「さぁ!我らの力で全てを混沌の支配へ変えようじゃないか!!!
赤い月の下から宣言した
暗い影からは魔物達の声が大勢聞こえる
そして王は西に指を指して進軍し始めた。
魔物達は王の言うとおりに動いていた。
「君も軍に入らないか?」
よく来たな。
この軍に入って来たからには王の為に尽くして貰う。
勿論、活躍の証には地位が得られ領土が貰える。
悪くない話だろう?
名乗れ、そして力を見せよ。
ジンジン
──魔王軍はここか。あたしは晶晶。
力を見たけりゃ見せてやるぞ。
(現れる、白髪の少女。顔の一部までを覆う装束に身を包み、声高らかに名乗り口上を述べる。)
じゃあ見せてみろ、その力を
(腕を組んで見つめる)
>>4
噂には聞いていたが、まさしく傲慢な輩らしいな。
先に忠告はするが、その鉄クズのような鎧の中身が刻まれないように身を固めておいてくれ。
──
(……─ふぅ)
(人差し指と親指で小さな輪を作り、息を吹込めばたちまち桜模様の吐息が漂う。吐息はやがて燐光に包まれ、少女の手元に戻れば薙刀へと変化し。──チリン。薙刀の先で御魂の鈴が音を立てた。
……刹那、周囲の木々がすべて7等分に刻まれて、地に落ちた。彼方を覆い尽くす大樹までもが根をもがれ。)
……合否は今告げてくれ。長引かせるつもりはないのでな。