュウジ「(キサキがもし、頼みこんだ相手なら。お?
あった〜。見ろ、ナガレ?このメール。)」
ナガレ「殺して欲しい相手の顔?送信者は・・・キサキ!?「成功したなら、金は30万だぁ!??明日、よろしくな。」キサキ?」
シュウジ「コイツらに頼んだのは、キサキで間違いない。族相手の中には、金さえ出せば、何でも言う事を、聞く奴いるからなー?」
ナガレ「・・・っっ!」
シュウジ「そこで・・・だ?今から、コイツらに成りすまして、キサキにメールを送る。」
ナガレ「え?何って?」
シュウジ「ターゲットは、二人死んだ。念の為、顔を近くで、確認して欲しい。OKなら、金の30万は、その時に受け取る。とさ!?キサキを、誘い出す!そこで、コイツらの銃を使って、キサキを撃つ!!ナガレ・・・、撃つ覚悟は、出来てるかー?」
ナガレ「あ、あー!!」
シュウジ(長くなればなるほど・・・、キサキを死なすのは、難しい。今、このチャンスしかない!?)
その頃、キサキの元へは、メールが届く。
「ピロリン(キサキの携帯の、メール受信音)」
キサキ(ん?ターゲットは、死んだ?よし、思い通りだ。半間には、悪いが・・・思い通りにならないオモチャは、いらない。
不要だ。フッ(顔に笑みを、浮かべる音))
その頃、半間達はーーーー・・・
シュウジ「キサキが、待ち合わせ場所を、返信してきた。明日、バルハラの第2アジトだとさぁ〜。」
ナガレ(第2アジトか。バルハラには、1と2のアジトがある。
1は、主にメンバー集会したり、話したりする場所。
2は、何かの物のやり取りや、仕事&金品のやり取りをする場所。)
シュウジ「時間は、昼の11時だ。ナガレ、今から準備だなー?」
ナガレ「おうよ!?」
シュウジ「まずは、コイツら二人(殺し屋)も、第2アジトに連れて行くか。ダリィ〜。」
その頃、東卍メンバーはーーーー・・・
マイキー「バジ?何で、カズトラは死んだ?ハロウィンの日。あの日、戦いに集中して、よく分かんなかったぜ?」
ケイスケ「・・・・・・。」
千冬「バジさんはっ・・・!バジさんは、カズトラとワザと、バルハラへ
行ってただけで、よく知らないはず!事情は。」
キジネコ「そうだにゃ〜、カズトラさんの死は、ほとんど予想つかないにゃ〜!?」
マイキー「ワザと?演技だったのか。裏切った?」
ケイスケ「全ては、キサキを、疑っていたからだった。アイツは、バルハラの半間と間違いなく、繋がっていた。俺とカズトラで調べる為に。
千冬とキジネコとの件も、その為だ。
死んだカズトラの携帯を俺は、見た。カズトラの母ちゃんに貰って。
息子と仲良くしてた、俺にって。ハロウィンの日。あの時間、最後に電話を、カズトラによこした相手は、半間の着信で、最後だ。
つまり、あの時・・・カズトラに、半間は、何か喋ってた。
カズトラは、死ぬ最後に「バジもマイキーも、両方殺せないよ」って、
言ってたんだ。つまり、カズトラは、俺とマイキーを守る為に!死んだんだって!?おかしいだろっ!!戦ってる時に、フツー電話よこすか!?
半間は、何か知ってるはずだ!!キサキに、頼まれたに違いねぇ!?」
マイキー「でも、バジ・・・その、キサキを、ハロウィンの日に殺したよな?カズトラのカタキは、成功したんだろ?」
ケイスケ「あぁ、殺した。でも、何か変だよな?あれから、バルハラは、大人しい。キサキの件で、半間が何も、仕掛けてこねぇ。
不自然な気がする。」
マイキー「!」
ケイスケ「弟のシューヤだって、兄貴の件で、キレてるはず。
これだけ、大人しいのは、変だ。」
マイキー「そーいや、バルハラって・・・あの後、行方?元いた所から、別の場所に移ったって?カズトラの件で、俺達・東卍の力に、怯えてるだけじゃー?本気出せば、コッチが勝つ!!」
ケイスケ「だと・・・いいんだけどな?」
千冬「・・・・・・。」
キジネコ「にゃ〜。」
マイキー「最近、聞いた話では、半間やナガレ、シューヤの姿を見かけないって。バルハラは、不自然な感じだ。
用心しろよっ!??」
「パサッ・・・(キサキのポッケから、カードが落ちる音)」
キサキ「おっと??ドナー登録のカードを落とした。ん?」
「ピロリン(メールの受信音)」
キサキ「メール?誰からだ?しゅ、シューヤ??誰のイタズラだ?いや、コレはーーーー・・・思ってた通り、か?」
次の日。
待ち合わせ場所と時間に、キサキは現れる。
キサキ「おい、来たぞ?死体は、どこだ?」
約束の昼、11時。
キサキ「?誰もいない、遅れてるのか?」
キサキの背後から、近づく半間とナガレ。
「パァーン!パン!(後ろから銃を発砲し、キサキの頭と首に、当たる音)」
シュウジ「殺ったか?」
ナガレ「シューヤのカタキだっ!?」
「パンパンパァーン(床に倒れるキサキに、尚も撃つ音)」
シュウジ「よし、銃のタマは空だ。後は・・・、この銃をコイツらのポッケに、入れる。」
犯人二人「ん〜ん〜。(首を、左右に振る)」
口には、ハンカチ。手は、ロープで縛られている。
シュウジ「キサキ・・・、お別れだ。」
「シュポ(タバコに、火をつける音)ポィ(タバコを、キサキの死体に投げる音)」
瞬く間に火は、キサキを、燃やしてゆく。
タバコの箱も、床に置き・・・
敵の口のハンカチや、ロープも外すと・・・。
シュウジ「逃げるぞ!?火が、建物にも燃え広がってきた?事前に建物の周りは、灯油かけといたからなー!」
第2アジトは、炎に包まれる。
ナガレ「へへっ!?やったぜ!兄貴?これで、自由だな!?(笑)」
二人の犯人達も、自分達の罪に恐れてか?逃亡。
次の日。
マイキー「おい!?聞いたか?バルハラのキサキの弟、シューヤが
昨日、アジトで、死んだって?銃で、撃たれて・・・?犯人はまだ、
見つかってねー。おい、バジ3トリオ!(バジと千冬と、キジネコの事)
弟のシューヤを、見つけ出して、殺したのか?」
ケイスケ「俺達は、殺ってねぇーーーー!何も知らねー!?」
千冬「そうですよ!?」
キジネコ「違うにゃ〜。」
ケイスケ「マイキーっっ!?冗談キツイぜ!??」
マイキー「・・・・・・っ。」
その後、半間とナガレは無事に、バルハラのアジト1に、戻る。
シュウジ「久しぶりだ。戻ったぜ〜?」
グッチ「あの!?半間リーダー!?昨日、その・・・シューヤさんが、殺されました!?」
シュウジ「東卍が、殺ったのか?」
シュート「いえ、まだ、分からないです。」
レンジ「銃で撃たれて、炎に焼かれて・・・怨恨かと。」
シュウジ「犯人を、見つけねーとなぁ!?」
しかし、当然・・・二人の犯人達は、自分達が疑われると思って、
必死に逃げている、最中だった。
外国へと、逃亡したらしいーーーー・・・。
死んだキサキの死体も、携帯も燃えていた為、分かったのは、銃で死亡と、DNAでシューヤでは無く、キサキだったという点だけだった。
全ては、謎に包まれる。
ナガレ「上手くいったな?兄貴?」
シュウジ「あぁー?」
二人は、キサキとシューヤの墓の前にいる。
ナガレ「シューヤ、天国でキサキとは、会えたか?」
その後、半間とナガレは、警察の前では、「東京卍の誰かなら、やりかねない」っと、平気で主張した。
キサキの体には、合計・・・8発のタマが、ブチ込まれていて、
警察は「恨みによる犯行」と予想。
タマから、銃の種類は分かったが、それだけでは、犯人にたどり着けず、
事件のアリバイを、調べたりしながら、色々な者に聞きまくるが、
銃とアリバイだけでは、犯人は掴めずーーーー・・・
逮捕までには、ならなかった。
マイキー「警察から、聞いたぜ?あれ、シューヤじゃなくて、キサキだって?ハロウィンで殺されたのは、キサキじゃなくて、シューヤだった?
気づいてた奴いるか?」
ケイスケ「いや、知らなかったーーーー・・・。」
千冬とキジネコも、首を縦に振る。
東京卍の方でも、謎に包まれるキサキとシューヤとの件。何が何だか、不明だった。
その頃、半間とナガレのアジトに、とある人物が、姿を見せる。
謎人物「半間さん、ナガレ?」
半間&ナガレ「?」
シュウジ「誰だ?」
ナガレ「知らない顔だな。」
謎人物「ナガレ!!シューヤだ!」
ナガレ「いや、シューヤは、死んだはず。」
謎人物「死ぬ前に、ドナー登録してた。ある日、思い出して。ナガレとの記憶・・・。今は、キクサスって名前だ。兄のキサキは、死んだって?兄が死ぬ前、メールで、やり取りしたんだ。」
半間&ナガレ「!!」
さすがの二人も、この展開には、驚きを隠せなかった。
キクサス「どうした?」
シュウジ(・・・シューヤが、戻って来る?そんなの予測出来るか、ダリィ〜。)
ナガレ(だったら、キサキを殺したのは、なんの為だったんだ!?)
最高から、最悪な気分に浸る半間と、ナガレであった。
完結
次に投稿する作品は、また新しい設定の別のお話です。
町名が原作とは、違う「ホクテカ町」で、マイキー達は年齢が小学生設定になります。ただ、ケイスケだけが、中学生。
オリキャラで、バジ 高子(小学校の教師をしている)ケイスケの姉がいます。
更にオリキャラで、バジ 友久(警察官をしている)ケイスケの父さんがいて、母さんはいない設定です。
ケイスケと高子と友久の3人で同居中。
マイキーと千冬とカズトラだけは、小学生です!
タイムリープなし、ブラックコスモは、今回ケイスケに
黒い衝動をかけてます!
投稿は、また別の日にします!読んでくれた方、ありがとうございます。
間違えて、あげちゃった(汗)
183:影虎◆Vs hoge:2024/09/05(木) 08:14 ID:jZY タイトル【東京リベンジャーズ〜バジ3家族〜】
ここは、ホクテカ町。
緑豊かな場所。普段は、事件なんて起こらない、平和な所。しかしーーーー・・・、
3人の秘密基地。
大きな木があって、入口は大きめで自由に外に、出たり入ったりを出来る大木がある。
マイキーと千冬と、カズトラの小学生男児達3人は、ここを
「秘密基地」として、よく学校をサボりたい時などに、この場所で集まっている。
町からも、少しだけ距離がある、隠れ家としては、
持って来いの場所だ。
大木の中にて。
マイキー「今日も、学校サボったぜ?」
千冬「いつもいつも。」
カズトラ「今日は、何する?」
マイキー「この町で、最近、発生してる事件について、どう?話さねーか?」
カズトラ「探偵の真似事?」
千冬「高子先生に、怒られる。(汗)」
高子先生とは、3人のホクテカ小学校のクラスの担任の女先生である。
性格は、怒ると怖い。
マイキー「大丈夫だって。今、その高子先生がいねーから、やりたい放題!」
千冬「マイキー、ヤバい。」
カズトラ「事件と言えば、連続男児行方不明の?」
マイキー「そ、カズトラ当たり!滅多に事件ねーにさ?連続で、3人も・・・。」
マイキー「こつ然と消えた。犯人の手がかりナシ!連続だから、犯人は地元の奴って、言われてる。俺らでその犯人、探さねー?」
その時、3人の後ろには、怒り顔の高子先生が、立っている。
高子先生「なぁ〜にしてるのかな(怒)またココで!?」
マイキー「げっ・・・(顔面蒼白)」
カズトラ「高子先生っ!?」
高子先生「いつもいつも、学校サボってコラァーーーー!!(怒)」
その後、3人は高子先生に、無理やり連れて行かれる。
大体はいつも、こんな感じの日常が、繰り返される。
そして、ホクテカ小学校の終わりの時間。
「キーンコーンカーンコーン(学校のチャイムが、鳴る音)」
高子先生「全く、困っちゃうのよね?探偵の真似事なんて、マイキー、カズトラ、千冬?大人しーくしていればいいものを・・・先生を、困らせないで。」
高子は、学校の窓から外を見て、帰るマイキー達3人の様子を見ながら、
そう、言葉を発した。
マイキー「なぁ?どうだよ、これ。」
千冬「び、ビーズ?」
マイキー「もし、犯人に、拉致られても、ポッケにいれて、下に落として、目印にする。俺達も、いつでも狙われても良い様に。色は、俺は白!カズトラは、黄色!千冬は水色だ!」
千冬「犯人、誰なのかな?怪しい奴なんて、この村にいないと、思ってたけど。」
マイキー「いや、それ違うな。その犯人は、怪しまれない奴。だから、周りが、気づかねーんだ。」
カズトラ「子供と一緒にいても、怪しまれない奴なら先生?警察官?それか、子供好きな人?ほら、あそこのマトバおじちゃん!」
マイキー「あ〜。」
カズトラ「いつも、子供集めては、遊んでる。」
マイキー「あの、おじちゃん、子供好きで、戯れてるな。あの人は、昔から、あーだから。」
他の村人は、仲良くしねーけど、子供は、懐くから。子供が友達とかっていうかな?」
「プップー(車の、クラクションの音)」
マイキー「ん?」
千冬「あっ!」
カズトラ「警察官・・・!」
千冬「友久さんっ!?」
友久「やぁ、今から帰り?パトロール中だよ。君達、例の連続事件で危険だから、早く、家に帰りなさい!」
マイキー&千冬&カズトラ「はぁ〜い。」
友久「夜は、特に危ないからね。」
カズトラ「あの人の娘が、高子先生だよな!?」
千冬「うん!確かそう!?」
カズトラ「父さんは、警察官!娘は、女教師!すげ〜家族!?」
マイキー「・・・・・・。」
千冬「あそこ、二人家族だよ。それに・・・」
その夜、バジ家。
友久「おい、高子、どうした?さっきのメール。今、仕事から帰ったぞ。」
高子「父さんっ!ケイスケがっ・・・」
友久「ん?弟のケイスケが、どうした?」
この家には、まだ家族がいて、それが引きこもりの息子・バジ ケイスケ。
ケイスケ「ごめんっ!親父っ・・・」
高子の弟・バジ ケイスケ(14歳)
ケイスケ「また、男児・・・殺しちまった(泣)」
友久「!またか!?これで、3度目だぞ!?(そもそも、息子が、ショタコンで無ければーーーー・・・。こんな事件など、起きなかったのに。)」
そう、あれは、息子のケイスケが、前に12歳の時。
その時は、まだ友久が、田舎町のホクテカ町では無く、都会町にいた頃。
友久「え?」
友久は、電話中。
姉の高子は、問題ナシ。だが、ケイスケだけは、友達も作らず、その内、引きこもりになった。元々、性格も地味で、大人しい。
ケイスケの件で、嫁とは、別れた。
その後、地元のここへ戻って、生活していたがーーーー・・・。
高子は、小学校の先生をしているが、ケイスケだけは、未だに、引きこもり。
友久「なぁ、ケイスケ。そろそろ・・・嫁を作らないか?お見合いすれば、きっとお前も、」
ケイスケ「何勝手に、話進めてんだよっ!?(怒)」
普段、大人しいケイスケが、キレた。
ケイスケ「余計な事するんじゃねーーーーっ!?(怒)それにっそれにっ俺は、女なんか、女なんか、興味ねーんだよっ!?」
友久「!」
ケイスケ「ショタコンなんだっ!?」
友久「ショ?何だ、それは?」
高子「父さん、止めてあげて。この子は、男児愛好家よ?私、知ってたの、前から。」
友久「・・・・・・。」
友久は、初めて知り、ショックだった。
自分の息子が、異性愛者では、無かった事に。
それから、日が経ちーーーーーーーー・・・。
高子「ねぇ?ケイスケ。私は、先生だから、アナタの協力を、出来るわ。」
ケイスケ「姉貴・・・。」
高子「アナタが、好きな男児、誘拐してきてあげる?欲しいでしょ、男児?いっぱいいるわよ、私の学校に。」
ケイスケ「!」
こうして、あの男児誘拐事件は、始まった。
友久「男児の死体は、私が、どうにかする!(全ては、警察である故の恥だった。ケイスケが殺した男児は、その度に町以外の所へ、パトカーに乗せて、別の街に埋めた。バレたくなかった。警察の私の息子が、犯人だと、
知られるのは・・・イヤだった!)」
そう、この事件・・・協力者がいて、家族なのだ。
回想。
高子(男児を、誘拐するのなんて、簡単だった。)
高子は、車に乗り、男児を物色中。
高子(どの子にする?そーだ!)
高子は、先生をやっているから。
1人目の男児は、自分の生徒を、家まで届けるふりして、そのまま自宅へ。
2人目は、学校休みの日、となりのクラスの子。
3人目は、父親である友久が、村の子の帰り途中を狙い、パトカーに送るよと、言葉巧みに誘い、睡眠薬入りのジュースで、眠らせた。
眠らせた後は、大きめのリュックに、その子を入れて、そのまま、自宅の玄関に置くと、メールでケイスケに知らせ、友久は、そのままパトロールに戻る。
ケイスケは、玄関へ行き、リュックを中へ入れて、その子はまんまと、家の中に、監禁される。
ケイスケ(よし。)
連れ去りは、上手くいった。
だがーーーー・・・。
1人目の子は、パニックを起こして、泣き叫んだので、バジは、殴り死なせた。2人目の子は、最初こそ言いなりになったが、ケイスケが、トイレに行く間に逃げたので、気づいたケイスケによって、
ケイスケ「おい!?何してるっ!」
2人目と3人目の子は、同じ理由で死亡。いずれも暴力。
ケイスケ(クソっ!クソっ!裏切りやがって!?信じてたのにっ!?裏切らなきゃ、殺さなかった!!(泣))
ケイスケ(ヤベェ、また、死なせちまったーーーー。)
最初の目的としては、殺しではなく、性行為だった。
だが、どの子もケイスケを、満足させるどころか、傷つけた。
回想終了。
ケイスケ(久しぶりに外、出るか?)
気晴らしに外へ、散歩しに行く、ケイスケ。
ケイスケ(ん?)
カズトラ「ヤバい!遅れちゃう!?(マイキーと、千冬の所に行かないと!?)」
慌てた様子で、カズトラが、ケイスケの横を、通り過ぎる。
ケイスケの目線は、カズトラを見ている。
とっさに、ケイスケはーーーー・・・
ケイスケ「ユウキ君だっけ?」
話しかける。
カズトラ「え?違います、カズトラです(汗)」
ケイスケ「そっか、ごめん。間違えた。じゃあ・・・。」
カズトラ(あれ?この人・・・地元民じゃ・・・ないよね??)
キョトン顔のカズトラ。
ケイスケは、カズトラの名前を、聞く為にワザと、間違えたふりして、聞いた様だ。
満足したのか、去って行く。
二人の待ち合わせ場所に、カズトラがやって来る。
マイキー「おい?カズトラ、遅いぞ!?」
千冬「待ちくたびれた。」
カズトラ「何か、さっき知らない奴に、話しかけられて・・・。長い黒髪で、地元民じゃなかった。」
マイキー「何だ?そいつ。怪しいなー?気をつけろよ?」
カズトラ「うん。」
千冬「怖い!」
その夜、バジ家。
ケイスケ「姉貴の学校に、カズトラ君って、子はいる?俺、あの子、気に入って・・・。」
高子「いるわよ、私のクラスの生徒ね。でも、あの子・・・いつも、友人達と一緒にいて、連れ出すの難しいわ。そ〜ね、なら良い方法!
3日間お泊りキャンプを、やるの!学校のイベントで。
その日に、うま〜くやるわ?」
ケイスケ「出来そうか?」
高子「父さん、その日は、アナタも協力してよ?」
友久「私もか!?」
高子「父さんがいれば、もっと上手くいくの!(弟は、他の男と比べて普通の恋愛が、無理なら姉の私が、相手探すしか無いじゃない??)」
高子が、主にケイスケの協力をするのは、同情心からだった。
そして、その3日間キャンプの日。
場所は、テントが、至る所に張り巡らされていて、料金さえ払えば、誰でも自由にキャンプが、出来る場所だ。
わざわざ、客が、用意しなくても済む為、ホクテカ町では、大人気の場所である。
高子は、前日から自身の車を、スタンバイさせている。
駐車場も、料金さえ払えば、車を停めていても、OKである。
小学校では、バスを使ってキャンプしに来た。生徒達は、リュックの中に必要最低限の物を、詰めてきた様だ。
キャンプの近くには、ホテルもあって、そこで、泊まる事も出来る。
高子「キャンプは、朝9時〜夕方の4時まで、自由に使えます!その後は、近くのホテルで、泊まる。これが大体の流れよ?分かった?
昼からは、皆で、手作りのカレーライスを、作ります! その時間までは、自由に、遊んでOKよ。昼になったら、先生のいる所に、戻る様に。
テントは、汚したり、穴開けたり、乱暴に、扱わない様にね!?私物じゃないんだから。」
カズトラ「なぁ〜?どこ行く〜?」
千冬「あっち!」
マイキー達は、自然多い場所で、はしゃぎ回る。
しばらく、満喫する。
そして、昼のカレー作り。生徒達皆で、ジャガイモの皮を剥いたり、人参の皮を剥いたり、玉ねぎの皮を剥いたり、包丁で切ったり。
煮込んで、ルゥを入れるのは、高子先生の役目だ。
高子(ふふ、カズトラ君のカレーにだけ、睡眠薬を入れるわ。)
カズトラ「美味しぃ〜!」
マイキー「うん!」
千冬「うまうま!」
マイキー達は、すぐに、平らげる。
カズトラ「ふぁ〜〜、何だか・・・眠くなってきた。眠・・・い。」
「トサッ(カズトラが、地面に倒れる音)」
マイキー「おい!どうした?カズトラ、起きろよっ!?」
千冬「駄目だ、寝てる・・・。」
高子「コラ!無理やり、起こさないの!?きっと、疲れるぐらい、遊んだのね?先生が、ホテルの方へ、寝かせるから、大丈夫!!
アナタ達は、二人で、遊びなさい?」
マイキー「・・・。」
千冬「はーい!」
ホテル名「ホワイドール」
高子は、カズトラを、腕で抱えながら、移動する。
高子(よし、上手くいったわ!キャンプの日にして、正解ね?
後は、カズトラ君を、リュックの中に入れる。これで、バッチリね!)
ホテルに、事前に置いて用意した、大きめのリュックの中に寝てる、カズトラを詰め込む。
高子(そして、スタンバイした、車の元へ・・・。)
高子は、カズトラを、車の中に用意した、別の鞄に移し変える。
これも、大きめのサイズだ。その後は、車の一番後ろにカズトラを、トランクに入れて、近くを、パトカーでパトロールしてる友久に「ワン切り」で、知らせる。後は、高子は、その場を離れてOK!
高子は、皆のいる元へと戻る。
友久は、ワン切りの合図と共に、ホテルの駐車場へ、到着。
友久「高子の車だ!?後は・・・」
用意していた、高子の車のキーを使って、トランクにあるカズトラの入った鞄を出すと、今度は、友久が、自分の車へと移す。
そして、そのままホテルを、離れて自宅へと、向かう。
自宅のドア前に、カズトラ入りの鞄を置いて、ケイスケにワン切りで、知らせる。
友久は、再びパトロールに、戻ればOK!
ケイスケ「!知らせが、来たな。」
玄関まで行き、カズトラ入りの鞄を手に入れ、ケイスケの部屋に、運ぶ。
中から、寝てるカズトラを、取り出し、ベッドの上に乗せる。
ケイスケ(眠ってる。目隠し、させておくか。今までの男児は、殺しちまったから、今度こそ上手くいきてぇな・・・。)
カズトラに、目隠しをさせて、手もロープで、後ろ手に結ぶ。
その一方で、キャンプでは、カズトラがいないと、騒ぎになっていた。
マイキー「嘘・・・だろ?」
千冬「カズトラがっ!?」
カズトラの方ではーーーー・・・
カズトラ「(ん?あれ、見えない。視界が・・・。)マイキー、千冬?高子先生っ??」
ケイスケ「!か、カズトラ君!?」
カズトラ「えっ、誰っ??」
ケイスケ「静かにっ!俺ね、小6のケイスケ。」
カズトラ「け、ケイスケさん・・・??」
ケイスケ「気づいたら、知らない所で、監禁されてたんだ。」
ケイスケ「君より、早くここにいる。犯人は、二人。」
カズトラ「二人・・・?」
ケイスケ「ご飯を、食べさせてくる奴と、性的行為する奴。」
カズトラ「えっ・・・ヤダ!そんなのっ・・・」
ケイスケ「一人は、家にいて、もう一人は、外で仕事。」
カズトラ「え?じゃあ、俺は、今監禁されて・・・??え、いつの間に!?マイキーと、千冬の二人はっ!?」
ケイスケ「犯人の話によると、その二人の事は、知らない。カズトラ君の事だけ、話されて、二人で、仲良くしておけって。」
もちろん、この話は、全てケイスケの嘘だ。
次の日。
マイキー「な?千冬。高子先生、怪しくねーか??」
千冬「だからって、勝手に、高子先生の車に、近づいて!?」
マイキー「見ろよ!?車の助手席に、カズトラのビーズがある!黄色の!カズトラは、一度、高子先生の車に、載せられた証拠だ!」
千冬「嘘!?何でっ・・・先生の車に!?」
マイキー「名前の「か」の字も、彫られてる。間違いねー。あの女・・・。」
千冬「でも、何で、先生がそんな事?」
マイキー「多分、先生はーーーー・・・犯人の言いなりになってるんじゃねーか?今、先生は、授業中だ。千冬、今の内に先生の家に行くぞ!?
もしかしたら、カズトラは、そこにいるかもしんねー!」
「タタッ(マイキーの走り出す音)」
千冬「おう!」
千冬も、マイキーの後を、追う。
その頃、ケイスケと、カズトラはーーーー・・・。
カズトラ「ケイスケさんは、犯人と顔見知り?」
ケイスケ「いや、実はさーーーー長い事、ここにいるけど、犯人の顔も声も、聞いた事ねーんだ。あっちもあっちで、バレたくねーんだろ?
声出すにしても、声を変える機械を、使われたりする。
殺されたくなけりゃあ、犯人の言いなりになるしかねー。俺は、ずっと、そうしてきた。」
カズトラ「親の元に戻りたくないんですか!?一生ここにいろって・・・。そんなの、酷すぎる!」
ケイスケ「しっ!静かにしろって?犯人に聞かれる!」
カズトラ「ご、ごめん!」
ケイスケ「大人しくしてる方が、身の為だ。逃げたら、それこそ、バレたら命取りだ。死にたくないよな?」
カズトラ「・・・・・・。」
バジ家に、マイキーと千冬が、姿を見せる。
マイキー「ここが、高子先生の家だ。父さんの友久も、警察の仕事中。
調べるなら、今だ!」
千冬「・・・(苦笑い)でも、どーやって、中に入る?サッカーボール、持ってきて?」
マイキー「そのボールが、必要なんだ!いーか?千冬、ボールで遊んでるふりして、ワザと、窓のガラスを割る!中に入ったボールを、取るふりして、その間、カズトラを探すんだ!?」
千冬「なるほどー。その手があったか!」
「バリーーーン!(窓ガラスが、ボールで、割れる音)」
ケイスケ「!?(何だ・・・?下で、窓が、割れる音?こ、声がする?誰か入って来た!?)」
急いで、ケイスケは、カズトラの耳に、イヤホンを掛けて、音楽を、聞かせる。
ケイスケ(誰か、入ってやがる。と、トイレに二人で、隠れねぇと?カズトラを連れて・・・。)
トイレは、一階と2階にそれぞれあるので、ケイスケは、2階のトイレにカズトラを抱えて、中で鍵をかけて、大人しくする。
マイキー「どーだ?千冬?カズトラは、そっちにいたか?」
千冬「こっちの部屋には、いない。」
マイキー「全部の部屋を、見て周るぞ?見つけんぞ!」
千冬「おー!」
仕事中の友久の携帯に、メールがきた。
友久(ん?ケイスケからだ。何だとっ!?家に誰か、入ってる?よし、自宅に行くか。一体、何事だ。)
ここの田舎町、ホクテカでは、唯一村の警察官は、友久だけだ。
そうとも知らず、マイキー達はーーーー。
マイキー「変だな、カズトラ、見つからねー。」
千冬「どこだぁ〜??」
ケイスケ(何なんだよ!?コイツらっ・・・まさか、カズトラの友達のマイキーと、千冬って奴らか?マジかよ!?)
その時ーーーー・・・
友久「君達!?何をしている?そこでっ・・・!」
マイキー「あっ・・・。」
千冬「!ごっ、ごめんなさい!ボールを、取りに入ってて・・・!?」
マイキー「サッカーしてたら、窓割っちまって。」
千冬「すっ、すみません!(泣)」
友久「あぁ〜、もういい!これからは、気をつけなさい!?」
マイキー&千冬「はいっ!」
二人は、残念そうな顔で、外に出る。
マイキー「カズトラ、見つからなかったな?」
千冬「うん。いなかった。でもさ、大体の部屋を、確認して思ったけど。」
マイキー「ん?」
千冬「高子先生の家って、二人で住んでる割に、部屋のベッドが、多くて3って、変だよ。」
マイキー「!そうだな、それに一つだけ、開かねぇドアあったし。」
千冬「何か、怪しいよな?まだーーーー・・・。」
マイキー「・・・・・・。」
謎は、残った。
それから、2年の歳月が、経つーーーー・・・
ケイスケ(もう、十分だ。カズトラ君は、開放しよう。満足出来た。顔を、見られてねぇから、返せる。)
その夜、ケイスケの指示で、友久と二人で、カズトラ君を、大きめのダンボールに入れて、外へ運び出す。
途中までは、車で運んだ。
カズトラ(何だろ?何か、揺れて動いてる。)
相変わらず、カズトラは、目隠しされ、手は、ロープで縛られたまま。
ケイスケ(じゃあな、2年間・・・楽しかったぜ?)
ケイスケは、ダンボールに入る、カズトラに別れを告げ、置き去りにして友久と、車に乗り込み、その場を、離れる。
次の朝。
地元民1「みろ、見慣れないダンボールだ。」
地元民2「中に、何が入ってる?」
カズトラ「(声がする!?)だ、誰かぁーーーー!?」
耳は、聞こえるので、カズトラは、デカイ声を出す。
その後、地元民の発見によって、カズトラは、親元へ戻ったがーーー・・・。
警察官の友久には、事情聴取される。
カズトラ「え?犯人の事??顔は、分かりません。でも、犯人は、二人いて、もう一人、ケイスケさんって子も、監禁されてたよ。」
友久「そうか。辛かったね?もう大丈夫。これ済んだら、すっかり元通りだ。」
カズトラ「はい・・・。」
しかし、その後、分かったのは・・・このホクテカ町に、ケイスケなんて生徒は、いないという事だった。
カズトラ(そんな!?じゃあ、あの子は一体ーーーー!?)
友久(よし、上手くいったな。)
そして、その後、ケイスケは・・・。
ケイスケ「父さん、姉貴、俺・・・ここを、離れて都会で、生活する事にする。今まで、迷惑かけてごめん!もう、大丈夫だから。」
友久&高子「!」
こうして、ケイスケは、ホクテカ町を、離れたーーーー・・・。
マイキー「カズトラ、生きてて良かった!」
千冬「もう、死んでるかとばっかり・・・。」
カズトラ「うん!また、こーして、会えて良かった!?でも、謎があるんだ。」
マイキー「犯人、友久と高子じゃねーのか?」
千冬「家に俺ら、入ったんだぞ!?」
カズトラ「いや、犯人の顔・・・見てないんだ。それに、声もよく分からなくて。もう一人、ケイスケって子も、監禁されてて、大体は、その子と会話しまくってた。でも、ケイスケって、地元民じゃなくってさ?
別の町から、さらわれた子なのかな?」
マイキー&千冬「!」
マイキー「声を、出さないのは、カズトラと、知り合いだからじゃあ?」
カズトラ「うーーん、よく分からない。」
その後、当然、犯人逮捕は、進む訳なかった。
友久が、共犯者だからーーーー・・・。
それからまた、月日は、流れて・・更に1年後。
マイキー「本当に、出ていくのか、カズトラ?」
カズトラ「うん、ごめん。事件のせいでPTSDが、酷くてさ。もう、地元には、いられない。」
マイキー「分かった、離れても、仲間だからな!?」
千冬「いつでも、戻って来いよ!」
カズトラ「うん!」
カズトラは、都会の町「ウッドラッド町」へ、やって来る。
一人暮らししながら、仕事の為・・・ペットショップ「ペケハウス」に、務める事にした。
店の従業員1「新しく、入って来た、カズトラ君です、仲良くする様に!」
カズトラ「初めまして!羽宮 カズトラです!動物好きです!仲良くして下さい。都会で、暮らすのも初めてで、緊張してます。」
ケイスケ(かっ、カズトラ!??何でここに!たまたまか?)
驚いた表情のケイスケ。何と、ケイスケも、このペットショップで、働いていた。
偶然、越してきたのも、この町だ。
ケイスケ「け、ケイスケです。よろしくっ・・・。」
カズトラ「え!?あれ・・・その声って?け、ケイスケさん!?もしかして、一緒に、監禁されてた!?あの後、犯人に開放されてたの?」
ケイスケ「あっ、あ〜〜〜〜!そうなんだよ!?会えるなんて、すげ〜な、こんな偶然(汗)これから、よろしく。カズトラ君?」
カズトラ「うん。でも、あれ?何か、年齢が、だいぶ年上だね(汗)」
ケイスケ「あん時は、小学6って言ったけど、あれ、嘘なんだ。何でかって、本当の情報を話すなって、犯人に脅されてたから・・・。それで、無事こうして、開放されたんだ。許してくれよ?」
カズトラ「別にいいよ!また、会えて嬉しいから。」
ケイスケ「カズトラ君・・・。」
こうして、偶然の再会を、果たした二人は、ペケハウスで、働き始めたと言うーーーー・・・。
ブラックコスモ「へっへっへっ〜。今回は、ケイスケを、悪人にしてやったモ〜!これで、ますます、エネルギーを食べて大きくなれるモ〜、モグモグ(悪エネルギーを、食べる音)」
完結
次に投稿する作品の設定紹介!
今回登場する、マイキー達の年齢は高校生(2年)設定。
原作の三ツ谷とドラケンも初登場します!そして、パ〜ちんも!
主人公・花垣 タケミチも出ます!(やっとか。)しかし、タケミチが主役って、感じの作品でも無かったです。(読んでると。)
橘 ナオトも登場します。(橘 ヒナタの弟)
また、ケイスケ母や、カズトラ母も出ます(笑)
大体が、登場するキャラ人数ですかね?
今回は、ブラックコスモの力によって、またケイスケが悪人になっています。
タイムリープはナシ。
じゃあ、別の日に投稿します。ここまで、読み進めてる方いたら、ありがとうございます!!
ケイ君の作品を楽しんでね!?では(消え)
タイトル【東京リベンジャーズ〜ばじとらふゆ〜】
2007年、東卍からバジ&カズトラ&千冬が消えた。
その頃のマイキー達は、高校2年生。最初に消えたのは、カズトラだ。
マイキー「なぁ?バジ、カズトラとメールが、繋がんねー。そっちもか?」
ケイスケ「あ、そういえば、これ・・・俺の家に届いてた。手紙!?」
マイキー「カズトラからか?何って?」
ケイスケ「えっと、「バジへ 家出しようと思う。前から考えてて。」」
マイキー「はっ?家出っ??」
ケイスケ「「理由は、親と上手くいってねーから!場所は、ネットで知り合いになった奴の所にいる!バジや千冬に頼ると、すぐバレるからさ〜?マイキー達にも、よろしく!手紙のやり取りは、バジとならOK!でも、親にバレたくないから、詳しくは、言わねーけど。カズトラより。」」
マイキー「はっ!?き、急だな!?カズトラの家、そんなに上手くいってねーのか!?」
ケイスケ「あ〜、いってねーよ。俺には、そう言ってよく、愚痴こぼしてた。」
マイキー「戻って来んのか?その内。」
ケイスケ「今は、分かんねー。けど、安心しろ?手紙のやり取りは、こっちで、続けておく!その都度、マイキーにも内容を、知らせるから。」
それから、2ヶ月が経ち・・・。
マイキー「カズトラ、どうしてる?」
ケイスケ「また、手紙きてさ?それによると、ネットの奴が、とある組織の奴で、仲良くなったから、もう東卍辞めて、こっちの組織で生きてく。じゃあ!だと。」
千冬「えっ!?カズトラさん、東卍辞めるって!?」
マイキー「まっ、マジかよ!」
ケイスケ「新しい所で、チーム入りするって。」
千冬「バジさん、いいんスか!?」
ケイスケ「いいも何も、アイツがもう、選んだ事だから。」
マイキー「何って、組織だ?」
ケイスケ「それが、書いてねーんだ。組織名。カズトラも、気まずいからかもしれねぇ。」
マイキー「近場か?」
ケイスケ「さぁな?カズトラ、もう、来ねーかもな。東卍には・・・。」
マイキー「何だよ、アイツ。勝手な奴。ま、前から、そーいう所あったけど。たくっ・・・。」
ケイスケ「カズトラが、元気ならそれでいいよ。
組織同士、今の所は、やり合う展開じゃねぇんだし?対決になると、しんどいけどな。バラしちまうと、場所は、特定されたくねーから、組織名を、伏せてんだ。家出中だから。」
千冬「え?じゃあ、バジさん・・・手紙の住所も、カズトラからきた便箋は、破り捨ててんスか?」
ケイスケ「まーな。カズトラから、届いたヤツは。隠してぇから。カズトラの奴が教えるなって、しつけーからさ?だから、俺しか知らねー(笑)」
それから、また一ヶ月後の5月。
千冬「バジさーん?どうしたんです?メール見ました。何です?大事な話って。」
ケイスケ「あ〜、千冬にだけ、教えたくて。」
千冬「何を・・・?ですか。」
ケイスケ「それは、これから教える。ついて来てくれねーか?」
千冬「何処ですか?」
バジに連れられ、とある家に、やって来た。
千冬「ここ、ですか?うわぁ、知らない家。」
ケイスケ「さ、中入って来い。」
「ガチャ(玄関のドアを、開ける音)」
千冬「あの、バジさん?ここって、誰の家なんですか?」
ケイスケ「いーから、こっちだ。」
千冬「あの、話って何ですか?一体、いつしてくれるん・・・、」
奥にある部屋に入ると・・・
カズトラ「!ちっ、千冬!?」
千冬「え?か、カズトラさんっ!?」
ケイスケ「・・・・・・。」
千冬「何でここに?バジさん、ここって、カズトラさんの家なんでスか?」
ケイスケ「あぁ、そうだよ。監禁部屋なんだ。」
千冬「え?バジさん、今何って・・・?」
カズトラ「千冬!逃げろっ!」
千冬「え?何がっ!?・・・ハッ?」
「ドゴッ(千冬の頭が後ろから、殴られる音)」
千冬(えっーーーー・・・?あ、目の前が・・・暗く・・・)
「ドサッ(千冬が床に気を失い、倒れる音)」
カズトラ「何でっ!?何で、こんな事するんだよ!?バジ?千冬までっ・・・えぐっうぐっ(涙)」
ケイスケ「お前の為、だろ?カズトラ。仲間増えて嬉しいだろ?それまでは、俺と二人だったからな?」
カズトラ「こんなこしてくれなんて、頼んでねーよ!?うぐぐっ・・・(泣)」
ケイスケ「カズトラ・・・。」
その後、千冬は、寝かされていたが、一気に跳ね起きる。
千冬「ハッ!?えーと、ば、バジさ・・・んっ!?あ、あの、これっ一体、何ですか!?意味が分からないんですがっ!?」
ケイスケ「あーーっと、今から、説明する。」
千冬「え?何の・・・説明ですか?え?何で、さっき、殴ったんですか?」
ケイスケ「千冬。まぁ、カズトラに聞け。」
千冬「は、はい?」
カズトラ「俺は、バジに、監禁されてたんだよ。」
千冬「え?ますます、意味が、分からないんですけど?ええ??何で、バジさんが!?」
カズトラ「まだ、分かんねーのか!?あの手紙の内容は、バジに書かされた、嘘っぱち!本当でも、何でもねーよ!?全部っ!!」