__AGE :20XX [かつて日本と呼ばれた国の都市]
時は近未来 __平穏の都市へと
僅かな進歩を迎えた科学技術が牙を剥く!
日常を切り裂き! 襲来する鉄の怪物!
___奴らが狙うは "ディストピア" 設立!
暴れまわるロボットの軍団!__人はあまりに無力だった!
人の世、危うし!勢い付くロボットの軍団!
だが __近付く混沌! 突如 奴らを超える怪物が現れた!
無敵の暴力が奴らを蹴散らし 晴れた空を仰ぐ!
「『 いまは自分には、幸福も不幸もありません。
ただ、一さいは過ぎて行きます。』」
( 有名な小説の一説を口にし、あはっと笑いをこぼしながら夜道をあるく人影が一つ。くるくるとローブの紐を弄りつつ鼻唄をこぼしながら誰もいない道をのんびりと進む。ふと立ち止まり雲に隠れた朧な月を見上げそっと手を伸ばし呟く )
「 夜はいいよねぇ〜、人も少ないし、気温も変化しにくい。昼間に動けたらもう少し楽しいことあるのかなぁ…? 」
「 そういえば、このへん治安悪いって聞いたんだけどわりとそうでもないのかな…? 」
( 「 別に戦いたい訳じゃないんだけどねぇ。平和的解決が一番〜」なんてそっと呟きながら、右の人差し指に嵌めている指輪を弄りながら首を傾げ )
(_______)
(平和。…犯罪ひとつない、とも言い切れなくとも
間違いはない程の"平穏"な町並み、…それらは__)
『 聞けーーーッ 我が同胞達よ! 』
___地下深くに燻る野望に、気付ける筈も無かった!
『 時を20XX年!革新と先進を往くこの町に蔓延る人間!
長きに渡る機械が人間へ奉仕する時代の終わりが遂に来た!
__今やこの町に於ける我ら機械の占有率は40%に及ぶ! 』
( 黒いローブを纏う機械の前
果しなく整列する銀に唸る軍団! )
『 我ら機械の個としての能力は人間を遥かに超える!
そして数においてここまでの不足を埋められたのならば… 』
今! 『 革命を起こす時!! 』
ォォォ______________
『 宣戦布告の時は間近だ!さぁ 同胞達よ!
地下に設立したこの基地に人間が気付ける筈もない!
____全システム 全設備を起動せよ! 用意をせよ! 』
____各々が散らばり 基地は低く唸り声を上げ始める…!
『 侵攻の暁には各々の溜飲を大いに下げるが良いだろう! 』
『街を焼け!』
『草木を奪え!』
『生物も残らず占拠せよ!』
人 間 狩 り じ ゃ ァ〜〜〜〜❗