森の奥に眠りし翡翠少女

(嗚呼、私は___)

今日も太陽の光を浴びながら、日々成長していく森。そんな神秘的でありながら、極々自然的な日常の事であった。だが、その森に愛される様に、森の奥に佇む、翡翠の中で眠る美しい少女の姿があった。不自然極まりない現状が、とても穏やかで安らぐ空間を与えた。

小鳥のさえずりや微風の音さえ聞こえない。いや、そんな音さえ受け付けないと言った方が相応しい。静寂を司る森は、侵入者を決して許さない。少女を守る様に、少女を愛でる様に。

さて、ワタシの自己紹介をしようか。

ワタシの名前は、ファイ・ティーワ。
妖精使いだ。

初めまして

嗚呼、初めまして。
所で、君はスズメがこういった事態になった理由を知っているかな？

森を愛し森に愛された少女！ジャス((
…的な感じで眠っておりまーす。

それさんしゃいんいけz((

(ゝω・´★)いい感じじゃないか！

あ、リア親友！
わーい

ん？ジャス○○○で、寝てるって、どういう感じ？(ゝω・´★)

ゴンッ。
（頭をぶっ叩く）

要するに森に愛されすぎて閉じ込められた的な…？
誰か！説明頼む！

マスターに聞いてくれ！！
私は知らん！！
…いや、眠っちゃったのは悲しいけど…

なるほどな

>>115
わかったの！？

ワタシのせいだ。
ワタシが、ずっとスズメを独りぼっちにさせて仕舞ったからね。

あなたの仮説で分かったんでしょ！？
ってか納得？

>>117
え、それでなぜいきなり寝て…？
わからん。
まーーーーーーーったくわからん…

すべてわかったぜ ……ﾆﾔ(^ー^)

ワタシにも分からない。
詳しい事は、あの子と共に居たアザミが知っているだろうね。

子雀も詳しいんじゃないかな。
彼女は、スズメの妹だ。

>>122
そうなのか

>>120
(飛び蹴りをくらわせる)
なんかイラついた！！

>>124
思いっきりいったねー

ふふん！

>>124
(゜゜;)……チーン

はっはっはぁぁぁ！

こんー

>>129
ばんわ

ティーワ様に、アザミさん・・・！
御姉様が、起きないんです。
一緒に、起こしてくれませんか・・・？

ふんっ!
あたしの前から勝手に消えるなんて、許さないわ!
上等よ、やってやるわっ!

ワタシに一番、責任が有るからね。
これも必然だ、ワタシも協力しよう。

ありがとうございます・・・！
さあ、御姉様に愛情を注いであげて下さい・・・！

何よ...その....
あんた、普段はドジで間抜けのクセに、たまーに可愛いこと言うんだから!
あたしのライバルとしても退屈しないし、飽きないわ。
だから、あんたはあたしの隣に立ってなさいよ!...でないと、許さないんだからっ!

御姉様は、いつだって優しいですよね・・・！
私が物を無くして困っている時も、自分より私の事を優先してくれて・・・
御姉様の笑顔に、私はとてもとても救われたんです。
子雀の、世界一の、お姉ちゃんです。
だから、居なくならないで下さい！
もっと、御話したいです！
もっと、笑い合いたいです！
御姉様、大好きです・・・！

次は、ワタシだね。

スズメ、君には寂しい思いをさせたね。
ワタシは、ずっと後悔していた。
あの日、君を置いて行かなければ…と。
すまない、本当にすまない…!!
スズメがワタシに笑顔で語り掛けてくれたこと、今でも忘れてないんだ…!!
どうか、またワタシに笑顔で呼び掛けてくれ…!!
身勝手な要望だけど、ワタシは君が最高の妖精だと思ってる。
だから、帰ってきてくれ。

___スズメ。

(嗚呼、ありがとう__)

(私を、愛してくれて___)

お、御姉様の翡翠が崩壊し始めてます！
森が、騒いでる・・・いいえ、祝福しているんですね・・・！

もう、今頃なの...？
遅いわよ、スズメ..!

………どうして、私を愛してくれるの？

御姉様に、愛される資格があるからです。

ッ……どうして、私を怒らないの？

時には我が儘したって、良いじゃない。
誰もあんたを怒らないわよ、スズメ!

………どうして! !私を助けてくれたの…？

……君が、大切だからさ。

そんなのっ……。理由になってないよ! ! !
どうせまた皆、私のこと置いてっちゃうんでしょ! ?

もう、置いて行ったりはしない。
君と、ずっと一緒に居るさ。

嘘つきっ…。マスターの、嘘つきぃっ……! ! !

いいや、本当さ。
随分と長い間、待たせてしまった。
その事実は消えない、だけど、ワタシをもう一度、信じてはくれないか…!!

本当に…。信じても、いいの……？

嗚呼、信じてくれ。

本当に、裏切らない……？

裏切らない、約束しよう。

本当に、好きでいてくれる…？

好きでいるとも、永続的に。
君は一人じゃない、だから、ワタシを好きでいてくれ…!!

ますたぁっ……。ありがとう、ありがとうっ……! ! !

アザミと子雀も、本当にありがとう……! ! !

ふんっ!
礼なんて要らないわよ。
あたしは、自分の為にあんたを助けただけなんだらねっ!

良かったです、御姉様・・・！
アザミさんは、本当は御姉様が大好きなんですよ。
私も、大好きですけど！

ありがとう、みんな…。
それじゃあ……。

行ってきます

嗚呼、行っておいで!!