まったり村のハチャメチャ日常

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1:ほのあ◆1o:2016/03/21(月) 20:46 ID:vBw

こんにちは!ほのあです!
今日から新しい小説を書いて行きます!
とにかく、明るい系の小説を書きたいなと思っています!
良ければ感想をお願いします!
荒らしや悪口等は辞めてください!
よろしくお願いします!

2:ほのあ◆1o:2016/03/21(月) 20:55 ID:vBw

キャラ紹介
ほのあ…まったり村に越してくる意地汚い村長。下品な事が大好きだが、余計な所で神経質が出る。食いしん坊で大食い。でもお腹は普通。
すずか…運動神経抜群で、運動の事なら誰にも負けない。と言っても勉強は1+1も出来ない程頭が悪い。口が悪く、よくほのあと喧嘩をする。
もも…村一番で個性的なオネェ。と言っても、根は優しい。占いが得意で、その占いもよく当たるとか?化粧濃い。結構ケチ。
れいな…レイレイ煩い語尾野郎。語尾に「レイ」が付く。一度言い出すと、その事を全て聴くまでしつこい。勉強はそれも足し算と引き算だけは一人前。実は酷い神経質で、汚い物を平気で触っているあんこが地上最大の苦手人物。
あんこ…食べ物の事では誰にも負けないくらいの大食いで、語尾には食べ物が付く。テンションが高く、沢山食べてもすぐにお腹が空く。そこら辺で食べ物をくれと言ってくるとしつこいので、無視するか腐ったあんこを投げておくと良い。汚い物が大好きで、悪趣味で汚い物コレクションをやっている。
ここあ…おっとりした目付きで、天然な子。皆からはちやほやされているが、実際はとても腹黒い。ぶりっ娘と言えばぶりっ娘だが、優しい心の持ち主。怖い話が大好きで、怖い話大会だと、皆を驚かせようとしている。
ゆず…元々は幽霊だったが、ある理由が有りももの弟になった。思った事をはっきりと言う。影が薄い。将来の夢は歌手を目指しているが、酷い音痴。影分身の術を使える。
もみじ…よく女の子と間違えられるが、男の子。ドMで、叩かれるのやら攻められるのが大好き。ちょっと変わった性格。リアクションが大きい。
よもぎ…動物や植物を大切にする優しい男の子。まったり村を大切にしようとしている。ほのあの秘書。誰にでもタメ口を使う。落ち着いた性格。

3:ほのあ◆1o:2016/03/21(月) 21:26 ID:vBw

第一話 まったり村で生活しよう!編
ガタガタと揺れる一つの電車。その電車は、まったり村と言う所に向かって行った。人はあまり乗っていないが、勿論乗っている人は居る。
ほのあ「これから新生活が始まるぞー!まったり村、楽しみなのだ!」
一人車両で騒いでいる、小学二年生くらいの少女。だが、顔はあまりよろしくない。名前はほのあ。持ちネタはほのあんぱん。理想のほのあんぱん作りを目指している。手作りのほのあんぱんのを口にしながら、まったり村に着くのを待った。
待つ事三十分後。ほのあは半分残したほのあんぱんをバックにしまい、そのまま寝ていた。しまった後、まったり村に着いてしまったのか、ほのあは電車の呼び掛けで起きる。
「まもなく〜まったり村〜まったり村〜」
ほのあ「ムムム!?寝たばっかりなのにいいぃ!もう着いたのか!早く降りないと!」
横に置いてあったポーチを肩に背負い、慌ただしく電車から降りた。
ほのあ「こーんーにーちーわー!ほのあでーす!今日、この村の村長になりにきまし…」
すずか「うわーあの人じゃんあの人!今日からこの村の村長になるって噂の…」
もも「本当に!?…あら〜、思ったよりもマヌケな顔してるわね…」
もみじ「あの子はドSかな?あの子はほのあって子だっけ?攻められた〜い!」
よもぎ「きょ、今日からほのあさんは村長なのに…し、失礼過ぎる!秘書の僕としても失礼過ぎる!」
駅の前では、四人の男女が待ち構えていた。ほのあが駅から出ると、皆口々にほのあの事を言い出す。
だが、ほのあには人何かよりも、見渡す限りの緑、逞しそうに生えている木。ほのあの目には、人が居るのをお構い無しに、その綺麗な景色を見に前に出た。
ほのあ「うおおおぉぉ!この村、凄い綺麗だよ!此処の村の村長になる何て、最高だ!」
目をキラキラさせて言うほのあ。すずかは、出迎えに来たのを気付かせる様に、無理矢理大きな声を出した。
すずか「あーのー!ほーのーあーさあああぁぁん?聴こえますかあぁー?」
と村全体に聴こえる様な、大きな声でほのあに問い掛けた。だが、問い掛ける言い方もウザったらしい。
ほのあ「…あ、居たの?」
ほのあ以外「いや普通気付くだろ!」
天然なのか、それとも嫌がらせなのか。と四人は思っていた。ももは、とにかく自己紹介をしよう、と場の雰囲気を変えようとする。
もよぎ「それじゃあ自己紹介!はじめまして、僕はもよぎだよ!敬語が使えない者だけど、これでも一応秘書だからね!」
もみじ「はーい!次俺ね!皆からドMドMって言われるもみじだよ!よろしくね〜。」
次々に自己紹介をする住民達。ほのあは、よろしく〜と軽々しく挨拶をした。
ほのあ「で、そこのお二人さんは?」
もも「あぁ!あたし達の事ね、あたしはももよ!それで、此方がすずかよ!」
すずか「よ〜ろしっくね〜?」
ももの自己紹介は良いが、すずかの自己紹介はウザッたらしく感じてしまった。ももの方も、化粧が濃い等と失礼な事ばかり思ってしまう。いつもなら口に出すだろうが、初対面なのだから仕方がない。と表には出さなかった。
よもぎ「それじゃあ、とりあえず…やる事は…家だね!家に行こう!」
もも「あら?もう家決まっているの?」
すずか「もみじが立てたんじゃないか?」
もみじ「俺が立てといたぞ☆しっかりきっくりね!」
ほのあ「おぉ〜凄い!是非見てみたい物だ!」
もみじ「オーケーオーケー!じゃあ連れて行ってあげるよ!実は俺、不動屋やってんだ〜♪」
よもぎ「此処は秘書の僕、おともするよ!」
すずか&もも「私(あたし)も着いて行って良い?」
ほのあ「えぇ…あぁ…うん…」
どうやら、ほのあはこの村の村長として人気者らしい。もみじの説明から聴くと、もみじは不動屋をやっているらしい。ほのあはどんな物なのか見てみたくて、ほのあ達はそのままもみじの跡を着いて行った。
そして、五分くらい立つと、ほのあの家らしき家の前に到着した。それはとても豪華で、しっかりと組み立ててあった。

4:ほのあ◆1o:2016/03/21(月) 22:47 ID:vBw

ほのあ「うわぁ〜!この家!?こんな家に住める何て、最っ高だよ!もみじ!」
もみじ「あ、此処は俺の家だから☆」
すずか「此処、もみじの家だよ!」
ほのあ「えっ?じゃあ、私の家は一体…」
ほのあが家はどれだと聴くと、もみじは歩いて来た方の道の奥を指した。
もみじ「あれだよ!」
よもぎ「こ…これが?」
すずか「よ、予想を遥かに越えるな…」
もも「えっ…これって…どう言う事なの?」
ほのあ「なっ…何じゃゴヤーー!!」
もみじが指した家は、藁で作った様な、ちっぽけな家。外観も悪いし、中も狭そうだ。
もみじ「どう〜?俺が作った家!こんな最っ高に綺麗な家は初めてだろー?なっな?」
ほのあ「おーまーえーとーいーうーやーつーはー!!」
もみじ「ちょっ!?」
ほのあはあんな藁の家で暮らせるか、ふざけるな、と言う思いからもみじに暴力を振ってしまった。
ほのあ「人が期待すれば付き上がって!おらおらおらあぁー!」
もみじ「痛い痛い痛い!でもドM何だ!これもドMなら喜ぶけど痛いいぃー!」
すずか「あーあ、もみじふざけなきゃ良かったのに…」
よもぎ「村長!大丈夫!?今、助けてあげるからねぇ…!でも、どうしよう…!」
もも「はぁ〜…いっつもこうなのよねぇ。もみじって。」
ほのあともみじの喧嘩を見ながら、口々に悪口や思った事を言う。
十分後、ほのあは漸く収まったらしく、スッキリしたと言いながら手をパッパと叩いた。
すずか「うわぁ…酷い傷だなぁ…」
もも「何だか笑えて来るわ…」
よもぎ「村長!大丈夫だった?」
ほのあ「うん!大丈夫だ!そんな事より…もみじ!もっとちゃんとした家を作って出直して来い!」
もみじの体は、傷だらけだった。服はボロボロで、頭にはたんこぶがが有る。ほのあはそれを踏みにじる様に見下ろした。ほのあ達は、もみじを置いて去っていった。
もみじ「は、はあぁ…こ、これもドMの楽しみ所と思えばよろしい…のか…ガクッ…作り直すか。」
そのまま気絶するとでも思いきや、作り直そうと言う正直な気持ちで、家を建て直した。
その頃、ほのあ達は解散してから、ほのあとすずかと一緒に村を見て回る事にした。
すずか「う〜ん…とりあえず、私の知ってる友達を紹介するよ!」
ほのあ「友達?どんな子かな〜?」
少しワクワクしながら、すずかの友達の家へ向かった。
向かう途中も、くだらない話何かをしていた。
ほのあ「ねーねー、パラライカって知ってる?」
すずか「パラライカ♪パララライカ♪…ってやつだっけ?よく分からないけど。」
ほのあ「うんうんうんうんうん!そんな感じ!」
すずか「って言うか何でそんな事聴いたし?」
ほのあ「いや、何となくかな…」
すずか「い、意味分からねぇ…(パラライカ好きなのかな?)」
ほのあ「…やらないか?」
すずか「やらねぇよ?」
ほのあ「うわああぁーん…」
そんな風にくだらない話をしていると、すずかが言っていた友達の家に着いた。
ほのあ「よし!おっじゃまっしま…」
すずか「待って!」
入ろうとすると、いきなりすずかが止めて来た。ほのあはどうしたのかと問い掛けた。

5:ほのあ◆1o:2016/03/22(火) 12:54 ID:vBw

すずか「ここから先は、慎重に行動を取ってね…食べ物語尾で話す人が居ると思うから…」
ほのあ「えー?そんな人居るの?とにかく、この村の村長になるのでお邪魔しまーす!」
すずかの言っている事がまるで分かっていない様に、そのままバタリと勢い良く扉を開けた。
あんこ「れーいっなちゃあぁーん!何処に居るのだんご?あんこが遊びに来たと言うのに失礼だヨーグルト!」
すずか「ほらやっぱり!」
ほのあ「おうぇっ!土足で上がってる!」
すずかが言った通り、食べ物語尾が付き、何とも煩く、騒がしそうな人がうろうろしていた。
あんこ「あっ!貴方達はだぁーレモン?まさかれいなちゃぁん!?変装したって無駄だヨーグルト!早く普段の姿に戻りなさ…」
すずか「あんこ!うるせぇぞ!!」
ほのあ「どっちも騒がしいのだが…」
あんこ「ありゃま?貴方れいなちゃんじゃないの唐揚げ?すずかは知っているけど隣の子は誰なのかナス?」
食べ物語尾のせいか、聞き取りずらいと思ったほのあは、すずかの耳元で小声で言うと、いつもこうだからと言う返事が返って来る。ほのあは、適当にこの村の村長だと自己紹介をする。
あんこ「はじめまシークワーサー!この村の村長とはたまげたの団子!あんこはあんこだヨーグルト!よろしくお願いしまスープ!」
ほのあ「よ、よろしくね…そんで、れいなとか言ってたけど、その子って誰?」
あんこ「あぁ〜!この家に住んでる子がれいなちゃんって言うカレーライス!」
すずか「よく分かんないかもだけど、そーゆー事!」
どうやら此処はあんこの家ではなく、れいなと言う子の家らしい。だが、玄関から廊下は土足で上がっているせいか、足跡の様な土で泥だらけになっている。あんこは用事が有ると良い、逃げる様にその場を去っていった。
すずか「はぁ…また逃げたな。れいなに殴られたりボコボコにされたくないから…って。」
ほのあ「えっ?どう言う事?」
すずか「れいなって子は、よっぽどな神経質何だよ?だけど汚い物が平気なあんこは、土足で入ったり泥をれいなに掛けたりとか…そんな事してるから、それでれいなは激怒!そして、あんこはボコボコにされちゃう…って言う話。まぁいつもの事さ!」
ほのあ「長ったらしい説明ありがとう。」
わざわざ長い説明をしてくれたすずかに感謝し、れいなに会いに行く為、きちんと靴を脱いでから家へと入っていった。家の中は、あんこが土足で歩いた所以外はピカピカで、清潔間が有る。突き当たりの部屋だけ、扉が開いていた。
すずか「れいなの部屋は此処だよ、多分…此処に隠れてたんだと思う…」
ほのあ「何で?」
すずか「れいなはあんこが地上最大の苦手人物何だよ。何せ、さっきも言った通りあんこは清潔間が無いし、土足で上がり混んだりして不潔でしょ?だから不潔な人が苦手だから、れいなはあんこが地上最大の苦手人物…ってワケ!」
ほのあ「長ったらしい説明ありがとう。(本日二回目)」

6:ほのあ◆1o:2016/03/22(火) 16:36 ID:vBw

二回も同じ言葉を使うほのあ。そんな風に話をしながら、扉の開いた部屋に入った。その部屋は、至って普通の部屋だが、よく見るとベットが震えていた。
すずか「れいな?居るー?」
ほのあ「ん…?何だ?ベットから何か聴こえるぞ?」
小さな声だが、ほのあの耳にはベットの中から声が聴こえた。幽霊なのか、それともれいなが居るのか。恐る恐る毛布を開けてみると、そこには小さな少女が居た。
すずか「れーいな!まーたあんこが怖かったのか?」
れいな「そうレイ…怖いレイよ…あの人土足で上がり込むレイよ…恐ろしいにも程が有るレイ…」
ほのあ「この人が、れいな?この人も語尾が有る…」
語尾を言いながらは話すが、顔は真っ青になり、体はガタガタと震えていた。ほのあはれいなを落ち着かせた。すずかは、土足で上がったあんこの足跡を雑巾で拭いていた。
五分くらい立つと、れいなは真っ青になっていた顔も元通りになって来た。
れいな「はぁ〜迷惑掛けちゃってごめんレイ…その人は誰レイ?まさか、この村長さんレイか!?」
ほのあ「うん。そうだよ!ほのあだっよーん!よろぴく〜。」
すずか「中々ナヌケな顔してるよね!ほのあって…」
れいな「言われてみればそうかもレイ…」
ほのあ「おいぃ!失礼だな!」
自己紹介も出来た所で、村を見て回る事にした。
すずか「ん〜、何かお腹空いて来たねぇ…」
ほのあ「確かに…って私は普通だけどね!」
お腹が空いたのだから、何か食べようかと思ったが、食べる物も持ってない。それに、食べ物を買うお金は家のお金を払う為、使う訳にはいかない。そんな時、ほのあはふと思い出した。
ほのあ「…ほのあんぱん?…そうだ!ほのあんぱんが有ったんだ!」
すずか「ほのあんぱん…?あんぱんなら知ってるけど、そんなぱん聴いた事無いよ?」
ほのあ「良いからさ!食べ掛けだけど、食べてよ!美味しいよ!」
そう言って、無理矢理ポーチからほのあんぱんを差し出すほのあ。電車の中で食べて、奥に入れなかったせいか、ポーチに手を突っ込むと直ぐに出て来た。
ほのあ「はい!これあげる!」
すずか「要らないよ!しかも食い掛けだし!」
良いよ良いよとすずかは遠慮するが、ほのあは食べて食べてと無理矢理すずかの口の中にほのあんぱんを入れた。
すずか「うぐぐ、もぐもぐ…」
ほのあ「どう?美味しいでしょ?」
すずか「まず…くない…あんぱんにチョコやクリームを丁度良い甘さに絡み合わせてあり、シルクの様な色のミルクの味もする…食欲が沸いて来る匂い!苺や栗の味もする…美味しーい!」
細かい感想を言い、ほのあはそうだろうと喜んでいた。どうやらこれだけでも空腹が満たされた様だ。
すずか「ごちそうさま!ほんと、美味しかったよ!また食べないんだけど、無いかなぁ?」
ほのあ「おまかせあれ!食べたい時にはいつでも作ってあげるからねん!」
すずか「わ〜いやった〜!」
ほのあの言葉に喜ぶすずか。そんな時、隣から聞き覚えの有る声がした。
「あのー…俺が居るの気付いてる?」

7:ほのあ◆1o:2016/03/23(水) 19:32 ID:eK6

何かと思って横を見ると、半目で二人を見るもみじが居た。
ほのあ「うわわわわ!もみじ、居たんだ!」
すずか「ビックリ仰天って言うのか?とにかくビックリ!」
もみじ「食べ掛けがどうとか言ってる時からだよ!それと!ほのあ、今家が完成したよ!勿論ちゃんと作り直したよ〜藁の家破壊しちゃったけど☆見に来る?住む?だったらお金払ってね?」
ほのあ「いちいちうるせぇよとにかく行くぞ!」
すずか&もみじ「へーい。」
三人はそのままさっきの藁の家が建っていた場所へと向かった。さっき藁が建っていた所に着くと、そこはさっき藁の家が建っていた。
外観はピンクや水色等のラブリーな色で仕上げて有り、家の中も広そうだ。庭の方は立派な噴水やベンチが有り、この家に住むには相当なお金が掛かりそうだ。内装は至って普通だが、新築の家の様に綺麗だった。
ほのあ「も〜みじ〜!こんな家を作ってくれる何て嬉しいよ!これからはもみジジィと呼ばせて貰うよ!」
もみじ「いやそれって褒め言葉じゃないよね?ドMだから良いけどさ♪」
すずか「キモ〜いッ☆」
もみじ「えぇ?」
褒め言葉なのか何なのかは分からないが、ドMだから良いと許してしまうもみじ。ほのあはもみじに家のお金を払ってから、ほのあはこの家に寝転んだ。
ほのあ「うーんやっぱり新築の家は良いねぇ〜!これをあんこに汚されたら死ぬ所じゃないよハッハッハッー!」
すずか「そう言ってフラグを建設しない方が良いよ。布団ふかふか〜♪」
ほのあ「ってドサクサに紛れて居るし!」
すずかは遠慮をしないで、家のベットに寝転がっている。ほのあは汚さないなら良いやとすずかを放置した。
その時、家の扉の叩く音がした。
ドンドン!ドンドン!
ほのあ「何だぁ!?こんなリラックスしてる時に!」
すずか「全くだ!俺は寝てるから行ってこい!」
何かと命令口調なすずかだが、ほのあは何も思わず玄関に行き、扉を開ける。
ほのあ「あ・の・ねぇ!貴方人の家の扉を叩くとか非常識過ぎるよ!?…って誰?」
ゆず「もおぉ、いらっしゃいとおもてなしをしてくれるとでも思えばぁ、文句とは何ですかぁ?失礼ですねぇ!」
ほのあ「あ、すいませんね。」
もも「ごめんなさいね、家のゆずが…」
ほのあ「え?もも?誰?」
いきなりごめんと謝り、ももはほのあに細かく説明をした。どうやら、ゆずはももの弟らしい。ゆずは説明をしている途中も、あーだこーださっきの事を言っていた。
ほのあ「なるへそ!そう言う事かぁ〜。この子がゆずね!はじめまして〜。」
ゆず「人の名前を呼ぶ時はさん付けしたらどうですかぁ?ほのあ。」
ほのあ「お前も呼び付けだろうに!」
もも「ゆず!ほのあに失礼よ。とにかく、こんな弟だけど許してほしいわ…」
ほのあ「うん、分かったよ。」
性格がきつそう。煩い。幽霊みたい等と失礼な事ばかり思ってしまうほのあだが、絶対に口には出さない。そして、ももとゆずはれいなと遊ぶ約束が有るらしく、てくてくと帰って行った。
ほのあ「ふぅ〜、やっと住民全員に会えたよ!」
そう言って背伸びをすると、さっきまて寝ていたすずかがいきなり起きて、ほのあにこう言った。
すずか「え?何言ってるの?まだ一人…居ルンダヨ?貴方ガ知ラナイダケデ…」
ほのあ「あっ、そう!じゃあ会いに行こ♪」
すずか「何とも空気が読めないな…ほのあってさぁ。(此処は怖がってくれと思ったのに。)」

8:ほのあ◆1o:2016/03/24(木) 00:46 ID:eK6

怖がってくれると期待していたが、何も怖がらずがっかりするすずか。ほのあはそれに気付かなかったが、次の瞬間家のピンポンが鳴った。
ピーンポーン♪
ほのあ「あれ?お客さんかな?」
すずか「これってまさか…ここあ?なのか!?」
何も知らないほのあは、そのまま真っ直ぐ玄関に行き、扉を開ける。
ほのあ「こんにちは〜!貴方は扉をドンドン叩かなかったよね!良い性格だよ!良かったら家でお茶でも飲んで行ってよ!…って!貴方知らない人…」
ここあ「はーじめまーして♪ここあです!今日は村長さんがこの村に君臨するらしいから来たんだけど、貴方と会うのが最後になっちゃったねぇ〜☆ごめんなさい!ほのあちゃん、これからもよろしく〜♪」
すずか「ここあ!やっぱりここあ来たのか!」
ほのあ「君臨って…(この人ぶりっ娘そうだけど、大丈夫かな…?ぶりっ娘…痛い、痛いよ!)ま、まぁとにかく会いに来てくれてありがとうな!」
すずか(絶対ほのあここあの事ぶりっ娘だと思ってるよ)
何となくぶりっ娘な感じがして、ここあと付き合うのはあまり良いかなと思い、直ぐに帰って貰った。
ほのあ「はぁ〜もう全員に会ったんだからゆっくり出来るよね…それじゃ、今日はもう寝よっかな〜。」
すずか「ん!?誰か来る気配が…!」
「上から来るぞ!気を付けろ!」
ほのあ「うわっ!?」
ドスンッ!
何と、上から人が乗っかってきた。ほのあの頭の上には、よもぎが乗っかっていた。
ほのあ「ちょっとよもぎ!何するんだよ!」
よもぎ「まぁまぁ細かい事は気にしないで〜」
ほのあ&すずか「いや気にするだろ!」
よもぎ「エヘヘ〜…あっ!そんな事より、大事な話を伝えに来たんだよ!」
相変わらずマイペースな発言をするが、どうやら大事な話を伝えに来たらしい。その大事な話と言うのは、村長には村の皆に挨拶をしなければならない。だが、それも大変だからと決め、村の広場で村の皆に集まって貰い、そこで村長と有って貰うと言う事をしなければならない様だ。
すずか「へぇ〜、ほのあも大変だねぇ…」
ほのあ「ほんとだよ!今日一日大変過ぎィ!ハチャメチャ過ぎィ!」
よもぎ「そろそろ始まるから、広場に来てね〜!じゃあ!」
そう言って、よもぎは広場の方へと走って行った。二人も広場の方へ向かう事にした。
またくだらない話をしながら歩いて行くと、あっという間に広場に着いてしまった。時間が過ぎるのは早いものだな、等とのんびりした様な言葉を発言するほのあ。そして、そんな言葉を発言する間にも、広場には住民達が集まって来ている。
そして、全員広場に住民が集まると、村とは思えない程住民が沢山居た。
よもぎ「それでは村長がこの村に来た事を祝いましょう!」
よもぎがそう言うと、わいわいと騒ぎ出した。この村は村長がこの村に来ると、広場でパーティーをする事になっているらしい。
よもぎ「さぁさぁ、飲んで飲んで〜!」
ほのあ「って!もっと話とかするんじゃないんだ!?しかも、子供なのに村長になるって…とにかく、かんぱーい!ごくごく…オレンジジュースうめー!」
すずか「ぷはー、私はお茶ばっかだったから久し振りにジュースを飲んだよ!おいちい!」
ほのあ達はオレンジジュース等を飲みながら、料理等を食べていた。
と言っても、ほのあ達はまだ子供だ。ビールやお酒は飲めないが、ジュース系の飲み物なら飲めるからと、子供と大人の席が有った。

9:ほのあ◆1o:2016/03/24(木) 12:40 ID:Dgc

男子A(子供)「今日はいっぱい食べてパーティーだー!」
女子A(子供)「もう、男の子は食いしん坊ね!」
男子B(子供)「まぁ良いんじゃないかな?」
男性A(大人)「酔っ払いにならない様に気を付けるって〜。ハハハハハ!」
女性A(大人)「もう、既に酔っ払ってるわよ!」
ここあ「いえ〜い♪屋台も有るよ〜!何だかお祭りみたい!」
ほのあ「皆楽しそうだね〜!」
すずか「そりゃそうだ!あっもも居るよ!もーもー!」
もも「あら?ほのあにすずかじゃない!どうしたの?あたしと一緒にパーティーしたいの?」
ほのあ&すずか(いつもより化粧濃いわな…おめかし?おめかしなのか?)
わいわいと騒いだパーティーの中、ほのあとすずかもパーティーを楽しんでいる様子。そんな時、ももがうろうろとしていた。それをすずかが見つけたが、いつもより化粧が一段と濃い。おめかしにしては酷すぎる。
ほのあ「えっえっと…ももさん?」
もも「えぇそうよ!何か文句有る?今日は一段と化粧をしてみたのよ!おめかしみたいな感じね!」
ほのあ&すずか(えっ、これってやっぱおめかし…?)
ゆず「ちょっとぉ、僕が居るのに無視とは何ですかぁ?」
ほのあ「わわわっゆず居たのか!」
すずか「影が薄いよ…」
もも「あら!ゆず居たの?アンタ影が薄いから気付かないのよ…ごめんなさいね。」
ゆず「全くぅ、しっかりしてくださいよぉ!」
さっきからももの後ろに居たゆず。だが、気付いて貰えなかったせいか、ゆずは頭に湯気を出して怒っている。何とかゆずを落ち着かせ、ゆずも仲間に入れてあげた。
ほのあ「うわーい!パーティーって嬉しいね!」
すずか「あぁそうだな。君達もそう思うかい?理想のパーティーになったかな…」
もも「そう言う真似は辞めなさい、気持ち悪いから!」
ゆず「同じく同感しますねぇ」
すずか「うわーんえーんえっえっえっ(棒)」
その後、一時間くらいパーティーは続いた。ほのあは、引っ越しをした一日目からハチャメチャな一日になってしまったが、此処で暮らすのも悪くなさそうだ。と言う思い出を日記に書き残し、ゆっくりと睡眠を取った。
第一話 まったり村で生活しよう!編 終わり
次回予告
ほのあ「春が来た〜♪春が来た〜♪何処に来た〜?」
すずか「まだ3月何ですけど!?」
ほのあ「いやね!私の花粉症も酷くなって来てるんですよ!これって春になって来たと思いませんか?」
すずか「どうでも良いけど桜は好き何だZE☆」
次回 第二話 春のまったり村!花粉のまったり村!編
ほのあ「次回も笑って読んでくださいね♪」

10:寿々亜◆PA:2016/03/24(木) 15:41 ID:nJE

こんにちは!
おもしろいね〜!
すずあじゃなくてすずかだ…。w

うちも花粉症酷いです…。
つらさわかりますね…。

11:ほのあ◆1o:2016/03/24(木) 16:42 ID:Dgc

寿々亜さん
こんにちは〜!来てくれたんですね!(*^_^*)
ありがとうございます♪
名前、間違えやすいですよね…
私、昨日の夜いきなり花粉症になったので、この事と共に春の事を書こうかなって思ったので書いて行きます!
寿々亜さんも何ですね…お互い頑張って辛さを乗り越えて行きましょう!(´・ω・`;)

12:ほのあ◆1o:2016/03/24(木) 19:27 ID:Dgc

第二話 春のまったり村!花粉のまったり村!編
ほのあ「ぶえーっくしょん!」
すずか「おえーっくしょん!」
もも「ちょっと二人共!汚いから辞めなさいよ!あたしの方に向けて!しかも、すずかは完全に嘘のくしゃみ何だから、そう言う事はしないの!」
ほのあ&すずか「ごめんよ〜」
最近は花粉の季節。つまり、春と言っても良いだろう。花粉症のほのあは、春にはとても頭を悩ませている。春は好きだが、花粉症のせいでまともに春を楽しめないのだ。
すずか「ほのあって花粉症なの?」
ほのあ「うん、うわ〜!目が痒くなって来た!」
もも「大変よね〜…春は良いけど、花粉症が悩み所よね。」
すずか「そう言うももは花粉症じゃないからいーのっ!」
もも「貴女だって花粉症じゃないじゃないのよ!」
ほのあ「ハーックション!!」
すずか「つ、唾が飛んだ…」
ごめんごめんと謝り、目を掛きながら言うほのあ。
もも「でも、本当にどうしたら良いのかしらね?もうすぐ桜が満開になるのに、これじゃ花粉のほのあよ!」
ほのあ「ほ〜のあっ☆」
すずか「気持ち悪ッ!」
ほのあ「ええぇっ!?うえーくしょん!」
今度は手で抑えてやったので、すずか達には唾が飛ばなかったが、ほのあの手が汚れてしまった。近くの手荒い場に行って来る事にした。相変わらずバシャバシャとあちらこちらに飛ばす様に洗うほのあ。
ほのあ「よし!こんなもんでいっかな〜?」
そう言って帰ろうとすると、後ろにはもみじが立っていた。だが、いつものもみじではない。目が釣り上がっていて、おっとりとした目付きではなかった。
ほのあ「おう、もみジジィどうかしたのか?」
もみじ「やぁほのあ、今日はよく会うね。初めて会った日から、君とは運命を感じているよ。」
ほのあ(…コイツ頭ダイジョブなのか?イカれてないか?)
いきなり意味不明な事を言い出すもみじ。ほのあはそれを不思議とは思わないが、頭が可笑しいとは思っていた。
ドンッ!
ほのあ(こんな事をして何が楽しいんだ?あ、頭が可笑しいからか!なるほどね〜)
突然の壁ドン。後ろは大きな木が有り、それを壁としたのだろう。
もみじ「それじゃあ、その運命に僕が答えてあげよう…」
ほのあ(うわっもみじの顔が近付いてくる!嫌だ嫌だ、こんな奴とおでこタッチしたくないよ!)
明らかにこれは壁ドンだが、ほのあは壁ドン自体知らない。もみじは怪しい顔でほのあに顔を近づける。
ほのあ(やだやだやだ、こんな奴嫌だーー!)
ドーン!
もみじ「ぎゃああああぁぁーー!!」
ほのあは嫌だ嫌だと言いながら、もみじを突き飛ばした。もみじは腕や足に傷が何個か合った。
もみじ「いてててて〜、何するんだよもう!俺がドMだから良いけど、ドSの人は怒るからね!?」
ほのあ「あっ正気に戻ったね、良かった〜もみジジィ!」
もみじ「もみジジィ言うな!しかも俺はまだ子供だぞ!キッズだぞ!」
さっきとは違い、言葉も目付きも元通りになっていた。一体何だったんだと聴くと、目付きはコンタクトをして、言葉もナルシストっぽくしてみたらしい。壁ドンをした理由は、後で話すと言っていた。そして、二人はすずか達の所に戻った。

13:レナ:2016/03/24(木) 19:38 ID:vTY

キャラが、超超個性的!!
それぞれが生かされていて、一人一人がとてもとても魅力的です!!
応援しています。更新頑張ってください!!

14:ほのあ◆1o:2016/03/24(木) 20:15 ID:G.2

レナさん
ありがとうございます!
そんな事を言ってくれる何て!凄く嬉しいです!
これからも頑張ります!!(´∀`)/

15:ほのあ◆1o:2016/03/24(木) 23:19 ID:G.2

ほのあ「て言うか…コンタクト外れてるね。何でだ?」
もみじ「そりゃ取れるよ!あんないきなりどどんとキックされたらさ〜!」
すずか「あっ!ほのあ戻ってきた!」
ほのあ「うん、丁度もみじと会ってね!それで、ももは何処行ったの?」
二人はすずか達の所に戻ったが、ももが居ない事に気付いた。どうやらももは、ゆずが歌を歌うから聴きに来いと言われ、嫌々行かされたらしい。
ほのあ「ゆずの歌か〜、何か聴きたい!」
すずか「何言ってんの!?ゆずはよっぽどな音痴何だよ!?一応歌手目指してるらしいけど、誰が聴いても地獄の歌声何だよ!」
ほのあ「何か急に聴く気が失せたんだけど」
もみじ「あっそうだ!すずか、ちょっと…」
もみじは、いきなりすずかの耳元で何かを喋っている。ほのあは何を喋っているのかが気になるが、何にも聴こえない。何かと聴こうと思った時には、もみじか耳元で話すのを辞めてしまった。
ほのあ「ねぇねぇ!何話してたの?」
すずか「じゃあやるよ…それーっ!」
ドンッ!
ほのあ「えぇ?」
今度はすずかまで壁ドンをして来た。またもや後ろに木が有り、それを壁としている様子。
ほのあ(何々!?すずかもおでこタッチしたいのか!?)
どんどんすずかの顔が近付いてくる。そして、口を大きく開けている。ほのあには何をしているのかが全く分からない。
すずか「ハ、ハ…」
ほのあ「一体何する気なのか…」
すずか「ハーーックショオオォン!!」
ほのあ「ええええええぇぇぇ!!」
何をするかと思えば、くしゃみをした。ほのあの顔には、唾があちこちに飛んでいた。
すずか「はい!もみじはさっき、ほのあに壁ドンをしてこれをやりたかったらしいよ!」
もみじ「本気ですると思った?ねぇねぇ、本気で壁ドンすると思った?残念☆引っ掛かったな〜♪」
ウザッたらしくほのあに言う二人。ほのあには、もみじの言葉で遂に切れ、すずか達を襲い始めた。
ほのあ「ばーーかもおおおぉぉん!!!」
すずか&もみじ「イヤアアアアァァァ!!」
切れるのも当然だろう。二人にウザッたらしい事を言われ、仕舞いにはくしゃみの唾まで飛んで来たのだから。
ほのあ「人が何も言わないと思うなよ!私だって人間何だぞー!!」
すずか「分かった!分かったよもうすません!もうしないからお許しくださーーい!!」
もみじ「うわわわーんドM何だから喜ぶべきだ!でも痛い事には変わりないよ〜〜!」
ほのあ「おらおらおらぁー!」
頭を殴ったり、腕を叩いたりと次々に二人の身体を傷付けて行く。五分くらい立つと、ほのあは落ち着いていた。
すずか「あへぇ…いたたたた、もう!謝るけど此処までする事は無いだろうが!」
ほのあ「分かったよ、謝るのなら良いよ私もやり過ぎたし!」
すずか「おうそうだな!仲直り、だ!」
ほのあ「うん!」
二人は手を繋ぎ、仲直りをした。それを、もみじが涙を流しながら見ていた。
もみじ「美しき友情…でも、俺はドMだからもっと攻められたかったよ…」
ほのあ「え?何か?」
もみじ「いえいえ、何でもありません!」
すずか(もみじ、相変わらずだなぁ〜)
仲直りをした後、もみじは涙を流すのを止め、ふざけた事を言う。そんな時、向こうからここあの声が聴こえた。

16:ほのあ◆1o:2016/03/25(金) 15:30 ID:G.2

ほのあ「はぁ、すずかの唾で顔が汚れちゃったよ…ぶえーっくしょん!花粉症も酷いよ〜。」
顔に飛んだ唾を、ポーチに入れて有ったティッシュで拭く。拭いたティッシュは、近くに有るゴミ箱に捨てた。
すずか「ごめんごめん!…って!元はと言えばもみじが悪くない!?私にこんな事をさせて置いて!」
もみじ「それをやるすずかもどうかとは思うけどね〜。」
「お〜い!皆〜!」
向こうの方から、ここあの様な声が聴こえた。
ほのあ「あっ!ここあじゃん!」
ここあ「あのねあのねっ!今日皆で遊ばな〜い?」
すずか「まぁ、暇だし遊ぼうよ!」
もみじ「(な、何か嫌な予感が…よし、此処は騙しちゃおーっと☆)うーん…俺はこれから用事が有るから、ちょっと帰らせて貰うわ!ごめんよ〜」
ここあ「そっか?じゃあバ〜イ♪(チッ、逃げたか…まぁ良い。二人には地獄の歌を味わって貰おうか…)」
腹黒い心を見せるここあ。だが、三人にはその腹黒い心は見えない。ほのあ達はもみじと別れ、何も知らない二人はここあに着いて行った。
だが、行く途中にすずかも嫌な予感がしていた。
すずか「ねぇねぇ…何か、嫌な予感がするんだけど…」
ほのあ「えぇ!マジかよ…じゃあ、行くの辞める?」
すずか「今更遅いよ…嫌な予感が…どんどん迫ってくる…!地獄に行く様に…!」
ここあ(フフフッ、今更気付いたって遅いから…)
耳元でごにょごにょと話す二人。ここあはそれに気付くと、バレたか。と腹黒い事を企んでいる。そして、ここあが足を止めると、そこにはゆずのリサイタルと書いてある看板が有り、すずかともみじの嫌な予感が当たっていた。席も有り、そこには一人ぽつんとももが座っていた。
もも「うぅっ…聴きたくないわ…ゆずの歌…」
すずか「ほれ見ろほれ見ろ!予感が当たった…!」
ほのあ「すずか達が言っていた、地獄の歌声…ゆずうううぅぅ!!」
ここあ「えっへへ〜!今日はゆずの歌をワンマンショーだよぉ〜♪今、ゆずが食べ物飲み物買ってくるから、天使の歌声を聴きながら、食べ物食べて、飲み物飲んでって〜!」
すずか「むしろ悪魔の歌声だね…」
ほのあ「聴いた事はないがそんなに酷いのか…」
そうやってざわざわ言っていると、それをみもじが隅っこから見ていた。
もみじ「あー良かった…あんな歌を聴かされたら、たまったものじゃないし…」
「何がたまったものじゃないんですかぁ?」
もみじ「…え?」
何かと思い、後ろを向くとゆずがニッコリ笑ってもみじを見ていた。どうやら食べ物と飲み物を買って来た帰りらしい。
ゆず「影からこっそり見ているならぁ、僕の歌が聴きたい、と言う事ですねぇ?今日は一時間スペシャルですからぁ、どうぞ聴いてくださいぃ!」
もみじ「イヤーーッ!!」
ゆずはもみじの手を引っ張りながらも、もみじはグイグイと逆方向を進んで行く。ゆずが強く引っ張ると、服が破けそうになり、もう駄目だと諦めてしまった。
ほのあ「あれ!?もみじ、用事が有るんじゃなかったの?」
すずか「馬鹿だなぁ、騙したんでしょ?私達より嫌な予感がしたから…」
もも「自分だけ逃げようとするからバチが当たったのよ!はぁ…あたし、ゆずの歌声は悪夢より酷いと思えるわ…」
もみじ「それには全く同感するよ…」
ここあ「ゆずが皆を誘って来いって言うからさぁ〜…ここあだって聴きたくないよ!」
ゆずの歌は、とても評判が良い。と言っても、悪い方の評判だ。そんな時、もみじはふと思い出した。こんな時の為に、耳栓をポケットに四個用意して置いたらしい。ほのあ達は耳栓をする事にした。だが、一つだけ足りなかった。
もみじ「やべぇ…どうしよ、一つ足りねぇ…」
ほのあ「えぇっ!どうするの?」
もみじ「良いや、俺は耳栓無しで…これ使って良いよ!」
ほのあ「ありがとう、もみジジィ!」
もみじ「その言い方辞めて…」
こう言う時には、以外ともみじは優しかった。そして、あれこれやっているうちに、遂にゆずが歌を歌うらしい。ほのあ達はしっかりと体制を整え、気絶しない様にした。歌う歌は、パラライカ。

17:寿々亜◆PA:2016/03/25(金) 16:37 ID:nJE

ほのあさん、え〜?!
水曜日の夜に花粉症なってしまったのですね…

おもしろいなぁ。
パラライカってww

18:ほのあ◆1o:2016/03/25(金) 19:35 ID:G.2

寿々亜さん
そうなんですよー…今も酷くって…
いつも面白いと言ってくれてありがとうございます♪
パラライカは好きな歌何ですよー!YouTubeで探せば出て来ます!
他にも、IMITATIONBLACKや延命治療など…色々聴きますね!(∩´∀`)∩
↑そんな事聞いてない

19:ほのあ◆1o:2016/03/25(金) 22:50 ID:/ZU

ゆず「ゆ〜〜らり〜!ゆ〜〜らり〜!ゆ〜〜れているうううぅぅ!!おおおぉぉとめごおおおぉころおおぉぉ!ピーーンチー!」
ほのあ「うぐっ!聴いた通り心にグサッとくる名曲だ…つまり最悪って事…ぐはっ」
すずか「耐えろ…耐えるんだほのあ…約束しただろ…?男と男の約束だって…くっ…!」
ほのあ「いやそんな約束しねぇよ…」
もみじ「俺は耳栓してないから余計グサッと来るぜぇ…ううぅっ!」
ゆず「なあああぁぁにもかもがあああぁぁ!あたら〜〜しいせえええぇぇかい〜〜にいいぃいき〜〜ちゃったわああぁぁ!」
ゆずの歌声は、地獄の歌声と言える程酷かった。音痴を越える歌声だ。こんな歌をよく披露出来るな。花粉症が余計酷くなる。と口々に悪口を言っているが、気持ち良く歌っているゆずには聴こえていない。
ここあ「もう無理ィ…ここあのSANTIは0だよぉ…」
もも「耐えるのよ…すずかも言っていたでしょ?この歌が終われば良いのだから…!」
もみじ「…!皆、気絶した方が身の為だよ…?」
今日のは一時間スペシャル、と言っていたのを思い出したもみじ。そうゆずが言っていたのを思い出し、もみじは身体中に鳥肌が立つ。それをほのあ達に言うと、ほのあはポケットからナイフを差し出し、自分の胸に向けた。
ほのあ「ハハハハハ…こんな歌を一時間聴くくらいなら死んだ方がマシだよ…じゃあね…」
すずか「待て辞めろ!早まるな!たったの一時間だぞ!楽しい事を考えろ…!」
すずかがそう言うと、ほのあはナイフを仕舞った。何の為にそんな物を持ち歩いているんだ。と一同はそんな事を思っていた。
そんなこんなで、三十分が過ぎた。ほのあが現実逃避で皆の方を見ていると、全員目を瞑り、頬に汗が有った。だが、ここあだけそわそわしていた。それを聴くと、どうやらトイレを我慢しているらしい。
我慢出来ない我慢出来ないと煩いから、ほのあがゆずに言い、ここあをトイレに行かせた。
もみじ「ちぇっ、ここあだけズルいぞ〜」
ほのあ「ハーックション!はあぁ…花粉が余計酷くなる一方だ。そう妬まない妬まない…」
すずか「そうだよ、トイレなら直ぐに戻って来るだろうし…」
もみじ「むうぅ…きっと逃げ出したと思うんだけどなぁ。」
ゆずがまた歌を歌い始めた。ほのあ達はお喋りを辞め、口を結んで楽しい事を考えた。歌はゴーストルール。これも歌手の人が歌っているのは聴きたくなるが、ゆずが歌えば聴く気が一気に失せる。
そんな風に楽しい事を考えていると、一時間が立った様だ。ほのあ達は終わって喜んでいた。ゆずは、歌ってスッキリした様で、会場の処理をし、家に帰って行った。ほのあ達も、耳に付けていた耳栓をもみじに返した。
だが、一つ気付いた事が有る。それは、ここあがトイレから帰って来ないと言う事だ。
ほのあ「ムムム、待てよ…何でここあは帰って来なかったんだ?」
すずか「た、確かに…何でだ?お腹でも壊したか?」
もも「まさか逃げたのかしら!?もしそうだったら今すぐにでもぶん殴りに行ってやるわよ!彼奴だけ良い目を見よう何て…そんなの許せないわっ!」
もみじ「もものキャラ崩壊が…まぁ、その可能性は有るな…これは、多分逃げたね。何となくこんな予感がしてたよ…」
もみじがそう言うと、ほのあとももは一斉に怒り出し、ここあの家に向かった。多分、怒りに行ったのだろう。
もみじ「まだそうとは限らないのに…」
すずか「ここあ、仲間を見捨てて逃げる何て酷すぎィ…」
すずかともみじも、二人を追い掛ける様にここあの家へと走った。
その頃、ほのあ達はここあの家で、ここあの事を攻めていた。
ほのあ「仲間を見捨てて逃げるとは何事だ!言っとくけどね、ここあはいつもぶりっ娘何だよぶりぶり野郎!」
もも「そうよそうよ!トイレに行く何て嘘の演技をして、サイッテーよ!」
すずか&もみじ「うわぁ、もうやってるし…」
ここあ「うわ〜ん煩い煩いっ!分かったよ!わかったよ!謝るから許してよ〜!花粉症に良い食べ物教えるから〜っ!」
喧嘩をしていたほのあ達の元に、すずか達がたどり着いた。だが、今の言葉で許す許さないが出た。
花粉症のほのあは、それなら許すと言ったが、花粉症ではなももは許さない。と言っている。ほのあはまぁまぁと落ち着かせ、とにかく花粉症に良い食べ物を聴いた。

20:ほのあ◆1o:2016/03/25(金) 23:19 ID:/ZU

ここあ「それはね…ヨーグルト!ヨーグルトを食べれば、花粉症何てへっちゃらさぁ〜♪」
ほのあ「フムフム…ヨーグルトが効くのか!よし、じゃあ明日からヨーグルトを食べてみるよ!」
すずか「頑張れよ〜ほのあっ!」
もも「まぁ、応援してあげなくもないわよ!」
もみじ「俺も応援するぜ!(今然り気無くツンデレ化したよな…)」
そして、ほのあは次の日から、朝と夜だけヨーグルトを食べる事にした。と言っても、ヨーグルトだけ食べるのでは飽きてしまう。ほのあは、そうならない様に色々な果物を入れて食べていた。
ほのあ「バナナヨーグルトー!結構イケる!バナナうんめー!」
そんなこんなで、ほのあがヨーグルト生活をしてから一週間が立った。ほのあの花粉症は、徐々に良くなっていった。だが、ほのあの貯金はとんでもない事になっていた。
すずか「い〜や〜だ〜!こんなにヨーグルト要らない!お金だって、自分で何とかしろよ〜!」
ほのあ「頼むよ〜ヨーグルトの買い過ぎで、家の中がヨーグルトだらけ何だ!ヨーグルト買ってくださ〜い!」
ヨーグルト生活をやる為には、結構なヨーグルトが必要だと思い込み、ほのあは百個以上もヨーグルトを買いだめした。そのおかげで、ほのあのお金が無くなってしまった。何とか友達に買って貰おうとしたが、要らないと言われてしまう。
その後のほのあは、地道にヨーグルト屋を始めたらしい…
第二話 春のまったり村!花粉のまったり村!編 終わり
【短い茶番】おまけ
ほのあside
今日は、すずかの家に遊びに行きます!もみじも来るらしい!
いやぁ、楽しい遊びをするって言っていたけれど、どんな遊びだろう?楽しみだZE☆
ガチャン!
ほのあ「おっ邪魔っしまーす!」
私は、すずかの家に突撃した。すると、奥の部屋から話し声が聴こえる。私は耳を立ててみると…
すずか「あぁ…駄目だよ、そんな所やっちゃ…!ああぁっ…」
もみじ「動かないでって言ったのに…そんなすずかにはお仕置きだぞ☆」
ほのあ「!?」
私はビックリして、直ぐ様すずか達が居る部屋に突入した。
ほのあ「すずか!もみじ!何やってるんだよ!」
すずか「あぁ!ほのあ来たんだね!ほのあもする?耳かき!気持ち良いんだぞ☆」
もみじ「そうそう!でもすずかはよく動くんだよね〜。はっはっはっはっはっ!」
ほのあ「勘違いしちゃったじゃないかーーっ!!」
すずか&もみじ「どゆこと?」
【短い茶番】おまけ 終わり
次回予告
ほのあ「あんこ、大食いでは負けないからな!」
あんこ「あんこだって負けなイカ!食べ物に関しては誰にも負けられないのだからナス!」
すずか「ふ、二人共どうしたの!?」
ほのあ「あぁ!あんこが大食いで勝負しろって言うんだ!だから勝負する事になった!」
あんこ「とにかく負けられないの団子!」
すずか「あわわわ〜…どうしよこれ…」
次回 第三話 ほのあvsあんこ!大食い対決だ!編
ほのあ「次回も笑って読んでくださいね♪」

21:寿々亜◆Pk:2016/03/26(土) 23:27 ID:nJE

>>18
ほのあ、そっか…お大事に!花粉症は治るらしいから!
いえいえーでも、マジで面白いんだよ!
ヘェ〜!今度聞いてみよう!

ヨーグルト買いすぎww
考えなきゃねw

あ〜!茶番そういうことか!おもろいのお〜!
あれと勘違いしたのねwwわかるよ、。それw

22:ほのあ◆1o:2016/03/27(日) 00:35 ID:ziI

第三話 ほのあvsあんこ!大食い対決だ!編
ほのあ「うりゃあああぁぁーー!!」
あんこ「掛かって来イカーー!」
ドッカン!ドドドドドッ!
すずか「ふ、二人共どうしたの!?」
いつもは平凡なまったり村の公園。だが、今日は平凡ではない。それは、ほのあとすずかが居るからだ。どうやら何かで喧嘩をしているらしい。それを見つけたすずかは、直ぐに理由を聴いた。
その喧嘩の理由は、食べ物だ。ほのあとあんこは相当な大食いで、それでも太らないと言う、何ともズルい体質。そして、二人はどちらが多く食べれるかで喧嘩をしていたらしい。
すずか「ぶっ…あーっはっはっはっはっはーっ!何それ!食べ物ごときで大げさやなぁ〜(笑)」
身体をジタバタさせて笑っている。それに怒った二人は、すずかに向かってこう言った。
ほのあ&あんこ「あぁ?何だってぇ?(何だっ天丼?)」
すずか「ヒイイイイィィッ!!」
二人が怒れば、すずかはボコボコにされる。それに免じて、頭を下げて謝った。ほのあとあんこはそれを完全無視し、また喧嘩を始めた。すずかも落ち着かせようとしたが、二人には叶わず、止めようとしても無駄だった。
ほのあ「よし…そんな風に言うのなら、明後日一緒に大食い対決だ!」
あんこ「望む所だヨーグルト!あんこはあんこで頑張るカレー!」
すずか「何だか大変な事になりそうです…」
ゴクリと唾を飲み込み、どうなるのかが気になっていた。その後、その事をもも達に言った。ほのあとあんこは、顔も合わせなくなった。だが、それがもっと酷くなって行った。
二人が喧嘩してから、次の日になった。ほのあはすずかの家で、お泊まり会をする事になった。そこでの食事は、ほのあの大好きなオムライスだった。
すずか「ほらほら!私が作ったんだよこのオムライス!いっぱい食べてね〜♪」
ほのあ「ごめん、今日は要らないや…ジュルリ」
すずか「えぇっ!せっかく作ったのに…オムライス、好きだよね?(ハッ!もしや…あんことの大食い対決まで食べないとか!?)」
すずかが思った予想は、ほのあが考えていた事に怖い程当たっていた。勝負の日までずっと食べず、勝負の時に一気に食べると言う作戦だ。
その頃、あんこも人の家に泊まっていた。ももとゆずの家だ。あんこは、ほのあとは違い、食べ物をバクバクと食べている。
もも「あんこ、随分食べるわね…お腹は大丈夫なの?」
ゆず「もう三皿も食べてますよぉ。今日のカレーがそんなに美味しいんですかぁ?」
あんこ「あんこは勝負何て関係無イカ…!どうせほのあ何て一皿でお腹いっぱいに違いないカレー…!完全にあんこが勝利するに違いないシークワーサー…!あんこは気にせず食べるの団子…!ゲホッゴホゴホ!気管に詰まっタコ…ゴホッゲホ!」
もも「な、なるほどね…どちらを応援するか捨て難いわね…」
ゆず「全くぅ、お腹壊したって知りませんからぁ。」
あんこは食べる事に関して、ほのあなど余裕のよっちゃんらしい。ほのあは今も、お腹が空っぽのままだ。

23:ほのあ◆1o:2016/03/27(日) 00:39 ID:ziI

寿々亜
いつも感想書いてくれてありがとう!
そうなんだ〜!今度聴いてみてね(^^)ノ
確かに第二話の私はどうかしてるwこれが本当だったら大変だよ!
うん!茶番を入れてみたら良いかな〜って思って!
あんな会話してたらアッチ系と勘違いするよw(耳かきで良かった〜)

24:ほのあ◆1o:2016/03/27(日) 13:16 ID:ziI

ほのあ「あーイラつく!むしょーにイラつく!あぁーイラつく!うわああぁぁ!」
すずか「煩いなぁ…何だってーのさ?こんな真夜中の二時まで起きてて…」
あれからほのあは、お腹は空いているが一度も食事をしていない。もう真夜中の二時過ぎだ。そのせいで、ほのあはイライラしている様子だ。イライラを消そうと、今夜は寝ずにゲームをやっているが、寝ていたすずかはゲームの音と光。そしてほのあの声で、煩くて寝られないらしい。
ほのあ「くうぅっ…!ご飯…!食べ物…!誰か恵んでくれえぇ…!おおぉそこの若いの、何でもええから食べ物をおぉ…」
すずか「はぁ〜だったらさっきオムライス食べれば良かったのに〜…」
ほのあ「いーや駄目だ!明日までは絶対食べないんだから!うわあぁっ、ゲームオーバーだー!」
すずか「今日は明日ですから…(もう二時だよ…)」
すずかに言われても、オムライスを食べないほのあ。そしてイライラして貰っても困る。すずかは、この後もずっと寝られていなかった。
翌日、いよいよほのあとあんこが大食い対決をする日になった。ほのあのお腹は何も入っていない。あんこのお腹は、まだ昨日の食べた物が少しだけ入っている状態だ。ほのあ達は、寝ていないせいか目に隈が出来ていた。そして、驚く事にあんこも寝ていない様だった。
ほのあ&すずか「えぇっ!あんこも寝てないって!?」
あんこ「そう団子!何か文句有林檎なのカレーライス?昨日はももとゆずの家に泊まったけれど…」
それは今日の真夜中の事。あんこはほのあ達と同じく、一回も睡眠していないらしい。あんこはその事を話し始めた。
ゆず「やぁっ!はぁっ!影分身の術ー!」
もも「ちょっと煩いわよゆず!こんな時に影分身の術何てやるんじゃないわよもう!」
あんこ「煩いヨーグルト…あんこは煩いの苦手だから静かにしてクレープ…」
ももの家は、真夜中に毎日ゆずが影分身の術を練習しているらしい。ももとあんこは、それで煩くて眠れなかったと言う事だ。
ほのあ「な、なるほど…それは大変だったなぁ。」
すずか「此方も酷かったですよ…」
あんこ「それはそうと!今からは大食い対決なのり巻き!早く大食い対決、始めるの団子!」
ほのあ「おう!望む所だぜ!すずか、料理はすずかが作って!」
すずか「えっ、ええぇっ!勝手に決めないでよ…」
ほのあ「作るの得意でしょ!さぁさぁ!」
すずか「ううぅ…しょうがないなぁ!」
ほのあ達は、誰も寝れてないのが分かった所で、大食い対決をする事になった。料理を作るのは、料理が得意なすずかに無理矢理頼む事にした。すずかは直ぐに戻って、料理の方を作る事にした。


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