中年吸血鬼の拠点

ケインという男を探している。

ノスフェラト家当主が、なぜこのような廃墟にお出でになった？そもそも、なぜここが分かった？
情報を与えたものは誰だ？
(警戒心をたぎらせ、古びたカウンターにぶっ刺さった錆びた鉄製のオノを、引っこ抜く。)

私の経験上、こういった寓意的に偶然を訴えかけるような事が起こると、惨劇が起こりうる。
しかし、私はこの惨劇こそ、一瞬天来の福音だと思っている。必要に応じて拷問を行い、お前のような者たちから情報を得ることこそ、千載一遇のチャンスだ。

>>199
君は…ルージュか｡久しいね｡息災で何よりだよ

>>201
…僕は､両親と幼い妹達を虐殺した過激派ヴァンパイアハンターを探している｡その情報を探している中､同族の気配を察知した｡
そして､足を踏み入れたら君達に会った｡それだけだよ

(両手を上げ､抵抗する意思は無いことを表す｡
武器を持っていたら怪しまれると思ったのか､腰に提げている日本刀を鞘ごと引き抜くと､フェアラートの方へ滑らせながら放棄する)
拷問…？物騒な事は止して欲しいな…

何をしているのかしら?

ノスフェラト家当主よ。念のため拘束だけさせてもらう。
(日本刀を脚で隅に寄せてから、着衣しているローブの袖を程よくちぎり、それを使ってロンシアの両腕で結ぶ。さらに、井戸水が流れる蛇口に腕を固定して拘束する。蛇口周辺は、水浸しになっており腐敗した異臭が漂っている。)
悪いな、私はどうも懐疑的なのだ。
…そして、もう一人、同胞の気配ではない、異分子の気配だ…！
(魔女の方へとオノを即座に、振りかざす)

日本刀の扱いェ

ポートフォリナの大半を占める吸血鬼は、人の血が無ければ生存することができないというのに、なぜゆえ、人間から独立して、平和的に農耕を営んで生きていこうと思ったのか、些か疑問だ。

≫≫彼等は気づいたからだ。このままでは吸血鬼は人間及びヴァンパイアハンターに滅ぼされるか、血に飢えて餓死するしかないことに。

ポートフォリナの指導者である曹全は、チルトとサミュエルの後継者争いの際に吸血鬼の独立を提唱した側…つまりチルト派の一任者だった。
チルトは、父であるユギがヴァンパイアハンターに暗殺されたこと、そして当時の支配者層を構成する一族の一つ【倚霊】のリュグルソゥム家が王都で白昼堂々、ヴァンパイアハンターに屋敷を焼き討たれてことごとく虐殺された事件を受け、ヴァンパイアハンターは吸血鬼にとって最大の脅威であると感じていた。
そこで彼は自らが次の王となり、吸血鬼全体をヴァンパイアハンターのみならず総ての脅威から解き放つという大きな目標を立てた。そして彼のサポートとなる活動を命じられたのが、曹全であった。
曹全はまず吸血鬼をヴァンパイアハンターの脅威から逃れさせる為、吸血鬼を人間を頂点とする生態系から切り離し、自らのチカラで生命活動を行うべきだという説を提唱する。そしてチルトの家臣を中心に、その考えを支持する小さな組織を作り上げた。それがポートフォリナの原形である。
吸血鬼を人間の生態系から切り離す...その方法は、簡単に言うと人間の血を吸血することをやめるということ。
曹全は前も言ったように特殊な体質の持ち主であり、その体は既に人間から独立している
故に彼は自らが組織のリーダーとなり、人間の農耕の観察と実行,及び自らの肉体の研究と指導を行っていくようになった。
また、当時はリュグルソゥム家の事件などを通してヴァンパイアハンターの脅威は周知の事実だった為、彼の組織への賛同者は数を絶たなかった。
ここで[枢機院](当時の統治を司る二大機構直属の一つ。もう一つは[聖人会])に、驚くべきデータが提出される。
初め信者の殆どは血を無くして生存出来ない体質であったが、極限の食環境化におかれたためか農作物でも生命活動を維持出来るようになった者が現れたというのだ。
勿論政府はこの情報を怪しみ、施設公開を命じたり潜入捜査(俺もこの時行かされた)を繰り返したりしたのだが、施設は整備が行き届いているし、怪しむべき所は何一つなかった。また、実際曹全以外にもそのような特殊体質を持つ者がいたことも確かなのである。
この件を受けて組織の信者はますます増加し、その影響で後継者争いもチルトによる勝利で幕を閉じる。
人々は言った。これでヴァンパイアハンターからの脅威は去った。血が無くなって餓死する心配もなくなった。曹全万歳、チルト万歳と。
潜入捜査に参加した俺は様々な裏の面を垣間見たのだが、残念なことに列記とした証拠なるものは一つも無い。故に言いたいことは沢山あるが、お前の疑問に対する答えは、表面ではこの限りだな。

なにかしら?危ないわね

(普通に立っている)

今の先制政治にノルジュ派が関与しているか否か…私が言い切ることは不可能だ。
何故なら、鮮血の惨劇の中でノルジュ派のほとんどは死滅したからだ。彼等はヴァンパイアハンターに見つけられ、最も酷な殺され方をした。
しかし幾人が生き残っている確率は否定出来ないし、彼等が専恣に媚びていることも踏まえて考察すると、彼等の生き残りが今の政治の流れをつくっている可能性が高いだろうね…

（溜息をつく）
「フェアラート…何故そんな手荒なことをするんだよ…」

（ロンシアの拘束をほどき、彼を自分の背後に隠しながら）

「別にこいつが私の友達だからという理由ではない。この状況下、優しさなんてものを持ち合わせるべきでないことも分かっているつもりだ。
しかしなぁフェアラート。来てくれたお客様を、話も聞かずにいきなり拘束するのには、賛成出来ないなぁ」

まったく...野蛮さねぇ

≫208 「ヴィオラさん初めまして。フェアラート今ちょっと荒れてるから…ごめんね？」

（外暑かったでしょ、と言いながら冷たい水を手渡す）

ありがとう､貴女は優しいのね｡>>214
(冷や水を受け取る)

>>215 どういたしまして。

...ルーさん、ここが貴方の住処だったのですか

（ルージュの影から出てくる）

「ところで、私の敵はいつからやってくるのかな？
ザレッド＝イニールとかいう奴…楽しみにしてるんだけど。」

（笑顔で）

>>217 「住処、というか…ここは冥夜の評議会の場だな。且つフェアラートの城でもあると思う」

そうだったのですか...お邪魔させて貰っています、ニャルちゃんです

（お辞儀をする）

嬉しく思うわ､魔女狩りとか意味わからないものが流行ったから....

>>220 「よろしくな、ニャル。…ところで、君は何をしに来たの？」

>>221 「そうだったのですか…。俺も、吸血鬼狩りとかいうのが流行った時めんどくさかったです」

こっちは共産革命の時が忙しかったみたいっすね

掃除を続けた結果城の汚れが消え去り、自由時間ができたのでヨグに頼んで適当な場所に飛ばして貰ったんですよ

>>223雑魚ばかりだったけど､うじゃうじゃ居たからね｡

...お二人方も狩人に狙われる立場ですか

>>224 「あっ…賢いと噂の総督さんじゃないですか」

>>225 「じゃあ会えたのは偶然だったんだね、嬉しいよ」

狙われるわね､悪い魔女じゃないのに。

>>226 「うじゃうじゃか…、魔女も大変なんですね」

>>227 「もしかしてニャルも？」

>>228
そんなことないっす

>>230
5600人が一気に襲い掛かってきたときの気持ちわるさったら...

...一時期、我ら旧神の瞳や脳が欲しいと意味の分からない人間達に狙われました

>>228 「バタフライなんとか…中3の俺にはさっぱりでした」

>>229 「酷いな…、」

なんなんだ、この状況は！
魔女だと…？魔女など殺してしまえ。
穢れた悪魔に仕え(信仰し)、魔術を悪辣に利用するような輩こそ絶滅すべきだ。

>>232 ( ｡ﾟДﾟ｡)！？

>>233 魔術で全員ぶっ飛ばす…とか

半裸で大砲撃ってくる者、獣の皮被って手甲鍵で引き裂いてくる者、騎士の鎧着てチェーンソー振り回す者とか...

そんなのに四六時中追われてました

>>234
そうか。まあ仕方ない。基礎はじぇんじぇんなんで僕。

共産主義が数万人で数百人の警官隊をリンチとかあったな

>>235
勘違いをしているようね､私は悪魔には仕えていないし魔法を悪事には使っていない｡

...この場所の主人が来たようですね

>>235 （神の槍でヴィオラを庇う）
「異種だからっていうだけで排除してたら…いつか痛い目にあうんだよ。フェアラート」

...ご機嫌麗しゅうございます、フェアラート...様ですね？

「それとも…君は魔女に何かされたことでもあるの？」

虚言だ。私は知っているぞ。貴様らが、吸血鬼狩りに参加していることを。

>>239 知識が豊富なようでして。

>>242
気にしなくていいわルージュ､
(レーヴァティンを召喚する)

誰が好きで初代様の残り滓を狩ろうと思うのですか...私は知りませんよ

>>246
自分が生まれた一年前の出来事でした♪( ´▽｀)

>>245 （邪気眼が紅く輝きだす）
「…ソースは？」

>>245
...他の魔女はともかく私は吸血鬼と友好関係よ､そんなことするわけない｡

ルージュよ…何をしている。この廃墟は、閉塞的になるべきだった。完全なる排外主義を徹底すべきだった。逃げるぞ…！
(破壊された窓から勢いよく飛び出す。着地時より、黒い森をかけてゆく)

>>252 「何処へ行くんだ？」

...はぁ

...What

ニャル…ヴィオラ…ごめんね…一緒に居てあげられなくて。

....別に良いのよ､嫌われるのは日常茶飯事だったから｡

...構いませんよ、私は風任せでここに来ただけですから

「フェアラート…何処にいるの？」
(辺りを見回しながら)

>>257 お互いの幸せを願って。また何処かで会えたらいいね

...

（ルージュの影に入り込んだ）

なぁにしてるのー？

(ルージュと逸れてから、何週間かが経過した。彼女を探している道中、運悪くヴァンパイアハンターと遭遇したため、破れかけた黒衣を纏った男は、彼らと剣を交えながら、行く先も分からぬままに逃走していた。それがもう何週間も続いている。
男の生命力も尋常ではないが、そろそろ限界が来ている。
昨夜は、広大たる暗黒の曠野を抜け、樹海に突入したために、尚、視界も不良である。しかし、ヴァンパイアハンターたちは追ってくる。今日は雨だ。身につけいるもの全てが泥塗れだ。)

…はぁ…はぁ…なんということだ…奴らがまだ追って来るとは…その執念深さは憎しみにも匹敵するだろう…、

当たり前だよね

…お前は…

なぁに？

(背後の茂みに潜んでいたヴァンパイアハンターらが、男へと剣を振りかざす。すると、男は気配は察知したいたものの、数週間の疲労と、人間の生き血を栄養として吸血していなかったために、あっけなく背中を斬られる)
…ぐぶっ…！

「…そこまでだ。ヴァンパイアハンター」

「これ以上吸血鬼を死なせるわけにはいかない。」

(フェアラートを異能力で茂みに隠し、使役していた精霊に治療をさせる)

(男は、背中に重い痛みを感じて、剣を自然に手放し、地に平伏す。男の前方には脅威、男の後方にも脅威。
豪雨のさなか、男は意識がもうろうとする中でカレンを見ていた。どうすればいいのか分からなかったので見るしかなかった。)

「行くがよい…クォーターベール！」

ルージュを中心に複数の光刃が円を描き、光と炎の軌道を周囲に振り撒く)

どうしたのかな?ねぇ､ふぇあらーとさん？

...

（近くの大きな建物の上）

…！

(ルージュらの周りからは、何十ものヴァンパイアハンターが剣や銃を構えて出てくる)
…さて、どうするか。

...『アズライール』

...ゴォーン、ゴォーン...

（吸血鬼狩り達にのみ聞こえる、静かな鐘の音）

「…今だ。来い」

ルージュが天に手を差し伸ばし、目を閉じる。


その刹那…

【復活の爆炎】

まあ､どちらが勝とうがどうでもいいし､帰ろ

......

（黒い霧を纏いながら、吸血鬼狩り達を見下ろしている）

(ルージュの周りのヴァンパイアハンターが炎と化す

(吸血鬼狩りの統括者は両手に持っている銀の双剣を構える)

…(見物)

....（ズッ）

（近くに居た1人の吸血鬼狩りの首を断つ）

手伝ってあげようか?

「いいだろう…受けて立つ。」

〜闇を貫く白刃の煌めきが、開幕の合図となった〜

…モグモグ(吸血鬼狩りを食べる)

(ヴァンパイアハンターらが燃えて苦しむ中、統括者は、走りながら、その炎を双剣に宿らせ、素早いスピードで起動を変えて、剣を巧妙に使用してフェアラートを斬り刻む)

愉しそうだなぁ....

「さぁ、来るがいい…！吸血鬼狩りの統括者よ…！」

...（ズッ、ザンッ！ザンッ！ザンッ！）

（小さな体で、吸血鬼狩りの攻撃を躱し、何故か首だけを刈って行く）

(柔軟性、俊敏性に長けた身体能力で、身体を回転させながら、ルージュを剣で斬り刻む)

(統括者の背後に立つ)

「…馬鹿だな。それはフェイクだよ」

-----《風の刃》

....ふぅ...

（黒い霧が消える、死告天使の時間切れ）

…♪(吸血鬼狩りを食べる)

「おっとー…」

....（ドスッ）

（デモンブランドを地面に突き立てる）

(銀の剣、銀の弾丸を用いた銃を持ち合わせた吸血鬼狩りは、応援を呼ぶ。夥しい数に達した吸血鬼狩りがルージュらを囲む)

(吸血鬼狩りを捻り潰す)雑魚だなあ､なーんの旨味もない

(巨大な光の刃が降ってきて、今まで統括者がいた場所を切り裂く)

「クソッ…」

(神の力宿る槍を出す)