これは、私の大好きな本白狐魔記に影響されて書いています!ド素人です。
注:誤字があるかもしれません(汗)
・歴史が多少ひん曲げられております!実際にいない人とか。
・江戸時代の地名とか、(特に九州)教えてくだされば嬉しいです! (地名間違ってたら指摘をお願いします)
・感想とか、お願いします(荒らし以外)酷い事は、言わないでください・・分かってるんで・・
・初めてで色々とやらかします!ご了承・・・。後、夜に書きます!
(完結しなかったらごめんなさい!でも頑張ります!)
登場人物
・益田時貞
姿は、戦国IXAの感じ。
キリシタン。生まれつき不思議な力を持つ少年。髪は茶色だが、南蛮人ではない。
明日からよろしくお願いします!!
4:のん:2015/04/27(月) 18:57 ID:NSs 序章
村が、燃えている。
少年と、男がその場に立っていた。
少年は明るい茶色の髪を、頭の上で一つにしばっている。日本人には見えない。武士の子が着るような服装だ。歳は九歳くらい。じっとその様子を見ていた。
男の方は、こちらも武士の服装をしている。歳は三十後半ほど。静かに目を閉じていた。
炎がうなり声をあげた。
「父様。この村は、何故燃えているのですか?」
やがて、少年が口を開いた。
「この村の人達は、キリシタンだった。年貢を、納められなくなったので、このような仕打ちを受けたのだ。…可哀想に…」
男は目を閉じたまま、悲しそうに答えてやった。
「キリシタンは、いけない事なのですか、父様。」
少年は男の顔を見上げてたずねた。
男は目をゆっくり開いて言った。
「…何が悪いというのだ。勝家よ…。
時貞。お前は、正しい人間になれよ。デウス様は、いつでも我らを見ていらっしゃる…。」
男は、少年の頭をくしゃっとなでてやった。
「はい!父様。」
二人は、首から銀の十字架をさげていた。
ここまで、どうですかね?
(酷いこと、荒しは無視)
歴史感をすごく感じるし、そのときの状況が、分かる。とにかく、すごい!(勝手に書いちゃってすいません)
7:のん:2015/04/28(火) 22:25 ID:NSs Akiさん、ありがとうございます!!
読んでくれる人がいるなんて、超感激しました!!!(`∀´〃)
つまらないかもしれませんが、これからも頑張りますので、気が向いたら読んでくださると嬉しいです!
気が向いたらコメントよろしくお願いします!!!
続きを書かせていただきますね!!
よろしくお願いします!!!
私は、感想を書くことと、応援しかできませんけど頑張ってください!
10:のん:2015/04/28(火) 23:24 ID:NSs桜さんですね!分かりました!!
11:のん:2015/04/28(火) 23:59 ID:NSs 一
玲は、キリシタンの少女だった。歳は9歳。生まれつき、目がみえない。盲目だ。
両親は、玲が生まれて八ヶ月後に流行り病で死んだらしい。顔など、ぼんやりとしか思い出せなかった。
両親が死んだため、二歳の時玲は村の取り決めで、この村の百姓の一家に引きとってもらい、住まわせてもらう事にした。ところがこの百姓一家は大層意地が悪く実の娘などではない盲目の玲を、役に立たないと毛嫌いした。一家は父、母、娘二人の四人家族。
いつも玲を遠回りに扱ってばかりいた。 玲は6歳の時まで、この一家と暮らす。いつも神を信じて、一人で生きてきた。
のんちゃん、うまい!玲ちゃんは、6才まで、ずっと一人で生きてきたって言う、悲しさがちゃんと伝わってくる!
13:のん:2015/04/29(水) 13:23 ID:NSs桜ちゃんありがと〜!!お互い頑張ろうね♪
14:のん:2015/04/29(水) 13:32 ID:NSs一の続きです!
15:桜:2015/04/29(水) 13:49 ID:lbwのんちゃん、ファイト!
16:のん:2015/04/29(水) 19:09 ID:NSs しっかりと物事を考えるようになるまでは、全てが真っ暗なのが当たり前だと思っていた。村人達の間で、玲が盲目だと判明したのは玲が三歳の時だった。村人達が自分を厄介者扱いしている事を、玲はよく分かっていた。
一家の姉妹は玲より四歳年上と、二歳年上。姉の名をお五、妹の名をお紅と言った。二人は小さい頃から玲と遊んできたが、気を使っているのがとても分かった。
「姉さん!お紅はもっと色々な遊びがしたいの!何でわたし達はお山に行ってはいけないの?」
妹のお紅が言った。姉のお五は答えた。
「玲がいるからよ。わたし、母さんと父さんから言われたの。玲ができない事はするんじゃないよって。」
「つまんない。玲が家の子になんなければ良かったのに」
「だめ!そういう事を言うと、村の人達に怒られるよ!」
玲は、二人がこんな風に話しているのを聞いた。
村の子も、玲とはあまり遊んでくれなかった。それどころか、玲を影で笑っていた。
「お前、目が見えないんだろ?大人達が、野ノ神様の祟りだって言ってた」
この村では、野ノ神という不気味な神を信仰している。だから、玲の目が見えないのを、野ノ神様の祟りだと村人達は言っていた。
「違う!こ、この目は、デウス様がわたしに課した試練!これを乗り越えれば…」
「またその話か!もういいよ!今俺達が何しようとしてるか分かるか?!」
玲は黙って首を振った。 すると、何か固い物が幾つか体に当たった。
「い、痛いよ、痛い…」
玲は泣きそうになって言った。
「でうす様が、お前に課した試練だよ!みんな、お山に行こう!」
そう言って子供達は去って行った。どうやら石を投げられたようだ。
「暗いよ…。何も見えないよぉ…」
玲は一人で泣いた。ずっと、泣いていた。
玲は、やっぱり、誰も信じられないから、神様だけを信じてきたって事がすごく伝わる!誰だよ!玲をいじめたのは!ホントムカッと来た!
18:のん:2015/04/30(木) 06:42 ID:NSs 早起きした!
桜ちゃんありがとう♪
おう!玲、頑張るよー!!
またまた続きです!
今日は学校が早く終わるから、帰ったらまた書くよ〜♪
玲はぱっとしない外見だった。
髪を二つに縛って、短めのおさげにしている。髪と目の色はもちろん黒。
首からは木の十字架を首飾りのように、紐から通してさげていた。
玲はこの村唯一のキリシタンだ。村人は全員、野ノ神を信仰している。玲の家系はどうやら元からこの村に住んでいた訳ではなかったらしい。今まで村の戒律を無視し、キリシタンでい続けた、という事だ。それも、野ノ神様から祟られる事になった原因の一つではないかと言われていた。
玲の目は、村人達の間で「邪眼」という事になっている。そのため、玲の引き取り手である一家の母はこう言った。
「玲、いいかい?あんたの目は、野ノ神様の祟りで呪われてるんだ。だから祟りが他の人達まで及ばないように、これをつけておいで。」
こうして玲は、二歳半の頃ぐらいから顔の上半分に包帯を目隠し代わりにる事になった。
玲は、九州肥前の国にあるこの村で夢など無かったし、これからもしばらく見いだせない。
彼女が生きる希望をもらうのは、もうしばらく先の話。
玲の、姿がちゃんと目に浮かんでくる!のんちゃんって、小説の才能がある!これからも頑張って!
22:のん:2015/05/01(金) 19:03 ID:NSs ありがとう♪頑張るね(`∀´〃)
桜ちゃんの方が才能あるよ↑↑
頑張ろう!
二
“野ノ神を信仰するこの村では、一年に何回か「崇拝祭」という儀式がある。 「崇拝祭」というのは、野ノ神がいると信じられている村の“お山へ酒を大樽一杯に入れて持っていき、野ノ神に捧げる、という内容である。
玲はキリシタンなので、そんな儀式など関係のない事ではあったのだが、村人全員が、その儀式のために御山に行ってしまうので、連れて行かされた。
だが、盲目の玲にとって、御山を登るのは相当つらい。何も見えないので、しょっちゅう転ぶ。皆先に行ってしまう。必死で付いていくのだ。
後、野ノ神などという怪しい神に手を合わせて祈る皆のまねをするのは、何とも馬鹿らしく玲には感じられた。
玲は「崇拝祭」がとても憂鬱な儀式に思えて嫌だった。
事件が起こったのは、玲が六歳の時の「崇拝祭」の帰りの事だった。
事件って、どんな事件だろ。続きが楽しみ!
25:のん:2015/05/02(土) 20:22 ID:NSs ありがとう!桜ちゃん!
事件今書くよー!
二
玲は、六歳になった。
村の皆から、忌み嫌われる事にも慣れてきた。
まだ幼い玲は、夜布団にもぐり込むとよく、声を押し殺して泣いていた。
「デウス様、何故わたしなのですか?何も見えないです。これを乗り越えれば、あなたの側に行けるのですか?」
苦しくて、つらい時玲はこの言葉を呟いた。
目が見えないので、玲は音を頼りにするしかない。じっと耳をすませるのだ。そのせいか、玲の耳は異常に良い。
玲が六歳の時、夏の「崇拝祭」。
この年は、雨があまり降らなかったので、玲の村の米は不作だった。それでも崇拝祭は欠かさず行われる。
崇拝祭は終わり、玲達村人は御山を下り始めた。玲も、御山の様々な音を頼りに皆の後を付いていった。
「ん?何だい?あれは?」
村の少し手前で誰かが言った。続いて他も村の方を見る。
「あれは…お侍じゃあないか」
武士の服装をした男が数人、村の入り口に立っていた。武士達は村人達が来たのに気付くと、何かを話し合うそぶりをした。
「…村長!」
村人達に促され、この村の村長がまず最初に武士達に話しかけた。
「あのぅ…わしらの村に何か御用でしょうか?」
それに気付くと、武士達は村長をふり返ってたずねた。
「貴様がこの村の村長か?」
「はぁ…そうですが…」
武士の一人が、隣にいる武士に言った。
「…何とも陰気な村だな」
「同感だ」
「我らは島原藩の武士。貴様らに尋ねたい事がある。用件はそれだけだ。」
村人達は顔を見合わせた。
「何でしょうか?」
村長が答える事になった。武士は言った。
「この村に、キリシタンはいるか?」
玲は、十字架を首から外し、きつく握りしめた。
やばっ!すごい玲が不利な事件だぁ!ヤバヤバ!
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