「……オレは別に……血とかあんま吸わないし……そりゃ美味いけどさ…」
「俺はそこら辺の雑魚吸血鬼とちげーんだよ、なんって言うか……あー……お前『真祖』ってわかる?」
「お、れだって、!お前がっ!忘れたなんて思いたくなかったのに…!お前がそう思わせたんだろうがっ!馬鹿ディヴィス!!」
名前:アイザック・クルシティエ
二つ名:怪異殺しの真祖
性別:男(女にも変化可)
年齢:不明
身長/体重:180/68
容姿:
https://i.imgur.com/mMajzgP.jpg
性格:いかにも貴族のようにお固そうな見た目をしているが、比較的思考自体は常識的であり、かといって長年眠り目覚めを繰り返しているため世間知らずな所があるお坊ちゃん、生意気でわがままで傲慢で強欲ではあるのだが、ある日であった運命によってだいぶ絆されており、気遣いや優しさも向けられるようになってきた
あの日を境に罪悪感と責任感に苛まれており、かつての傲慢さはなりを潜め、大人しくなっている
武器:西洋剣
備考:
・何百年何千年もの昔に生まれた吸血鬼たちの始祖にして頂点の『真祖』と呼ばれる吸血鬼、ほかの吸血鬼たちと比べ『吸血衝動』
が存在せず、その代わりとして定期的に数十年から数百年の睡眠期間を必要とする
また睡眠の代わりに薔薇の花弁を食すこともあるが、これはあまり燃費も良くないためそこまで手を出さない
・再生、霧化、蝙蝠化、魅了、傀儡化、眷属化などなど、様々な吸血鬼に由来する能力は扱うことが出来る、バーサークモードも存在するが、その場合は血を飲まなければならないため使ったことは過去に1度しかない
・吸血鬼特有の急所と言うべきか、ニンニクや十字架、流水や杭などは基本的に効かない、あれは派生していき弱体化した吸血鬼達の特性であり、真祖である彼には関係がないのだが、唯一、祈りを込めた銀の弾丸のみ彼に傷を与えることが出来る
ちなみに日光はダメージとは別で普通に苦手
・怪異殺しという異名の通り、彼は同族である吸血種を殺し回っている、理由としては自身が眷属として作った訳でもないのによそから数を増やしていく型落ちに嫌悪感を感じているからであり、自身も理由なく眷属を増やしたりもしない
・生まれて初めて出来た友が、自分と関わった結果人間に殺された
怒り、悲しみ、焦り、衝動的に眷属にして生き返らせてしまった
だがとっくに魂が抜けているのか、目が覚めても、あいつとは話し方も性格も接し方もなにもちがう
でもすてられなかった
一時の衝動によって友を永遠に自分に縛り付けてしまうことになった事をずっと悔いている、たとえ死体であって中身がないのだとしても、魂がないのだとしても
俺のことを覚えていないのだとしても
・過去1度だけ使った暴走状態、我が友の血を飲み、その町全ての人間を殺した
あの聖夜は血に塗れ、血に溺れ、血に沈んだ
「…………でいゔぃす」
あぁ、本当に酷い、お前に、赤は似合わないというのに
聖典十傑序列10位『終末の闇』─一時停止中─
「語らず、お前が行先は主の膝元でなく、狂気の果ての幻夢境である」
「笑わず、それがお前の意思であるのなら、私はそれを受け入れるのみ」
「───お前のこと、僕が忘れると本気で思ってたの、ザック」
名前:デイヴィス・アルトパージ
二つ名:銀の弾丸(シルバーバレット)
性別:男
年齢:享年23
身長/体重:182/80
容姿:
https://i.imgur.com/jo2ir6O.jpg
性格:
前:優しそうに見えて怖そうに見えて優しい、人に雑でわかりやすい媚びをうるのがうまく、男女問わず人間を手玉に取るのが得意
また心理戦で息をするように嘘をつき、頭の回転が速く社交的で人の内側に入り込むのが上手い
今:感情を露わにすることは滅多に無く、アイザック・クルシティエに強い忠誠心を持ち、任務には非常に忠実
機械的て人形的で功利的な思考で動く様はまさに生きるロボット
と、言うことにしている
異能:『我が手に白銀の鍵あり』
光の刺さない闇、また、日の照らない夜にのみ発動可能な能力
深淵にて人は歪み、新たなる大地へと誘われる
魔法の森、セレファイス、ウルタール、ダイラス=リーン、サルナス、ングラネク山、ナスの谷、レン高原、カダス
彼らが飛び立つ新天地、肉体を持った永眠、眠りの歌、永遠の幻夢境
ただ一つ気をつけなければならないことがあるとすれば
────どんな理由があろうと、猫を殺してはならない
武器:銃火器、近代兵器
備考:
・かつてどこかの神父として神の意志と奇跡を歌った聖人、だがある日で吸血鬼の真祖である己の運命と出会い、そして最後に吸血鬼に魂を売った悪魔だと教信者化した信徒たちに殺された
彼の死に悲しみ、怒り、錯乱した真祖にその血を吸われたことによって眷属化し、アンデッド、またはヴァンパイアもどきとして再び目覚めた
・眷属化した後は主となる友が吸血衝動の代わりに数十年単位での睡眠を摂る睡眠期間の警戒装置として、緊急時の防衛システムとして傍で彼の眠りを見守っている
元々十傑内でも能力無し中距離遠距離戦においてそのエイム力と戦闘能力から負け無しの戦績が、人外化による強化によって近距離もできるようになった化け物、まさに攻撃は最大の防御
・聖典十傑序列10位『終末の闇』と呼ばれた人物、現在は消息不明扱いになっているが、記憶を取り戻した扱いになった後、教会にて再度洗礼を受ければ再び十傑に与する予定、10位にまで落ちた理由は消息不明時のカウントをリセットされているため
十傑内での立ち位置は、他と比べ馬鹿をやることは少ないが止めもしない中立者にして傍観者、身内のやらかしを楽しそうに見ながらちゃっかり1番安全地帯にいる
・聖典十傑の中で唯一、”主の意思に背くこと”を許されている人物、それこそが『終末の闇』たる所以であり、彼は彼らの中で唯一、人間を『終わらせられる』者である
彼は元『邪神信仰者』にしてその『司祭』であった、現在も能力からその素質は変わっていない
・吸血種の真祖という超希少種のサンプルを求め、教会から対象の提出を求められているが、彼の回答は永久不可
「だって僕のザックだもの、誰にもあげないよ」
独占欲は、強い
・全て覚えている
自身を眷属化してしまった友が人間時の全てを持ったまま生き返ったと知れば、「永遠の命というなの地獄を味あわせてしまう」ときっと泣いてしまうだろう友を思い、全てを忘れたフリをしている
だけれどそれでは友はまた1人に戻ってしまう、いつも何も覚えていない自分を見て悲しそうに顔を顰める友を見て、どうするべきかと悩んでいる
「───僕はお前と一緒なら、永遠だって生きていいのにね」
きっとお前は、僕がこんなふうに思っているなんて、知らないだろうけど