はじめまして玲夢です
りむって読みます
今日からオリジナル
小説を書いていこうと思います
更新ペースは1週間に2回以上
でやっていきます
これからよろしくお願いします
『絡み合う複雑な人間関係』
episode.9 写真(後編)
那緒と陽斗だった
那緒は陽斗から目をそらしている
陽斗は額に手を当てている
長い付き合いだから二人の
癖はよくわかる
那緒が目をそらすのは気まずいとき
陽斗から額に手を当てるのは
恥ずかしいとき
この状況は告白だよね…?
分かってた陽斗が那緒の事が
好きなこと
分かってたけどやっぱり
でもやっぱり
嫌だな
って思う
でもこれは
那緒が悪い訳じゃない
陽斗が悪い訳じゃない
彩夏が悪いだけだから
知らない振りをして
二人と喋ろう
これが一番いい選択だよね?
そうだよね?那緒、陽斗
これからもずっと友達でいようね
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『絡み合う複雑な人間関係』
episode.10 昔のこと 司side
「はぁ〜暇〜」
「彩夏と琴梨は?」
昼休みの図書室
皆は外で遊んでて図書委員
以外は那緒しかいない
「さやはどっかいった
琴梨は吹奏楽部のミーティング」
「へぇ〜
それで無視されてるってどうなったの?」
「多分されてる」
那緒が言ったのと同時に
扉が開いた
「失礼します」
その人物は
「陽斗!?」
佐々木だった
那緒が真っ先に声をあげる
「ねぇ那緒
本当に覚えてないの?
昔のこと」
「…」
「まぁいいか
じゃあね那緒」
「ねぇ那緒
教えてくれる?」
那緒はコクりと頷いて
喋りだした
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