四人に未来はミエマスカ...?

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1:百音 :2015/09/06(日) 12:52 ID:rv.

四人の悲劇のモノガタリ。アナタはコンナコトが起こったラ、

どうシマす火(か)...?  

9:百音 magurosamayade:2015/09/16(水) 16:10 ID:TjM

次の日の朝

学校の放送が鳴った。

<<生徒会の三人は至急、生徒会室に向かって下さい 繰り返します...>>

京介は色羽達と一緒にいた。


「あっ俺 呼ばれたわ」

「最近、生徒会忙しいな 京介」

「あぁ、最近...な」

「なんか、嫌な事でもあるの?」

「えっ? 色羽 何で...?」

「何でって...顔に出過ぎなのよ!分かりやすい」

「はは...流石 色羽...俺の事よくお分かりで」

「色羽ちゃん凄いね!私は、そーゆーの分からない...」

「当たり前よ。何年 京介と一緒だと思ってるの」

「ってか、もう行ってくる!!!」





「「「いってらっしゃーい」」」

10:百音 magurosamayade:2015/09/16(水) 16:25 ID:TjM

生徒会にて


「今、キマシタ〜」

「あぁ寺島君 遅かったわね。それより早く決めましょ」

「...<犠牲者>をですか...」

「えぇ。一刻も早く決めないと全員死ぬわ。それに、生徒会の私達も
 もしかしたら、決める前に死ぬことだってあるから」

「そうですね...今までで、死亡者数が...53人か...」

「あと70人...プラス先生8人」

「ヤバいな...てか、水沢ちゃんが居ないけど...」

「.........」

「え? や、山田さん...?」

「...ぃ...ごめんなさい 私のせいだわ.........」

「!? まさか!!!」

「昨日死んだんですって 家の部屋の天井にロープが掛かってたそうよ」

「そんな...」

「だから!もう決めるわよ!!!」

「う、うん!」

「でも、もういいわ。私が勝手に決めたから」

「え!?一人で? ...ま、まぁ誰にしたのか言ってよ...」









                「<犠牲者>は......」

11:百音  :2015/11/18(水) 18:14 ID:9p2

  

「犠牲者は...」





ゴクリ。

















「寺島君、貴方とその友達3人よ。」




「...!っな!!!」




「ごめんなさい。ごめんなさい。本当に...でも、私は、貴方が嫌いだったから...」

「山田さん?」

「見ての通り、私は、すぐ怒鳴る。皆を注意してるうちに私から、友達が消えた」

山田の雰囲気が変わった。

「そんな時に、貴方達4人を見てるとイライラするのよ!」

「や...山田さ...ん」

「ぐっ!」

「ああぁぁっ........っ!!!」

会長の右手には、カッターナイフ。そのカッターナイフを京介の首に突く。
首には赤いものがぽたっ、と垂れた。

「でも、大丈夫よ。私も死んであげるから...」

京介の首に刺さるカッターナイフを抜いて、今度は自身の胸部に当てる。


「山田さん...駄目だっ!」

止めさせようとしたが、首の傷が痛くて、意識が持てなかった。

「さよなら、寺島君...?」






ドスッ!バタン............




カッターナイフを胸に刺して、倒れた。
胸部には、赤い薔薇が凛々と咲き、ドクドクと薔薇が溢れた。
彼女は目を覚まさない。



「あ...ぐぅ...」
そして京介も意識が遠のき、目を閉じた。

12:百音 :2016/01/11(月) 12:57 ID:LxA


...時間が分からない。一体 何時間経ったのだろうか...

「...け...すけ!...京介!!!」

誰かに呼ばれている様な声が聞こえ、京介は目を開けた。

「ぅ....色羽...?」

「はぁ...心配させないでよ。この馬鹿!」

色羽は、少し涙目だった...

「色羽っ今、何時...っ!?」

寝ていたベッドから、起き上がろうとすると、体に激痛が走った。

「ちょっ...寝てすぐ起きるとか、アホなの!?安静にしてなさいよ!」

さっき、山田さんに刺された傷がズキズキ痛む。和らげようと右手で首をおさえた。...やっぱり痛い

「急所には、至らなかったって言ってたわよ。全治1週間ほどですって」

でも、自分の傷より、心配なのが...

「山田さんは?」
「生徒会長も、なんとか無事よ。もう少し深く突いてたら、死んでたらしい」
「そう...良かった」
「...あんたも無事で良かった」


「え...」
「なんでもない」



今のって、俺が死ななくて良かったって、こと?

「京介? 顔 赤い...」

「なんでもないよ///あはは...///」










「やっぱり 色羽ちゃんだけに任せて良かった」

「そうだな。お熱いですなー」

「ふふ そうだね直人君!」

13:百音 :2016/01/12(火) 16:02 ID:LxA




次の日




「えっと。黒い手紙について、まず三人に話そうと思う」

「「「うん...」」」

京介は、手紙のこと、山田の発言のことを、話した。


「手紙のことを話さなかった 校長は何を考えてるの!?」

「っ!...山田のやつ...」

「山田さん...私も、あまりお話したことなかったけど、そんなこと思ってたなんて...」

「皆。ごめん。巻き込んじゃって...」

「京介君...」

「落ち込むなよ京介。逆に俺達以外の生徒4人が巻き込まれたら、それこそ危ない
 そう考えたら、指名された奴が俺達で良かったと、思わないか?」

「...直人 それは、私達が友達同士だから、なんでも、乗り越えれるって言ってるの?」

「色羽は呑み込みが凄いな」

「そんな、漫画みたいなことで助かると思ってるの? 死ぬ確率は高いのに」

「俺は、なんとかなると、思うけどな」

「......そう」

「...? 色羽ちゃん  結局どうなるの?」

「............直人の案に乗る」

「いや、案じゃないけど...」

「馬鹿 その言葉 信じてあげるって言ってるのよ」

「で、でも私達 どうなるのかなぁ?」

「...分からない。から、皆 いつもより注意して過ごしてくれ」

「「「了解...」」」

14:百音 :2016/01/12(火) 16:11 ID:LxA

その日は普通に授業を受けた。そして夜


愛乃は直人に電話をかけた。

『もしもし?』

「もしもし!直人君 起きてる」

『起きてるよ。今、風呂入るとこ』

「えっお風呂? ごっごめんなさい!!!」

『いや、いいよ。で?どうかした?』

「あのね、京介君が言ってた話なんだけど...なんか、信じれないなぁって...えへへ」

『...俺だって信じれないよ』

「でも、直人君 あんなに自信持って話してたのみてて、怖くないのかなって」

『怖い?』

「だって、京介君の話によると、死ぬことだってあるんでしょ?」

『怖いか...全然だな』

「......そっか。私は怖いや...」

『大丈夫だ。皆がいる。怖くないよ むしろ頼もしいさ
 それに...』

「それに?」







『愛乃が怖い時は、俺が守るよ』

「!!! えぇええぇ!?」

『はは。じゃあ風呂入るからまたな』


      プツッッ


「え...ズルいよ 直人くん...///」


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