墨色描けや赤空へ___。

そうしてまた、夜がやって来る。

(/負い目は本人が大事に思うからこそ、だよ

… じゃあ、許すから。…がんばろ！
　これで負い目を忘れるのも大事な事！)

(ねぇ、月尾、重いかもしれない、でもどうか、ひとつお願いがあるの

どうか、どうか、嫌わないで欲しいな、俺の事 )

(/え　なになに…どんなお願い…？)

( 嫌わないで、離れないで、欲しいの )

( … じゃあ、君を掴んだ手を離したくないんだけど いい？ )

( うん、大丈夫、離さないから )

( 手だけじゃ、足りないな )

( そうだ、四肢に頭も体も
骨や血の一滴に至るまで
君の全てを離したくない )

( あちらこちらにある君との紡いだ記録に記憶
君との全てを離したくない … もう、私にとって
それらは私の全てであり　…幸福となった )

( だからこそ君を離したく　…ないどころではないな

　…　君を離さない。…君のために、君との思い出に
　　君があってこその明日のために　…幸せの為に

　　…　君がなくては、もう私自身でもダメだと
　　　直感以上の感覚で理解している　…　…

　　…　…だから、赤手。…　私といっしょにいて欲しい )

( その方がもっと、嬉しい…涙がつい溢れちゃうね、ほんとっ )

(……　まぁ！大好き以上ってコトだね！

　…だからさ？__どろっどろでもいいから
　ウチにずぅっと頼ってくれないかな！？

　…　ウチ、欲しがり過ぎる位だしさ！　)

( 必要とされる事、依存される事、溺愛される事、どれも ...嬉しいなぁって )

( 脳が溶けてる気がするぅ…えへへ )

( 大好き )

(やめひぃ…)

( 大好き、大好き…ふふ、好き、好き、好き、好き )

(_________[にぃ])

( 離れないでいてくれる月尾が好き、体が心が嬉しくなる、泣いてるけど笑える、安心感が凄いや )

([ぎゅう]……ふひ)

( 言っておくけど、本当俺も月尾がいなくなったら耐えられる自信ないんだからね ... ...本当、好きんだからさ )

(たいむ…たいむ……　よる…よるテンションで
それ　…すき　…すきぃ…　…あふ　…あは)

( ..ぐっすり！ )

(/…おしごとちゅー！)

(/ がんばれぇ、ふひ )

(/たらいま…　よぉし、危険度考えなくちゃ)

(/ ___ ...月尾〜〜〜っ！ )

(/わが名は赤手の合いの手、月尾！…はぁい！)

(/ きのうはありがと！ ...なんかこう、記憶にない事ばかり言ってて驚いたけど )

(/とろけてる感じが珍しかったね
…い〜〜っぱい弄れそう！…ククク)

(/ ..うぐぐぐ、き、きょうもまたなんかかえす！ )

(/にゃはははは！)

(/ 疲れてるのならって話、まじだね ..ぐぅすかだとは )

　…　やぁ、もう起きないのかと思っていたよ


　(…ちょっとしたよいかおり)

　「 ...何不穏な事言ってるんですか、もう ... 」

____エプロン姿に金色おさげの …
　 香りの種類はちょっぴりﾜｲﾙﾄﾞ

　　…キッチンに向かい、魔人に
　　背を向けた姿は割りと珍しく


「 安眠は妨げられても続くものさ
君の場合、過去数回に渡る経験を
私にさせてくれたものだからね … 」

[___ジュー]

　「 ...深夜に体力温存、でもしておきましょうか？ 」

　　___空腹感をもたらく香りに耐えて ...食欲を抑えて、緩やかに笑って ... ...色々思う事を吐く



　　　　「 ___やっぱ月尾って美人だよねぇ 」

　「 …………残念 」

( … 振り向いた彼女の瞳は、"深緑色"。
　 愛想の代わりに … 隙なくゆとりを
　 振り撒く微笑の在りかは、そう… )


　「 私だ、イニール君　…休息の声を
　　ソウが廊下に見付けてね … 此処は
　　私たちの部屋さ … わが子孫は元気かな？ 」

　( __魔人が眠っていたのはソファー
　　… 黒騎士の微笑は柔らかかった )

(/ ...さてさて、改めて今から落ち着きます、よ？ ...それで、一つ質問的なのを )

(/なにかななにかな？)

(/ みんなの髪色や目の色を改めて整理したいな、と！ )

(/おっけぇ！…ウチからやる？)

(/ 整理したら ...黒機や砂姫もさらにやりやすくなるから、さ！ ...お願いっ )

ニャルチャン　:　銀髪　瞳の色は銀白


ナイ=ア　: 黒髪　瞳の色は黒


テホプ　:　薄赤髪　瞳の色は濃いめの水色


瑠和　:　灰色の髪ときつね耳　瞳の色は薄い黄土色

カロン　:　灰色の髪　瞳の色は金色


ドリフト　:　髪色は純白　瞳は水色


ミィリィ　:　髪色は明るい赤黒　瞳は父親の色


ヴォリン　:　錆青銅色の髪　瞳はグレー

ザラァーク　:　薄色の金髪　瞳の色は深緑色


ムーンテイル　:　少し濃い金髪　瞳は紅色


アルスター　:　少し濃い金髪　瞳は黒色(隻眼)

砂姫イリカ　
・光沢のある黄土髪　透き通った空色の瞳


黄衣ノール
・光沢薄めの黄土髪　ハイライトがない黒色の瞳


序曲フィネーリア
・光沢のない黄土髪　黒と空色のオッドアイ

にゃんだるま　(盃貴妁箜)
・薄い茶髪にねこ耳　瞳の色は白


よぐ　(蒼)
・蒼色の髪　澄んだ蒼色の瞳


ヨグ　(濁蒼)
・蒼色の髪　濁りきった蒼濁色の瞳

ライヒェル・ドール
・骨色の髪　生気を吸うような妖しい朱色の瞳


プライド:ハインネイル
・爽やかな薄緑色の髪　見透かすような黄土色の瞳


邪楼　影
・髪色は漆黒　正気を思わせる落ち着いた黒色の瞳

(/とりあえずこんなとこ？)

(/ ___ありがとぉ〜〜っ！！！！ )

(/にゃフフ〜ん！)

(/ ...さてさて、今度はこっちの番、だね！ )

(/にゃがら…は！)

(/ ..大好きだよ、月尾！ ...んにへ )

(/大好きだからウチもがんられるぅ！)

ザレッド・イニール
・真っ赤な髪色　薄赤な瞳

面皮赤仮
・先端部分のみ虹色、基本的に透明感のある白い髪色
　眼の色は見る角度によって違うよ！…基本は黒色

ブレシュール＝ルージュ
・澱んで霞んだ紅色の髪　黒寄りの灰色

メラー・レギオン
・金色混じりの赤色+ネコミミ　橙色の瞳

ヴェルメリオ
・水色髪　濃い赤瞳

クリムゾン
・真紅色の髪　黒白目

フロッソ・チェーロ
・髪色はピンク　…一部分青メッシュ入り
　瞳の色は黄土色

フォンミェン
・黒っぽい群青色の髪　目は黒色

龍鳥　灰良
・明るい赤色の髪　瞳は茶色

月跳
・聖なる白色　水色だけど白色の電源マークが中に入ってるよ！

ホーライ
・紫色　瞳はレモン色

ダレット
・深緑色　眼は翡翠色

トウリン
・濃いピンク色　瞳は金色混じりの白色

カーソウ
・ピンク髪に先端黒染め　瞳は濃い金色

シャラル
・白色混じりの桃髪　瞳は白色

ルコ猫
・黄緑色の髪+猫耳　瞳は橙色

ラルルゥプ
・右眼は濁った金色+ハートマーク
　左眼は薄桃色+ハートマーク

___赤城系統は以上？

ア・スフクター
・光沢が一切ないくすんだ茶色　瞳は黒色

アンゲスト・エウロス・ロイ
・濁った赤色　瞳は濁った緑

藍蝶 桜像狗
・黒色　瞳は空色

藍蝶 福負廻
・漆黒色　瞳は金色

(/__こ〜んなかんじ、かな！ )

(/ところどころ予想外な配色…！
やっぱり"赤"が基調になるのだね)

____面白い！

(/ ...にひひ！ ...ヴェルは一時的にだけど赤色にもなれる、よ！ ...と伝えておくね！ )

(/………ね、ねぇ…赤手、ちょっといい？)

(/ ...んぁ？ )

(/…姉御サン、…の　夜事情…
あれとか…また、やりたくなっちゃった…)

(/ .....おっお〜〜....♪ )

(/…にゃ、にゃんだろ…　姉御、…サン、て
　つい寄っていっちゃうなにかがあるのかな…)

(/ ....実際そうじゃないかなぁ ...その


　　...そう言う感じの夢見ること、多いし ... )

(/…いけず)

(/ ...うぅ〜〜！い、言いたくなかったのは俺もだよぉ... )

(/……じゃ、…やっちゃう？)

(/ ....おまかひぇ、しゅりゅ )

　……　"テホプ・プラルナ"…10月5日の寒い夜。



　　　「 ……………………… 」

___急に寒くなっちまったねぇ…


_______

( 冬に備えた毛布を被り 頭を毛布に埋めても…
隙間から侵入する寒さがわずかに背中を震わせ

　__否が応でも…秋の訪れを知る寒き夜

… 眼は、パッチリと開いて閉じられず
　肌寒さが 生々しい欲望を焚き付ける… )

__________



　　…　っ　___(ぅ"…っ　… や、…やば…こりゃ … )



　___寒さに …暖まる為の、体温を上げる行為を思い描き

　　　　…　そのうち行き着いた "あれな事" や

　　　つい最近 ___カラダ …許してしまった新入りの
　　　浮わついたカオや … 長い舌を思い出した。…



_____最近は、…こういうことをあまりしていない

　　意識し始めると ___途端に、妙な欲望が沸き上がる



( 布団の中、…ひとり　くるりと体を丸くして
疼きを留めようとするけれど。…意識する度に
カラダを許した "やつら" のカオを、…濃くして
思い出すばっかりで　… )


「 ……っ　(たく…っ …ｵﾝﾅって覚わされたってだけで
　　　　 恥っ気感じなくなったってのに…っ　…ぅぐ

　　　__これじゃ…　おれカキタレじゃないかい…っ) 」

　　_____....ほぷ ...てほぷぅ〜〜 ...


　( そんな状況だとは露知らず ... ...扉の外で何度も名前を呼ぶ、赤猫の声 ... ...夜遅くに申し訳ないとは思っているのか、声は普段よりも静か ... )


　　　「 ...う〜〜 ...少し、寒くてぇ ...良かったら一緒に寝て欲しい、んだぞぉ ... 」

　( 寝惚け眼を擦りながら発する声は欠伸混じり ...本当に眠いから、と言う理由みたい ....

赤猫の能力的には寒さに強いが ...“猫”である以上は寒さに弱い ... ...炎の熱さよりも人肌の熱の方が好みなのもあるが )


　　___誘いは　惑わしの ...心を揺らがす合図

[ｺﾞｸｯ__]　…　「 っ…ぉ…ぉ〜　…れ…　レギ…　…か 」


( 寝巻きに指を引っ掛け …乱心。しようとした時に
聞こえた声に思わず ドキッ と、心臓が高鳴る … )


___お…ちつけ…落ち着け…っ 眠いだけ…眠いだけさ…っ




　[ギィ…]　「 ま…ぁ 急にぃ…寒くなった、しな？
　　　　　　　入りな、あっためてやるから… よ 」


　( 深呼吸。…頬っぺたバンバンとひっぱたいて
　 眠気覚ましと乱心醒まし。…扉、ゆっくり開け
　 落ち着き多めにネコを手招きしようとして… )

[ ｺﾞｼｺﾞｼ ... ] 「 ...んぁ、ありがとぉだぞ、テホプ ... ..中々不便な体、だぞ ...あ、でもテホプも寒いかもしれないから ...抱き枕代わりにしてくれて平気、だぞ？ ...そこそこあったかくしてやるぞ〜っ ... 」


　( ..扉開けた先には、眠いから半開きな眼
　　服を着るのが面倒なのかシャツが出たり腹が見えたり ...緩々な寝巻きを着用した赤猫 ... ...くるると鳴らす喉も愛おしさを増す ...
　ほんのり、月明かりに照らされながら歯を見せながら軽く笑うも ... もしかすると今の彼女には色々と限界にさせてしまうかも、しれない？ )


　　「 ...んは〜〜っ、やっぱり安心するぞ ...テホプの部屋ぁ ... 」

[ﾄﾞｸﾝ ﾄﾞｸﾝ　ﾄﾞｸﾝ]
___だだき…っ抱き…抱き……枕…枕だ！そう…枕！

( 普段からゆるぅく__ 動くとき…ケモノ。…
さらに踏み込んだ …ゆるゆるに…愛らしい姿に
生唾を飲み込んで __口は波打つように
…　あらゆる焦りを隠せず、自己暗示を掛けて )


_____大学生女子、ゆるふわの部屋とも言うべき
　　　　以外なくらいに[女のコ]的な部屋で…

　　　…　分からせた影響もあるかもしれない


__________


[ ぎゅぅ〜っ ]　____平常心平常心…眠い、眠いだけ…

「 不便だとか …ゆー、わりにゃぁお天道サマみたく
　ふわふわ生きてっじゃないか … それともなんだぃ
オレの世話にもぉっと掛かりたいっ　…てのかい 」


_____なるべく直視。…しないよう、肩に腹を載せる
　　 ような体位で抱き上げ …ゆっくりベッドへ運ぶ

　「 ...ん〜〜、にゃはは〜 ...こうして生きるのがやっぱり楽なんだぞ〜 ...それ以上にぃ ...テホプが好きなんだぞ〜 ...って感じ、だぞ ....
　　...あ〜〜、やっぱりこの感じ ... ...“住処”って感じだぞ ...お城が自分の家になるのに変だけど〜 ... 」


　( 尻尾はゆらゆら ...耳はへなへな ...弱々しく ...
　...辺り見渡して ...内装は変わったけれど、それ以上に染み付いた空気に ...体温がゆっくりと高まって )


　　___ふと、耳がぴんと立ち ...鼻をすんすん動かして嗅ぐ ...


　「 ...テホプ、何だか鼓動が早くないか〜 ...？でもそんなに汗の匂いはしないし ...運動したって訳じゃ無さそうだぞ ...？　..でも、 ...ん〜〜 ...？ 」


　　___顔、ずいっと近付いて ...橙色の瞳がジィッと顔色を覗く

「 …はぁー、惚れ気出しながら"飼いネコ"志望かい…っ
　こんっの __だんなヤロー 一生おれぁ飼いたおして
　やるからねェ？ …明日の朝めし 覚悟しときなよぉ… 」

( ___何時もの調子に、段々と平常心が板に付きはじめ )


____油断して…　"じぃっと見つめ合い" を許しちまった



　　　　　っ…　っ　____…っ


: … 気を抜いた拍子に直視した __ゆるかわ、キレーな
　 火ネコのカオ。… __引きかけてた紅潮が１手に帰って
　　…　高鳴りは激しく。…レギへの欲が濡れに　濡れ…



　「　っ　だ〜〜　いーだろそんな事ぁ…っ[ﾎﾞｽｯ]よぉっ　」



　_____お言葉甘えの抱き枕。…胸に抱えてベッドに倒れ…


　「 おぁらっ　__寝るんだよっ！…眠たいんだろ〜がっ 」


　　　…　誤魔化し利かせようと谷間にぐいぐい押し込み
　　　____カオを、…見られたらバレる顔を全力で隠す…

　「 にゃはは ...テホプのご飯っ、すごく美味しいからな〜 ...期待してるんだぞ！ ...じゅるり ...にへ

　...で、なんで顔赤いんだ〜？やっぱりそれが気になるぞ ...ん〜、熱とかでもあるの ...んわっ 」


　( 追求しようとした所で有耶無耶にせんと言わんばかりに ...ベッドに押されて、無理矢理寝かされ ...谷間の感触 ...どうにも、むにゅんと ...当たって当たって ... ...じわじわ、発汗&発熱 )

　　「 ね、寝るのは良いんだぞっ、でも ...でもなっ ...その、テホプ ...あた、当たってるんだぞ .... うきゅ 」


　　___獣の欲を呼び覚まそうとして来る様な所作に色々思う所は有るが　“なんとか” “まだ”睡眠欲の方が強め ... ...ふーーーっと一息 あったかい吐息 ...


　「 _____意地悪なんだぞ、テホプ ...うみゅう ...ふぁ ... ___...じゃあ寝るかぁ〜 ... 」



　　〈煽るような言葉〉〈自分は悪くないと責任転嫁するような言葉〉〈思わせ振りな態度をしておきながら…〉...もしかすると、そう見えるかもしれない行為

_____無言で圧しこみ …20分程経った



　[ …ｷﾞﾝｷﾞﾝ　__ｷﾞﾝｷﾞﾝ ]　

( 当然。…愛しいだんなを谷間に圧し込んでベッド…
今までの経緯、からして眠気など少しも湧き出ず…

__ネコの寝息が聞こえるまで息や声を潜めて
　 鳴り続ける鼓動を押さえる…無謀な努力を続け )



_____…　…　…　…　…　…　(寝た、か…？)


( そぉ〜…っと、__唇　震わせて
谷間からネコの　…顔を引いてみて )

　　　...自分は確かにテホプへ、当たっていると指摘した筈 ...なのに、何故か引かれずに ...寧ろ更に押されてる ...訳が分からない ...



　　______「 ( ...とは、言え ...流石に寝ている最にを襲うなんてするのは ...最低だからな〜 ... ...流石にそろそろ眠気も限界だぞぉ .........久しぶりにあした、ヴェルと戦って発散させたらプラマイ的にはゼロ、だぞ ...ん ...っ

　....へ？な、なんで引き摺られ ...あっ、こ、これテホプが寝惚けて ...！？ ...と、取り敢えず寝たフリ ... ！ 」



　　　...んみゃ、く、くぅ〜〜 ...ふぁ〜〜 ... 」


　( ...涎を口端から垂らして眠ったフリ ... ...耳や尻尾も垂らして、演技に全力 ... ... )

　「 … … …… …　…… … 」

　　[ﾌﾙﾌﾙ ___ﾌﾞﾙｯ…]


( 眠る __フリなど冷静を欠いた思考では気付きよう
があるハズもなく … 愛らしき寝顔に __収まらぬ昂り
… 丁度、ネコと　__同じようなコトは考えていた。…

　___明日、明日、なにか　なにかして　なにか… )


______んみゃ、く、くぅ〜〜



　　…………………


___昔の、コトを思い出す。…そして 思い付く

　…　おやすみ。の、___"キス"、位なら…？


( __思考は転がっていき __…我慢、我慢。から
　　キス …これ位なら　…これ一度きり　…　へと

____愛に濡れるなき声も … 寝顔も　…　前後を
　　忘れさせるほど __"劣"を促し続けて…__ )



　　[ぐぐ __…]　　ぁ〜…ん


( __じわり じわり …ぐるぐるの瞳。…
　　理性と秋のハザマでバチバチして
　…　柔らかな __ネコのクチに… )



　____ ちゅ　…

　　　　____へ、ぁ、て、テホプぅっ ...！！？


　( ....驚きの余り出した声は大きく ...目が見開かれて ....顔が一気に耳まで赤く ... ...耳や尻尾がピンと立つ ...寝たフリだと言う事は ...もう、すっかりわすれてしまう ...衝撃があまりにも強過ぎた、準備して居ない事柄に ...予想外に赤猫は弱い )


　「 ...うぇ、え、え〜〜と ...あ、アレだぞ ...て、テホプ的には眠いと言うか ...そんな感じ、だぞ...？ 」

　………………………………っ　__


( 自ら暴露した状況に向かい、…見せた顔は恥じらい
顔を紅く染め …そっぽを向き __羞恥が見て取れる。
… やったあとで、バカだとか 冷静だとかが押し寄せ
　ビックリするような衝撃ではなく …恥ずかしいだけ )


　　……………　れぎぃ　…


　　　(ロクに言葉も…思いつかない
　　…　今はただ __慰めて欲しくて)



______[ぷる…ん]


( 片手を伸ばし ___椀を覆う、…前の布を開いて
ゆっくり …顔を合わせつつ …媚びる視線で…誘う )


　　　　「 ……… ___んにゃ…ぁ 」

　　　　___ …招きねこのポーズ

　____ ...あぁ、そう言う事をしたいんだと理解した瞬間に ... ....睡眠欲は完全に消えて ...残り二つに回される ...燃え滾る、欲求 ...



　「 ....ほぉ〜〜、んと ...テホプは意地悪だぞ ... 」


　　...媚びられて 猫真似されたら ...疼くものは疼く ...招かれたからには ...招待されたからには ...乗って、あげよう ...


　　　[ かぷっ ...ん、ぢゅ ...ぁぷ ]

　　( ...双碗を寄せて甘噛みしながら ...口内で転がしつつ、舌を伸ばして ... ...味わう )

　「 ば…っか　ふっ…　んなカキタレみたいなコト
　　　オレがそれっぽく誘えると思うかぃ…っ 」


( 揉みやすく 噛みやすく …双椀を横から圧して
　 転がされれば …ねぶるまでもなく 甘く…白い液
　 … 染み出て ___クチの中に広がり… )


___ふっ　…ふっ…　ぁ…　ん…っ

　「 ...無自覚ならもっと凄くて、なお意地悪な事してるんだぞ〜 ... ..はぷ、甘いぞ ... ...おいし、けどぉ ... 」

　( ...舌に乗り、味が伝わり ...顔を近付けて、じぃと疑惑の視線を送り ...ゆっくりゆっくり、腰を押し付けて ...引いて、押してを繰り返し )


　　「 ...だぁい好きだぞ、テホプぅ ... 」

　____豊満な果実 … 緩やかに貪られ …


　「[はぁ はぁ …はぁ]… れぎ…っれぎ…　れぎ… 」


(果実より僅かに …甘く 香る液を垂らし __
光の薄まる瞳で愛に濡れながら … 求めて
___鋭く 快感が腰を砕くように走って

脚の力が緩み …表情は次第に __"獲物"として…)


　　「　れ…ぎ　__　ぉん…　」


___声が脳裏にゾクゾク反応してしまい

　…　欲望に。…愛に、正直にカラダが動く



　　_____ちゅぅ…ぅ


( 無理やりにネコの唇を奪って __
押し付けられた腰上から…脚を組む )

　　　....くかぁ〜〜〜〜〜〜 .....

_____起きろー　…　ねぼすけ〜っ


　(　抉じ開けるように窓を遮るカーテンが開かれて
　　ねこの寝顔は 雲越しの光に照らされる _____　)

　　____....んぁ〜〜 ...まぶしい、ぞ .....


　( ...眠そうに声を上げながらも、光が注がれれば布団を被り ...中でごしごし目を擦り、少しずつ眠気を消し去る )

　ぉ〜〜　…___きろっっ　[ばさぁっ…]


( それでも光は諦めず ねこの顔に注がれ続けて
ﾁｭﾝﾁｭﾝと …さぁさぁと 窓の外から聞こえる音
朝焼けが呼び掛ける 「おはよう」 と。… )


　____っ…てんだ、さぁ〜 フトン剥いじまったよ？
　　　　　起きな？　____　だんなさま、よ〜？　」


(___新妻の姉御が呼び掛ける　…　「おはよう」…と！)

( / にゃごにゃご ...ん！おはよう、だぞ！ )

(/見てりゃネコは寝てるもんだと思ってたけどね…
おめぇもそーだと思っちゃいなかったよ、えぇ？)

(/ ...ネコだからな〜 ...そう言うもん、だぞ？ ...ん！ )

[ひょい　___]さァーーーーーっ…


　「　伸びしてんだからおっきろ〜っ！　」

　(　脇の下から両手で抱き上げ！
　　ネコがびよーんと伸びる持ち方… )

　　「 ...んにゃは〜〜〜〜〜〜 」


　　[ びよ〜〜〜〜ん.... ]

　　( ...赤猫、背中や尻尾が伸びに伸びて ...火の粉が舞っている、ふわふわと柔らかそう )


　　____のんびり、気持ち良いぞ〜〜〜 ...

「 … (おもしろい …かも) 」

[びよんびよん]__昔持ってたバネおもちゃみたいに上下

( … してから、机にそのまま持っていって
　 テーブルに並べられた "ﾜｲﾙﾄﾞ" を披露！ )



左から…

・煮た豆

・蒸した木の実

・殻を向いた塩漬けの貝

・焼いたイモの一種

___それらを１皿に並べ、中心に…

・二度、三度齧らないと無くならない骨付き肉


「 三姉妹のママさんに教えて貰った蛮族料理だ！
　曰く、〖戦士の出立〗…っつーネーミングらしーぞ？」


____自慢げに姉御は椅子に座らせて