......いやいや、【呪い】のせいだよね? 〜part10〜

葉っぱ天国 > 独り言・奇声 > スレ一覧 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901-キーワード▼下へ
1:陽炎◆P2:2019/07/14(日) 20:18


https://m.youtube.com/watch?v=KVLZH3Mbebs
君に愛された者は【呪われ】て死んでしまうらしい?

>>2-9 レスはお控えください


201:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:39


名前;涼宮 羚 

容姿;

性格:小学三年生のときに下ったケーキという診断からひとと関わることを避け始めた少年。自称、人間嫌い、ケーキと自覚してから人との接触は極端に嫌がる。だって嫌いな人間に食われるなんてあってたまるかよ。喋らないけど心の中では突っ込み入れまくってる。でも人の第二の性に関しては馬鹿らしいと思っている。体力?……そもそも僕家から出ないんだけど…


備考:一人称 僕、二人称 君、もしくは名字呼び

202:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:43


名前:涼宮 羚 

容姿:

性格:小学三年生のときに下ったケーキという診断からひとと関わることを避け始めた少年。第二の性に関しては心底馬鹿らしいと思うね。自称、人間嫌い、ケーキと自覚してから人との接触は極端に嫌がる。だって嫌いな人間に食われるなんてあってたまるかよ。喋らないけど心の中では突っ込み入れまくってる。友達…そんなのいるわけないだろ、人間嫌いなめんなっての。体力?……そもそも僕家から出ないんだけど… 、


備考:一人称 僕、二人称 君、もしくは名字呼び

203:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:43


甘味の憂鬱

204:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:55


名前:涼宮 羚 

容姿:ネオレイジーショート


性格:小学三年生のときに下ったケーキという診断からひとと関わることを避け始めた少年。第二の性に関しては心底馬鹿らしいと思うね。自称、人間嫌い、ケーキと自覚してから人との接触は極端に嫌がる。だって嫌いな人間に食われるなんてあってたまるかよ。喋らないけど心の中では突っ込み入れまくってる。友達…そんなのいるわけないだろ、人間嫌いなめんなっての。体力?……そもそも僕家から出ないんだけど… 、


備考:一人称 僕、二人称 君、もしくは名字呼び

205:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:55

ネオレイジーショート
言いたかった

206:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:55

なんかね

207:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:59


あれ…仙波?なにしてるのこんなとこで

208:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:59

今やるとロルほうかいすう

209:薊 hoge:2019/07/15(月) 23:59

やめよ

210:薊 hoge:2019/07/16(火) 00:00

明日考えます

211:薊:2019/07/16(火) 00:01

>>202

るーたんへ

212:薊:2019/07/16(火) 00:01

おやすみなさい

213:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:03

今日中止だって

214:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:03

一日あるけどやったね👍

215:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:15

今日一日授業じゃん

216:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:15

ねむい

217:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:15

三時間睡眠なめんなよ

218:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:28

ねむ

219:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:28


ねむいし

220:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:29

皆さまお借りいたします

221:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:30

( 図書館に本を返しに行った帰り、ポケットに手を突っ込みながらふらふらと歩く。ショーウィンドウに映った自分を眺めながら、すこし乱れた髪を直し、苦笑して )
   やっぱ、寝癖直してくればよかったかな

222:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:30

……これは面白そう、ですね

 ( 静かな本屋、そこでひとつひとつの表紙を見て選別し、気になった物は裏表紙を見て…を繰り返していて。そしてやっと良さげな本が見つかったのか、ひとつの本を手にすると満足気に微笑んで。 )

223:薊 hoge:2019/07/16(火) 06:31

(  よく晴れた午前中、人気のない公園のベンチに座ってうたた寝。ゆら、と肩を揺らして目を開けると、ぼんやりゆっくり辺り見渡して。  )

  ……あれ、寝てた

224:薊 hoge:2019/07/16(火) 07:08

…あれ…仙波?……

( 少し学校に残り勉強してからいつも通りイヤホンをつけ、音楽を聴きながら帰宅していると、遠目からいつも声をかけてくれる彼をみかけ。何をやってるんだろうと思い、片耳のイヤホンを外し声をかけ。 )

225:薊 hoge:2019/07/16(火) 07:16


( ふらりとよった本屋でお気に入りの作者のコーナーなんかを見ていると、見知った人物をみかけ、そーっと静かに近き。ふらりと手を振りながら静かな声で )

やっほぉ、委員長〜

226:薊 hoge:2019/07/16(火) 07:23


千尋くんは放課後

227:薊 hoge:2019/07/16(火) 16:27

待って、僕all様かんがえなくてもよきけい?

228:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:40


鯨、千尋くん

229:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:40

まって、

230:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:40

なかいいの?

231:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:45


( お使いを頼まれて休日に町中をさまよっているとき、ふとした気分で公園にたちよると、うたた寝している見知ったクラスメイトの一人を見つけ。誰だったけ…っと顎に手を当て少し考え込みながら眉を寄せながらぼそりと下記を )

……思い出せそうで、思い出せないんだよなぁ…

232:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:47


本当に下手すぎてすいません…、書き込んできます……

233: 鯨岡 涼 ◆jg hoge:2019/07/16(火) 17:53


次、アールグレイ

234:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:53

のどいたい

235:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:54


アールグレイってあだ名もくそもなくない((

236:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:56


鯨は名字呼び捨てか、絶対あれだよ、人を役職で呼ぶ

237:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:56


立花中立

238:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:56

なんだそれ

239:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:56


立場中立

240:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:57


どっちともうまくやる

241:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:57


いやだ

242:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:58


普段空白使わんから、つかわんのやわ

243:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:58


アールグレイ

レイ!!

244:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:59

レイやん

245:薊 hoge:2019/07/16(火) 17:59


アールグレイだからレイ!( だよね? )

246:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:08


えっと、レイ…レイ…

247:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:08


さぁて、レイちゃん?

248:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:08


レイくん?

249:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:09


男女比による

250:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:09


自由人

251:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:10


いぇーい!

252:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:10


ぼけ?

253:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:13


アールグレイってネタ枠じゃないネタよね( 違うっ )

254:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:14


本当にさんきゅです!!!

255:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:15


レイ姐でいこ

256:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:16


「 敬い讃えよ!! 」

257:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:16


何様だてめぇ

258:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:20


どっしよ

259:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:20


小説×2
pr×2
也×2

260:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:21

なんかすげぇ

261:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:22


とりま羚くんの小説しあげよーぜ?

262:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:23


皆さんはフォークとケーキと言われて何が思い付くだろうか?
まぁ、普通に考えれば食べ物、お菓子、食器などだろう。ただごく僅かな一握りの人間からすれば、人間の判別という所だ。

えっ、…それをどう思うかって…?……あぁ、下らない、本当に下らないよ、だから僕は人間が嫌いなんだ、

男性と女性…人間を選別する最初の分岐点とも言えるだろう、次の分岐点は、フォークか、ケーキである。ただし、その検診は小学校で二回、中学で一回、高校で一回と三年に一回行われる。先天性と後天性があるらしい、その検診で引っ掛からなかったら普通の人間としての幸福が味わえる。

その検診でもし、ケーキかフォークの診断が下った場合、本人たちはその第二の性をひた隠しにして生きていかなければならない。そのうえフォークに関しては何を食べても味はしない。ただ感触だけが残る。…まぁ、僕には食べ物が美味しく感じられるだけいいけどさ、

「 次の人、名前と首席番号どうぞ 」

次僕じゃないんだけど、……前にいるって誰だっけ、

「 佐々木 希、陸上部公欠です、 」

これ僕が無意識で言ってたら凄いよな、しかもめっちゃ爽やかな声で、ってそうじゃない、えっ、誰?

「 次、君でしょ?行かないの 」

行きますけど、行きますけども、誰だよお前……、めっちゃ不思議そうにこっち見下ろすなよ…、これあれなの、お礼言えとかそういう感じか……

「 」

263:薊 hoge:2019/07/16(火) 18:29


「 っ、お前ふざけんなっ……だから、だから!人間嫌いなんだよ 」

変な気を起こしたフォークは勿論、先ほど爽やかに公欠を告げた彼もフォークだったとは、しかもあいつ血を舐めたよなっ…飄々としてるのも、態度も何もかもむかつく

「 なぁ……明日の月は綺麗だろうなぁ…? 」

なんで僕

264:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:22

「 っ、お前ふざけんなっ……だから、だから!人間嫌いなんだよ 」

変な気を起こしたフォークは勿論、先ほど爽やかに公欠を告げた彼もフォークだったとは、しかもあいつ血を舐めたよなっ…飄々としてるのも、態度も何もかもむかつく

「 なぁ……明日の月は綺麗だろうなぁ…? 」

爽やかに笑っている自分より背が高い相手の胸ぐらを掴みあげ無理やり唇をぶつけたあとつげる。しゃくだよ、本当に、自分の血があいつに渡ったなんて、本当に考えるだけでしゃくだ、責めての嫌がらせだよ、

「 ボクは人間嫌いを自負してるけど、キミはこの中でもすっげぇ嫌いっ 」

265:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:28


羚の一人称と二人称カタカナにしよ( 唐突 )

266:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:28


個人的には羚はひらがなとか漢字じゃない、なんとなく

267:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:29


ベルガモットという柑橘類の香りをつけたフレーバーティー(着香茶)。フレーバーティとしてはもっともポピュラーなものの一つである。

人工的に香りをつけているため、加熱したり冷やしたりしても香りが飛びにくくはっきりと感じられる。そのためホットでの飲用のみならず、アイスティーや紅茶の抽出液を使った製菓・料理にも広く用いられる。

268:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:30

アールグレイ:ベルガモット(柑橘系)の香りをつけたフレーバーティーの一種

269:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:33


甘味の憂鬱

270:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:34


あ

271:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:34

へぇ

272:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:34

&&##5なんかへんなことやりたい

273:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:34

っておもって唐突にかんがえついた

274:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:35


思い付かねぇ((

275:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:46


小説はいまね、最後のね千瀬が助けて、そのあとめちゃくちゃ羚がぶちギレるシーンなんだけどね、続き思い付かない

問題シーンまで

1

2

3


どうぞ!














「 っ、お前ふざけんなっ……だから、だから!人間嫌いなんだよ 」

変な気を起こしたフォークは勿論、先ほど爽やかに公欠を告げた彼もフォークだったとは、しかもあいつ血を舐めたよなっ…飄々としてるのも、態度も何もかもむかつく

「 なぁ……明日の月は綺麗だろうなぁ…? 」

爽やかに笑っている自分より背が高い相手の胸ぐらを掴みあげ無理やり唇をぶつけたあとつげる。しゃくだよ、本当に、自分の血があいつに渡ったなんて、本当に考えるだけでしゃくだ、責めての嫌がらせだよ、

「 ボクは人間嫌いを自負してるけど、キミはこの中でもすっげぇ嫌いっ 」

276:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:50


トト○!あなたト○ロって言うのね!!

277:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:50


その後彼女を見たものはいなかった

278:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:51


それよかレイ姐さんのprかんがえないと

279:薊:2019/07/16(火) 19:51


>>275

るーたん、あとは…たのん……だっ……( 遺言 )

280:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:52


あっ、それでOKです、もとのせっていが


ケーキバース×明日の月は綺麗でしょうね?

281:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:52

だったので(おい)

282:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:53


僕なにしようとしたんだっけ?()

283:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:55


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88

284:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:56


主様っっ!!本当にゆるっゆるの也なので是非っっ!!( 必死か )

285:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:58


https://www.google.com/search?q=%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88&safe=active&hl=ja&authuser=1&prmd=ismvn&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwii8czvo7njAhWTy4sBHXQ-BpsQ_AUIFygB&biw=360&bih=600&dpr=3

286:薊 hoge:2019/07/16(火) 19:59


情報収集終わらない

287:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:00


愛欲のプリズナー聴きたい、聴きたい…今回のスレタイにするほどこの曲好きなの……愛欲のプリズナー……

288:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:02


全然大丈夫ですっ!こっちあれです、自称人間嫌いなので、(
)

あの、人間嫌いってよりも人間と関わって傷付くのがこわいだけなので、友達とかめちゃうれしいです( 伝われ )

289:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:05


愛欲のプリズナーのさ......いやいや、【呪い】のせいだよね?で転調するの本当にたまらなくすこ

290:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:07


やっほー!!すーちゃんっ!、愛欲のプリズナー聴かない?、僕の>>1のURLポチっとするだけだから( こら )

291:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:10


レイ姐

292:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:10

pr

293:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:11


よし、そのまま>>1をポチっと()

294:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:14


だめだ、このままだとかなりのヤンデレキャラが出来上がってしまう…違うんだよ、違うの、あのね、ちがうの( 幼児化 )

295:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:17


愛欲のプリズナーで一番好きなのは……いやいや、【呪い】のせいだよね?っていいながらレン君が自分より背の高い男をザクッってやるシーンと最後のリンちゃんの、ウフフ🖤ってとこ

296:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:18


好きなもの広まるって嬉しい( 唐突 )

てか、さあ、さあ、さあ、嗚呼...... のとこよく聴くとだんだんレンくん→リンちゃんメインになってるのもあぁ、すき

297:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:21


うわぁ!!るーたん!好き、なにこれ駄文が神文になってかえってきた( 語彙力とは? )

298:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:23


うわぁ!なんかもう、今日は愛欲のプリズナー五回くらい聴けたし、愛欲のプリズナー広まったし、小説すきだし、なんかもう幸せ()

299:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:24


お借りいたします……っ

300:薊 hoge:2019/07/16(火) 20:24

「 …さあ、どうでしょうね 」

 くつりと笑うように喉を鳴らし、どこか見下すように見つめる彼は「きみみたいな子でもそんな言葉は知ってるんだね、」なんて皮肉にもそんな言葉を呟いた。
 …どうにも彼の甘く輝いたそれを舐めとったのがいけなかったのだろうか、その直後から怒り心頭と言わんばかりに怒鳴りつけられている。誰かと話すことすら面倒なのに、これ以上どうしろというのか。別に後悔も反省もしていないのだから、これ以上は時間の無駄だと言うのに。

 …なんて面倒くさそうに後頭部に手を当てた時、ぐいと胸ぐらを掴まれて彼の方へ引き寄せられる。途中から話は聞いてなかったが、そんな行動をとるような話はしてなかったはずだけど。今度はなんなのかと眉を顰めた瞬間、がちりと少し嫌な音が響いて、唇に微かな痛みとそれすらも超えるほどの美味。それは先程味わったものにとても似ていて。
 
   「 …はは、「すっげぇ嫌い」なのにこういうことするんだ。俺に味わってほしかったの? 」

 まぁた性懲りも無くぺろりと切れた唇を舐め、彼の血で濡れた唇にも手を伸ばす。けれどそれは拭っても拭っても滲んでいて、それが魅力的で。拭うのも面倒になった俺は顔を近づけてその唇をぺろり、ちゅう、と吸い舐めてはまたその甘さを味わった。

   「 …明日の月は、どうなるかな 」

 思い出したように、唇を離した俺はそのまま呟いた。さっき彼が言ってた言葉の通り明日の月を思い浮かべれば、思ったままを口にして。そのまま掴まれた手を簡単にも外し、その手にもひとつ口付けを落とせば「もう行くね」と背を向けた。片方の手はポケットにいれて、反対の手はひらりと一振してからまたポケットに。


 __最後に口付けた彼の手はとても甘くて美味しかったのに、自身の血のせいで少しだけ不味くて。 けれど、それすらも誰も味わったことのない彼の味を、俺だけが知っているという背徳感にくつりとまた喉を鳴らした。今度は楽しそうに笑って。
 


続きを読む 全部 <<前100 次100> 最新30 ▲上へ